1: 2016/11/26(土) 00:02:01.90 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「なるほど、ここが現場ですね」
千歌「さて、事件の内容をおさらいすると…」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
千歌「部室の冷蔵庫に入れていたプリンが食べられていたということですか…間違いありませんね？」
ダイヤ「え、えぇそうですわ」
ダイヤ「曜さんなんですのこれは」ﾎﾞｿｯ
曜「探偵ドラマを見たらハマっちゃったみたいで…」ﾎﾞｿｯ
ダイヤ「あぁ、通りで…」
曜「すいませんっ」
千歌「さて、事件の内容をおさらいすると…」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
千歌「部室の冷蔵庫に入れていたプリンが食べられていたということですか…間違いありませんね？」
ダイヤ「え、えぇそうですわ」
ダイヤ「曜さんなんですのこれは」ﾎﾞｿｯ
曜「探偵ドラマを見たらハマっちゃったみたいで…」ﾎﾞｿｯ
ダイヤ「あぁ、通りで…」
曜「すいませんっ」
4: 2016/11/26(土) 00:06:52.38 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「そのプリンと言うのは机の上にある空の容器ですか？」
ダイヤ「そうですわ この容器が…」
千歌「触らないで！！」
ダイヤ「」ﾋﾞｸｯ
千歌「重要な証拠に触ろうとするなんて、あなた素人ですか？」
千歌「全く困りますねぇ」ﾔﾚﾔﾚ
ダイヤ「」ｲﾗｯ
ダイヤ「そうですわ この容器が…」
千歌「触らないで！！」
ダイヤ「」ﾋﾞｸｯ
千歌「重要な証拠に触ろうとするなんて、あなた素人ですか？」
千歌「全く困りますねぇ」ﾔﾚﾔﾚ
ダイヤ「」ｲﾗｯ
6: 2016/11/26(土) 00:10:28.72 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「さてさて、なかなかに難しい事件ですが…」
千歌「曜くんみかんを」
曜「少々お待ちを」ﾑｷﾑｷ
曜「あーん」ｻｼﾀﾞｼ
千歌「あーん！」ﾊﾟｸｯ
千歌「ふむ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
千歌「良い甘さだね」
曜「ありがとうございます！」
千歌「曜くんみかんを」
曜「少々お待ちを」ﾑｷﾑｷ
曜「あーん」ｻｼﾀﾞｼ
千歌「あーん！」ﾊﾟｸｯ
千歌「ふむ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
千歌「良い甘さだね」
曜「ありがとうございます！」
8: 2016/11/26(土) 00:12:57.64 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「もう一口」
曜「あーん」
千歌「あーん」ﾊﾟｸｯ
千歌「うんうん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
曜「」ﾆｺﾆｺ
ダイヤ「…」
曜「あーん」
千歌「あーん」ﾊﾟｸｯ
千歌「うんうん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
曜「」ﾆｺﾆｺ
ダイヤ「…」
12: 2016/11/26(土) 00:17:40.08 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「曜くんもう１つ貰えるかな？」
曜「す、すいません！みかんのストックが尽きてしまって…」
千歌「な、なにぃ！？大事件だよそれは！！」
ダイヤ「あら、みかんならそこの冷蔵庫にありましたわよ？」
千歌「ほんとですか？ありがとうございます！」
ｶﾊﾟｯ
千歌「やった！１つ残ってるよ！」ﾑｷﾑｷ
千歌「あっまーい！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
曜「千歌ちゃん…それ私の分だったのに…」
曜「す、すいません！みかんのストックが尽きてしまって…」
