ルビィ「えへへじゃあ土曜日朝7時に駅ね♪」

花丸「わかったずら！」

善子(ちょっ…私をおいていく気！？)

ルビィ「たのしみだなぁ音ノ木坂の文化祭」

花丸「みゅーずはいないからただの文化祭だよ？」

ルビィ「わかってないなぁ花丸ちちゃん」

善子(ちょっとぉ！！)

土曜日……6:30……駅

善子「…………………」

善子(あれから結局誘われなかった……私は偶然駅にいる……)

花丸「あれ？善子ちゃん」

善子「っ」ﾋﾞｸｯ

花丸「どうしたのこんな朝早くに」

善子「あっ…えっと……ちょっと魔術に……」

花丸「………」

善子「そソレヨリズラマルハ？ナニシテルノ？」ｶｸｶｸ

花丸「マルはこれからルビィちゃんとおとのきざかの文化祭に遊びに行くずら」

善子「ヘヘホヘー…奇遇ね…わたっ私も今から秋葉原にいくの」

花丸「へえ～」

善子(それだけっ！？)

花丸「マルはおやつ買ってくるずら」

ﾄｺﾄｺﾄｺ

善子(本当にそれだけ？！いっしょにいこうとか無し！？)

善子(嘘でしょ……)

ルビィ「あれ？善子ちゃん」

善子「あっルルルルビィ！？」

ルビィ「なにしてるの？」

善子「………音ノ木坂学院の文化祭にいくんでしょ？…」

ルビィ「うん、それがどうしたの？」

善子「…………いく……私も」

善子(ああああああああああ断られたらぁぁぁぁ学校やめてやるんだから！！)

ルビィ「ほんとお！？やったあ、花丸ちゃんにいわなきゃ」

花丸「いいよ善子ちゃんもいこう」

善子「…………」

ルビィ「わあい、はやくいこうよ」

善子(よかった…)ﾎｯ

花丸「さっそく電車に乗るずら」

花丸「魔術はいいの？」

善子「えっ！？魔術！？大丈夫よいつでもできるから」

ルビィ「？」

🚇「プァァァァアアアアアアアアアアアアン」

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

花丸「あさからじゃがりこずら」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

善子「罪深いわね……ｷﾞﾙﾃｨ」

ルビィ「ルビィは薄皮チョコパン！！」ﾊﾑｯ

ルビィ「じゃがりこいっぽんちょうだい？」

花丸「薄皮チョコパンひとつと交換ずら」

善子(釣り合ってないわよ)

ルビィ「やったあ、はい」

花丸「成立ずら」

善子(いいの？ルビィ)

二時間くらい……

ルビィ「秋葉原だよ」

花丸「いつみても都会ずら～」

善子「似合わないわね～いなかっぺガールズ……シティフォーリンエンジェルの私が浮いてるわよ」ﾌﾜﾜ～

ルビィ「浮いてるのはいつものことじゃ……」

花丸「はやくいくずら」

ルビィ「あっちだね！！」👉

ルビィ「ついたぁ！」

善子「けっこう人多いのね～」

ルビィ「すぅぅぅぅぅ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

花丸「なにしてるの？ルビィちゃん」

ルビィ「ふぅぅぅぅぅ」

善子「空のペットボトルに……息を吹き込んで……なにそれ？」

ルビィ「おねえちゃんのおみやげだよ！音ノ木坂の空気をね！」ｷｭｯ

善子(なんか買ってあげなさいよ……)

