110: 2012/07/24(火) 03:39:45 ID:W7zAIKVs
────────────────────────────────────────────────────────────
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
→秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
天海 春香(あまみ はるか)
如月 千早(きさらぎ ちはや)
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)
高槻 やよい(たかつき やよい)
→秋月 律子(あきづき りつこ)
水瀬 伊織(みなせ いおり)
三浦 あずさ(みうら あずさ)
双海 亜美(ふたみ あみ)
双海 真美(ふたみ まみ)
菊地 真(きくち まこと)
星井 美希(ほしい みき)
我那覇 響(がなは ひびき)
四条 貴音(しじょう たかね)
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
111: 2012/07/24(火) 03:40:34 ID:W7zAIKVs
・海辺の温泉宿・
>おっすおっすばっちし
律子「何を撮ってるんですか!?」
>いや、こういう仕事だからね
律子「あぁ……そういえばそうでしたね」
>忘れないで!
律子「今さらアイドルの仕事って言われても……」
>リッチャンハカワイイデスヨ
律子「はいはい」
>それじゃあ時間もないしサクサクいきますか
律子「というか、どこに行くんですか?」
>近所で縁日があるらしいからそれに
律子「へぇー」
>というかあなたが希望を出さないから私が調べたんですよ?
律子「忙しいんだから仕方ないじゃないですか」
112: 2012/07/24(火) 03:41:14 ID:W7zAIKVs
>というわけで、これに着替えてください
律子「これって、浴衣?」
>はい。竜宮小町の仕事先に突撃するわけだから、服とかも用意してないだろうなと思って持って来ました
律子「着ないと……ダメですよね?」
>ダメですよね
律子「ですよねー」
>はい、じゃあ外出てるからちゃっちゃと着替えて
律子「わかりましたよ……ってカメラを置いてかないでください!」
>チッ
律子「ちょっと?」
>ハイ! じゃあ着替え終わったら呼んでね! バタン
律子「まったく……」
113: 2012/07/24(火) 03:41:48 ID:W7zAIKVs
>どうよ?
律子「ぴったりでした……」
>よし。柄も良い感じだな
律子「というか、何で私の服のサイズ知ってるんですか」
>それは何と言っても元担当アイドルですから
律子「あれからちょっとは体型も変わったのに……」
>そんなもん見たらわかるわ
律子「なにそれこわい」
>まあ、元を知ってたらある程度はどうにかなるさ。それに、極端に太ったり痩せたりするほど暇してないだろ、俺らも
律子「そうですね」
>良いことだ
律子「そういうことにしておきましょう」
>あ、それと
律子「今度はなんですか……」
114: 2012/07/24(火) 03:42:32 ID:W7zAIKVs
・縁日・
>良いなぁ、こういう感じ。何か懐かしい気持ちになるよな
律子「それは良いですけど」
>うん?
律子「何で髪型まで変えたんですか」
>懐かしの三つ編みおさげちゃんの方が良かったか?
律子「い・や・で・す! というか、浴衣なら普段のアップのままでちょうど良かったじゃないですか」
>いやー、まあそれはあれですよ
律子「なんです?」
>綺麗なうなじを他人に見せたくないじゃん。彼氏としたら
律子「なっ」
>それに浴衣の柄的におそういうしっとりした感じの方が良いかなってな
律子「……まったく、しょうがないですね」
>そうそうしょうがないしょうがない
律子「~♪」ケサキイジイジ
>良いなぁ、こういう感じ。何か懐かしい気持ちになるよな
律子「それは良いですけど」
>うん?
律子「何で髪型まで変えたんですか」
>懐かしの三つ編みおさげちゃんの方が良かったか?
律子「い・や・で・す! というか、浴衣なら普段のアップのままでちょうど良かったじゃないですか」
>いやー、まあそれはあれですよ
律子「なんです?」
>綺麗なうなじを他人に見せたくないじゃん。彼氏としたら
律子「なっ」
>それに浴衣の柄的におそういうしっとりした感じの方が良いかなってな
律子「……まったく、しょうがないですね」
>そうそうしょうがないしょうがない
律子「~♪」ケサキイジイジ
115: 2012/07/24(火) 03:43:10 ID:W7zAIKVs
>さて、どうする?
