1: 2018/10/06(土)23:59:21 ID:jSs

※キャラ崩壊注意

2: 2018/10/07(日)00:00:15 ID:r4t
めぐる「ね、真乃」

真乃「分かるよ。困っちゃうよね」

灯織「……」ペラ

真乃「胸が大きいと男の人からも注目されちゃって」

めぐる「分かる分かるー! チラって見られただけでも気づくよね!」

灯織「……」ペラ

めぐる「あとブラのサイズも、気がつくと小さくなっててさ」

真乃「すごく分かる」

灯織「……」

灯織(なんか、さっきからディスられてるような気がする)

灯織(ううん。真乃とめぐるは優しいから、そんな無神経なこと…)

めぐる「ねえ灯織?」

灯織「!」

めぐる「灯織もそう思うでしょ? おっぱいが大きいと…」

真乃「めぐるちゃん、ダメだよ。灯織ちゃんは……」

めぐる「あ……ふふっ、そうだったね。ごめんね灯織」

クスクス

灯織「……」カチン

めぐる「でね、体育の授業とか…」

灯織「めぐる」
アイドルマスター シャイニーカラーズ 風野灯織 ビッグ缶バッジ
4: 2018/10/07(日)00:06:33 ID:r4t
めぐる「ん?」

灯織「それに真乃も」

真乃「どうしたの?」

灯織「どうしたのじゃなくて。いくら仲が良いとはいえ、言っていいことと悪いことがあるでしょ?」

めぐる「灯織のおっぱいが皆無だってこととか?」

灯織「皆無じゃないから!! 小さいけどちゃんとあるから!!」

灯織「さっきから何なの? 私のこと事あるごとにチラ見しながらニヤニヤと」

灯織「いい加減にしないと怒るよ」

真乃「胸が小さいくせに?」

灯織「えっ」

真乃「胸が小さいくせに、胸の大きい私たちに意見するんだ」

真乃「貧相な胸とは違ってずいぶん偉そうだね」

灯織「真乃!?」ガーン

灯織(い、今のは聞き間違い? 聞き間違いに決まってる。だってあの心優しいことに定評のある真乃が、そんなこと言うわけ……)

真乃「めぐるちゃん。乳無き者は放っておいて向こうで喋ろう」

めぐる「そうだね」

灯織「乳無き者!?」ガーン

灯織「ちょ、ちょっと待って! 何そのワードチョイス!! 2人とも大丈夫? 何か変なもの食べた?」

めぐる「別にわたしたちはいつも通りだよ」

5: 2018/10/07(日)00:08:03 ID:r4t
真乃「そうだよ。おかしいのは貧乳の灯織ちゃんだよ」

真乃「あまり私たちの期限を損ねると……」


真乃「むんっ」ボンッ

灯織「!?!?!?」


真乃「この胸で頭を叩いてノックアウトしちゃうよ?」

灯織「ま……真乃の胸が、巨大化した……!?」アワワ…

めぐる「えいっ」ボンッ

灯織(めぐるも!?)

めぐる「灯織はできないもんね、これ」

灯織「できるわけないでしょ!? っていうかどうしたのそれ! 病気!?」

めぐる「何言ってるの? おっぱい巨大化なんてアイドルなら誰だってできるよ」

真乃「樹里ちゃんや凛世ちゃんもね」

灯織「そ、そんなバカなことが……!」

灯織(そうだ、これは夢に決まってる。こんなのバカげてる)

灯織(早く目を覚まして現実の私! お願いだから!)

灯織(こんな悪夢、もう耐えられない!)

真乃「……」


真乃「めぐるちゃん」

めぐる「うん、気づかれたみたいだね」

灯織(え?)

6: 2018/10/07(日)00:09:47 ID:r4t
めぐる「これからじっくりダメージを与えようと思ったけど、早くしないとこの世界からいなくなっちゃう」

真乃「手っ取り早くやろうか」

灯織「ふ……二人とも、何を言って……」

真乃「何って、今から灯織ちゃんにトラウマを植え付けるんだよ」

めぐる「覚悟してね」

灯織「トラウマ!?」

めぐる「それそれ」ボインッ

真乃「それそれそれ」バインッ

灯織「!?」

灯織(む、胸が! 胸が迫ってくる!)

真乃「壁に追いやるよ」ユサユサ

めぐる「了解」ユサユサ

灯織「ちょっ、やめて! 来ないで!」

灯織(だ、ダメだ……後ろは壁! もう下がれない!)

