1: 2011/09/22(木) 23:00:05.39 ID:/WBNOO11O
さやか「………え?」

ほむら「転校してきた時から、ずっと」

さやか「えーと」

さやか(…多分友達として、だよね)

さやか「―――ああ、あたしも別に転校生のこと嫌いじゃないよ」

ほむら「そう、じゃあ付き合ってくれるのかしら」

さやか「へ?」
もう誰にも頼らない

5: 2011/09/22(木) 23:04:34.85 ID:/WBNOO11O
さやか「転校生、もしかしてその好きっていうのは………?」

ほむら「何かしら? 好きというのは勿論普通の意味での好きよ。タイタニック的な」

さやか「タイタニックは駄目じゃん!」

さやか(ヤバいよヤバいよ、好きは好きでも教師が卒業式の日に教え子に言う的な好きと思ったのに………)

ほむら「校舎裏に呼び出しておいてわざわざ友達としての好きを伝える訳ないじゃない」

さやか「そ、そうだよね……(薄々解ってはいたけど)

6: 2011/09/22(木) 23:10:37.73 ID:/WBNOO11O
さやか(どうしよう)

さやか(同姓愛だなんて、漫画の中でしか知らないよ……)

ほむら「で、どうなのかしら。付き合ってくれるのかしら?」

さやか「転校生、あたしは」

ほむら「転校生なんて言わないで」

さやか「へ?」

ほむら「ちゃんと名前で呼んで。まどかや仁美は名前で呼んでるじゃない」

さやか「うーん、……それはまどかは親友だし仁美も友達だし」

ほむら「私は友達じゃないの?」

さやか「いや、そういうわけじゃ……」

8: 2011/09/22(木) 23:13:22.33 ID:/WBNOO11O
ほむら「じゃあもしかして、私は嫌われているのかしら?」

さやか「そ、そうじゃないよ!」

ほむら「なら何故?」

さやか(正直嫌いというか、少し苦手なんだよなぁ)

さやか「ほ、ほら! まだ転校して間もないし!」

ほむら「転校してまもなければ『転校生』と呼ばれなければならないの? 私はそんなルール寡聞にして知らないわ」

さやか「う…」

15: 2011/09/22(木) 23:18:07.66 ID:/WBNOO11O
ほむら「それにまどかや皆だって名前で呼んでくれるし」

さやか「うぅ……」

さやか「じゃあ分かった……これからは名前で呼ぶことにするよ」

ほむら「是非そうして頂戴。じゃあ早速私のこと、名前で呼んでくれるかしら」

さやか「……いま?」

ほむら「今よ」

さやか「う、うん…じゃあ(なんだか緊張するなぁ)」

さやか「――ほ、ほむら」

ほむら「好きよ」

さやか「…………」

17: 2011/09/22(木) 23:23:38.30 ID:/WBNOO11O
ほむら「今、名前で呼ばれて改めて思ったわ。やっぱり私は貴方のことが好きなのよ」

さやか(何で今ので改まったんだろう)

さやか「そ、そうなんだ」

ほむら「……話が逸れたわね。結局のところ付き合ってくれるの?」

さやか「……ごめん、やっぱり無理だよ。ほむらはクラスメイトでそれ以上でもそれ以下でもない、それに同姓だし……」

21: 2011/09/22(木) 23:30:18.76 ID:/WBNOO11O
ほむら「…………そう。貴女の気持ちはわかったわ」ススッ

さやか「えっ、なに?(顔のすぐ前まで来た!)」

ほむら「―――綺麗ね」

さやか「い、いいよそんなお世辞」

ほむら「お世辞じゃないわ。貴女のその蒼い髪。可愛らしい顔。表情。性格。全て愛おしくてたまらない」

さやか「ほむら、もうわたし家に帰らないと…」

ほむら「待って!」

ガシッ

さやか「ふぇ!?」

ほむら「……付き合ってくれないのなら、せめて一晩だけでも私と」

さやか「うわああああ!!ほんとに無理だからあああああ!!!」ドンッ スタタタ

バタッ

ほむら「………まあ、そうでしょうね」

23: 2011/09/22(木) 23:34:06.68 ID:/WBNOO11O
―――学校

まどか「ほむらちゃん、おはよー!」

ほむら「おはよう鹿目まどか」

まどか「ほむらちゃん、私のことは『まどか』って呼んでくれても」

ほむら「何故その必要があるのかしら?」

まどか「必要っていうか……フルネームってなんか他人みたいじゃない?私とほむらちゃんは友達なんだし、そういうのは不自然かなあって」

24: 2011/09/22(木) 23:37:37.86 ID:/WBNOO11O
ほむら「それならこれからは『鹿目さん』と呼ぶことにするわ。これで何の問題もないでしょう」

まどか「そんな……」

ほむら「――おはようさやか」

さやか(…!)

