1: 2013/02/13(水) 19:51:48.73 ID:bCROYmfKo
                                                                                
 「「「それじゃあ、いってきまーす」」」                                                                                
                                                                                
 「はい、いってらっしゃい」                                                                                
                                                                                
 「うむ、今日もアイドルの仕事頑張ってきてくれたまえ」                                                                                
                                                                                
 「さーって仕事仕事っと、はぁ事務の仕事多くて大変だなぁ…」                                                                                
                                                                                
 「うん? どうしたんだい?お疲れのようだが」                                                                                
                                                                                
 「あ、いえ大丈夫ですよ社長。それにアイドル時代に比べるとこのくらいなんのそのですよ!!」                                                                                
                                                                                

朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER: 1 (REXコミックス)

3: 2013/02/13(水) 19:53:02.45 ID:bCROYmfKo
 
 私はアイドル事務所の社長をやっている、会社としては最近ようやくアイドルたちが売れてきて
 
 なんとか経営が成り立っている。

 「うーこの書類明日までにまとめなくちゃいけないのか…はぁ…」

 そして彼女はこの事務所の事務員
 
 かつて、私がプロデューサーとして彼女をプロデュースしてきたが
 
 彼女の引退と同時に私も、プロデュース業を引退し、今のこの事務所を立ち上た。

 立ち上げ当初は、色々と大変だったが、今ではアイドル達の仕事も
 
 多くなってきて、ようやく順調になってきた。


4: 2013/02/13(水) 19:54:34.56 ID:bCROYmfKo

「社長? どうしたんですが?」

「ん?あぁ、少し昔のことを思い出しててねぇ。
 昔を思い出してボーっとするなんて私も歳かな…」

「なに言ってるんですか、社長まだまだ若いじゃないですか」

「そうはいっても、最近では少し動くだけで息切れもするし
 階段も辛くなってきたし…」

「そういうんだったら、まずは事務所のエレベーターを修理しましょうよ」

「はっはっは、そうだな、来月には修理を頼んでおくよ」

「まったく…先月もそんなこと言って結局忘れてたじゃないですか」

そういって呆れながら彼女は事務の仕事に戻る

さて、私も仕事に戻るかな…


5: 2013/02/13(水) 19:55:40.32 ID:bCROYmfKo

「「「たっだいまー」」」

アイドル達が営業から帰ってくる。

「社長、ただいま戻りました」

「おぉ、お帰り。今回の営業はどうだったかね?」

「はい、最近はアイドル達も売れてきて仕事も順調ですよ」

彼は、この事務所のプロデューサーで、今のこの事務所が
あるのも、彼のおかげといっても過言ではない。

「うむ、では今日はこのまま帰ってもらってかまわんよ
 最近は君も忙しくて休む暇もないだろう?」

「ありがとうございます社長、では、おーいみんな今日はこのまま
 帰っていいからなー」

「「「はーい」」」


6: 2013/02/13(水) 19:56:49.11 ID:bCROYmfKo

アイドルたちと彼が事務所をあとにして、私も自分の仕事を片付けて帰ろうとすると

「あ、社長ご帰宅ですか?」

「おや?君はまだ残っていたのか?」

「えぇ、まだ事務の仕事がまだ終わってなかったので」

「そうか、では私ももう少し残っていこうかな」
 
「社長、私のことは気にせず帰られてもいいんですよ
 まだ、結構時間かかりそうですし…」

「ん?あぁ私のことは気にしなくていいよ。それとも
 私と帰るのはいやかな?」