めぐる「そーれそーれ」ギュム

真乃「むんっ」ムニュ

灯織「ふっ!?」

灯織(む、胸を押し付けられて……! 柔らかい……)

灯織(なんて言ってる場合じゃない!! 早くこの夢から覚めないと!!)

7: 2018/10/07(日)00:11:03 ID:r4t
真乃「えいえい」ギュムギュム

めぐる「うりうり」ムニュムニュ

灯織(うう……全身が胸に包まれてる……! 苦しい……息ができない……!)

灯織(誰か、助け……)

真乃・めぐる「!?」

めぐる「ちっ、どうやらもう覚めちゃうみたいだよ」

真乃「仕方ないね」


真乃「灯織ちゃん」

灯織「……!?」

真乃「今回はこれで終わりだけど、また機会があれば会えると思う」

めぐる「楽しみに待ってるね」

灯織「……!!」


~~~~~~


灯織「うーん……うーん……」

めぐる「どうしよう……すっごくうなされてるよ」

真乃「悪い夢でも見てるのかな……」

めぐる「まだ帰るまで時間あるけど、起こしてあげよっか」

真乃「そうだねっ」

8: 2018/10/07(日)00:12:15 ID:r4t


灯織「うわああああああああ!?!?!?」ガバッ

真乃・めぐる「きゃあああああああ!?!?」


灯織「はあっ……はあっ……!」

めぐる「お、起きたね」

真乃「灯織ちゃん、大丈夫?」

めぐる「すっごく寝づらそうだったよ。どんな夢見たの?」

灯織「……」

灯織(よ、よかった……あと少しで圧死するとこだった……)

めぐる「灯織?」グイッ

灯織「え」

めぐる「汗すごいよ。よっぽど嫌な夢だったんだね」

真乃「お水持ってこようか」

灯織「……!!」ガタガタ


灯織「いやあああああああ!?」

真乃・めぐる「!?」ビクッ


灯織「いや! 来ないで!」ビクビク

真乃「ひ、灯織ちゃん」

めぐる「どうしたの灯織!」ユサッ

灯織「揺らさないで!!」

9: 2018/10/07(日)00:15:13 ID:r4t
めぐる「え?」

灯織「胸を揺らさないで……! 怖い、怖い……!」

灯織「おっぱい怖い、おっぱい怖い……!」

真乃「おっぱい……?」

めぐる「この怯えよう、尋常じゃないよ。ちょっとはづきさん呼んでくるね!」

灯織「ダメ!!」

めぐる「え」

灯織「おっぱいはやめて!! 呼ぶならプロデューサーにして!!」

めぐる「ど、どういうことなの」

真乃「とりあえず言うとおりにしよう。プロデューサーさんを呼んできてくれる?」

めぐる「分かった!」

灯織「……!」ブルブル



めぐる(慌てて来てくれたプロデューサーさんを見た途端、灯織ちゃんは涙を溢れさせて抱き着いた)

めぐる(『おっぱい無い、よかった』と何度も呟きながら、時間が経つこと30分。ようやく見た悪夢の内容を話してくれた)

めぐる(最初聞いたとき、その場にいる誰もが吹き出しそうになったけど、必死な灯織を見るとすぐに笑いが引っ込んじゃって……)

めぐる(結局『疲れから来る悪夢』という判断になって、事は済んだと思った)

10: 2018/10/07(日)00:15:29 ID:r4t
めぐる(でもその後、灯織が1人じゃ心細くて眠れないと言い出して、プロデューサーさんに添い寝してもらうことになった)

めぐる(わたしたちじゃダメだった。おっぱいが無いプロデューサーさんがいいんだって)

めぐる(正直嫉妬しちゃったけど……灯織のためだもん。仕方ないよね)

めぐる(それから1か月もすれば、灯織はいつもの調子の戻ってくれた)

めぐる(だけど、たまにわたしや恋鐘、千雪さんとか、おっぱいの大きい女の子をチラ見して、ビクビク怖がってる)

めぐる(灯織の見た悪夢……話で聞いたら面白かったけど、そんなに怖かったのかな)

めぐる(とにかく、今は少しでも早くおっぱいに怯えない灯織に戻ってくれることを願いたい)

めぐる(そのためなら、わたしも真乃も何だってするし!)



灯織「……おっぱい、怖い……」


おわり

引用元: 【シャニマス】めぐる「大きいと肩が凝るよね」 灯織「……」