千歌「な、なにぃ！？大事件だよそれは！！」
ダイヤ「あら、みかんならそこの冷蔵庫にありましたわよ？」
千歌「ほんとですか？ありがとうございます！」
ｶﾊﾟｯ
千歌「やった！１つ残ってるよ！」ﾑｷﾑｷ
千歌「あっまーい！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
曜「千歌ちゃん…それ私の分だったのに…」
13: 2016/11/26(土) 00:23:01.84 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「…ご、ごめん」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
曜「みかんに名前書いてあったのに…」
千歌「あっ…"ヨーソロー"って書いてある…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
千歌「…ん？名前？」ﾋﾟｺｰﾝ
千歌「そういえば、プリンの容器に何か消えかかった文字がありましたが
それはもしかして名前じゃなかったですか？」
ダイヤ「"黒澤"と書いておきましたわ」
ダイヤ「水性ペンだったせいか今は消えかかってしまってますけど」
千歌「なるほど」
曜「みかんに名前書いてあったのに…」
千歌「あっ…"ヨーソロー"って書いてある…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
千歌「…ん？名前？」ﾋﾟｺｰﾝ
千歌「そういえば、プリンの容器に何か消えかかった文字がありましたが
それはもしかして名前じゃなかったですか？」
ダイヤ「"黒澤"と書いておきましたわ」
ダイヤ「水性ペンだったせいか今は消えかかってしまってますけど」
千歌「なるほど」
14: 2016/11/26(土) 00:28:26.96 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「分かってきましたよプリンを食べた犯人が」
千歌「"黒澤"と書いてあったのならルビィちゃんのプリンだと思った人物がいるはず！」
ダイヤ「あの…」
千歌「ちょっと待ってください！」
千歌「つまりはルビィちゃん自身がその人物だったってわけですよ！」
ルビィ『黒澤？きっとルビィのだよね！食べちゃおっ』
千歌「ってなるわけですよ！」
千歌「"黒澤"と書いてあったのならルビィちゃんのプリンだと思った人物がいるはず！」
ダイヤ「あの…」
千歌「ちょっと待ってください！」
千歌「つまりはルビィちゃん自身がその人物だったってわけですよ！」
ルビィ『黒澤？きっとルビィのだよね！食べちゃおっ』
千歌「ってなるわけですよ！」
16: 2016/11/26(土) 00:32:50.82 ID:+Aq2BH8u.net
ダイヤ「えっと…千歌さん」
千歌「はい、なんでしょうか？ダイヤさん」
ダイヤ「プリンはルビィの為に買ってきたものですから食べられてもいいですわよ？」
千歌「な、なにぃ！？早く言ってくださいよ！」
ダイヤ「ですからルビィが食べたのなら犯人探しなどしなくても…」
千歌「い、いや！ルビィちゃんじゃないかもしれないですよ！」
千歌「はい、なんでしょうか？ダイヤさん」
ダイヤ「プリンはルビィの為に買ってきたものですから食べられてもいいですわよ？」
千歌「な、なにぃ！？早く言ってくださいよ！」
ダイヤ「ですからルビィが食べたのなら犯人探しなどしなくても…」
千歌「い、いや！ルビィちゃんじゃないかもしれないですよ！」
17: 2016/11/26(土) 00:39:12.79 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「実は花丸ちゃんと善子ちゃんということも…」
花丸『ルビィちゃんのプリンずら？なら食べても良いずらよね？』
善子『そうよそうよ！』
花丸『いやいや、友達のプリンを勝手に食べるのはよくないずら…』
善子『そうよそうよ！』
花丸『…善子ちゃんあーん』
善子『あーん』ﾊﾟｸｯ
花丸『あ！善子ちゃん食べちゃったずら！なら、まるも食べちゃうずら！』
千歌「という可能性も…」
花丸『ルビィちゃんのプリンずら？なら食べても良いずらよね？』
