1: 2011/08/09(火) 11:08:38.10 ID:6qs6aj2k0
まどか「ほむらちゃんを十分に表現できてないかなぁ……」

天井裏ほむら(そんなことないわまどか、そのぬいぐるみと変わりたいぐらいよ)

まどか「ほむらちゃんともっと仲良くなりたいな……」

天井裏ほむら(あなたとならどの線だって超えてもいいわ!)

裏声まどか「鹿目まどか、あなたのことが好きなの」

まどか「ほ、ほむらちゃん///」

裏声まどか「まどかって呼んでもいいかしら?」

まどか「うん!……なんちゃって……」

天井裏ほむら(抱きしめたいまどかを抱きしめたい!)

まどか「ほむらちゃんみたいにかっこ良くなりたいな……」

まどか「少しでも近づけるようにほむらちゃんぬいぐるみ抱いて寝ようっと」

天井裏ほむら(まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか)
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語
4: 2011/08/09(火) 11:17:09.54 ID:6qs6aj2k0
―翌日 屋上―

まどか「どうしたのほむらちゃん」

ほむら「その……ま、まどかって呼んでもいいかしら?」

まどか「え?」

ほむら「い、いや……かしら……」

まどか「ううん、ほむらちゃんにそんな事言ってもらえるなんてとっても嬉しいよ!」

ほむら「そ、そう……ありがとうまどか」

まどか「う、うん///」

ほむら(残念だけど……告白する勇気はないのよね……)

7: 2011/08/09(火) 11:29:27.00 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「えへへ、ほむらちゃんにまどかってよばれちゃた///」

裏声まどか「まどかって呼んでいいかしら?」

まどか「顔がにやけちゃうよ」

天井裏ほむら(ああまどかかわいいまどかかわいいまどかかわいいまどかかわいい)

まどか「でも……どうして突然そんな事を?」

天井裏ほむら(ここにいるからなんて言えない……)

裏声まどか「あなたのことが好きだからよ!」

まどか「なんて言ってくれたらなぁ……同性だからやっぱりおかしいよね……はぁ……」

天井裏ほむら(いますぐ抱きしめてそんな事ないって言いたい……)

まどか「おっきなほむらちゃんぬいぐるみ作って抱き枕にしちゃおっかな……」

まどか「でももしもほむらちゃんが家にきたときに見られたら引かれるよね……」

天井裏ほむら(そんな事ないわ、私の家にまどかの抱きまくらやぬいぐるみ以下略は完備よ!)

まどか「ほむらちゃんとどこか出かけたりしてみたいなぁ……魔女退治忙しいのかなぁ……」

天井裏ほむら(明日誘うわ!任せてまどか!)

10: 2011/08/09(火) 11:37:03.77 ID:6qs6aj2k0
―翌日―

ほむら「あ、明日は休日ね」

まどか「?そうだね、ゆっくりできるね」

ほむら「よ、予定がなければ……一緒にどこかに出かけない?」

まどか「え?」

ほむら「あ、その……無理にとは言わないわ……」

ほむら「まだこっちに来てまもないからいろいろとおすすめの場所とか教えてほしいって思って……」

ほむら(おおよそ場所は掴んでいるけど……ばれなければ問題ないわ)

まどか「い、いくよ!ま、待ち合わせとかどうしよっか!」

ほむら「え、じゃ、じゃあ午前10時にあなたの家に迎えに行ってもいいかしら?」

まどか「じゃあ帰りに私の家の場所教えるから一緒に帰ろ!」

ほむら「えぇ、是非お願いするわ」

15: 2011/08/09(火) 11:42:22.67 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「このほむらちゃんぬいぐるみに言った事が本当になってる気がする……」

天井裏ほむら(そりゃあまぁ、話を聞いてるもの……)

まどか「幸せのほむらちゃん人形?」

天井裏ほむら(まどかかわいい……)

まどか「えへへ、ほむらちゃんとおでかけ楽しみだなぁ」

天井裏ほむら(私も楽しみよまどか……)

まどか「この子に言ったことが本当になってるなら……」

天井裏ほむら(?)

裏声まどか「まどか、その、明日も休みだし、私の家かあなたの家でお泊り会とかしてみない?」

裏声まどか「まどか、クリームがついているわよ、チュゥ」

まどか「なんて起こるわけないよね……たまたまだもん……でも楽しみだなぁ」

天井裏ほむら(必ず成し遂げてみせるわ!)

