1: 2016/11/04(金) 16:32:17.85 ID:Yte6DbPN.net
ー1年教室ー
生徒1「ルビィちゃんばいばーい」
生徒2「Aqoursの練習、頑張ってね‼」
ルビィ「うん。また明日ね」
花丸「ルビィちゃーん。善子ちゃーん。
部室にいくずら~」
善子「わかったわ」
ルビィ「は~い」
生徒1「ルビィちゃんばいばーい」
生徒2「Aqoursの練習、頑張ってね‼」
ルビィ「うん。また明日ね」
花丸「ルビィちゃーん。善子ちゃーん。
部室にいくずら~」
善子「わかったわ」
ルビィ「は~い」
2: 2016/11/04(金) 16:33:25.58 ID:Yte6DbPN.net
トコトコ…
花丸「今日は1日中雨ずら~」
善子「ホント、気分も滅入るわね」
ルビィ「でもこんな時こそ頑張らないとね‼」
花丸「ルビィちゃんはいつも元気ずら」
ルビィ「がんばルビィ‼」
善子「がんば善子! なんちゃって…」
ルビィ「善子ちゃんかわいいずら~
なんちゃって……」
花丸「ルビィちゃんかわいいずら~」
善子「私を無視するな~!」
花丸「今日は1日中雨ずら~」
善子「ホント、気分も滅入るわね」
ルビィ「でもこんな時こそ頑張らないとね‼」
花丸「ルビィちゃんはいつも元気ずら」
ルビィ「がんばルビィ‼」
善子「がんば善子! なんちゃって…」
ルビィ「善子ちゃんかわいいずら~
なんちゃって……」
花丸「ルビィちゃんかわいいずら~」
善子「私を無視するな~!」
3: 2016/11/04(金) 16:36:33.59 ID:Yte6DbPN.net
ー部室ー
ガラガラ
千歌「おっ!らっしゃーい」
梨子「千歌ちゃん… お店屋さんじゃないんだから」
花丸「千歌さん、梨子さん、曜さん、おはようございます。ずら」
曜「おはヨーソロー‼」
善子「また変なあいさつしてる…」
ルビィ「お姉ちゃん達はまだ来てないんですか?」
千歌「うん。 まだ来てないよ」
梨子「鞠莉さんとダイヤさんは理事長室でたまった仕事を片付けてるみたい」
ルビィ「お姉ちゃん、ここの所練習漬けだったから…」
花丸「お仕事がたくさんあって大変ずら」
ルビィ「果南さんは?」
ガラガラ
千歌「おっ!らっしゃーい」
梨子「千歌ちゃん… お店屋さんじゃないんだから」
花丸「千歌さん、梨子さん、曜さん、おはようございます。ずら」
曜「おはヨーソロー‼」
善子「また変なあいさつしてる…」
ルビィ「お姉ちゃん達はまだ来てないんですか?」
千歌「うん。 まだ来てないよ」
梨子「鞠莉さんとダイヤさんは理事長室でたまった仕事を片付けてるみたい」
ルビィ「お姉ちゃん、ここの所練習漬けだったから…」
花丸「お仕事がたくさんあって大変ずら」
ルビィ「果南さんは?」
4: 2016/11/04(金) 16:39:25.57 ID:Yte6DbPN.net
千歌「果南ちゃんはお家の用事があるからって、今日は帰っちゃった」
善子「みんな忙しいのね」
曜「それでね、今日は雨も降ってて屋上も使えないからお休みにしようかな~?
って話してたんだ」
梨子「最近ハードな練習で、かなり無理してたからね」
千歌「だから今日くらいはゆっくり休んでもいいんじゃないかな?」
ルビィ「でも… いいのかな…」
曜「みんな一生懸命頑張ってくれたんだから」
千歌「だから今日くらいは休みなさい! これはリーダー命令だよ‼」
梨子「ダイヤさん達にも許可は取っておくから、心配しないで」
善子「みんな忙しいのね」
曜「それでね、今日は雨も降ってて屋上も使えないからお休みにしようかな~?
