1: 2012/02/25(土) 12:02:01.99 ID:NGxfOUvH0
恒一・鳴「キャキャウフフ」
多々良(いいなぁ…)
恒一・鳴「イチャイチャ」
多々良(私も見崎さんみたいに、榊原くんとおしゃべりしたい…)
多々良(いいなぁ…)
恒一・鳴「イチャイチャ」
多々良(私も見崎さんみたいに、榊原くんとおしゃべりしたい…)
2: 2012/02/25(土) 12:09:33.07 ID:NGxfOUvH0
赤沢「恒一くんおはよう」
綾野「こういっちゃん、おっはよー!」
恒一「おはよう、赤沢さんに綾野さん」
多々良(あの二人も榊原くんと案外仲良いよね…いいなぁ)
綾野「こういっちゃん、おっはよー!」
恒一「おはよう、赤沢さんに綾野さん」
多々良(あの二人も榊原くんと案外仲良いよね…いいなぁ)
6: 2012/02/25(土) 12:40:19.92 ID:NGxfOUvH0
多々良(わ、私も勇気出して声かけてみようかな…)
多々良「…」チラッ
恒一「フフッ」
鳴「ウフフ」
多々良(ふぇぇ…やっぱそんな勇気ないよぉ…)
多々良「…」チラッ
恒一「フフッ」
鳴「ウフフ」
多々良(ふぇぇ…やっぱそんな勇気ないよぉ…)
7: 2012/02/25(土) 12:47:28.65 ID:NGxfOUvH0
佐藤「え?榊原くんと仲良くなりたい?」
多々良「うん…」
佐藤「普通に話しかければ?」
多々良「それが出来たら苦労してないよ!」
佐藤「そっか…恵、奥手だもんね」
多々良「どうすればいいと思う?」
佐藤「とりあえず…おはようの挨拶すれば?まずはそこからよ」
多々良「う、うん。頑張ってみる!」
多々良「うん…」
佐藤「普通に話しかければ?」
多々良「それが出来たら苦労してないよ!」
佐藤「そっか…恵、奥手だもんね」
多々良「どうすればいいと思う?」
佐藤「とりあえず…おはようの挨拶すれば?まずはそこからよ」
多々良「う、うん。頑張ってみる!」
9: 2012/02/25(土) 12:53:08.11 ID:NGxfOUvH0
なんか佐藤さんを友達にしちゃったけど、多々良さんの友達って誰?
12: 2012/02/25(土) 12:58:46.81 ID:NGxfOUvH0
多々良「…」ドキドキ
鳴「…?」
恒一「?」
多々良「さ、榊原くん…お、おはよう」
恒一「お、おはよう…」
多々良「じゃ、じゃあ…っ!」タタタッ
鳴「多々良さん、何だったんだろ?」
恒一「珍しいよね。ちょっと戸惑っちゃったよ」
鳴「…?」
恒一「?」
多々良「さ、榊原くん…お、おはよう」
恒一「お、おはよう…」
多々良「じゃ、じゃあ…っ!」タタタッ
鳴「多々良さん、何だったんだろ?」
恒一「珍しいよね。ちょっと戸惑っちゃったよ」
14: 2012/02/25(土) 13:05:03.87 ID:NGxfOUvH0
多々良「はぁはぁ…」
佐藤「どうだった?ちゃんと挨拶できた?」
多々良「う、うん!私ちゃんとできたよ!」
佐藤(挨拶だけなんだけど…まぁ最初はこんなもんよね)
多々良「緊張したけど、何かすっごい幸せだった//」
佐藤「…恵ってさ、もしかして…榊原くんのこと、好きなの?」
多々良「えっ…?」
佐藤「好きなんでしょ~?このこのぉ」
多々良「…う、うん。そうかも//」
佐藤「どうだった?ちゃんと挨拶できた?」
多々良「う、うん!私ちゃんとできたよ!」
佐藤(挨拶だけなんだけど…まぁ最初はこんなもんよね)
多々良「緊張したけど、何かすっごい幸せだった//」
佐藤「…恵ってさ、もしかして…榊原くんのこと、好きなの?」
多々良「えっ…?」
佐藤「好きなんでしょ~?このこのぉ」
多々良「…う、うん。そうかも//」
20: 2012/02/25(土) 13:18:51.04 ID:NGxfOUvH0
佐藤「じゃあもっと積極的にならなきゃね」
多々良「む、無理だよ…」
佐藤「うかうかしてると、他の誰かに取られちゃうよ?」
多々良「他の誰かって…?」
佐藤「見崎さんとか、赤沢さんとか、綾野さんとか…」
多々良「まさか…」
佐藤「噂によると、榊原くんって見崎さんと家に行き来する仲らしいよ?」
多々良「ガーン」
佐藤「い、いやでもまだ付き合ってるとかじゃないと思うけどね」
多々良「…」
多々良「む、無理だよ…」
佐藤「うかうかしてると、他の誰かに取られちゃうよ?」
多々良「他の誰かって…?」
佐藤「見崎さんとか、赤沢さんとか、綾野さんとか…」
多々良「まさか…」
佐藤「噂によると、榊原くんって見崎さんと家に行き来する仲らしいよ?」
多々良「ガーン」
佐藤「い、いやでもまだ付き合ってるとかじゃないと思うけどね」
多々良「…」
22: 2012/02/25(土) 13:24:58.78 ID:NGxfOUvH0
佐藤「げ、元気出しなよ、ほら!」
多々良「…」
佐藤「私は応援してるから!ね?」
多々良「榊原くんと見崎さんが付き合ってたらどうしよう…」
佐藤「恵…」
多々良「そしたら私氏んじゃうかも…」
佐藤「そんな事言わないで……あ、私が聞いてきてあげよっか?」
多々良「え、でも…」
佐藤「いいからいいからっ」
多々良「…」
佐藤「私は応援してるから!ね?」
多々良「榊原くんと見崎さんが付き合ってたらどうしよう…」
佐藤「恵…」
多々良「そしたら私氏んじゃうかも…」
佐藤「そんな事言わないで……あ、私が聞いてきてあげよっか?」
多々良「え、でも…」
佐藤「いいからいいからっ」
26: 2012/02/25(土) 13:30:44.17 ID:NGxfOUvH0
佐藤「榊原くんっ」
恒一「ん?」
佐藤「おはよっ」
恒一「お、おはよう…」
鳴「?」
佐藤「突然なんだけどさ…榊原くんって、今誰かと付き合ってたりするの?」
赤沢「…」ガタッ
綾野「…」チラッ
鳴「…」
恒一「ん?」
佐藤「おはよっ」
恒一「お、おはよう…」
鳴「?」
佐藤「突然なんだけどさ…榊原くんって、今誰かと付き合ってたりするの?」
赤沢「…」ガタッ
綾野「…」チラッ
鳴「…」
28: 2012/02/25(土) 13:34:28.51 ID:NGxfOUvH0
恒一「いないけど?」
佐藤「じゃあ、好きな人とかはいるの?」
恒一「…いや特には」
佐藤「そっか…ふふっ。ありがと。ごめんね、いきなり変なこと聞いたりして」
恒一「別にいいけど…」
佐藤「じゃね」タタタッ
鳴(佐藤さん、まさか)
赤沢(恒一くんのこと…)
綾野(好きなんじゃ…)
佐藤「じゃあ、好きな人とかはいるの?」
恒一「…いや特には」
佐藤「そっか…ふふっ。ありがと。ごめんね、いきなり変なこと聞いたりして」
恒一「別にいいけど…」
佐藤「じゃね」タタタッ
鳴(佐藤さん、まさか)
赤沢(恒一くんのこと…)
綾野(好きなんじゃ…)
30: 2012/02/25(土) 13:37:41.07 ID:NGxfOUvH0
赤沢さんはガタッかわいい
31: 2012/02/25(土) 13:44:12.36 ID:NGxfOUvH0
佐藤「恵!榊原くん付き合ってる人も、好きな人もいないって!」
多々良「ほ、ホント!?」
佐藤「チャンスだよチャンス!」
多々良「で、でもまだ心の準備が…」
先生「ガラリンコと。次の授業は調理実習だから家庭科室に移動してくれー」
佐藤「ほら、授業始まっちゃったじゃない」
多々良「ふぇぇ」
多々良「ほ、ホント!?」
佐藤「チャンスだよチャンス!」
多々良「で、でもまだ心の準備が…」
先生「ガラリンコと。次の授業は調理実習だから家庭科室に移動してくれー」
佐藤「ほら、授業始まっちゃったじゃない」
多々良「ふぇぇ」
32: 2012/02/25(土) 13:49:31.66 ID:NGxfOUvH0
先生「えー、来週の調理実習なんだが、班は好きな者同士で組んでくれたまえ」
風見「勅使河原」
勅使河原「風見」
柿沼「風見くん、勅使河原くん、私も同じ班に入れて」
桜木「わ、私も!」
恒一「好きな者同士か…どうしよう?とりあえず見崎は誘った方がいいよな…」
風見「勅使河原」
勅使河原「風見」
柿沼「風見くん、勅使河原くん、私も同じ班に入れて」
桜木「わ、私も!」
恒一「好きな者同士か…どうしよう?とりあえず見崎は誘った方がいいよな…」
34: 2012/02/25(土) 13:54:34.29 ID:NGxfOUvH0
恒一「見崎、一緒の班になろっか」
鳴「うん、もちろんそのつもり」
佐藤「ほらほら、恥ずかしがってないで!」
多々良「で、でも…」
佐藤「榊原くん、私たちも同じ班になろ?」
恒一「いいよ。よろしくね二人とも」
鳴「…」
多々良「よ、よろしく//」
鳴「うん、もちろんそのつもり」
佐藤「ほらほら、恥ずかしがってないで!」
多々良「で、でも…」
佐藤「榊原くん、私たちも同じ班になろ?」
恒一「いいよ。よろしくね二人とも」
鳴「…」
多々良「よ、よろしく//」
36: 2012/02/25(土) 13:58:15.23 ID:NGxfOUvH0
赤沢「恒一くん、私も入れてもらうから」
綾野「私もー!」
恒一「うん、これで6人揃ったね」
中尾(くそっ!榊原ちぎれろ!榊原爆発しろ!!)