「い、いやそういうことではなくてですね!! わかりました
 ならすぐに仕事終わらせますね!! ちょっとまっててください」

そういって彼女は仕事に向かう
さて、私も事務所の掃除でもして、時間を潰そうかな

7: 2013/02/13(水) 19:57:49.07 ID:bCROYmfKo

「社長終わりましたよー」
 
「お、終わったのかね?では帰るとしようか」

「それなんですけど、社長がよければ今日はどこかで食事して
 帰りませんか? たしか明日は社長も私もオフでしたよね?」

彼女から誘うとは珍しい、これは断る理由もないな

「あぁかまわないよ、ではいつものところに行くとしようか」

8: 2013/02/13(水) 19:58:58.07 ID:bCROYmfKo

事務所を後にして、私たちはいつもの居酒屋「たるき亭」にやってきた

「ここも、変わらないな」

「さぁ、社長飲みますよー!!」

「おいおい、あまり飲みすぎてはいかんよ、君はそんなにお酒強くないだろう?」

「むー、社長私だって、昔と比べて少しは強くなったんですよ!!
 じゃあ、今日は私がお酒強くなったって教えてあげます!!」

やれやれ、これは今日はタクシーを呼んでおいた方がいいかな…


9: 2013/02/13(水) 20:00:06.53 ID:bCROYmfKo

2時間後

「しゃちょーのーんでまーすかー」
 
「おいおい、君ぃ、やっぱりダメだったじゃないか…」

「そーんなことーなーいですよー。よってませーんよー」

「酔っぱらいはみんなそういうんだよ…」

「さーまーだまーだ飲みますよー。てんいんさーん、この赤ワインついかでー」

「店長、会計お願いします」

「えー社長つれないですよー」


10: 2013/02/13(水) 20:01:13.93 ID:bCROYmfKo

店を出て

「まさか、タクシーが予約いっぱいだったなんて…」

「うぅ…社長気持ち悪いです…」

店を出たあと、彼女は歩くこともできないようで仕方なく

私が彼女を背中におぶって、彼女の家まで向かっている。

彼女は、私におぶられているとういことを気にもしないくらい酔っているみたいだ

「まったく、あれほど飲みすぎてはいかんといったのに…」

「うぅ…昔はもっと飲んでも大丈夫だったのになー…」

「それは昔の話だからだろう…」

「あー社長、女性に歳の話題はNGですよ…」

「君から振ってきたんだろう…」


11: 2013/02/13(水) 20:02:33.10 ID:bCROYmfKo

「はぁ…私も歳をとったんだなぁ…」
 
「なにを言ってるんだ、君はまだまだ若いじゃないか」

「そうはいっても、事務所のみんなを見てるとやっぱり自分も
 歳をとったって思うんですよ…みんないいなぁ…」

「…やっぱり、あの時アイドルを引退したことを後悔しているのかい?」

「いえ、そういうわけではないんですが、どうしても思い出してしまうんですよね
 昔、いろんな人といろんなことをやってきたことなんかを…」

そういって、彼女は寝てしまったようだ… ふむ…


12: 2013/02/13(水) 20:03:45.19 ID:bCROYmfKo

二日後 事務所

「おはようございます社長」

「うむ、おはよう、体の調子はどうだね?」

「うぅ…社長この間はすみません…」

「はっはっは気にする必要はないよ」

「社長におぶってもらって/// あ、そういえばこの間の代金!!」

「なーに、私のおごりでかまわないよ」
 
「そういうわけには…」

「さー、休日明けなんだからしっかり仕事をしようじゃないか」

「うぅ…すみません、なら今度は私がおごりますから、また飲みに行きましょう!!」

「「「おはようございまーす」」」

アイドル達が出勤してきたようだ、さーて私も仕事するとしよう今日から忙しくなるぞー



13: 2013/02/13(水) 20:05:47.18 ID:bCROYmfKo
 
ここ最近、社長がどうも忙しそう
 
いつもなら、必ずお昼は事務所で食べているはずなのに、最近はよく昼頃になるとどこかに出かけているようだし…

「もしもし、どうだい調子は? 順調?それはよかった詳しい日程が決まり次第連絡を頼む。それじゃあまた近いうちに」ピッ

「社長最近忙しそうですね?」

「あぁ、ちょっとやることができてね」
 
「社長あんまり無理はしないでくださいね」

「なーに、プロデューサー時代に比べればなんともないさ、じゃあ私はちょっと出かけるから
事務所のことをお願いするよ」
 
「はい…じゃあ社長いってらっしゃい」

「ああ、では行ってくる」

なんか気になるなぁ…社長…どこで何をしてるんだろうなぁ


14: 2013/02/13(水) 20:06:54.32 ID:bCROYmfKo

社長が忙しくなって一週間後

「ところで、君。今週の金曜日は空いてるかい?」

「えぇ、今週は金曜も土曜もオフですけど」

「それはよかった、ならちょっと私に付き合ってもらえないかな?」
 
「え?それってもしかして」
 
「うむ、ちょっと私とのデートに付き合ってもらえないか?」

「えええええ!! あ、あのそういったのは私初めてで!! その、まだ心の準備が!!」

「はっはっは、そう重く考えないでくれよ、それでどうかな?」

「はっ、はい!! わかりました開けておきます!!」

「あれー? 社長デートなのー!? いいなー私も社長とデートいきたーい!!」

「おいおい、アイドルがそんなこと軽く言うもんじゃないぞ」

「ぶー社長のケチー」

ど、どうしよう!! 社長とデートなんて!! で、でもまぁ大丈夫よね
 
社長とは長い付き合いだし、飲みに行くこともあるしそれの延長線上と思えばへ、変なことなんて起きないわよね!!