21: 2011/08/09(火) 11:55:26.57 ID:6qs6aj2k0
ごめん、夕方にでも立て直すわ

121: 2011/08/09(火) 19:51:13.66 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「えっと……や、やっぱりこっちの服のほうがいいかな?」

まどか「でも昨日あれだけ迷ってこっちにするって決めたし……」

まどか「で、でも……あーもうすぐ10時になっちゃうよぉ」

天井裏ほむら(どっちも最高よまどか、まどかの準備ができたらすぐにインターホンを鳴らすから焦らなくていいのよ)

まどか「うーん……こっちにしよ!」

天井裏ほむら(決まったみたいね、インターホンを……)

まどか「あ!そ、そういえばほむらちゃんをどこに案内するか順番とか考えてなかったよ!」

天井裏ほむら(遅れるとでも連絡をしたほうがいいかしら……でも早くまどかと会話したいし)

まどか「もう5分もないよー、えっとええっと……」

天井裏ほむら(あなたと一緒なら下水道でもパラダイスよ)

まどか「あそこの喫茶店でお昼を食べるとして……」

天井裏ほむら(10時ちょうどにインターホンを鳴らしましょう……)

124: 2011/08/09(火) 19:58:16.85 ID:6qs6aj2k0
―喫茶店―

まどか「ごめんねほむらちゃん……どたばたしちゃって……」

ほむら「私にいろんないい場所を教えてくれようとしてくれたあなたが謝ることなんて何も無いわ」

まどか「ほむらちゃんはやさしいね」

ほむら「それで、このお店は何がオススメなのかしら?」

まどか「えっとね!ここはいちごパフェとバナナパフェがとっても美味しいんだよ!」

ほむら「そう、じゃあ頼みましょう」

まどか「うん!」

ほむら「まどかはいちごとバナナ、どっちを食べるの?」

まどか「うーん……じゃあ今日はいちごかな?」

ほむら「そう、じゃあ私はバナナにするから交換しましょう?」

まどか「あ、う、うん///」

ほむら(まどかがほっぺにクリームをつけてくれれば……)

132: 2011/08/09(火) 20:09:41.93 ID:6qs6aj2k0
ほむら「とても美味しいわ」

まどか「よかったー」

ほむら「じゃあいちごパフェもすこしもらってもいいかしら?」

まどか「うん!はい、ほむらちゃん!あーん」

ほむら「……あ、あーん///」

まどか「美味しい?」

ほむら「ええ、こっちも美味しいわ」

ほむら「ま、まどか……あ、あーん」

まどか「あーん……美味しいねほむらちゃん」

ほむら「ふふっ食べさせあったり恋人みたいね」

まどか「え、ほ、ほむらちゃん何を言ってるの///」

ほむら(チャンス!まどかが焦ってほっぺにクリームが!)

ほむら「ま、ままどか、ほ、ほっぺにクリームがつ、ついてるわよ」

ペロ

まどか「!!!!!」ガタン

151: 2011/08/09(火) 20:21:12.95 ID:6qs6aj2k0
ほむら「ご、ごめんなさい、そんなに驚くなんて思わなくて」

ほむら(もしかして駄目だったの?やるべきじゃなかったの?)

まどか「え、あ、う、ううん、あ、ありがとうほむらひゃん」

ほむら(ど、どうしよう、まどかの中でクールで通ってる私がやるような行為じゃなかったってこと?)

ほむら(あれはまどかの願望であって本当にやるべきじゃなかったの?)

まどか「あ、あははは」

まどか(顔真っ赤になってないかな?変な子って思われてないかな?どうしよう、どうしようどうしよう)

ほむら「気を悪くさせてしまったわね……ごめんなさい……」

まどか「ち、ちがうよそんな事ないよ!」

ほむら(少しでもフォローを……)

ほむら「その……あまり人と遊びに行ったりする事がなかったから、どうするのが普通なのかわからないの……」

ほむら(嘘は言ってないわ、嘘は……)

ほむら「本当にごめんなさいまどか……」

まどか「そ、そうなんだ……」

まどか(そうだよね、ほむらちゃんがそんな事考えてるわけないよね……ちょっと期待しちゃったな……)

159: 2011/08/09(火) 20:32:24.63 ID:6qs6aj2k0
―夕方―

ほむら(あとはお泊りだけど……私の方を見ようとしないし……)