綾野「私もー!」
恒一「うん、これで6人揃ったね」
中尾(くそっ!榊原ちぎれろ!榊原爆発しろ!!)
39: 2012/02/25(土) 14:05:41.89 ID:NGxfOUvH0
先生「じゃあ各班作るもの決めてくれー」
恒一「どうしよっか?」
赤沢「それぞれ意見出してみましょう」
綾野「はい!私はオムライス!」
佐藤「ピロシキ」
鳴「ライスカレー」
多々良「私は…んと、ラムチョップ」
赤沢「フレンチトーストとか簡単そうで良くない?」
恒一「見事にみんなバラバラだね」
恒一「どうしよっか?」
赤沢「それぞれ意見出してみましょう」
綾野「はい!私はオムライス!」
佐藤「ピロシキ」
鳴「ライスカレー」
多々良「私は…んと、ラムチョップ」
赤沢「フレンチトーストとか簡単そうで良くない?」
恒一「見事にみんなバラバラだね」
41: 2012/02/25(土) 14:10:54.06 ID:NGxfOUvH0
赤沢「じゃあ…オムライスにしましょうか」
恒一「そうだね。一番無難だし」
綾野「やった!」
佐藤「ピロシキ…」
鳴「ライスカレー…」
恒一「食材は誰が買いに行けばいいかな?」
赤沢「私と恒一くんで行きましょう」
多々良「!?」
佐藤「私と恵も行く!」
鳴「私も行く」
綾野「わ、私も!」
赤沢(チッ)
恒一「じゃあ皆で仲良く買いに行こうか」
恒一「そうだね。一番無難だし」
綾野「やった!」
佐藤「ピロシキ…」
鳴「ライスカレー…」
恒一「食材は誰が買いに行けばいいかな?」
赤沢「私と恒一くんで行きましょう」
多々良「!?」
佐藤「私と恵も行く!」
鳴「私も行く」
綾野「わ、私も!」
赤沢(チッ)
恒一「じゃあ皆で仲良く買いに行こうか」
44: 2012/02/25(土) 14:32:28.70 ID:NGxfOUvH0
~ダイエー~
恒一「さすがダイエースーパー。何でも揃ってるね」
鳴「そうだね」
赤沢(本来なら私と恒一くんの二人きりだったはずなのに…)イライラ
綾野「みてみて、卵安売りしてるよ!」
恒一「本当だ。いいタイミングだったね」
佐藤「あと、ニンジンと鶏肉とグリーンピースとケチャップ?」
赤沢「ま、そんなところかしらね」
多々良(榊原くんのそばに行きたいけど…何か付け入る隙がない…)
恒一「さすがダイエースーパー。何でも揃ってるね」
鳴「そうだね」
赤沢(本来なら私と恒一くんの二人きりだったはずなのに…)イライラ
綾野「みてみて、卵安売りしてるよ!」
恒一「本当だ。いいタイミングだったね」
佐藤「あと、ニンジンと鶏肉とグリーンピースとケチャップ?」
赤沢「ま、そんなところかしらね」
多々良(榊原くんのそばに行きたいけど…何か付け入る隙がない…)
46: 2012/02/25(土) 14:36:52.50 ID:NGxfOUvH0
赤沢「食材は全部買ったし…このまま帰る?」
綾野「本屋に寄って行きたい」
恒一「じゃ、行こうか」
赤沢「へぇ…彩もファッション誌とか読むんだ?」
綾野「まあね」
綾野(少しでもこういっちゃんの気を引きたいし…研究しとかないと)
多々良(榊原くんどこ行ったのかな…)
綾野「本屋に寄って行きたい」
恒一「じゃ、行こうか」
赤沢「へぇ…彩もファッション誌とか読むんだ?」
綾野「まあね」
綾野(少しでもこういっちゃんの気を引きたいし…研究しとかないと)
多々良(榊原くんどこ行ったのかな…)
47: 2012/02/25(土) 14:40:20.27 ID:NGxfOUvH0
恒一「…」
多々良(み、みつけた…!何読んでるんだろ…)
恒一「…」
多々良(や……エOチな本見てる//)
佐藤「どうしたの?」
多々良「和江…。榊原くんがエOチな本みてるよぉ…」
佐藤「ふぅん」
多々良「ふぅんて…」
佐藤「榊原くんだって男の子だし、当然じゃない?男子ならみんな見てるわよ」
多々良「そんなもんかな?」
佐藤「そんなもんよ」
多々良(み、みつけた…!何読んでるんだろ…)
恒一「…」
多々良(や……エOチな本見てる//)
佐藤「どうしたの?」
多々良「和江…。榊原くんがエOチな本みてるよぉ…」
佐藤「ふぅん」
多々良「ふぅんて…」
佐藤「榊原くんだって男の子だし、当然じゃない?男子ならみんな見てるわよ」
多々良「そんなもんかな?」
佐藤「そんなもんよ」
48: 2012/02/25(土) 14:45:04.46 ID:NGxfOUvH0
赤沢「何してるの?」
佐藤「榊原くん見て」
綾野「あっ…工口本読んでる…」
鳴「…」
多々良「で、でも!男の子なら当然だよ!男子ならみんな見てるらしいし!」
赤沢「ま、それもそうよね。思春期だし」
綾野「こういっちゃん//」
鳴「…」
佐藤「今は温かい目で見てあげましょう」
多々良「みんなして見てていいのかな…?」
佐藤「榊原くん見て」
綾野「あっ…工口本読んでる…」
鳴「…」
多々良「で、でも!男の子なら当然だよ!男子ならみんな見てるらしいし!」
赤沢「ま、それもそうよね。思春期だし」
綾野「こういっちゃん//」
鳴「…」
佐藤「今は温かい目で見てあげましょう」
多々良「みんなして見てていいのかな…?」
52: 2012/02/25(土) 14:59:29.49 ID:NGxfOUvH0
恒一「あ…」サッ
赤沢「こ、恒一くんそろそろ行くわよ?」
恒一「わ、わかった。ははっ」
恒一(見られてないよな…?大丈夫だよな?)
