354: 2013/11/17(日) 21:19:40.25 ID:FziztUDHo

最初から:モバP「小早川紗枝が実は人間じゃなかった」

前回:モバP「並木芽衣子が実はPの妄想だった」

渋谷凛(15)



ちひろ(ふむふむ、凛ちゃんの気配――)

ちひろ(……どうしましょうかねぇ。プロデューサーさんはぐっすりだし)

ちひろ(起こす? そんなもったいないことはしちゃダメですもの♪)


ちひろ「……うん。凛ちゃんの正体のことも考えれば――」



>>357
凛の正体

364: 2013/11/17(日) 21:21:56.53 ID:JdBHR5Ut0
ラハブ

371: 2013/11/17(日) 21:28:05.63 ID:FziztUDHo
……ラハブって、紅海の怪物のほう(レヴィアタン)なのか、イエスの祖で宿屋の主人で生き延びた女なのか

どっちなんです?

374: 2013/11/17(日) 21:30:38.07 ID:FziztUDHo
ちひろ「ふふっ、紅海の怪物。蒼の化身――このまま一旦退出したほうが面白そうかしら?」

ちひろ「ドアが開く前に、退散退散♪」

  ヴヴヴ……  ヴンッ




 ガチャッ

凛「ただいま……あれ?」

凛「おかしいな、プロデューサー? ちひろさん? いないの?」

376: 2013/11/17(日) 21:36:58.76 ID:FziztUDHo
凛「……」チラッ

凛「別に時間は――あ」

P「ぐぅ……ぐぅ……」

凛「……なんだ。プロデューサー、寝てたんだ」

凛「まったく、仕事のし過ぎで疲れたのかな?」

凛「……」ザァァ…

凛「……っと。いけないいけない……髪が…神に……」

凛「…………」

凛「……楓さんとの仕事のあとだからかな。うん、そうだよね」

凛「はぁ……プロデューサーのこと笑えないよ」

379: 2013/11/17(日) 21:44:00.18 ID:FziztUDHo
凛「……最近忙しいもんね」

凛「他のみんなも、たくさん話をしててさ――」

 ザワッ…

凛「私も、もっといっしょにいたいけど。そういうわけにもいかないし……」

 ザワザワザワ…

凛「………パートナーがいなくなるのって、やっぱり寂しいんだよ?」

凛「ひとりぼっちの、不氏身なんて――」


P「……り、ん…………?」

凛「……あ。起きたの? プロデューサー」

P「おぉ……んん、いつの間にか寝ちゃったみたいだな……」

凛「ふふっ、気を付けないと。風邪ひくよ?」

P「あぁ、そうだ……な……? おい、凛」

凛「なに?」

P「なんでお前、泣いてるんだ?」

凛「えっ……?」

381: 2013/11/17(日) 21:49:41.30 ID:FziztUDHo
凛「な、泣いてなんかいないよ」

P「嘘つけ。涙のあとまでつけて……どうした? 仕事で失敗したか?」

凛「そんなのじゃないよ」

P「だけどなぁ、凛が泣くなんてただ事じゃないだろ?」

凛「……優しいんだね」

P「おう、プロデューサーだからな! ハッハッハ……」

凛「うん。そうだね……やっぱり、プロデューサーはプロデューサーだよ。大丈夫」

P「お、おう? そうか……?」

凛「それでいいよ。そのほうが、いい。安心できるから」

P「……そうか」

凛「うん。そう」

P「うん、なんのことかわからないが……困ったら言ってくれよ?」

凛「わかってる、大丈夫。私は誰にも負けないから」

P「そりゃ心強い……」

382: 2013/11/17(日) 21:55:23.47 ID:FziztUDHo
凛「でもね、プロデューサー」ザワッ…

P「……お、おう?」

凛「お仕事が恋人みたいだけど。ちゃんと好きな人も作らなきゃいけないよ?」ザワザワ…

P「お、おう……」

凛「そりゃあ、人間として――じゃなくって、あぁ……もう。やっぱりなんでもない」

P(今明らかに髪が逆立ってたような……正体とか聞くべきなのかな……)

凛「んんっ。まぁ、そりゃあまだ襲名して日は浅いけどさ? 私も本来の年を考えたら」

P「……しゅーめー?」

凛「あ……うん。そうそう、この前いった中華街のしゅーめーがうめぇってね、未央が……」

P「……なんで江戸っ子口調なんだ?」

凛「なんでもないから。本当だよ」

385: 2013/11/17(日) 22:01:23.85 ID:FziztUDHo
凛「ともかく、プロデューサーはもっと自分の身体をいたわらなきゃ」

P「はい」

凛「ヒトの身体なんて脆いんだから。それなのにいつも無茶ばっかりして」

P「はい」

凛「そういうところもいいところだけど、その分他の子だって……あぁ、もう。今日は月が近いな――」

P「月? ……周期ずれたか?」

凛「そうじゃなくって。体調はちゃんと管理してるし平気だよ」

P「そうか。すまん……」

凛「まぁ、気にしてくれるのは嬉しいけど。うん、今日はこれ以上話すとろくなことにならなそうだし帰るね」

P「……送っていこうか?」

凛「いい。1人にさせて」

P「お、おう……気を付けろよ?」

凛「大丈夫だから……またね」

P「そうか……うん、また明日」

凛(たぶん、いっしょに帰ったら耐えられなくなるだろうし。あぁ、蒼い月と、紅い海が見える――)

387: 2013/11/17(日) 22:08:05.59 ID:FziztUDHo
P「……大丈夫かな」

ちひろ「大丈夫ですよ、私が保証します」

P「ちひろさん、いつの間に……」

ちひろ「さっきからですかね? 凛ちゃん、ちょっと今日は虫の居所が悪かったというか、性質が出かけたというか……」

P「……正体関係ですか?」

ちひろ「聞きますか?」

P「……あー。いや、いいです。凛が俺に直接言わないってことは、あんまり聞かないほうがいいんでしょうし……」

ちひろ「そうですかー。じゃあ、>>392ちゃんのことはどうですか?」

392: 2013/11/17(日) 22:09:29.80 ID:UljRo2C/o

397: 2013/11/17(日) 22:12:37.84 ID:FziztUDHo
ユッキ把握
ちょっと休憩。今日は帰ってこないかも

399: 2013/11/17(日) 22:20:51.92 ID:WRHj4+nl0
おっつぉん!
ユッキだと何だろうな、やきうの神様?

引用: モバP「アイドルたちが実は人外ばかりだった」