って話してたんだ」
梨子「最近ハードな練習で、かなり無理してたからね」
千歌「だから今日くらいはゆっくり休んでもいいんじゃないかな?」
ルビィ「でも… いいのかな…」
曜「みんな一生懸命頑張ってくれたんだから」
千歌「だから今日くらいは休みなさい! これはリーダー命令だよ‼」
梨子「ダイヤさん達にも許可は取っておくから、心配しないで」
5: 2016/11/04(金) 16:43:01.43 ID:Yte6DbPN.net
花丸「じゃあ、お言葉に甘えて…」
善子「堕天使の羽を伸ばさせてもらうわ‼」
曜「うん、気をつけて帰るんだよ!」
千歌「また明日ね!」
梨子「明日は晴れるといいね」
ルビ善丸「それじゃあ、失礼しま~す」
ガラガラ
………
善子「堕天使の羽を伸ばさせてもらうわ‼」
曜「うん、気をつけて帰るんだよ!」
千歌「また明日ね!」
梨子「明日は晴れるといいね」
ルビ善丸「それじゃあ、失礼しま~す」
ガラガラ
………
6: 2016/11/04(金) 16:47:07.58 ID:Yte6DbPN.net
梨子「私達もそろそろ帰ろっか?」
曜「そうだね」
千歌「あのさ、今日は私の家に寄ってかない?
美味しいケーキがあるんだー」
曜「いいの?」
千歌「遠慮なんていらないよ。
志満ねぇに食べられる前にレッツゴーだよ‼」
曜「そうと決まれば、全速前進!ヨーソロー!」
梨子「ふふっ… 2人とも相変わらずね」
曜「そうだね」
千歌「あのさ、今日は私の家に寄ってかない?
美味しいケーキがあるんだー」
曜「いいの?」
千歌「遠慮なんていらないよ。
志満ねぇに食べられる前にレッツゴーだよ‼」
曜「そうと決まれば、全速前進!ヨーソロー!」
梨子「ふふっ… 2人とも相変わらずね」
7: 2016/11/04(金) 16:52:15.88 ID:Yte6DbPN.net
ー廊下ー
善子「今日は休みになったし、家帰って何しよっかな~?」
ルビィ「あ、あの…」
花丸「ん?ルビィちゃんどうしたの?」
ルビィ「よかったら松月に寄ってかない?」
花丸「ルビィちゃんからのお誘いなんて珍しいずら」
ルビィ「最近ずっと練習ばかりだったし、たまには3人でゆっくりお話したいなって…」
善子「そうね、時間はたっぷりあるんだし楽しまなきゃ損ね」
ルビィ「今日はたくさんお話しようね」
善子「それじゃあ、レッツゴー‼」
ルビ丸「おーっ!」
善子「今日は休みになったし、家帰って何しよっかな~?」
ルビィ「あ、あの…」
花丸「ん?ルビィちゃんどうしたの?」
ルビィ「よかったら松月に寄ってかない?」
花丸「ルビィちゃんからのお誘いなんて珍しいずら」
ルビィ「最近ずっと練習ばかりだったし、たまには3人でゆっくりお話したいなって…」
善子「そうね、時間はたっぷりあるんだし楽しまなきゃ損ね」
ルビィ「今日はたくさんお話しようね」
善子「それじゃあ、レッツゴー‼」
ルビ丸「おーっ!」
8: 2016/11/04(金) 16:56:50.72 ID:Yte6DbPN.net
ー松月前ー
花丸「……」
ルビィ「ううっ…」
『本日は都合によりお休みさせていただきます』
善子「ヨハネの不幸がこんな所で出るなんて…」
花丸「ルビィちゃん。どうするの?」
善子「今日は大人しく家に帰ろっか…」
ルビィ「あの… 2人がよかったらだけど、沼津まで出てみない?」
花丸「沼津まで?」
花丸「……」
ルビィ「ううっ…」
『本日は都合によりお休みさせていただきます』
善子「ヨハネの不幸がこんな所で出るなんて…」
花丸「ルビィちゃん。どうするの?」
善子「今日は大人しく家に帰ろっか…」
ルビィ「あの… 2人がよかったらだけど、沼津まで出てみない?」
花丸「沼津まで?」
9: 2016/11/04(金) 17:02:14.61 ID:Yte6DbPN.net
善子「私は家が沼津だからかまわないけど、ずら丸は?」
花丸「別にかまわないずら。ちょっとだけ本屋に寄ってもいいかな?」