さやか「……おはようほむら」

ほむら「さやか、今日も綺麗よ」

さやか「あ、ありがとう」

25: 2011/09/22(木) 23:43:28.17 ID:/WBNOO11O
まどか「……あはは、二人は仲が良いなあ」

ほむら「前から良かったわ。ねえさやか」

さやか「そ、そうだったかなあ」
ほむら「行きましょうさやか」

さやか「え、うん……」スタスタ



まどか「…………」

26: 2011/09/22(木) 23:46:18.54 ID:/WBNOO11O
―――昼休み

まどか「ほむらちゃーん、一緒にご飯食べない?」

ほむら「…遠慮しておくわ」

まどか「…あはは、残念だなあ」

ほむら「さやか、お昼一緒にどうかしら」

さやか「え?別にいいけど……まどかは」

32: 2011/09/22(木) 23:48:09.07 ID:/WBNOO11O
ほむら「貴女と二人っきりで食べたいわ

さやか「でも」

まどか「私の事はいいよ!…ほら、二人の邪魔しちゃ悪いし」ティヒヒ

まどか「じゃあ私他のクラスの子と食べるから」トテテテ

さやか「まどか……」

34: 2011/09/22(木) 23:51:57.91 ID:/WBNOO11O
屋上

マミ「はぁ、今日も一人かあ……」

マミ「いえ、世の中にはトイレでご飯を食べている子だっているわ!それに比べたら」

QB「自分より不幸な人間のことを考えて自らを安心させるのか。なるほど、いい方法だね」

マミ「うるさいわよQB」

QB「マミが言っているのは俗にいう便所飯のことかな?」

マミ「食事中にやめて頂戴」

QB「便所飯ならマミだって一時期していたじゃないか」

マミ「黙りなさい」


37: 2011/09/22(木) 23:55:26.09 ID:/WBNOO11O
QB「ん……あれは」

まどか「…あ、マミさん」

マミ「鹿目さん!?」

マミ「一体どうしたの?こんな所で」

まどか「えーっと(マミさんがいると思わなかったな)」

まどか「たまにはマミさんと一緒にお昼ご飯食べたいなって思って……」

41: 2011/09/22(木) 23:58:09.45 ID:/WBNOO11O
マミ「か、鹿目さん……」ジーン

まどか「駄目でしたか?」

マミ「いいえっ!!そんなことないわ!」クビブンブン

まどか「良かったあ」

QB「良かったじゃないかマミ、一人でご飯食べなくて済んで」

マミ「黙れ」

44: 2011/09/23(金) 00:01:21.07 ID:+wFlOWqOO
まどか「あの……マミさん?」

マミ「はっ!か、鹿目さん!こちらにどうぞっ!」ユカペチペチ

まどか「あ、すいません」ペタ

マミ(鹿目さん……私なんかの為に)ジーン

マミ「うっ……」グスン

まどか「マミさん…?どうして泣いてるんですか!?」

マミ「泣いてないわ……泣いてなんかないのよ……!」


45: 2011/09/23(金) 00:03:44.96 ID:+wFlOWqOO
まどか「いや、どう見ても泣いてますよ。どうしたんですか?悩み事とかあるんだったら私で良ければ聞きますよ?」

マミ「鹿目さん…鹿目さん……うわあああああん!!!」ダキッ

まどか「うわっ!」

マミ「う…うぅ……」グスベシャ

まどか「えぇ……」

QB「まどかが引いてるよ」

46: 2011/09/23(金) 00:06:14.83 ID:+wFlOWqOO
数十分後

マミ「ごめんなさい、何もないわ」グス

まどか「流石にそれは無理がありますよ。本当に大丈夫ですか?」
マミ「えぇ、大丈夫よ。何も心配ないわ」

まどか「目真っ赤にして言われても説得力ないですよマミさん」

マミ「本当にもう……」スタッ

フラッ

まどか「!――マミさん危ない!」

50: 2011/09/23(金) 00:13:20.17 ID:+wFlOWqOO
マミ「………………」

自分なんかの為に一緒にお昼ご飯を食べてくれた優しい少女、自分なんかの為に身を張って、こんな重い体の下敷きになってくれた健気な少女。
言ってみればそれだけだったが、しかし巴マミにはそれで十分過ぎる程だった。

まどか「マミ…さん……?」

目の前の少女が呼び掛ける。改めて見てみても、その姿はやはり天使にしか見えなかった。


52: 2011/09/23(金) 00:16:08.37 ID:+wFlOWqOO
――愛おしい。

巴マミには、既に物事を冷静に判断出来る理性など欠片も残っていなかった。

マミ「鹿目さん……」

巴マミは、目の前のその唇に優しく口づけをした。

まどか「っ!!」

まどかの顔に驚きの表情が浮かぶ。しかしそれでも巴マミは行為を止めることが出来ない。

56: 2011/09/23(金) 00:18:58.93 ID:+wFlOWqOO
マミ「ふぅ、ん…」レロ

まどかの口内に舌を侵入させる。突然ということもあってか、その壁が陥落するのに、そう時間はかからなかった。

まどか「んん……!」

舌を絡める。その感触は今までの人生で味わったことがなく、その官能的な心地よさで、巴マミはさらに行為に夢中になった。

59: 2011/09/23(金) 00:22:46.64 ID:+wFlOWqOO
まどかの驚きの表情に嫌悪が加わっても、巴マミが行為を止めることはなかった。むしろ加虐心をそそられ虐めたくなる感情まで芽生えた。