花丸「きっと喜ぶよ♪」

ルビィ「うんっ」

あの手すりがある階段……

海未「………遅すぎます！！ことり！！」

真姫「………何かあったんじゃ……」

海未「はっ！？ことりことり」

ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟ

海未「ことりことり！！」

真姫「落ち着きなさいよ」

ことり「おまたせー」

海未「何をしていたんですか！！」ｶﾞﾐｶﾞﾐ

真姫「二分遅れたくらいで怒りすぎよ……」ｱｷﾚﾀ

ことり「ごめんねえ……これ探してたら時間かかっちゃって」

海未「それは」

ことり「ほら、私たちまだちょっと有名人だし」

サングラスとぼうし

真姫「なるほどね」

海未「そんなものもう必要ありませんよ」

野生の女「あ、あれってμ'sの……」

海未「………つけましょうか」

ルビィ「みて！わたあめ！！買ってくるね！！」

ﾃﾃﾃﾃﾃ

花丸「うーんマルは……今川焼ずら！！」

善子「私もそっちいくわ！」

花丸「マルはあんこ！！」

善子「私はカスタード！！」

生徒「120円でーす」

ことり「海未ちゃん……どこいっちゃったのぉ……」

真姫「こどもじゃないんだから…すぐ帰ってくるわよ、爆弾たこ焼きのところにいっちゃいましょ」

ことり「そうだね」

ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟ

≪爆弾たこ焼きにいるよー≫

真姫「1-C組ね」

ルビィ「うゆゆ……おさいふ」ﾘｭｯｸｷﾞｭｰｯ

ｺﾄｯｺﾞﾄｯ

ルビィ「うゆ落っことしちゃった…」

海未「落としましたよ」ﾋｬｲ

ルビィ「あっすみません……ってあれ……あのぉ」

海未「どうしました？」

ルビィ「うゆゆ……人違いだったらすみません」

海未(まさか……μ'sだとバレたのでは！？)

海未「いいえ鈴木です」

ルビィ「ほえ、鈴木？」

海未「私は鈴木大地です、園田海未ではありませんよ」

ルビィ「はむっ」ﾜﾀｱﾒﾊﾟｸｯ

ルビィ「あまぁい」

海未「ひとりできたのですか？」

ルビィ「あっそうだ！善子ちゃーん花丸ちゃーん」

海未(聞いたことがありますね……おそらく…花陽が今推している…例のスクールアイドル……)

ルビィ「うゆゆ……どこぉ……」ｳﾙｳﾙ

海未「…………」ﾜﾀｱﾒﾊﾟｸｯ

ルビィ「うえええええん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

海未「ええっ！？」

ルビィ「うわぁあああぁぁぁぁん」

海未「ちょっ、泣かないでください」ｱﾀﾌﾀ

海未(そういえば……ことり……真姫……どこへ……)

