411: ◆TLyYpvBiuw 2014/08/01(金) 19:49:18.41 ID:BdNtQqVYo
412: 2014/08/01(金) 19:50:15.48 ID:BdNtQqVYo
ここは倉庫。
吹雪と漣は使えそうな話を掘り出してくるよう頼まれたのだ!
つまりは過去の発表に耐えない試作を使って手抜きをしているのである!
吹雪「確かえーっとえーっと…あった!これだ!」
漣「お、あった?」
吹雪「えー、『球磨型と潜水艦の休日』……」
413: 2014/08/01(金) 19:51:02.09 ID:BdNtQqVYo
北上「たまにはどっか行ってさ、バーベキューでもやっちゃわない?」
多摩「いいにゃあ、シビれるにゃあ」
木曾「まるゆ連れて来てもいいか?」
というわけで球磨型一家+αはキャンプ場にやってきたのだ!
伊168「久々にオリョールから解放されたわ!」
伊58「思う存分楽しむでち!」
きゃっきゃっ
大井「はしゃいでますね」
北上「よくやったまるゆっち。たまには休暇も必要だからねー」
まるゆ「そんな、褒められましても」テレテレ
木曾「いや、偉いぞまるゆ」
まるゆ「木曾さぁん///」
414: 2014/08/01(金) 19:51:59.73 ID:BdNtQqVYo
多摩「なんかピンクのオーラが出てるにゃ」
球磨「大井みたいクマ」
大井「私は、北上さんにもう夢中だもの」
北上「いや、ひょっとして逆なんじゃあない?」
球磨「木曾がまるゆに夢中クマ?」
木曾「おいまるゆ!あの木まで行ってみようぜ!」
まるゆ「あっ、待ってください木曾さぁん」
北上「まぁ……そうねぇ……難しいよね」
多摩「木曾は末っ子だからお姉ちゃんっぽいことしたいだけにゃ」
球磨「全く、子供だクマ」
大井(子供って、人のこと言えたもんなのかしら)
伊401「テント立てる!?テント立てちゃいます!?」
伊8「クーゲルシュライバー」
伊19「あれ?むこうにも先客がいるっぽいのね」
北上「あ、ホントだねぇ」
伊401「あ、あれは!!」
415: 2014/08/01(金) 19:52:58.98 ID:BdNtQqVYo
先客の潜水艦「きゅーそくせんこー」
球磨「知っているクマ?しおい」
大井「何やら因縁浅からぬ仲のようだけど」
潜水艦「あっ。あなたは……」
伊401「お前は……イオナ!!」
イオナ「こんなところで出会うなんて」
多摩「一体どういうことにゃ?説明してにゃ」
伊401「あれは今から五年前のこと……」
―――
カンムス アルペジオ
あれは漢夢洲と亜流経次御の抗争の時だった……。
伊401「あなたが亜流経次御のリーダーね」
「艦娘ごときがでかい口聞かないほうがいい。多分すごく痛い思いする」
伊401「言わせておけばっ!」
シュバッ!
伊401「うおおおおおおおお!!」
イオナとの戦いは三日三晩続いたが、ついに決着がつくことはなかった。
416: 2014/08/01(金) 19:54:28.57 ID:BdNtQqVYo
伊401「あなた……なかなかやるわね。私は伊401。あなたの名前を教えてよ」
マヤ「あたしはマヤ!」
こうして、全力を出して戦った私とイオナの間には友情が芽生えた。
そして私たちは親友になりよく二人で遊ぶようになった。
~~~♪
伊401「ピアノ上手だね!」
マヤ「そう?じゃあいっぱい弾いちゃおー!」
伊401「アイスクリーム美味しいね!」
マヤ「ほっぺについてるよ」チュッ
伊401「ひゃっ///」
417: 2014/08/01(金) 19:55:29.44 ID:BdNtQqVYo
だが、そんなある日。
伊401「マヤ!遊びに来た……マヤ!」
マヤ「うう……」
マヤは血だらけの無残な姿で横たわっていた!
マヤ「ふふ、ドジっちゃった。ごめんね」
伊401「一体何があったって言うの!?」
マヤ「まさか、知らないうちに『霧戦争』に巻き込まれていたなんて……しおい、最期の頼みだよ」
伊401「最期だなんて言わないでよぉ!」
マヤ「……この人形を、私だと思って持っていてね。あなた寂しがり屋だから……」
伊401「嫌だ!マヤじゃないと私……!」
マヤ「頼んだよ……」ガクッ
伊401「マヤァァァーーーーーーーーーッ!!」
「ついにマヤを倒したわ」
「これでこの地球は千早群像様のもの」
伊401「き、貴様ら!酸素魚雷!」
ドゴォォォオ
ぬわー
―――
418: 2014/08/01(金) 19:56:57.27 ID:BdNtQqVYo
伊401「そしてその日以来、私は千早群像に命を狙われている」
マヤちゃん人形「カーニバルダヨー」
球磨「しおいにそんな悲しい過去が……」
大井「ここで会ったのも運命というわけなのね……」
多摩「まさしく因縁の対決にゃ」
北上(???ついていけてないの私だけ?)