手を下の方に伸ばす。

――しかし

まどか「いやぁ……」

その時巴マミはまどかの目に浮かぶ涙を見た。

マミ「っ!」


61: 2011/09/23(金) 00:25:22.13 ID:+wFlOWqOO
途端、巴マミは自分が一体何をしていたのかを全て理解した。

立ち上がりまどかと即座に距離をとる。

まどか「うぐっ、ひぐっ…!」

まどかは泣いていた。

――最悪だ。巴マミは思った。

63: 2011/09/23(金) 00:28:44.83 ID:+wFlOWqOO
自分は一体何をしているんだ。自分が泣いているときには慰めてくれて心配してくれた。しかし自分はその少女に対し無理矢理キスをし、その上舌まで侵入させ、

後悔と自己嫌悪が怒涛のように押し寄せてくる。血の気が引いていくのが分かる。

――氏にたい。素直にそう思った。

マミ「鹿目さ――」

まどか「来ないで…」

68: 2011/09/23(金) 00:34:29.87 ID:+wFlOWqOO
マミ「…………」

そんな言葉を吐かれた。当然だろう。

自分を強姦しそうになった相手が話し掛けてきて、あろうことか近付いてきたら誰だって拒否するに決まっている。

それなのに自分はなに他人面して、のうのうと一人前に心配なんかしているのだろうか。馬鹿なのか。


70: 2011/09/23(金) 00:37:53.07 ID:+wFlOWqOO
――だけどそれじゃ

私は何ができるのだろうか。何をすればいいのだろうか。先輩……いや、加害者として一体何を――

だがそんなことは決まっていた。

何も出来やしないのだ。

結局過去に犯した過ちなど、どう償ったとしても所詮自己満足にしかならない。被害者からしてみれば、そんなの迷惑もいいところだ。

そう、迷惑にしか―――

73: 2011/09/23(金) 00:41:30.85 ID:+wFlOWqOO
まどか「ごめんなさい。私教室に帰ります。授業始まってるので……」グス

チャイムはとっくの昔に鳴っていた。

まどか「私……忘れます。今日のこと、全部忘れますから。――だからマミさんも忘れて下さい」

マミ「………え?」

まどか「それじゃ…」

少女はそう言い残して去っていった。

79: 2011/09/23(金) 00:52:49.27 ID:+wFlOWqOO
屋上に取り残されたマミは一人思案に耽っていた。これから自分がどうするかということだ。

加害者が何をしたところでそれは自己満足にしかならない。そんなことは重々解っている。

だけど、それでも何もしないわけにはいかない。

巴マミは自己満足がしたかった。

82: 2011/09/23(金) 00:59:06.58 ID:+wFlOWqOO
QB「やれやれ、まどか泣いて出ていっちゃったね」

どこにいたのかキュウべえが現れた。

マミ「……今までどこにいたの」

マミは問い掛ける。

QB「え、僕は何処にも行かないよ。君たちのすぐ近くにいたさ」

そんな答えを返された。

マミ「見てたのね、ずっと」

QB「おいおい、別に僕は悪くないだろ?別に見たいわけでもなかったし。それにずっとと言ってもほんの数分間の出来事だよ」

85: 2011/09/23(金) 01:05:09.62 ID:+wFlOWqOO
マミ「……数分間?」

QB「そう、数分間。細かく言うなら5、6分ってところかな。それより長く感じたかい?」

5、6分なんてとんでもない。こっちは数十分にも、数時間にも感じられた程だ。楽しい時間は早く過ぎるというけれど、あれは嘘だということがたった今立証された。

――楽しい時間?

マミ「……えぇ」

嫌がる後輩に無理矢理キスをすることが、私にとって楽しいことなのか。

マミはまた自己嫌悪に浸ってしまいそうだった。

89: 2011/09/23(金) 01:11:14.53 ID:+wFlOWqOO
QB「それにしても、まどかは脆いなぁ。たかだかキスされたくらいで泣くこともないだろうに。そう思わないかい?マミ」

マミ「そんなこと言わないで」

QB「まあ君は加害者側だしね。被害者側に対してあまりそういうことも言えないだろうけど。――でも、マミも心の中には少しくらいそんな思いもあるだろう?」

マミ「…………」

マミは言い返せない。そんな感情が自分の中には絶対ないと言いきれなかった。

91: 2011/09/23(金) 01:16:51.69 ID:+wFlOWqOO
QB「まあ、そういう事だよ。僕には人間の余計な感情がないから客観的に物事を言えるんだけど、マミはそんなに重い罪を犯したわけじゃない」