ルビィ「もちろん!かまわないよ」
善子「また山のように買うつもり?」
花丸「今日は1冊だけにするずら。 みんなと一緒にいる時間を大切にしたいずら」
善子「な、何こっ恥ずかしいこといってんのよ」
花丸「高校生活の3年間なんてあっという間ずら。
だから今、1分1秒を大切にするずら」
ルビィ「花丸ちゃん……」
善子「……今日だけは、素直にあんたの言うことに賛同してあげるわ…」
ルビィ「ふふっ…」
花丸「善子ちゃんはツンデレずら~」
善子「うるさい‼」
ルビィ「あはは。
それじゃあルビィ、お姉ちゃんに連絡してくるね」
花丸「別にかまわないずら。ちょっとだけ本屋に寄ってもいいかな?」
ルビィ「もちろん!かまわないよ」
善子「また山のように買うつもり?」
花丸「今日は1冊だけにするずら。 みんなと一緒にいる時間を大切にしたいずら」
善子「な、何こっ恥ずかしいこといってんのよ」
花丸「高校生活の3年間なんてあっという間ずら。
だから今、1分1秒を大切にするずら」
ルビィ「花丸ちゃん……」
善子「……今日だけは、素直にあんたの言うことに賛同してあげるわ…」
ルビィ「ふふっ…」
花丸「善子ちゃんはツンデレずら~」
善子「うるさい‼」
ルビィ「あはは。
それじゃあルビィ、お姉ちゃんに連絡してくるね」
10: 2016/11/04(金) 17:06:22.65 ID:Yte6DbPN.net
ー理事長室ー
ダイヤ『はい、わかりましたわ。
あまり遅くならないようにするんですのよ』
ピッ
ダイヤ「ふぅ…」
鞠莉「ルビィから?」
ダイヤ「ええ、善子さんと花丸さんと一緒に沼津まで出るそうですわ」
鞠莉「たまには息抜きも必要だからね」
ダイヤ「わかっていますわ」
鞠莉「私達も今日はここまでにしとかない?」
ダイヤ「そういう訳にはいきませんわ。
こんなに未処理の書類も残ってますのよ⁈」
鞠莉「今日出来ることは明日でも出来る!
」
ダイヤ「そんなの当たり前ですわ」
鞠莉「ダイヤ… たまには、私たちもゆっくりさせてもらってもいいんじゃない?」
ダイヤ『はい、わかりましたわ。
あまり遅くならないようにするんですのよ』
ピッ
ダイヤ「ふぅ…」
鞠莉「ルビィから?」
ダイヤ「ええ、善子さんと花丸さんと一緒に沼津まで出るそうですわ」
鞠莉「たまには息抜きも必要だからね」
ダイヤ「わかっていますわ」
鞠莉「私達も今日はここまでにしとかない?」
ダイヤ「そういう訳にはいきませんわ。
こんなに未処理の書類も残ってますのよ⁈」
鞠莉「今日出来ることは明日でも出来る!
」
ダイヤ「そんなの当たり前ですわ」
鞠莉「ダイヤ… たまには、私たちもゆっくりさせてもらってもいいんじゃない?」
11: 2016/11/04(金) 17:10:34.90 ID:Yte6DbPN.net
ダイヤ「あなたは理事長、わたくしは生徒会長ですのよ?学校のコトを1番に考えるべきですわ」
鞠莉「相変わらずかたいのね~」
ダイヤ「全てはこの浦の星女学院のためですわ」
鞠莉「私がいない間、この学校を守ってくれたことは本当に感謝してる。
いつも、一生懸命に私達のことを考えてくれる…
そんなダイヤが大好きだよ」
ダイヤ「なっ⁈ からかっているんですの⁈」
鞠莉「私の本心よ… ダイヤも果南も…
私の大好きな人……」
ダイヤ「鞠莉さん……」
鞠莉「私はここに帰ってきて、みんなでAqoursとして再スタート出来て、
本当によかったと思ってるの」
鞠莉「でも失った2年間はもう取り戻せない…
だからこそ、今を大事にしたいの」
鞠莉「だ・か・ら、
こんなつまらない書類仕事は放り出して、遊びに行きましょー!」
ダイヤ「ま、鞠莉さん⁈」
鞠莉「高校生活も残り少ないんだし、思い出作りも大事デース!」
ダイヤ「ふ、服を引っ張らないでください‼」
鞠莉「さぁ!果南の所へ押し掛けるわよー‼」
ダイヤ「怒られますわよ! ちょっと! 鞠莉さん!」
鞠莉(ダイヤ、果南…
私をいつも支えてくれてありがとう。