ほむら(あれからずっと気まずい空気が……この状況で切り出す勇気はないわ……)

ほむら「……今日は色々とありがとう、まどか」

まどか「う、うん、ほむらちゃんの気に入る場所があったらとっても嬉しいなって」

ほむら「どこもとってもよかったわ」

まどか「そ、そっかよかったよ」

ほむら「じゃ、じゃあそろそろいい時間だしあなたの家まで送って行くわね」

まどか「あ、うん……」

まどか(昼以降ほむらちゃんの顔をまともに見れてないよ……)

―まどホーム前―

ほむら「今日は変なことをして本当にごめんなさい……じゃあね、まどか」

まどか「あ、うん……ばいばいほむらちゃん」

まどか(ほむらちゃんに気を使わせちゃった……)

168: 2011/08/09(火) 20:41:52.94 ID:6qs6aj2k0
―まどホーム―

まどか「うーどうしてあんな態度とっちゃたんだろう……」

まどか「絶対ほむらちゃんに気を使われちゃったよ……」

まどか「……ほむらちゃんのばーか……」

裏声まどか「馬鹿はあなたよまどか」

まどか「はぁ……」

天井裏ほむら(怒ってなかった……よかった……)

まどか「ちゃんとほむらちゃんを案内できなかったし……」

まどか「あーもうやり直したいよ……」

裏声まどか「そんな事言う前に私に言うべきことがあるでしょう」

まどか「……ほむらちゃん……許してくれるかな……電話しても大丈夫かな……」

天井裏ほむら(怒ってないとわかれば……)

176: 2011/08/09(火) 20:46:01.28 ID:6qs6aj2k0
ふぅ……

185: 2011/08/09(火) 20:54:37.11 ID:6qs6aj2k0
ピンポーン

まどか「あれ?誰かきた……私が出るよー」

ガチャ

まどか「あれ、ほむらちゃん……」

ほむら「その……家の鍵をなくしてしまったみたいで……よかったら泊めてもらえないかしら……」

ほむら(本当はなくしてないけど……)

まどか「え?」

ほむら「他に頼る人もいないし……無理にとは言わないんだけど……」

まどか「も、もしかして……ほむらちゃん、あれからずっと外にいたの?」

ほむら(鍵を探していたことにしたほうが自然ね)

ほむら「えぇ、どこでなくしたのかわからないから今日の道を回っていたのだけど見つからなかったのよ」

まどか「ほむらちゃん……あがって!疲れてるでしょ、パパとママには言っておくから!」

ほむら「いえ、いきなり押しかける以上挨拶はさせてもらわないと……」

201: 2011/08/09(火) 21:12:14.93 ID:6qs6aj2k0
まどか「えっと、私の部屋がここだから入って入って」

ほむら「えぇ」

ガチャ

まどか「」

ほむら(人形を隠し忘れてたのね、まどかったら、でも気がつかないふりができる位置ってこともないし……)

ほむら「あら、この人形……私かしら?」

まどか「あ、あのね、えっと……うん……」

ほむら「ふふっかわいいわね」

まどか「あ、あのね……」

まどか(どうしよう、絶対変な子っておもわれちゃったよ……)

ほむら「……よかったら今度ぬいぐるみの作り方を教えてもらえないかしら?」

まどか「え?」

ほむら「私もまどかのぬいぐるみを作って部屋に飾りたいって思ったのだけど……駄目だったかしら?」

まどか「あ///えっと///す、すぐに用意するね!」

ほむら(今度っていったのだけど……布とか残ってるのかしら?)

205: 2011/08/09(火) 21:15:53.97 ID:6qs6aj2k0
>>203
しろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

208: 2011/08/09(火) 21:18:44.33 ID:6qs6aj2k0
あれ?

Q俺の中でのほむらちゃん人形のパンツの色は何色ですか?

A白です

ってことじゃなかった?

216: 2011/08/09(火) 21:27:19.85 ID:6qs6aj2k0
まどか「……ごめんねほむらちゃん」

ほむら「そんな、今度でいいわよ」

まどか「今日はほむらちゃんの案内もちゃんとできないし……」

ほむら「そんな事ないわまどかはちゃんと案内してくれたもの」

ほむら「まどかが教えてくれた場所を順番に言えるわよ?」

まどか「でも……」

ほむら「……まどかは明日は予定があるかしら?」

まどか「え?」

ほむら「もしよかったら、まどかが納得の行く案内をしてもらってもいいかしら?」

まどか「う、うん!」

ほむら(この笑顔を眼に焼き付けたい)

まどか(色々考えとかないと!)

