1: 2012/12/15(土) 00:34:01 ID:hnyiXmPY0
憂「お姉ちゃん、朝ごはん食べた?」
唯「ん~……食べた~……」
憂「二度寝しないでね」
唯「ん……」
憂「お姉ちゃん寝ぼけてるよ?」
唯「だって、このこたつ温かくて気持ちいいんだもん……」
憂「もう……」
唯「ん~……食べた~……」
憂「二度寝しないでね」
唯「ん……」
憂「お姉ちゃん寝ぼけてるよ?」
唯「だって、このこたつ温かくて気持ちいいんだもん……」
憂「もう……」
2: 2012/12/15(土) 00:35:33 ID:hnyiXmPY0
唯「デレデレデレデレドゥーン!」
憂「!!?」ビクッ
憂「ど、どうしたの……お姉ちゃん……?」
唯「『唯はこたつに呪われてしまった!』」
唯「『唯はこたつから離れることができない!』」
唯「ふ~……」
憂「お姉ちゃん! 二度寝すると学校間に合わないよ~!」
唯「デレデレデレデレドゥーン!」
唯「『憂はこたつに呪われてしまった!』」
唯「『憂はこたつから離れることができない!』」
憂「えっ!?」
唯「さぁ、おいで~……気持ちいいよ~」ジリジリ
憂「え……お、お姉ちゃん……」
憂「!!?」ビクッ
憂「ど、どうしたの……お姉ちゃん……?」
唯「『唯はこたつに呪われてしまった!』」
唯「『唯はこたつから離れることができない!』」
唯「ふ~……」
憂「お姉ちゃん! 二度寝すると学校間に合わないよ~!」
唯「デレデレデレデレドゥーン!」
唯「『憂はこたつに呪われてしまった!』」
唯「『憂はこたつから離れることができない!』」
憂「えっ!?」
唯「さぁ、おいで~……気持ちいいよ~」ジリジリ
憂「え……お、お姉ちゃん……」
3: 2012/12/15(土) 00:37:06 ID:hnyiXmPY0
~~~~~
その後 平沢家
律「唯の奴、学校にも連絡しないでどうしたんだ?」
梓「憂も今日休みだったんですよ」
澪「姉妹揃って風邪でもひいたのかな……」
紬「それなら、私、明日沢庵持ってくるね!」
梓「(なんで沢庵……?)」
4: 2012/12/15(土) 00:38:19 ID:hnyiXmPY0
律「よし、じゃあ、押すぞ!」スッ
ピンポーン
律「…………」
澪「…………」
紬「……誰も出ないね」
梓「ですね……」
律「なんで誰も出ないんだよ……」スッ
ガチャッ
律「え?」
澪「ななっ、なんで鍵が閉まってないんだ……!」
ピンポーン
律「…………」
澪「…………」
紬「……誰も出ないね」
梓「ですね……」
律「なんで誰も出ないんだよ……」スッ
ガチャッ
律「え?」
澪「ななっ、なんで鍵が閉まってないんだ……!」
5: 2012/12/15(土) 00:39:52 ID:hnyiXmPY0
紬「まさか……泥棒!?」
梓「えぇっ!?」
律「ゆ、唯ーっ! 憂ちゃんっ!?」ドドド
梓「(まさか、本当に泥棒なの……!?)」
梓「ゆっ……」
紬「あっ!」
澪「あ」
唯「あっ、みんな~」
律「何してるんだよ……憂ちゃんまで……」
唯「へへ~どうにも温かくてね~」
梓「えぇっ!?」
律「ゆ、唯ーっ! 憂ちゃんっ!?」ドドド
梓「(まさか、本当に泥棒なの……!?)」
梓「ゆっ……」
紬「あっ!」
澪「あ」
唯「あっ、みんな~」
律「何してるんだよ……憂ちゃんまで……」
唯「へへ~どうにも温かくてね~」
6: 2012/12/15(土) 00:42:55 ID:hnyiXmPY0
憂「デレデレデレデレドゥーン!」
澪「!!」ビクッ
憂「『梓ちゃんはこたつに呪われてしまった!』」
梓「え?」
憂「『梓ちゃんはこたつから離れることができない!』」
律「??」
唯「デレデレデレデレドゥーン!」
唯「『りっちゃんはこたつに呪われてしまった! 澪ちゃんはこたつに呪われてしまった! ムギちゃんはこたつに呪われてしまった!』」
唯「『りっちゃんはこたつから離れることができない! 澪ちゃんはこたつから離れることができない! ムギちゃんはこたつから離れることができない!』」
澪「!!」ビクッ