マミ「……」

QB「多分それはまどかだって解っている。だからマミに忘れて欲しいと言ったんだろう」

マミ「…そんなの解らないわ」

QB「解るさ。だってまどかは教室に戻る時なんて言った?『ごめんなさい』って言ったんだよ?普通、重罪を犯した相手にそんなこと言わないよ」

マミ「…礼儀として言っちゃったのよ」

QB「礼儀としてもさ。要するに、まどかは大したこともされてないのに、泣いてマミを困らせちゃったから、自然とそんな言葉が出たんだよ」


92: 2011/09/23(金) 01:20:47.76 ID:+wFlOWqOO
マミ「……うるさい」

QB「反論出来ないんだろう?」

マミ「うるさいうるさいうるさい!!!あんたに鹿目さんの何が解るのよ!!あんたは人間の余計な感情がないから客観的に物事を言えるって言ったけどね、その人間の余計な感情がないと、解らない事だってあるのよ!!」

QB「………」

マミ「今回だってそうよ!人間の余計な感情がない人形みたいなあんたに、鹿目さんの気持ちなんて理解できる訳がないわ!!!」

93: 2011/09/23(金) 01:23:56.96 ID:+wFlOWqOO
QB「……うん、確かに言われてみればそうだね。僕も勢いで喋っちゃったから抜け落ちてたよ。ごめんごめん」

マミ「…………」ギリ

QB「でもさ、加害者であるマミに、そんなこと言うのも不自然な話だと思わないかい?」

マミ「――!」

QB「まぁいいよ。これでこの話は終わり。これ以上マミを怒らせたくないしね。……もっとも、もう既に限界まで怒っている様な気もするけど」

マミ「…………」

QB「じゃあねマミ、また後で」

マミ「…………はぁ」

実際のところ、マミに『怒り』という感情はなかった。

『怒り』というよりはむしろ『苛立ち』。

そう、マミは自分自身に対して、どうしようもなく苛立ちを感じていたのだった――

96: 2011/09/23(金) 01:29:25.52 ID:+wFlOWqOO
―――教室


ほむら(昼休み、一体まどかは何をしていたのかしら)

ほむら(五時限目の授業にも遅刻してくるし……それに若干泣いていたようにも見えるわ。目が赤いし)

ほむら(少し突き放し過ぎたかしら。もしかしてそれでまどかが……。いっそもうこんなこと止めてしまおうか……)

ほむら(いや、だめよほむら。それだとまた今までの二の舞、何も進歩しないわ)

ほむら(目標を達成する為には、この計画は必ず成功させなければならないのよ!)

101: 2011/09/23(金) 01:36:33.64 ID:+wFlOWqOO
―――転校前日

ほむら「はぁ……今まで何度も世界を繰り返してきたけど、これまでまどかが私を性の対象としてみてくれたことが一度としてないわ」

ほむら「こっちはまどかの為だけに世界を何度も何度も繰り返しているっていうのに、こんなの報われないわ、あんまりよ」

ほむら「……もしかして、正攻法で仲良くなろうとするから友達にしかなれないのかしら?」

ほむら「昔の偉い人は言ったわ。『押して駄目なら引いてみろ』この言葉が正しいとするなら方法は一つしかないわね!」

ほむら「まどかに嫉妬させる!!!」

109: 2011/09/23(金) 01:40:37.59 ID:+wFlOWqOO
――回想終わり

ほむら(と、考えて転校してきてから今日まで、まどかに嫉妬させるため美樹さやかに好意的な態度をとってきたけれど……)

ほむら(恋人としての距離が縮まるどころか友達にもなれていない有様!)

ほむら(まあ、友達方向は最初から考えていなかったから仕方ないにしても、恋人としての距離が全くといっていいほど縮まっていないのは考えものね)

ほむら(全く、何が『押して駄目なら引いてみろ』よ。引いてみても全く駄目じゃない。昔の偉い人は何を考えているのかしら。この言葉は『押して駄目なら諦めろ』に改変して後世に伝えるべきね)

114: 2011/09/23(金) 01:46:09.71 ID:+wFlOWqOO
ほむら(……でもよく考えてみると、引くだけならまどかを突き放すだけで、美樹さやかと仲良くする必要はなかったんじゃないかしら?)

ほむら(これってもしかして私が最初から間違――いや、そんなことは断じてないわ!…多分)

ほむら(昨日美樹さやかに告白してしまった以上、今更引けないのよ。毒を食らわば皿まで。私は最後までこの道を貫く!)

117: 2011/09/23(金) 01:50:12.14 ID:+wFlOWqOO
―――放課後


ほむら(でもやっぱりワルNIGHTまでこの状態を貫くのは流石に辛いわね、精神的に)

ほむら(もう今日で最後にしようかしら。そうしようかしら、ええそうしましょう!)