15: 2013/02/13(水) 20:08:21.25 ID:bCROYmfKo

そして、金曜日事務所

「お、お待たせしました!!」

「はっはっは、さすが元アイドル、時間には性格だね」
 
「昔から、早起きは得意でしたから!!」

「そういえば、君が遅刻したことは一度もなかったな、他のアイドルたちは遅刻魔が多かったが」

「そうですねぇ、まぁ私は家が遠かったこともありましたが…」

「さぁ、それでは行こうか」


16: 2013/02/13(水) 20:09:37.85 ID:bCROYmfKo

スイーツバイキング

「社長!! このケーキおいしいですよ!!」
 
「はっはっは喜んでもらえてなによりだ」

「おいしいなぁ、あ、でもこれ家でも作れそうかも。今度作ってみようかな…」

「その時は是非私にも作ってくれるとうれしいな」 
 
「はっはい!! 是非!!」


17: 2013/02/13(水) 20:10:45.27 ID:bCROYmfKo
遊園地

「社長!! 次はあれ乗りましょうあれ!!」

「おいおい、あまりはしゃぎ過ぎて転ばないようにな」
 
「もう、社長さすがに私だってもうってうわぁ!!」

「はっはっは、どこかのアイドルを思い出すな」

「うぅ、この歳になってハシャギ過ぎちゃった…」

「なーに、今日はそういうことはなしだ、ほら手を貸しなさい」

「あ、ありがとうございます社長///」


18: 2013/02/13(水) 20:11:59.89 ID:bCROYmfKo
観覧車内

「うわー社長、高いですねー」

「うむ、久しぶりの遊園地だったが、どうだったかな?」

「久しぶりにはしゃいで、とーっても楽しかったです!!」

「はっはっはそれは何より」

「もう、夕方になっちゃいましたね。社長、今日はありがとうございました」

「それなんだがね、あと一つ私の行きたいところに付き合ってもらえるかな?」

「はい、それは大丈夫ですけど、今度はどこに連れて行ってくれるんですか?」

「それは、ついてからのお楽しみだよ」


19: 2013/02/13(水) 20:14:01.24 ID:bCROYmfKo
とある、ライブホール

「ここって…」

「そう、君が引退ライブをした会場だよ」
 
「なつかしいですね…もう何年前になるのかな…」

「さぁ、それでは行こうか」

「行くってどこにですか?」
 
「決まってるじゃないか、ホールの中だよ」

「えぇ!! い、いいんですか勝手に入っちゃって!?」

「大丈夫、もう話は通してあるから、さ、行くよ」

そういって、社長は私の手を引いてホールの中に入っていった。


20: 2013/02/13(水) 20:15:53.07 ID:bCROYmfKo

「真っ暗ですね…」

「今は、照明を落としてあるからね」

「なつかしいなぁ…それに広い…観客席からみたらこんなふうになってたんだ…
 普段はいつも、ステージの上からしか見たことなかったから、なんだか新鮮な気分だなぁ」

「ステージの上に上がってみるかい?」

「いいんですか?」

「あぁ、実は今日はここに君を連れてきたかったんだよ」

「え?それってどういう…」
 
社長がそういって手を上げると照明がステージを照らす、そこには…


21: 2013/02/13(水) 20:18:07.26 ID:bCROYmfKo

「おっそーい!!待ちくたびれちゃったよー!!」

「まったくー兄ちゃんは普段は遅刻するなよーって言ってたくせにー!!」

「まったくよ!! この私を待たせるなんて随分と偉くなったじゃない。まぁ今日は大目に見てあげるけどねニヒヒッ」

「自分、沖縄からすっとんできたぞー。みんなに会えてるのずーっと楽しみにしてたんだからな!!」

「わたくしも、久方ぶりにみなに会えると聞いて、ずっとこの日を待ちわびておりました」

「あらあら、みんなやっぱり変わってないわね~」

「まったく、昔からあなたはムチャなことを急に言い出すんですから。でもまぁ私も今日のためにしっかり仕事終わらせてきましたよ
 全員で会える機会なんてめったにありませんからね」
 