ルビィ「うえっ……ああああんおねえちゃあああん！！善子ちゃん！花丸ちゃあああああん」

海未「お！落ち着いてください！えっと」

ｶﾞｻｶﾞｻ

海未「はい！ボンタンアメですよ」

ルビィ「うゆ……」ﾓｺﾞﾓｺﾞ

海未「包みも食べられますよ」

ルビィ「ごめんなさい……」

海未「いいのですよ、私も……はぐれてしまったので……」

ルビィ「鈴木さんもひとりですか？」

海未「友達と来たのですが……わたあめの隣のりんご飴を買いに行ったら……」

ルビィ「えへへ、いっしょだね……」

花丸「……ルビィちゃんは……」

善子「……わたあめのところにいないわ……」

花丸「探さなきゃ……」

善子「ラインしても無視だわ………」

花丸「まさか……」

善子「とにかく探しましょう……」

花丸「ルビィちゃーーん！」

善子「ルビィーーー！！」

善子「あっあれは、ルビィのスマホ！！」

花丸「落としちゃったんだね」

ことり「海未ちゃんなにしてるのかなぁ」たこ焼き

真姫「りんご飴でもなめてるのよ」

ことり「こっち来たら良いのにね」

学院の女「あのぉ……もしかしてμ'sの……」

ことり「あっ」

真姫「……バレたなら仕方ないわね」

ざわざわ

花丸「みて！あそこすごいひとだかりずら」

1-C爆弾たこ焼き

善子「いってみましょう！！」

ｶﾞﾗﾗﾗ

ざわざわ

花丸「わわっ……すごい人ずら」

ざわざわ「μ'sの……ざわざわ真姫ちゃん！？ことりちゃん！？」

花丸「わっ！μ'sだって！ルビィちゃんに見せてあげたいずら」

善子「ルビィ……私より運がないのね……」

ルビィ「じゃあ探しに行きましょう！」

海未「黒澤ルビィ……」

ルビィ「うゆ？どうしてルビィの名前を？」

海未「あわ、黒澤浩樹！？大好きです！！」

ルビィ「なあんだ」

海未「では行きましょう」

ルビィ「うん！！」

ことり「あの娘たち……」

真姫「どうしたの？」

ことり「かよちゃんが今大好きなスクールアイドルの娘だよ」

真姫「花陽が？」

ことり「うんAqoursって言うの」

ことり「なんだか困ってるみたい」

善子「違うところに行くわよ」

花丸「爆弾たこ焼き食べてからにしよう？」

ことり「あのお……」

善子「？」

ことり「Aqoursの津田さんと島木田さんですか？」

花丸「だいたいあってるずら」

善子「ぐちゃぐちゃよ……」

花丸「そんなあなたはμ'sのことりさんですね？」

ことり「わあ！知ってるの！？」

花丸「ルビィちゃんにいつも見せてもらってるから」

善子「あと私は堕天使」

ことり「ごめんね間違えちゃって……伊達さん」

善子「伊達………」

ことり「それで……どうかしたんですか？困ってるようですけど」

真姫「ことり！まだ爆弾たこ焼き残ってるわよ」

善子「わあっ」

花丸「あっちは真姫さんずら」

善子(なによあのセレブリティは……)

ことり「えっ！メンバーが行方不明！？」

花丸「そうなんです……手がかりはこのすまーとほんだけ……」

善子「どこへいったのやら……」

真姫「………」ﾌﾞﾌﾞｯ

真姫(っ！海未からメールだわ)

≪迷子のアイドルを連れています、2-A縁日にきてください≫

真姫「ちょっとことり」

ことり「ふむふむ」

花丸「どうしたんですか？」

真姫「あな

ことり「はーっはっはぁ、あなたたちのおともだちはこの私のおともだちがあずかりました！！」

善子「ええっ」

ことり「返してほしければ私たちに勝つのですぅ！！」

花丸「えっ！？ルビィちゃんを盗んだのは……」

ことり「そう！私たちだ！！」

真姫「ちょっとことり！」

ことり「なんだねまきくん？」

花丸「伝説のスクールアイドルが……」

善子「誘拐犯だったなんて……」

花丸「返すずら！！」

ことり(ずらって……かわいいね♪)

ことり「いやじゃ！！わしに勝つのじゃ！！」

真姫(キャラブレブレよ)

善子「何で戦うのよ！！」

ことり「えっとぉ……」

真姫(決めときなさいよ……)

ことり「おたから探しじゃ！！」

善子「受けてたつわ！！」ｳｷｳｷ

花丸「やってやるずら！！」

真姫(ちょっと……)

ことり「じゃあ3-Aの教室れっつごー！」ﾜｸﾜｸ

海未「……遅いですね……」

ルビィ「えへへ、キャベツ太郎に当たったよ♪」

海未「ふふ、ルビィは射的がうまいのですね」

ルビィ「わあ！ルビィスーパーボールすくいやる！！」

海未「じゃあ私と勝負です！」

ルビィ「うゆゆ……負けないよ鈴木さん！」

ことり「………よし、ちょうど2対2だね！」

真姫「私もやるのね」

ことり「あたりまえだよ！！……じゃぞ！」

善子「むぅ……負けないんだから！」

ことり「最初は私がいくよ…………じゃ！！」

真姫(爺さんキャラ忘れすぎよ……)

花丸「じゃあ」

善子「ずら丸……私が行くわ……宝探しの……必勝法を知ってるこの私が！！」

花丸「たのもしいずら！！」

学院生徒「じゃあどうぞ～」

ルール
破かれた新聞が散ってる教室の中からガチャガチャの玉を見つけたら勝ち
所要時間によって景品が変わる
1分以内なら堅あげポテト
2分くらいならコアラのマーチ
それいじょうは黒飴