これまでも、これからも大好きだよ)
鞠莉「相変わらずかたいのね~」
ダイヤ「全てはこの浦の星女学院のためですわ」
鞠莉「私がいない間、この学校を守ってくれたことは本当に感謝してる。
いつも、一生懸命に私達のことを考えてくれる…
そんなダイヤが大好きだよ」
ダイヤ「なっ⁈ からかっているんですの⁈」
鞠莉「私の本心よ… ダイヤも果南も…
私の大好きな人……」
ダイヤ「鞠莉さん……」
鞠莉「私はここに帰ってきて、みんなでAqoursとして再スタート出来て、
本当によかったと思ってるの」
鞠莉「でも失った2年間はもう取り戻せない…
だからこそ、今を大事にしたいの」
鞠莉「だ・か・ら、
こんなつまらない書類仕事は放り出して、遊びに行きましょー!」
ダイヤ「ま、鞠莉さん⁈」
鞠莉「高校生活も残り少ないんだし、思い出作りも大事デース!」
ダイヤ「ふ、服を引っ張らないでください‼」
鞠莉「さぁ!果南の所へ押し掛けるわよー‼」
ダイヤ「怒られますわよ! ちょっと! 鞠莉さん!」
鞠莉(ダイヤ、果南…
私をいつも支えてくれてありがとう。
これまでも、これからも大好きだよ)
12: 2016/11/04(金) 17:15:00.36 ID:Yte6DbPN.net
ーその頃1年組ー
花丸「しかし、よく降るずら」
ルビィ「そうだね」
花丸「善子ちゃんの闇の力でなんとかするずら」
善子「ならば! 私が雨を止ませてみせるわ‼
雨よ!止みなさい‼」
花丸「……」
ルビィ「……」
……
…………
………………
花丸「さすがにそんなことでは、止まないずら」
ルビィ「むしろ強くなってきたような……」
善子「ちょっとした堕天使ジョークじゃない。 ノリが悪いのね」
花丸「そんなことで雨を止ませる人がいるなら、会ってみたいずら」
ルビィ「そんな人は、さすがにいないよ~」
善子「さぁ、着いたわよ」
花丸「しかし、よく降るずら」
ルビィ「そうだね」
花丸「善子ちゃんの闇の力でなんとかするずら」
善子「ならば! 私が雨を止ませてみせるわ‼
雨よ!止みなさい‼」
花丸「……」
ルビィ「……」
……
…………
………………
花丸「さすがにそんなことでは、止まないずら」
ルビィ「むしろ強くなってきたような……」
善子「ちょっとした堕天使ジョークじゃない。 ノリが悪いのね」
花丸「そんなことで雨を止ませる人がいるなら、会ってみたいずら」
ルビィ「そんな人は、さすがにいないよ~」
善子「さぁ、着いたわよ」
13: 2016/11/04(金) 17:18:28.06 ID:Yte6DbPN.net
ー本屋ー
花丸「2人ともちょっと待っててね」
善子「早くしなさいよ」
ルビィ「……」
善子「……」
善子(ルビィと2人きりってなんか気まずいわね…)
ルビィ(な、何か話さなきゃ)
ルビィ「あ、あの… 善子ちゃん」
善子「何かしら?」
ルビィ「雨、止まないね」
善子「そうね」
ルビィ「……」
善子「……」
善子(会話が続かないわ)
ルビィ(うぅ… なんだか気まずいよ…)
花丸「お待たせずら~」
善子(た、助かったわ…)
花丸「2人ともちょっと待っててね」
善子「早くしなさいよ」
ルビィ「……」
善子「……」
善子(ルビィと2人きりってなんか気まずいわね…)
ルビィ(な、何か話さなきゃ)
ルビィ「あ、あの… 善子ちゃん」
善子「何かしら?」
ルビィ「雨、止まないね」
善子「そうね」
ルビィ「……」
善子「……」
善子(会話が続かないわ)
ルビィ(うぅ… なんだか気まずいよ…)
花丸「お待たせずら~」
善子(た、助かったわ…)
14: 2016/11/04(金) 17:21:25.47 ID:Yte6DbPN.net
花丸「2人ともどうしたの?」
善子「ううん。 別になんでもないわ」
ルビィ(善子ちゃんともっと仲良くならなくちゃ…)
花丸「マルはとってもお腹が空いたずら」
善子「あんたねぇ…」
ルビィ「もっとお話もしたいし、何か食べにいこっか」
