1: 2016/11/05(土) 07:31:11.84 ID:EH82kes3.net
i・ᴗ・*ソ、i 「幼馴染みのよーちゃんに病んでほしい」

ⅰ・ᴗ・*ソ、ⅰ 「監禁してもいいしされてもいい」

ⅰ・ᴗ・*ソ、ⅰ 「私が梨子ちゃんと仲良くしてたら、『こんなのダメなのに』って思いながら梨子ちゃんに嫉妬するよーちゃん」

ⅰ - ᴗ - *ソ、ⅰ 「いい……」



ⅰ・ᴗ・*ソ、ⅰ 「今日の放課後、梨子ちゃんと2人でデートしようかな」

3: 2016/11/05(土) 07:38:17.18 ID:EH82kes3.net
i・ᴗ・*ソ、i 「りーこちゃん」

梨子「あ、千歌ちゃん」

i・ᴗ・*ソ、i 「ね、今日一緒に帰らない?」

梨子「……? いつも一緒に帰ってるよね?」

i・ᴗ・*ソ、i 「二人で!」

梨子「え?」

i・ᴗ・*ソ、i 「もー梨子ちゃんってば、デートだよデート!」

メノ^ノ。^リ 「!?」


i・ᴗ・*ソ、i 「今日は練習早く終わるし、沼津まで行ってちょっと遊ぼ!」

梨子「も、もちろーー」

曜「ヨーソロー!! 二人とも何話してるのっ?」

5: 2016/11/05(土) 07:43:10.82 ID:EH82kes3.net
梨子「あ、曜ちゃん」

i・ᴗ・*ソ、i 「あ、よーちゃん!」

梨子(あれ、そういえば、二人きりって……曜ちゃんは行かないってことよね)

梨子 チラッ


i ^ ᴗ ^ *ソ、i


梨子 ゾクッ

曜「ねぇねぇ、何の話してたの?」

i・ᴗ・*ソ、i 「何でもないよ」

梨子「……」

梨子(伝えないのね)

9: 2016/11/05(土) 07:50:11.46 ID:EH82kes3.net
曜「ええーっ、気になるヨーソロー……」

i・ᴗ・*ソ、i 「……」

梨子「……」

曜「……まぁいいや、二人とも、良かったら今日の放課ーー」

i・ᴗ・*ソ、i 「ごめんね、私用事があるの」

曜「ーー後っ……へっ? あ、あぁ、そうなんだ……」

梨子「……」

曜「じゃあ梨子ちゃんはどう? 久しぶりに二人で……」

梨子「あ、私はーー」

i・ᴗ・*ソ、i 「梨子ちゃんもダメなんだ」

梨子「!?」

梨子(千歌ちゃん!?)

i・ᴗ・*ソ、i 「梨子ちゃんも用事があるんだって」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「ね、梨子ちゃん」

梨子「う、うん……」

梨子(こんな言い方したら怪しまれるんじゃ……)

11: 2016/11/05(土) 07:56:24.36 ID:EH82kes3.net
曜「えぇー、二人とも……?」

曜(なーんか変だなぁ……)

曜「あ、もしかして、二人でデートとか?」

梨子「っ!?」

梨子 チラッ

i・ᴗ・*ソ、i 「……」

梨子(……え? あれ?)

曜「……」

曜(冗談のつもりだったんだけど……)

曜(なんで何も言わないんだろう……)

曜「あ、その」

i・ᴗ・*ソ、i 「ねぇ、そろそろ練習行こ?」

曜「えっ?」

梨子(千歌ちゃん?)

i・ᴗ・*ソ、i 「ほら、もうすぐ始まるし」

曜「……」

梨子「……う、うん…………」

41: 2016/11/06(日) 00:02:14.58 ID:melgXifx.net
練習中

曜(さっきの千歌ちゃん、少し変だったけど……)

i・ᴗ・*ソ、i 「っ、と、すりー、ふぉっ」トントン

曜(今はいつもの千歌ちゃんだ……)

曜(……何で答えなかったんだろ………)チラッ

i・ᴗ・*ソ、i 「!」バッチリ

曜(あっ)

曜(目が合っちゃった……さっきの気にしてるのバレたかな)

i・ᴗ - *ソ、i ウインク

曜「っ!?///」

42: 2016/11/06(日) 00:07:39.26 ID:melgXifx.net
i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「はっ、ほっ、ふっ……」トントン

曜「わ、ととっ」

ダイヤ「曜さん、ステップが乱れてますわよ!」

曜「ん、ごめん!///」


曜(……まぁ、あんまり気にしなくてもいいよね)




ダイヤ「今日の練習はここまでですわ」

花丸「今日も疲れたずら~」

鞠莉「段々練習がhardになってる気がするわ……」

ダイヤ「当然ですわ! 日々の練習で体力がついていくのですから、練習だってーー」

44: 2016/11/06(日) 00:14:51.94 ID:melgXifx.net
i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃんおつかれ」

曜「あ、千歌ちゃんおつかれ!」

曜(もう荷物まとめてる……ホントに用事なんだ)

曜「用事大変でしょ? これから頑張ってね」

i・ᴗ・*ソ、i 「ねぇよーちゃん、今日ずっと私のこと見てたでしょ」

曜「えっ? …………えっ!?///」

i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃんってば、私のこと大好きすぎだよ」

曜「い、いやその、それは違くて!」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「ふふっ、うそうそ、冗談!」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「嬉しかったよ、よーちゃんに見られてると思ったら、私もいつもより張り切っちゃった!」

曜「えっ……///」

46: 2016/11/06(日) 00:17:15.08 ID:melgXifx.net
i・ᴗ・*ソ、i 「だからこれからは我慢しないで、もっと私のこと見てもいいからね!」

曜「がが、我慢って……それに、今日のはそういうのじゃ///」

i・ᴗ・*ソ、i 「私がそうしてほしいの!」

曜「う、うぅ……そんなに見てたかなぁ……///」

梨子「何の話?」ヒョイ

曜「っ!?///」

曜「なななっ、何でもないよ!///」

47: 2016/11/06(日) 00:19:57.95 ID:melgXifx.net
梨子「……そう?」

i・ᴗ・*ソ、i 「……」

i・ᴗ・*ソ、i 「うん、何でもないよ」

曜「あ、ほら、二人とも用事あるんでしょ? 急いで帰らなきゃ!!///」

梨子「ちょ、そんなに急かさなくてもーー」

i・ᴗ・*ソ、i 「ほら梨子ちゃん、はやく」

梨子「え?」

i・ᴗ・*ソ、i 「準備できたらはやく行くよ」

梨子「え? え?」チラ

曜「…………」

曜(……やっぱり、二人一緒の用事なんだ)

曜(それも、私に秘密の)