伊8「ケーニヒスベルク」
イオナ「ただ一人BBQしてるコンゴウを観察しに来ただけ、またね」
伊401「ばいばーい」
419: 2014/08/01(金) 19:58:03.00 ID:BdNtQqVYo
それから艦娘たちはすっかりキャンプを楽しんだ。
ジュージュー
北上「はぁ~いざんねーん、この肉は北上様のものだよ~」
木曾「ちくしょー!俺まだ一枚しか食べてないんだぞ!」
球磨「木曾はすっとろいクマ」モグモグ
まるゆ「まるゆの分も食べてください木曾さん」
伊168「ワォ!大漁大漁!」ガツガツ
伊8「ディ・モールトボーノ」パクパク
伊401「おにぎり焼いちゃいます!?」
伊58「ゴーヤの分もお願いするでち」
多摩「ごめんにゃ、イク。焼くの手伝ってもらって」
伊19「これぐらいお安い御用なの!」
大井「普段の言動とかの割にはいい子ですね」
伊19「一言多い!」
大井「あら、ダジャレ?」
伊19「もう!失礼しちゃうのね!」
こうして、のどかな一日は過ぎていったのだった……。
420: 2014/08/01(金) 19:58:48.52 ID:BdNtQqVYo
ゴソゴソ
漣「むむ、これは」
吹雪「どうして、こんなえOちな本が……///」
漣「そこにダンボールあるから詰めて持って帰ろ」
吹雪「う、うん」
漣「あ、こっちにもいいのがあったよ」
吹雪「『弥生のお料理教室』?」
421: 2014/08/01(金) 19:59:29.32 ID:BdNtQqVYo
弥生「司令官、お茶どうぞ」
提督「ん」カリカリ
弥生「……司令官、お茶です」
提督「ん」カリカリ
弥生「司令官……」
提督「なんだぁもう、言いたいことがあるなら言え」
弥生「お茶どうぞ」
提督「わかったからそこに置いといてくれ、飲むから」
弥生「……」
提督「……なんか怒ってるのか?」
弥生「怒ってなんかないよ、怒ってなんか……」
提督「ふうむ?まあいいだろう」
弥生「……」
422: 2014/08/01(金) 20:00:13.97 ID:BdNtQqVYo
鬼怒「珍しいね、弥生ちゃんが相談なんて」
弥生「司令官は弥生がいなくてもいいって思ってる」
鬼怒「そんなことないと思うけどなー」
弥生「だって、返事もろくにしないし」
鬼怒「ふうん、どんな感じ?」
弥生「お茶を出しても『ん』としか言わないし」
鬼怒「ふんふん」
弥生「弥生が秘書の時はいつも弁当作ってあげてるんだけど、最近はお礼も言わなくなったし」
鬼怒「そうなんだ」
弥生「嫌われたかも……」
睦月「ちょいと待った!お弁当て初耳なんだけど!」
弥生「睦月?」
睦月「お弁当って、初耳なんだけど!」
弥生「え?うん」
如月「出し抜かれた、そういうわけね」
弥生「別にそんなつもりじゃあ……」
423: 2014/08/01(金) 20:01:22.47 ID:BdNtQqVYo
睦月「よし決めた!私も弁当作る!」
如月「やるしかないわめ!」
鬼怒「じゃあ私も!」
弥生「え?え?」
睦月「で、どーやるの?」
如月「そういえば作ったことないわね……」
鬼怒「野菜ジュースとカレーならよく作るんだけど」
弥生「ええとねぇ……」
かくして弥生のお料理教室が始まった!