津島善子vs南ことり

花丸真姫「ふぁい！！」

善子「いくわよ！必殺！！堕天旋回黒龍の舞！！」ｸﾙｸﾙｸﾙ

ﾋｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

花丸「すごい！くるくる回って紙が空を舞ってるよ！」

真姫「でもこの技……」

善子「はっはっは」くるくる

ﾋｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

ことり「……ふふ、灰色なんだね」

善子「はっ！！……………/////…」ｽｶｰﾄはらり

真姫「そう……スカートなら……」

花丸「ぱんつが見えちゃうずら」

善子「いやっ！！みないで/////」

ことり「あっ！伊達さんのおかげでおたから発見！！」

もちろんこの学校に男などいない
先生も皆女性という徹底ぶりである

善子「うやぁぁぁぁぁん」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

花丸「減るものじゃないよ、気にしないで」

善子「もうおヨメにいけないわ！！」ﾎﾟｺﾎﾟｺ

ことり「わしらの勝ちじゃ！！」

真姫「それで私たちに勝つつもりだったの？」

善子「ぐぅ……////」ｳﾙｳﾙ

花丸「やれやれずら………次は何で勝負するんですか？」

ことり「えっとぉ……真姫ちゃん？」

真姫「えっ私が決めるの？！」

真姫「そっちが選んでいいわよ……まあどんな勝負でも負ける気ないけどね」

ことり(おっ、真姫ちゃんのりのりだね)

花丸「…………まあマルも負ける気なんてないずら」

善子「勝ってぇ！！ぱんつの恨みを晴らして！！」

花丸「じゃあ……おばけやしきで勝負ずら」

ルビィ「えへへ、スーパーボールたくさん♪」

海未「ルビィはスーパーボールすくいが得意ですね…まさか負けるとは……」

ルビィ「次は爆発たこ焼きいきましょう！！」

海未「ええ、ゆっくり食べましょう」

海未(………何かを忘れているような……)

ルビィ「えへへおっきいからはんぶんこしようね」

ことり「おばけやしきでどう勝負するの？…………じゃ？」

花丸「タイムアタックずら」

3-C謎解きおばけやしき迷路

真姫「…………………」

ことり「真姫ちゃん？」

真姫「………………」

ことり「真姫ちゃーーん？」

真姫「えっ！？こことり？何！？どうしたの？」

善子(なるほど……)

花丸「勝つよ善子ちゃん！マルは仇をとるよ！」

花丸「マルからいかせてもらいます」

学院生徒「どうぞ～」

ｶﾞﾗﾗﾗ

ことり「スタート！！」

善子「………勝ちなさいよ……」

教室「ぎゃああああああ！」

教室「ひえええええええ」

教室「うっそ！？なんだこいつ！！」

教室「ヤバイよ！！出ちゃったよ！！」

真姫「…………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ことり「真姫ちゃん？」

ｶﾞﾗﾗﾗ

花丸「終わったよ～」

ことり「あっ、記録は…40秒！！じゃ！！」

善子「よ……40秒！？」

ことり「すごいの？かな？」

花丸「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子「？」

花丸「こんにゃくずら」

ことり「真姫ちゃん……たのんだじょ！！」

真姫「ま………ﾏｶｾﾅｻｲ……10秒で終わるわ」

学院生徒「どうぞ～」

ｶﾞﾗﾗﾗ

真姫「じゃあ行くわね……」ﾌﾙﾌﾙ

ことり「スタート！！」

教室「きゃあああああああ！！」

教室「ｶﾞﾗﾝﾄﾞｼｬｱｱｱｱﾝｶﾞﾗﾗﾗ」

ことり「なんじゃこの音は！？」

ｶﾞﾗﾗﾗ

学院生徒「ちゅ！！中止です！！謎解きおばけやしき迷路は本日終了！！」

善子「いったい何が！？」

海未「……ルビィ……ソースが頬についてますよ？」ﾌｷﾌｷ

ルビィ「あっ……///」

海未「？」

ルビィ「おねえちゃん………みたいだな………///」

海未「そうですか…………////」

ルビィ「うゅ………探しにいこっか……」

海未「ですね……」

ことり「何があったんですかじゃ！？」

善子(なんなのよじゃって……)

