274: 2012/04/09(月) 22:57:04.90 ID:3+kQjuWJ0
美希「おっはようなのぉ!ハニー!」

P「ああ、美希、おはよう」

美希「ねぇねぇハニー!」

P「ん?」

美希「今日のミキのスケジュールって午前で終わりだよね?」

P「ああ…そうだったな、それがどうかしたのか?」

美希「どうかしたじゃないの!ハニーは乙女心っていうのをもっと分かってほしいの!」

P「そう言われたってなぁ…一体どういうことなんだよ?」

美希「もう!ハニーはダメダメさんなの……だからね、午後からはミキ、ハニーと一緒にいられるよ!…ってことなの~」

P「………」

美希「だからハニー、午後までにお仕事終わらせて…」

パシンッ

P「………」

美希「……ハニー?」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)
276: 2012/04/09(月) 23:04:47.02 ID:3+kQjuWJ0
P「ふざけたこと言うな美希、アイドルがそう簡単に男の人と一緒に遊んだりするな」

美希「で、でも!……ミキ…久しぶりに暇が出来たから…ハニーと一緒に遊びたくて…」

P「なら春香たちと一緒に行けばいいだろ、それに俺と遊んでるところなんてもし撮られたらどうする気だ、今後に関わるんだぞ」

美希「……それなら…ミキ、アイドル辞めて、ハニーのお嫁さんになるの」

P「……馬鹿なこと言うな美希、お前はもうトップアイドルなんだ、そのお前のことを応援してくれてるファンのことを考えろ」

美希「そんなの知らないのっ!ミキはハニーが一番なのぉ!」

P「っ…!」

パシンッ

美希「っ…痛いの……ハニーに叩かれるの…すっごく痛いの…」

P「………」

280: 2012/04/09(月) 23:12:15.24 ID:3+kQjuWJ0
P「……暇なら次のライブのダンスを完璧にするか、春香たちと行くんだ…分かったな、美希?」