花丸「いまならBig Mが5つは食べられるずら」
善子「あんた、そろそろアイドルとして危ないんじゃないの……」
善子「ううん。 別になんでもないわ」
ルビィ(善子ちゃんともっと仲良くならなくちゃ…)
花丸「マルはとってもお腹が空いたずら」
善子「あんたねぇ…」
ルビィ「もっとお話もしたいし、何か食べにいこっか」
花丸「いまならBig Mが5つは食べられるずら」
善子「あんた、そろそろアイドルとして危ないんじゃないの……」
15: 2016/11/04(金) 17:26:05.39 ID:Yte6DbPN.net
ーMー
店員「いらっしゃいませ~」
……………
花丸「さてと、食べるずら」
ルビィ「いただきまーす」
善子「いただきます」
ルビィ「モグモグ…」
善子「ムグムグ…」
花丸「2人とも、もっと話さないとだめだよ。」
善子「あ、うん」
ルビィ「……ねぇ、善子ちゃん」
善子「何?」
ルビィ「今日は付き合ってくれてありがとうね」
善子「ううん、お礼なんていらないわよ。友達なんだから当たり前じゃない」
ルビィ「善子ちゃん」
善子「うん?」
店員「いらっしゃいませ~」
……………
花丸「さてと、食べるずら」
ルビィ「いただきまーす」
善子「いただきます」
ルビィ「モグモグ…」
善子「ムグムグ…」
花丸「2人とも、もっと話さないとだめだよ。」
善子「あ、うん」
ルビィ「……ねぇ、善子ちゃん」
善子「何?」
ルビィ「今日は付き合ってくれてありがとうね」
善子「ううん、お礼なんていらないわよ。友達なんだから当たり前じゃない」
ルビィ「善子ちゃん」
善子「うん?」
16: 2016/11/04(金) 17:29:11.20 ID:Yte6DbPN.net
ルビィ「スクールアイドル、辞めたいって思ったことある…?」
善子「どうしたのよ… 突然」
花丸「………」モグモグ
ルビィ「最近ずっと思うんだ。Aqoursにルビィは必要ないんじゃないかって」
善子「珍しく私達を誘ったと思ったら、そういうことだったのね」
ルビィ「インターネットの人気投票… 見ちゃったんだ。 ルビィは…… 最下位だった…」
花丸「………」ングング
善子「あんなの気にする必要ないわよ。
人気なんて常に変動するんだから」
ルビィ「それだけじゃない。コメント欄にはクビにしろとか、必要無いとか……そんなことまで書かれてるんだよ……」
善子「気にしすぎだって」
ルビィ「ルビィは… ルビィはみんなと一緒に… みんなに笑顔になってほしくて一生懸命頑張ってるのに……
こんなのって、あんまりだよ…」ポロポロ
善子「ちょっ!大丈夫だから、落ち着きなさい!」
ルビィ「でもぉ… でも…」
善子「ちょっとずら丸!黙って食べてないであんたもなんとかしなさいよ!」
花丸「ふぅ……」ゲフー
善子「どうしたのよ… 突然」
花丸「………」モグモグ
ルビィ「最近ずっと思うんだ。Aqoursにルビィは必要ないんじゃないかって」
善子「珍しく私達を誘ったと思ったら、そういうことだったのね」
ルビィ「インターネットの人気投票… 見ちゃったんだ。 ルビィは…… 最下位だった…」
花丸「………」ングング
善子「あんなの気にする必要ないわよ。
人気なんて常に変動するんだから」
ルビィ「それだけじゃない。コメント欄にはクビにしろとか、必要無いとか……そんなことまで書かれてるんだよ……」
善子「気にしすぎだって」
ルビィ「ルビィは… ルビィはみんなと一緒に… みんなに笑顔になってほしくて一生懸命頑張ってるのに……
こんなのって、あんまりだよ…」ポロポロ
善子「ちょっ!大丈夫だから、落ち着きなさい!」
ルビィ「でもぉ… でも…」
善子「ちょっとずら丸!黙って食べてないであんたもなんとかしなさいよ!」
花丸「ふぅ……」ゲフー
17: 2016/11/04(金) 17:32:43.86 ID:Yte6DbPN.net
ルビィ「ルビィは… ルビィはAqoursには必要ないんだ!
