にこ｢うー……｣

希｢ぅん？どしたん？｣ﾆｺ

にこ｢ちゅうちゅうしたい…///｣

希｢あ、おっOい飲みたいんやね♪｣ｺﾞｿｺﾞｿ

にこ｢……｣ｼﾞｰ



絵里(部室でにこが希の膝に乗って向かい合ってるわ…)

希｢はい、お口あーんして？｣

にこ｢あーむっ｣ﾊﾟｸｯ

希｢んっ…ぁ///｣

にこ｢んむ…あぅ…｣ﾁｭｳﾁｭｳ

希｢やっ、吸いすぎやって…もう//｣

にこ｢んっんっ｣ｺﾞｸｯ



絵里(これ…もしかして。にこって本当は赤ちゃんだったの？)

絵里(驚いたわ、外見も子どもっぽいって思ってたけどまさか本当に…)

絵里(ここで覗き見するのも悪いし、部室に入りま…あれ)

絵里(鍵がかかってるわね。仕方ないわ、スペアキーで)ｶﾞﾁｬ



にこのぞ『！？！？！？』


絵里｢え？｣

にこ｢ーーっとぉ！！｣ﾊﾞｯ

絵里(いきなりにこが希から離れてしまったわ)

希｢…///｣ｺｿｺｿ

にこ｢ななななんで入ってきてんのよ！！//｣


絵里｢ご、ごめんなさい…｣


にこ｢…で、見たの？｣

絵里｢なにを？私は何も見てないわよ｣

にこ｢見てんでしょ！絶対！｣

絵里｢あぁ、授乳を邪魔したからにこは怒ってるのね…｣

にこ｢あぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！！//////｣

希｢え、えりちやめたって…うちもその、恥ずかしいし…///｣

絵里｢何が恥ずかしいのよ。授乳はれっきとした育児よ！｣

にこ｢うっさい！！もう喋んな！///｣

絵里｢ほらにこ、お腹空いてるなら続けて飲ませて貰いなさい。本当は赤ちゃんなんでしょ？｣

にこ｢……は｣

希(あーこれ…なんか変な方向に勘違いしとる？)

絵里｢亜里沙から聞いたことあるのよ。見た目は大人、中身は子どもの人もいるって｣

希(やっぱそやわ)

希｢にこっち～♪ちょーっとおいで？｣ｶﾞｼｯ

にこ｢な、なによ…！｣ﾋｿ

希｢赤ちゃんになりきって。えりちの前では｣

にこ｢…はぁ！？｣

希｢しーっ！！静かにっ…こうでもせんと、にこっちは高校3年生で赤ちゃんプレイを｣

にこ｢わ、わかった…わかったからぁっ///｣



絵里｢にこ？｣

にこ｢……あぅ～｣ﾆｺﾆｺ

絵里｢はらしょー！｣ﾊﾟｧｧ

絵里｢ね、ねぇ希！抱っこしてもいいかしら…？//｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

希｢あ、うん…ええよ！｣b

にこ｢っ！！｣ｷｯ

絵里｢はーい、にこ。おいで～♪｣

にこ｢ば、ばぶばぶ…｣ﾄｺﾄｺ

絵里｢ん～♡とっても可愛いわ///｣ｷﾞｭｩｩ

にこ｢｣

絵里｢あ、もうこんな時間ね！｣ﾊﾟｯ

にこ｢あぐぅっ！！｣ﾄﾞｻｯ

絵里｢私先生に頼み事されてたのよ…忘れてたわ｣

希｢そ、そうなんや～｣ﾆﾖﾆﾖ

絵里｢じゃあね、にこ。希の言う事をちゃんと聞くのよ？｣

にこ｢むぅぅぅ…ｯﾁ｣

絵里｢赤ちゃんだものね？｣

にこ｢ばぶー♡♡♡｣

希(にこっち耐えるんや…)

