1: 2011/08/06(土) 23:48:11.76 ID:y6r2ykgR0
杏子「このケーキうめー!」パクパク

杏子「ふぅー!久々に湯船に浸かれる風呂だぁ!」ザプーン

杏子「ふかふかのベッドも最高だ……むにゃむにゃ」zzz




マミ「……今日のご飯、どうすればいいの……?」グゥー

マミ「お風呂もないし寝るところさえ……ああ……」ションボリ

マミ「こんな生活いやぁ……いやよ……ぐすっ……」ポロポロ




だれか たのんだ

5: 2011/08/06(土) 23:56:56.09 ID:ko54QzGi0
杏子「紅茶でも入れるか・・・」

杏子「いい葉っぱ使ってやがんなあ、ブルジョアーつうのか?」

杏子「ったく、あの女だきゃあ簡単に頃すだけじゃ駄目だなあ、犯して頃して、もっかい氏体を犯してやらあ」

杏子「って感じだな・・・」

6: 2011/08/07(日) 00:02:10.97 ID:gm68ZKf80
まどか「交換性活しようよ」

さやか「交換生活?ちょっと面白そうだね」

まどか「じゃほむらちゃんと杏子ちゃんを交換ね」

さやか「???」

10: 2011/08/07(日) 00:11:23.60 ID:rG9AWWJdO
杏子「そんな事言わずにさ~」

マミ「でも…」

杏子「案外いいもんだよ?星空が綺麗だし、
街灯の灯りは温かいし」

マミ「少しだけなら替わってあげても構わないけど…」

杏子「ど、どんぐらいならいいんだ!?」

マミ「今週の連休中だけなら…」

杏子「二言はないよなマミ」

13: 2011/08/07(日) 00:16:45.10 ID:rG9AWWJdO
当日

マミ「はい」

杏子「サンキュー」

マミ「外出する時は鍵を締めるのよ?」

杏子「はいはい」

マミ「服は使っても構わないけど、着た服は洗濯機の横の籠に入れておいてね」

マミ「無理に洗濯機を使わないくていいから…」

杏子「わかったわかったから」

16: 2011/08/07(日) 00:21:52.38 ID:rG9AWWJdO
マミ「佐倉さんを疑う訳じゃないけど、これは持ってくわね」

杏子「あっ!通帳!!!」

マミ「…」

杏子「な、なんだよ!!そんな物に興味ないよ」

マミ「まあいいわ」

マミ「っで佐倉さんの所にはどんな物が揃ってるの?」

杏子「おぉ~そうだったそうだった」

18: 2011/08/07(日) 00:25:54.97 ID:rG9AWWJdO
杏子「ここが本拠地で…ここが拠点だな」

マミ「本拠地?拠点?…家じゃなくて?」

杏子「あぁ…言葉のあやだよ。自宅と別荘さ」

マミ「衣服とかは持ってた方がいい?」

杏子「いらないいらない!あたしは必要なかったから」

マミ(以外にお洒落なのかしら)

