ルビィ「…｣ｺﾞｿｺﾞｿ

ベジータ「…ビデオを見るのか」

ルビィ「うんっ、アイドルのライブ映像」

ベジータ「アイドル…」

ルビィ「アイドルって分かる？」

ベジータ「ああ、俺の会社にもいた」

ルビィ「えっ！？ ほんと！？」

ベジータ「ギニュー特選隊という5人組のグループだ」

ルビィ「知らないなぁ…」

ベジータ「ふん、当然だ…この俺が頃したからな！！」

ベジータ(正確には、ほとんどカカロットの手柄だったが…)

ルビィ「アイドルを頃しちゃだめだよっ」

ﾄｰﾄﾞｰｹﾃｰｾｰﾂﾅｰｻﾆﾊｰ

ルビィ「…」

ベジータ「…」

ベジータ「…！！」

ベジータ「おいルビィッ！！！」

ルビィ「なぁに？」

ベジータ「この紫髪の女の名はなんだ！！」

ルビィ「この子？希ちゃんだよ」

ベジータ「希…」

ベジータ「…///」

ルビィ「あ、希ちゃんのファンになっちゃった？」

ベジータ「貴様ァ…ふざけるな！！俺はサイヤ人の王子だぞォォォォォ！！！｣ﾎﾞｼｭｩｩｩ

ルビィ「わっ！金髪になった！絵里ちゃんみたい！」

ダイヤ「ただいま帰りました～｣ｶﾞﾁｬ

ルビィ「おかえりお姉ちゃん」

ベジータ「ちゃんとチョコは買ってきたな？」

ダイヤ「ええ、もちろん」

ベジータ「早くよこせ！」

ダイヤ「ダメですわ、お菓子は晩ご飯のあとって決めてるでしょう」

ベジータ「クソったれぇぇぇぇぇぇ！！！｣ﾎﾞｼｭｩｩｩ

ルビィ「あっ、また金髪になった！鞠莉ちゃんみたい！｣ｷｬｯｷｬｯ

ダイヤ「今日の晩ご飯はサンマですわ」

ベジータ「ムシャッムシャムシャ！！ガツガツッ！！」

ベジータ「おかわり！！」

ダイヤ「ちょっとベジータさん、はしたないですわよ」

ベジータ「うるさいっ！」

ルビィ「ルビィがよそってあげるね」

ダイヤ「まったく…」

ベジータ「ガツガツッ！」

ルビィ「お姉ちゃんのご飯がよっぽど美味しいんだよ」

ダイヤ「ふふふ…」

ルビィ「あ、そういえばベジータちゃん」

ベジータ「何だ！」

ルビィ「アイドルに興味があるなら ルビィたちの練習を見学してみたら？」

ベジータ「何ィ！？お前たちもアイドルをやっているのか！！」

ダイヤ「ええ、Aqoursというグループで」

ベジータ「若い娘が軽々しく肌を晒しやがって…！」

ベジータ「まるでアイドルのバーゲンセールだな…」

ルビィ「行かないの？」

ベジータ「行かないとは言ってないだろっ！！」

学校

ルビィ「ベジータちゃんだよ」

千歌「よろしくねー！」

ベジータ「あいさつなどいらん さっさとお前たちの踊りを見せてみろ」

善子「い、いきなりなによその態度…！」

ダイヤ「ベジータさん！！失礼ですわよ！」

ベジータ「つべこべ言わずに早く踊りやがれ！殺されたいかっ！」

ダイヤ「…晩ご飯の後のお菓子抜きにしますわよ？」

ベジータ「くっ…卑怯だぞ ダイヤ！」

ルビィ「あはは、ごめんね みんな」

ルビィ「ベジータちゃんは今日が楽しみで昨日の晩 眠れなかったくらいなの」

鞠莉「へー、かわいいところあるじゃない」

ベジータ「！」

ベジータ(この女…)

ベジータ「///」

果南「じゃあ…いつも通り発声練習からするね？」

曜「はーい！」

鞠莉「お腹にぎゅーって力を入れるのよ？」

ベジータ「…｣ｷﾞｭｰ

鞠莉「こんな感じで！｣ﾓﾐﾓﾐｯ

果南「鞠莉、それは胸だよ 私の///」

鞠莉「あーん、果南のイケズ～」

ベジータ「！！」

ベジータ(かなまり…か)

1時間後

ベジータ(かなまりは鉄板だが…ダイまり、ダイかなも悪くない…)

ベジータ(問題は2年組だな…)

ベジータ(運命の出会いのちかりこか、幼馴染のようちか…どちらも捨てがたい)

梨子「よっちゃん、はい お水」

善子「ありがとうリリー」

ベジータ(なにっ！？よしりこだと！？そういうのもあるのか…)

ベジータ(よしまる…ルビまる…クソったれ、俺としたことがダイルビを忘れていたっ…！！)

ベジータ「スクールアイドル…」

ベジータ「まったく頭にきやがるヤツらだ…真理にたどりついたとおもったら また突き放しやがる…」

ベジータ「千歌…」

千歌「なに？ベジータちゃん」

ベジータ「Aqoursはいいグループだ…！」

千歌「あ、ありがとう…」

千歌「そういえば鞠莉ちゃん、あのことみんなにもう言った？」

鞠莉「あ、そうそう 実は合同ライブのお誘いが来てるのよ」

梨子「合同ライブ…？」

花丸「どこと？」

鞠莉「セイントスノーよ」

ルビィ「せ、セイントスノー！？」


ベジータ「…知り合いなのか？」

ダイヤ「ええ、以前Aqoursがうち破ったグループですわ」

千歌「なんだかんだでうちをライバル視してくれてるみたいで…」

千歌「新メンバーを加えたから、勝負したい！ってことらしいよ」

ベジータ「…」

曜「新メンバーが入ったの？」

千歌「うん、たしか名前は…」


ベジータ「…」

ベジータ「…！！」

ベジータ「でかい気の群れが飛んでくる…！！」

ベジータ「この気は…！！」


　

フリーザ「ほっほっほ…お久しぶりですねぇベジータさん」


ベジータ「フリーザァーーーー！！！」

千歌「あ、あの人たちだ」

聖良「お久しぶりですね、Aqoursさん」

理亞「…」

善子「…飛んでる！！」

ルビィ「ど、どういうこと…！？」

ベジータ「貴様ら…！！」


聖良「…みなさん、自己紹介してあげてください」

みんな「はっ！！」


ジース「ジース！！」

バータ「バータ！！」

リクーム「リクーム！！」

グルド「グルド！！」

ギニュー「ギニュー！！」

フリーザ「フリーザ！！」

コルド大王「コルド！！」

理亞「理亞！！」

聖良「そして聖良！！」


聖良「9人揃って…」

9人「新生・セイントスノー！！」


ベジータ「！！！」

果南「全員飛んでる…！！」

千歌「すごい…なんて完成度の自己紹介なの！？」


ベジータ(それだけじゃないっ…全員 戦闘力が桁違いだ…！！)

ベジータ(特にあのポニーテール…全力の俺でも勝てるかどうか…！)

聖良「今日は挨拶に参りました」

聖良「来月のライブ…楽しみにしてます…」

聖良「みなさん、行きますよ！｣ﾄﾞｼｭｩｩｩﾝ

新生セイントスノー「はいっ！｣ﾄﾞｼｭｩｩｩﾝ


花丸「と、飛んでいっちゃった…」

ダイヤ「な、なんだったの…！？」

ルビィ「…すごかったね」

曜「うん…」


善子「む、無理よ…！」

善子「あんな連中に勝てっこない…！」

鞠莉「そ、そんなことないわよ…！」

鞠莉「ねぇ？みんな…！」

果南「くっ…」

千歌「っ…」

梨子「…」

ダイヤ(…まずいですわね)

ダイヤ(空気が一気に萎んだ…完全に相手に呑まれてる)

ダイヤ(このままじゃライブは失敗してしまう…)


ベジータ「…」

ベジータ「…いいのか？」

千歌「え…？」

ベジータ「お前たちは、そうやって惨めに負けてもいいのか？」

ベジータ「スクールアイドルとしての誇りをむちゃくちゃにされてもいいのか！？」

花丸「っ…」

果南「いいわけないよ！！」

鞠莉「でもっ…どうやって戦えば…」

ベジータ「…」

ベジータ「俺が修行をつけてやる」

ダイヤ「え…？」

ベジータ「お前たちに、修行をつけてやると言ってるんだ！！」

千歌「！！」

善子「…勝てるの？」

ベジータ「お前たちがこの俺様の修行についてこられたらな」

ダイヤ「…ふぅ」

ダイヤ「みなさん、どうしますか？」

千歌「修行、うけます！！」

みんな「お願いします！！！！！！」

ダイヤ「…とのことです」

ベジータ「ふふふ…」

ベジータ「ふははははははははは！！」

ベジータ「いいだろう！地獄より苦しい修行をつけてやろう！！」

ベジータ「お前たち、俺についてこい！！」

みんな「はいっ！！！」

ルビィ「ふふふ、ベジータちゃんもAqoursのこと好きになってくれたんだね」

ダイヤ「ですわね♪」


ベジータ「もしもし、ピッコロか？精神と時の部屋の準備をしておけ」


次回、激闘セイントスノー編

続くのかｗｗｗｗｗ

|c||^.- ^||あくあくAqoursですわ

時の部屋入ったらBBAになっちゃう