海未｢に、にゃー…///｣ｽﾘｽﾘ

ことり｢ふわぁぁぁ///海未ちゃん可愛いよぉ♡♡｣

穂乃果｢わんわん！穂乃果も構ってわん！♡｣

ことり｢穂乃果ちゃんも可愛いよぉ…///えへへ…♡｣



絵里(ん？生徒会室にいる3人って……)

ことり｢穂乃果ちゃんおて！♡｣

穂乃果｢わんっ！｣ｽｯ

ことり｢よくできました♪ご褒美だよ？ちゅーっ｣ﾁｭ

穂乃果｢えへへ…//｣

ことり｢海未ちゃんはー…うーん。猫ちゃんだからねぇ?//｣

海未｢みぃ…｣

ことり｢喉を撫でてあげます♡｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

海未｢にゃ…みゃぁ///｣ｽﾘｽﾘ



絵里(知らなかったわ…穂乃果と海未って、本当はことりのペットだったのね)

絵里(朝起きたら動物になってた、っていう本を読んだことあるもの！きっとそうよ！)

絵里(私も仲に加わ…あれ？)ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

絵里(また鍵がかかってるわね…スペアキーで)ｶﾁｬｯ



絵里｢ねぇことり！私にも撫でさせてくれない？｣

ことほのうみ『！？！？！？』

ことり｢え、絵里ちゃ…あの…///｣

海未｢｣

穂乃果｢まずい…///海未ちゃんがフリーズしてるよ｣ﾎﾞｿ


絵里｢見たところ、穂乃果は犬で海未が猫ね？違う種類なのに仲良いのね！凄いわ｣

ことり(ん…？？あれ？絵里ちゃん、本気で信じてる？)

穂乃果｢あ、あのね…///穂乃果たち時々3人で、むぐぅ！！｣

ことり｢しーっ…！！｣ｶﾞｼｯ

ことり｢穂乃果ちゃん、海未ちゃんっ…バレたくないからそのまま続けて！｣ﾋｿﾋｿ

穂乃果｢え、えぇ…！？｣

海未｢っ！？///｣ｶｧｧ

絵里｢あ、ちょうど鞄に骨があったわ。え～い！｣ﾎﾟｲｯ

穂乃果｢…わん！わんわんんっ！！｣ﾀﾞｯ

絵里｢あ、毛糸玉も入ってたわ！それっ｣ｺﾛﾝ

海未｢に………にゃぁ…みゃぁっ///｣ｹﾞｼｹﾞｼ

絵里｢ハラショー！！｣

ことり(あぁ…今だけ耐えて……)