花丸ちゃんや善子ちゃんはいいよね。
いつも人気があって、ルビィはやっぱり何をやってもだめなんだよ……」
善子「そんなことないわよ!
ルビィは凄いよ!!だから…」
花丸「ルビィちゃん……
そんなに嫌なら辞めればいいずら」
善子「?!」
花丸「本当に辛いなら無理することなんてないよ。」
善子「ちょっとあんた!!いきなり何言ってんの?
少しはルビィの気持ちを考えなさいよ!」
花丸「ルビィちゃんはどうしたいの?
マル達に辞めないでって言ってほしいの?」
ルビィ「そんなつもりじゃ…」
花丸ちゃんや善子ちゃんはいいよね。
いつも人気があって、ルビィはやっぱり何をやってもだめなんだよ……」
善子「そんなことないわよ!
ルビィは凄いよ!!だから…」
花丸「ルビィちゃん……
そんなに嫌なら辞めればいいずら」
善子「?!」
花丸「本当に辛いなら無理することなんてないよ。」
善子「ちょっとあんた!!いきなり何言ってんの?
少しはルビィの気持ちを考えなさいよ!」
花丸「ルビィちゃんはどうしたいの?
マル達に辞めないでって言ってほしいの?」
ルビィ「そんなつもりじゃ…」
18: 2016/11/04(金) 17:35:32.87 ID:Yte6DbPN.net
花丸「でも、辞めないよね。
だってルビィちゃんはスクールアイドルが大好きなんだから」
ルビィ「花丸ちゃん…」
花丸「外の声なんて気にすることなんてないんだよ。
善子ちゃんなんて酷いもんなんだから」
善子「なんでそこでヨハネが出るのよ!」
花丸「いつもライブの時に、笑顔で一生懸命応援してくれる人達がいる…
いつもその人達の顔を思い浮かべれば、くだらない声なんて気にならないずら」
善子「そうよそうよ!だからね、もう1回頑張ろう?」
ルビィ「善子ちゃん……」
花丸「つらくなったらまたマル達に話をすればいいずら。
ルビィちゃんはマル達の大事な友達なんだから」
ルビィ「ごめんね…… ごめんね… 」
善子「何も気にすることはないわよ。」
ルビィ「少し頭を冷やしてくるね…」
善子「あっ…… うん。 待ってるわ」
……
…………
………………
善子「ルビィ大丈夫かしらね…」
花丸「大丈夫ずら。 ルビィちゃんは強い子ずら」
善子「ところで、ずら丸は何の本を買ったの?」
花丸「とある派遣社員の名言集ずら」
善子「また変なの買ったのね」
だってルビィちゃんはスクールアイドルが大好きなんだから」
ルビィ「花丸ちゃん…」
花丸「外の声なんて気にすることなんてないんだよ。
善子ちゃんなんて酷いもんなんだから」
善子「なんでそこでヨハネが出るのよ!」
花丸「いつもライブの時に、笑顔で一生懸命応援してくれる人達がいる…
いつもその人達の顔を思い浮かべれば、くだらない声なんて気にならないずら」
善子「そうよそうよ!だからね、もう1回頑張ろう?」
ルビィ「善子ちゃん……」
花丸「つらくなったらまたマル達に話をすればいいずら。
ルビィちゃんはマル達の大事な友達なんだから」
ルビィ「ごめんね…… ごめんね… 」
善子「何も気にすることはないわよ。」
ルビィ「少し頭を冷やしてくるね…」
善子「あっ…… うん。 待ってるわ」
……
…………
………………
善子「ルビィ大丈夫かしらね…」
花丸「大丈夫ずら。 ルビィちゃんは強い子ずら」
善子「ところで、ずら丸は何の本を買ったの?」
花丸「とある派遣社員の名言集ずら」
善子「また変なの買ったのね」
20: 2016/11/04(金) 17:39:18.29 ID:Yte6DbPN.net
ルビィ「花丸ちゃん達に迷惑かけちゃったな…」
ドンッ!
