3: 19/05/25(土)05:10:34 ID:yH8


※りあむちゃがアイドルじゃないです。
※P=ファーストネームが入っているとお考え下さい。

4: 19/05/25(土)05:11:14 ID:yH8

某所アパートの一室にて



りあむ「いや、なんとなく」

P「なんとなくて」

りあむ「ほら、ぼくみたいな社会不適合者とも付き合ってくれてるし。優しくしてくれるし。性的な意味で」

P「付き合ってないし性的な関係でもないな」

りあむ「社会不適合者も否定しろよぅ」

P「復学できたらな」

りあむ「……接待も得意だし。もちろん性的な意味で」

P「接待してねーよ。普通に負けてんだよ。スマブラに性的なこと関係ねーよ」

りあむ「よっ」ドーン

P「ぎゃー。またストレート負け。その下蹴りうぜぇ!」

りあむ「Pサマ弱っ」

P「やかましい引きこもり。弱いのは俺じゃねぇ。ピンク色のやつだ」
RIBOSE 『アイドルマスターシンデレラガールズ』 夢見りあむ ノンスケール PVC&ABS製 塗装済み完成品フィギュア
5: 19/05/25(土)05:11:59 ID:yH8

りあむ「ハンデもっとつける?」

P「……クソザコピンクめ。しぶとさとかわいらしさだけで生き残ろうとする、フワフワあざとマショマロピンクめ」

りあむ「……それぼくのことじゃないよね? Pサマの持ちキャラのことだよね?」

P「食っちゃ寝、食っちゃ寝のミニマムピンクめ。学校にも行かず、いい歳してろくに」

りあむ「ぼくのことじゃないよね!? ほぼほぼ、ぼくのことに聞こえるんだけど!?」

P「カー〇ィは本体購入してGBの1作目からプレイしたくらい大好きなキャラだ。悪く言うやつは俺が許さねぇ」

りあむ「ぼくのことだった! ひどい! ザコメンタルのぼくにひっどい仕打ち!
毒舌! ホストのくせに! 毒舌ホスト! やむよ?」

P「だからホストじゃねーって」

りあむ「だって帰ってくるのいつも遅いし、よくお酒や香水の匂いが染みついてるし」

6: 19/05/25(土)05:12:43 ID:yH8

P「普通のサラリーマンも帰り遅いし、付き合いでお酒飲まされたりするんだよ」

りあむ「あとよく女の子が遊びに来てるみたいだし。Pサマの部屋」

P「あー……。それは妹だよ。妹」

りあむ「妹多くない? 既に3人以上は見たような?」

P「家庭の事情でな。てか見たのかよ。引きこもりのくせに」

りあむ「Pサマいない時間帯に隣からドアノブガチャガチャする音が聞こえてきたからつい……。
それにひきこもりじゃないよう。たまにコンビニ行くし!」

P「あー。不在時に来ちゃってたこともあったのか。それは悪かっ」

りあむ「それで『ベランダから入りたい』って相談されたら嫌でも顔合わせるし」

P「入れたのお前か! 鍵変えても部屋の中にいたことあったのお前のせいか!」

7: 19/05/25(土)05:13:16 ID:yH8

りあむ「年下だけどリア充のオーラが強すぎて逆らえなかった……」

P「そこは逆らってくれよ。せめて居留守使え」

りあむ「ぼくがPのことPサマって呼び始めたのもそれがきっかけだったし。ご飯作ってくれる人だからっていうのも大きいけど」

P「……あー」

りあむ「Pサマ料理上手くなったよね。最初は目玉焼きとベーコンやウインナーくらいだったのに。
ゲームは上手くならないけど。今日の晩御飯なに?」

P「なんで俺、ただの隣人に手料理ふるまったあげく、こんなに上達してるんだろうな?
いやまぁ、隣から悲鳴が聞こえて助けに入った先が汚部屋で、しかも頬コケやつれたお嬢さんが倒れてたらな……仕事柄見捨てられないっつーか」

りあむ「さすホス」

P「だからホストじゃねーって。
あとゲームはお前が暇を持て余して上達しすぎな面もあるからな? 
今晩は酢豚とムーシーローとワカメのスープだ」

りあむ「初めて出会った時かぁ……。
あの時は枕元にいきなり茶羽根Gがあらわれて思わず悲鳴をあげちゃったんだよなぁ。
むーしーろーって何?」

8: 19/05/25(土)05:13:48 ID:yH8

P「ムーシーローは卵やキクラゲを使った中華野菜炒めの一種かな? 
昼に店で食べたのがめっちゃ美味かったから調べて自分で作ってみた。
あと、そのGの略称やめれ。俺の業界だとなんか嫌な感じだ」

