1: 2015/03/19(木) 15:00:25.08 ID:tBPVrTKk0
艦これSSです。
初書きなんで至らぬとこも多々あるかと思いますが、
多めに見てくださると助かります。


基本的に書き溜めて
一気に投下するタイプです。



2: 2015/03/19(木) 15:01:42.79 ID:tBPVrTKk0
電「要望箱・・・?ですか?」

提督「うん」

電「それは何をするモノなのです?」

提督「皆、今の艦隊や日常に不満とかあったりしないかな?と

ふと思ってな・・・」

電(・・・ないと思うのです)

提督「他所の鎮守府で艦娘がストライキを起こしたとか」

電(それはブラックな上に、そこの提督がクズだったから・・・)

提督「そこでだ、不満や要望があれば書いて貰おうと思ってな」

電「なるほどなのです」

提督「電は不満はないか?」

電「全くないのです。司令官さんは優しいし、とても良い環境だと思うのです」

提督(・・・流石に面と向かっては言いづらいか・・・お世辞を言わせてしまった)

電(これは分かってない顔なのです)

3: 2015/03/19(木) 15:02:33.04 ID:tBPVrTKk0
提督「電はして欲しいことはないか?」

電「抱きしめて愛を囁いて欲しいのです」(特にないのです)

提督「・・・え」

電「・・・というのは冗談です」(はわわ!?危なかったのです!セーフ!なのです!)

提督「ははは・・・電は可愛いなぁ」

電「・・・今、要望が出来たのです」

提督「ん?なんだ?」

電「もう一度今のセリフを言って欲しいのです」

提督「今の?何を言えば?」

電「可愛いって」

提督「・・・? 電は可愛いなぁ」

電「もう一回お願いします!」

提督「・・・? まぁいいけど。電、可愛い」
(年頃の女の子だから可愛いって言われたいのかな?無邪気なもんだ)

電「はわわわ・・・」(少し大胆だったかもしれないのです)

提督「大丈夫?顔真っ赤だけど・・・?」

電「大丈夫なのです!」

この後、一日中言わされた。

そして執務室前に要望箱を設置した。

4: 2015/03/19(木) 15:03:32.44 ID:tBPVrTKk0
3日後

提督「どれどれ?何か要望はあるかな?」

ザバー

提督「結構入ってる!!!そんなに不満が!?」

雷「司令官、多分不満では無いと思うわよ?」←本日の秘書艦

提督「まぁ1枚づつ読んでみよう」

雷「手伝うわ!!」

提督「えーと・・・」


PN匿名希望記者

提督室に仕掛けた盗聴器を外すの辞めて欲しいです。
有事の際に迅速な行動が出来ないじゃないですか。
何かあった場合どうするんですか?


提督「この部屋、盗聴器仕掛けられてるの!?」

雷「何度か見たわね。でも全部外したわよ」(私の以外は)

提督「ありがとう。でもその報告聞いてないけど・・・」

雷「司令を不安にさせたくなかったの・・・ごめんなさい」

提督「気を使わせてごめん。でも報告は今度からしてくれよ?」

雷「任せてっ!」

5: 2015/03/19(木) 15:05:05.47 ID:tBPVrTKk0
PN闇に生きる者

一撃必中クリティカル。これぞ夜戦の醍醐味。
負けたと思った戦闘も夜戦があれば大逆転。
だからもっと夜戦させてください。


提督「なんでちょっと厨2みたいなPNなの」

雷「これ多分、川内さんね」

提督「夜戦って怖いからなぁ・・・相手無力化してるならいいんだけどさ」

雷「こっちも大破してれば危険よね」

提督「大切な部下達にそんな危険な真似させたくないしな」

雷「司令官は私達のこと大切?」

提督「当たり前だろう」

雷「もう一度聞くわ。司令官は私達のこと大切?」

提督「大切だ。誰一人失いたくない。みんな大切で大好きな仲間達だから」

雷「ありがとう」
(いい音が取れちゃった!やったわ!)