美希「………」

P「……分かったな?」

美希「…分かんないの…そんなの」

P「………」

美希「………」

P「はぁ…じゃあ俺は書類整理があるから…」

ガシ…

P「……何するんだ…美希?」

美希「………掴んでるの」

P「だからなんで掴んでるんだよ…」

美希「………」プイッ

283: 2012/04/09(月) 23:17:50.87 ID:3+kQjuWJ0
P「………」カタカタ

美希「………」

P「すいません小鳥さん、そこの書類取ってもらえますか?」

小鳥「あ、はい…どうぞ……あのー…プロデューサーさん、一つ聞いてもいいですか?」

P「…何ですか?」

小鳥「どうして美希ちゃんがプロデューサーさんに引っ付いてるんですか…?」

P「……こ、これは…」

美希「……ピヨちゃん」

小鳥「?何?どうかした?美希ちゃん?」

美希「…ハニーとの時間……邪魔させないでなの…」

P「!…美希!お前何言って…!」

小鳥「あっ…そ、そうね…ごめんね美希ちゃん……それじゃあ私、ちょっと疲れたので休憩してきますね」ガチャ…パタン

P「あっ…おい美希!」

美希「っ!」ビクッ

284: 2012/04/09(月) 23:23:59.77 ID:3+kQjuWJ0
P「なんてこと言うんだお前はぁ!小鳥さんに謝って来い!」

美希「……ピヨちゃんが空気読めてないのが悪いの…ミキは悪くないの」

P「っ…!」バッ

美希「ひっ!」ビクッ

P「………もうすぐテレビの収録だろ…早く支度して行って来い」

美希「……ハニーは?」

P「俺はまだ書類整理が終わってない…それにレギュラーなんだから一人で行けるだろ」

美希「………」

P「ほら美希、もう叩かないから早く行ってこい、出前だけど終わったらメシぐらいは一緒に食べよう、だから収録頑張ってこい」

美希「……イヤ…今日はもうずっとハニーと一緒にいるって決めたの」

287: 2012/04/09(月) 23:30:15.13 ID:3+kQjuWJ0
P「………」

美希「ハニーがここを動かないなら…ミキも絶対ここを動かないの」

P「はぁ…分かった、付いていく、ほら美希、行くぞ?」

美希「……はいなの」


収録後
P「はぁ…昼前までに終わる量だったっていうのに…」

美希「………」

P「……さて、それじゃあメシにするか?」

美希「………」コクン

P「美希、ラーメンにするか?それともどんぶりもの?どっちがいい?」

美希「ミキ…ハニーが食べたいの……食べるの」

P「…分かった、それじゃあ今日はどんぶりものにしよう」

美希「………」

290: 2012/04/09(月) 23:38:37.75 ID:3+kQjuWJ0
P「いただきます」
美希「いただきます…なの」

P「………」
P「ごめんな美希、さすがにぶったのはやりすぎだったよな」

美希「………」
P「しかもお前はアイドルなのに、もし顔に傷でも残ったら大問題だったのにさ…本当にごめんな、美希」

美希「…別に気にしてないの、ハニーがミキのこと思ってやってくれたことってミキも分かってるから」
P「…そっか」

美希「……でもね…ミキね…今日は本当に楽しみしてたんだ…ハニーと遊びに行くの」

P「………」

美希「最近はお仕事ばっかりでミキ…ハニーとあんまりお話してなかったから……すごく…すごく寂しくてつまんなかったの」ジワッ…

P「………」

美希「だから今日はハニーと一緒に居られると思って…一緒に遊べると思って…すっごく…すっごく楽しみにしてたの…」ポロポロ

P「………」

美希「でも…ワガママ言ってたらハニー…ミキのこと嫌いになるよね……だから…我慢するの」

P「…美希」

美希「そのかわり…今日はハニーの傍に居ても……いい?」

292: 2012/04/09(月) 23:47:48.71 ID:3+kQjuWJ0
P「………」バッ

美希「っ!」ビクッ

P「…もうぶたないって言っただろ、美希」ポンッ

美希「……ハニー…」

P「…ごめんな美希、お前のこと考えてやれなくて…」ナデナデ

美希「………」

P「それにお前の気持ちを踏みにじって、傷つけて、本当に悪かった……反省してもしきれないな」ナデナデ

美希「…ううん…ハニーは悪くないの…ハニーはミキのことを思ってやってくれたの…だからハニーは悪くないの」

P「美希…」

美希「でもやっぱりハニーに叩かれるのは、ちょっとキツかったの……今もほっぺがヒリヒリしてるの」

P「!本当か美希!待ってろ、今すぐ冷やすもの持って…」

ギュッ

美希「……離れないでほしいの…ハニー」

P「……美希」

美希「もうハニーは今日ずっとミキと一緒に居なきゃいけないの…絶対なの…」ギュッ

294: 2012/04/09(月) 23:55:15.96 ID:3+kQjuWJ0
小鳥「あ、あのー…」
P「!こ、小鳥さん!?」

小鳥「そのぉー…冷めちゃいますよ?その親子丼」
P「……そ、そうですね…ホラ美希、食べるぞ」

美希「うーん…ミキ、ハニーのこと掴んでるから一人じゃ食べられないの~」

P「………」

小鳥「あ、あのプロデューサーさんが食べさせたらどうでしょう?」

P「…いやでも…」

美希「あ~ん」

P「仕方ない、あーん…」

美希「………」モグモグ…ゴクン

P「ほらこれでいいだろ美希、それじゃあもう一人で…」

美希「それじゃあ次はミキがハニーに食べさせてあげるのぉ!はいハニー!あーん!」

P「ばっ…おまっ…!」

小鳥「………」

小鳥(引っ叩こうかしら…この人たち)

296: 2012/04/09(月) 23:57:47.36 ID:usBMaKUu0
美希かわいい

引用: P「アイドル達に突然ビンタしたらどうなるか」