学院生徒「それが……そちらの方(真姫)がこんにゃくに驚いて机に躓いて……」

真姫「…………クリアよ……」

善子「いや失格よ！！」

学院生徒「それで……セットが壊れちゃって……」

ことり「真姫ちゃん………」

真姫「……くっ」

花丸「マルの勝ちだね」ﾆｯｺﾘ

ことり「もぉー真姫ちゃん！」

善子「これで一対一ね……」

真姫「すみません……」

学院生徒「いえ…もっと頑丈にします」

ことり「むむむ……じゃあ最終決戦は……」

善子「………」ｺﾞｸｯ

花丸「何ずら」

ことり「何にする？………のじゃ？」

真姫「あとは……劇と……縁日とゲームセンターね」

ことり「じゃあ多数決をとりますのじゃ」



ことり真姫花丸えんにち
善子ゲームセンター

ことり「えんにちできまりです！！」

海未「放送室にいってみましょうか……」

ルビィ「ええっ、恥ずかしいよぉ」

海未「ああっ……すみません」

海未「そういえば……ことりと真姫は……」

ルビィ「え？」

海未「ペットですよ、インコにマキという名前をつけていて……」

ルビィ「へえ、いいなあペット」

海未「……おばけやしきにいってみましょうか……」

ルビィ「うゆゆ…怖いけど…鈴木さんとなら楽しそう！」

ことり「えんにちで勝負じゃ！！」

真姫「ふん……負けないわよ」

花丸「どの口が言うずら」

真姫「このっ！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

善子(レジェンドスクールアイドルにこの態度……さすがずら丸ね)

ことり「えーっと……スーパーボールすくいと……射的と……ぱがあるね」

真姫「じゃ」

善子(じゃ担当なのね)

花丸「三種類……」

ことり「スーパーボールすくいと射的で勝負して……決まらなかったら最後にぱにするのじゃ！」

真姫「じゃ……あっ」

善子(じゃが被ったわ)