19: 2011/08/07(日) 00:30:18.28 ID:rG9AWWJdO
マミ「じゃあ3日間」

杏子「へへへ、交換だな」

マミ「3日後に会いましょう佐倉さん」

杏子「おう!気をつけてな~」

杏子「寝る時は周りに人がいないか確認しろよ」

マミ「?ええ」


杏子「さてさて、早速ふかふかのベッドで一睡だな♪」

21: 2011/08/07(日) 00:35:30.26 ID:rG9AWWJdO
杏子「うひょー快適快適♪今、夏!?ってなるな」

21℃

杏子「布団にくるまれば最高~♪」

杏子「うお!!目覚まし時計だ」

杏子「こいつがあれば自由に睡眠時間を操れるな…」ゴクリ

23: 2011/08/07(日) 00:40:51.07 ID:rG9AWWJdO
マミ「わー」

マミ「橋の下だから日陰で涼しいし、川のせせらぎが心地いい」

マミ「お家も素敵ね。まるでダンボールで出来てるみたい」

マミ「うふふ、耳をすませば子供達の楽しそうな声」

マミ「あら、猫まで♪」

マミ「………」

マミ「帰りたいな…」

32: 2011/08/07(日) 00:58:45.24 ID:rG9AWWJdO
杏子「あ、あれ…?午前1時」

杏子「おかしいな~午後4時に鳴る様にしたのにな~」

杏子「半日寝ちまったな…」

杏子「快適なのも考えもんだな」

QB「ああああれ?」

杏子「キュゥべえか…何か用かよ?」

QB「マミが寝てると思ってたら杏子じゃないか!?」

杏子「うるさい奴だな!!」

36: 2011/08/07(日) 01:03:47.08 ID:rG9AWWJdO
マミ「痛!な、何…?」

マミ「イヤーッ!!」バッ

マミ「…ビックリしたわ」ドキドキ

マミ「もぉ…虫が入ってきて眠れないわ」

マミ「どうしよう…」

40: 2011/08/07(日) 01:09:22.57 ID:rG9AWWJdO
杏子「上記の通りさ」

QB「え?じゃあマミは君のダンボールハウスに泊まるのかい?」

杏子「なんだよ?」

QB「せめてボロ教会の方を教えてあげてくれよ…」

杏子「腹減ったな~」

杏子「マミの家だから宝島だな」

杏子「ふんふんふ~ん♪」ゴソゴソ

QB「」

44: 2011/08/07(日) 01:13:55.56 ID:rG9AWWJdO
マミ「お風呂、入りたいな…」

マミ「銭湯にいっちゃダメかしら」

マミ「それじゃ、交換した意味がないものね…」

マミ「佐倉さんは私に生きる厳しさを教えたいのかしら?」

マミ「でなきゃ、家じゃなくて、ダンボールハウスに泊めたりしないわよね」

マミ「…負けるもんですか!」

49: 2011/08/07(日) 01:19:35.17 ID:rG9AWWJdO
杏子「どういう事だ…???」

杏子「市販のお菓子がないじゃないか」

杏子「…でもこのトッピングチョコ、うまいな」モグモグ

杏子「しかし、困ったな…眠くないし暇だ」

杏子「…これは携帯電話だな」

杏子「うむうむ」

53: 2011/08/07(日) 01:25:03.26 ID:rG9AWWJdO
マミ「まずは入り口を強化しましょう!」

マミ「道具と材料を手に入れないといけないわね」

マミ「ガムテープ…は十分にあるみたいね」

マミ「ダンボールももう少し欲しいわね」

マミ「…ダンボールってどこから集めてきたのかしら?」

57: 2011/08/07(日) 01:29:55.33 ID:rG9AWWJdO
杏子「お!さやかとまどかが登録されてんな」

杏子「話し相手が欲しいから掛けてみるか」

3:25

杏子「ちっ、付き合い悪いな」

杏子「2人ともでやしねぇ」

杏子「マミの奴、嫌われてんのか?」

62: 2011/08/07(日) 01:35:06.55 ID:rG9AWWJdO
公園
スタスタ
マミ「あ!ダンボールだわ」

マミ「沢山あるのね」

マミ「少しもらっていきましょうか…」

住所不定「おい!何してんだてめぇ!」

マミ「え!?…あの」

住所不定「これは俺の家だぞ!!勝手に触るな!」

マミ「家?あの、これがですか?」

住所不定「なんだ!馬鹿にしてんのか!」

マミ「い、いえ…」

66: 2011/08/07(日) 01:39:40.49 ID:rG9AWWJdO
杏子「暇だ暇だ!!」

杏子「そうだ!風呂に入るか」

杏子「ふんふ~ん♪」

杏子「あれ?空だ…」

杏子「そうか!シャワーでお湯を溜めるんだな!!」