ほむら(人間やっぱり素直が一番よ!)

ほむら(とはいえ今日までは作戦を遂行するわけだから油断は禁物ね)

ほむら(しっかり美樹さやかにデレデレするわ!)

124: 2011/09/23(金) 01:56:32.50 ID:+wFlOWqOO
ほむら「さやか、一緒に帰りましょう」

さやか「ああ、うん構わないけど……」チラッ

まどか「………」ゴソゴソ

ほむら(……いつも一緒に帰っているものね。まあいいわ)

ほむら「じゃあ鹿目さんも一緒に帰りましょう」

さやか「よし。まどかー、一緒に帰ろー」

まどか「え、でも私は……」

さやか「ほむらも一緒に帰ろうってさ、だよね?ほむら」

ほむら「ええ」

まどか「じゃあ……一緒に帰ろうかな」

さやか「よし、じゃあ行こう!」




仁美「……皆さんもう帰られたのでしょうか」

131: 2011/09/23(金) 02:00:16.88 ID:+wFlOWqOO
さやか「でさー、その時親父の頭がさあ―――」

ほむら(やっぱりまどかは可愛いわね。一体今まで私はなにをしてたのかしら)

ほむら(でも安心してまどか。……明日からの私は、まどかにデレデレよ!)

さやか「そしたらその衝撃でカツラとパンツがさあ―――」

まどか「あはは、それは面白いね」

ほむら(まどか、やっぱりいつもよりテンションが低いわ……大丈夫なのかしら)

ほむら(このテンションは昼休みからだわ。一体昼休みに何があったというの?)

136: 2011/09/23(金) 02:07:03.60 ID:+wFlOWqOO
さやか「で、そこにあったのが連邦のモビルスーツだったってわけよ……っていうかほむら、ちゃんと聞いてる?」

ほむら「―――ええ、勿論聞いているわ、私がさやかの話を聞き逃すわけないじゃない。とても面白いわ」

ほむら(全く聞いていなかったけど、どうでもいい話ということだけは解ったわ)

さやか「そ、そうかな? へへへ」

ほむら(それにしても美樹さやかの私に対する嫌悪が薄らいでないかしら?朝と比べて普通に話し掛けてくるし……慣れてもらっても困るのだけど)

144: 2011/09/23(金) 02:23:35.45 ID:+wFlOWqOO
さやか「―――なあ、ほむら。昨日の話だけどさ」

ほむら(昨日の話?昨日というのは、まさか告白のことかしら?…まずいわ、作戦の中止を決定した今となっては、もうそんなことまどかにバラす必要は――)

ほむら「さやか、その話は」

さやか「付き合おうよ」

ほむら「―――え?」

さやか「今日考えたんだけどさ、ほむらと付き合うの、別に嫌じゃないかな、って」

149: 2011/09/23(金) 02:28:19.09 ID:+wFlOWqOO
まどか「えーっと……何の話?」

さやか「いや昨日さー、さやかちゃんほむらに告白されちゃったんだよねー

まどか「そ、そうなんだ…」

ほむら(ヤバイわ)

ほむら「それは」

さやか「同性ってことで嫌悪感を抱くのはさ、やっぱりおかしいのかなって、今日1日考えて思ったんだ」

ほむら「で、でも昨日は」

さやか「昨日は昨日、今日は今日。可能性を捨てることになると思うんだよ。同性をそういう対象としてみないっていうことは。それにさ、あたし別にほむらのこと嫌いじゃないし」



151: 2011/09/23(金) 02:33:13.78 ID:+wFlOWqOO
ほむら「そう……」

さやか「いや、違うな。そうじゃない。美樹さやかは暁美ほむらの事が好きなんだ」

ほむら「え…」

さやか「第一印象は、、気取った奴だなとか話し掛けづらいなとか、そういうこと思ったりもしたけど、話してみるとそうでもなくて、そのギャップでわたしは惹かれていったんだと思う」

ほむら「…………」

155: 2011/09/23(金) 02:38:09.91 ID:+wFlOWqOO
さやか「昨日はさ、多分混乱してたんだよ、突然のことでさ。それにあたし自身この感情に気がついていなかったし」

さやか「――というわけで、これからよろしくね、ほむら。最初は友達からみたいになると思うけど、お互いのこともっと知ろうよ!」

ほむら「………えぇ、よろしく」

まどか「わ、わぁ、おめでとう二人とも。これから応援させてもらうよ」

さやか「ありがとうまどか!」

ほむら「………ありがとう」

159: 2011/09/23(金) 02:43:47.69 ID:+wFlOWqOO
さやか「でもほむら、なんか昨日と様子違ってない?昨日はもっと『綺麗ね』とか『愛おしくてたまらない』とか言ってくれたのに」

