翌日

千歌「いやー、今日も」ｽﾘｽﾘ

曜「気持ちいいでありますな～」ｻﾜｻﾜ

梨子（今日もなの～！？//）

曜「ねえ梨子ちゃん、ちょっと私のほっぺた撫でて見てくれない？」

梨子「ええ！？」

曜「お願いしますよーそろ！」

梨子「えと……こ、こう？」ｻﾜ

曜「おほー！これは気持ちいい！」

千歌「曜ちゃんズルい！千歌も千歌もー！」

曜「ズルいとは聞き捨てなりませんな！今朝千歌ちゃんが梨子ちゃんと手をつないで登校してきたこと知ってるんだからね！」

千歌「ぎ、ギクッ！でもほっぺたはやっぱりズルいと思います！梨子ちゃん！」

梨子「う、うん……//」

千歌「あ、待って！千歌はねー、顎の下を手の甲で、猫ちゃんにやるみたいにやって欲しい！」

梨子「こ、こうかな？//」ｽﾘｽﾘ

千歌「はにゃぁ～//」

曜「梨子ちゃん、こっちのても休めないで！」

梨子「はいぃ……//」

曜「あぁ～……」

千歌「あぁ～……」

梨子（かわいい）

翌日

曜「ねー、梨子ちゃん、今度は両手で顔包んでくれない？」

梨子「うん、こうかな？」ﾋﾟﾄ

曜「あぁ^～」

梨子「ふふ、曜ちゃんのほっぺたも柔らかくて気持ちいい」

曜「ふへへ……」

梨子（あ……これなんだかキスする前みたい……//）

千歌「ああーーー！曜ちゃん何してるの！？」

曜「見ての通りだよーそろー」

千歌「よーそろーじゃないよ！千歌がトイレいってる間にそんなこと……！梨子ちゃん！今度千歌の番ね！」ｸﾞｲ

梨子「きゃっ……！う、うん、わかったよ」

曜「ちょっと！そんな無理矢理手引っ張るのやめなよ！」

千歌「曜ちゃんが千歌のいない間に梨子ちゃん独り占めするからでしょ！」

梨子「あ、あの……私大丈夫だから……」

曜「千歌ちゃんだって今朝も手つないで来たんでしょ？おあいこだよ！」

千歌「家近いんだからしょうがないじゃん！」

曜「しょうがなくないよ！手繋がなくたって登校位できるでしょ？子供じゃあるまいし！」

梨子「え……え……？あの……二人とも……？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

千歌「友達と手をつないで登校して何が悪いの？僻んでるだけじゃん！」

曜「独り占めするなって先に僻んで来たのはそっちでしょ？私は独り占めしてるのは千歌ちゃんもでしょって当たり前の反論をしてるだけだよ！」

梨子「や、やめて！！」

梨子「やめて……私の手でいいならいくらでも繋ぐし……言われた通りするから……喧嘩しないで……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

千歌「……」

曜「……」

千歌「ごめんなさい……」

曜「うん……私もなんか熱くなっちゃった……ごめん……」

数日後

曜「あぁ～……」ｻﾜｻﾜ

千歌「ほわぁ～……」ｻﾜｻﾜ

梨子「な、なんか話があるって聞いてたんだけど……//」

曜「まぁまぁ、まずは梨子ちゃんの手を触らないと」ｽﾘｽﾘ

千歌「梨子ちゃーん、ほっぺた～」

梨子「はいはい……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

千歌「むふぅ～……//」

梨子（かわいい）

梨子「それで、話って？」

曜「梨子ちゃんと千歌ちゃん、今も手を繋いで登校してるでしょ？」

梨子「う、うん……でも曜ちゃんも別にいいよって……」

曜「うん、前はいいよって言ったんだけどさ……やっぱりなんかもやもやしちゃって……」

千歌「千歌も、梨子ちゃんと手を繋げるのは嬉しいけど、曜ちゃんを差し置いてって思うとちょっともやもやしてたんだよね」

曜「それでね、千歌ちゃんと二人で話し合ったの」ｺﾞｿｺﾞｿ

千歌「ちゃんと平等になるようにするにはどうしたらいいか」ｺﾞｿｺﾞｿ

梨子「……それ、何に使うの……？」

曜「二人が」

千歌「肌身話さず」

曜「梨子ちゃんの手を」

千歌「持っていられれば」

曜「それが一番……」

「「平等だよね」」



梨子「……そのノコギリ」

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おわり

ﾒｲ*,> _ <,ﾘ うぅ…