海未

穂乃果（よく考えたら、これ本当に効くのかわかんないよね……）

穂乃果（ま、いっか！　海未ちゃんに飲ませよう！）

穂乃果（海未ちゃんのお茶にパラパラパラ～っと……これでよし！）


海未「ただいま戻りました。少し力仕事をしたので喉が渇きました」

穂乃果「お茶ならそこにあるよー」

海未「ではいただきます」ｽﾞｽﾞｯ

穂乃果（かかった！）




海未「……ふぅ……」

穂乃果（あれ？）

海未「やはり、梅昆布茶は美味しいですね」

穂乃果（……あれあれあれ？）

海未「……穂乃果、どうかしましたか？私の事をじろじろ見て……」

穂乃果「あ、ううん、なんでもないよ！」

海未「そうですか。なら、いいのですが」

穂乃果（変だな、ちょっと抱きついて確かめてみよう）

穂乃果「うーみちゃんっ！」ﾀﾞｷｯ

海未「ちょっ、穂乃果、やめてください！　どうしたんですか急に！」ｶﾞﾊﾞｯ

穂乃果（あれ？　ふだんは『もう、しょうがないですね……』とか言ってくれるのに……なんで……？）

穂乃果（おっかしいな、レOになるはずだよね……？　真姫ちゃんにちょっとメールで聞こう）

穂乃果→真姫

ちょっと真姫ちゃん、海未ちゃんに飲ませたけど効果ゼロだよ！　本当に効くの？



真姫→穂乃果

え、海未に飲ませたの？
言い忘れてたわ……その薬……ノンケがレOになる薬なんだけど、レOがノンケになる薬でもあるのよ……



穂乃果「は？」

穂乃果（ど、どういうこと……？　まさか、海未ちゃんが……？）

穂乃果（そ、そ、そんなはずないよね！　たぶんこの薬に効き目がないだけだよ！）

穂乃果（よし、次は>>15ちゃんに飲ませよう！　そうすればわかるはず！）

まきちゃん

穂乃果（よし、次は真姫ちゃんに飲ませよう！　作った本人に被害を被ってもらわないとね！）

穂乃果（真姫ちゃんのジュースにサラサラ～っと）


にこ「でね、その時～」ｶﾞﾗｯ

穂乃果（あ、にこちゃんだ）

真姫「ふーん」ｶﾞﾗｯ

穂乃果（真姫ちゃんも一緒だ）

真姫「ジュースは……まだあるわね」ﾁｭｰ

穂乃果（飲んだ！）


>>22
真姫はレO→ノンケorノンケ→レO

レO

レOになるって解釈でいきます


真姫「……にこちゃん……」

にこ「ん？　どしたの？」

真姫「大好き……」ｷﾞｭｯ

にこ「どぅえええええ！？」

真姫「はぁ……にこちゃん……にこちゃんッ……」ｷﾞｭｳｩｩ

にこ「ま、真姫ちゃん！？　本当にどうしちゃったの！？」



穂乃果（ほ、ほんとにレOになった……！？）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　真姫「にこちゃん……大好き……！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　にこ「ちょ、ちょっと待って、いきなり告白されても」
穂乃果（そんな……じゃ、海未ちゃんが冷たくなったのも……）　　　　　　　　　　　　　　　真姫「キスしたい……して、いい……？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　にこ「ま、待って、心の準備んぐぅ！？」ﾌﾞﾁｭｰ
穂乃果（ま、まだ実験データが足りてないよ！　次は>>31ちゃんだ！）　　　　　　　　　　　　真姫「ごめん、我慢、できない……」