りあむ「それは期待! アガる! またレパートリー増えた! やたー!
いいお嫁さんになるよ! ぼくの!」

P「ならねーよ」

りあむ「そう考えると、あの茶羽根Gには感謝しかない! 二人を結んだ天使かも! 
君のおかげでいい寄生先見つけたよ!」

P「少しは本音を隠す努力しような? 捨てるぞ?」

りあむ「捨てないでっ! むしろもっとぼくをすこれ! よ!!」

P「すこってるすこってる」

りあむ「何ならおっOい触ってもいいよ?」

P「見えてる地雷、ハニトラが露骨過ぎてさすがに無理です」

9: 19/05/25(土)05:14:20 ID:yH8

りあむ「今シャツの下、パンツはいてないし」

P「穿けよ! 薄々そうじゃないかなー?とは思ってたけど!」

りあむ「大丈夫! 昼間ははいてる!」

P「大丈夫くねぇ! なんで俺が来るタイミングで脱ぐの!?」

りあむ「洗濯もしてもらえて一石二鳥かなー…みたいな!?」

P「何から何までおかしい!」

りあむ「…はっ! こういうのははいてるかはいてないか分からない方がそそるんじゃ…。
しまった! ぬかった!」

P「後悔のしどころもなー…」

りあむ「じゃあ、次からは5%の確率でパンツはいてるりあむちゃんで!」

P「ネタがわかりにくい上に普通は確率逆じゃないのか、そういうの?」

りあむ「パンツを見れた日はPサマのガチャ運が良くなるよ」

P「知らん知らん」

10: 19/05/25(土)05:14:54 ID:yH8

りあむ「よっ」ドーン

P「ああっ!? やっぱり勝てねぇ! 強すぎだろ!」

りあむ「気が向いたら延々プレイしてるから……多少はね?」

P「暇人め」

りあむ「ていうかそろそろ新しいゲーム欲しい。このソフトも4世代くらい前のやつだし。一作目だし」

P「俺の部屋の押し入れから持ってきたからなー」

りあむ「PS4買って。設置場所はぼくの部屋固定限定据え置きで」

P「ふざけろピンキーニート」

りあむ「Nintendo Switc〇でも可」

P「買ってもこの部屋には持ってこねーよ」

りあむ「なんでだよう!」

P「しがみつくなしがみつくな、あー落ちた!」ドーン

りあむ「よし。晩御飯にしよ?」

11: 19/05/25(土)05:15:17 ID:yH8

P「……貴重な休日に何してんだろうな。俺」

りあむ「土日両方お休みなんて久しぶりだもんね。今夜は寝かせない! ぞ?」

P「もしかして朝までやるつもりか。また」

りあむ「寝落ちるまで! もしくは急にムラっと来たPサマに押し倒されるまで!」

P「断じて倒さねーよ! 自分を安売りするなって!」

りあむ「でもこのままじゃいつ捨てられるか分からないし…」

P「…………」

りあむ「…………」

P「……じゃ、俺おかず温めてくるな。ご飯盛るのはまかせた」

りあむ「そこは否定しよう!?」


※   ※   ※    ※

12: 19/05/25(土)05:15:56 ID:yH8


7時間後


P「で、食後もぶっ続けでプレイし続けて……もう……朝日が差し込んでるわけ……だが……」

りあむ「きっつい。さすがにそろそろ……きっつい。刻が見えそう……」

P「俺は三途の川が見えそう。ううう……。部屋に帰って……シャワー浴びて……めんどいぃ……」

りあむ「……もういいじゃん。いつも……みたいに……さ」

P「…………」

P「……ふとん……かりる……な」ボス

りあむ「ぼくも……寝……隣……」ポス

P「…………」

りあむ「…………」

P「…………」

りあむ「………えい」ムギュ

P「…………」

りあむ「…………」

P「……ひんやりする」

13: 19/05/25(土)05:16:22 ID:yH8

りあむ「…………」

P「…………」

りあむ「…………」

P「…………」スー…

りあむ「……この状態で寝るかー」

P「…………」スー

りあむ「……誰にでもするわけじゃ……ないんだよ?」

P「…………」スー

りあむ「…………」

りあむ「……Pサマの頭のにおい……やばい……癖になりそう」

P「…………」スー

りあむ「………ん」


※   ※   ※   ※

14: 19/05/25(土)05:16:55 ID:yH8
チュンチュン

トントントントン…


りあむ「むうう……う……う?」

P「そろそろメシできるぞ。起きろー」

りあむ「うう……。にゃにかいいにおい……。あさごはんー?」

P「遅めの昼ご飯だ」

りあむ「ふにゅう……」

P「起きろー」

りあむ「起きてる……起きたよう……」

P「よし」

りあむ「……あ」

P「…………」