ほむら(それにしても、まどかが好意をよせてくれてるのはクールで少し世間知らずな私なのよね……はぁ……)

225: 2011/08/09(火) 21:42:19.04 ID:6qs6aj2k0
まどか「ほむらちゃんはお風呂……」

まどか「結局私が願ったこと本当に起こっちゃった……」

まどか「……」

裏声まどか「まどか、実は私、あなたのことが……」

まどか「あはは、ないない……」

裏声まどか「まどかは私の一番の友だちよ」

まどか「えへへー」

ガチャ

ほむら「お風呂までいただいてしまって……色々とお世話になってしまったわ……」

まどか「わわ!ほむらちゃん!」

ほむら「あ、ノックをすべきだったわね、ごめんなさい」

まどか「え?あ、ううん、いいよ気にしないで」

ほむら「何かしていたの?」

まどか「う、ううん何もしてないよ」

ほむら(多分いつものように人形で遊んでいたんでしょうけど……お風呂にいたから何をいったかわからないわ……)

232: 2011/08/09(火) 21:59:43.93 ID:6qs6aj2k0
まどか「えっと……大丈夫ほむらちゃん、ベッド狭くない?」

ほむら「……そんなベッドの端っこによったらまどかが落ちるわよ?」

まどか「あ、えっと……」

ほむら「……まどかは私が嫌い?」

まどか「え?そ、そんなわけないよ!」

ほむら「じゃあ近づいても平気よね、真ん中でひっつきましょう」

まどか「……うん///」

ほむら「ふふっいつも一人で寝ているのがあたりまえだからかしら、人肌って温かいのね」

まどか(お、お風呂入ったから変な匂いしてないよね?大丈夫だよね?)

ほむら「まどかを抱きまくらにしてしまいたいわ……」ギュウ

まどか「え、あ///」

ほむら「あ、ごめんなさい……寝苦しいわよね」パッ

まどか(あ……)

ほむら「おやすみなさい、まどか」

まどか「うん、おやすみほむらちゃん」

249: 2011/08/09(火) 22:17:28.19 ID:6qs6aj2k0
ほむら(もっとまどかと触れ合いたい……抱きしめたい)

ほむら(でも告白する勇気はないし、告白したとしてもまどかが好きなのは変態の私じゃない……)

ほむら(演技して勇気を出して告白すれば付き合ってラブラブできるかもしれない、でもまどかを騙したりしたくない……)

ほむら「……はぁ……」

まどか「ほむらちゃん、何か悩み?」

ほむら「え?あ、えっと……寝てなかったのね」

まどか「えへへ、なんだか目が冴えちゃって……私で力になれるなら力になるよ」

ほむら「……ある少女がMさんを好きになったらしいんだけど、その少女は普段ネコをかぶっているの」

まどか「え?」

ほむら「その後、少女は好きになったMさんが自分に好意を寄せてくれてることを知るんだけど」

ほむら「Mさんの前でもネコをかぶっていた少女は、Mさんは本当の自分が好きなわけじゃないって考えちゃったのよ……この時のある少女はどうしたらいいと思う?」

まどか「えっと……やっぱりそのMさんに話をしてあげるのがいいんじゃないかな?」

ほむら「少女の本当の性格は、とんでもない変態だったとしたらどう思う?」

まどか「そうだとしても、やっぱり自分を偽って付き合っても後悔するだけじゃないかな……」

ほむら「……そうね、そう伝えておくわ」

259: 2011/08/09(火) 22:44:26.50 ID:6qs6aj2k0
ほむら「おはようまどか」

まどか「おはようほむらちゃん」

ほむら「起きるのが早いのね、それとも私がいたからよく眠れなかったかしら?」

まどか「ち、違うよ!今度こそちゃんとほむらちゃんをちゃんと案内できるように計画を立ててたの」

ほむら「まどか……」

まどか(本当は服選びの方が時間長かったけど……)

まどか「あとね、帰りにほむらちゃんの家によってもいいかな?」

ほむら(まぁ、家に入れる前にまどかのグッズは時を止めて片付ければいいわね)