絵里｢可愛いわね、まさか穂乃果と海未がペットなんて思わなかったわ！だってここ学校だものね！｣

ことり｢そ、そうだよ～♡しかもここは生徒会室だよ？｣ﾆｺﾆｺ

絵里｢ねぇ、また次あった時にも遊ばせて貰えるかしら？｣

ことり｢へ？あっ…うんっ♪｣

絵里｢じゃあね！私、少し急いでて｣ｶﾞﾁｬ


海未｢…終わりました……全てが｣

穂乃果｢でも、動物プレイなんてバレたら恥ずかしいよ…///｣

ことり｢あぁ…ことりの幸せな時間が…｣

～放課後～


にこ｢はー…ほんと災難だったわね｣

希｢ほんまに。今から部活とか力ないわ…｣

にこ｢とにかく、この状態であいつが入ってきたら素早く退出しましょ。もう赤ちゃんの真似なんてごめんだわ｣

希｢えりち本気にしとったしなぁ…｣


ｶﾞﾁｬ


穂乃果｢あ、にこちゃん達かぁ…｣ﾎｯ

ことうみ｢良かった…｣

のぞにこ｢？？｣

にこ｢じゃ、5人来たわけだしとっとと着替えて準備しま…｣

ｶﾞﾁｬ


絵里｢あら、結構揃ってるわね！｣


『………』


絵里｢今から部活よね？｣

穂乃果｢そうだよ！｣

にこ｢だから絵里も早く着替え…｣

絵里｢…？？あれ、2人ともどうしたの？普通に話せたのね？｣

ことり｢え、絵里ちゃん…？｣

絵里｢あ、ねぇことり。さっき店で2人にぴったりな首輪買ってきたのよ。可愛いと思わない？｣

ことり｢………｣

のぞにこ｢首輪？？｣

絵里｢あ、希。親戚からこのおしゃぶり貰ったの。にこにどうかしら？｣

ことほのうみ｢おしゃぶり…？？｣



絵里｢…ん？？わからない？もう少し詳しく言った方がいいかしら｣


にこ｢ば……｣

穂乃果｢ば？｣

にこ｢ばぶ……ばぶばぶっ！///｣

希(に、にこっちーーー)

絵里｢あらあら可愛いわね♪おしゃぶり欲しいの？いいわよ♡｣

にこ｢あぅ、むぐむぐっ…｣ﾁｭｯ

海未｢にこ…？｣

にこ｢っ！！！｣ｷﾞﾛｯ

海未｢ひぃっ！｣ﾋﾞｸ


絵里｢あ、この色の首輪じゃ嫌だった…？生徒会室では｣

ことり｢ま、待って！！待って絵里ちゃん！！｣

穂乃果｢わん！！わんわんわん！！｣

ことり｢う、み、ち、ゃ、ん…？？｣

海未｢そんな…っ///｣

絵里｢海未はこの青色の首輪がいいわよね？私がつけてあげるわよ？｣

海未｢み……みゅぅ…｣

絵里｢そう、これがいいのね！嬉しいわ！｣ｶﾁｯ

海未｢｣


絵里｢あ、そうそう。希？赤ちゃんは動物と触れ合わせるといいらしいわよ｣

希｢へ、へー……にこっち？あそこにいるワンちゃんと遊ぼか？｣

にこ｢………｣

穂乃果｢お願い…フらないで……｣


絵里｢ん？？？｣

穂乃果｢…わん、わんわん！にこちゃ！わん！｣

にこ｢あうー！！わんちゃ！ばぶばぶ！｣

絵里｢ハラショー！！素晴らしい光景ね♡｣


希(あかん、とりあえず何か理由つけて逃げな…ってことりちゃんらは何やってんのやろ…)

ことり(絵里ちゃんにバラされるよりこうしておふざけで乗った方がいいって思ったのに…なんでにこちゃんもあぁなってるの…？)


海未｢にゃ、にゃーっ！｣

穂乃果｢ばう！ばうわう！｣

ことり｢よーしよし♡えへへ、可愛いなぁっ！可愛いな！｣

にこ｢あぅぅ、にっこにっこにー♪｣ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ

希｢にこっちそんなにおしゃぶり美味しいんやね～？？あははは…｣



ｶﾞﾁｬ

真姫｢もう何よ、騒がし…｣

凛｢いったー！真姫ちゃんなんで止ま…｣

花陽｢…え？2人とも……あっ｣

にこ｢ち、違うの！！！違う！！｣

穂乃果｢真姫ちゃん！！ゴミを見るような目してるよ！？｣

真姫｢なに…これ……ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ｣


ことり｢花陽ちゃん…これには言えないけど深いわけが…｣

希｢そ、そうなんよ。言えへんけど！｣

花陽｢あ、あはは…大丈夫ですよ…軽蔑とか、してないです、から｣

希｢先輩禁止！！｣


凛｢上級生が揃いも揃って部室で赤ちゃん動物プレイかにゃ…この部活終わりにゃ…｣

海未｢誤解なんです！！凛！｣


絵里｢……あ、私用事あるの忘れてたわ｣

ｶﾞﾁｬ


絵里｢ふー……あれを学校でしてるのは流石に驚いたわね。少し調子に乗りすぎた感を否めないけど｣

絵里｢…けど、可愛いメンバーが見れたから良しとしましょうか♡｣

絵里｢せめてもの謝罪として今までの事は忘れるわね♪｣

終

おつ
かしこい