りあむ「…………」

P「…………」

りあむ「ぼくのここにPサマのよだれの跡が……」プニ

P「…………」

りあむ「よだれの跡が」

P「…………」

15: 19/05/25(土)05:17:17 ID:yH8

りあむ「べったりパリパリに」

P「気づいてたけど拭きにくかったんだよっ! さすがになっ!?」

りあむ「…………」

P「…………!」

りあむ「これは……責任やろなぁ」

P「ご飯とみそ汁、サラダの盛り合わせにポテトサラダ。脂ののったシャケ! もずくとオクラ! ここにもう一品なんか作るから許してつかぁさいっ!」

りあむ「A5ランクの和牛食べたい」

P「畜生っ! まだ蓄えるのか! このふたコブラクダ!」

りあむ「ひどくないっ!?」


※   ※   ※   ※

16: 19/05/25(土)05:17:49 ID:yH8

数日後


りあむ「……来ない」

最近……ここ数日Pサマがぼくの部屋に来ない。

りあむ「全然来ない」

もともと毎日来ていたわけではないのだけれど、1週間近くも全く姿を見せないのは珍しい。

りあむ「…………」

りあむ「……もしかして……見捨てられた?」

……ははっ。まさかね……。

りあむ「……まさかね」

りあむ「…………」

彼と出会ってからの自分を振り返る。
あの輝かしい日々を。
あの愛おしい日々を。
耳をそばだて彼の帰りを待つ、もどかしくも心沸き、浮き立つ青春の日々を。
遅れてやってきた充実の日々を。

…………。

17: 19/05/25(土)05:18:13 ID:yH8

食っちゃ寝、食っちゃ寝の自堕落な日々を。
彼を侍らせ、使い、依存した日々を。
ちょっぴり女を捨ててたあの乙女にあるまじき日々を。

りあむ「…………」

りあむ「……あっ。見捨てられたな。これ」(察し)

いや待て。待て待て待て。
そう決めつけるのは早計だ。
きっと早計だ。

りあむ「そもそも最近……物音がしないような?」

隣の生活音は、耳をすませたり壁に頬寄せ聞き耳を立てたりしない限りそうそう聞こえてこない。
しかし……外出時や帰宅時の物音は別だ。
自分が寝入っていない限り、大抵聞こえる。聞こえてくる。
その音を聞く度 ̄ ̄他の女の子のところに行くのは気に入らなかったが ̄ ̄心の中で「行ってらっしゃい。お仕事頑張って」もしくは「おかえりなさい」などとつぶやいたものだ。

それがここ数日は聞こえてこない……気がする。

そういえば退屈を持て余し、壁にぺたりとへばりついて夢うつつな時も向こう側は無音のままだった。

……………。

あれ?

18: 19/05/25(土)05:18:44 ID:yH8

りあむ「これはどういう……?」

本当に……いない?

もしかして……。

りあむ「…………」

りあむ「…………」

りあむ「……知らないうちに引っ越したとか?」

りあむ「…………」

いやぁ。いくら家具が少ない部屋だったとしてもそれはないだろう。
うん。ないない。

りあむ「…………」

りあむ「……ないよね?」

今更ながらに血の気が引き、見捨てられた可能性、その絶望に耳の奥がぐわんぐわんと音を立てる。
ちょっと泣きそうになる。結構やむ。めっちゃやむ。

りあむ「…………」

りあむ「………サマ」

りあむ「Pサマぁ……!」

ゴンッ

りあむ「!?」

19: 19/05/25(土)05:19:12 ID:yH8

ふいに、玄関の方で何かをぶつけるような音が響いた。
それに続いて

チャリ。ガチャガチャ。

鍵だ。鍵の音。
それもぼくの部屋じゃない。お隣からの……!

りあむ「Pサマっ!?」

バン

扉を蹴破るように飛び出し、横へと視線を向ける。
が、その扉はすでに閉じられており、ちらりとも彼の姿は見ることができない。

りあむ「Pサマぁ! なんで無視するのぉっ!」

ドンドンドンドン

扉にすがり付き、半泣きで…いや、9割泣きぐらいで泣き叫ぶ。

りあむ「ぼく何か悪いことしたぁ!? 何もしてないよねぇっ! 何もしてないだけだよねぇ!?」

料理も洗濯も仕事も通学も勉強も。何もせずにぐうたらしていただけだ。
それだけだ。
そう。それだけなのだ。

…………。

……そりゃダメだな。

うん。ダメだ。

20: 19/05/25(土)05:19:44 ID:yH8

りあむ「Pサマが言うなら何でもするよぉ! しんどくないことならなんでもぉっっっっ!?」

ガチャ

すがり付くのをやめて、引いてみたとたん、あっさりその扉が開く。
どうやら鍵がかかっていなかったようだ。
勢いあまってこけそうになりながらも踏みとどまり、ためらいなくその中に踏み込む。