まどか「うわぁ…情熱的だね」

ほむら「――そんなこと言ったかしら」

さやか「言ったって。あ、もしかしてまどかがいるから緊張してるの? ほむらは照れ屋さんだなー」アハハ

ほむら「別にそういう訳では…」

163: 2011/09/23(金) 02:48:04.76 ID:+wFlOWqOO
さやか「あ、ごめんまどか。今日は先に帰ってくれる?これからほむらと親睦を深めるために、私の家に行くから」

ほむら「え?」

まどか「――え? あ、うん。じゃあ分かった。今日は帰るよ。…じゃあねさやかちゃん、ほむらちゃん」トテテテ

さやか「おぉ、じゃあなー」

ほむら「まどか……」

さやか「―――じゃあ行こうか、ほむら」

ほむら「……分かったわ」

329: 2011/09/23(金) 19:18:28.60 ID:+wFlOWqOO


――さやかの家

さやか「はい着いた、ここがあたしの家!」

ほむら(普通なのね)

さやか「じゃあ上がって上がって!」

ほむら「お邪魔するわ」

さやか「今日は親遅くまで帰ってこないんだ!遠慮せずにイチャイチャできるね」

ほむら「そうね」

さやか「…………」

ほむら「………」

さやか「…じゃあ部屋行こうか」

331: 2011/09/23(金) 19:22:53.98 ID:+wFlOWqOO
―――さや部屋


さやか「――ほむら、やっぱり態度変わったよね。最初はまどかが近くにいるからだと思ったけど、どうもそうじゃないみたい」

ほむら「……そんなに態度変わったかしら」

さやか「変わったよ。――思い出してみると昼休みまでは昨日と同じ感じだった様な気がするから、変わったのはそこからかな」

ほむら「…まあ、そうかもしれないわね」


332: 2011/09/23(金) 19:25:42.36 ID:+wFlOWqOO
さやか「なんかさ、ほむらがそんな冷めた態度だと、こっちも興をそがれるっていうか、肩透かし食らったみたいな気分になるんだよね」

ほむら「好きよさやか」

さやか「感情がこもってないから嬉しくない」

ほむら「別に冷めたという訳ではないわ、ただ今はテンションが低いだけなのよ」

さやか「まどかが落ち込んでたから?」

ほむら「……気付いてたのね」

335: 2011/09/23(金) 19:31:18.04 ID:+wFlOWqOO
さやか「そりゃ気付くよ、だってほむらより付き合いずっと長いもん」

ほむら「――本当にそうかしら」ボソ

さやか「ん、何か言った?」

ほむら「いえ、何も……じゃあ何故そのことについて、まどかに何も言わなかったの?」

さやか「うーん、まどかがあんまり触れて欲しくなさそうだったから、かな。ほむらも大体そんな感じでしょ?」

ほむら「……えぇ、その通りよ」

336: 2011/09/23(金) 19:35:03.42 ID:+wFlOWqOO
さやか「まあ案外明日になったらケロッとしてるかもしれないしね。いきすぎた心配はお節介だし迷惑なだけだよ」

ほむら「…そうね」

さやか「…………」

さやか「――だからほむらも気にしないでおこうよ。大体、今ほむらが気にするべきなのは、あたしの方なんじゃないの…?」ガシッ

ほむら(…肩を掴まれたわ)

ほむら「……なにかしら?(顔が近い)」

さやか「――好きだよ、ほむ」スッ

『ガシャンッ』

ほむら「美樹さやか、花瓶が割れたわ」

さやか「何故!?」

340: 2011/09/23(金) 19:40:41.09 ID:+wFlOWqOO
ほむら(少し不自然だったかしら)

さやか「あああ!! この前買ったばかりなのに!」

ほむら「残念だったわね」

さやか「うぅ、花瓶も花も…雰囲気も台無しだよ」ガチャガチャ

ほむら「お悔やみ申し上げるわ」

ほむら(…もう帰りたいわ)

344: 2011/09/23(金) 19:45:02.86 ID:+wFlOWqOO
さやか「もうこれは仕方ないけど………ねえ、ほむら」ガチャピタッ

ほむら「なに?」

さやか「さっき、何であたしのこと『美樹さやか』って言ったの?」

ほむら(――深く考えてなかったわ)

