1: 2016/11/20(日) 20:47:15.66 ID:JhtVO9E0.net
真姫「へっ」キョトン
にこ「…っ、とにかくダメなの!」
真姫「なん…で??なんでよ、にこちゃ」
にこ「だめーっ!!」ダダッ
真姫「」
にこ「…っ、とにかくダメなの!」
真姫「なん…で??なんでよ、にこちゃ」
にこ「だめーっ!!」ダダッ
真姫「」
4: 2016/11/20(日) 20:57:32.83 ID:JhtVO9E0.net
真姫「そんな…にこちゃん、私のことが嫌いになったの…?」クスン
真姫「うっ、ヴエッ……」ポロポロ
prrrrrr
真姫「もう、誰よ…!」ピッ
絵里「はぁい♪真姫ー?」
真姫「うっ、ヴエッ……」ポロポロ
prrrrrr
真姫「もう、誰よ…!」ピッ
絵里「はぁい♪真姫ー?」
5: 2016/11/20(日) 21:01:20.09 ID:JhtVO9E0.net
真姫「なによ……」
絵里「明日の夜ね、鍋パーティでもしない?ほら。最近寒いじゃない」
真姫「鍋パーティって…うちのマンションで?」
絵里「えぇ!あ、食材は私達が買っていくわ!」
真姫「別に……いいけど」
真姫(明日はにこちゃんの事、ゆっくり誘ってみようって思ったのに…)
絵里「明日の夜ね、鍋パーティでもしない?ほら。最近寒いじゃない」
真姫「鍋パーティって…うちのマンションで?」
絵里「えぇ!あ、食材は私達が買っていくわ!」
真姫「別に……いいけど」
真姫(明日はにこちゃんの事、ゆっくり誘ってみようって思ったのに…)
11: 2016/11/20(日) 21:25:28.58 ID:JhtVO9E0.net
~翌日、夜~
ガチャッ
絵里「お邪魔しまーす!」
希「ふふ、うちらのお出ましよ~♪」
真姫「もう…騒がしいんだから」
にこ「いらっしゃい。飲み物とかの準備は出来てるわよ」
ガチャッ
絵里「お邪魔しまーす!」
希「ふふ、うちらのお出ましよ~♪」
真姫「もう…騒がしいんだから」
にこ「いらっしゃい。飲み物とかの準備は出来てるわよ」
13: 2016/11/20(日) 21:28:03.31 ID:JhtVO9E0.net
絵里「じゃあさっそくお鍋を作りましょうか!何から入れる?」
希「うーんと、牛肉やろ?あとチョコレートに」
真姫「ちょっと!変なもの混ぜないでよっ」
にこ「いーから材料貸して。私の味付けでいいでしょ?」
絵里「もちろん!にこの手料理はとっても美味しいもの♪」
希「ほーん」
絵里「い、いや…あはは」
希「うーんと、牛肉やろ?あとチョコレートに」
真姫「ちょっと!変なもの混ぜないでよっ」
にこ「いーから材料貸して。私の味付けでいいでしょ?」
絵里「もちろん!にこの手料理はとっても美味しいもの♪」
希「ほーん」
絵里「い、いや…あはは」
16: 2016/11/20(日) 21:33:21.81 ID:JhtVO9E0.net
グツグツ
にこ「んー…やっぱり白菜とねぎのコンビは最高ね!」
希「やっぱ寒い日はお鍋やんなぁ。こうして4人でコタツ囲んで食べてるのも楽しいし」
絵里「そうよね~。じゃあ私は体を温めるためにお酒を少々…」
真姫「エリー飲みすぎないでよ?面倒くさいんだから」
真姫(はぁ…せっかくの土曜日なのに。にこちゃんと家で映画でも見る予定立ててたのよ、一応)
真姫(まぁいいわ。テレビでもつけましょ)ピッ
「私を差し置いて他の女とやってんじゃないわよ!!」パシーン
「待ってくれ!!違うんだ!」
真姫(…うわぁ)
にこ「んー…やっぱり白菜とねぎのコンビは最高ね!」
希「やっぱ寒い日はお鍋やんなぁ。こうして4人でコタツ囲んで食べてるのも楽しいし」
絵里「そうよね~。じゃあ私は体を温めるためにお酒を少々…」
真姫「エリー飲みすぎないでよ?面倒くさいんだから」
真姫(はぁ…せっかくの土曜日なのに。にこちゃんと家で映画でも見る予定立ててたのよ、一応)
真姫(まぁいいわ。テレビでもつけましょ)ピッ
「私を差し置いて他の女とやってんじゃないわよ!!」パシーン
「待ってくれ!!違うんだ!」
真姫(…うわぁ)
17: 2016/11/20(日) 21:37:04.70 ID:JhtVO9E0.net
にこ「あー!これ今流行ってるドラマなのよ!真姫ちゃんチャンネル変えないで!」
真姫「はぁ?こんなのどこが面白いのよ…」
希「えーうちも見たい!」
真姫「希まで…はぁ」
絵里「ふふっ、2人ともこういうの好きなのよね。真姫も少しは理解してあげないとダメよ?」
「私とはもうそういう関係になりたくないんでしょ??」
「誤解なんだ!」
真姫(連れ添ってきた夫婦がレスにより不倫…からの泥沼化。ありきたりな設定ね)
真姫「はぁ?こんなのどこが面白いのよ…」
希「えーうちも見たい!」
真姫「希まで…はぁ」
絵里「ふふっ、2人ともこういうの好きなのよね。真姫も少しは理解してあげないとダメよ?」
「私とはもうそういう関係になりたくないんでしょ??」
「誤解なんだ!」
真姫(連れ添ってきた夫婦がレスにより不倫…からの泥沼化。ありきたりな設定ね)
18: 2016/11/20(日) 21:39:43.00 ID:JhtVO9E0.net
真姫(…ん?)
真姫(そういえば、この前なにかの本でもキッカケはこういう事から始まるって書いてあったわね)
真姫(いや…まさか。ない、ないわ)
絵里「そーいえば真姫ぃ…最近どうなの?」コソ
真姫「ど、どうってなによ…」
絵里「にことの仲に決まってるじゃない」
真姫(そういえば、この前なにかの本でもキッカケはこういう事から始まるって書いてあったわね)
真姫(いや…まさか。ない、ないわ)
絵里「そーいえば真姫ぃ…最近どうなの?」コソ
真姫「ど、どうってなによ…」
絵里「にことの仲に決まってるじゃない」
19: 2016/11/20(日) 21:42:27.60 ID:JhtVO9E0.net
真姫「なにもないわよっ…そんなの」
絵里「ふーん…じゃあ私の悩みも聞いてくれる?」
真姫「はぁ?悩み…?」
絵里「希が可愛いから家に帰る度に困ってるのよ」
真姫「はぁ…聞かなきゃよかったわ。エリー、あなた酔ってるでしょ」
にこ「ちょっと希とコンビニ行ってくる」
絵里「えっ!?私も行くわよ?」
希「アイス買いに行くだけやから大丈夫~」
絵里「ふーん…じゃあ私の悩みも聞いてくれる?」
真姫「はぁ?悩み…?」
絵里「希が可愛いから家に帰る度に困ってるのよ」
真姫「はぁ…聞かなきゃよかったわ。エリー、あなた酔ってるでしょ」
にこ「ちょっと希とコンビニ行ってくる」
絵里「えっ!?私も行くわよ?」
希「アイス買いに行くだけやから大丈夫~」
20: 2016/11/20(日) 21:44:38.49 ID:JhtVO9E0.net
ガラッ バタン
絵里「コタツの中が広くなったわね…」
真姫「ねぇ…エリー」
絵里「なに?」
真姫「あ、あの……///そういうコトを希とする時に…断られたことって、ある?」
絵里「……え?」
真姫「1回で聞きなさいよっ!///」
絵里「コタツの中が広くなったわね…」
真姫「ねぇ…エリー」
絵里「なに?」
真姫「あ、あの……///そういうコトを希とする時に…断られたことって、ある?」
絵里「……え?」
真姫「1回で聞きなさいよっ!///」
21: 2016/11/20(日) 21:48:06.69 ID:JhtVO9E0.net
絵里「んー…そうね。ないわね。雰囲気とかもあるじゃない?だから、そういう空気じゃないならそもそも誘わないし」
真姫「そ、そっか…」
絵里「んー…?それが悩みごとなの?」ニヤニヤ
真姫「……っ、えぇそうよ!にこちゃんに、昨日……理由もなく断られて…それで」
絵里「へーあのにこが…。以外ね」
真姫「なんでよ」
絵里「ほら、真姫ってプライド高いじゃない?だから理由もなくあなたの面子を潰すような事しないと思うんだけど」
真姫「……」
真姫「そ、そっか…」
絵里「んー…?それが悩みごとなの?」ニヤニヤ
真姫「……っ、えぇそうよ!にこちゃんに、昨日……理由もなく断られて…それで」
絵里「へーあのにこが…。以外ね」
真姫「なんでよ」
絵里「ほら、真姫ってプライド高いじゃない?だから理由もなくあなたの面子を潰すような事しないと思うんだけど」
真姫「……」
22: 2016/11/20(日) 21:51:03.80 ID:JhtVO9E0.net
真姫「じ、じゃあ……理由って」
絵里「んー。単純にしたくなかった、とか」
真姫「……」ウルウル
絵里「う、嘘!!嘘よ!」
真姫「じゃあなに…エリーは、にこちゃんが浮気してるって言いたいの…?」
絵里「あのにこが浮気…?浮気…浮気。あー。そういえば最近、可愛いと思う人がいるって」
真姫「……」ポロポロ
絵里「な、なーんて!!」
絵里「んー。単純にしたくなかった、とか」
真姫「……」ウルウル
絵里「う、嘘!!嘘よ!」
真姫「じゃあなに…エリーは、にこちゃんが浮気してるって言いたいの…?」
絵里「あのにこが浮気…?浮気…浮気。あー。そういえば最近、可愛いと思う人がいるって」
真姫「……」ポロポロ
絵里「な、なーんて!!」
24: 2016/11/20(日) 21:54:01.19 ID:JhtVO9E0.net
絵里「ほら、あれよ!論より証拠!にこのカバンとかを見てみればわかるんじゃない?」
真姫「カバンって…嫌よ。そんなの、嫉妬深く見られちゃうじゃない!」
絵里「真姫がにこのことを信じてるなら大丈夫よ!むしろ、それで安心出来るなら確かめた方がいいんじゃない?」
真姫「……っ」
絵里「…心配ないわ。私が側についててあげるから」
真姫「心配なんだけど…」
真姫「カバンって…嫌よ。そんなの、嫉妬深く見られちゃうじゃない!」
絵里「真姫がにこのことを信じてるなら大丈夫よ!むしろ、それで安心出来るなら確かめた方がいいんじゃない?」
真姫「……っ」
絵里「…心配ないわ。私が側についててあげるから」
真姫「心配なんだけど…」
26: 2016/11/20(日) 21:57:22.22 ID:JhtVO9E0.net
ガサゴソ
真姫「スマホや財布は持って行ってるから…ないわよ。むしろ他に見るものがあるの?」
絵里「んー…スケジュール帳とか?それ見れば一発よ。素直に書いてるかはわからないけれど」
真姫(スケジュール帳……)ガサガサ
真姫「あ、あった……」
絵里「ほら!ここ一ヶ月の予定を見て安心しなさい!」パラッ
真姫・絵里「びょ、病院……???」
真姫「スマホや財布は持って行ってるから…ないわよ。むしろ他に見るものがあるの?」
絵里「んー…スケジュール帳とか?それ見れば一発よ。素直に書いてるかはわからないけれど」
真姫(スケジュール帳……)ガサガサ
真姫「あ、あった……」
絵里「ほら!ここ一ヶ月の予定を見て安心しなさい!」パラッ
真姫・絵里「びょ、病院……???」
28: 2016/11/20(日) 22:01:06.47 ID:JhtVO9E0.net
絵里「病院って…にこ、どこが悪いの?」
真姫「いや…そんな、私は知らないわ」
絵里「って真姫の家は総合病院よね?普通、診てもらうなら西木野病院に行くんじゃ…」
真姫「………」
絵里「ま、真姫……ほら、実は風邪とかで真姫に心配させたくないのかも!」
真姫「………」
絵里「あ!ここに病院の領収書みたいなのが」
パラッ
絵里「え……産婦人科…??」
真姫「いや…そんな、私は知らないわ」
絵里「って真姫の家は総合病院よね?普通、診てもらうなら西木野病院に行くんじゃ…」
真姫「………」
絵里「ま、真姫……ほら、実は風邪とかで真姫に心配させたくないのかも!」
真姫「………」
絵里「あ!ここに病院の領収書みたいなのが」
パラッ
絵里「え……産婦人科…??」
31: 2016/11/20(日) 22:04:40.94 ID:JhtVO9E0.net
絵里「………い、いや…よく見たら違うんじゃ…あれ?」
真姫「……産婦人科って」
絵里「待って!!でも、これって真姫の病院…!じゃ、ないわね……あはは…」
真姫「……」ポタ
絵里「お、落ち着きましょう!!」
真姫「……もしかして、だけど…」
絵里「いやいやいやいや…!!」
真姫「……産婦人科って」
絵里「待って!!でも、これって真姫の病院…!じゃ、ないわね……あはは…」
真姫「……」ポタ
絵里「お、落ち着きましょう!!」
真姫「……もしかして、だけど…」
絵里「いやいやいやいや…!!」
32: 2016/11/20(日) 22:07:55.58 ID:JhtVO9E0.net
絵里「若い女性が産婦人科って、それこそ妊娠の時ぐらいしか……え?」
ガチャッ
にこ「あー寒かった~…」
希「その割にはアイスいっぱい買ってたやん?」
にこ「温かい部屋で食べるアイスがいいのよ!わかってないわね~」
ガタンッバタンッ
希「…ん?何してんの?」
絵里「そ、そのー…真姫と一緒に筋トレを」
希「は?」
ガチャッ
にこ「あー寒かった~…」
希「その割にはアイスいっぱい買ってたやん?」
にこ「温かい部屋で食べるアイスがいいのよ!わかってないわね~」
ガタンッバタンッ
希「…ん?何してんの?」
絵里「そ、そのー…真姫と一緒に筋トレを」
希「は?」
34: 2016/11/20(日) 22:13:59.94 ID:JhtVO9E0.net
にこ「真姫ちゃん、はい!このアイスが好きでしょ?」
真姫「……あ、りがと…」
「それでは本日のニュースです。待機児童の問題で、新しく保育所が作られました…」
希「子どもって可愛いなぁ。見てるだけで癒されるっていうか」
にこ「そーよね。でも育てるのは大変なのよ?夜泣きはするし言うことは聞かないし…」
絵里「………」
希「最近の赤ちゃんってキラキラネームっていうの?多いみたいやねー」
にこ「んー…でも読みにくいのは可哀想ね。にこなら…うーん。女の子なら平仮名、男の子なら虎太郎に似た名前とか?」
真姫「……あ、りがと…」
「それでは本日のニュースです。待機児童の問題で、新しく保育所が作られました…」
希「子どもって可愛いなぁ。見てるだけで癒されるっていうか」
にこ「そーよね。でも育てるのは大変なのよ?夜泣きはするし言うことは聞かないし…」
絵里「………」
希「最近の赤ちゃんってキラキラネームっていうの?多いみたいやねー」
にこ「んー…でも読みにくいのは可哀想ね。にこなら…うーん。女の子なら平仮名、男の子なら虎太郎に似た名前とか?」
37: 2016/11/20(日) 22:17:43.58 ID:JhtVO9E0.net
絵里「……、希」
希「んー?どしたん?」
絵里「帰りましょ」
希「へっ?」
絵里「いいから!私がこの空気に耐えられな…じゃなくて!家でこの前言ってたDVDを見ましょ!!」
にこ「はっ?ちょっ、なによ急に!」
絵里「…また来るわね!」ニコ
ガチャッ バタン
にこ「なんなのよアイツら…」
真姫「………」ズーン
希「んー?どしたん?」
絵里「帰りましょ」
希「へっ?」
絵里「いいから!私がこの空気に耐えられな…じゃなくて!家でこの前言ってたDVDを見ましょ!!」
にこ「はっ?ちょっ、なによ急に!」
絵里「…また来るわね!」ニコ
ガチャッ バタン
にこ「なんなのよアイツら…」
真姫「………」ズーン
38: 2016/11/20(日) 22:19:21.37 ID:JhtVO9E0.net
にこ「あれ…?真姫ちゃん?」
真姫「………」
にこ「どうしたの?…まさか、絵里に苛められた??」
真姫「…にこちゃ……は、私のこと…」
にこ「…真姫ちゃん?」
真姫「好き……?」
にこ「へっ…」
真姫「………」
にこ「どうしたの?…まさか、絵里に苛められた??」
真姫「…にこちゃ……は、私のこと…」
にこ「…真姫ちゃん?」
真姫「好き……?」
にこ「へっ…」
41: 2016/11/20(日) 22:24:25.91 ID:JhtVO9E0.net
真姫「っ……」ポロポロ
にこ「え?まきちゃ…」
真姫「私は…にこちゃんのことが好き。だから、にこちゃんが幸せならそれでいいの…っ!」
真姫「子どもを産みたいなら私は応援するし、その人の所へ行きたいなら……」
真姫「ううん…許されるなら、赤ちゃんを連れて私を選んでくれたっていい。でもそれはにこちゃんが決めること…よね」
真姫「ただ…っ、私に隠し事はしないで……」グスッ
にこ「……真姫ちゃん」
にこ「え?まきちゃ…」
真姫「私は…にこちゃんのことが好き。だから、にこちゃんが幸せならそれでいいの…っ!」
真姫「子どもを産みたいなら私は応援するし、その人の所へ行きたいなら……」
真姫「ううん…許されるなら、赤ちゃんを連れて私を選んでくれたっていい。でもそれはにこちゃんが決めること…よね」
真姫「ただ…っ、私に隠し事はしないで……」グスッ
にこ「……真姫ちゃん」
43: 2016/11/20(日) 22:28:35.85 ID:JhtVO9E0.net
にこ「真姫ちゃんは、赤ちゃんが欲しいの…?」
真姫「っ…でも私達の性別は同じなの、だから私はにこちゃんの期待には答えられない」
真姫「だから、にこちゃんが……そういう…事をしたのは…責めるつもりなんて…」
真姫「そうよ、にこちゃんの子どもには代わりない、のよね……。にこちゃんのお腹にいる赤ちゃんはきっと、」
にこ「…え、待って。どういうこと?」
真姫「………にこちゃん。私は、知ってるのよ」
真姫「にこちゃんが妊娠して産婦人科に通ってること…!」
にこ「…、あの、えっと……」
真姫「っ…でも私達の性別は同じなの、だから私はにこちゃんの期待には答えられない」
真姫「だから、にこちゃんが……そういう…事をしたのは…責めるつもりなんて…」
真姫「そうよ、にこちゃんの子どもには代わりない、のよね……。にこちゃんのお腹にいる赤ちゃんはきっと、」
にこ「…え、待って。どういうこと?」
真姫「………にこちゃん。私は、知ってるのよ」
真姫「にこちゃんが妊娠して産婦人科に通ってること…!」
にこ「…、あの、えっと……」
45: 2016/11/20(日) 22:31:54.36 ID:JhtVO9E0.net
真姫「いつから…なの?」
にこ「い、いや……真姫ちゃ」
真姫「私とそういうことしたくなかったのは、お腹に赤ちゃんがいたからよね。妊娠中の行為は危ないし…」
にこ「………」
真姫「……これからどうするか…ここで、決めましょ」
真姫「その子に罪はないもの…」
にこ「ご、ごめんっ…!!本当にごめんなさい!」
真姫「いい。謝って欲しくなんて…」
にこ「その…私、妊娠してないから…」
真姫「……、ん?」
にこ「い、いや……真姫ちゃ」
真姫「私とそういうことしたくなかったのは、お腹に赤ちゃんがいたからよね。妊娠中の行為は危ないし…」
にこ「………」
真姫「……これからどうするか…ここで、決めましょ」
真姫「その子に罪はないもの…」
にこ「ご、ごめんっ…!!本当にごめんなさい!」
真姫「いい。謝って欲しくなんて…」
にこ「その…私、妊娠してないから…」
真姫「……、ん?」
47: 2016/11/20(日) 22:37:12.41 ID:JhtVO9E0.net
にこ「だから、私のお腹に赤ちゃんは…」
真姫「え?いや…そういうの…やめて。私に隠すつもりがあったから、他の産婦人科に行ったんでしょ」
にこ「違うの…誤解で」
真姫「誤解って…私に隠すようなことがっ」
にこ「…もうっ!あ、あそこが…痛くて、それでっ…///通ってたの!バカ!」
真姫「……は?」
にこ「っ、///さっきのでわかりなさいよ!!」
真姫「…、でも、エリーが…言ってたのよ!にこちゃん、最近可愛いって思う人がいるんでしょう!?」
にこ「……???」
真姫「え?いや…そういうの…やめて。私に隠すつもりがあったから、他の産婦人科に行ったんでしょ」
にこ「違うの…誤解で」
真姫「誤解って…私に隠すようなことがっ」
にこ「…もうっ!あ、あそこが…痛くて、それでっ…///通ってたの!バカ!」
真姫「……は?」
にこ「っ、///さっきのでわかりなさいよ!!」
真姫「…、でも、エリーが…言ってたのよ!にこちゃん、最近可愛いって思う人がいるんでしょう!?」
にこ「……???」
48: 2016/11/20(日) 22:39:58.30 ID:JhtVO9E0.net
にこ「え、??……あー…。それ、希達と一緒に見た人形の事じゃ」
真姫「」
にこ「…もう。びっくりしちゃったじゃない。真姫ちゃんが何言ってるかわかんなくて、赤ちゃんとか妊娠とか聞こえたから…てっきり、」
真姫「…っ」フラッ
にこ「あっ!!真姫ちゃんっ!」ギュッ
真姫「……怖かった…の…」ウルウル
にこ「…、ごめん……」
真姫「」
にこ「…もう。びっくりしちゃったじゃない。真姫ちゃんが何言ってるかわかんなくて、赤ちゃんとか妊娠とか聞こえたから…てっきり、」
真姫「…っ」フラッ
にこ「あっ!!真姫ちゃんっ!」ギュッ
真姫「……怖かった…の…」ウルウル
にこ「…、ごめん……」
53: 2016/11/20(日) 22:44:27.86 ID:JhtVO9E0.net
にこ「でも、私が好きなのは真姫ちゃんだけよ。……子どもとかは真姫ちゃんにあげれないけど…それでもいい?」
真姫「私は…にこちゃんがいればいいの。歳を取っておばあちゃんになっても…一緒に、いれたら。ただそれだけ…」
にこ「…」クスッ
にこ「私もよ。こうやって…温めあって。色んな話して。喧嘩して、泣いて、笑って。真姫ちゃんの隣にいたい」
真姫「にこちゃ……」グス
にこ「…ほら。お鍋空っぽにしちゃいましょ?まだ少しだけ残ってるし」
真姫「……うん」
真姫「私は…にこちゃんがいればいいの。歳を取っておばあちゃんになっても…一緒に、いれたら。ただそれだけ…」
にこ「…」クスッ
にこ「私もよ。こうやって…温めあって。色んな話して。喧嘩して、泣いて、笑って。真姫ちゃんの隣にいたい」
真姫「にこちゃ……」グス
にこ「…ほら。お鍋空っぽにしちゃいましょ?まだ少しだけ残ってるし」
真姫「……うん」
54: 2016/11/20(日) 22:48:19.72 ID:JhtVO9E0.net
にこ「はい、あーん…♪」
真姫「…んっ//」パクッ
にこ「美味し?」
真姫「うん…//」
にこ「真姫ちゃんかーわいい♡あーあ、こんな風にいつも素直だったらな~」
真姫「むっ…なによ、にこちゃんだって…」
にこ「にこはいつも素直だけど~?それっ!」ギュッ
真姫「っ!?//」カァァ
にこ「真姫ちゃんすきすき♡だーいすきにこ!♡」
真姫「にこちゃ……///」
真姫「…んっ//」パクッ
にこ「美味し?」
真姫「うん…//」
にこ「真姫ちゃんかーわいい♡あーあ、こんな風にいつも素直だったらな~」
真姫「むっ…なによ、にこちゃんだって…」
にこ「にこはいつも素直だけど~?それっ!」ギュッ
真姫「っ!?//」カァァ
にこ「真姫ちゃんすきすき♡だーいすきにこ!♡」
真姫「にこちゃ……///」
59: 2016/11/20(日) 22:54:20.28 ID:JhtVO9E0.net
真姫「…そういえば、にこちゃんが私としてくれなかったのは、私が嫌われたんじゃなくて……」
にこ「……ま、まぁ…恥ずかしかったの!こんなの言えないでしょっ」
真姫「相談して欲しかったわ。…どんな風に腫れてるの?見せて?」
にこ「はぁぁぁぁ!?///デリカシーの欠片もないこと言わないで!」
真姫「っ、///にこちゃんが勝手にそういう方向に捉えてるんでしょう!?私は医者なのよ!」
にこ「い、いやよ!///何言って…!」
真姫「いいから…!!悪化したら大変でしょ!」グイッ
にこ「いーーやーー!!」ジタバタ
にこ「もうっ!!絵里のバカーっ!!」
* * *
絵里「っくしゅ…」
希「あれ、風邪ひいてもた?」
絵里「うぅん…そうかも。帰ったら希に温めてもらうわ」ニコ
にこ「……ま、まぁ…恥ずかしかったの!こんなの言えないでしょっ」
真姫「相談して欲しかったわ。…どんな風に腫れてるの?見せて?」
にこ「はぁぁぁぁ!?///デリカシーの欠片もないこと言わないで!」
真姫「っ、///にこちゃんが勝手にそういう方向に捉えてるんでしょう!?私は医者なのよ!」
にこ「い、いやよ!///何言って…!」
真姫「いいから…!!悪化したら大変でしょ!」グイッ
にこ「いーーやーー!!」ジタバタ
にこ「もうっ!!絵里のバカーっ!!」
* * *
絵里「っくしゅ…」
希「あれ、風邪ひいてもた?」
絵里「うぅん…そうかも。帰ったら希に温めてもらうわ」ニコ
60: 2016/11/20(日) 22:54:56.28 ID:JhtVO9E0.net
お わ り
61: 2016/11/20(日) 23:00:17.67 ID:AmQenve2.net
よかった
乙
乙
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