6: 2015/03/19(木) 15:06:04.87 ID:tBPVrTKk0
提督「しかし数が多いなぁ全部目を通すのは大変だ」

雷「私も手伝うわ!半分貰うわよ!」

提督「頼む」

雷(えーと・・・)

「提督の好みのタイプの女性を教えてプリーズ」

「今度映画でも見に行きませんか」

「提督はどんなパンツはいてますか」

「卵焼き好きですか?今度部屋に来ませんか」

「提督の体を描きたい 全裸希望」

「ケッコンカッコガチ希望」

雷(この類は処分で良いわよね・・・)目ハイライトオフ

ガガッーーー


提督「なんでシュレッダー掛けてるの!?」

雷「あまりに不謹慎な内容だったから」

提督「え?どんな?」

雷「え・・・えーと・・・鎮守府でクーデター起こそうみたいな・・・?」

提督「一大事じゃないか!!!?」

7: 2015/03/19(木) 15:07:39.35 ID:tBPVrTKk0
雷「大丈夫よ!司令官には私が居るじゃない!」←LV128

提督「確かに!雷が居るなら安心だ!」

雷「当たり前じゃない!司令官の正妻なんだから!」

提督「え?」

雷「・・・え? 私達ケッコンしてるわよね?」

提督「あれ?あれそういう名称の戦力強化じゃなかったの」

雷「・・・・・・・・」

提督「大本営の笑えない冗談だと・・・ん?どうした?雷?」

雷「司令官は私のこと・・・嫌い?」

提督「え?好きだよ。鎮守府に来てから長い付き合いじゃないか」

雷「じゃあなんでケッコンを否定するの!?」

提督「ごっゴメンなさいっ!!」

雷「提督は私が奥さんじゃ不満?私じゃダメ?ダメなの?」

提督「えっ いや・・・」

雷「私が一番司令官を理解して愛しているのに。私が一番司令官を分かっているのに。
ずっと見てきたから毎日毎日毎日司令官のことを考えない日がないくらい・・・
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ
司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ司令官は私が居ないとダメ・・・ブツブツ」

8: 2015/03/19(木) 15:08:17.87 ID:tBPVrTKk0
提督(よく分からないけどなんかヤバイ雰囲気・・・)

雷「そうだ他の娘に目移りしないように監視しないと・・・どこがいいかしら・・・」

提督(年頃の女の子だからケッコンというのに憧れているのか・・・なら・・・)

雷「部屋に地下室を作ってそこに司令官を隠せば誰にもみつからない・・・ワタシ ダケノ・・・」

提督「そうだウッカリ。俺達ケッコンしてたな。愛しのマイハニー!!」←ヤケクソ

雷「・・・司令官!!そうよ!もうそんなことも忘れちゃうなんてー」

提督「はははーうっかりうっかりー」

雷「許すわ!司令官はウッカリさんなんだから・・・」

提督「ははは・・・」

雷「でも・・・」

提督「ん?」

雷「モウ ワスレナイデネ?」

提督「・・・あっハイ」

9: 2015/03/19(木) 15:09:07.45 ID:tBPVrTKk0


提督「あれから雷が俺のひざの上に座り、ひたすら恋人のように
イチャイチャしただけで一日が終わった・・・
憲兵さんにバレたらどうしよう・・・」

トントン


提督「ん?誰だ?入っていいぞ」

電「失礼します。電なのです。遠征の報告書を持ってきたのです」

提督「お疲れ様。夜遅くまでゴメンね」

電「大丈夫なのです! 無事成功なのでs・・・」

提督「・・・? どうした?」

電「・・・なんで司令官さんから雷ちゃんの匂いがするのです?」

提督(笑ってるけど滅茶苦茶怖いっ 流石ウチの初期艦っ!わが艦隊最高レベル!!)