多々良(私が相手してあげるのに…榊原くん…)
赤沢「こ、恒一くんそろそろ行くわよ?」
恒一「わ、わかった。ははっ」
恒一(見られてないよな…?大丈夫だよな?)
多々良(私が相手してあげるのに…榊原くん…)
69: 2012/02/25(土) 16:10:15.64 ID:NGxfOUvH0
有田「あれ?あそこにいるのって…」
江藤「赤沢さんのグループだ。食材買いに来たのかな?」
有田「愛しの榊原くんもいるじゃない」
江藤「ちょ、ちょっとやめてよ//」
有田「ちょっと行ってみようよ」
江藤「赤沢さんのグループだ。食材買いに来たのかな?」
有田「愛しの榊原くんもいるじゃない」
江藤「ちょ、ちょっとやめてよ//」
有田「ちょっと行ってみようよ」
73: 2012/02/25(土) 16:13:02.35 ID:NGxfOUvH0
有田「ういっす!」
赤沢「有田さんに江藤さん」
江藤「こ、こんにちは榊原くん//」
榊原「どうも…」(何で僕だけに?)
多々良「…」
佐藤(これは…)
佐藤「どーんっ」ドンッ
多々良「きゃっ」
榊原「おっと…大丈夫?」
多々良「う、うん…//」
江藤「…」
有田(これは…)
赤沢「有田さんに江藤さん」
江藤「こ、こんにちは榊原くん//」
榊原「どうも…」(何で僕だけに?)
多々良「…」
佐藤(これは…)
佐藤「どーんっ」ドンッ
多々良「きゃっ」
榊原「おっと…大丈夫?」
多々良「う、うん…//」
江藤「…」
有田(これは…)
74: 2012/02/25(土) 16:15:00.78 ID:NGxfOUvH0
有田「こっちもどーんっ」
江藤「きゃあっ」
榊原「だ、大丈夫?」
榊原(うわ…多々良さんと江藤さんに抱きつかれてる…)
綾野(何この状況…)
赤沢(不可解…)
鳴(不愉快)
江藤「きゃあっ」
榊原「だ、大丈夫?」
榊原(うわ…多々良さんと江藤さんに抱きつかれてる…)
綾野(何この状況…)
赤沢(不可解…)
鳴(不愉快)
77: 2012/02/25(土) 16:18:13.32 ID:NGxfOUvH0
多々良「や、やめてよ和江//」
江藤「いきなり何するのよ…//」
佐藤「ふぅん」
有田「へぇ」
バチバチ
榊原「と、とにかく…僕たちはもう帰るから」
江藤「いきなり何するのよ…//」
佐藤「ふぅん」
有田「へぇ」
バチバチ
榊原「と、とにかく…僕たちはもう帰るから」
80: 2012/02/25(土) 16:23:42.71 ID:NGxfOUvH0
先生「んじゃ調理実習、始め!」
ワイワイガヤガヤ
恒一「♪」トントントントン
赤沢「へぇ~、恒一くん上手ね」
恒一「前の学校で料理研究部に入ってたからね」
綾野「すごーい//」
多々良(榊原くんカッコイイ//)
多々良「…」ジーッ
恒一「……?どうかした?」
多々良「う、ううん。かっこいいなぁと思って//」
恒一「//」
多々良(榊原くんカワイイ//)
ワイワイガヤガヤ
恒一「♪」トントントントン
赤沢「へぇ~、恒一くん上手ね」
恒一「前の学校で料理研究部に入ってたからね」
綾野「すごーい//」
多々良(榊原くんカッコイイ//)
多々良「…」ジーッ
恒一「……?どうかした?」
多々良「う、ううん。かっこいいなぁと思って//」
恒一「//」
多々良(榊原くんカワイイ//)
82: 2012/02/25(土) 16:29:45.67 ID:NGxfOUvH0
江藤「…」チラチラ
有田「…気になるの?榊原くんのこと」
江藤「べ、別にそんなんじゃないもん…」プイッ
有田(素直じゃないんだから…)
中尾「おいお前らも手伝えよ」
有田「ん?」
江藤「榊原くん見てたいから、中尾くん全部やっといて」
中尾(榊原首折れろ!榊原足の小指角にぶつけろ!)
有田「…気になるの?榊原くんのこと」
江藤「べ、別にそんなんじゃないもん…」プイッ
有田(素直じゃないんだから…)
中尾「おいお前らも手伝えよ」
有田「ん?」
江藤「榊原くん見てたいから、中尾くん全部やっといて」
中尾(榊原首折れろ!榊原足の小指角にぶつけろ!)
85: 2012/02/25(土) 16:34:30.02 ID:NGxfOUvH0
多々良「オムレツが私が作るね」
恒一「多々良さん上手だね。普段も料理するの?」
多々良「た、たまにお母さん手伝ってる//」
恒一「多々良さん偉いね」
多々良「//」カァーッ
赤沢「わ、私だってやるわよ!」
綾野「泉美、卵焦がしてる」
赤沢「わわっ!」
恒一「多々良さん上手だね。普段も料理するの?」
多々良「た、たまにお母さん手伝ってる//」
恒一「多々良さん偉いね」
多々良「//」カァーッ
赤沢「わ、私だってやるわよ!」
綾野「泉美、卵焦がしてる」
赤沢「わわっ!」
87: 2012/02/25(土) 16:38:46.91 ID:NGxfOUvH0
恒一「よしっ、完成!」
鳴「うわぁ」パチパチ
多々良(私と榊原くんの合作オムライス…//)
赤沢「じゃあ早速食べましょうか」
佐藤「そうね!」
鳴「うわぁ」パチパチ
多々良(私と榊原くんの合作オムライス…//)
赤沢「じゃあ早速食べましょうか」
佐藤「そうね!」
89: 2012/02/25(土) 16:44:07.11 ID:NGxfOUvH0
多々良「あ…」
恒一「どうしたの?」
多々良「……グリーンピース、食べれない…」
恒一「じゃあ、僕が食べてあげるよ」
多々良「榊原くん…//」
赤沢「…」
赤沢「わ、私もグリーンピース食べれない!」
鳴「じゃあ私がもらうね」
赤沢「…」
恒一「どうしたの?」
多々良「……グリーンピース、食べれない…」
恒一「じゃあ、僕が食べてあげるよ」
多々良「榊原くん…//」
赤沢「…」
赤沢「わ、私もグリーンピース食べれない!」
鳴「じゃあ私がもらうね」
赤沢「…」
92: 2012/02/25(土) 16:50:39.59 ID:NGxfOUvH0
江藤「榊原くん…」
恒一「ん?」
江藤「これ…食べてみる?」
恒一「へー、江藤さんの班はハンバーグ作ったんだ?」
江藤「うん…」
恒一「じゃあお言葉に甘えて一口もらうね」パクッ
恒一「美味しい!」
江藤「ほ、ほんと?私が作ったの!」
中尾(作ったの俺なんすけど)
恒一「ん?」
江藤「これ…食べてみる?」
恒一「へー、江藤さんの班はハンバーグ作ったんだ?」
江藤「うん…」
恒一「じゃあお言葉に甘えて一口もらうね」パクッ
恒一「美味しい!」
江藤「ほ、ほんと?私が作ったの!」
中尾(作ったの俺なんすけど)
94: 2012/02/25(土) 16:55:30.43 ID:NGxfOUvH0
恒一「タマネギをわざと大きく切る事で、いい食感と香りをうまく引き出してる」
恒一「ひき肉もあえて合びきではなく、牛のみを使うことでジューシーさを増してる!」
江藤「う、うん。そうなの!」
中尾(アイツ…なかなか分かってるじゃねぇか…)
恒一「レストランでこれが出ても何らおかしくない一品だよ」
江藤「榊原くん//」
中尾(照れるじゃねぇか//)
恒一「ひき肉もあえて合びきではなく、牛のみを使うことでジューシーさを増してる!」
江藤「う、うん。そうなの!」
中尾(アイツ…なかなか分かってるじゃねぇか…)
恒一「レストランでこれが出ても何らおかしくない一品だよ」
江藤「榊原くん//」
中尾(照れるじゃねぇか//)
97: 2012/02/25(土) 16:59:38.16 ID:NGxfOUvH0
多々良「…」ギリッ
佐藤(恵…)
有田「どうだった?」
江藤「うん、美味しいって。褒めてくれた//」
中尾「俺が作ったんだけどな」
有田「中尾くんうるさい」
江藤「黙ってて」
中尾「…」
佐藤(恵…)
有田「どうだった?」
江藤「うん、美味しいって。褒めてくれた//」
