1: 2016/10/28(金) 23:49:52.61 ID:y/PN3Rvs.net
鞠莉「……」

果南「鞠莉…暑苦しい……」

鞠莉「んー……」ギュッ

果南「悔しいなら悔しいって言えば良かったのに……」

鞠莉「……」

果南「…まあ気持ちはわかるけどさ」

果南「私も第1回の時、悔しかったし」

3: 2016/10/28(金) 23:52:49.60 ID:y/PN3Rvs.net
鞠莉「……だって、それってさ」

果南「ん?」

鞠莉「果南のファンが増えたってことでしょ?」

果南「んー……まあ、そうなるね」

鞠莉「だったら…」

果南「ん?」

鞠莉「…いろんな人が果南に、果南を……」

果南「……なに? ヤキモチ妬いてる?」

鞠莉「なっ……!」

4: 2016/10/28(金) 23:54:52.86 ID:y/PN3Rvs.net
果南「嫉妬ファイヤー?嫉妬ファイヤーなの?」

鞠莉「2回も言わなくていいからっ…」

鞠莉「……はあ」

鞠莉「…ええそうですよー、嫉妬。なんか、果南が…遠いところに行っちゃいそうで……」

果南「ふふ、なにそれ? ……行かないよ」

鞠莉「…うん」

鞠莉「…それと」

果南「ん?」

5: 2016/10/28(金) 23:59:24.08 ID:y/PN3Rvs.net
鞠莉「……ま、純粋に、ちょっと悔しかった」

鞠莉「……私魅力ないかな」

果南「あのねえ」

果南「今の私が、何言っても、嫌味とかに聞こえちゃうかもしれないけどね…」

果南「例え、順位が低くても……それでも、票を入れてくれたファンは、1番だと思っていれてくれてるんだよ」

果南「鞠莉が1番可愛い、って思って入れてくれた人が、たくさんいるんだよ、それでいいんじゃないかな?」

9: 2016/10/29(土) 00:04:05.33 ID:++Yq8zVj.net
鞠莉「……それは、そうだけど」

果南「…まあ、確かに、ナンバーワンよりオンリーワンとは、なかなか言い切れ……」

鞠莉「そうじゃなくって!」

鞠莉「…果南は……どうなの?」

果南「え?」

鞠莉「…ほら、9人で、1人1枚ずつ、入れたじゃない…」

果南「ああ、あったね」

鞠莉「果南は、誰に…」

果南「鞠莉に入れたけど」

11: 2016/10/29(土) 00:08:14.21 ID:++Yq8zVj.net
鞠莉「……!」

果南「って、いまみたいな話した後にこんな事言うと、なんか恥ずかし……はは」

鞠莉「……そっか」

果南「え?」

鞠莉「ううん……ふふ」

鞠莉(そっか、こういうことなのね、果南……)

鞠莉(確かに、これだけで……嬉しいな)

鞠莉「んー…」ギュッ

果南「いつまで抱きついてんのさ…そろそろ暗いよ」

鞠莉「帰りたくなーい…」

果南「だーめ」

13: 2016/10/29(土) 00:13:14.03 ID:++Yq8zVj.net
鞠莉「…果南は何位でも、私の中じゃ、1番だよ…」

果南「それならこっちだって、そうだよ」

鞠莉「ふふっ…」

果南「へへっ」

鞠莉「泊まっていい?」

果南「あーもう、しょうがないなぁ」

鞠莉「やった♪ じゃあ今夜は寝かさないからね!」

果南「明日も学校なんだからね」

鞠莉「わかってるわかってる!」


そして翌日、おしゃべりしすぎて、遅刻する二人の姿が…。


おわり

14: 2016/10/29(土) 00:15:43.58 ID:okCUhlf7.net
おしゃべり?乙

15: 2016/10/29(土) 00:17:29.40 ID:E1ptwwzS.net
|c||^.-^|| ピロートークですわー乙

引用: 鞠莉「果南! 1位おめでとう! 私? 私はいいんだって〜!」