杏子「少し熱めにしてと…よしっ!」

杏子「溜まるまで暇だな~」

68: 2011/08/07(日) 01:45:06.59 ID:rG9AWWJdO
マミ「お説教されてしまったわ…」

マミ「でもいい人ね、ダンボールを分けてくれたわ」

マミ「入り口は布一枚じゃなくて扉に改良さしてもらうわ」

マミ「…?あの、何をしているんですか」

住所不定「あっ?見りゃわかんだろ…」

マミ「ちょっと…」

住所不定「空き缶を集めてるんだよ…」

マミ「ゴミ箱を漁ってですか?」

住所不定「ダンボール…あんた新人かい?」

73: 2011/08/07(日) 01:51:15.88 ID:rG9AWWJdO
杏子「お宅拝見と行くか」

杏子「いい布だな…。ちょっとぐらい貰ったて構わないよな」

杏子「わわ!なんだこりゃ?スティックアメじゃないのか」

杏子「おお!この本いいな~枕にピッタシだ!」

杏子「小学校の卒業文集を見つけた」チャラララーン

杏子「どれどれ」

78: 2011/08/07(日) 01:56:15.35 ID:rG9AWWJdO
マミ「まあ、それでお金が貰えるんですか?」

住所不定「ああ、基本だぜ?」

マミ「そうなんですか…大変ですね」

住所不定「ホームレスってそういう者さ」

マミ「厳しい世界ですね」

住所不定「あんた何もしらないみたいだな…
家はどこだ?俺たち同族は助け合わなきゃ駄目だ」

住所不定「ダンボール…あんたも仲間だ」

マミ「ダンボール?」

82: 2011/08/07(日) 02:01:49.75 ID:rG9AWWJdO
杏子「駄目だ、ところどころ読めない字がある…」

杏子「特にマミのは漢字が多いから解読できない」

杏子「フリがながないとか馬鹿にしてんのか?」

杏子「なんか読んでたら眠くなってきたな…」

杏子「ふぁ~」

85: 2011/08/07(日) 02:07:53.49 ID:rG9AWWJdO
マミ「公園の人達はいい人ね」

マミ「空き缶さんに紹介してもらったら、
ジュースをお祝いに頂いてしまったわ」

マミ「いろいろ貴重なご意見や情報を教えてもらえた」

マミ「朝にはお味噌汁とかを頂ける所があるらしいわね」

マミ「お腹は空いてるど…それより早く寝たいわ」

マミ「さあ、ダンボールハウスを改良するわよ」

88: 2011/08/07(日) 02:12:45.19 ID:rG9AWWJdO
杏子「んん~」ゴロゴロ

杏子「ちょっと寒いな…窓を開けるか」

杏子「おお!温かい空気が入ってきてちょうどいいや」

杏子「また、腹が空いたな…」

ゴソゴソ

杏子「ん?奥に何かあるな…」

杏子「うひょ~高そうなクッキーだな!」

杏子「ベッドで寝ながら食べよう♪」

96: 2011/08/07(日) 02:17:17.68 ID:rG9AWWJdO
マミ「よし!あまりスムーズに開け閉めできないけどいいか」

マミ「後は中の虫を追い出してっと…」

マミ「ふぅ、やっと眠れる…」

マミ「この布…少し臭う…佐倉さんはちゃんと洗ってるのかしら?」

マミ「ベッドで寝たいな…」

スピースピー

101: 2011/08/07(日) 02:23:24.55 ID:rG9AWWJdO
杏子「ボロボロこぼれるな…」ボリボリ

杏子「しかし、うまいなこれ!」

杏子「蓋に今月のご褒美って書いてあったけど、期限が今月までって事だよな?」

杏子「まったく、明後日は来月だっていうのに…」ボリボリ

杏子「うまうま」ボリボリ

107: 2011/08/07(日) 02:28:44.86 ID:rG9AWWJdO
マミ「ふぁ~イタタ、体が痛い…」ズキズキ

マミ「寝癖が…ってドライヤーもないしどうしようかな」

マミ「取り敢えず川の水で…」

マミ「…ジュース飲も」グー

マミ「!?ゲホッゲホッ。何これ?変な味…」

マミ「賞味期限が3年も過ぎてる…」

110: 2011/08/07(日) 02:33:53.98 ID:rG9AWWJdO
杏子「ん~良く寝た♪」

杏子「おぉ~!体が全然痛くないな!いいなこの布団」

杏子「って顔や服にクッキーのかけらが…」

杏子「そうだ!風呂溜めてたんだった!」

杏子「ふんふんふ~ん♪」

杏子「満タン満タン♪おっと入る時はシャワー止めないとな」

杏子「ふ~いいねぇ!このお湯が溢れるの」ザブーン

116: 2011/08/07(日) 02:39:40.33 ID:rG9AWWJdO