ほむら「えぇ、かまわないわ」

264: 2011/08/09(火) 22:52:09.10 ID:6qs6aj2k0
まどか「……」

ほむら「どうしたのまどか?」

まどか「ううん、なんでもないよほむらちゃん、パパが朝ごはんもうできるから降りておいでって」

ほむら「そう」

まどか「朝ごはん食べて準備できたらすぐ出発しよ!」

ほむら「えぇ、楽しみにしているわ」

まどか「あ、あとパパに頼んで二人分のお昼ごはんも用意してもらったからお昼はどこかで一緒に食べよ!」

ほむら「昨日も食事をいただいて思ったけど、まどかのお父さんは料理上手ね」

まどか「優しくて自慢のパパだよ!」

268: 2011/08/09(火) 23:03:58.94 ID:6qs6aj2k0
―ほむホーム前―

ほむら「楽しかったわ、ところで私の家で何かするの?」

まどか「ちょっとね……」

ほむら「?まぁいいわ」

ガチャ

ほむら(今だ!時を止めて!)

まどか「ほむらちゃん」ギュ

ほむら「え?ど、どうしたのまどか」

まどか「ほむらちゃんの部屋まで手を繋ぎたいなって」

ほむら「あ、あの……」

まどか「ほら、はいろ?」

ほむら「……」

280: 2011/08/09(火) 23:35:24.84 ID:6qs6aj2k0
―ほむホーム―

ほむら(終わった……まどか抱きまくら、まどかぬいぐるみ、まどかクッション、まどか盗撮アルバム以下略が……)

まどか「……ほむらちゃん」

ほむら「……」

まどか「昨日の話を聞いて、もしかしたらって思ってたけど……」

まどか「本当は鍵をなくしてないから、ぱっと言われて気がつかなかったんだねほむらちゃん……」

ほむら「……」

まどか「それにしても本当に私ばっかり……どうして?」

ほむら「それは……その……」

まどか「私はほむらちゃんに好きになってもらえるような事した記憶はないんだ……」

まどか「どうしてほむらちゃんは私が好きなの?」

ほむら「……」

まどか「……全部話してほしいな」

281: 2011/08/09(火) 23:37:00.25 ID:6qs6aj2k0
まどか「そっか……」

ほむら「これが私があなたを好きな理由……」

まどか「そして契約をさせないためって言い訳を作って私の部屋を覗いてたんだね」

ほむら「……えぇ……」

まどか「がっかりだなぁ……」

ほむら「幻滅するのは当然よ……でも契約だけは……」

まどか「ほむらちゃんが好きなのは私じゃなくてほむらちゃんが今まで出会った私なんだね……」

ほむら「……」

まどか「私はほむらちゃんの猫を被った性格を、ほむらちゃんは違う世界の私を好きになってる……」

まどか「私達って似てるねほむらちゃん」

ほむら「何を言って……」

まどか「だからさ、これからお互いにお互いを知っていこうよ」

まどか「私はほむらちゃんが好き、でもほむらちゃんは本当は変態さんだった」

まどか「ほむらちゃんは私が好き、でも私は今までの世界の私とは何か違うかもしれない」

283: 2011/08/09(火) 23:38:20.44 ID:6qs6aj2k0
まどか「付き合うかどうかとか、嫌いになるかどうかなんて、ちゃんとお互いを知ってからでも遅くないよ」