絵里

穂乃果（ま、まだ実験データが足りてないよ！　次は絵里ちゃんだ！）

穂乃果（絵里ちゃんの御菓子に砂糖っぽくふりかけて……っと。これ万能だね……）

希「遅くなってごめんなー」ｶﾞﾗｯ

絵里「ちょっと生徒会の仕事長引いちゃって」ｶﾞﾗｯ

絵里「まだちょっと残ってるから、ここでお菓子でも食べながらやってるわね。用があったら言って」ｻｸｻｸ


>>36
ノンケになるorレOになる

レOになる

絵里「……ふぅ、なんだか暑くないかしら？　ねえ希？」

希「そうかなぁ？　別に普通やとおも……なにしてんのえりち！？」

絵里「何って、暑いからボタンを……」

希「そうやなくて、ここ部室やで！？」

絵里「別にかまわないわ」

希「えりちが良くても……」

絵里「んふっ、希ったら……ウブなんだから」ｷﾞｭｯ

希「んなあぁああぁ！？」

絵里「ほら、触ってもいいのよ？　んふふっ」


穂乃果（ワーオ……）

穂乃果（この薬、本当に効果あるんだ……）

穂乃果（って、違う違う！　レOがノンケになるかを確かめるんだよ！）

穂乃果（……レOっぽい子……>>40ちゃんとか？）

ありさ

穂乃果（……レOっぽい子……亜里沙ちゃんとか？）

穂乃果（でもそんな都合よく亜里沙ちゃんがこの高校に来るわけ）

亜里沙「すいませーん！」ｶﾞﾗｯ

穂乃果（来たァ！？）

亜里沙「あっ、お姉ちゃん、いた！　はぁ、はぁ……もう、忘れもの……って何してるのお姉ちゃん！？」

穂乃果「あ、亜里沙ちゃん！　見ちゃだめ！　忘れ物は穂乃果があずかっとくから！　とりあえず走って来たし疲れたでしょ？　お茶！」

亜里沙「は、はい！　ありがとうございます……」ｺﾞｸｺﾞｸ

穂乃果（さて、亜里沙ちゃんはどっちかな……？）

>>45
ノンケになるorレOになる

レO

亜里沙「お、お……」

穂乃果「お？」

亜里沙「お姉ちゃんずるい！　私も！」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ

絵里「あら亜里沙、貴方も？」

希「あ、亜里沙ちゃん、助けて、えりち、えりちが……！」

亜里沙「何言ってるの希さん？　希さんも一緒だよ！」

希「は？」

亜里沙「3人で楽しもうよ！」

希「えっ」

絵里「それはハラショーなアイディアよ亜里沙！　さ、希、あなたのも見せて……♪」


ｲﾔｱｱｱｱｱｱｱｱ



穂乃果（ど、どうしよう……μ'sの皆がレOだらけに……）

穂乃果（そういえば海未ちゃんは！？　こんなレOだらけになった部室をみてどう思ってるのかな……？）

>>53

既に退部届けを出している

穂乃果（いない！？）

穂乃果（いったいどこに……ん、これ……た、退部届！？）

穂乃果（ま、まさか、レOに嫌になって……探しにいかなきゃ！！）




穂乃果「海未ちゃん！　待ってよ！！」

海未「なんですか穂乃果、私はもうあんな部にはいられません！」

穂乃果「なんで……なんでそんなこと……」

海未「はぁ……いいですか、同性愛なんてもっての他です！　考えられません！」

穂乃果（な、なんとかしないと、海未ちゃんが出ていっちゃう！　どうやって引き止めれば……そうだ！）

穂乃果「……>>58！」

薬をもう一度

穂乃果（うーん……もう1度飲ませれば大丈夫かな？）

穂乃果（でも、普通に飲ませても意味ないよね……そうだ！）

穂乃果「海未ちゃん……もう、止められないの？」

海未「ええ」

穂乃果「じゃあ……最後のお願い、聞いて？」

海未「なんですか。まあ、最後というなら……」

穂乃果「……」ｺﾞｸｺﾞｸ

海未「どうしたんですか、水なんてのんむぅ！？」

穂乃果「んっちゅ……」

海未「ふんんむうううう！？」ｺﾞｸｺﾞｸ

穂乃果「ぷはぁっ、はぁっ、はぁっ……」

海未「……」

穂乃果（ど、どうなったかな……？）

>>63
どうなった？

誰でもOKなバイになった

海未「ほ、穂乃果……」

穂乃果「海未ちゃん？」

海未「穂乃果あああああ！！」ｷﾞｭｰ

穂乃果「うううう海未ちゃん！？」

海未「わ、私は、と、とんでもないことを……！」

穂乃果「て、ことは」

海未「ほ、本当に申し訳ありません！　こんな退部届、破り捨ててしまいましょう！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

穂乃果「ってことは、μ'sに戻ってくれるの！？」

海未「当たり前です！」

穂乃果「良かった！！　じゃあさ、あの……ひとつ、聞いていい？」

海未「なんですか？」

穂乃果「海未ちゃんって、もしかして……その、レズ、だったり？」

海未「私はどちらでもいける口ですが？」

穂乃果「ってことは……」

海未「まあ、バイ、ってやつですか」

穂乃果（……薬の効果でそうなったのかな？　まあ、ともかく……海未ちゃんが戻ってきてくれて、よかった！　めでたし、めでたしだね！）

海未「そ、その、穂乃果。先ほどのお詫びと言ってはなんですが……」

穂乃果「なあに？」

海未「わ……たし、を、好きにしてくれても……いいんですよ？」

穂乃果「あ、それは別にいいや」

海未「どうしてですかぁっ！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

穂乃果「別に、穂乃果はレズってわけじゃ」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

穂乃果「？　後ろから足音が」

真姫「よくも飲ませてくれたわね！　これでも飲みなさい！」

穂乃果「もがもがもが……ごっくん」

海未「ほ、穂乃果？　大丈夫ですか？」

穂乃果「海未ちゃん……」ﾕﾗｧ

海未「……？　どうかしました？　具合が悪かったりしませんか？」

穂乃果「……さっきの言葉、ホントだよね？　好きにして、いいんだよね？」ﾆｯｺﾘ

海未「穂乃果……！　……はい！」

穂乃果「じゃ、穂乃果の家、今から来て？」



おしまい