49: 2016/11/06(日) 00:32:43.53 ID:melgXifx.net
バス車内

i・ᴗ・*ソ、i 「そしたらね、みと姉が……」

梨子「…………」

i・^・*ソ、i 「……もー梨子ちゃん、聞いてる?」

梨子「あ、ごめん! ちゃんと聞いてるよ」

i・^・*ソ、i 「絶対聞いてなかったよー! 何の話してたか言える?」

梨子「え? えっと、美渡さんが……何だっけ?」

i - ^ - *ソ、i 「やっぱり聞いてないじゃん……」

梨子「ご、ごめんね、ちょっと考え事してて……」

50: 2016/11/06(日) 00:36:47.47 ID:melgXifx.net
i・-・*ソ、i 「……何か心配事?」

梨子(……心配事、というか)

梨子「……」

梨子「……ねぇ、千歌ちゃん?」

i・ᴗ・*ソ、i 「?」

梨子「……その、曜ちゃんは、いいの?」

i・ᴗ・*ソ、i 「……梨子ちゃんは、私と二人はいや?」

梨子「そういうわけじゃないけど……」

51: 2016/11/06(日) 00:37:18.30 ID:melgXifx.net
i・ᴗ・*ソ、i 「私、梨子ちゃんともっと仲良くなりたいの」

i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃんとはずっと幼馴染みで、すごく大切な人だけど」

i・ᴗ・*ソ、i 「梨子ちゃんも、大切だから」

梨子「千歌ちゃん……///」

梨子(……)

梨子(……でも、今日の千歌ちゃん、やっぱり変)

53: 2016/11/06(日) 00:40:08.97 ID:melgXifx.net
梨子「……あの、曜ちゃんには、秘密なの……?」

i・ᴗ・*ソ、i 「……」

梨子「……千歌ちゃん?」

i・ᴗ・*ソ、i 「……うん。 二人だけって言われたら、仲間外れにされたって勘違いして、よーちゃん悲しむと思うし」

梨子「…………それなら、もっと気を付けないとダメだよ」

i・-・*ソ、i

梨子「……だから、その……今日のじゃ、バレちゃう……っていうか、一番最悪な伝わり方になっちゃってるとーー」

i・-・*ソ、i 「次から気を付けるね」

梨子「ーー思う……え?」

i・-・*ソ、i 「バレないように、気を付けるよ」

梨子「あ、……う、うん」

i・-・*ソ、i

梨子 ゾクッ

梨子「……あ、きょ、今日はどこ行くの?」

i・ᴗ・*ソ、i 「あ、今日はねー……」

62: 2016/11/06(日) 08:29:46.96 ID:5u1mmZ4u.net
夕方、バス車内

曜「はぁ……」

曜(なんていうか……すごい、寂しいなぁ)

曜(こんなの初めてだよ……)

曜(疎外感、っていうのかな。 ……小さなことのはずなのに、何だか、突然一人ぼっちになっちゃったみたい……)

曜(ずっと一緒だったんだけどな……)

曜「……はぁ」

善子「……もう、そんなに溜息ばっかり吐かないでよ」

曜「うん、ごめんね……」

64: 2016/11/06(日) 08:52:29.28 ID:lqJ2yCkM.net
善子「謝るくらいなら、何で悩んでるのか言ってよね」

曜「……」

善子「ルビィもずら丸も、気にしてたんだから」

曜「……うん、ありがと」

曜「でも、大丈夫……」

善子「…………そんなに頼りない?」

曜「そんなこと、ないけど……」

曜(……千歌ちゃんのこと、悪く言いたくないから)

善子「……千歌さんたち?」

曜「!?」

65: 2016/11/06(日) 09:05:19.44 ID:5u1mmZ4u.net
善子「わかりやすいんだから……」

曜「違うよ!? 千歌ちゃんは関係無いよ!」

善子「なによ、あの二人が付き合ったとか、そういうこと?」

曜「はぁっ!?」

善子「えっ!?」

曜「あっ……いやいや、そんなわけないじゃん!」

曜(そんなわけ……そんな、……いや、本当に……?)

善子「……もう、ただの軽口なんだから、聞き流してよね」

曜「えっ……あ、ごめん」

善子「……いいわよ」

67: 2016/11/06(日) 09:25:10.41 ID:5u1mmZ4u.net
善子「何で悩んでるのか知らないけど、自分の気持ちは素直に伝えなきゃダメよ」

善子「曜さん、結構溜め込んじゃう方でしょ」

曜「そうかな……」

善子「そうよ。 無駄に元気な人は、心の中に秘密を隠してるものなの」

曜「ふふっ……そうかもね」

善子「そうよ! だから、ちゃんと隠した気持ちを伝えなさい!」

曜「…………うん、頑張るよ」

69: 2016/11/06(日) 10:50:22.36 ID:5u1mmZ4u.net
善子「それじゃ、私ここだから」

プシュー

曜「うん、バイバイ善子ちゃん! ありがと!」

曜(……伝えてみよう、仲間外れはやだって、寂しいって)クルッ

曜「っ……!?」サッ

曜「……千歌ちゃんに、梨子ちゃん……!」

道向こうのバス停
i・ᴗ・*ソ、i 『~! ……』
梨子『……! …!』

曜「そっか、沼津に来てたんだ……」

曜「……私、沼津なら、一緒に帰った方が早いのに」

曜「っ……」グスッ

曜(そんなに、梨子ちゃんと二人きりが良いんだ……)

70: 2016/11/06(日) 10:54:33.53 ID:5u1mmZ4u.net
「曜ー、ご飯できたわよ」

曜「…………」

「曜ー」

曜「…………」

曜(……この頃は、千歌ちゃんの一番の親友だったのに)

曜(千歌ちゃんには私、私には千歌ちゃんって感じで、二人で……)

曜(……でも、梨子ちゃんが来てから、それも…………)

曜(こんなことなら、いっそーー)

「曜?」ガチャッ

曜「うひゃっ!?」

71: 2016/11/06(日) 10:56:36.41 ID:5u1mmZ4u.net
「ご飯よ……あら、千歌ちゃんの写真……懐かしいわね」

曜「ん……うん」

「……泣いてたの?」

曜「……っ、ううん、違うよ」

「……とりあえず、今日は曜の大好物だからら、食べて元気出しなさい」

曜「うん……」ゴシゴシ

「じゃ、落ち着いたら下降りてきてね」バタン

曜「…………」

曜(今私、何考えようとしてたんだろ……)

曜(…………)

93: 2016/11/07(月) 15:15:44.86 ID:PiKATUPj.net
曜「……」チクチク

曜「……」ヌイヌイ

曜(……どうして嘘ついたんだろ)

曜「……」ヌイヌイ

曜(私について来られると困るから?)

曜「……」チクチク

曜(一緒にいたくない……だったら嫌だな)

曜(さすがにそれは無いと思うけど……)

94: 2016/11/07(月) 15:17:50.38 ID:PiKATUPj.net
曜(サプライズのプレゼントとか、楽しいことなら良いな)チクチク

曜(誕生日は終わっちゃってるけど、そういうのなら、私もーー)グサッ

曜「っつ……」血プクー

曜(……そうじゃなかったら、何だろう)フキフキ

曜(梨子ちゃんと、二人きりになりたかった、とか?)

曜(何で?)