海未「中止！？」

ルビィ「ええ！？」

学院生徒「そうなんですすみません………壊れちゃって……明日は復旧するので……」

ルビィ「おばけやしきいきたかったなぁ」

海未「まあ仕方ありません……また縁日にいって射的をしましょう」

ルビィ「もう一回スーパーボールすくいで勝負しよう！！」

海未「次は負けませんよ！！」

花丸「スーパーボールすくいはマルがやるよ！」

真姫「……じゃあ私はスーパーボールすくいをやるわ」

花丸「むぅ」
⚡⚡⚡⚡
真姫「ふんっ」

善子「あわわ」

ことり「大人げないなぁ」

ことり「1分で取れたボールが多いほうが勝ちだよ……なのじゃ」

善子「頼むわよずら丸！！」

花丸「がってんしょうちずら！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

真姫「負けないんだから！！」

ことり「よーい」

善子「あっ」

ことり善子「ファイッ！！」

海未「縁日……人が多いですね」

ルビィ「うゆゆ…並ぼっか……」

歓声「ウォォオオオオオオオオオオオオ」

海未「なんでしょう…ものすごい盛り上がりですね」

歓声「ウォォオオオオオオオオオオオオニシキノ！！ニシキノ！！ニシキノ！！ニシキノ！！」

ルビィ「ニシキノコール……」

海未「…………見に行きましょう」

真姫「たあっ」ﾋｮｲﾋｮｲﾋｮﾋｮｲｯ

ことり「すごいよ！真姫ちゃん！！」

善子「いつの間にかすごい観客……」

観客「ウォォオオオオオオオオオオオオニシキノ！！ニシキノ！！」

善子「やっぱりアウェーね……」

花丸「負けないずら！」ヒョ……ｽｺﾝ

花丸「あれっ」ｽｺﾝ

善子「ちょっとずら丸！！」

花丸「あれれ？」ヒョｺﾝ

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

ことり「しゅーりょーです！！」

ことり「記録は……真姫ちゃん……22個」

善子「………ずら丸3個」

ことり「よって勝者は……真姫ちゃんです！！」

観客「ウォォオオオオオオオオオオオオ！！ミューズ！！ミューズ！！ミューズ！！ミューズ！！」

海未「人が多くて見られません……」

ルビィ「…………」

海未「すみません、何をしているのですか？」

学院生徒「今伝説のスクールアイドルμ'sに今イチオシのAqoursが挑んでるんですよ！！お互い一歩も引かない戦いで」

海未「……………」

ルビィ「μ's？………μ'sってあの……あのμ'sですか？」

海未「………」

海未(仕方ありません……)

海未「………私は鈴木大地ではありません」

ｻｯ

ルビィ「あれ！？サングラスを取ったら……」

海未「そうです！！」

善子「任せなさい……絶対負けないわ！！」

花丸「ううぅ……善子ちゃん頼むずら……」

真姫「……」ﾄﾞﾔｧ

花丸「ぐぐぐ」

ことり「それでは最終決戦！！私vs伊達さん！！」

善子「射的ね」

ことり「ワシは負けんぞい！！」

善子「もう爺さんキャラやめたら？」

ルビィ「うゆゆ……」ﾊﾞﾀﾝ

海未「えっ」

ルビィ「ﾎﾝﾓﾉ……ﾃﾞﾁｬｯﾀﾖ」ｸﾙｸﾙｸﾙ

海未「ルビィ！！ルビィ！！！」

海未「くっ、誰か医務室に運ぶのを手伝ってください！！」

ルビィ「ぴぎゃ！！……大丈夫でしゅぅ……」ｷﾗｷﾗ

海未「えっ大丈夫ですか？」

ルビィ「うゆゆぅ……うみしゃん……」

善子「えいっ」

ﾎﾟｺﾝ

善子「よしっ！コアラのマーチ！！」

ことり「今のはだじゃれかな？」

善子「ちょっ、うるさいわね」

花丸「あっはっはｗｗ善っ子アラのマーチってｗｗｗ」

善子「うるさいわ！！」

ことり「次はいくよぉ…………」

ﾎﾟｺﾝ

観客「うおおおおおおおおお」

真姫「さすがね」

ことり「Wii U(の箱の中にたくさんのお菓子)だぁ！！」

善子「くっ……」

花丸「善子ちゃんがんばってよしっ！コアラ！！」

善子(私が勝つには……PS4を落とすしかない……おそらくあの南さんはつよい……)

善子「いくわ……」

善子(こんなに強い相手と戦えて……幸せだわ……ここで勝って……ルビィを取り戻す……)

善子「すぅ………」

ﾎﾟｺﾝ

ﾄﾞﾃｯ

善子「うわぁぁぁぁぁぁ！！」

観客「ウォォオオオオオオオオオオオオツシマ！！ツシマ！！ツシマ！！」

花丸「すごい……」

真姫「信じられない……」

ことり「……なかなかやるのう」

ことり「次が最後の一発じゃ…絶対勝つよ」

真姫「………のじゃ」

ことり「いくよ」

花丸「ぶえっくしゅん！！」

ことり「わあっ！！」

ﾎﾟｺﾝ

ルビィ「ねえ海未さん……はいろう？」ﾎﾟﾜｰｰﾝ

海未「……はい」

ルビィ「うゆゆ……えへへ」ﾆﾀｧ

海未「さあ…すみません入れてください、通りますよ」

ｶﾞｻｶﾞｻ

海未「やっと入れました」

ルビィ「えへへぇ……」

海未「ことり？！」

ﾎﾟｺﾝ

海未「痛っ」

ことり「わあっ！弾が……」

真姫「海未に当たった！？」

海未「あなたたち…何を……」

ルビィ「ゆゆ」ﾋﾟｮｺﾝ

善子「あっルビィ！！」

花丸「ルビィちゃん！！」

善子「なにしてたのよ！？」

ルビィ「えへへぇ…わたあめ食べてたらみんなとはぐれちゃって」

善子「それは知ってるわよ」

ルビィ「そしたら海未さんに会ってね……へへ」ﾄﾛｰﾘ

花丸「とにかく無事でよかったずら」

ことり「海未ちゃんなにしてたの？」

海未「ことりと真姫が………」

真姫「爆弾たこ焼きに来なかったじゃない」

海未「それは……ルビィが………」

ルビィ「お呼びですか……海未さん」

海未「いえ」

ことり「わたしたちのことほったらかしでこんな小さな女の子と……」

真姫「男だったら犯罪よ、女でも犯罪よ」

海未「そんな」

ことり「海未ちゃん」

真姫「海未」

ルビィ「というか……あなたたちは……」

海未「ことりと真姫ですよ」

ルビィ「みゅ……みゅみゅみゅ………」

海未「？」

ルビィ「みゅみゅみゅみゅみゅみゅ………」

真姫「元μ'sね」

ルビィ「ぴぎゃああああああああああ」

善子「えいっ」

ﾎﾟｺﾝ

花丸「きのこの山ずら！！」

善子「あっちは最後の一発は人に当たったから……」

花丸「善子ちゃんの勝ちだよ！！」

善子「やったわ！！」

花丸「もうルビィちゃんは帰って来たから勝っても意味がないずら」

海未「すみません」

善子「ルビィが気絶したぁ？！」

花丸「ルビィちゃん起きるずら」ｺﾞｯ

ルビィ「ぶっ…花丸ちゃん…？………と……」

海未「ふふ」

ルビィ「あ……わわわわわわわわわわわわわ」

ことり「えへへ、かわいいね」

真姫「髪の毛お揃いね」ｸﾘｸﾘ

ルビィ「みゅみゅみゅ………μ'sの……真姫さん……海未さん……ことりさん……」

ルビィ「……サインをください……」

ｶｷｶｷ

真姫「これでどう？」

ことり「サインなんて久しぶりにかいたなぁ」

海未「………」

ルビィ「ありがとうごさいます！！いっしょう大事にします」

ことり「………結局勝負はつかなかったね」

善子「そうね……」

真姫「今回は引き分けね」

花丸「楽しかったよ」

海未「………あれは……」

真姫「絵里ね」

ルビィ「うゆっ？！エエエエエエリーチカ？！」

ことり「あれ？大手鉄鋼企業に内定貰ったっていってなかった？」

絵里「あら？ことりに真姫に海未？！」

ｶﾞﾗﾗﾗﾗﾗ

善子「えっ！？おでん屋台！？」

ことり「絵里ちゃんどうしておでんの屋台なんて……」

花丸「美味しそうずら」ｼﾞｭﾙﾘ

真姫「聞いてないの？」

ことり「聞いてないよ！」

絵里「希に勧められて…世界一のおでん屋さんになることにしたのよ！」

ことり「え……製鉄所は……」

絵里「やめたわ！！」

ことり「ええ………」

絵里「大丈夫よ、まずは日本一のおでん屋台になるの、そしたらチェーン展開して……私は社長、希がプロデューサーよ」

善子「すごいわね」

花丸「ちくわぶほしいずら」

絵里「はい」ｶﾝｯ

ことり「…………」

真姫「はぁ…………」

海未「宣伝しておきますの」

絵里「助かるわ♪」

ルビィ「サインください」

絵里「はい、『ダイヤさんへ』でいいの？」

ルビィ「ありがとうごさいます」

絵里「空っぽのペットボトルにサインなんて珍しいわね」

ルビィ「えへへ、ありがとうございます」

絵里「やっぱり母校では売れるわね～………オリジナルメニューも考えたのよ、春巻をおでんにアレンジしてみたの、よかったら味見して？」

花丸「食べるずら～」

こうしてμ'sとAqoursの戦いは終わったのであった

絵里のオリジナルロシアおでんが地球上で大ブームとなり億万長者ランキング4位にランクインするのはもう少し未来の話だ……

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★OSHIMAI☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

|c||^.- ^||乙ですわ流石エリーチカですわ

かわいくて面白かったよ