チャンスだ。
今のうちに上がり込んでしまえば、なし崩し。
その後のことはその後考え……。

ぐに。

何かを踏んだ。

P「……………」

りあむ「……………」

P「…………」

りあむ「…………」

P「……………」

りあむ「Pサマが氏んでるっ!!?」

そこには玄関マットの上、うつぶせになったままピクリとも動かないPサマがあった。いや、いた。

21: 19/05/25(土)05:20:22 ID:yH8

P「…………」

りあむ「……えっ? えっ?」

P「…………」

りあむ「……P……サマ? まさか……本当に氏んで……」

つんつん。ゆさゆさ。

不安に思いながらもその体を揺らす。足で。

P「…………」

P「……ね」

りあむ「生きてたっ! え? 何? ね?」

P「ね……寝てない……3日寝てない……。ご飯も……水……しか……。寝……させ……て……」

りあむ「…………」

P「…………」

りあむ「……氏んじゃうよっ!?」

キングオブ社畜ことブラックブラックホストマンPサマ(仮)。
実に1週間ぶりの帰宅だった。


※   ※   ※   ※

22: 19/05/25(土)05:20:48 ID:yH8

ゲホッゲホッ

深い沼のような眠りから、むせ返りながら浮かび上がる。
口の中が乾き、なぜか粉っぽい。
目じりに涙が溜まり、鼻には不可解な甘い匂い。

呼吸すらも阻む何かに本能的な恐怖を感じ、思わず飛び起きる。

P「げほっ! げほっ! なんだこれっ! ぺっ! ぺっ!」

場所は……力尽きたところからさして動いてはいない、玄関と廊下の半ばあたり。
なぜかむせ、吐いた唾には……なにやら黄色い泥のようなものが。

りあむ「あ。Pサマ、起きた?」

またまたなぜか部屋の奥、俺の部屋のキッチンあたりから、見慣れた顔が伸び、俺に視線を向けてくる。

りあむ「良かったー。生きてた!」

P「…………」

23: 19/05/25(土)05:21:12 ID:yH8

りあむ「救急車呼ぼうかとも思ったけど、119するの怖かったし、携帯止められてるからできなかったんだ」

りあむ(せっかく久しぶりに会えたとこだったし……)ポソ

P「…………」

りあむ「帰ってきたのは夜10時くらいだったかな。今は深夜2時だから結構寝たね!
引きずろうとして無理っぽかったからぼく愛用のタオル掛けておいたよ。におい付き!」

P「………おう」

りあむ「お腹空いてるでしょ? 下ごしらえは済んでるからちょっと待ってて! サクッと作るよ!」

P「………へ?」

りあむ「ぼくの女子力に恐れおののくがいい! そして娶るがいい!」

P「お前……何を」

りあむ「寄生先は生かさず殺さず。大切にするべしっ!」

P「何の話っ!?」

24: 19/05/25(土)05:21:33 ID:yH8

りあむ「あ。Pサマが寝落ちる直前、氏なないように口にカ〇リーメイトと水を流し込んだのもぼくだよ」

P「この顔の周りのぐちゃぐちゃなんお前の仕業かっ!!」

りあむ「せ、責任取って! よ!」

P「何がぁっ!?」

りあむ「役得だったけど!」

P「何がぁっ!?」


※   ※   ※   ※


25: 19/05/25(土)05:21:58 ID:yH8

P「おおう。餃子だ……。しかもぱっと見。ちゃんとして……ん? んん? う、美味っ!?」

りあむ「ふふふ。ホカホカの白ご飯もあるよ! それともチャーハンにする? 作るよ?」

P「なんだこれっ! なんだこの餃子っ! 
カリっとパリッと……中身も肉と野菜の種が絶妙にジューシーで……いや、理屈じゃねぇ。美味っ!? うっまっ!」

りあむ「ふはははっ! でしょ? でしょ? 娶りたくなったでしょ?」ドヤァ

P「いやそれは別に」

りあむ「そんな急に素でっ!?」

P「うん。けど本当に美味いな!この前、桃華のところで食べた奴より美味いぞ。
プロ並み…っつーか、大抵の店より美味いわ」

りあむ「……む」

P「ご飯も進む進む! なんだよお前、料理できたのかよ」

りあむ「ま、まーね!」

26: 19/05/25(土)05:22:19 ID:yH8

P「あー。美味い。すげぇ美味い。こんな感想、食レポなら失格かもしれんがただただ美味い」

りあむ「……えへへ」

P「あー。栄養が……炭水化物がたんぱく質が……五臓六腑に染み渡る……」ウウッ

りあむ「なにも泣かなくても……水しか飲んでなかったんだっけ? ホンキで氏ぬよ?」

P「たまに緑茶やコーヒーも飲んでたぜ」

りあむ「氏ぬよっ!?」

P「いやー。色々トラブルやイベントが重なってな。文字通り忙殺されてたんだ」

りあむ「忙し頃しにもほどがあると思うけど……。ホストってそんなに忙しいの? ブラック過ぎない?」

P「だからホストじゃねーって。ブラック企業気味なのは認めなくもないけど。ギリギリな。ちょっぴりな」

りあむ「ブラックだよ! 余裕でぶっちぎりでブラックだよ! オブザイヤー狙えるくらいやばいよ!」

27: 19/05/25(土)05:22:46 ID:yH8

P「ちなみに本社が近々介護事業にも手を伸ばそうとしてるらしい」

りあむ「どこかの居酒屋かっ!」

P「どんなに忙しくても、苦しくても……担当の娘の笑顔を見たら……頑張れるんだ、俺。
『出来ない』は嘘つきの言葉……!」

りあむ「やっぱりホストじゃん! ていうかやばい! 洗脳済みだ!」

P「俺……まだまだ走れるよ……。走り続けるよ……」

りあむ「目を覚まして! ぼくが見つけてなかったら高確率で氏んでたからねっ!?」

P「止まるんじゃねぇぞ…」

りあむ「時事ネタは風化するよっ!?」

P「ともあれ、サンキュな。お陰で一命を取り留めたみたいだ。グッジョブ!」

りあむ「軽っ。いやいやいや、根本的にお仕事見直した方がいいんじゃない?
働いたら負けとまでは言わないけど、健康を害したり氏んじゃったら元も子もないよ」

28: 19/05/25(土)05:23:17 ID:yH8

P「でも俺この仕事好きだし……。辞めたら担当の子も悲しむと思うし」

りあむ「どんだけ女の子好きなの!? それでいてぼくには手を出さないし!
Pサマが氏んじゃったらぼくが悲しむよ! めっちゃ泣くよ!」

P「それはなんつーか……普通に嬉しいかもな?」

りあむ「喜んでどうするの! 通夜に突撃してご両親にPサマの内縁の妻だって名乗り出るよ!」

P「おいやめろ」

りあむ「あわよくば財産分与の権利主張するよ!」

P「クズいな!」

りあむ「嫌だったらお仕事見直しなさい! そして末永くぼくを養え! よ!」

P「結局そこか! 嫌だ! よ!」

りあむ「なんで!?」

29: 19/05/25(土)05:23:38 ID:yH8

P「なんでって……嫌なものは嫌だし……。うーん」

りあむ「何なら毎日ぼくを抱き枕にしてもいいよ! 若くておっOいの大きい! 嫁!」

P「そっちじゃねぇよ! お仕事の話だ! ……よし! じゃあ、こうしよう」

りあむ「へ?」

P「お前がまっとうに社会復帰できたら俺も転職を考えてやる! 
具体的に言うと復学しろ。一応休学扱いにはしてあるんだろう?」

りあむ「それは嫌です」

P「敬語っ!?」

りあむ「Pサマ、お仕事大変みたいだけど無理せず頑張ってね。ぼく応援してるから」

P「変わり身はえーなおい」

30: 19/05/25(土)05:23:59 ID:yH8

りあむ「たまにだったら餃子も作ってあげるよ。にんにくパワーは社畜りょく!」

P「たまになんかい」

りあむ「さーて。食後にアイス食べよう。アイス。
チョコ〇ナカジャンボあるけど、取り分はぼくが3分の2で、Pサマが3分の1でいいよね?」

P「普通に半分コしようぜ……。いやまぁ別にいいけど……」

りあむ「これ食べたらまた一緒に寝るぞー! 寝かさないゾ! な展開でもいいけど!」

P「うん? けどあと2時間もしたら出勤の時間だしなー」

りあむ「だから氏ぬって!」


※   ※   ※   ※

31: 19/05/25(土)05:24:27 ID:yH8

3週間後


ガチャ


P「うーす。久しぶり。生きてるか~?」

りあむ「やっと帰ってきたっ!? 久しぶり過ぎでしょ! なんでっ!?
ぼくの部屋の隣、Pサマの家じゃないのっ!?」

P「急な出張や入院が続いてなー。なかなか帰れなかった」

りあむ「それにしてもちょっとくらい帰って…って入院っ!?」

P「過労やちょっとした怪我でな。入院のお陰で今はむしろ元気だ。すごいね。点滴」

りあむ「ツッコみ切れない! やばいよ! 社畜ゾンビ。棺桶に片足突っ込んでないっ!?」

P「そりゃもう日々、足湯感覚で」

りあむ「両足だった!」

P「っていうのは冗談としておいて……」

32: 19/05/25(土)05:24:50 ID:yH8

りあむ「笑えない笑えない。二週間帰ってこない時点でぼく大家さんに相談したんだからね。
スルーされたけど。『隣から異臭がしたらご連絡ください』って……。
第一発見者待ったなし!」