弥生「鬼怒さん、レモン絞って」
鬼怒「よしきた!」グシャア
弥生「睦月、弱火でって言ったよね」
睦月「こ、この程度ならまだ食べれる……かも」
弥生「如月……隠し味って……レシピ通り作ってよ……」
如月「あら?」
424: 2014/08/01(金) 20:02:11.94 ID:BdNtQqVYo
提督「貴様たちいないと思ったらここにいたのか」
弥生「あ、司令官」
提督「うむ、艦娘同士親交を深め合うのはいいことだ」
睦月「味見お願い!」
提督「どれどれ」パク
提督(ま、まずい!驚く程!吾輩ははっきり言う方だが、彼女たちに水を差すようではいかんだろう)ガビーン
提督「ま、まあ、悪くないんじゃないか?」
睦月「本当!?」
鬼怒「じゃあこれも味見してみてよ!」
提督「いや、少し用事があるのを思い出したから、うん。それではまた!」ピュー
鬼怒「あれ?」
睦月「悪くないって言われちゃった!にゃひひ!」ニコニコ
425: 2014/08/01(金) 20:04:34.84 ID:BdNtQqVYo
如月「ふうん」パクリ
鬼怒「どれどれ?」パク
弥生「……」
如月「……し、司令官」ウエ
鬼怒「提督が気を使うほどまずいよ!」
睦月「えっ!?」
それからも弥生のお料理地獄は続いた。
そして……
弥生「ついに人前に出せるほどの料理を作ることができたね、三人とも」
睦月「これも弥生ちゃんのおかげだね!」
如月「ありがとうね」
弥生「でもなんか忘れてる気がするけど……」
鬼怒「忘れるってことは大したことじゃないってことだよきっと」
弥生「いや、なにか悩んでたような……ま、いいか」
426: 2014/08/01(金) 20:06:03.77 ID:BdNtQqVYo
ゴソゴソ
吹雪「まあ、二つだけど長めの話で助かったね」
漣「まだまだあるみたいだからしばらくサボれるね」
吹雪「いやサボっちゃダメでしょ……ん?それはラジオかなぁ」
漣「つけてみよ」カチッ
427: 2014/08/01(金) 20:07:08.68 ID:BdNtQqVYo
ネノヒエェーンドクマノォ!ネノクマレィディオ!
子日「さあ今日もやってまいりました、ねのくまラヂオ!」
熊野「彼女子日と!」
子日「熊野さんがお送りするよ!」
熊野「手抜き、申し訳ございませんわ」
子日「言わなきゃバレないのに」
乙です
綾波「私が氏んでも代わりがいるもの」ボソッ
に対して敷波は
敷波「アンタ、馬鹿ぁ?」
こう言うべきだったな
子日「確かにね!」
熊野「そうなるとまた結末が変わりますから一概には言えないのですが」
子日「難しい話だよ、人をどうやって笑わせるか、これに尽きるもの」
熊野「まあ、そんなこと一度も考えたことありませんけど」
428: 2014/08/01(金) 20:08:40.87 ID:BdNtQqVYo
乙です
駆逐艦巻波の実装が待たれるな
さて、ALを子日旗艦で突破するためのレベリングに戻るか
若葉「それでいいそれでいい。是非ともそうしてくれ」
熊野「まあ、素敵な提督さんでよかったですね」
子日「よーっし!子日!AL作戦も頑張るからねーー!!沈まないもん!」
ヒューッ!
熊野「ご覧なさい、彼女の筋肉を…まるでハガネみたいですわ!!」
若葉「こいつはやるかもしれねえ…」
子日「えー!何よ、茶化さないでよー!」
429: 2014/08/01(金) 20:09:19.98 ID:BdNtQqVYo
~ペットショっぽい~
ワンワンニャーニャー
北上「かわいいねー」
多摩「癒されるにゃあ」
夕立「ぽいぽい!」
卯月「ぴょんぴょん!」
北上「何してんの、くちく」
夕立「売り物」
卯月「うーちゃんたちを買って下さい」
店員「500円になります」
北上「安っ」
多摩「ザリガニの餌にするにゃ」
北上「グロいよ!やめたげてよぉ!!」
次回の変な艦これ劇場なんてだれも見ちゃいないさ、月以外はね!
430: 2014/08/01(金) 20:12:00.90 ID:jwp7WXoSO
乙です
弥生達の料理も赤城の手にかかれば残さず完食するんだろうな
弥生達の料理も赤城の手にかかれば残さず完食するんだろうな
431: 2014/08/01(金) 21:52:51.25 ID:Kn61ZdrT0
弥生のお料理地獄・・・こんな感じかな?
弥生「さぁテメェら!覚悟しやがれ!この弥生様が、たっぷりと料理してやるぜーっ!」
弥生「さぁテメェら!覚悟しやがれ!この弥生様が、たっぷりと料理してやるぜーっ!」
432: 2014/08/01(金) 22:26:04.96 ID:zRmv/iO2O
子日がコブラで暁がレディ
引用: 変な艦これ劇場
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