曜(…………)

曜「…………ふぅ」

曜(さっきからずっと同じこと考えてる)

曜(……今日はもう寝ちゃおうかな)

曜「……このまま起き、」

曜「…………あ、ん、ん゛」

曜(ずっと喋ってなかったから、声が変になってる……)

95: 2016/11/07(月) 15:20:04.44 ID:PiKATUPj.net
曜「あー、あ……」

曜(…………)

曜(……何か、もう、うー……)

曜「あー……っもー!」

ガタッ

窓ガラッ

曜「ーーよぉぉそろぉおおおっ!!!!」

曜(こんなことでくよくよしてたって仕方ないよ!)

「曜!! 何時だと思ってるの!!」

曜(善子ちゃんも言ってた通り!! 明日素直に打ち明けて、それでおわり!!)

曜(今悩んでるのだって、きっと私の気にしすぎだから)

曜(明日にはきっと、また三人で一緒にーー)

ブブッ

曜「あっ」

曜(LINE、千歌ちゃ…………)

曜「………………」

96: 2016/11/07(月) 15:22:35.51 ID:PiKATUPj.net
ようちかりこ(3)
ちかちー
『今日はありがと!
また一緒にデートしようね!

大好きだよ、梨子ちゃん♡』

曜「…………」

ちかちー
『また今』

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

曜「…………」

曜(そっか、二人は、そういう関係なんだ)

97: 2016/11/07(月) 15:24:21.88 ID:PiKATUPj.net
ようちかりこ(3)
よーそろ
『千歌ちゃん~!』

スタンプ

スタンプ

ちかちー
『よーちゃん……!』

よーそろ
『夜中からスタンプいっぱい送らないでよ!』

ちかちー
『夜はまだまだこれからだよ!!』

桜内 梨子
『うるさい』

ちかちー
『寝るにはまだ早いよ!』

よーそろ
『じゃあお休み』

桜内 梨子
『明日も朝練あるでしょ』

ちかちー
『寝るの!?』

桜内 梨子
『早く寝なさい』
スタンプ

ちかちー
『ええーっ!?』

98: 2016/11/07(月) 15:26:49.02 ID:PiKATUPj.net
曜(…………)

曜「っ!」ブンッ

ガッ

スマホ 「」

曜「…………」

曜(…………)

ガチャッ

タタ、ト、ト、ト、ト、ト、ト、ト

「曜? どこか行くの?」

曜「……うん、ちょっと走ってくる」

「すぐに戻って来なさいよ」

曜「……うん」

ガチャ……バタン!

99: 2016/11/07(月) 15:30:50.26 ID:PiKATUPj.net
曜(…………!)タタタタタッ

曜「っ、ぐ……!」タタッ、タタタタタ

曜(何で、何でこんな苦しい気持ちに……っ!)タタタタタ--

曜「っあ」

--ッ、バタン

曜「…………」

曜(ーーっもう!)ダンッ…

曜「っ、もう! もうっ!!」ダンッ! ダンッ!

100: 2016/11/07(月) 15:33:12.32 ID:PiKATUPj.net
曜「……何で…………!」オキアガリ

曜「何で……!」

曜(何でこんな苦しい気持ちになるの?)

曜(仲間外れが嫌だから、とかじゃない)

曜(さっきのLINEを見てから、胸が苦しくて仕方ない……!)

曜(二人が恋人で、それが嫌で、だから、そんなの、何でかなんて、分かってて……!)

101: 2016/11/07(月) 15:35:21.12 ID:PiKATUPj.net
曜「何で、今更……!」

曜(どうしてもっと早く、気付けなかったの……!?)

曜(ずっと一緒にいたのに!! 私が一番で、私の一番だったのに!!)

曜「ちか、ちゃん……!」

曜(好きだったんだ、ずっと……!)

曜(分からなかった!! 気付けなかった!!)

曜(こんなに大きな気持ちなのに!! こうなるまで、気付かなかったんだ!!)

102: 2016/11/07(月) 15:38:08.63 ID:PiKATUPj.net
曜「千歌ちゃん……! 好きなのに……!! ずっと好きなのに……!!」

曜(今更気付いたって、もう、遅い)

曜(千歌ちゃんの隣は、もう私じゃないんだ)

曜(ずっと一緒にいた私じゃなくて、あの子なんだ……!)

曜「っ…………!」ッギリ

曜(だ、めだよ。 こんな気持ち、ダメ! ダメ!!)

104: 2016/11/07(月) 15:41:21.91 ID:PiKATUPj.net
曜「、……っ」ポロポロ

曜(思っちゃダメ! 考えちゃダメ……! こんな、こんなの、間違ってる……!!)

曜「りこちゃんが、悪いんだよ……」ポロポロ

曜「わたしのちかちゃん、とっちゃうから……」ポロポロ

曜(間違ってるのに)

曜「りこちゃんなんか、いなければよかったのにっ……!!」ポロポロ

曜「ちかちゃんが、わたしだけみてくれたら……!!」ポロポロ

曜(今まで気付けなかった気持ちは、抑えられないくらい大きくなっていた)

曜(私は、大好きだった親友二人に、持っちゃいけない気持ちを抱いてしまった)

105: 2016/11/07(月) 15:44:37.11 ID:PiKATUPj.net
i ^ ᴗ ^ *ソ、i

i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃんが嫉妬したからおわりだよ」

i・ᴗ・*ソ、i 「あとは私か梨子ちゃんが刺されるだけ!」

121: 2016/11/07(月) 21:27:41.79 ID:PiKATUPj.net
梨子「…………」

梨子(今日の千歌ちゃん、どこか変だった)

梨子(二人で遊んでる時はいつも通りだったけど)

梨子(曜ちゃんが話題に上がると、何だか……)

梨子(そして、これ……)

――――――――
ようちかりこ(3)
ちかちー
『今日はありがと!
また一緒にデートしようね!

大好きだよ、梨子ちゃん♡』

ちかちー
『また今』

スタンプ

スタンプ

スタンプ

スタンプ

……

――――――――

124: 2016/11/07(月) 21:31:29.11 ID:PiKATUPj.net
梨子(ただ間違っちゃっただけ、にも思えるけど)

梨子(……曜ちゃんに秘密でデートしたこと、それなのに隠すにしてはおかしな行動)

梨子「……」

梨子(まるで、曜ちゃんに誤解してほしい、みたいなーー)

「りっこちゃーん!」

梨子「…………」カチャ

125: 2016/11/07(月) 21:34:01.99 ID:PiKATUPj.net
梨子「もう、早く寝てって言ってるじゃない」

i・ᴗ・*ソ、i 「梨子ちゃんだって起きてたでしょ?」

梨子「…………」

i・ᴗ・*ソ、i 「今日はありがと! すっごく楽しかったよ!」

梨子「……私も楽しかったよ、誘ってくれてありがと」

i・ᴗ・*ソ、i 「また二人で遊びに行こうね!」

梨子「……曜ちゃんは?」

i・ᴗ・*ソ、i 「もちろん、三人でも!」

i - ᴗ -///ソ、i 「でもその、……梨子ちゃんと二人っきりでも、遊びに行きたいな、なんて……」

梨子「……そう」

i・-・*ソ、i

i・ᴗ・*ソ、i 「……」

126: 2016/11/07(月) 21:35:34.23 ID:PiKATUPj.net
梨子「……ねぇ千歌ちゃん、どうして二人きりが良いの?」

i・~・///ソ、i 「えぇっ!?」

i - ~ -///ソ、i 「そそ、それ言わなきゃダメ……?」

梨子「……」

梨子(嘘には見えない反応だけど……///)