ほむら「まどか……」

まどか「……私の気持ちは変わらないと思うけど……」ボソ

ほむら「え?」

まどか「そうだ、私のぬいぐるみとかってあるかな?」

ほむら「えぇ……そこに……」

まどか「あ、本当だ、うーんと……この大きさがいいや」

ほむら「何をするつもりなの?」

まどか「実は私のほむらちゃんのぬいぐるみ持ってきたんだ」

ほむら「?」

まどか「すぐ終わるよ、ちょっとまってね」

まどか「ふたつのぬいぐるみの手を縫い合わせて……できた!」

ほむら「それは……」

まどか「ほむらちゃんと私のぬいぐるみが手をつないでるの、かわいいでしょ?」

289: 2011/08/09(火) 23:46:51.88 ID:6qs6aj2k0
ほむら「そうね……」

まどか「ね、ほむらちゃん、このぬいぐるみのほむらちゃんと私みたいに手をつなご?」

ほむら「えぇ」ギュ

まどか「ほむらちゃんの手、温かい……」

ほむら「……まどかは……こんな私を軽蔑しないの?」

まどか「好きな人の事を想う気持ちはわかるもん」

まどか「ほむらちゃんにとって、どの世界の私よりもこの世界の私が一番好きって思えるようになっちゃうから……」ボソ

ほむら「まどか?」

まどか「なんでもないよーだ」

まどか「結局ほむらちゃんの家の鍵が見つからなかったからほむらちゃんは今日も私の家にお泊り!」

ほむら「え?え?」

まどか「鍵が見つかるまでずーっとお泊りだよ!」

ほむら「え?そんなのあなたの家に迷惑が、ちょっとまどか、引っ張らないで」

まどか「行くよ、ほむらちゃん!」ニコ

ほむら「もう……わかったわ」ニコ
オワレ

293: 2011/08/09(火) 23:51:11.20 ID:6qs6aj2k0
鍵をなくしたふりしてのお泊りだから鍵なんて忘れてるよねって思ったら皆覚えててワロタ
無理やりな感じなのはちょっとねむかったのごめんなさいおやすみなさい
暇つぶしに付き合ってくれた人ありがとう保守なんかさせてごめんなさい

307: 2011/08/10(水) 00:08:41.09 ID:42CFes790
ほむら「そうね……」

まどか「ね、ほむらちゃん、このぬいぐるみのほむらちゃんと私みたいに手をつなご?」

ほむら「えぇ」ギュ

まどか「ほむらちゃんの手、温かい……」

ザク

ほむら「え?」

まどか「ウェヒヒヒ、こうして縫えばほむらちゃんとずっと一緒……」ザク

ほむら「ま、まどか!あなたは人間なのにそんな事したら危ないわ!やめなさい!」

まどか「だってこうしないとほむらちゃんがはなれていっちゃうよ……」ザク

ほむら「離れない!あなたが望むなら一生手をつないだままでもいいからやめなさい!」

まどか「信じられないよほむらちゃん……」ザク

312: 2011/08/10(水) 00:16:38.34 ID:42CFes790
まどか「ほむらちゃんの血と私の血が手の間で混ざり合って……」ザク

ほむら「やめて、まどか!私に首輪をつけたりしてリードをもてばあなたから私は離れられないわ!それでいいでしょ?」

ほむら「私は魔法少女でもあなたは人間なのよ!」

まどか「ウェヒヒヒ、はぁ、ほむらちゃんと私の混ざった血……おいしいよぉ……」ザク

まどか「左手にほむらちゃんの温もりをずっとかんじられるよぉ」ザク

ほむら「まどか、正気にもどって!」

まどか「私は正気だよほむらちゃん……ほむらちゃんとちょっと違ったタイプの変態さんってだけだもん」ザク

317: 2011/08/10(水) 00:27:45.13 ID:42CFes790
まどか「この痛みも、ほむらちゃんとひとつになるためのものっておもったら気持ちいいよ……」

まどか「ほむらちゃんの手から私の手に糸を通して血が交換されちゃったり……」

まどか「ほむらちゃんの中に流れる私の血……」

まどか「私の中で流れるほむらちゃんの血……」

まどか「ゾクゾクするよ……」

ほむら「まどか……」

まどか「ほむらちゃん……手、痛い?」

ほむら「私はいいからあなたの手が!」

まどか「ウェヒヒヒ、この状況でもほむらちゃんはやっぱりやさしいね……」

まどか「私だけのものにしたいよ……ねぇ、ほむらちゃん……ほむらちゃんって処Oだよね……」

ほむら「そ、そんなこといまはかんけいないから早くあなたのてを!」

まどか「ほむらちゃんの処O……私の右手に頂戴?」

ほむら「な、何を言って!」

まどか「抵抗するなら契約するだけだよ……ほむらちゃん……」

ほむら「……」

340: 2011/08/10(水) 01:23:11.50 ID:42CFes790
>>337
お前がやるべきこと……わかるよな?