律子「何か買いますか?」
>食べ物は後でゆっくり出来そうな場所を見つけてから買うとして、何か遊べるようなのやるか。金魚すくいとか
律子「金魚なんて、東京まで持って帰るのが大変でしょう」
>そこはキャッチアンドリリースで
律子「それじゃあ何のためにすくうのかわかりませんね」
>こまけえことはいいんだよ。楽しめればそれでおっけー牧場!
律子「懐かしいですね、それ」
>ワイルドだろぅ?
律子「ある意味そうかもしれないです」
>まあ、とりあえずすくっとく?
律子「わかりましたよ」
>じゃあレッツらゴー
律子「おじさん……」ボソッ
116: 2012/07/24(火) 03:44:03 ID:W7zAIKVs
・金魚すくい・
>ほっ、はっ!
律子「上手いですね」
>ふっ、これでも地元じゃ救い屋Pちゃんとして鳴らしたんだぜ……
律子「そうですか」
>何か今日の律子さん冷たいですね
律子「いつも通りじゃないですか?」
>だがそれがいい
律子「はいはい」
>ほんとだよ?
律子「わかりましたって」
>口ではそう言いつつも微妙に赤くなる律っちゃんであった
律子「ちょっと、撮らないでください!」
>事務所の許可は取ってます!
律子「そういうことじゃない!」
>ほっ、はっ!
律子「上手いですね」
>ふっ、これでも地元じゃ救い屋Pちゃんとして鳴らしたんだぜ……
律子「そうですか」
>何か今日の律子さん冷たいですね
律子「いつも通りじゃないですか?」
>だがそれがいい
律子「はいはい」
>ほんとだよ?
律子「わかりましたって」
>口ではそう言いつつも微妙に赤くなる律っちゃんであった
律子「ちょっと、撮らないでください!」
>事務所の許可は取ってます!
律子「そういうことじゃない!」
117: 2012/07/24(火) 03:44:41 ID:W7zAIKVs
・射的屋・
>これでも地元じゃスナイパーPとして
律子「スナイパーの腕は錆びちゃったみたいですね」
>うっう……
律子「あ、落ちた」
>なん……だと……
律子「スナイパー律っちゃん……」ボソッ
>んん~? 今なんて? ねえ今なんて言った?
律子「なんでもないです! その舐めまわすようなカメラワークやめてください!」
>しょうがねえな。今日はこのくらいで勘弁しおいてやらあ
律子「もう、一体何キャラなんですか……」
>ガキ大将的な?
律子「童心に帰ってるんですね」
>チャイルドだろぅ?
律子「あ、はい」
118: 2012/07/24(火) 03:45:34 ID:W7zAIKVs
・型抜き・
>……
律子「……」
>…………
律子「…………」
>……………………
律子「……………………」
>おっれーはじゃいあーん、ワイルドだろぅ?
律子「ブフォッ、あー!」パキッ
>くっくっく……型抜きで不意打ちに対する用意を怠るとはな
律子「……」ワナワナ
>油断した貴様の負けd
律子「」ゲシッ
>にょわー☆(泣)
律子「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけですよ」
119: 2012/07/24(火) 03:46:22 ID:W7zAIKVs
・ヨーヨー釣り・
>油断大敵!