梨子「ちょっと気になって……///」

i - ~ -///ソ、i 「そ、その……」

i - ~ -///ソ、i 「……えーっと」

梨子「///」

127: 2016/11/07(月) 21:37:30.22 ID:PiKATUPj.net
i > ~
梨子「う……/// べ、別に無理しなくてもいいよ!」

i・~・///ソ、i 「う、うん……」

梨子「そ、それじゃ遅いし、寝ようか……///」

i・ᴗ・///ソ、i 「そーだね……」

梨子「おやすみなさい……」

i・ᴗ・*ソ、i 「おやすみなさい!」

シャーッ

梨子(私の、気にしすぎ……)

梨子「……だよね」フフッ

128: 2016/11/07(月) 21:38:56.94 ID:PiKATUPj.net
翌日朝、バス

プシュー

善子「ん……お」

曜 ポツン

善子「おは曜さーー、……曜さん!?」

曜「お」

善子(目が真っ赤じゃない……)

129: 2016/11/07(月) 21:41:00.03 ID:PiKATUPj.net
曜「おはヨーシコー! 今日も良い日だね!」

善子(挨拶はいつも通りだけど……)

善子「……」ジーッ

曜「ほら善子ちゃん、座らなきゃ危ないよ」グッ

善子「わわっ……」ポス

曜「ちょっとね、衣装作りしてたら熱中しちゃって……」

善子「……夜更かしでそうなったって言いたいの?」

曜「あはは、面白い理由じゃなくてごめんね」

130: 2016/11/07(月) 21:47:41.19 ID:PiKATUPj.net
善子(……昨日のことがなかったら、きっと信じてただろうけど)

善子(カマかけてみよう)

善子「……また千歌さんたち、でしょ?」

曜「ふふ、善子ちゃんってば……心配性だよね」

曜「そっちはもう大丈夫だよ」

善子「……そうなの?」

曜「うん。 自分の気持ちも整理できたから」

善子「そう、なんだ……」

善子(気持ちの整理って……何があったのよ……)

131: 2016/11/07(月) 21:49:13.21 ID:PiKATUPj.net
曜「ね、ところでなんだけどさ」

曜「昨日の冗談、あれ冗談じゃないかもだよ」

善子「へ?」

『ーーあの二人が付き合ったとか、そういうこと?』

善子「昨日の冗談って……まさか、アレのこと!?」

曜「まだちゃんとは確かめてないんだけどね……でも、昨日もデートしてたみたいだし」

善子「ちょ、ちょっと待ってよ、そんなまさか……」

132: 2016/11/07(月) 22:03:09.28 ID:PiKATUPj.net
曜「だから善子ちゃんには、本当なのかどうか確かめてほしいんだ」

善子「はぁ!?」

曜「私も聞いてみるけど……なんか、私には秘密みたいだから」

善子「ちょ、ちょっと、私はそんなの……」

善子「……っていうか、ほんとに大丈夫なの?」

曜「……ん、大丈夫だよ。 ちょっとびっくりしたけど、本当なら応援したいし」

善子「…………」ジーッ

曜「大丈夫」

133: 2016/11/07(月) 22:04:47.15 ID:PiKATUPj.net
善子(…………わからない。 嘘ではなさそうだけど)

曜「お願い、善子ちゃん。 モヤモヤしたままなのは嫌なんだ」

善子「……ヨハネよ」

曜「あはは、そうだったね」

曜「お願い、ヨハネ」

善子「……良いわ、この堕天使ヨハネが隠された真実を覗いてきてあげる」

善子「ただし、何があっても、きちんと受け止めなさい。 真実を求める者には相応の覚悟が必要よ」

曜「覚悟ならできてるよ」

プシュー

善子「…………そうみたいね」

曜「さぁ、練習だヨーソロー!」ビシッ

善子(……何にせよ、この曜さんを放っておくわけにはいかない、か)


曜(…………)

154: 2016/11/10(木) 02:41:08.48 ID:LWQkJ9O/.net
曜「おはヨーソロー!!」

善子「堕天使ヨハネ、降臨!」バッ

i・ᴗ・*ソ、i 「善子ちゃん、よーちゃん、おはーー」

i・~・*ソ、i 「……よーちゃん!?」

梨子「目、真っ赤じゃない! どうしたの!?」

曜「えへへ、ちょっと夜更かししちゃって……」

善子「衣装作りに夢中になってたそうよ」

155: 2016/11/10(木) 02:42:54.46 ID:LWQkJ9O/.net
i・-・*ソ、i 「えー何それー!」

i・-・*ソ、i 「昨日ラインでおやすみって言ってたじゃん!」

曜「あと少しで終わりそうだったから、そのまま夢中になっちゃって……気づいたら」アハハ

梨子(……嘘には聞こえないけど)

梨子(よっちゃんは……?)チラ

善子(!)バッチリ

善子(……)メソラシ

156: 2016/11/10(木) 02:44:44.06 ID:LWQkJ9O/.net
梨子(……怪しい)

梨子(あとで問い質さなきゃ)

梨子(千歌ちゃんは信じたのかな……?)チラ

i ^ ᴗ ^ *ソ、i

梨子 ゾクッ

梨子(……信じただけ、だよね?)

梨子(……とりあえず、後でよっちゃんに話を聞こう)

157: 2016/11/10(木) 02:46:11.34 ID:LWQkJ9O/.net
朝練後

善子「ねぇ、リリー」

梨子「あ、よっちゃん。 どうしたの?」

善子「今日、お昼一緒に食べない?」

梨子「……ちょうど私も誘おうと思ってた」

梨子(よっちゃんからの嬉しいお誘い……ってわけにもいかないよね)

梨子(そっちから来るとは思わなかったけど、曜ちゃんについてなら、それだけ深刻ってことだろうし)

善子「……それじゃ、屋上で」

梨子「……うん」

158: 2016/11/10(木) 02:47:24.88 ID:LWQkJ9O/.net
i・ᴗ・*ソ、i 「……梨子ちゃん、今日は一緒に食べないの?」

梨子「えっ? あ、うん……二人で食べてて」

i・ᴗ・*ソ、i 「分かった!」

曜「……」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「今日は二人っきりだね、よーちゃん……!」

曜「……そうだね」

i・ᴗ・*ソ、i

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「……♡」

曜(…………)