電「司令官さん?黙っていたら分からないのですよ?」

提督「カクカクシカジカ」(事情説明)


電「・・・」


提督「なんで無言で俺のひざの上座るの」

電「上書きなのです」

提督「何を!?」

10: 2015/03/19(木) 15:09:54.43 ID:tBPVrTKk0
一方、雷の部屋

雷「出来たわ・・・」
ポチ
ガガガーー
『雷』『好きだよ』『愛しのマイハニー』

雷「司令官・・・私も好きよ!!・・・もう一度・・・」ポチッ

ガガガーー
『雷』『好きだよ』『愛しのマイハニー』

雷「っ!!」ゾクゾクッ

11: 2015/03/19(木) 15:10:56.06 ID:tBPVrTKk0
提督「ふぁぁ・・・朝か・・・着替えてメシ食って仕事して・・・」

???「やぁやっと起きたね」

提督「・・・なんで俺の自室にいるの」

時雨「今日はボクが秘書だからね起こしに来たよ」

提督「それはありがとう。でもどうやって鍵を開けたんだ?」

時雨「普通に鍵で」

提督「え?合鍵なんてあったけ?」

時雨「婚約してるんだから持ってて当然じゃないか」

提督(確かに時雨ともカッコカリしてるけど・・・)

時雨「それよりいいのかい?朝礼まで時間ないよ」

提督「ああ、確かに。着替えるから一度出てもらえるか?」

時雨「ボクは構わないけど?」

提督「俺が構うの!可愛い女の子にストリップ見せるとか変態じゃないの俺」

時雨「そんな・・・可愛いなんて・・・」

提督「とりあえず出てくれ」

時雨「仕方ないなぁ」

12: 2015/03/19(木) 15:11:44.89 ID:tBPVrTKk0
提督「そういうわけで、本日は第二、第三、艦隊はそれぞれ日課の遠征任務、
第四艦隊の潜水艦部隊はオリョールに出撃、各自任務が終われば休んでくれていい。
他の者は各自有事に備えての待機だ。何かあったときに動けるのであれば
基本的に行動は自由とする。まぁ何時も通りってことだな。各自解散!」

艦娘達「りょーかい」



提督「なんとか朝礼も間に合った。さて・・・要望箱はと・・・」

パサッ

時雨「何枚かあるね」

提督「どれどれ・・・」


匿名希望
艦隊の士気のさらなる向上の為、
司令官は今以上に艦娘との交流を
して欲しい

提督「結構、皆と話したりしてるんだけどなぁ・・・」

時雨「皆もっと提督と話をしたいんだよ」

提督「士気に繋がるならもっと時間を取るかな・・・」

時雨「次は・・・」


間宮
非常に言い辛いことですが、
厨房に比叡さんを入れないように出来ませんでしょうか
被害が大きく、これ以上は厳しいです


提督「比叡が・・・?どうしたんだろう」

時雨「彼女の作る料理は生物兵器って噂だよ」

提督「ははは・・・大げさだなぁ」

時雨「一度、実物を見たらそんなこと言えないと思う」

13: 2015/03/19(木) 15:12:26.71 ID:tBPVrTKk0
食堂

提督「という訳でコッソリ見に来たわけだが・・・」

時雨「しっ・・・比叡さんが居るよ」

提督「見つからないように・・・そーと見物しよう」

比叡「さぁーお姉さまの為に美味しいカレー作るぞぉ!!」

ガタッ

提督「なんか食堂に居た艦娘達が皆居なくなったぞ」

時雨「間宮さんも顔真っ青にして震えてる・・・」

提督「・・・なんか大げさだなぁ」

比叡「~♪」

提督「鼻歌まで歌って余裕そうに野菜を炒めてる・・・」

時雨「ここまでは普通だね。むしろ美味しそうだ」

比叡「ここで特製の栄養剤を入れて・・・いい感じ!」

提督「なんかすごい色のモノ入れなかったか・・・」

時雨「うん・・・レインボー色の粉みたいな・・・」

比叡「具材も足してボリューミーにしないと」

提督「なんか出してきたぞ・・・」

比叡「沢庵に・・・しおから・・・大福・・・セミの抜け殻に・・・隠し味にジャムっと・・・」

時雨「オェッ・・・」

15: 2015/03/19(木) 15:13:17.02 ID:tBPVrTKk0
提督「凄まじい匂い・・・」

パタッ

時雨「間宮さんが・・・倒れた」

提督「なんで比叡はピンピンしてるんだ」

比叡「出来たー! お姉さまを呼んで来よう!!」

ダダダダッ

提督「比叡は行ったか・・・」ソーッ

時雨「行ったみたいだね」


提督「うわっ・・・なんだこのカレーの色」

時雨「マジョーラカラー・・・」


間宮「う・・・うう・・・」

提督「はっ!? 間宮さんっ!!大丈夫ですか!?」←倒れた間宮さんを抱き起こした

間宮「てっ提督!? いらしたのですか!?」(顔が近い・・・)