憂「『梓ちゃんはこたつに呪われてしまった!』」
梓「え?」
憂「『梓ちゃんはこたつから離れることができない!』」
律「??」
唯「デレデレデレデレドゥーン!」
唯「『りっちゃんはこたつに呪われてしまった! 澪ちゃんはこたつに呪われてしまった! ムギちゃんはこたつに呪われてしまった!』」
唯「『りっちゃんはこたつから離れることができない! 澪ちゃんはこたつから離れることができない! ムギちゃんはこたつから離れることができない!』」
7: 2012/12/15(土) 00:43:58 ID:hnyiXmPY0
唯憂「えへへ~……」ジリジリ
梓「え? え?」
紬「二人ともしっかりして!」
澪「お、おいっ……!」
律「や、止めろーっ!」
梓「え? え?」
紬「二人ともしっかりして!」
澪「お、おいっ……!」
律「や、止めろーっ!」
8: 2012/12/15(土) 00:45:51 ID:hnyiXmPY0
~~~~~
ピンポーン
和「誰もいないのかしら……」
和「確か、軽音部の皆は来てるはずなんだけど……」
ガチャッ
和「……不用心ね」
和「唯ーっ、憂ーっ! 家の鍵開けっ放し……って……」
和「やっぱり軽音部の靴……にしても静かね……」
和「唯、憂!」
「あっ、和ちゃん!」
9: 2012/12/15(土) 00:48:06 ID:hnyiXmPY0
和「唯なの? 何してるの? 暗くてよくわからないわ……」
パチッ
和「……あなた達、なんでこたつにくるまってるの?」
律「ふふふ……」
唯「いっぱい揃って嬉しいね!」
紬「デレデレデレデレドゥーン!」
澪「『和はこたつに呪われてしまった!』」
梓「『和先輩はこたつから離れることができない!』」
和「え?」
唯「和ちゃん、こっちにおいでよ~温かいよ?」 ジリジリ
和「ちょっ……」
唯「さあ~中はあったかいよ~」
パチッ
和「……あなた達、なんでこたつにくるまってるの?」
律「ふふふ……」
唯「いっぱい揃って嬉しいね!」
紬「デレデレデレデレドゥーン!」
澪「『和はこたつに呪われてしまった!』」
梓「『和先輩はこたつから離れることができない!』」
和「え?」
唯「和ちゃん、こっちにおいでよ~温かいよ?」 ジリジリ
和「ちょっ……」
唯「さあ~中はあったかいよ~」
15: 2012/12/15(土) 10:28:21 ID:hnyiXmPY0
~~~~~
律「なぁ、唯~?」
唯「な~に~……?」
律「私たち、一体いつまでこうしてるんだ~?」
唯「う~ん……わかんないや~」
唯「……でも」
紬「あったか~い……」
梓「温かくて気持ちいい……」
澪「リラックスしてるから、良い歌詞が思い浮かびそうだ……」
和「こたつに入るとこんなに心が落ち着くなんて……」
憂「zzz......」
唯「みんな気持ちいいなら、ずっといてもいいんじゃないかな~」
律「それもそうだなぁ~……」
唯「ふ~あったか、あったか……」
唯「冬はやっぱりこたつだね~」
~完~
11: 2012/12/15(土) 00:55:53 ID:hnyiXmPY0
思いがけない所にネタがあったりすることもあるので、誰かの書く契機を作っていきたいな
読んでくれた人がいるのならありがとう
感謝感激雨霰
読んでくれた人がいるのならありがとう
感謝感激雨霰
12: 2012/12/15(土) 01:03:27 ID:.h02Dm1U0
よくやってくれたおつ
14: 2012/12/15(土) 04:47:36 ID:7RgDnP.20
乙
7人がひしめくコタツ想像したら和んだわww
7人がひしめくコタツ想像したら和んだわww
17: 2012/12/15(土) 21:43:05 ID:u1ootAlk0
なごむとか言っている奴だまされんなコイツら学校サボってんぞ未来は暗い
20: 2012/12/17(月) 02:44:43 ID:sxysh2TQ0
こたつは人を何処までも堕落させる魔具
引用: 唯「呪いのこたつ」
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