159: 2016/11/10(木) 02:51:20.53 ID:LWQkJ9O/.net
お昼

善子「……」

カチャ…ギィィイ

梨子「……ごめん、少し遅くなっちゃって」

善子「別に良いわよ」

善子「ほら、ここなら陰になって涼しいから」ポンポン

梨子「ん」スワリ

161: 2016/11/10(木) 02:54:03.58 ID:LWQkJ9O/.net
善子「……」

梨子「……よっちゃん、お弁当なんだ」

善子「私じゃなくて、お母さんがね」

善子「そういうリリーは購買なのね」

梨子「時々作ってくれるんだけどね」

梨子「あとは、たまに私が作ったりとか」

善子「そうなのね……」

162: 2016/11/10(木) 02:56:01.91 ID:LWQkJ9O/.net
梨子「……」

善子「……気になるんでしょ、曜さんのこと」

梨子「…………そのためにお昼誘ってくれたんでしょ?」

善子「……そうね」

善子「多分、夜更かしっていうのは嘘よ」

善子「昨日のバスでも様子がおかしかったから」

梨子「そうなんだ……」

163: 2016/11/10(木) 03:01:40.99 ID:LWQkJ9O/.net
善子「……何か思い当たらない?」

梨子「…………うん。 一つ、あるかな」

梨子「曜ちゃんを、仲間はずれにしちゃった……かも」

善子「…………聞いてもいい?」

善子(仲間はずれ、どっちとも取れる言葉だけど……)

梨子「昨日……千歌ちゃんに、沼津に遊びに行こうって誘われてね」

164: 2016/11/10(木) 03:03:59.25 ID:LWQkJ9O/.net
梨子「でも二人きりでって言われて……OKはしたんだけど、曜ちゃんはどうするんだろう、って思って」

善子「…………」

梨子「そのすぐ後に曜ちゃんが来て、放課後一緒に帰ろって誘われて、……そのまま用事があるって誤魔化しちゃった」

善子「……千歌さんとの用事、とは言わなかったわけね」

梨子「……千歌ちゃんが言わなかったから、言っちゃダメなのかなって…………ううん、これは言い訳だよね」

善子(……思ってたのとは少し違うけど……曜さんはこれを勘違いしたってことなのね)

166: 2016/11/10(木) 03:07:15.78 ID:LWQkJ9O/.net
善子(でも、まだ変なところがある。 偶然見かけた、のかも知れないけど……)

善子「伝えなかったのなら、曜さんが落ち込むのは変なんじゃない?」

梨子「……うん、そう、なんだけど」

梨子「曜ちゃん、多分、気付いちゃったんだと思う」

梨子「……これ、見て」

167: 2016/11/10(木) 03:08:49.06 ID:LWQkJ9O/.net
――――――――
ようちかりこ(3)
ちかちー
『今日はありがと!
また一緒にデートしようね!

大好きだよ、梨子ちゃん♡』

ちかちー
『また今』

スタンプ

スタンプ


――――――――

善子「千歌さん……」

梨子「多分間違えちゃったんだと思うけど」

168: 2016/11/10(木) 03:11:41.20 ID:LWQkJ9O/.net
善子 スッスッ

善子「曜さんの反応は、普通に見えるわね」

梨子「……ただ、今日の様子を見ると」

善子「…………そうね」

梨子「……」

善子(……秘密のデートに、大好きだよ、とハートマーク)

善子(付き合ってるかもっていうのはこのことね)

梨子「…………この他にも、千歌ちゃん、ちょっとその……」

善子「口を滑らせたわけ?」

梨子「そんな感じ……」

善子(…………)

梨子「……その、秘密にしてるっていうのが、悪い伝わり方しちゃって、……それで傷付けちゃったんだと思う……」

善子「そうだったのね……」

善子(…………それじゃ、本題に入りましょうか)

169: 2016/11/10(木) 03:12:57.39 ID:LWQkJ9O/.net
善子「……そもそも何で秘密にしてたの? 二人きりで行かなきゃいけない理由があったってこと?」

梨子「あ……そ、それね///」

善子(怪しい)

梨子「いや、その……私は特に無いんだけど///」

善子「……やっぱり、そういう関係なの?」

梨子「ええっ!?/// そ、そんなわけないでしょ!!///」

善子「そうなのね……」

梨子「違うってば!!///」

170: 2016/11/10(木) 03:26:56.02 ID:LWQkJ9O/.net
善子「なら何でそんな必氏になって否定するのよ」

梨子「そ、それはだって……///」

『そそ、それ言わなきゃダメ……?』

梨子「……///」

善子「……リリー?」

梨子「とと、とにかく違うのっ!!///」

善子(その後、結局なんで二人で行ったのかは聞き出せなかった)

善子(……曜さんになんて伝えよう)

171: 2016/11/10(木) 03:35:58.61 ID:LWQkJ9O/.net
i・ᴗ・*ソ、i 「見て! 今日は私の手作りも入ってるの!」

曜「おお、素晴らしいであります!」

i・ᴗ・*ソ、i 「ねぇ、卵焼きもらってもいーい?」

曜「うん、もちろん!」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「ありがと!」ヒョイ

i・ᴗ・*ソ、i 「じゃあこれお返し! 私の手作りちかちーウインナー!」

曜「おおっ、たこさんウインナー!」

i・~・*ソ、i 「ちかちーウインナーだってば! 私が作ったからちかちーウインナーなの!」

172: 2016/11/10(木) 03:37:31.73 ID:LWQkJ9O/.net
i - ᴗ - *ソ、i 「……まぁ、私は切っただけだけど」

曜「ううん、すっごく美味しいよ!!」

i・ᴗ・*ソ、i 「ありがと! よーちゃんの卵焼きもいつも通りおいしいね!」

曜「ふふ、渡辺家秘伝の味なのであります!」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「甘くてふんわりしててすっごく美味しいよ! この前しまねぇも教えてほしいって言ってたよ!」

曜「そうなの!? しまねぇなら教わらなくても美味しい卵焼き作れると思うんだけど……」

i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃんのがいいの!」

曜「ふふ、ありがと……お母さんに伝えとくね!」

………

……

173: 2016/11/10(木) 03:44:26.37 ID:LWQkJ9O/.net
i・ᴗ・*ソ、i 「……なんか、こういうの久しぶりだね♪」

曜「……うん、そだね」

曜(……楽しく喋ってても、明るく振舞っても、頭の中に、昨日の出来事がぐるぐる回ってる)

曜(千歌ちゃんの言葉を、素直に受け止められない)

i・ᴗ・*ソ、i 「……」

i・ᴗ・*ソ、i 「最近二人っきりの時間、あんまり無かったからかな……」

i・ᴗ・*ソ、i 「いつも一緒にいたはずなのに、二人っきりの今ね、何だかほっとしてるの」

曜「…………」

曜(私と二人っきりは、減ったよね……かわりに、あの子と)

174: 2016/11/10(木) 03:45:28.97 ID:LWQkJ9O/.net
i・ᴗ・*ソ、i 「……ねぇよーちゃん、泣きたい時は、我慢しなくてもいいんだよ?」

i・ᴗ・*ソ、i 「ちっちゃい頃から一緒の私には、よーちゃんが悩んでるのも、お見通しなんだから」

曜「……っ、うん」

曜(……胸が、苦しい)

曜(そんな優しい言葉を掛けないで)

曜(私をいちばんにしてくれないなら、いっそ突き放して)

175: 2016/11/10(木) 03:46:28.25 ID:LWQkJ9O/.net
i - ᴗ - *ソ、i 「……大丈夫だよ、よーちゃん……私がいるから、大丈夫」ギュ