中尾「俺が作ったんだけどな」
有田「中尾くんうるさい」
江藤「黙ってて」
中尾「…」
101: 2012/02/25(土) 17:06:43.54 ID:NGxfOUvH0
綾野「ふぅー、食った食ったぁ」
佐藤「赤沢さん何してるの?」
赤沢「食後のコーヒーを淹れてるのよ」コポコポ
有田「んー、美味しかった」
江藤「ねー」
中尾「おいお前らも食器洗うの手伝えよ」ジャー カチャカチャ
江藤「私、榊原くんのところ行ってくる♪」
中尾「お、おいっ!」
有田「仕方ないわね…私が手伝ってあげる」
中尾「お、おう//」
佐藤「赤沢さん何してるの?」
赤沢「食後のコーヒーを淹れてるのよ」コポコポ
有田「んー、美味しかった」
江藤「ねー」
中尾「おいお前らも食器洗うの手伝えよ」ジャー カチャカチャ
江藤「私、榊原くんのところ行ってくる♪」
中尾「お、おいっ!」
有田「仕方ないわね…私が手伝ってあげる」
中尾「お、おう//」
103: 2012/02/25(土) 17:13:09.18 ID:NGxfOUvH0
江藤「榊原くーん♪」タタッ
榊原「ん?」
勅使河原「うおっ!床にサラダ油こぼしちまった!」
ツルッ
江藤「きゃあっ!」ステンッ
江藤「…いてて」
榊原「…ッ!//」
江藤「え…きゃ、きゃあっ!」
榊原(ど、どうしよう、江藤さんのパンツ見ちゃった//)
江藤「み、見た…?」
榊原「ご、ごめん…」
江藤「//」
多々良「…」ギリッ
榊原「ん?」
勅使河原「うおっ!床にサラダ油こぼしちまった!」
ツルッ
江藤「きゃあっ!」ステンッ
江藤「…いてて」
榊原「…ッ!//」
江藤「え…きゃ、きゃあっ!」
榊原(ど、どうしよう、江藤さんのパンツ見ちゃった//)
江藤「み、見た…?」
榊原「ご、ごめん…」
江藤「//」
多々良「…」ギリッ
105: 2012/02/25(土) 17:20:39.94 ID:NGxfOUvH0
勅使河原「うおおっ!今度はオリーブオイルこぼしちまった!」
風見「しっかりしてくれよ」
勅使河原「す、すまん」
多々良「きゃあっ!」ツルッ
榊原「うわっ」ドテンッ
多々良「…//」
榊原「…//」
綾野「ちょっと…何なのよこれ」
鳴「多々良さんが榊原くんに覆いかぶさってる…」
赤沢「」
綾野「い、泉美!?しっかり!」
風見「しっかりしてくれよ」
勅使河原「す、すまん」
多々良「きゃあっ!」ツルッ
榊原「うわっ」ドテンッ
多々良「…//」
榊原「…//」
綾野「ちょっと…何なのよこれ」
鳴「多々良さんが榊原くんに覆いかぶさってる…」
赤沢「」
綾野「い、泉美!?しっかり!」
107: 2012/02/25(土) 17:27:22.56 ID:NGxfOUvH0
多々良「ご、ごめんね//」バッ
榊原「い、いや…別に…それより大丈夫?怪我は?」
多々良「平気//」
江藤「ぐぬぬ」
榊原「い、いや…別に…それより大丈夫?怪我は?」
多々良「平気//」
江藤「ぐぬぬ」
111: 2012/02/25(土) 17:52:34.23 ID:NGxfOUvH0
~夏休み~
佐藤「うー…暑くて氏にそう…」
多々良「溶けちゃいそうだね…」
佐藤「恵は榊原くんのこと考えるだけで、いつもとろけてるじゃん」
多々良「ほ、ほっといてよ!//」
佐藤「家にいても暇だし、どっか行かない?」
多々良「どっかて、どこに?」
佐藤「ま、適当にね」
佐藤「うー…暑くて氏にそう…」
多々良「溶けちゃいそうだね…」
佐藤「恵は榊原くんのこと考えるだけで、いつもとろけてるじゃん」
多々良「ほ、ほっといてよ!//」
佐藤「家にいても暇だし、どっか行かない?」
多々良「どっかて、どこに?」
佐藤「ま、適当にね」
115: 2012/02/25(土) 18:06:14.91 ID:NGxfOUvH0
~ダイエー~
江藤「んー…アイス冷たいね♪」
有田「やっぱ夏はアイスよね」ペロペロ
江藤「私はアイスを愛す女。なんちゃってwww」
有田「あ、一気に寒くなってきた」
江藤「んもぉ!」ポカポカ
有田「あははっ」
江藤「んー…アイス冷たいね♪」
有田「やっぱ夏はアイスよね」ペロペロ
江藤「私はアイスを愛す女。なんちゃってwww」
有田「あ、一気に寒くなってきた」
江藤「んもぉ!」ポカポカ
有田「あははっ」
117: 2012/02/25(土) 18:11:04.01 ID:NGxfOUvH0
多々良「結局ダイエーか…」
佐藤「この辺じゃここぐらいしか無いからね」
多々良「あっ」
江藤「げっ」
佐藤(江藤さんと有田さんも来てたのか…)
有田(まさかここで会うとは…いやいつもここたなんだけどさ)
多々良「むー…」
江藤「…」
佐藤「この辺じゃここぐらいしか無いからね」
多々良「あっ」
江藤「げっ」
佐藤(江藤さんと有田さんも来てたのか…)
有田(まさかここで会うとは…いやいつもここたなんだけどさ)
多々良「むー…」
江藤「…」
118: 2012/02/25(土) 18:14:04.16 ID:NGxfOUvH0
怜子「恒一くん、おつかい頼んでもいいかな?」
恒一「いいですよ」
怜子「じゃあ、お願いね」
恒一「はい」
恒一「どこに行こうかな…」
恒一「ダイエーに行くか」
恒一「いいですよ」
怜子「じゃあ、お願いね」
恒一「はい」
恒一「どこに行こうかな…」
恒一「ダイエーに行くか」
121: 2012/02/25(土) 18:19:44.22 ID:NGxfOUvH0
恒一「~♪」
江藤「…」
多々良「…」バチバチ
佐藤「あっ、榊原くんだ!」
多々良「えっ」
江藤「えっ」
恒一「ん?」
江藤「…」
多々良「…」バチバチ
佐藤「あっ、榊原くんだ!」
多々良「えっ」
江藤「えっ」
恒一「ん?」
123: 2012/02/25(土) 18:24:04.02 ID:NGxfOUvH0
恒一(何か嫌な予感がする…)
恒一(ここは見なかったことにして逃げるか)ダッ
有田「あっ、逃げた」
江藤「ま、待ってぇ!」
佐藤「仕方ない、手分けしてとっ捕まえましょう」
多々良「うん!私頑張るね!」
恒一「うわっ、追いかけてくる!?」
恒一(ここは見なかったことにして逃げるか)ダッ
有田「あっ、逃げた」
江藤「ま、待ってぇ!」
佐藤「仕方ない、手分けしてとっ捕まえましょう」
多々良「うん!私頑張るね!」
恒一「うわっ、追いかけてくる!?」
125: 2012/02/25(土) 18:27:58.64 ID:NGxfOUvH0
佐藤「おっ…いたいた!」
恒一「げっ」
佐藤「こらー!待ちなさい!」
恒一「うわっ」
佐藤「はいっ、捕まえたー」
恒一「な、何で追いかけてくるのさ?」
佐藤「榊原くんが逃げるからでしょ」
恒一「そんな…」
恒一「げっ」
佐藤「こらー!待ちなさい!」
恒一「うわっ」
佐藤「はいっ、捕まえたー」
恒一「な、何で追いかけてくるのさ?」
佐藤「榊原くんが逃げるからでしょ」
恒一「そんな…」
127: 2012/02/25(土) 18:31:06.85 ID:NGxfOUvH0
佐藤「そろそろはっきりしてよ」
恒一「えっ、何を?」
佐藤「榊原くんは…誰が好きなの…?」
恒一「えぇ!?」
佐藤「お願い!答えて!」
恒一「佐藤さん…」
佐藤「誰?」
恒一「僕は…」
恒一「さ、佐藤さんのことが…」
佐藤「え…?//」
恒一「えっ、何を?」
佐藤「榊原くんは…誰が好きなの…?」
恒一「えぇ!?」
佐藤「お願い!答えて!」
恒一「佐藤さん…」
佐藤「誰?」
恒一「僕は…」
恒一「さ、佐藤さんのことが…」
佐藤「え…?//」
131: 2012/02/25(土) 18:34:05.48 ID:NGxfOUvH0
恒一「僕は、佐藤さんが好き」キリッ
佐藤「…ッ!//」
佐藤(ちょ、ちょっと待ってよ……え…な、何で?)