善子『そうよそうよ！』
花丸『いやいや、友達のプリンを勝手に食べるのはよくないずら…』
善子『そうよそうよ！』
花丸『…善子ちゃんあーん』
善子『あーん』ﾊﾟｸｯ
花丸『あ！善子ちゃん食べちゃったずら！なら、まるも食べちゃうずら！』
千歌「という可能性も…」
18: 2016/11/26(土) 00:44:03.14 ID:+Aq2BH8u.net
ダイヤ「それはちょっと花丸さん達が可哀想じゃありません？」
千歌「そうですか？どう思う曜ちゃんは」
曜「…みかん」
千歌「よーちゃーん？」
曜「…みかん」
千歌「後で、みかんクレープ奢るから機嫌直してよー！」
曜「千歌ちゃん大好きっ！」ﾀﾞｷﾂｷｯ
ダイヤ「…」
千歌「そうですか？どう思う曜ちゃんは」
曜「…みかん」
千歌「よーちゃーん？」
曜「…みかん」
千歌「後で、みかんクレープ奢るから機嫌直してよー！」
曜「千歌ちゃん大好きっ！」ﾀﾞｷﾂｷｯ
ダイヤ「…」
20: 2016/11/26(土) 00:48:07.61 ID:+Aq2BH8u.net
ｶﾞﾗｯ
花丸「千歌さん達早いずらー」
善子「放課後は堕天使の羽が伸ばせるわねぇー」ﾉﾋﾞｰｯ
ルビィ「あ！これルビィが好きなプリンだ！」
ダイヤ「あら？ルビィが食べたんじゃありませんの？」
ルビィ「ルビィ知らないよ？」
花丸「千歌さん達早いずらー」
善子「放課後は堕天使の羽が伸ばせるわねぇー」ﾉﾋﾞｰｯ
ルビィ「あ！これルビィが好きなプリンだ！」
ダイヤ「あら？ルビィが食べたんじゃありませんの？」
ルビィ「ルビィ知らないよ？」
21: 2016/11/26(土) 00:55:06.27 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「えっ！？なら花丸ちゃん達は？」
花丸「ずら？」
善子「ん？何の事？」
千歌「あぁ、話が振り出しに戻ってしまった…」
千歌「うーむ、これはどうしたのものか…」
花丸「ずら？」
善子「ん？何の事？」
千歌「あぁ、話が振り出しに戻ってしまった…」
千歌「うーむ、これはどうしたのものか…」
23: 2016/11/26(土) 00:59:33.01 ID:+Aq2BH8u.net
曜「プリン食べたスプーンなんて見ても分かんないよね？」
千歌「スプーン！曜ちゃんそれ貸し…」
千歌「曜くんそれを」
曜「どうぞっ」ｻｼﾀﾞｼ
千歌「なかなか興味深いね」ｼﾞﾛｼﾞﾛ
千歌「…」ﾊﾟｸｯ
曜「！？」
千歌「…甘いね」
ダイヤ「誰が食べたか分からないのによく咥えれますわね…」
千歌「スプーン！曜ちゃんそれ貸し…」
千歌「曜くんそれを」
曜「どうぞっ」ｻｼﾀﾞｼ
千歌「なかなか興味深いね」ｼﾞﾛｼﾞﾛ
千歌「…」ﾊﾟｸｯ
曜「！？」
千歌「…甘いね」
ダイヤ「誰が食べたか分からないのによく咥えれますわね…」
24: 2016/11/26(土) 01:02:37.22 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「そしてほのかにみかんの香りが…」
曜「それはさっきみかん食べてたからじゃないかな？」
千歌「ハッ…鋭い！その通りだよ曜くん！」
曜「あはは…」
曜「それはさっきみかん食べてたからじゃないかな？」
千歌「ハッ…鋭い！その通りだよ曜くん！」
曜「あはは…」
25: 2016/11/26(土) 01:07:53.76 ID:+Aq2BH8u.net
ｶﾞﾗｯ
果南「おっ！みんな集まってるね」
千歌「おや、新たな容疑者が入ってしましたね」
果南「ん？容疑者？」
曜「冷蔵庫にあったルビィちゃんのプリンが食べられたみたいでそれを捜査中なんだー」
果南「あのプリンルビィのだったの？」
果南「私が食べちゃったんだよね…ごめんねルビィ？」
果南「おっ！みんな集まってるね」
千歌「おや、新たな容疑者が入ってしましたね」
果南「ん？容疑者？」
曜「冷蔵庫にあったルビィちゃんのプリンが食べられたみたいでそれを捜査中なんだー」
果南「あのプリンルビィのだったの？」
果南「私が食べちゃったんだよね…ごめんねルビィ？」
26: 2016/11/26(土) 01:12:08.02 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「確保だぁああ！！」ｶﾞｼｯ