曜「……!」

曜(やめて、やめてよ……)

曜「……っ」ギュッ…

曜(思いながらも、私の手は、勝手に千歌ちゃんを抱き締めて)

i - ᴗ - *ソ、i 「だいじょーぶだよ……」

曜 ポロポロ

曜(こんなに嫌な私なのに)ポロポロ

曜(受け入れてくれる、千歌ちゃんが悪いんだよ……?)ポロポロ

曜(私、もう、離れられないよ……)ポロポロギュウウ



i - ᴗ - *ソ、i ギュウウ…

i ^ ᴗ ^ *ソ、i

195: 2016/11/12(土) 20:25:47.78 ID:LR6MGuu0.net
カフェ 夕方

曜「じゃあ私たち、そろそろ帰るね!」ビシッ

善子「冥府が私を呼んでるわ……」

i・ᴗ・*ソ、i 「はーい! 二人ともお疲れ!」

果南「気を付けて帰りなよ~」

ルビィ「また明日ね!」フリフリ

梨子 手フリフリ

カランカラン タッタッタ

197: 2016/11/12(土) 20:26:46.38 ID:LR6MGuu0.net
ルビィ「私たちも帰ろ、花丸ちゃん!」

花丸「ちょっと待つずら、今デザートを……」ウウン

ルビィ「今から頼むの!?」


果南「……」時計チラッ

i・ᴗ・*ソ、i 「果南ちゃんもう帰るの?」

果南「ん、そろそろ鞠莉たちの仕事も終わりだろうし」

果南「千歌はこれから歌詞作りでしょ? あんまり遊んでて良いの?」クス

i・ヘ・*ソ、i 「そんなことわかってるよー!」モー!

198: 2016/11/12(土) 20:27:43.95 ID:LR6MGuu0.net
果南「あはは、ごめんごめん……ところで」

果南「……曜、大丈夫そう?」

i・-・*ソ、i

梨子「あ……」

i・ᴗ・*ソ、i 「ん、大丈夫みたい」

梨子「……そうなの?」

i・ᴗ・*ソ、i 「うん、お昼にハグしてあげたから」

果南「あははっ、それじゃ大丈夫だね」

梨子「……」

梨子(……午後は元気そうに見えたし、千歌ちゃんがそういうなら大丈夫、かな……?)

199: 2016/11/12(土) 20:28:46.88 ID:LR6MGuu0.net
善子「……何か良いことでもあったの?」

曜「ん? まぁ、良いことっていうか、気持ちを切り替えたんだ」

バス プシュー

善子「……」タ,タ,

善子(気持ちを整理、気持ちを切り替え……)

善子(曖昧な言い方ばっかり……)

曜「後ろの席行こ?」

善子「……そうね」

曜「……」スタスタ

200: 2016/11/12(土) 20:29:43.92 ID:LR6MGuu0.net
ブロロロロロロロロ…

曜 ポスン

曜「それで、梨子ちゃんはなんて?」

善子「……少なくとも、付き合ってる、ってことは多分無いわ」

曜「え?」

善子「結局はっきりは聞き出せなかったけどね、そういう関係じゃないって……」

善子(……あの否定のされ方じゃ、反対の意味にも取れちゃうけど)

201: 2016/11/12(土) 20:30:33.77 ID:LR6MGuu0.net
曜「……そう、なの?」

曜「じゃあ何で昨日、二人だけでデートに?」

善子「それなんだけど……」

善子(……ある意味、曜さんにとっては付き合ってるより悪いかもしれない)

善子「……千歌さんが突然誘ってきたそうよ。 秘密にしてたのも、リリーは千歌さんに合わせただけって言ってたわ」

曜「………………」

善子「……その、あんまり気にしなくても」

曜「……ん、全然平気だよ」

善子(鏡見てから言いなさいよ……)

202: 2016/11/12(土) 20:31:22.75 ID:LR6MGuu0.net
善子「……千歌さんは何か言ってなかったの?」

曜「…………」

善子「……」

曜「……特に」

善子「…………そう」

曜「今日はありがとね、善子ちゃん」

善子「……リトルデーモンのお願いだもの、聞き届けるのは堕天使の務めよ」

善子「そして、リトルデーモンを導いていくのも堕天使の務め……」

善子「だから、思いつめる前に、ちゃんと相談しなさい!」ビシッ

曜「善子ちゃん……」

203: 2016/11/12(土) 20:32:20.66 ID:LR6MGuu0.net
善子「私次で降りちゃうけど、話があるなら親に電話するわよ?」

曜「……大丈夫だよ」

善子「……ほんとに?」

曜「うん。 むしろ、善子ちゃんにこんなに心配してもらって、嬉しいくらいだよ」

曜「ありがとね、善子ちゃん」

善子「…………ヨハネ、よ」

善子(……分からない。 昨日よりは、落ち込んでなさそうだけど)

善子(でも、付き合ってないと思う、って言ったこととか、千歌さんから動いたってことにあんな反応したってことは……)

善子「……」ジーッ

曜「はいはい、ヨハネちゃん、ありがと」クスクス

善子「バカにしてるでしょ!」

善子(……気にしすぎ、みたいね)

204: 2016/11/12(土) 20:33:07.31 ID:LR6MGuu0.net
善子「それじゃ、また明日」

曜「うん! さよならだヨーシコー!」

善子「ヨハネよ!」

プシュー

ブロロロロロロロロ…

曜「…………」

曜(付き合ってなくて)

曜(デートに誘ったのは千歌ちゃんからで)

曜(それってつまり、そういうことだよね)

205: 2016/11/12(土) 20:34:17.06 ID:LR6MGuu0.net
曜(梨子ちゃんはどう思ってるんだろう?)

曜(嬉しいのかな? 気持ち悪い? 悲しい? ……ネガティブな気持ちになるわけないよね。 なんてったって千歌ちゃんだもん)

曜(…………)

曜「羨ましいなぁ……」ボソッ

曜(羨ましいし……妬ましい)

曜(どうしてずっと一緒だった私じゃないの?)

曜(……やっぱり、諦められないなぁ)

206: 2016/11/12(土) 20:37:04.24 ID:LR6MGuu0.net
曜(大体、梨子ちゃんも梨子ちゃんだよ)

曜(曲を作らなきゃって時に、いきなり転校してきて)

曜(私は二人でも良かったのに……千歌ちゃんに、誘われーー誘われ?)