マミ「ん~ダメね…いつもの髪型は無理だわ」

マミ「あら、これは佐倉さんの予備のリボンかしら?」

マミ「期間中借りさせてもらおうかな…」

マミ「水でならして、ん~…ちょっとクセが残るわね」

キュッ
マミ「ん~。あんまり似合わないかな…」

マミ「まぁ、仕方ないわね、佐倉さんの住居を借りてるんだし
佐倉さんと同じ髪型にしとこうかな~♪」

119: 2011/08/07(日) 02:46:07.55 ID:rG9AWWJdO
杏子「ふぃ~、サッパリした」

杏子「また、入るだろうしこのままでいいか」

杏子「♪」

杏子「冷蔵庫にはあんまり物が入ってないな~」

杏子「仕方ねぇ買い出しに行くかな!」

杏子「幾ら持ってたかな…」

杏子「食費だけだから大丈夫かな!」

杏子「いざとなれば、試食品を食い逃げすればいいし」

122: 2011/08/07(日) 02:52:17.35 ID:rG9AWWJdO
マミ「公園に行こうかな、もっと住みやすくしたいし」

マミ「コツを教えてもらわないと」

マミ「意識して見ると、空き缶って結構あるのね…」

マミ「タダって訳にはいかないし、拾ってこうかな」

ほむら「何をしてるの…?」

マミ「あら?暁美さんじゃないの」

ほむら「掃除?」

マミ「あ、これ?空き缶を集めてるのよ」

ほむら「………」

127: 2011/08/07(日) 02:57:28.73 ID:rG9AWWJdO
杏子「こんなもんだな」

杏子「!お~い!」

さやか「杏子?」

まどか「杏子ちゃんだ」

杏子「2人仲良く遊んでんのか?アタシも混ぜてくれよ」

さやか「いいけど、あたし達は」

まどか「マミさん家に行く途中なんだ」

杏子「なんで?」

さやか「何でって…」

まどか「うん。昨日ね深夜にマミさんから何回も電話があったの」

129: 2011/08/07(日) 03:02:08.13 ID:rG9AWWJdO
ほむら「空き缶をどうするの?」

マミ「うふふ、暁美さんは知ってるかしら?」

マミ「大量の空き缶はお金に換金できるのよ」

ほむら「え?あの…」

マミ「そういう事よ」

マミ「じゃ、私行く所があるから」

ほむら「どこに…?」

マミ「そこの公園よ」

ほむら「あそこは公園とは言えないわよ…」

131: 2011/08/07(日) 03:05:52.24 ID:rG9AWWJdO
杏子「マミは今家にいないよ」

まどか「そうなの?」

さやか「あたし達に用があるんじゃなかったのかな?」

まどか「電話しても出てくれないから家に行こうって…」

まどか「どうする?さやかちゃん」

杏子「遊ぶなら混ぜてくれよ」

さやか「もう帰ってるかもしれないから、家には行ってみよう」

まどか「そうだね」

135: 2011/08/07(日) 03:11:02.59 ID:rG9AWWJdO
ほむら「なるほど…」

マミ「ちょっと辛いけど貴重な体験ね」

ほむら「佐倉杏子は貴女の家に?」

マミ「多分ね?」

マミ「もういいかしら?」

ほむら「…お金はもっていないの?」

マミ「まったくないのよね。通帳はあるんだけど
いい機会だからね」

ほむら「しばらく貸しておくわ」

マミ「…暁美さん?」

ほむら「黙って受け取ってよ…」

138: 2011/08/07(日) 03:14:10.49 ID:rG9AWWJdO
杏子「ええ~」

さやか「嫌なら付いてくるなよ」

まどか「杏子はどうする?」

杏子「じゃあ、マミ家行ったら遊ぼうぜ」

さやか「留守だったらね」

杏子「どうせ留守だって」

まどか「?」

144: 2011/08/07(日) 03:19:41.26 ID:rG9AWWJdO
マミ「人の好意は素直に受けておくわね」

ほむら「そうして…」

ほむら「…失礼するわ」

マミ「ありがとう暁美さん」

マミ「そうだ!せっかくお金があるのだから
皆さんに何か食べ物を買って行こうかしら」

マミ「何か作って行きたいけど…火とかお鍋がないから無理よね」

マミ「出来合い物でいいかしら」

146: 2011/08/07(日) 03:24:25.58 ID:rG9AWWJdO
ピンポーンピンポーン

まどか「杏子ちゃんの言う通りみたいだね」

さやか「ん~」

杏子「さっ!ゲーセンでも行こうぜ♪」

まどか「ゲームセンターか~」

ガチャ
さやか「あれ?開いてる…」

杏子(閉めるの忘れてた)

