海未「あ、あの…穂乃果…？」

穂乃果「なに海未ちゃん…？」

海未「今日は私たちはこれで帰りますね…？」

穂乃果「えっ？なんで…？」

海未「あ、安心してください」

海未「今回の宿題は写してもいいですからっ」

穂乃果「？」

海未「では私たちはこれで…」

ことり「じゃあね、穂乃果ちゃん」

穂乃果「う、うん…」

海未「そ、それと…」

海未「お、お大事にしてください」ﾍﾟｺﾘ

穂乃果「…？」

ことり「お腹あっためて、水分をちゃんと取るんだよ？」

穂乃果「あっ…」

穂乃果「あはは…ありがとう、海未ちゃん。ことりちゃん」

穂乃果「じゃあまたね」ﾌﾘﾌﾘ

穂乃果「…帰っちゃった」

穂乃果「うー…なんで穂乃果だけこんなに重いんだろー…」

「」ｺﾝｺﾝ

雪穂「お姉ちゃん…？」ｶﾞﾁｬｯ

穂乃果「あっ雪穂…」

雪穂「いま布団敷くから待っててね」

穂乃果「うん…ごめんね…」

雪穂「いいってそんな…」ﾊﾞｻｯ

雪穂「はい完成」

穂乃果「ありがとう、雪穂…」

雪穂「うん、じゃあいつもみたいに…」

…

穂乃果「」ｷﾞｭｰ

雪穂「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

雪穂「…少しはよくなった？」

穂乃果「ぜんぜんだよ…」

雪穂「がんばろうね？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「うん…」ｷﾞｭｯ

雪穂（人一倍"重い"お姉ちゃん。こういう辛い日には、いつもこうして一緒にいます。）

雪穂（こんなプライベートには海未さんやことりさんも介入できません）

雪穂（μ's高坂穂乃果のファンな、高坂穂乃果の妹の特権です）


おわり(^ω^)

穂乃果「いってきまーす！」ｶﾞﾗﾗｯ

雪穂「いってらしゃーい」

雪穂「ふぅ…」ｶﾞﾗｯ

雪穂（お姉ちゃんは私を残して出かけるとき、玄関のドアを閉めません）

雪穂（でも…）

…

穂乃果「ただいま！はい雪穂、お土産！」ｼﾞｬｰﾝ

雪穂「お姉ちゃん…またこんなに買ってきたの…？」

雪穂（必ずお土産を買ってきてくれるし、それはチャラです）

穂乃果「いただきまーす！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

雪穂「お姉ちゃんまた太るよ？」

穂乃果「」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「ゆ、雪穂も同じの食べてるじゃん！」

雪穂「私は普段から気をつけてるし…」

雪穂「お姉ちゃんってば昨日の夜ご飯も食べ過ぎてたよ？」

穂乃果「だってー…」

雪穂「もー」

雪穂（お姉ちゃんは犬に似ています。お土産だって、「ワンワン！おやつ買ってきたよ！一緒に食べよ！」って感じで持ってきます）

雪穂（それにすぐ食べすぎるところなんて、まるでダメなワンちゃんのようです）

穂乃果「あー！こっちのメロンパンおいし～！雪穂も食べて見なよ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

雪穂「まったくお姉ちゃんってばー…そこそこにしておきなよ？」

雪穂「あ、ほんとだ。すごい美味しいねこれ」

・穂乃果「えへへ」ﾆｺﾆｺ

雪穂「…」

雪穂「まったくー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「…どうしたの？」

雪穂「お姉ちゃん犬みたい」

穂乃果「えぇー！？」

雪穂「ふふっ」

雪穂（ダメな犬ほど可愛いっていうのには納得してしまいます）



おわり(^ω^)

穂乃果「ゆ、雪穂ぉ～！」

雪穂「な、なに！？」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

雪穂「お姉ちゃん！？」ｶﾞﾗｯ

穂乃果「む、虫…」

雪穂（そこにはお風呂上がりのお姉ちゃんが。いくら姉妹でも、バスタオルくらい付着けてもいいんじゃないでしょうか…）

雪穂（大事なところだけ隠したって…）

雪穂「」ｼｭｰ

「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…

…

雪穂「…」

穂乃果「ち、ちょっと待っててね…？」

雪穂「うん…」

雪穂（お姉ちゃんは一度私を呼ぶとなかなか帰してくれません）

雪穂（さっきみたいな虫の襲撃だったり、下着が無い！だったり、シャンプーが切れてる！まで…）

雪穂（ちょっと離れようとすると、「うわーん待って雪穂ぉ～！」です）

雪穂（小さい頃からこの調子で…お姉ちゃんを甘やかした私が悪いのでしょうか…）

雪穂「…」

穂乃果「あ、あんまり見ないでよぅ！エOチ！」

雪穂「はいはい…」

穂乃果「…よし、オッケー！ありがと、雪穂！」

雪穂「うん」

雪穂「お姉ちゃんさ、」

穂乃果「ん？」

雪穂「また太ったよね？」

穂乃果「が、がーん！」

穂乃果「そんな…」

雪穂「また海未さんに絞られるよー…」

穂乃果「ゆ、雪穂！このことは黙ってて～！」

雪穂「もー…ちゃんと元の体重に戻すんだよ？」

穂乃果「ふぁい…」

雪穂（最近では目視でお姉ちゃんの体重管理が私の仕事になってます）

雪穂（他のファンからしてみればお宝中のお宝です）



おわり(^ω^)

ああ……尊い……