ルビィ「わわっ!ごめんなさい!ちょっと考えごとしてて」
女性「大丈夫だよ~
こっちこそごめんね。」
女性「あれっ? ひょっとしてあなたはAqoursのメンバーさん?」
ルビィ「はっ、はい!黒澤ルビィっていいます!」
女性「最近頑張ってるみたいだよね。
私も昔はスクールアイドルやってたんだよ」
ルビィ(そういえば何処かで見たことがあるような…)
女性「あれっ?目が真っ赤だけど大丈夫?」
ルビィ「いえ… 大丈夫です…」
女性「悩みごとあるならスクールアイドルの先輩として聞いちゃうよ!」
ルビィ(なんだろう?この人はとても不思議な感じがする…)
ルビィ「はい… 実は……………」
………
女性「そうなんだ。ルビィちゃんはこれからどんなスクールアイドルになりたいの?」
ルビィ「みんなを心の底から笑顔に出来るアイドルになりたいです!」
女性「じゃあきっとそうなるよ」
ルビィ「そんな無責任な……」
ドンッ!
ルビィ「わわっ!ごめんなさい!ちょっと考えごとしてて」
女性「大丈夫だよ~
こっちこそごめんね。」
女性「あれっ? ひょっとしてあなたはAqoursのメンバーさん?」
ルビィ「はっ、はい!黒澤ルビィっていいます!」
女性「最近頑張ってるみたいだよね。
私も昔はスクールアイドルやってたんだよ」
ルビィ(そういえば何処かで見たことがあるような…)
女性「あれっ?目が真っ赤だけど大丈夫?」
ルビィ「いえ… 大丈夫です…」
女性「悩みごとあるならスクールアイドルの先輩として聞いちゃうよ!」
ルビィ(なんだろう?この人はとても不思議な感じがする…)
ルビィ「はい… 実は……………」
………
女性「そうなんだ。ルビィちゃんはこれからどんなスクールアイドルになりたいの?」
ルビィ「みんなを心の底から笑顔に出来るアイドルになりたいです!」
女性「じゃあきっとそうなるよ」
ルビィ「そんな無責任な……」
21: 2016/11/04(金) 17:42:23.72 ID:Yte6DbPN.net
女性「雨、止まないね」
ルビィ「?」
女性「ふぅ……」
女性「雨、やめーっ!!!」
……
……………
…………………
ルビィ(嘘?! 本当に雨が止むなんて……)
女性「人間その気になればなんだってできるよ!」
女性「命はその望んだ方向へと歩んでゆくもの。
大切なのは想う心の強さなんだよ」
ルビィ「あなたはひょっとして……」
女性「それは秘密だよ。
Aqoursの道だってきっと切りひらけるよ。」
女性「じゃあ行こっか…
お互いの道を…」
ルビィ「あの、本当にありがとうございました!」
女性「大丈夫だよ!自分を、仲間を信じて頑張ろう!」
ルビィ「?」
女性「ふぅ……」
女性「雨、やめーっ!!!」
……
……………
…………………
ルビィ(嘘?! 本当に雨が止むなんて……)
女性「人間その気になればなんだってできるよ!」
女性「命はその望んだ方向へと歩んでゆくもの。
大切なのは想う心の強さなんだよ」
ルビィ「あなたはひょっとして……」
女性「それは秘密だよ。
Aqoursの道だってきっと切りひらけるよ。」
女性「じゃあ行こっか…
お互いの道を…」
ルビィ「あの、本当にありがとうございました!」
女性「大丈夫だよ!自分を、仲間を信じて頑張ろう!」
22: 2016/11/04(金) 17:44:15.26 ID:Yte6DbPN.net
ルビィ(もう1度みんなと一緒にがんばろう!
Aqoursでみんなと一緒に輝く為に!)
ルビィ(お姉ちゃん、鞠莉さん、果南さん、千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子さん、それに花丸ちゃんと善子ちゃん……
私を支えてくれる全ての人達、そして私をスクールアイドルに導いてくれたμ's…
大好きなみんなの為にもう一度走り出そう、きっと最高の未来が待っていてくれるから…)
おわり
Aqoursでみんなと一緒に輝く為に!)
ルビィ(お姉ちゃん、鞠莉さん、果南さん、千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子さん、それに花丸ちゃんと善子ちゃん……
私を支えてくれる全ての人達、そして私をスクールアイドルに導いてくれたμ's…
大好きなみんなの為にもう一度走り出そう、きっと最高の未来が待っていてくれるから…)
おわり
引用: ルビィ「頑張ルビィ!」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります