1: 2016/11/25(金) 20:03:42.36 ID:XHCf3Krj.net
真姫「なんでも分かる」

花陽「真姫ちゃんってかっこいいよね……」

真姫「分かる」

絵里「かしこいわよね」

真姫「分かる」

ことり「クールそうに見えて実はとっても優しいよね」

真姫「分かる」

海未「ではペリーが来航した年は……」

真姫「調べれば分かる」

希「じゃあにこっちが前から真姫ちゃんのこと好きなのは?」

真姫「ワカンる」

6: 2016/11/25(金) 20:08:33.45 ID:XHCf3Krj.net
~~~~~~~~~~~

希「え~ほんまかなあ?」

真姫「ほ、本当よ!」

穂乃果「ええ~っ!?穂乃果そんなの初めて知ったよ……」

希「まあ冗談やし」

真姫「……!」

真姫「よく考えたらにこちゃんが私の肩トントンってして振り返ると指でほっぺむにゅってなるアレ毎朝やってくるのも……」

真姫「今なら分かる……私のことが大好きだからに違いないわ……!」

希「え……?」

凛「え~?そんなの凛もよくやってるじゃん。真姫ちゃんいっつもスキだらけだにゃ~!」

真姫「でもにこちゃんは好きだらけだったと」フフ

凛「……」

花陽「えっと……真姫ちゃん言いづらいんだけど……」

真姫「分かってるわよ」

9: 2016/11/25(金) 20:13:23.86 ID:XHCf3Krj.net
真姫「それになにかとボディタッチが多いのも……」

真姫「私だけちゃん付けで呼ぶのも……あれもこれもそれも全部」

真姫「私のこと好きだからって……今なら分かるわ……!」

海未「あの……少し冷静になった方がいいのでは……?」

海未「にこは私にも無意識に触れてくることが多いですし」

海未「私が大変そうにしていると何気なく手伝ってくれますよ」

海未「ですから……はっ……!まさか……にこは私のことが……?」

絵里「ボディタッチなら私もよくにこにするし……いつも気にかけてるわ……」

絵里「まさか……!私はにこのことが……?」

希「えええ……」

12: 2016/11/25(金) 20:19:45.39 ID:XHCf3Krj.net
真姫「そしてもう一つ分かったことがあるわ……」

希「ええ……?まだあるん?」

真姫「それは私の気持ち……私もにこちゃんのことが……」

ことり「あ、あれにこちゃんじゃない?」

にこ「矢澤にこ」テクテク

穂乃果「真姫ちゃん!これはチャンスだよ!!」

真姫「……!」

真姫「そうね……」

真姫「私だってにこちゃんのほっぺをつつきたいもの」

13: 2016/11/25(金) 20:24:16.60 ID:XHCf3Krj.net
希「想いを伝えるとかちゃうの……」

真姫「そ~っとそ~っとよね……」ソロリ…

にこ「……」テクテク

真姫(肩の叩き方も今なら手に取るように分かるわ……!こうやって指を伸ばして)

真姫「にこちゃん?」ポン

にこ「え~?」クルッ

パクッ

にこ「んっ!もがっ」

真姫「んヴぇ!?」チュポッ!

にこ「うわっ!」

15: 2016/11/25(金) 20:29:15.63 ID:XHCf3Krj.net
真姫「……」キッ

にこ「え……なんかごめん……。多分私悪くないと思うけど……」

真姫「……」ジッ…

にこ「うわ~……アンタの指私のつばまみれじゃない。ほら拭いたげるから、こっち来なさいよ」

真姫「え……?」

にこ「なに固まってんのよ?しょうがない子ね~……ハンカチでっと……」

真姫「ちょ、ちょっと!なにしてるのよ!」パッ

にこ「え?」

真姫「拭かないでよ!!」

真姫(もったいないでしょ!!!)

にこ「!?」

真姫「ダメなんだから~!」タッタッタ!

にこ「……」

17: 2016/11/25(金) 20:34:44.44 ID:XHCf3Krj.net
にこ「真姫ちゃんって私のこと嫌いなわけ……?」ショボン…

希「いやいやそんなことないと思うよ……」

ことり「色々行き違いがあっただけだよ!だから元気出して!にこちゃん!」

にこ「でもあんな出会い頭に指を口に突っ込んでくるなんて……」

花陽「それも行き違いなんじゃないかなあ……」

にこ「でもあんなことされたら普通嫌われてるって……」

絵里「じゃあにこは嫌いな人の口に指を突っ込んだりする?」

にこ「確かに……」

真姫「にこちゃん!」ザッ

にこ「真姫ちゃん……!?」

18: 2016/11/25(金) 20:42:51.90 ID:XHCf3Krj.net
真姫「今にこちゃんが私をどう思ってるか……よく分かるわ……」

にこ「……」

真姫「でもね……それは誤解なの!!」

真姫「私はね……にこちゃんのことが……好き」

にこ「えっ……そんな。でも……///」

真姫「分かるわ。女の子同士なんておかしい。そう言いたいのよね」

真姫「でもね、そんなの関係ないわ!」

真姫「私には分かってる!にこちゃんがどんなにアイドルに真剣か!夢に真剣か!」

にこ「あ……」

真姫「いつもがむしゃらに頑張ってることも知ってるわ!」

真姫「足のサイズも朝トイレに入る時間もね」

真姫「それに……」

真姫「小さい頃からずっと挫折してきたことも。分かってるわ」

にこ「真姫ちゃん……」グス…

真姫「私はそれでも負けないにこちゃんの心が好きなの!!」

真姫「それには男も女も関係ないわ!そうでしょ!?にこちゃん!結婚するわよ!」

にこ「真姫ちゃん!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

20: 2016/11/25(金) 20:49:25.49 ID:XHCf3Krj.net
真姫「……という展開になることも分かる」

海未「長い話でしたね……」

穂乃果「肩凝っちゃったよ~」

真姫「二人は幸せなキスをして終了よ」

ことり「ええ~っ!?き、き……///」

希「あはは……。でもにこっちが真姫ちゃんのこと好きいうんは冗談で……」

凛「あ、にこちゃんだ」

にこ「あらアンタ達こんなとこでみんな揃って何の話?」

真姫「ヴぇえ!?」

絵里「ほらさっきの話を実践するチャンスよ!」

花陽「頑張って!真姫ちゃん!!」

にこ「?」

真姫「じゃ、じゃあ私用があるからこれで!!」タッタッタ!

にこ「え……なによあれ。私まさか真姫ちゃんに嫌われてんの……?」

希「よう分からんなあ」

終わった

22: 2016/11/25(金) 20:49:59.86 ID:HPJZLHTn.net
おつまきちゃん

23: 2016/11/25(金) 21:05:42.66 ID:ELOchhfI.net
つまりどういうことだってばよ

24: 2016/11/25(金) 21:15:54.24 ID:BBeSGbNX.net
乙わかる

引用: 真姫「意味が分かる」