恒一「転校して来た日からずっと…好きだった」
佐藤(待って待って待って…何で私なのよ!)
佐藤(私は恵を応援してるのに…こんな…)
恒一「佐藤さん、僕と付き合ってほしい。…ダメかな?」
佐藤(な、何この気持ち…//)
佐藤「…ッ!//」
佐藤(ちょ、ちょっと待ってよ……え…な、何で?)
恒一「転校して来た日からずっと…好きだった」
佐藤(待って待って待って…何で私なのよ!)
佐藤(私は恵を応援してるのに…こんな…)
恒一「佐藤さん、僕と付き合ってほしい。…ダメかな?」
佐藤(な、何この気持ち…//)
134: 2012/02/25(土) 18:37:09.14 ID:NGxfOUvH0
恒一「佐藤さん…!僕は本気だよ」
佐藤「ご、ごめんなさい…」
恒一「…」
佐藤「今はその…まだ何とも言えない…」
佐藤「気持ちの整理ができてから、返事はするから…」
恒一「…うん」
多々良「か…ずえ…?」
佐藤「!」
恒一「多々良さん…!」
佐藤「ち、違うの恵、これは!」
多々良「…裏切り者!!」ダダッ
佐藤「ご、ごめんなさい…」
恒一「…」
佐藤「今はその…まだ何とも言えない…」
佐藤「気持ちの整理ができてから、返事はするから…」
恒一「…うん」
多々良「か…ずえ…?」
佐藤「!」
恒一「多々良さん…!」
佐藤「ち、違うの恵、これは!」
多々良「…裏切り者!!」ダダッ
135: 2012/02/25(土) 18:40:08.83 ID:NGxfOUvH0
佐藤「待ってよ!恵!」
多々良「ついて来ないで!あんたの顔なんてもう見たくないっ!」
佐藤「恵…、私の話も聞いて!」
多々良「和江なんて嫌い…大っ嫌い……うっ…ううっ」
佐藤「恵…」
多々良「うぇぇぇんっ」
多々良「ついて来ないで!あんたの顔なんてもう見たくないっ!」
佐藤「恵…、私の話も聞いて!」
多々良「和江なんて嫌い…大っ嫌い……うっ…ううっ」
佐藤「恵…」
多々良「うぇぇぇんっ」
137: 2012/02/25(土) 18:44:09.41 ID:NGxfOUvH0
~佐藤の家~
佐藤「あ、多々良さんのお家ですか?佐藤ですけど、恵さんいますか?」
『ごめんね、ずっと部屋に閉じこもったまま出てこないの…』
佐藤「そうですか…」
『困ってるのよ…。和江ちゃん何か心当たりある?』
佐藤「……いえ、何も」
『そう。まぁすぐ直ると思うから、その時はまた遊んであげてね?』
佐藤「はい…」
佐藤「あ、多々良さんのお家ですか?佐藤ですけど、恵さんいますか?」
『ごめんね、ずっと部屋に閉じこもったまま出てこないの…』
佐藤「そうですか…」
『困ってるのよ…。和江ちゃん何か心当たりある?』
佐藤「……いえ、何も」
『そう。まぁすぐ直ると思うから、その時はまた遊んであげてね?』
佐藤「はい…」
138: 2012/02/25(土) 18:45:15.58 ID:NGxfOUvH0
メシ行ってくる
145: 2012/02/25(土) 19:02:17.35 ID:NGxfOUvH0
多々良「はぁ…私何やってんだろ…」
多々良「和江は何も悪くないのに…」
多々良「一人で勝手に傷ついて、一人で勝手に怒り出して…」
多々良「最低じゃん、私…」
多々良「和江は何も悪くないのに…」
多々良「一人で勝手に傷ついて、一人で勝手に怒り出して…」
多々良「最低じゃん、私…」
149: 2012/02/25(土) 19:07:02.22 ID:NGxfOUvH0
怜子「恒一くん、電話よ。佐藤さんって子から」
恒一「えっ!?」
怜子「恒一くんも隅に置けないなぁ。このこのっ」
恒一「よ、よして下さいよ//」
恒一「もしもし」
佐藤『あ、榊原くん?』
恒一「うん」
佐藤『あの…さっきの事なんだけどね…』
恒一「…うん」ドキッ
佐藤『…ごめんなさい。私は、榊原くんとは付き合えないの』
恒一「そ、そう…。あはは、フラれちゃったね」
佐藤『…ごめん』
恒一「気にしなくていいって…」
恒一「えっ!?」
怜子「恒一くんも隅に置けないなぁ。このこのっ」
恒一「よ、よして下さいよ//」
恒一「もしもし」
佐藤『あ、榊原くん?』
恒一「うん」
佐藤『あの…さっきの事なんだけどね…』
恒一「…うん」ドキッ
佐藤『…ごめんなさい。私は、榊原くんとは付き合えないの』
恒一「そ、そう…。あはは、フラれちゃったね」
佐藤『…ごめん』
恒一「気にしなくていいって…」
156: 2012/02/25(土) 19:13:10.66 ID:NGxfOUvH0
>>155
ネタバレやめろ
ネタバレやめろ
161: 2012/02/25(土) 19:16:37.48 ID:NGxfOUvH0
佐藤「じゃあね…うん……うん、また明日、学校で」
ガチャッ
佐藤母「誰?もしかして彼氏?」
佐藤「そんなんじゃないよ…でも…」
佐藤「彼氏にしたかった人……かな」
佐藤母「?」
佐藤(もったいない事しちゃったかなぁ…ハァ。バカだな私…)
佐藤(でもまぁ、恵のことを思えば……ね)
ガチャッ
佐藤母「誰?もしかして彼氏?」
佐藤「そんなんじゃないよ…でも…」
佐藤「彼氏にしたかった人……かな」
佐藤母「?」
佐藤(もったいない事しちゃったかなぁ…ハァ。バカだな私…)
佐藤(でもまぁ、恵のことを思えば……ね)
165: 2012/02/25(土) 19:20:32.53 ID:NGxfOUvH0
~翌日~
赤沢「あれ?今日恒一くん休みなの?」
鳴「風邪だって」
赤沢「そう…こじらせてなければ良いけど…」
佐藤(榊原くん…)
多々良「和江…」
佐藤「恵…」
多々良「あの、その…昨日はごめんね?」
佐藤「…気にしてないよ、全然」
多々良「これからも友達でいてくれる?」
佐藤「…もちろん!」
赤沢「あれ?今日恒一くん休みなの?」
鳴「風邪だって」
赤沢「そう…こじらせてなければ良いけど…」
佐藤(榊原くん…)
多々良「和江…」
佐藤「恵…」
多々良「あの、その…昨日はごめんね?」
佐藤「…気にしてないよ、全然」
多々良「これからも友達でいてくれる?」
佐藤「…もちろん!」
167: 2012/02/25(土) 19:23:15.61 ID:NGxfOUvH0
多々良「え…榊原くんをフッたの!?」
佐藤「ちょ、ちょっと、声大きいって!」
赤沢「!?」
鳴「!?」
綾野「!?」
江藤「!?」
有田「チャンスじゃない悠!」
江藤「う、うん」
佐藤「ちょ、ちょっと、声大きいって!」
赤沢「!?」
鳴「!?」
綾野「!?」
江藤「!?」
有田「チャンスじゃない悠!」
江藤「う、うん」
169: 2012/02/25(土) 19:28:52.16 ID:NGxfOUvH0
赤沢(恒一くんをフッた?何てもったいない事を…!)