ほむら「えぇ、つい前までの癖で……」

さやか「あたしには名前で呼べって言っておいて、ほむらは何で名前で読んでくれないの?」

350: 2011/09/23(金) 19:48:13.31 ID:+wFlOWqOO
ほむら「いえ、だからうっかり」

さやか「うっかりとしてもだよ。何だかさやかちゃん、今のでほむらとの間に距離感じちゃったな」

ほむら「――気のせいよ」

さやか「……そうかな。ほむらはさ、あたしの事、好き?」

ほむら「……」

さやか「あたしさ、何だか心の奥で違う気がするんだ。今日のほむらが変なんじゃなくてさ、今までのほむらが変なんじゃないか、って」

ほむら「…………」

353: 2011/09/23(金) 19:53:17.71 ID:+wFlOWqOO
さやか「もう一回聞くけどさ、ほむらはあたしの事――本当に好き?」

ほむら「…………」

さやか「ねぇ……答えてよ……!」

さやかが振り返る。

ほむら「…!」

さやかのその瞳には涙が浮かんでいた。

さやか「……ちゃんと答えてよ、好きなら好きって言ってよ、ほむらの気持ち教えてよ!」

さやかが近寄ってくる。

そしてほむらは肩を掴まれた。

355: 2011/09/23(金) 19:57:55.84 ID:+wFlOWqOO
さやか「あたしの事好きなんでしょ……?だったらちゃんとそれ言葉にしてよ、昨日みたいに『愛おしい』って言ってよ……」グスン

その言葉を最後に、美樹さやかは本格的に泣き始めた。

ほむら「……………」

ほむらは何も答えることができない。流石にほむらでも、この場で軽々しく『好き』と言ってはいけない、ということぐらい解った。

359: 2011/09/23(金) 20:03:23.90 ID:+wFlOWqOO

自分のせいだとほむらは思った。

自分の我儘な欲求が、美樹さやかを泣かせることになってしまった。自分の我儘な欲求の為に起こした、人の心を踏み躙る様な行為のせいで、この涙は流れてしまった。

――全部自分のせいで。

ほむらは後悔の念に包まれた。

363: 2011/09/23(金) 20:09:12.17 ID:+wFlOWqOO
さやか「――えぅ、うぇ…」グスングスン

泣きじゃくるさやかに、ほむらは何をしていいのか解らなかった。何が出来るのか解らなかった。



数分が経っただろうか。

依然としてさやかは泣きじゃくっていたが、しかし嗚咽も大分止まり、漸く落ち着きを取り戻そうとしていた。

すると必然、室内には静寂が訪れる。その静寂により、既に動揺していたほむらは、さらに動揺することとなった。

366: 2011/09/23(金) 20:13:05.39 ID:+wFlOWqOO
さやか「えぅっ……」グス

肩に寄りかかるさやかの頭を取り敢えず撫でようと試みる。抵抗はなかった。

さやかの髪は予想外にサラサラだった。髪の毛に摩擦は殆どなく、ほむらの手はスルリと流れ、昨日自分が言った事は事実だったんだということが分かった。

―――唐突にさやかの嗚咽が止まる。

そして部屋は静寂に包まれた。

373: 2011/09/23(金) 20:18:41.14 ID:+wFlOWqOO
ほむら「さやか……」

沈黙に耐えきれず、ほむらが口を開く。

さやか「ほむら……」

さやかも言葉を返す。

そしてその瞬間―――

ドンッ

唐突にほむらの身体は何か強い力に押しやられた。

ほむらはその強い力によって、後ろのベッドに倒れこむ。

突然のことで一瞬自分の身に何が起こったのか理解できない。

379: 2011/09/23(金) 20:23:58.38 ID:+wFlOWqOO
押し倒されたという事実にほむらが気付いたのは、さやかが自分の上に馬乗りになってからだった。

さやか「……ほむらはあたしの事、好きなんだよね」

ほむら「…………」

さやか「…言葉に出してくれなくても解るよ。だって昨日言ってくれたもんね。『綺麗ね』って、『愛おしい』って、言ってくれたもんね」

ほむら「さやか………」

さやか「信じてるよ、ほむらの事――」

そしてさやかはほむらに口づけをした。

412: 2011/09/23(金) 21:21:14.38 ID:+wFlOWqOO
ほむらは全く抵抗せず、なされるがままだった。自分を人形だと思い込んだ。

抵抗する事は、さやかとの繋がりを断ち切る行為の様な気がした。



静かな部屋に二人の唾液の音が響く。その音をほむらは他人事のように聞いた。

―――いつまで続くのだろう、そんな事を思った。

414: 2011/09/23(金) 21:25:49.97 ID:+wFlOWqOO
どれだけ時間が経っただろうか。

長い長いキスは漸く終わり告げ、さやかはほむらの身体にもたれかかってきた。

……相変わらずほむらは自分が何をすればいいのか解らない。

どうせ一回も二回も同じだろうと、自分からキスをしてみようかとも思った。だけどそれは、さやかを受け容れる行為だと思う。そんな事をすればもう取り返しがつかなくなる―――

そんな気がした。

419: 2011/09/23(金) 21:33:12.30 ID:+wFlOWqOO
>>417
大事なのはお前がどちらを望んでいるのかということだ


ほむら「あっ…!」

気を抜いていたせいか、ほむらはそんな声をあげてしまった。

さやか「ふふ、どうしたのほむら、感じちゃった?ほむらちゃんは胸が弱いのかなあ?」

さやかが意地悪な笑みを浮かべる。

ほむら「……いきなりだったから驚いただけよ。胸を触られた位で感じたりしないわ」

――そう、決して感じたわけなどではない。好きでもない人物に身体を触られて感じる筈がない。

ほむらは強くそう思った。

422: 2011/09/23(金) 21:38:09.74 ID:+wFlOWqOO
さやか「別に隠さなくてもいいのに。女の子なら誰でも胸を揉まれたら感じちゃうって。ほむらも女の子なんだから、別に嫌らしくなんてないよ……?」

さやかはそういって、今度は首筋にキスをした。

ゾクッ

身体が身震いする。嫌悪からくる反応だとほむらは勝手に自分で解釈した。

認めたくなかった。

そんなこと、絶対に――

426: 2011/09/23(金) 21:44:07.34 ID:+wFlOWqOO
さやか「ほむら、あたしも触って……?」

そう要求してくるさやかの瞳は色気を帯びていた。

心臓がドクリと跳ねる。

ほんの少しだけさやかに見惚れた後、ほむらはハッと我に返り冷静さを取り戻した。――不覚だ。

ほむら「……遠慮するわ」

さやか「そんなこと言わないでさあ……ほら」

さやかがほむらの手を取る。抵抗する間もなく、その手はさやかの胸に押しあてられた。

428: 2011/09/23(金) 21:49:23.23 ID:+wFlOWqOO
感触はとても柔らかなものだった。それは、普段触る自分の胸とは似て非なるものであり、ほむらはその感覚がもっと欲しくなった。

――ふとした好奇心。

ほむらは手を恐る恐る動かした。

さやか「あっ……」

さやかから喘ぎ声が漏れる。ほむらの心臓がまたしても跳ねた。

もっとこの声が聞きたい――

素直にそう思った。


436: 2011/09/23(金) 21:56:33.89 ID:+wFlOWqOO
さやか「はあぅ、…いいよ、ほむら」

その色気を帯びた表情がみたくてほむらはさらに強く揉む。まるで何かにとり憑かれているかのようで、この表情には人を虜にするくすり的なものがあるのではないかと考えたほどだった。

さやか「はぁ……はぁ…」

さやかの息遣いが徐々に荒くなってきているのが解る。それは火照った表情とマッチし二重攻撃となってほむらに襲い掛かった。更にはそこにさやかの熱っぽい視線も重なってほむらの理性は確実に追い詰められていく。

438: 2011/09/23(金) 21:59:57.88 ID:+wFlOWqOO
どうしてこんな好きでもない、むしろどちらかといえば嫌悪するべき対象の女にここまで感情を揺さ振られなければならないのか――普段のほむらならそう冷静に推測しただろう。

だが今現在そんなことは考えることができず、そして考えたいとも思わなかった。

ほむら「ぅんっ……」

止まっていたさやかの手が動き出す。既に追い詰められていたほむらの理性はその現象でもう崩壊寸前まで追いやられた。

444: 2011/09/23(金) 22:08:04.49 ID:+wFlOWqOO
さやか「ち、ちく…」

突然目の前の女がそんな訳の解らない言葉を発する。

ほむら「――はっきり言わないとなんのことだか分からないわ」

一体、自分は何を言っているのだろう。さやかが言いたいことなど既に分かりきっている事だ。それを敢えて言わせるなんて、まるで言葉責めではないか――

そしてほむらは悟る。

まるでなんかではない。無意識とはいえ、無自覚とはいえ、暁美ほむらは美樹さやかを言葉そのまま真の意味で言葉責めしたのだ。

その意味を理解した時、そして。


451: 2011/09/23(金) 22:13:03.64 ID:+wFlOWqOO
ほむらがさやかの胸をさらにもみしだくと、気のせいか僅かに膨らんだような錯覚を覚えた

いや、結論から言えばそれは錯覚ではなかった

もみしだけばもみしだく程にさやかの胸はみるみる大きくなっていく。ほむらもそれが異常であることに気付くが、それでも行動を止める事が出来ない

胸はどんどん膨らみを増していく。さながら風船の様に。ブクブクブクブクブクブク―――

そしてついに爆発した

これが世に言うビッグバンである

宇宙はこうして生まれた

そして数十億年の歳月が経ち

現在の我々がここにいるのだ





まあとりあえず風呂に入ってきます

671: 2011/09/24(土) 04:03:15.46 ID:hp0ugiuGO
取り敢えずここでひとまず終わり

明日の夕方頃また奇跡的に残ってたら、ささっと続き書いてささっと完結させるけど、多分面白くもないだろうから別にここで落としちゃっていいよ

じゃあな

672: 2011/09/24(土) 04:03:49.11 ID:vQTJMItd0
何という

677: 2011/09/24(土) 04:06:21.68 ID:b9NgEWJ00
おっおっおっおっつ( ^ω^)・・・

引用: ほむら「好きよ、美樹さやか」