律子「油断した覚えはないですよ」スッ
>残像……だと……
律子「当たらなければどうということはないです」
>もしかしたら俺はとんでもないやつを覚醒めさせてしまったのかもしれない……
律子「今さら遅いです」
>さて
律子「はい」
>その山と積まれたヨーヨーもリリースしようか
律子「…………はい」
>…………
律子「…………」
>一個だけもらっていこうか
律子「はい♪」
120: 2012/07/24(火) 03:47:11 ID:W7zAIKVs
・神社・
>ちょうど良い場所が空いてたな。林が近いからか涼しいし
律子「ですね」ポインポイン
>焼き鳥、イカ焼き、お好み、たこ焼き、ビールに枝豆
律子「綿飴、リンゴ飴、ベビーカステラ、チョコバナナ」ポインポイン
>圧倒的じゃないか我が軍は
律子「完璧な布陣ですね」ポインポイン
>……
律子「……」ポインポイン
>それ、気に入ったんだ
律子「……はい」ポインポイン プチッ バシャッ
>あ
律子「……」ウルウル
>後でまた取ろうか
律子「……はい」ウルウル
121: 2012/07/24(火) 03:47:50 ID:W7zAIKVs
>いやー、こうして律子と酒を飲める日が来るとはな……
律子「毎回言ってますね、それ」
>だってお父さん嬉しいんだもん
律子「誰が娘ですか誰が」
>σ
律子「えい」グキッ
>ふぉぉぉぉ……
律子「人を指さしたら行けないってお母さんに言われたでしょう。お・父・さ・ん」
>はい……
律子「まったく」
>でも、人差し指って、人を指さすのを前提とした名前だよな
律子「屁理屈言わない!」
>ごめんなさいお母さん
律子「誰がお母さんですか誰が」
122: 2012/07/24(火) 03:48:23 ID:W7zAIKVs
・花火・
>たーまやー
律子「一代で倒産してますけどね」
>夢のないこというなよ
律子「すみません」
>しかし、規模は大きくてもやっぱり儚さがあるな
律子「…………ですね」
>ふう……
律子「なんだか」
>うん?
律子「花火って、アイドルに似てますね」
>うん
律子「夜空にぱっと明るく咲いて、次の瞬間には別の花火が咲いてる」
>そうだな
律子「でも……」
123: 2012/07/24(火) 03:49:05 ID:W7zAIKVs
>でも?
律子「あの娘たちにはいつまでも、例えおばあちゃんになっても、歌を歌ったり、お芝居をしたりさせてあげたいです」
>そうだな
律子「まあ、その頃には私もおばあちゃんですけどね」
>さすがにおばあちゃんでこの業務はきついかもな
律子「そう、ですね」
>まあ、そしたら律子もアイドルに戻ったら良いさ
律子「出来ますかね」
>ああ。その時はまた俺がプロデュースしてやるさ
律子「……………………生きてますか?」
>ふん。律子のためなら何歳まででも生きてやるよ
律子「ふふっ、じゃあ期待してますね」
>任せろ
律子「頼りにしてますよ。プロデューサー殿♪」
124: 2012/07/24(火) 03:49:45 ID:W7zAIKVs
────────────────────────────────────────────────────────────
亜美「うあうあー、何だかあの二人めっちゃいいふいんきだよー!」ヒソヒソ
あずさ「あらあら~」ヒソヒソ
伊織「ちょっとあんたたち、いい加減のぞきなんてやめなさいよ。あと亜美、ふいんきじゃなくてふんいきよ」ヒソヒソ
亜美「そう言いながら自分ものぞくのをやめないいおりんであった」
伊織「と、とにかく、もう止めましょう!」
亜美「いおりん声がおっきいよー。兄ちゃんたちにのぞいてるのバレちゃうよ」
律子「誰に何がバレるって……?」
亜美「だからぁ、兄ちゃんと律ちゃんに亜美たちがのぞいてるの、が……」
律子「ほほーう?」
亜美「あー、律ちゃん、偶然だね! 亜美たちもちょうどここに……って、え? あー! 逃げたー!? …………さて、じゃあ後はお若い二人で……」
律子「逃がさないわよ」ガシッ
亜美「うあー、兄ちゃん助けてー!」
P「やれやれ……」
────────────────────────────────────────────────────────────
125: 2012/07/24(火) 03:55:05 ID:W7zAIKVs
律ちゃん編おわり
改行規制とか切り貼りしやすさとかを考慮したら1レスSSっぽいものになってしまった
でも意外と書くのが楽だったかも
改行規制とか切り貼りしやすさとかを考慮したら1レスSSっぽいものになってしまった
でも意外と書くのが楽だったかも
130: 2012/07/24(火) 10:53:28 ID:2qOto12Q
あずささんは出ますか?(鬼気)
133: 2012/07/24(火) 19:29:08 ID:nc3s2B1g
引用: P「映像特典、ですか」
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