「僕も、今日のために仕事を休みにして飛んできたんだ!!」

「わ、私もお仕事頑張って急いできたよ!!」
 
「えへへ、みなさんにまたここで会えるって聞いて、今日は家のお仕事兄弟達に任せてきちゃいましたー」

「みんなにまた会えるって聞いて、今日のお仕事すっぽかしてきちゃったのー」

「みんな言いたいことはたくさんあるみたいだけど、まず先に言うべきことがあるわよね。せーの!!」


「「「春香ーーーー!! 久しぶりーーーー!!」」」


22: 2013/02/13(水) 20:19:50.27 ID:bCROYmfKo

春香「み、みんなどうして!?」

「みんな、春香に会いにきたんだよ」

春香「しゃ、プロデューサーさんいったい…」

P「はっはっは、春香にそう呼ばれるのは何年振りかな」

春香「だって、もうプロデューサーさんは社長でプロデューサーさんじゃなくて」

P「落ち着け春香、それよりもみんな待ってるぞ」

春香「え、わ、私どうしたら…」

P「さぁ、早くみんなのところに行こう」

そういってプロデューサーさんは私の手を引いてステージに向かう

23: 2013/02/13(水) 20:21:13.91 ID:bCROYmfKo

千早「久しぶりね春香」

春香「千早ちゃん!! 千早ちゃん今全米ライブでアメリカにいるって」

千早「律子からね、連絡があったの。プロデューサーが久しぶり春香のために集まってくれないかって」

律子「まったく、ほんといきなり過ぎて焦ったわ。でもまぁ、たまにはこういうのもいいかなって」

美希「春香!!久しぶりなの!!」

春香「美希!! あなたモデルの仕事が忙しいんじゃ」

美希「みんなと会えるためなら、モデルの仕事よりもこっちが大事なの!!」

24: 2013/02/13(水) 20:22:38.09 ID:bCROYmfKo
やよい「うっうー お久しぶりです春香さん!!」

春香「やよい!! やよいはお家のこと忙しいんじゃ?」

やよい「大丈夫です!! もう兄弟も大きくなって最近は私のお手伝いしてくれるようになったんですよー」

真「久しぶりだね春香!!」

雪歩「春香ちゃんすっごい綺麗になったね!!」

春香「真、雪歩…二人共いまドラマの撮影なんじゃ?」

真「大丈夫!! 今日はオフの日だったから問題ないよ」

雪歩「私も、他の仕事入ってなかったし、何より春香ちゃんに会いたかったから」



25: 2013/02/13(水) 20:23:50.07 ID:bCROYmfKo
伊織「ニヒヒッ感謝しなさいよ!! このホール今日のためにきっちり伊織グループで買収したんだから」

