333: 2013/11/04(月) 00:55:15.91 ID:W/uIdoQR0

最初から:モバP「小早川紗枝が実は人間じゃなかった」

前回:モバP「向井拓海が実はウニだった」

横山千佳(9)



ちひろ「ねっ、千佳ちゃん?」

千佳「わわっ、バレちゃった! すごいね!」

ちひろ「ざぁんねん、魔法少女ラブリーチカでも私の目は欺けないのです!」

千佳「むむぅ、なんて強敵! 協力してよ、Pくん!」

P「え、おう!」

ちひろ「残念プロデューサーさんは既に私の手に堕ちているのです!」

千佳「えぇー! ズルーい!」

P「ちょ、ちょっとちひろさん!」

334: 2013/11/04(月) 00:59:08.65 ID:W/uIdoQR0
ちひろ「さぁやりなさい我がしもべ!」

P「……あの」

千佳「Pくん……あたし、負けないよ!」

P「あぁもう、わかった! いくぞ千佳!」

千佳「うん! ラブリーチカのスペシャルアタックでぇ――」キィン…

P(い、今何か光ったような……!?)

ちひろ(あ、ちなみに千佳ちゃんの正体なんですけれどね――)



>>340
千佳の正体

340: 2013/11/04(月) 01:01:07.32 ID:/dyxT2FX0
魔女

348: 2013/11/04(月) 01:04:07.75 ID:W/uIdoQR0
ちひろ(正真正銘純血の――魔女です♪)

P「ま……!?」

千佳「ラブリーチカ・愛の三拍子!」フワッ…

P「は、速い――!」

千佳「いちっ!」ポゥ…

P「ぐあっ……!?」

千佳「にぃっ!」バチバチ…

P(お、俺の身体に光が……なんだこれ……)

千佳「さぁん!」ゴォゥッ!

P「ぐ、ぐああぁぁぁぁぁぁー!」

ちひろ「プ、プロデューサーさぁああああん!!」

353: 2013/11/04(月) 01:09:33.37 ID:W/uIdoQR0
P「……あれ、痛くない」

千佳「ラブリーチカの愛の三拍子は、悪い心をやっつける技なんだよ!」

ちひろ(悪の芽があるとダメージが大きくなり、口リコンだと肌の下を蟲が這いずり回るような感触に襲われてもだえ苦しむことになってました!)

P「そうなのかー……俺、口リコンじゃなくってよかったなぁ……」

千佳「どうしたのー、Pくん?」

P「なんでもないよ。うん」

千佳「そっか……でもこれで大丈夫だよね。さぁ覚悟だ、デビルチヒロー!」

ちひろ「デビルだなんて、そんな♪」ボォ…

P「え、ちひろさん……?」

ちひろ「その程度の称号で、私を表現できるとでも」フワァ…

P「う、浮いてるゥー!?」

千佳「す、すごい魔力!」

P(……こ、これごっこですよね?)

ちひろ(あぁ、本気バージョンですね。プロデューサーさんがいるときはやったことありませんでしたっけ?)

P(ありませんよ!? もっと可愛らしい遊びをしてますから!)

355: 2013/11/04(月) 01:15:36.93 ID:W/uIdoQR0
ちひろ(うーん……千佳ちゃんなりに遠慮してたんでしょうねぇ)

P(は、はぁ。そうなんですか……なんでこんな急にすごいことに……)


ちひろ「……魔女には嘘はつけないんですよ、ねぇラブリーチカ!」

千佳「そうだよ! だから正義のラブリーチカがやっつけるの! がんばろう、Pくん!」

P「そ、そーだそーだ!」


P(……どういう意味です?)

ちひろ(千佳ちゃんはもう気づいてるんです……プロデューサーさんが千佳ちゃんが普通の人間じゃないって知ったってね)

P(なんと)

ちひろ(それで、怖がってないか確かめるために魔法をかけた……結果として、ノーダメージでしたけど)

P(まぁ、千佳は千佳ですし。魔女だからってどうってことはないですよ……)

ちひろ(あらあらたくましい♪)

356: 2013/11/04(月) 01:15:53.07 ID:Id+UTEfJ0
このちひろは絶対コキュートスで凍ってた

358: 2013/11/04(月) 01:20:58.05 ID:W/uIdoQR0
千佳「むぅ……やられちゃった」

ちひろ「残念でしたね、ラブリーチカちゃん♪ またの挑戦をお待ちしています」

千佳「ちひろさんつよーい! あたし本気だったのに……」

ちひろ「まだまだ魔女としての経験が浅いんですよ。使い魔もうまく使いましょう?」

千佳「うーん、パワーアップのおともはいたらうれしいけど……」チラッ

P「……え、俺?」

千佳「ラブリーチカにはPくんがいるから、だいじょうぶなの!」

ちひろ「あらー♪ よかったですね、プロデューサーさん」

P「あ、はい……光栄、です?」

360: 2013/11/04(月) 01:26:12.04 ID:W/uIdoQR0
ちひろ「それに、ラブリー系の素敵な技は増えましたけど……魔女としては力が落ちてますね」

千佳「最近ラブリーチカがね、魔法少女してるから魔女はお休みなの」

ちひろ「あら大変。これもプロデュースの弊害ですよプロデューサーさん!」

P「そういわれても……千佳はラブリーチカがいいっていうし……」

千佳「そうだよ、Pくんは悪くないもん! それにあたし、一番強い魔法がまだ残ってるから!」

ちひろ「それは私には効きませんよ?」

千佳「知ってるもん! だけどいいの、これは使わないから」

ちひろ「あらあら……だそうですよ、プロデューサーさん?」

P「え、なんでそこで俺なんですか?」

千佳「もーっ! ちひろさんのいじわるー!」ポカポカ

ちひろ「きゃー、やられちゃうー♪」

361: 2013/11/04(月) 01:31:59.29 ID:W/uIdoQR0
千佳「今度はしゅぎょーしてくるからね! Pくん、とっくんにつきあってー!」

P「と、とっくん? いやぁ、俺にできることあるのか?」

千佳「うん! あたしの……ラブリーチカの、パワーアップにはPくんがいなきゃダメなの!」

P「ははは……それじゃあ、今度な。約束だ」

千佳「うん、やくそく! おぼえてろー!」

ちひろ「ふふふ、いつでもかかってくるがよいぞー!」

 パタパタパタ… ガチャンッ

P「……嵐のように去っていきましたね」

ちひろ「可愛らしくっていいじゃないですか。壊れた場所はちゃんと直してからいきましたし」

P「そうですね。ところでちひろさん、千佳のいちばん強い魔法っていったい――あれ?」

P「おかしいな、さっきまでいたのに……おっ」

[千佳ちゃんを送ってきますね♪ 千川ちひろ]

P「……なんやかんや言っても、ちゃんと保護者はしてるんだよなぁ」


ちひろ((……千佳ちゃんの『魔女』としての最大の魔力は魅了……チャームなんですけれどね))

ちひろ((ふふっ、アイドル活動にも、それ以外にも使わない……可愛らしくって、これはプロデューサーさんにも秘密です♪))

362: 2013/11/04(月) 01:34:42.91 ID:W/uIdoQR0
P「……今日は激動の一日だったな」

P「あとは……ん。この時間だと帰りは送らないとまずいだろう」

P「確かソロになってるのは……」

P「……そうそう>>367は送ってやらなきゃな」

367: 2013/11/04(月) 01:36:45.65 ID:ZNCzX580O

引用: モバP「アイドルたちが実は人間じゃなかった」