綾野(こういっちゃん可愛そう…)
鳴(佐藤さんは万氏に値する…)
先生「誰か榊原の家にプリント届けてやってくれないか?」
勅使河原「はいはーい!それなら俺が…」
赤沢「…」ギロッ
勅使河原「ひぃ!?」
有田「先生!江藤さんが行くみたいでーす♪」
江藤「ちょ、ちょっと//」
赤沢(チッ)
綾野(こういっちゃん可愛そう…)
鳴(佐藤さんは万氏に値する…)
先生「誰か榊原の家にプリント届けてやってくれないか?」
勅使河原「はいはーい!それなら俺が…」
赤沢「…」ギロッ
勅使河原「ひぃ!?」
有田「先生!江藤さんが行くみたいでーす♪」
江藤「ちょ、ちょっと//」
赤沢(チッ)
171: 2012/02/25(土) 19:33:05.95 ID:NGxfOUvH0
有田「ほら、愛しの榊原くんの家の前についたよ」
江藤「き、緊張してお腹痛いよぉ…」
有田「ちょっと、大丈夫なの?」
江藤「わ、私やっぱ無理ぃ!」タタタッ
有田「あっ!ちょっと……ったく…」
有田「仕方ない。私一人で届けるか…」
江藤「き、緊張してお腹痛いよぉ…」
有田「ちょっと、大丈夫なの?」
江藤「わ、私やっぱ無理ぃ!」タタタッ
有田「あっ!ちょっと……ったく…」
有田「仕方ない。私一人で届けるか…」
173: 2012/02/25(土) 19:37:13.88 ID:NGxfOUvH0
ピンポーン
怜子「はーい」
有田「あ、あの、恒一くんにプリント届けに来たんですけど」
怜子「あら…ふふっ。せっかくだからあがって行けば?」
有田「はあ…それじゃあ…お邪魔します」
怜子「恒一くんは上の部屋にいるから、どうぞご自由に」
有田「はい」
怜子「はーい」
有田「あ、あの、恒一くんにプリント届けに来たんですけど」
怜子「あら…ふふっ。せっかくだからあがって行けば?」
有田「はあ…それじゃあ…お邪魔します」
怜子「恒一くんは上の部屋にいるから、どうぞご自由に」
有田「はい」
177: 2012/02/25(土) 19:40:22.75 ID:NGxfOUvH0
有田(男の子の部屋に入るの初めてだな…//)
コンコンッ
恒一「ん?…有田さん?」
有田「はい、これ宿題のプリント」
恒一「わざわざありがとう」
有田「あと、ノートも書き写しておいたから」
恒一「えっ、ごめんね手間かけさせちゃって…」
有田「いいよ別に。それより…元気そうじゃん?」
恒一「いや…これには…それなりの事情が…」
有田「…聞いたよ」
恒一「え?」
有田「佐藤さんに…フラれたんだって?」
コンコンッ
恒一「ん?…有田さん?」
有田「はい、これ宿題のプリント」
恒一「わざわざありがとう」
有田「あと、ノートも書き写しておいたから」
恒一「えっ、ごめんね手間かけさせちゃって…」
有田「いいよ別に。それより…元気そうじゃん?」
恒一「いや…これには…それなりの事情が…」
有田「…聞いたよ」
恒一「え?」
有田「佐藤さんに…フラれたんだって?」
180: 2012/02/25(土) 19:43:47.66 ID:NGxfOUvH0
恒一「な、なぜそれを…」
有田「ふふっ。もう皆知ってるよ?」
恒一「そ、そんな…」
有田「それで、失恋のショックで学校も休んだわけだ?風邪とか嘘ついて」
恒一「…悪い?」
有田「ううん。悪くなんて、ないよ」
恒一「…」
有田「…まだ引きずってるの?」
恒一「そりゃあ、まあ…。本気だったんだ、佐藤さんのこと」
有田「…」
有田「ふふっ。もう皆知ってるよ?」
恒一「そ、そんな…」
有田「それで、失恋のショックで学校も休んだわけだ?風邪とか嘘ついて」
恒一「…悪い?」
有田「ううん。悪くなんて、ないよ」
恒一「…」
有田「…まだ引きずってるの?」
恒一「そりゃあ、まあ…。本気だったんだ、佐藤さんのこと」
有田「…」
183: 2012/02/25(土) 19:51:45.13 ID:NGxfOUvH0
有田「…気持ちは分かるけどさ、もう…忘れちゃいなよ」
恒一「僕だって忘れたいさ…でも…」
有田「男らしくないよ?」
恒一「…うるさいなぁ。ほっといてよ」
有田「私は榊原くんのことを思って…!」
恒一「用が済んだなら、帰ってよ…」
有田「榊原くん…」
恒一「ご、ごめん。プリント、ありがとね」
有田「榊原くん!!」ガバッ
恒一「おわ!?」
恒一「僕だって忘れたいさ…でも…」
有田「男らしくないよ?」
恒一「…うるさいなぁ。ほっといてよ」
有田「私は榊原くんのことを思って…!」
恒一「用が済んだなら、帰ってよ…」
有田「榊原くん…」
恒一「ご、ごめん。プリント、ありがとね」
有田「榊原くん!!」ガバッ
恒一「おわ!?」
189: 2012/02/25(土) 19:55:47.15 ID:NGxfOUvH0
有田「お願い…元気出して…」
恒一「あ、有田さん…?//」
有田「私だって…また榊原の笑顔がみたいよ…!」
恒一「…」
有田(わ、私、何てことしてるの!?)
有田(何てこと言ってるのよ私は…これじゃまるで…)
有田「…//」カァァァッ
恒一「有田さん…分かったから…もう、ね?」
有田「…//」ギュゥゥッ
恒一「は、放してよ…」
有田(何でだろ……放したく…ないよ…)
恒一「あ、有田さん…?//」
有田「私だって…また榊原の笑顔がみたいよ…!」
恒一「…」
有田(わ、私、何てことしてるの!?)