春香「伊織!! 買収ってえーっ!?」

伊織「安心しなさい、伊織グループの資金力舐めないでよね!!」

響「春香ーひっさしぶり!! 元気にしてたか!?」

貴音「その様子だと、病気などはしてなくてなによりです」

春香「響、貴音さん…二人とも実家に帰ってるって聞いたのに」

響「みんなに会えるって聞いたからすっとんできたぞ!! 家族は今日は沖縄にいるけどみんな春香に会いたがってたぞ!!」

貴音「わたくしも、春香や皆と会えると聞いたすぐに、こちらに向かうようすけじゅーるを合わせてまいりました」


26: 2013/02/13(水) 20:25:53.85 ID:bCROYmfKo

亜美「はっるるーん、ちょーお久しぶり!!」

真美「おぉ!!はるるん近くで見るとずいぶん大人っぽくなりましたなー」

春香「亜美…真美…病院でのお仕事ってお休み取りづらいんじゃ?」

亜美「病院でのお仕事は今日はパパに言って二人共休みにしてもらったんだー」

真美「パパも行ってきなさいってお墨付きだしねー!!」

あずさ「春香ちゃん、綺麗になったわね~」

春香「あ、あずささん!! どうもお久しぶりです。あずささんもお綺麗なままで」

あずさ「あらあら~うれしいわ~ありがとうね」


27: 2013/02/13(水) 20:27:16.58 ID:bCROYmfKo

P「みんな、春香に会うためにここにきたんだ」

春香「プロデューサーさん…」

P「それに、最近春香、事務の仕事忙しくて疲れてただろ、だから息抜きにもなると思って」

春香「はい!! ありがとうございますプロデューサーさん!!」

P「あとな、もう一つ言いたいことがあったんだが、その前に覚えているか?今日がなんの日か」

春香「えっと…あれ?今日ってなんの日でしたっけ?」

真美「はるるーん、今日はとぉーっても大事な日なのに忘れちゃったの?」

春香「えっと…私の誕生日でもないし…祝日でもなくて…」

千早「忘れたの春香?この日この場所であなたは」


28: 2013/02/13(水) 20:28:48.84 ID:bCROYmfKo

春香「…そうだ、私が引退ライブした日だ」

P「まったく春香はおっちょこちょいなところは変わってないな」

春香「うぅー…最近忙しくなってすっかり忘れてた…」

P「はっはっは、まぁそれもあるんだけどな、この日は俺にとっても大切な日なんだ」

春香「プロデューサーさんにとっても?」

P「まぁ正確には今日が大切な日なんだが」

そういって、プロデューサーさんは私の前にたってなにかを差し出してきた

29: 2013/02/13(水) 20:30:24.38 ID:bCROYmfKo

P「春香…ずっと言おう言おうと思っていたんだが、会社のことが忙しくてずっと言い出せなかったことがある」

P「春香は引退したあと、765プロの事務員として働いてくれた。

P「みんながバラバラになったあと、俺が会社を立ち上げるっていったとき、俺についてきてくれるって言ってくれた」

P「あの時は本当に嬉しかった」

P「その後もずっと俺のために色々してくれて本当にありがとう」

P「だから、これからも、ずっと俺のそばにいてくれないか?」

そういって、プロデューサーさんが差し出してきた手の中には、小さな箱とその中には指輪がはいっていた…

30: 2013/02/13(水) 20:31:56.77 ID:bCROYmfKo




P「春香…俺と結婚してくれないか」





31: 2013/02/13(水) 20:34:19.32 ID:bCROYmfKo

アイドルを引退したあとも事務所にいたのは彼とずっと一緒にいたかったからだ

彼が会社を立ち上げると聞いて、すぐに彼についていった だって…

春香「はい…これからもずっと一緒にいさせてください!!」

彼のことが大好きだったから!!


32: 2013/02/13(水) 20:35:52.93 ID:bCROYmfKo

律子「よーっし、じゃあこれから始めるわよ!!」

春香「…?? 今から何が始まるんですか??」

亜美・真美「オッケーりっちゃん!! 準備はできてるよ!!」

響「久しぶりだから腕がなるさー!!」

真「ヘッヘーン!! 最高のステージにするよ!!」

雪歩「わ、私も負けないよ!!」

やよい「うっうー!! みなさんと一緒にするなんてワクワクしてきます!!」

美希「さいっこうにキラキラしてる二人に最高のステージをお届けするの!!」

貴音「真、今宵は素晴らしい日ですね」

あずさ「あらあら、春香ちゃんに先を越されちゃったわね~」

伊織「ニヒヒッ この伊織ちゃんが世界で一番最高のステージを見せてあげるわ!!」

千早「春香!! プロデューサー!! 聞いてください 私たちがあなたちだけに贈る最高のステージ!!」




33: 2013/02/13(水) 20:37:24.52 ID:bCROYmfKo




「「「私たちはずっと…でしょう?」」」







終わり

34: 2013/02/13(水) 20:38:44.41 ID:bCROYmfKo

以上です。読んでいただいた方、ありがとうございました。

35: 2013/02/13(水) 20:40:41.38 ID:SBNaes0DO

所々違和感を覚えたのはそーゆーわけか。
つい小鳥さんの体で読んでしまった。

36: 2013/02/13(水) 20:49:16.84 ID:bCROYmfKo
>>35
ありがとうございます。
読んだ人が小鳥さんの話と思ってくれるように書いたのですが
そういう風に書いていくの難しかったです…

引用: 社長と事務員