P「不穏だな! いやいやそこまでしなくても……」

りあむ「心配だったんだよ!」

P「まぁ、さすがの俺も三週間家に帰れなかったのは初めてだしなー」

りあむ「どんな社畜でも普通はありえないと思う」

P「ともあれ、なぜ俺が帰宅早々自分の部屋にも戻らず、お前の部屋に直でやってきたかというと!」

りあむ「? ぼくに会いたくて会いたくて仕方なかったから?」

P「ははっ」

りあむ「鼻で笑われたっ!?」

33: 19/05/25(土)05:25:40 ID:yH8

P「いやまぁ、そもそも俺が普通にこの部屋に入ってこれてるのがおかしいんだけどな」

りあむ「ぼくが部屋の鍵を渡してるんだから、そこは別におかしくなくない?」

P「それがおかしいって言ってんだよ。若い娘が! 危機感をもて危機感を」

りあむ「だってPサマ来る度いちいち開けに行くの面倒だし……。もう半分嫁みたいなものだし、別に良くない?」

P「良くねぇ! ついでに嫁でもねぇ!」

りあむ「夜這いし放題!」

P「やらないからね?」

りあむ「むしろ問題はぼくがPサマの部屋の鍵を貰ってないことだよね? なんで?」

P「そんな真顔で聞かれると俺が間違ってるような気がしてくるな……」

りあむ「だから、はよ寄越せ。寄越して下さい! はよ!」

P「おう」チャリ

りあむ「……え? まぢ? く、くれるの? 本当に?」

P「いや、それお前の部屋の鍵。返すわ。そのために来たんだよ」

34: 19/05/25(土)05:26:06 ID:yH8

りあむ「……。なんでっ!? 離婚っ!? 三行半っ!? 育児放棄っ!?」

P「最後おかしくない? 全部おかしいけど」

りあむ「ぼくクズで怠け者で自分勝手だけど、悪いことしてないよ! なんで捨てるのさぁっ!?」

P「なんで拾ってたのかが不思議になってきたぞ?」

りあむ「ダメな娘ほどかわいい!」

P「自分で言うな」

りあむ「いーやー! 別れるのいーやー!」

P「駄々っ子みたいに床で暴れるな! ちょっと可愛いじゃねぇか!」

りあむ「養ってー! 養ってー! 寄生させれー!」

P「前言撤回!」

りあむ「なんで!? おっOい嫌い? 口リコンなの?」

P「俺が口リコンかどうかは関係ない。事情があるんだよ」

35: 19/05/25(土)05:26:25 ID:yH8

りあむ「事情って何さ! ていうか口リコン否定してなくね?」

P「今回俺が倒れた件諸々があちこちで問題になってな」

りあむ「うん?」

P「細かい事情は割愛するが、俺、会社を辞めることになったんだわ。
既に次が同業他社に決まってるから感覚的には転職というより転勤感あるんだけどな」

りあむ「へ?」

P「図らずもお前との条件に沿った事態になったな。俺が転職したらお前も社会復帰するんだったよな」

りあむ「え? え? 何かおかしくない?」

P「で、ここからが本題つーか、鍵を返す理由。俺の勤務先が変わる影響で、どうやら引っ越すことになりそうでな」

りあむ「…………」

りあむ「…………」

りあむ「……へ?」

36: 19/05/25(土)05:26:50 ID:yH8

P「隣人ですらなくなる俺がお前の家の鍵を預かっとくのはおかしいだろ? いや、そもそも隣人でもおかしいんだが」

りあむ「…………」

P「そんなわけで、顔を合わせられるタイミングで返しておこうと思ったわけだ。
色々あったけど、そこそこ楽しかったよ。今までありがとうな」

りあむ「…………」

P「さっきはああ言ったけど、お前が学校行かないのにも事情があるんだろうし、無理はするなよ。
お前は自分に甘くてヘタレ気味だけど、悪い娘じゃないってのも分かってるつもりだ。
何かに挫折したり、心が折れかかってもきっと救いはある。どこかに道はある。そのうち上手くいくさ」

りあむ「…………」

37: 19/05/25(土)05:27:17 ID:yH8

りあむ「…………」ユラリ

P「だから……って、おいどこに行……」

りあむ「…………」ゴソゴソ

りあむ「…………」ギラリ

P「……なんで包丁持ちだすん?」

りあむ「…………」ユラリ

りあむ「…………」チラ

P「お、おーけーおーけー。話し合おう。料理だな。最後にいっしょにお料理しようってお話だな。そうだよな?」

りあむ「…………」

P「瞳に光がないんですけど! 一緒に料理というよりも餃子の具にされそうなんですけど!」

りあむ「…………」

りあむ「…………」

りあむ「……めっちゃ病む」

P「怖えーーーーよっ!!」


※   ※   ※   ※


38: 19/05/25(土)05:27:42 ID:yH8

半年後


りあむ宅にて


P「で」

りあむ「その時の彼女が今の嫁です」

P「なんでやねん! …ああっ!? また負けた!」

りあむ「Pサマこの子に特に弱くない? 苦手意識ある?」

P「今の職場の事務員兼アシスタントに似てるんだよ。苦手っつーか頭が上がらないんだよ」

りあむ「それ女の人?」

P「まーな」

りあむ「……他の子使おうっと」

P「うん? まぁ、ありがたいけど」

りあむ「うーん。イカちゃんかシモンか……」

P「イカちゃん好き。かわいい」

りあむ「じゃあシモン」

P「渋おっさん!」

39: 19/05/25(土)05:28:04 ID:yH8

りあむ「……最近顔色良くなったよね。新しいお家と職場いい感じ?」

P「そうだな。こうやって週一でお前の生存確認に来れるくらいには余裕があるよ。家も綺麗だし」

りあむ「ふーん。今度遊びに行こうかな」

P「……。そういう自分はどうなんだ。学校また行き始めたんだろ。上手くいきそうか?」

りあむ「うん? もう辞めたよ?」

P「おいっ! ……え? ……マジ?」

りあむ「おうともさ!」

P「なんでいい笑顔っ!?」

りあむ「研修中に嫌がらせばっかりしてくる先輩に、法に触れないぎりぎりの範囲で復讐してきた!」

P「サムズアップされても」

りあむ「ふふふ。これもPサマのお陰なんだぞ?」

P「俺関係なくね?」

りあむ「いやいやきっかけは間違いなくPサマですぜ!」

P「なんなんそのノリ。だから俺のせいにす」

りあむ「じゃん! これなーんだ!」ペラ

40: 19/05/25(土)05:28:37 ID:yH8

P「……何? なんかの書類?」

りあむ「見て見て。うりうり」

P「近い近い。近すぎて見えん。うざっ!
えーっと……第一次……書類選考……通過のお知らせ? 何これ?」

りあむ「アイドルのオーディション! 書類選考突破のお知らせがきてたよ!」

P「……はい? え……お前、アイドルになるの? ていうか、なりたかったんだ?」

りあむ「またまた~。Pサマがぼくの名前で勝手に応募したんでしょ。
アイドルはもともと好きだけどね。尊い。顔がいい。癒しの極み……!」

P「……へ?」

りあむ「でも自分でなるって発想はなかったかも。
だが! Pサマに期待されては仕方がない! なってみせるよ! アイドル王に! ぼくはなる!」

P「待って」

りあむ「ちょうど色々限界近かったからね。渡りに船! 潮時潮時!
それにしても応募するならするでプロフィール、もうちょっとなんとかしてよ~。
特にスリーサイズ。聞けば教えてあげたのに。なんなら実際に触」

P「だから待てって! 違う違う。そうじゃない! 俺じゃない。俺応募してない!」

りあむ「ふぇ?」

41: 19/05/25(土)05:29:07 ID:yH8

P「俺そんなことしてねーよ。アイドルのオーディション? 勝手にそんなことしねーよ!」

りあむ「……まぁたまたー! 照れちゃって~!」

P「…………」

りあむ「…………」

P「…………」

りあむ「……え? マジ?」

P「うん。マジ」

りあむ「…………」

P「…………」

りあむ「え? マジ? こわっ! 怖っ! 誰っ!? 誰が応募したのっ!?」

P「えー…。ご両親とか?」

りあむ「ないっ!」

P「ないのか……」

りあむ「両親だけじゃなく親戚全般ない! はず!」

P「他には……友達とか……あ。いやなんでもない」

りあむ「否定された! ないけど! いないけど!」

P「いないんかい」ペシ

りあむ「『わかってたけど』って顔でおざなりなツッコミ!」

42: 19/05/25(土)05:29:37 ID:yH8

P「……友達はいいぞぉ?」

りあむ「やめて! 追い打ちやめてぇ!」

P「…………」

P(ていうかこのオーディション……うちの事務所主催やん……)

りあむ「え? ほんとにPサマじゃないんだよね? 誰? 誰が応募したの?
いつも行くセブイレの店員さんとか? 住所バレてるっ?」

P(そういや書類選考は……社長とちひろさんに任せてたな……)

P「…………」

りあむ「大丈夫? このオーディション詐欺じゃない? 
次の選考行ったら綺麗なお姉さんと黒服達に囲まれて壺や絵画買わされたりしない?」

P(二次選考以降は対面で俺も参加……マズいな)

P「…………」

P「ヤメテオイタホウガイイカモネ」

りあむ「なにその宇宙人みたいなしゃべり方! 何か隠してるっ!?」

P「ナニモカクシテナイヨ。キットソレサギダヨ」

りあむ「やっぱり!? 怖い! けどアイドルの友達欲しい! 絶対尊い!
一緒にご飯食べたい! いちゃいちゃしたい! いちゃいちゃしてチヤホヤされたい!」

P「よこしまやなー」

P「…………」

43: 19/05/25(土)05:30:07 ID:yH8

りあむ「うー。うー。どうしよう。どうする? Pサマをボディーガードとして連れて行く?」

P(それは無理やで)