有田(何てこと言ってるのよ私は…これじゃまるで…)
有田「…//」カァァァッ
恒一「有田さん…分かったから…もう、ね?」
有田「…//」ギュゥゥッ
恒一「は、放してよ…」
有田(何でだろ……放したく…ないよ…)
196: 2012/02/25(土) 20:03:20.57 ID:NGxfOUvH0
有田(そっか…私も…榊原くんのことを……)
恒一「有田さん?聞いてる…?」
有田「嫌…」
恒一「え…?」
有田「放したく、ない」
恒一「こ、困るよ」
有田「…」
恒一「…」
有田「……ごめんなさい」パッ
恒一「…突然、どうしたの?」
有田「…どうしちゃったんだろうね?私。…変な人だよね」
恒一「…」
有田「じゃ、じゃあね」
恒一「有田さん?聞いてる…?」
有田「嫌…」
恒一「え…?」
有田「放したく、ない」
恒一「こ、困るよ」
有田「…」
恒一「…」
有田「……ごめんなさい」パッ
恒一「…突然、どうしたの?」
有田「…どうしちゃったんだろうね?私。…変な人だよね」
恒一「…」
有田「じゃ、じゃあね」
198: 2012/02/25(土) 20:08:48.14 ID:NGxfOUvH0
~有田の家~
有田「一応、悠に電話しといた方がいいよね…」
有田「あ、もしもし。悠?」
江藤『それで、どうだった?榊原くん。元気そうだった?』
有田「う、うん…まあね。明日は学校行けるらしいよ」
江藤『本当!?また榊原くんだ…嬉しいなぁ//』
有田「…」
江藤『…もしもし?』
有田「……ん、何?」
江藤『どうしたの?何かあった?』
有田「…ひとつ、聞いてもいい?」
江藤『ん?』
有田「もし…もしもだよ?私が、榊原くんのこと好きって言ったら……どうする?」
江藤『……へ?』
有田「一応、悠に電話しといた方がいいよね…」
有田「あ、もしもし。悠?」
江藤『それで、どうだった?榊原くん。元気そうだった?』
有田「う、うん…まあね。明日は学校行けるらしいよ」
江藤『本当!?また榊原くんだ…嬉しいなぁ//』
有田「…」
江藤『…もしもし?』
有田「……ん、何?」
江藤『どうしたの?何かあった?』
有田「…ひとつ、聞いてもいい?」
江藤『ん?』
有田「もし…もしもだよ?私が、榊原くんのこと好きって言ったら……どうする?」
江藤『……へ?』
201: 2012/02/25(土) 20:11:54.54 ID:NGxfOUvH0
江藤『嘘…だよね?……ねぇ?』
有田「も、もちろんよ。もしもって言ってるじゃない」
江藤『驚かせないでよぉー!びっくりしたじゃん』
有田「…」
江藤『もし、そうだったら…』
有田「うん…」
江藤『絶交、かな』
有田「……そう」
有田「も、もちろんよ。もしもって言ってるじゃない」
江藤『驚かせないでよぉー!びっくりしたじゃん』
有田「…」
江藤『もし、そうだったら…』
有田「うん…」
江藤『絶交、かな』
有田「……そう」
206: 2012/02/25(土) 20:15:48.15 ID:NGxfOUvH0
有田「…どうすればいいのかな、私」
有田「恋か、友情か…」
有田「…天秤になんて、かけられないよ」
有田「明日、正直に話そう」
有田「恋か、友情か…」
有田「…天秤になんて、かけられないよ」
有田「明日、正直に話そう」
209: 2012/02/25(土) 20:18:05.08 ID:NGxfOUvH0
~翌日~
赤沢「あら恒一くん。もう風邪治ったの?」
恒一「う、うん。何とかね…ははっ」
有田「…」
恒一「…」
有田「ねぇ、ちょっといい?」
江藤「え?どこに行くの?」
有田「…トイレ」
江藤「でも私、さっきトイレ行ってきたばっかりなんだけど」
有田「…いいから」
赤沢「あら恒一くん。もう風邪治ったの?」
恒一「う、うん。何とかね…ははっ」
有田「…」
恒一「…」
有田「ねぇ、ちょっといい?」
江藤「え?どこに行くの?」
有田「…トイレ」
江藤「でも私、さっきトイレ行ってきたばっかりなんだけど」
有田「…いいから」
211: 2012/02/25(土) 20:25:05.44 ID:NGxfOUvH0
~女子トイレ~
江藤「…ごめん、もう一回言って…?」
有田「だから、私も榊原くんの事…好きになったの」
江藤「……何言ってるのか分からないよ…何?え?何?」
有田「……が…き…」
江藤「ん?なになに?聞こえないってば」
有田「私は榊原くんが好き!!!!」
江藤「聞こえてるよ…そんなに大声出さないでよ」
有田「…」
江藤「…私、言ったよね?」
有田「悠…あのね、私…!」
江藤「絶交だよ」
有田「悠…」
江藤「…ごめん、もう一回言って…?」
有田「だから、私も榊原くんの事…好きになったの」
江藤「……何言ってるのか分からないよ…何?え?何?」
有田「……が…き…」
江藤「ん?なになに?聞こえないってば」
有田「私は榊原くんが好き!!!!」
江藤「聞こえてるよ…そんなに大声出さないでよ」
有田「…」
江藤「…私、言ったよね?」
有田「悠…あのね、私…!」
江藤「絶交だよ」
有田「悠…」
214: 2012/02/25(土) 20:30:30.34 ID:NGxfOUvH0
江藤「さよなら、もう話すこともないでしょうけど」
有田「待って!」ガシッ
江藤「…ッ!放してよ!!」
有田「やだ!私…あなたを失いたくない!」
江藤「私の気持ち、知ってたくせに…!」
有田「お願い、友達でいてよ!」
江藤「じゃあ…榊原くんは諦めてよ」
有田「嫌…。それはできない」
江藤「じゃあお友達でいるのも今日までだね」
有田「悠…」
有田「待って!」ガシッ
江藤「…ッ!放してよ!!」
有田「やだ!私…あなたを失いたくない!」
江藤「私の気持ち、知ってたくせに…!」
有田「お願い、友達でいてよ!」
江藤「じゃあ…榊原くんは諦めてよ」
有田「嫌…。それはできない」
江藤「じゃあお友達でいるのも今日までだね」
有田「悠…」
215: 2012/02/25(土) 20:32:49.03 ID:NGxfOUvH0
~教室~
江藤「あ、榊原くん。もう風邪大丈夫?」
恒一「おかげさまで…」
江藤「ふふっ、よかったね♪」
タタタッ
有田「悠!」
江藤「…」プイッ
恒一「?」
江藤「あ、榊原くん。もう風邪大丈夫?」
恒一「おかげさまで…」
江藤「ふふっ、よかったね♪」
タタタッ
有田「悠!」
江藤「…」プイッ
恒一「?」
217: 2012/02/25(土) 20:37:21.25 ID:NGxfOUvH0
恒一「…何かあったの?」
江藤「別にっ」
有田「悠…やだよ……私、こんなのやだよ…」ポロポロ
恒一「有田…さん?」
勅使河原「お、おい…あいつ泣いてるぞ…?」
風見「大丈夫かな…ちょっと慰めに…」
赤沢「…」
風見「赤沢さん?」
赤沢「彼女たちの問題は、彼女たち自身で解決しなきゃね」
風見「?」
赤沢(辛いわよね…二人とも……。いえ、私たちもね…)
江藤「別にっ」
有田「悠…やだよ……私、こんなのやだよ…」ポロポロ
恒一「有田…さん?」
勅使河原「お、おい…あいつ泣いてるぞ…?」
風見「大丈夫かな…ちょっと慰めに…」
赤沢「…」
風見「赤沢さん?」
赤沢「彼女たちの問題は、彼女たち自身で解決しなきゃね」
風見「?」
赤沢(辛いわよね…二人とも……。いえ、私たちもね…)
219: 2012/02/25(土) 20:37:31.27 ID:66KGn44p0
恒一「おかしいなあ。余計なボタン押しちゃったかな?」ピッ
望月「どうかしたの?」
恒一「うん…。なんか登録していた番号がごっそり消えちゃっててさ、どうしてかなって」
勅使河原「落としたりとかしたんじゃねえの?」
222: 2012/02/25(土) 20:41:42.23 ID:NGxfOUvH0
恒一「落としたりなんかした覚えはないけど…」
勅使河原「不思議なこともあるもなんだな。しかし…」
有田「私…まだ悠とやりこといっぱいあるのに…友達でいたいよ」ポロポロ
江藤「…」プイッ
勅使河原「あの二人はどうしたもんかねぇ…」
恒一「…」ツカツカ
勅使河原「お、おいサカキ?」
勅使河原「不思議なこともあるもなんだな。しかし…」
有田「私…まだ悠とやりこといっぱいあるのに…友達でいたいよ」ポロポロ
江藤「…」プイッ
勅使河原「あの二人はどうしたもんかねぇ…」
恒一「…」ツカツカ
勅使河原「お、おいサカキ?」
225: 2012/02/25(土) 20:47:09.08 ID:NGxfOUvH0
恒一「あのさ…」
江藤「何?榊原くん♪」
恒一「何があったのか知らないけど…許してあげなよ」
有田「!」
江藤「…」
恒一「有田さん、こんなに謝ってるんだしさ」
江藤「榊原くんには…関係ないよ」
恒一「泣いてるじゃないか、有田さん…」
江藤「誰、それ……私、知らないし…」
有田「グスッ ヒッグ」
江藤「いない者の相手なんか、したくないし、私…」
恒一「…ッ!」
パンッ!