提督「要望見たよ・・・すぐに受理しよう」

間宮「助かります・・・ウッ・・・カハッ」

提督「大丈夫か?」

時雨「早く換気しないと・・・」窓開けながら

提督「俺は間宮さんを医務室に運ぶから時雨、ここは頼む」

間宮「え?だいじょ・・・きゃっ!?(え!?お姫様だっこ!?)」

ダダダッ

時雨「・・・ボクも倒れてれば良かったかな。間宮さんには何時もお世話になってるから
ボクの提督を少しだけ貸してあげるよ。少しだけだけどね・・・」目ハイライトオフ

16: 2015/03/19(木) 15:14:03.57 ID:tBPVrTKk0
提督「すまない。まさかここまでと思わなくて軽く見て・・・」

間宮(お姫様だっこ・・・お姫様だっこされてる!!・・・ああ濡れてきちゃった・・・)

提督「間宮さん・・・?」

間宮「はい!間宮は大丈夫です!!」

提督「え!?なんで榛名のモノマネ!?」

間宮「すいません、ちょっと錯乱しちゃいました」ギュー

提督(間宮さん・・・きっと恐ろしかったんだろうな・・・無理もない)

間宮(・・・あれ? 他の艦(おんな)の匂いがする・・・)ハイライトオフ

提督「間宮さん?医務室付いたよ?どうしたの?」

間宮「上書きです」ギュー

提督(・・・最近よく言われるけど何かの隠語なのかな)

17: 2015/03/19(木) 15:14:58.26 ID:tBPVrTKk0
食堂

時雨「さて・・・この毒物はどうしよう」

提督「今戻った。すまん任せてしまって・・・どんな状況?」

時雨「このブツをどうしようかと」

提督「・・・食べ物を粗末にするようで勿体無いけど捨てるしかないだろう」

時雨「前に配水管に流したら配水管が破裂したよ」

提督「少し前にあったあのトラブル、比叡が原因だったの!?」

時雨「うん」

提督「じゃあ鎮守府内の庭に捨てたら?」

時雨「それで以前、木が数本枯れたけど」

提督「あれもコレが原因!?」

提督&時雨((どうしよう))

夕張「だったらそれ私にくれません?」

提督「夕張!何時からそこに!」

夕張「騒動を聞いて駆けつけました!ずっとソレを狙ってました!」

時雨「このカレーを?」

夕張「うん。それが必要だったの。提督コレ・・・」

提督「ん?新兵器開発の許可?何々・・・」

夕張「どう?」

18: 2015/03/19(木) 15:15:40.05 ID:tBPVrTKk0
提督「砲弾にカレーを詰めた特殊弾か・・・」

夕張「このカレーがどんな効果をもたらすか、凄い興味あるんです!
お願い!作らせて!!」

提督「確かに劇薬だけど・・・カレーだぞ? 精々嫌がらせくらいしか出来なそうだが・・・」

夕張「・・・だめ?」

提督「・・・まぁ多少興味あるからいいぞ。判子押しておく。ただ、資材の使いすぎは簡便な」

夕張「分かってる!ありがとう!」チュッ

提督「・・・!? おま・・・何を・・・」

夕張「えへへ・・・感謝の気持ち?ふふ・・・提督顔真っ赤ぁ」

提督「女の子がはしたない。あんまこういうことしちゃダメだぞ」

夕張「こんなこと好きな人じゃなきゃしないよ」ボソッ

提督「え?悪い。聞こえなかった」

夕張「なんでもなーい」

時雨「・・・夕張さん?あんまりボクの提督に変なことしないでね」ハイライトオフ

夕張「・・・何時から時雨ちゃんのになったのかな?面白いこと言うね」ハイライトオフ

時雨&夕張「「・・・あははははは」」

提督(なんか怖い・・・ん? 誰かの視線が・・・)