りあむ「ああああ。折角のチャンスだと思ったのにぃ……! 一歩踏み出してみようと思ったのにぃ!」

P「…………」

P(……まぁ仕方ない……か)

P「とりあえず俺帰るわ」

りあむ「え? もうっ!? もっと遊ぼうよぉ! え? 
ぼくなにかマズいことした? 怒らせた? 嫌いになったっ!?」

P「うんにゃ。ただ途中ドンキで覆面か着ぐるみ買って帰る」

りあむ「なんでっ!?」

P「…………」

P「……ふっ……大人にはな……色々あるんだよ」

りあむ「いい大人はドンキで覆面や着ぐるみ買わないと思う。ていうか売ってるの?
あ。メイド服買ってきたら着てあげるよ! ああいうの結構すこっしょ?」

P「すこ」

りあむ「素直!」

44: 19/05/25(土)05:30:27 ID:yH8

P「メイド服か~。……ナース服風メイド服とかどうだろう……似合いそうじゃね……? うーむ」ブツブツ

りあむ「マニアック過ぎない?」

P「よっと」スク

りあむ「……あ。本当に帰るんだ……」

P「うん?」

りあむ「ま、また来てね! いつでもいいよ! 週一どころか二日に一回くらい来ても! 毎日来ても!」

P「一応夜勤ってことにして、ここに来たり泊まったりしてるからなー。
さすがにそこまでするとバレそうで……」

りあむ「バレそうって誰に?」

P「いや、こっちの話だ。気にすんな。うん」

りあむ「うん?」

P「よ~し。……明日からも、お仕事頑張るぞー!」

りあむ「お仕事熱心なのは良いことなんだろうけど、あんまり頑張り過ぎて、お客さんの女の子に刺されないようにね?」

P「だからホストじゃねーって!」


※   ※   ※   ※

45: 19/05/25(土)05:30:53 ID:yH8

P宅にて


トゥルルル…トゥルルル…トゥルルル…

……………

佐久間まゆ「……やはり会社には……いませんねぇ」

森久保乃々「……じゃあ、毎週Pさんは……どこへ?」

星輝子「フヒッ。何か……秘密の……におい?」

まゆ「…………」

まゆ「ちょっと心当たりがあるので……手をまわしておきますねぇ」

乃々「?」

輝子「さすが……頼りになる……」

まゆ「うふふ……」


※   ※   ※   ※

46: 19/05/25(土)05:31:50 ID:yH8


「…………」

「Pさんが……あの人があの娘をスカウトしない理由……」

「……独占欲?」

「……一般の女性でいさせるため?」

「…………」

「認めません」

「私たちと同じ舞台に……」

「…………」

「上がってきてもらいますよぉ……」


千川ちひろ「それな!」グッ



夢見りあむの夢と悪夢はこれからだ!エンド。

47: 19/05/25(土)05:32:31 ID:yH8

都内某所 オーディション 第二次試験会場 控室




りあむ「…………」

りあむ「……次……ぼくの番だ……。怖い……帰りたい……帰りたい……怖い……」

りあむ「…………」

りあむ「ぼく……なんでこんなところにいるんだろう……」

りあむ「…………」

りあむ「う……胃が痛い……お腹痛い……」

りあむ「…………」

りあむ「帰りた」

ガチャ

りあむ「……!」

受験生「…………」

りあむ「…………」

受験生「…………」ペコ

りあむ「…………」

受験生「…………」スゴスゴ

りあむ「……入っていった時と……顔色が全然……」

りあむ「…………」

「次の方~。90番の方~、お入りください」

りあむ「ふぁいっ!」


※   ※   ※   ※ 

48: 19/05/25(土)05:33:01 ID:yH8

試験官3人「…………」

りあむ「…………」

P(覆面姿)「……えーっと。まずは自己紹介と簡単なPRから行ってもらおうかな」

りあむ「…………」

千川ちひろ(着ぐるみ)「先に渡した脚本はお持ちですか? あとで使うので忘れたなら言ってくださいね」

りあむ「…………」

社長(メイド服)「ふーむ。なかなか面白いプロフィールだね……」

りあむ「…………」

りあむ「…………」

りあむ「…………」

りあむ「これが……圧迫面接……!」

覆面P「……夢見さん?」

着ぐるみちひ・メイド社長「?」

りあむ「……めっちゃやむ!」



おしまい。



49: 19/05/25(土)05:33:23 ID:yH8

りあむデレステ実装前に書いてたのを供養。

ありがとうございました!

51: 19/05/25(土)11:02:27 ID:7MK
おつおつ
面白かった

2: 19/05/25(土)05:09:59 ID:fyz



引用: 【デレマスSS】夢見りあむ「Pサマのお仕事ってホスト?」P「なんでやねん」