さやか「マミさ~んって寒!」

まどか「クーラーがついてるね」

杏子「昨日からつけっぱだったわ」

148: 2011/08/07(日) 03:30:04.46 ID:rG9AWWJdO
マミ「おはようございます」

住所不定1「どうだったい初めてのホームレスの夜は?」

マミ「体の節々が…」

住所不定2「そんなもんだよな」

マミ「そうそう、皆さんお腹は空いてませんか?」

マミ「ちょっとお金があったので、食べ物を買って来たんですけど…」

マミ「よろしければ、どうぞ」

ざわざわ
ざわざわ
ざわざわ


空き缶「ダンボール!君はいい人だな!」

150: 2011/08/07(日) 03:33:35.72 ID:rG9AWWJdO
杏子「消した方がいいな」

さやか「お、おいっ!勝手に上がっちゃ不味いよ」

杏子「いいのいいの」

まどか「さやかちゃん」

さやか「…奥に居るのかな?」

杏子「おっと、窓も閉めとくか」

まどか「お邪魔」

さやか「しまーす」

杏子「適当にくつろぎなよ」

152: 2011/08/07(日) 03:37:45.39 ID:rG9AWWJdO
マミ「強度が問題みたいね」

マミ「一から立て直した方がいいかも知れないわね」

マミ「いろいろ教えて貰えたし」

マミ「あら?また会ったわね」

ほむら「ええ、奇遇ね…」

マミ「うふふふ、そうね」

ほむら「巴マ…うっ」

マミ「どうかしたの?」

ほむら「貴女、少し臭うわよ…」

マミ「うっ…ショックだわ」クンクン

157: 2011/08/07(日) 03:41:55.55 ID:rG9AWWJdO
さやか「うわっ!?」

まどか「ここマミの家だよね…」

さやか「タンスが開けっ放しだし、ゴミや物が床に散乱してる…」

まどか「ま、まさか泥棒かな!?だから鍵が…」

さやか「マミさんは!?まだ気づいてないのかな」

まどか「警察に連絡した方がいいかな!?」

さやか「ま、待てって!落ちつこうよ」

杏子「…」ボリボリ

165: 2011/08/07(日) 03:46:28.57 ID:rG9AWWJdO
マミ「どうしましょう…女の子として不味いわ」

ほむら「…銭湯に行っては?先ほど渡したお金で…」

マミ「…使っちゃったのよね。公園の皆さんにご馳走して」

ほむら「貴女は…」

マミ「はぁ…こうなったら水浴びしかないかしら?…なんてね」クスッ

ほむら「!?少しここで待ってなさい」

マミ「あっ…暁美さん?」

173: 2011/08/07(日) 03:51:27.07 ID:rG9AWWJdO
さやか「まずはマミさんと連絡を…」

まどか「ででも、マミさんがどこにいるのか…」

まどか「さ、さやかちゃん!まさかマミさん…」

さやか「誘拐!?んな馬鹿な!マミさんが誘拐される訳…」

まどか「じゃ、じゃあなんで連絡できないの!?」

さやか「連絡…?ままままどか!マミさんから何回も着信があったよね?」

まどか「あぁ!!…あれって助けを?」

さやか「信じられないけど…辻褄が」

杏子「………」ボリボリ

176: 2011/08/07(日) 03:56:15.73 ID:rG9AWWJdO
ほむら「…待たせたわね」

マミ「どうかしたの…?」

ほむら「受け取りなさい」

マミ「お金?…ダメよ二度も受け取れないわ」

ほむら「…いいから」

マミ「ありがとう暁美さん。でも、悪いわ」

ほむら「…一度も二度も変わらない」

マミ「そんなふうに考えたら三度目も…
なんて考えてしまうかもしれないわ」