376: 2011/08/10(水) 04:20:23.63 ID:7/AdCV900
まどか「ほむらちゃん、魔法少女だから痛みなんて無くせるんだよね?」

ほむら「ええ、出来るわよ」

まどか「じゃあ痛みを消してじっとしててよ」

ほむら「えっ…まどか…一体何を…目に手を……やめて!いやっ!」

まどか「ウェヒヒ…えい!」

まどか「ほむらちゃんの片目をえぐってカメラにかえるんだよ」

ほむら「まどか…何でこんな事をするの?」

まどか「ほむらちゃんが私以外見ないように監視したいなと思って…」

ほむら「こんなことしなくても私はまどか以外見てないわ!」

まどか「そんな事言ってもほむらちゃんは時間が止められるから何をしてるかわからないでしょ?」

まどか「そうだ!私が左腕を預かっておけば変身出来ないし時間も止められないよね!」

ほむら「まどか、ねえ、嘘よね…ノコギリなんてもって…やめて!」

まどか「ウェヒヒ…やめないよ、ほむらちゃん」ギコギコ

まどか「嫌がるほむらちゃんもかわいい」

無理すぎた
素人が手を出していいものではなかった

445: 2011/08/10(水) 11:57:23.33 ID:42CFes790
まどか「ウェヒヒヒ、とっても痛い……でもそれ以上に嬉しいや」

ほむら「……まどか、大丈夫なの?」

まどか「ほら、ほむらちゃんとここをくっつけたら私とほむらちゃんの初めての血がまざりあった液体が流れでてくるんだよ」

まどか「私の左手とほむらちゃんの右手も血が混ざり合ってる……」

まどか「あとはこの注射器に採取した私の血液をほむらちゃんの中にながしこんじゃえば……」

ほむら「まど……んぐぅ!」

まどか「でもその前にほむらちゃんの口の中も……私の右手から血をあげないと」

ほむら「むぐぅ!」

まどか「私はさっきほむらちゃんを噛んだ場所から血をもらうね?……飲んじゃ駄目だよ?」

まどか「そのまま大人のキスをして口の中でも私の血とほむらちゃんの血が混ざり合うの……」

まどか「その間にほむらちゃんの体内に私の血を流すからね?」

まどか「ウェヒヒヒ、ほむらちゃんといっぱい混ざりあえる」

446: 2011/08/10(水) 11:57:52.72 ID:42CFes790
まどか「んむ……んちゅ……」

ほむら(口の中から血の味しかしない……でもまどかの舌の温もりを感じる……)

ほむら(右手はもう血が固まり始めてまどかの左手と一つになっているような……)

ほむら(私の初めての証……まどかの初めての証も、太ももに何かが流れる感触で混ざり合って流れていることがわかる……)

ほむら(私の首筋には注射針……そこからまどかの血液が私の身体に流れてくる……)

ほむら(私のベッドはもう真っ赤……)

ほむら(全身が痛い……でも……まどかがずっと一緒にいてくれる……)

ほむら(もうそれだけでいい……幸せ……まどかといるだけで私は幸せ……)

ほむら(まどかはこんな変態の私を受け入れてくれた……なら私も……まどかのすべてを受け入れてあげたい……)

447: 2011/08/10(水) 11:58:06.75 ID:42CFes790
ゴクン……

ほむら「まどか……」

まどか「あ、ほむらちゃん……血……全部飲んじゃったの?」

ほむら「いいじゃない、もう一度……口内で血を混ぜましょう?」

まどか「うん!」

ほむら「ふふっ」ナデナデ

まどか「どうしたのほむらちゃん」

ほむら「私の左手の血で……あなたのかわいい髪が紅く染まっていく……それが愛おしいの」

まどか「ほむらちゃん///」

ほむら「それに……この右手……あなたの言うとおり……治すなんてだめよね……」

ほむら「魔法で糸と血の凝固を強化したからもう離れられないわ」

まどか「ウェヒヒヒ、嬉しいな///」

448: 2011/08/10(水) 11:58:19.19 ID:42CFes790
ほむら「ねぇまどか、あなたの血を私の口に頂戴」

まどか「うん、出が悪くなってきたからちょっとまってね」ザク

まどか「はい、ほむらちゃん」

まどか「私もほむらちゃんの血を……」

ほむら「ほら、私の左手を使いなさい」

まどか「ありがとうほむらちゃん」ザク

まどか「もっと私の血をほむらちゃんに流してあげるね」

ほむら「あまりやりすぎて貧血になっちゃ駄目よ?」

まどか「ウェヒヒヒ、ほむらちゃんはやっぱり優しいな」

ほむら「ね、まどか……そろそろあなたの血と混ざらずに手から流れる血がもったいないわ」

まどか「そうだね、はいほむらちゃんあーん」

ほむら「まどかも、あーん」

おわれ

449: 2011/08/10(水) 11:58:31.41 ID:42CFes790
これで許して!

451: 2011/08/10(水) 12:05:34.72 ID:GMfOKFKII
こ…こわっ!!!



引用: まどか「ほむらちゃんのぬいぐるみつくっちゃった」