江藤「痛…」
江藤「何?榊原くん♪」
恒一「何があったのか知らないけど…許してあげなよ」
有田「!」
江藤「…」
恒一「有田さん、こんなに謝ってるんだしさ」
江藤「榊原くんには…関係ないよ」
恒一「泣いてるじゃないか、有田さん…」
江藤「誰、それ……私、知らないし…」
有田「グスッ ヒッグ」
江藤「いない者の相手なんか、したくないし、私…」
恒一「…ッ!」
パンッ!
江藤「痛…」
233: 2012/02/25(土) 20:54:41.48 ID:NGxfOUvH0
恒一「いない者とか…やめろよ」
江藤「榊原くん…」
恒一「いない者になった気持ちとか、考えたことあるのかよ?」
鳴「…」
赤沢「…」
恒一「よく分からないけど、有田さんも江藤さんを傷つけたのかも知れない。…でも!」
恒一「その傷の痛みを知ってて、何で人を傷つけようとするんだよ!」
恒一「しかも、有田さんは親友なのに…!」
江藤「!!」
有田「悠…」
江藤「ご、ごめん…私…私…」
有田「私こそ、本当にごめんなさい!」
江藤「榊原くん…」
恒一「いない者になった気持ちとか、考えたことあるのかよ?」
鳴「…」
赤沢「…」
恒一「よく分からないけど、有田さんも江藤さんを傷つけたのかも知れない。…でも!」
恒一「その傷の痛みを知ってて、何で人を傷つけようとするんだよ!」
恒一「しかも、有田さんは親友なのに…!」
江藤「!!」
有田「悠…」
江藤「ご、ごめん…私…私…」
有田「私こそ、本当にごめんなさい!」
234: 2012/02/25(土) 20:58:01.45 ID:NGxfOUvH0
江藤「私たち…まだ友達だよね…?」
有田「当たり前でしょ?それに、まだじゃない。ずっと友達よ…」
恒一(よかった…また仲のいい二人が見れて)
鳴「さすがね榊原くん」
赤沢「正直、これ以上他の女の子には優しくしてほしくないけど…」
綾野「そこがこういっちゃんの魅力だもんね//」
有田「当たり前でしょ?それに、まだじゃない。ずっと友達よ…」
恒一(よかった…また仲のいい二人が見れて)
鳴「さすがね榊原くん」
赤沢「正直、これ以上他の女の子には優しくしてほしくないけど…」
綾野「そこがこういっちゃんの魅力だもんね//」
238: 2012/02/25(土) 21:04:12.01 ID:NGxfOUvH0
江藤「でも…負けないよ?私」
有田「…私だって、負けない」
赤沢「それは私たちも同じよ?」
江藤「赤沢さん?」
鳴「そう。榊原くんを好きなのは、あなたたちだけじゃない」
有田「えっ」
綾野「こういっちゃんは誰にも渡さないんだからっ!」
江藤「みんな……。ふふっ、そうだったんだ?」
赤沢「と、とにかく!恒一くんを譲る気なんて、これっぽっちも無いんだからっ!//」
有田「…私だって、負けない」
赤沢「それは私たちも同じよ?」
江藤「赤沢さん?」
鳴「そう。榊原くんを好きなのは、あなたたちだけじゃない」
有田「えっ」
綾野「こういっちゃんは誰にも渡さないんだからっ!」
江藤「みんな……。ふふっ、そうだったんだ?」
赤沢「と、とにかく!恒一くんを譲る気なんて、これっぽっちも無いんだからっ!//」
239: 2012/02/25(土) 21:09:03.32 ID:NGxfOUvH0
多々良「わ、私だって恒一くんのこと好き!多分この中で一番愛情深いもん!」
赤沢「フッ。私の方が愛情では上よ?」
多々良「そ、そんな事ない!私の方が好きなの!」
赤沢「私の方が上って言ってるでしょ!」
中尾(クソッ!榊原やっぱり爆発しろ!脱腸になれ!)
江藤「ふふっ。榊原くんも罪だよね…」
有田「ホントよね……ハァ」
鳴「ちょっと待って。榊原くんと綾野さんの姿がいつの間にか消えてる」
赤沢「フッ。私の方が愛情では上よ?」
多々良「そ、そんな事ない!私の方が好きなの!」
赤沢「私の方が上って言ってるでしょ!」
中尾(クソッ!榊原やっぱり爆発しろ!脱腸になれ!)
江藤「ふふっ。榊原くんも罪だよね…」
有田「ホントよね……ハァ」
鳴「ちょっと待って。榊原くんと綾野さんの姿がいつの間にか消えてる」
244: 2012/02/25(土) 21:14:39.90 ID:NGxfOUvH0
綾野「ふふふっ。最後の勝者は私だぁー!」
恒一「あ、綾野さん!?」
綾野「うふっ♪一緒に行こうね、こういっちゃん♪」
恒一「ど、どこに!?」
綾野「決まってるでしょ?私たちだけのあの空へ!」
恒一「えっ?何それ、どの空?」
綾野「ほら、一緒に羽ばたこう!無限大の空へ!」
恒一「う、うん!何か明日が僕らを待ってる気がする!」
多々良「させない!!」
恒一「あ、綾野さん!?」
綾野「うふっ♪一緒に行こうね、こういっちゃん♪」
恒一「ど、どこに!?」
綾野「決まってるでしょ?私たちだけのあの空へ!」
恒一「えっ?何それ、どの空?」
綾野「ほら、一緒に羽ばたこう!無限大の空へ!」
恒一「う、うん!何か明日が僕らを待ってる気がする!」
多々良「させない!!」
248: 2012/02/25(土) 21:18:35.40 ID:NGxfOUvH0
綾野「わわっ、ちょ、どいてぇー!」
ドンッッッ
綾野「いてて…って、えぇっ!?」
多々良「…//」
恒一「…//」
綾野「こ、こういっちゃんと多々良さんが…キスしてる!?」
恒一「ぷはっ…こ、これは事故だってば//」
多々良「そ、そうだよ!これは…不可抗力と言うか…運命と言うか…う、運命は関係ないか//」
恒一「多々良さん…」
多々良「な、何言ってるんだろうね?私//」
ドンッッッ
綾野「いてて…って、えぇっ!?」
多々良「…//」
恒一「…//」
綾野「こ、こういっちゃんと多々良さんが…キスしてる!?」
恒一「ぷはっ…こ、これは事故だってば//」
多々良「そ、そうだよ!これは…不可抗力と言うか…運命と言うか…う、運命は関係ないか//」
恒一「多々良さん…」
多々良「な、何言ってるんだろうね?私//」
251: 2012/02/25(土) 21:25:15.02 ID:NGxfOUvH0
赤沢「待て待てーい!」
鳴「全力阻止っ」
恒一「み、みんな何で?」
多々良「行こう、榊原くん//」
恒一「えっ、ちょっと、どこに…」
多々良「知ってるくせに//」
恒一「…光輝くあの空に……でしょ?」
多々良「榊原くん…ううん。…恒一くん//」
恒一「行こう、多々良さん!まだ見ぬ明日が僕らを待ってる!」
多々良「Fly to tomorrow!!」
完
鳴「全力阻止っ」
恒一「み、みんな何で?」
多々良「行こう、榊原くん//」
恒一「えっ、ちょっと、どこに…」
多々良「知ってるくせに//」
恒一「…光輝くあの空に……でしょ?」
多々良「榊原くん…ううん。…恒一くん//」
恒一「行こう、多々良さん!まだ見ぬ明日が僕らを待ってる!」
多々良「Fly to tomorrow!!」
完
255: 2012/02/25(土) 21:26:23.79 ID:8hlz/USU0
乙
259: 2012/02/25(土) 21:27:18.57 ID:NGxfOUvH0
純愛書きたいのに何故かいつもこうなる…
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります