ガヴリール「あ！！　びっくらポン始まったぞ！！」

ヴィーネ「当たるのかしらね！　ワクワクね！」

機械『おめでとーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』

ガヴリール「やったぞ！！　なんかチョロQ的なものが当たった！！」

ヴィーネ「残った皿も全部入れちゃいましょう！！」

ガヴリール「お！　また始まった！！」

機械『おめでとーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇ』

ヴィーネ「やったわガヴ！！」

ガヴリール「やったな！！」

ヴィーネ「見てガヴ！！　ちょっと引いただけで凄く走るわこの子！！」ｼｬｰ

ガヴリール「よーし！！　競争だ！！」ｼｬｰ

ヴィーネ「楽しいわねガヴ！！」ｼｬｰ

ガヴリール「幸せだなヴィーネ！！」ｼｬｰ

ガキ「ママー、あいつらあわれー」

ママ「見ちゃ駄目よー」

ラフィエル「ザギンでシースー美味しいですねサターニャさんｗｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「そうねラフィエルｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「また今朝水揚げされたばかりの産地直送クロマグロの大トロ頼んでいいですかｗｗｗｗｗｗ？」

サターニャ「これで７貫目よｗｗｗｗｗｗよく食べるわねｗｗｗｗでもいくらでも頼むといいわｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「サターニャさんも何か食べましょうよｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「さっきのウニとイクラがたっぷり乗った海鮮丼がいいわねｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「４杯目ですよｗｗｗｗｗよく食べますねｗｗｗｗｗｗでも好きなだけ食べていいですよｗｗｗｗｗ」

サターニャ「くださーいｗｗｗｗｗｗ」

親父「うん」

ラフィエル「お会計１２万で済みましたねｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「ここなら気軽に来られるわねｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「あｗｗｗｗｗレンタルDVDの延滞の返却忘れていましたｗｗｗｗｗ」

サターニャ「大丈夫よｗｗｗｗｗｗDVDごと買ってしまいましょうｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「さすがサターニャさんですｗｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「あｗｗｗｗｗ靴ひもが千切れたわｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「大丈夫ですサターニャさんｗｗｗタクシー使いましょうｗｗｗｗｗ」

サターニャ「でもここから家まで車でも四十分はかかるわよｗｗｗｗｗｗ？」

ラフィエル「大丈夫ですｗｗｗｗｗたったの二、三万ですよｗｗｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「それもそうねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「ヘイｗｗｗｗｗｗタクシーｗｗｗｗｗｗｗ」

タクシー「うん」

サターニャ「幸せねｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「幸せですねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ヴィーネ「日高屋のラーメンおいしいわねガヴ！！」

ガヴリール「安いしおいしいし文句ないな！！」

ヴィーネ「からあげもおいしいわねガヴ！！」

ガヴリール「安いからな！！」

ヴィーネ「私たちから揚げって言ったら冷凍食品しか食べないもんね！！」

ガヴリール「揚げ物なんて自宅で作ったらキャノーラ油が勿体ないだろ！！
２００円もするんだぞあれ！！」

ヴィーネ「そうね！！　節約大事ね！！」

ガヴリール「水も飲み放題だぞ！！」

ヴィーネ「水道代が１００円くらい浮くわね！！　一日の活動に２リットル必要だからここで飲みまくれば今日一日はやっていけるわ！！」

ガヴリール「見ろヴィーネ！！　ビールが安いぞ！！」

ヴィーネ「味うっす」

ラフィエル「渋谷の意識高いラーメンおいしいですねサターニャさんｗｗｗｗｗ」

サターニャ「そうねｗｗｗｗｗ無駄に多い野菜とかやたらデカいエビなんかも舌が蕩けそうよｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「１杯２０００円だなんて安いですねｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「そうねｗｗｗｗｗｗｗとてもリーズナブルだわｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「チェーン店の安いラーメンを食べている人たちには味わえない幸福ですねｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「あはは、なに言ってるのよラフィエル。そいつらが食べてるのは輪ゴムよｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「あらやだ私ったらｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「幸せねラフィエルｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「幸せですねサターニャさんｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ガヴリール「牛角のお肉おいしかったな！！」

ヴィーネ「そうね！！　半年に一回の贅沢だもんね！！」

ラフィエル「原宿の一等地に居を構える焼肉屋おいしかったですねサターニャさんｗｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「そうねラフィエルｗｗｗｗあの肉でハンバーガー作りましょうｗｗｗｗｗ」

ガヴィーネ「あ」

ラフィサタ「あ」

ガヴリール「……」

ラフィエル「……」

サターニャ「ひ、久しぶり」

ヴィーネ「えー、あ、うん。久しぶり」

サターニャ「ど、どこ行ってたの？」

ガヴリール「あ、うん……牛角。私らの会社、今月ボーナスなんだ……」

ラフィエル「……そ、そうですか」

ガヴリール「うん……」

ヴィーネ「そ、そっちは？」

サターニャ「焼肉」

ガヴリール「どこのお店？」

サターニャ「いや、うん。言ってもあんたらわからないと思うし」

ガヴリール「お、おう。高いところなんだ……」

ヴィーネ「そっちもボーナス入ったの？」

ラフィエル「いいえ？」

ヴィーネ「なんで？」

ラフィエル「え？　そうじゃなくても焼肉って行きませんか？」

ガヴリール「え？」

サターニャ「え？」

ヴィーネ「え？」

ラフィエル「……そ、それじゃあ私たち帰りますね」

ガヴリール「えー、おう。そうだなー。またなー」

サターニャ「ま、またね二人とも」

ヴィーネ「う、うん……」

天真ママ「よく帰って来たわねー。お盆休みだっけ？」

天真パパ「あはは、僕たち邪魔かな。空気読んで外で連泊してもいいんだぞ？」

天真ママ「そうね～。ゼルエルとハニエルも一緒にね」

ヴィーネ「も、もう！　お義父さんったら……」

ガヴリール「あはは……」

ゼルエル「テーブル拭くぞ」

ハニエル「そろそろ夕食できるからねー」

ガヴリール「メニューは？」

ゼルエル「カレーらしい」

ガヴリール「カレーか。懐かしいな」

ヴィーネ「最近食べてないもんね」

ゼルエル「一応調理系の専門に通うハニエルが腕によりをかけて作ったカレーだ。これは期待できるな」

ヴィーネ「そうですね」ｸｽｯ

ハニエル「できたよー」

ガヴリール「……あれ？」ﾎﾟﾛ

ゼルエル「ど、どうしたんだガヴリール！？　急に涙なんか流して！！」

ヴィーネ「……おかしい、わね」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ハニエル「ヴィーネさん！？　お口に合いませんでした！？」

ガヴリール「いや……なんだろう。温かいなって」ｼｸｼｸ

天真パパ「ガヴリール……」

ヴィーネ「なにかしらこれ……いつも食べてるものよりも、ずっと……うぅ」ｼｸｼｸ

天真ママ「二人とも大丈夫！？　嫌なことでも思い出したの！？」

ガヴリール「ヴィーネ……」ｼｸｼｸ

ヴィーネ「うん……」ｼｸｼｸ

ガヴリール「家族の料理って、温かいな……」ｼｸｼｸ

ヴィーネ「ええ……。これまで外食とかそういう幸せにこだわるあまり、大切なことを忘れてしまっていた気がする……」ｼｸｼｸ

ガヴリール「冷静に考えたら毎日既製品より自炊の方が安く済むしな……」

ヴィーネ「なにを焦っていたんでしょうね、私たち……」

ガヴリール「ありがとうハニエル……とても、尊いものを見失うところだった……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ヴィーネ「ありがとう……ありがとう……！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ハニエル「え？　あ、うん」

マルティエル「お嬢様、今晩の夕餉はどうなさるのですか？」

ラフィエル「えｗｗｗ？　サターニャさんと外食しますよｗｗｗｗｗ？」

サターニャ「昨日食べたアヒージョおいしかったわねｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「はいｗｗｗｗｗシェフのこだわりを感じましたｗｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「今日もミシュランの三ツ星へ食べに行きましょうかｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「はいｗｗｗｗｗ」

サターニャ「お金があって笑いが止まらないわねラフィエルｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「白羽グループ経営上々ｗｗｗ先進国へ一部上場ｗｗｗｗｗｗお金が雨粒と一緒に降ってきますからねｗｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「外食最高ねｗｗｗｗｗｗしあわせｗｗｗｗｗ」

ラフィエル「はいｗｗｗｗｗｗｗｗしあわせですねサターニャさんｗｗｗｗｗｗ」

ラフィサタ「なぁーっはっはっはっは！！！」

終わり♡

あのアニメ神がかってたな

2期はまだですか

自然に結婚していて草
ガヴィーネは幸せになりそう