マミ「ふふ、好意だけ貰っておくわ」

ほむら「ちょ、ちょっと…」

185: 2011/08/07(日) 04:02:28.11 ID:rG9AWWJdO
杏子「落ち着けよ」ボリボリ

さやか「これが落ち着いていられる!?」

まどか「そ、そうだよ!杏子ちゃん、のんびりしてたら…」

杏子「マミなら無事だって…」

さやか「なんでわかるのさ!?」

まどか「………杏子ちゃん。まさか…」

さやか「はっ!そういえばあんた、いやにマミさんに詳しかったね?」

まどか「そんな…杏子ちゃんが…?」

さやか「お前もグルか!?」

杏子「うぜぇ、落ち着けよ」

191: 2011/08/07(日) 04:08:58.99 ID:rG9AWWJdO
ほむら「好意はお金よ、受け取って」

マミ「気持ちだけで十分だから…」

マミ「それに、ほら
。通帳があるからいざとなったら…」

ほむら「…期間中貴女は使わないでしょ?」

ほむら「そういう人なんだから…」

マミ「…使わないつもりだけど。よく解るわね?」

マミ「ふふふ、読心術でもできるのかしら…?」

ほむら「…はい」スッ

マミ「…いいから」

207: 2011/08/07(日) 04:14:42.33 ID:rG9AWWJdO
杏子「この家は今、アタシのなんだよ…」

さやか「やはりグルだったのか!!」

さやか「まどか!急いで警察に!!」

まどか「うん!!」

杏子「落ち着け!落ち着けよ!!」

杏子「事を大きくするなよ!」

さやか「いけしゃしゃと!!」

まどか「杏子ちゃん!マミさんは無事なの!?」

杏子「よ~しお前ら、深呼吸しようか」

さやか「ふざけんな!!」

まどか「そ、そうだよ!!」

218: 2011/08/07(日) 04:21:14.54 ID:rG9AWWJdO
スタスタ
マミ「いらないから」

ほむら「…受け取って」

マミ「気持ちだけでいいから」

ほむら「ならば尚更受け取りなさいよ」

マミ「悪いわよ」

ほむら「貰ってもらわないとこっちの気分が悪いわ」

マミ「…こちらも心苦しいのよ」

ほむら「…貸すだけよ」

マミ「暁美さん、しつこいわよ!」

ほむら「強情者!」

224: 2011/08/07(日) 04:27:44.29 ID:rG9AWWJdO
杏子「と、とにかくアタシの話を聞いてくれ!」

まどか「杏子ちゃん!マミさんは無事なの!?」

さやか「どうなんだよ!?」

杏子「無事に決まってんだろ!!」

まどか「よ、良かった」

さやか「で、あんた等は何を要求する気なの!?」

杏子「何もいらねぇよ!そもそ」

さやか「まさかまさか!!マミさん自身が狙いなの…」

まどか「そんな…そんなのってないよ…」

杏子「なぁ…頼むから話しを聞いてくれよ……」

229: 2011/08/07(日) 04:35:49.99 ID:rG9AWWJdO
マミ「ああもう!家についてしまったわ」

ほむら「…家?これなの…」

マミ「暁美さん…本当に気持ちだけでいいから」

ほむら「………」

ほむら「わかったわ…」

マミ「…ふぅ。何回も借りる何てできないわよ」

バタン
マミ「髪の手入れはしないとね」

マミ「クシを貰ったからって、あら?」

マミ「五百玉が落ちてる…」

ほむら「ふん!」

232: 2011/08/07(日) 04:41:06.60 ID:rG9AWWJdO
杏子「なぁ…」

さやか「まずは解放か居場所を教えて!!」

さやか「そしたら聞いてあげる」

まどか「へ、変な事しないでね…通話ボタン押しちゃうからね」

杏子「解放って…誘拐なんてしてないのに」

さやか「あんた…」

杏子「ああ!!うぜぇ!!!」

まどか「ひっ」

杏子「場所はここだよここ!!もう好きにしろ!!!」

さやか「…本当だね?」

杏子「そうだよ!」

236: 2011/08/07(日) 04:47:24.99 ID:rG9AWWJdO
マミ「佐倉さんの落とし物かしら…」

マミ「終わったら渡しましょうか」

マミ「臭うのは困るわ…」

マミ「…どうしましょうか」

マミ「…もしかしたら服かな?」クンクン

マミ「…よくよく考えると代えの服がないんだったわ」

マミ「水洗いだけでもしとこうかな」

銭湯
ほむら「なぜ来ない…」

240: 2011/08/07(日) 04:53:03.08 ID:rG9AWWJdO
杏子「ケッ、…行っちまった」

杏子「贅沢するとこれだ…」

杏子「まあいいや。今のうちに楽しんでおかないと」

杏子「変な汗で気持ち悪りぃや」

杏子「風呂に入りながらアイスでも食べるかな♪」

杏子「飯も炊いとくかな」

杏子「………」

243: 2011/08/07(日) 04:58:27.49 ID:rG9AWWJdO
マミ「疲れたわね…暁美さんで」

マミ「佐倉さんはちゃんとやってるかしら…?」

マミ「まあ、大丈夫よね」

マミ「部屋が散らかる程度かな。ふふ」

マミ「今朝の残りで何か…」

まどか「マミさん!」

バリバリ
さやか「無事ですか!?」

マミ「あぁ…せっかく作った扉が…」

245: 2011/08/07(日) 05:02:47.32 ID:rG9AWWJdO
杏子「♪」

杏子「サッパリだ~」

杏子「帰ったら風呂は作るべきだな」

杏子「ご飯ご飯」

杏子「に、ふ り か け」

杏子「ごはんがごはんがススムくん♪」

杏子「…あまちゃん集団が」

248: 2011/08/07(日) 05:08:23.25 ID:rG9AWWJdO
マミ「はぁ」

まどか「えぇ!?そうなんですか」

さやか「杏子の奴、怒ってるかな…」

マミ「心配ならすぐに戻りなさい」

マミ(臭いは嗅がないで!)

さやか「気まずいよ、マミさん」

マミ「考えるよりまずは行動よ!美樹さん」

マミ「ほら!」

まどかさやか「は、はい!!」

タタタッ
マミ「…やっぱりこの臭い私だ…」クンクン

250: 2011/08/07(日) 05:12:53.03 ID:rG9AWWJdO
エンディング

杏子「ごはんがうまいなぁ~」

杏子「うまうま」

まどか「杏子ちゃん!」
さやか「杏子!」

杏子「…なんだよ」



銭湯
マミ「終わった時に返せばいいよね」

マミ「!?暁美さん」

ほむら「…奇遇ね」

マミ「もう必然でしょ?これ」

ほむら「いいえ、奇遇よ」

253: 2011/08/07(日) 05:16:15.29 ID:rG9AWWJdO
終了

マミ「すごい散らかりようね…」

マミ「まぁ、楽しかったからいいか…」

マミ「何これ?電気使用量が…」


ボロボロ

杏子「キェェェェェェェ!!?」

終わる

255: 2011/08/07(日) 05:17:25.82 ID:MktskQVz0


ほむらちゃん素敵

256: 2011/08/07(日) 05:18:05.85 ID:rG9AWWJdO
杏子嫌いじゃないよ
天然の邪気ってやつ
ムカついたりしたらごめんよ…

じゃあ終わりです。

引用: 杏子「交換生活しよーぜ」 マミ「い、嫌!」