榛名「・・・・」ジー

提督「・・・榛名?」

榛名「・・・榛名は大丈夫です」ハイライトオフ

19: 2015/03/19(木) 15:16:27.55 ID:tBPVrTKk0
後日

鈴谷「え?特殊砲弾?」

提督「ああ、夕張が作ったみたいでな。今日の戦闘でそのテストを頼む」

夕張「お願いね」

鈴谷「危ないモノじゃないよね・・・?」

提督「・・・」

夕張「・・・」

鈴谷「なんで黙るの!?」

35: 2015/03/19(木) 19:15:34.88 ID:tBPVrTKk0
鎮守府付近の海域


漣「それで、その砲弾のテストですか?」

鈴谷「うん。なんの砲弾だろうね。性能を見たいって言ってたけど」

漣「しかも弾数に限りがあるとか!秘密兵器キタコレ!」

菊月「2人とも・・・敵だ」

イ級「ヒマだねー」

イ級2「早く帰ってゴロゴロしたいー」

イ級3「その体型で?ハハハ」

イ級「!!前方、艦娘だ!行くぞ!」

イ級2&イ級3「「イッーーーッ!!」」(掛け声)

鈴谷「特殊砲弾を試すよ!!いけっーーー!!!」

ドォンッ

ベチャ

イ級「・・・?なんだこれ・・・グ・・・熱い・・・体が・・・溶ける・・・あ・・・」

ジューーー

ドガーーーーーン

イ級2&イ級3「「イ級ーーーーーっ!!!!?」」

鈴谷「うわぁ・・・」

漣「敵が溶けて爆発しましたね・・・なんてもの作りやがったんですかご主人様」

菊月「作ったの夕張だけどな。・・・グロテクスすぎる」

36: 2015/03/19(木) 19:16:26.87 ID:tBPVrTKk0
イ級2「こんのぉぉぉぉ!!!」

鈴谷「第二射、いっけーーーーっ!!」

イ級2「あれ・・・」ビチャ

ジューーーー

イ級2「あああああ・・・侵食さr・・・」

ドカーーーーン

イ級3「いっ・・・イ級2-----!!!!」

鈴谷「最後は・・・」

漣「あれ?なんか弾に書いてますよ」

菊月「2日寝かしVerって・・・なんだ?」

漣「さぁ?まるでカレーみたいですね」

鈴谷「まぁいいや。いくっよーーーーっ!!」

ドォッンッ ベチャッ

イ級3「なんだ・・・体が侵食され・・・内側から細胞が破壊さr・・・脳ガガ・・・思考g消え・・・
私は誰ダ・・? 私はカレー・・・スパイs・・・インド人を右に置いて・・・
チガウ私ハ・・チ級・・・地球・・・世界そのもの・・・スミロドン・・・キャハハー」