曜(……もしかして、あの時からずっとそうなのかな)

曜(嫌だな。 ずっと梨子ちゃんばっかり。 梨子ちゃん梨子ちゃん梨子ちゃんって、一緒にデートにも行けば、コンクールのことだって二人で決めちゃうし)

曜(…………)

曜(梨子ちゃんなんて……)

曜「……っ」

曜(……私、嫌な子だ)

曜(……でも)

『……大丈夫だよ、よーちゃん……私がいるから、大丈夫』

曜(千歌ちゃんは、こんな私のことでも受け入れてくれる)

曜(私を受け止めてくれる)

曜(……梨子ちゃんなんか)

曜「……いなくなればいいのに」ボソッ

216: 2016/11/12(土) 23:28:12.75 ID:LR6MGuu0.net
バス プシュー

……ブロロロロロロ

曜「…………」

曜(……千歌ちゃんの声が聞きたい)

曜(スマホ……あれ)

曜「あ」

曜(昨日投げちゃったんだっけ……)

曜「…………はぁ」

217: 2016/11/12(土) 23:30:00.36 ID:LR6MGuu0.net
曜宅

曜「ただいま」

曜母「あら、おかえり」

曜母「千歌ちゃんから電話来てたわよ」

曜「えっ……?」

曜母「あ、あと曜、あんたスマホいつからーー」

曜「ち、千歌ちゃんなんてっ!?」

曜母「っ、あーもう落ち着きなさい、ただ泊まって良いですかって」

曜「泊まっ……!?」

218: 2016/11/12(土) 23:30:55.78 ID:LR6MGuu0.net
曜母「明日休みでしょ? というか、それよりスマホ壊れてるなら早く言いなさい」

曜(…………どうしよう、嬉しくて気持ちを抑えられそうにない)

曜(千歌ちゃんから、千歌ちゃんから来てくれた)

曜母「ちょっと曜、聞いてるの?」

曜「私部屋掃除してくる!!」ダダダッ

曜母「あ、ちょっと……」

曜母「……あの子将来大丈夫かしら」

220: 2016/11/13(日) 00:17:32.02 ID:48F/WQMV.net
i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「ありがとねしまねぇ! 明日はバスで帰るから!」

志満「良いのよ。 おばさんによろしくね」

i・ᴗ・*ソ、i 「うん!」

i・ᴗ・*ソ、i 「…………」

i・ᴗ・*ソ、i ピンポーン

「はーい」
「わっ、私が出るからっ!」

i・ᴗ・*ソ、i

ガチャッ

曜「千歌ちゃん!」

221: 2016/11/13(日) 00:18:30.31 ID:48F/WQMV.net
i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「えへへ、びっくりした?」

曜「したよ! すっごく驚いた……」

i・ᴗ・*ソ、i 「ん、よーちゃん、今日ちょっと変だったから」

i・ᴗ・*ソ、i 「それにスマホ、繋がらなかったし」

曜「あはは……そういえばそうだった」

曜「とりあえず上がって!」

i・ᴗ・*ソ、i 「うん!」トトト

222: 2016/11/13(日) 00:19:31.40 ID:48F/WQMV.net
曜母「久しぶり、千歌ちゃん。 泊まりに来てくれてありがとね」

i・ᴗ・*ソ、i 「ううん! 私こそ、いきなりでごめんなさい……」

曜母「そんなの気にしなくて良いのよ」フフ

曜「もうご飯食べたんでしょ?」

i・ᴗ・*ソ、i「うん!」

曜「デザートは?」

i - ᴗ - *ソ、i 「それはまだ」

曜「よし、お母さん、ミカンアイス持ってきて!」

曜母「自分で取りに行きなさい」ビシッ

曜「あうっ……」

223: 2016/11/13(日) 00:20:36.06 ID:48F/WQMV.net
曜母「……というか、切れてたんじゃないかしら」

曜「ええっ!?」

i ^ ᴗ ^;*ソ、i 「あはは……」

曜「……ごめん」

i・ᴗ・*ソ、i 「ううん、別に良いってば!」

曜「あ、買いに行こ!」

i - ヘ - *ソ、i 「良いってば!」

曜「ごめん……」

i・ᴗ・*ソ、i 「それより、今日はよーちゃんとゆっくりお話ししたいな!」

曜「………………」

i・ᴗ・*ソ、i 「……よーちゃん?」

曜「……私も」

i・ᴗ・*ソ、i 「うん!」

曜母(後でミカンアイス買ってきてあげよう)

224: 2016/11/13(日) 00:44:46.25 ID:48F/WQMV.net
曜「あはは、散らかってるけど……」

i・ᴗ・*ソ、i 「全然だよ!」

i・ᴗ・*ソ、i 「……あれが昨日作ってたっていう衣装?」

曜「え?」

i・ᴗ・*ソ、i 「あんまり進んでなさそうだね」

曜「あ、いやそれは……」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「私も手伝ってあげる!」

曜「ええっ!?」

226: 2016/11/13(日) 00:46:19.24 ID:48F/WQMV.net
i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃん一人に任せるのも悪いし!」

曜「いやいや、これは私が好きでやってることだから!」

曜「それに千歌ちゃんも、歌詞作りしてるんだし……」

曜「私も、できることはなるべくーー」

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「私だって、梨子ちゃんに歌詞作り手伝ってもらってるもん」

i・ᴗ・*ソ、i 「だから私も、手伝いたいの!」

曜「ーーそ、……そう、だよね」

曜「……それなら私も、手伝ってもらおうかな」

曜(……ただ曲を一緒に作ってるだけ。 別に変なことじゃないのに)

曜(心がずきずき痛む)

i・ᴗ・*ソ、i 「じゃあよーちゃん、やり方教えて!」

曜「うん……」

ココヲコーシテ…

アッマチガッタ!

アハハ、ワタシガナオシトクカラ……

234: 2016/11/13(日) 18:13:26.04 ID:PeT1heaj.net
i・ᴗ・*ソ、i 「ところでさ、よーちゃん」チクチク

曜「うん?」ヌイヌイ

i・ᴗ・*ソ、i 「……何で悩んでたの?」チクチク

曜「……」ヌイヌイ…

i・ᴗ・*ソ、i 「……言いにくいことでも、言ってほしいな」

曜(……言えるわけないよ)

235: 2016/11/13(日) 18:14:24.85 ID:bwjrc9hL.net
i・-・*ソ、i 「…………私に関係してる?」チクチク

曜「……ううん、別に、悩んでないよ!」ヌイヌイ

i・-・*ソ、i 「今日、善子ちゃんに聞いちゃったんだ」

曜「え……」

i・ᴗ・*ソ、i 「寂しかったんでしょ、よーちゃん」

曜「ちょ、ちょっと待って千歌ちゃん、善子ちゃんから聞いたって……」

i・ᴗ・*ソ、i 「さっきLINEで教えてくれたの」

曜「そんな……」

236: 2016/11/13(日) 18:19:03.59 ID:bwjrc9hL.net
i・ᴗ・*ソ、i 「……まぁ嘘だけど。 やっぱりよーちゃん、悩んでたんだ」

曜「千歌ちゃん!」モー!

i - ᴗ - *ソ、i 「騙されるよーちゃんも悪いんだよ……」

i・ᴗ・*ソ、i 「でも良かった。 こうでもしないとよーちゃん、話してくれそうになかったんだもん」

曜「っもう! ……もう」ジワ…

i・ᴗ・*ソ、i 「私がちゃんと聞いてあげるから、不安なこととか、全部打ち明けて」

237: 2016/11/13(日) 18:30:02.75 ID:bwjrc9hL.net
曜「やだよ……こんなの、知られたくなかったのに……」グスッ

i・ᴗ・*ソ、i 「大丈夫。 私、よーちゃんが思ってるよりよーちゃんのこと知ってるよ?」

曜「っ…………そんなの、嘘だよ」ポロポロ

i・ᴗ・*ソ、i 「教えて、よーちゃん」

曜(言いたくない……嫌われたくないのに……)

i - ᴗ - *ソ、i 「安心して……」ギュウ

曜「っ……!」ポロポロ

曜(千歌ちゃんが、優しくて)