果南「わー捕まったー」
果南「ってやめなさい」ﾍﾟｼｯ
千歌「果南ちゃん痛いよぉ」
果南「あはは、ごめんごめん」
果南「食べた後に"黒澤"って書いてあるの気付いて、ダイヤのかと思って今代わりの買ってきたんだよ」
果南「でも、ルビィのならこのプリンはルビィにあげるね？どーぞ」
ルビィ「わぁ！ありがとうございます！」
ダイヤ「プリン！！！」
果南「わー捕まったー」
果南「ってやめなさい」ﾍﾟｼｯ
千歌「果南ちゃん痛いよぉ」
果南「あはは、ごめんごめん」
果南「食べた後に"黒澤"って書いてあるの気付いて、ダイヤのかと思って今代わりの買ってきたんだよ」
果南「でも、ルビィのならこのプリンはルビィにあげるね？どーぞ」
ルビィ「わぁ！ありがとうございます！」
ダイヤ「プリン！！！」
27: 2016/11/26(土) 01:14:37.14 ID:+Aq2BH8u.net
ダイヤ「わたくしのは！？」
ダイヤ「わたくしのプリンはありますの！？」
果南「もうそんな慌てなくてもみんなの分も買ってあるよ」
ダイヤ「流石果南さんですわね！」
ダイヤ「わたくしのプリンはありますの！？」
果南「もうそんな慌てなくてもみんなの分も買ってあるよ」
ダイヤ「流石果南さんですわね！」
28: 2016/11/26(土) 01:17:24.09 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「あっまーい！みかんプリン！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
千歌「いやー今回の事件も一件落着だね！報酬もあるし！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ダイヤ「千歌さんは今回の事件でなにかしましたの？」
花丸「そうずらー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
善子「そうよそうよ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ルビィ「美味しー！！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
千歌「いやー今回の事件も一件落着だね！報酬もあるし！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ダイヤ「千歌さんは今回の事件でなにかしましたの？」
花丸「そうずらー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
善子「そうよそうよ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ルビィ「美味しー！！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
31: 2016/11/26(土) 01:28:16.44 ID:+Aq2BH8u.net
千歌「むっ！千歌の活躍を曜くん言ってあげて！」
曜「千歌ちゃんはみかん食べたりみかん食べたりみかん食べてましたよ！！！」
千歌「曜ちゃんのいじわるー…」
ｶﾞﾗｯ
鞠莉「はぁはぁ…」
果南「あっ！鞠莉の好きなデザートもあるよー」
鞠莉「大変よ…はぁはぁ」
ダイヤ「どうかしましたの？」
曜「千歌ちゃんはみかん食べたりみかん食べたりみかん食べてましたよ！！！」
千歌「曜ちゃんのいじわるー…」
ｶﾞﾗｯ
鞠莉「はぁはぁ…」
果南「あっ！鞠莉の好きなデザートもあるよー」
鞠莉「大変よ…はぁはぁ」
ダイヤ「どうかしましたの？」
32: 2016/11/26(土) 01:32:11.43 ID:+Aq2BH8u.net
鞠莉「梨子のパンツが盗まれたわ！！！」
千歌「なにぃい！大事件だよ！！！」
おわり
千歌「なにぃい！大事件だよ！！！」
おわり
33: 2016/11/26(土) 01:36:21.74 ID:fZvw2jmL.net
乙なのだ！
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