238: 2016/11/13(日) 18:46:13.73 ID:bwjrc9hL.net
曜「……しいの」ポロポロ

i・ᴗ・*ソ、i 「うん……」

曜「寂しい! 妬ましい! 羨ましいの!!」ポロポロ

i ^ ᴗ ^ *ソ、i
i - ᴗ - *ソ、i 「うん……」ギュウウ

曜「私の千歌ちゃんなのに……ずっと一緒だったのに……」ポロポロ

曜「梨子ちゃんが来てから、っ…………千歌ちゃん、梨子ちゃんばっかり……!」ポロポロ

243: 2016/11/13(日) 19:57:50.47 ID:bwjrc9hL.net
曜「寂しかった!!」ポロポロ

曜「寂しかったんだよ……」ポロポロ

曜「もっと私のこと見てよ……私を一番にしてよ……!」ポロポロ

i - ᴗ - *ソ、i 「……うん」

曜「っ、千歌ちゃんが、私の一番なの……!」ポロポロ

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「うん……!」

i - ᴗ - *ソ、i 「私も、よーちゃんが一番だよ……」ギュウウ

曜「っ!」

244: 2016/11/13(日) 19:59:26.62 ID:bwjrc9hL.net
曜(そんな、簡単に……!)

曜「嘘言わないで!!」ドンッ

i・ᴗ・*ソ、i 「…………」

曜「気休めなんか、そんなの要らないのっ!!」ボロボロ

曜「梨子ちゃんが良いんでしょ! 自分の気持ちに嘘なんかつかなくてもーー」

i・ᴗ・*ソ、i 「嘘じゃないよ。 私の一番はよーちゃん」

曜「ーーっ……」

曜「やめてよ……!」ポロポロ

245: 2016/11/13(日) 20:01:26.29 ID:bwjrc9hL.net
i・ᴗ・*ソ、i 「やめないよ。 よーちゃんが分かってくれるまで、絶対やめない」

曜「分かんないよっ……!!」ポロポロ

曜「分かん、ないよ……そんなこと、言われたら、……信じちゃうよ……」ポロポロ

i - ᴗ - *ソ、i 「信じても、大丈夫」ギュウ

曜「っ…………」

曜「…………っ、ぐすっ」

246: 2016/11/13(日) 20:02:14.07 ID:bwjrc9hL.net
曜「言った、ね?じゃあもう、取り消さないんだよね?」

曜(お願い、まだ間に合うから……!)

曜「私の一番は千歌ちゃんで、千歌ちゃんの一番は私! それで良いんだよね……!?」

曜(否定して……!!)

i・ᴗ・*ソ、i 「いいよ」

曜「っ……!」

曜「そんなーー」

i - ᴗ - *ソ、i 「よーちゃん」ギュウ

曜「ーーっ……そんな、の…………」

i - ᴗ - *ソ、i 「よーちゃんが、私の一番だよ」

247: 2016/11/13(日) 20:02:45.87 ID:bwjrc9hL.net
曜「…………ほんと?」

i・ᴗ・*ソ、i 「ほーんと」ギュ

曜「……信じてもいいの?」

i・ᴗ・*ソ、i 「いーよ、よーちゃん」

曜「………………っ、」グスッ

曜「ふ、ぅううう……」グスグス

曜「ぢがぢゃあああああぁぁぁぁあん」ボロボロギュウウ

i - ᴗ - *ソ、i 「うん」ギュウウ


ウワアアアアアン

ダイジョウブダヨ…。

曜母(もう一人でアイス食べよっかな……)

248: 2016/11/13(日) 20:03:35.52 ID:bwjrc9hL.net
i・ᴗ・*ソ、i 「………………」

曜「………………」フトンカブリ

i・ᴗ・*ソ、i 「よーちゃん」

曜「…………///」

i - ᴗ - *ソ、i 「よーちゃん?」

曜「…………///」モゾモゾ

i - ᴗ - *ソ、i 「私を無視すると……」

ヘi・ᴗ・´ *ソ、i 「普通怪獣に襲われちゃうぞー!! がおー!」フトンメクリ

曜「うひゃわわわっ///」

249: 2016/11/13(日) 20:04:20.32 ID:bwjrc9hL.net
i・ᴗ・*ソ、i 「恥ずかしいからって隠れなくていいのに……」

曜「だ、だってこんなの……///」

i - ᴗ - *ソ、i 「こないだだって抱きついて泣いてたじゃん」

曜「う、だ、だから……もう///」

曜(それに、あの時とは、千歌ちゃんへの想いも違うわけだし……)

250: 2016/11/13(日) 20:05:17.36 ID:bwjrc9hL.net
i・ᴗ・*ソ、i 「ありのままのよーちゃんでいいの!」

曜「千歌ちゃん……///」


i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「だってよーちゃんは私の、一番の親友だもん!」


曜「いち、…………」

曜(親友……親友って、うん、そっか……)

曜(そうだよね)ズキッ

i・ᴗ・*ソ、i 「もうこれからは、隠し事は無しだよ!」

251: 2016/11/13(日) 20:05:49.71 ID:bwjrc9hL.net
曜「………………うん」

曜(千歌ちゃんは知らない)

i ^ ᴗ ^ *ソ、i 「私たち、ずっと一緒だよ!」

曜(私の千歌ちゃんへの本当の気持ち)

曜「うん……」

曜(私がこれから、どんな気持ちで貴方の一番になろうとするのか)

i・ᴗ・*ソ、i 「……よーちゃん、どうしたの?」

曜(どんな手を使って、貴方の一番で居続けるのか)

252: 2016/11/13(日) 20:06:22.85 ID:bwjrc9hL.net
曜「……ううん、何でもないよ! 嬉しいんだヨーソロー!」

曜(だって、貴方が悪いんだよ?)

i - ᴗ - *ソ、i 「私も、嬉しい……」ギュウ

曜「千歌ちゃん……」ギュウ

曜(私の一番は千歌ちゃんで、千歌ちゃんの一番は私)

曜(そう言ったのは、千歌ちゃんなんだから)

253: 2016/11/13(日) 20:06:59.66 ID:bwjrc9hL.net
曜 ギュウウ

i・ᴗ・*ソ、i 「……」ギュウウ

i ^ o ^ *ソ、i ハッピーエンドだよ(クチパク





終わりにゃ

254: 2016/11/13(日) 20:09:26.86 ID:bwjrc9hL.net
刺すまで続けようかと思ったけど長くなりそうだしAqoursの曲聞いてたらバッドエンドにする気が起きなくなったのでハッピーエンドで終わりです

歪海千歌の布教のために書いたのでみんなも気が向いたら歪海書いてください

引用: ⅰ・ᴗ・*ソ、ⅰ 「歪海千歌だよ」