ドガーーーーーン

ベチャ

鈴谷「うわっ!?キモッ!?ヌメヌメするぅーーーーー!!?」

菊月「・・・敵さんの様子、最後おかしくなかったか?」

漣「精神が崩壊してましたねー」

37: 2015/03/19(木) 19:17:34.39 ID:tBPVrTKk0
一方、水中にて・・・



ゴーヤ「・・・恐ろしいものでち」

ハチ「それよりデータ取らないと・・・」

イムヤ「これ・・・見て・・・凄い濃度の汚染が・・・」

ハチ「これハチ達も不味くないですか? 早くこの海域から離れないと・・・」

イムヤ「そうね・・・まって、なんか海に落ちた比叡カレーが・・・」

イク「一箇所に集まっていくのね・・・グネグネしてる・・・」

ゴーヤ「目みたいのがあるでち・・・」

ハチ「目が・・・こっち見た!!」

カレー「グォォォルルルルーーー」

全員「「「「こっちきたぁぁぁ!!!?」」」」

イムヤ「私たちは艦娘!!敵じゃないから!」

ゴーヤ「言葉なんて通じるワケないでちっ!!」

38: 2015/03/19(木) 19:18:10.75 ID:tBPVrTKk0
カレー「・・・・」ピタッ

イク「・・・止まったのね」

イムヤ「いい?敵は深海棲艦!!私たちは敵じゃないの!」

カレー「グォォォォォォ」 ピューーー

ゴーヤ「凄い勢いでどっか行ったでち・・・」

ハチ「なんだったの今の・・・? 提督にどう報告する?」

イムヤ「司令官には現実離れしすぎて報告できないわよ。汚染問題だけ報告しましょ」

イク(・・・ちょっと漏らしちゃったのね・・・でも水中でするって気持ちいい・・・うう・・・///)

イムヤ「どうしたの?イク」

イク「なんでもないのねー」(イクいくのぉぉぉ!)シュワァー

ゴーヤ「・・・ん? なんかしょっぱいでち」←イクのすぐ後ろに居る

ハチ「海水だからしょっぱいでしょ」

ゴーヤ「んー? そうかなぁ・・・なんか何時もと違うような・・・なんか暖かい・・・」

イムヤ「さぁ帰るわよ」

イク(提督ゥゥゥーーーー/////)ビクンッ ビクンッ

39: 2015/03/19(木) 19:19:36.36 ID:tBPVrTKk0
海上


ヲ級「あれは敵の新兵器・・・? 危険すぎる、すぐ仲間に報告を・・・」(偵察中)

ヌラーー

ヲ級「・・・? これはさっきの炸裂弾の謎の液体?・・・なんで動いてこちらにえ・・?」

グチャ ピシャッ ボリボリ・・・

それから鎮守府付近でしばらく敵を見なくなった。



余談ではあるが、

この後、当海域では薄緑のヌメっとした大きな半球体で、

赤い目が2つ輝く謎の生物の目撃が相次いだ。

その生物は深海棲艦を喰らう海の守り神として

何時しか海神様、もしくは海坊主と呼ばれるようになり、

近隣の町では神として祭られ崇められたという。

この噂を聞いた提督がなんとなく話をした所、

潜水娘達は目を泳がせて、吹けない口笛を必氏に吹こうとしたらしい。

40: 2015/03/19(木) 19:20:47.50 ID:tBPVrTKk0
帰還後、執務室にて


漣「という感じでした」

提督「お疲れ様。鈴谷は?」

菊月「入渠中だ」

提督「え?何か被害を?」

漣「なんか爆発した時に少しかかったみたいです。問題はなさそうですけど」

夕張「それにしても恐ろしい兵器ですね!!」(目を輝かせながら)

提督「でも環境に悪影響与えそうだぞ?ほれっ」

夕張「・・・これは?」

提督「同時刻に海中でデータ取ってくれた潜水チームからだ」

夕張「データから水質汚染の兆しが見えますね・・・」

提督「なので、この特殊弾は使用禁止な」

夕張「えー でも、時雨ちゃんや他数名が装備して出撃してますよ?」

提督「戻り次第、この武器は封印凍結する。異論は認めない」

夕張「仕方ないかな。でも面白いモノ作れたのでいいや。了解です」

漣「封印指定・・・なんかこう、心くすぐられますな」ゾクゾクッ

菊月「で?司令。あの弾はなんだったんだ?」

提督「比叡の作ったカレーだよ」

菊月「!!!?」

菊月はカレー恐怖症になった。

そして比叡は調理場へ入ることが法律で禁止された。

41: 2015/03/19(木) 19:21:46.09 ID:tBPVrTKk0
数十年後の

とある都市伝説の雑誌より抜粋


戦後の都市伝説で戦艦比叡のカレーが敵を溶かしたと言う噂があり、

一部の人間は「話盛りすぎ」「胡散臭い」とあまり信じられてなかったが、

ある雑誌のインタビューに置いて

??「ああ、あれは本当の話だよ。ビックリしたよ。
まさか敵が溶けて爆発するなんてねー」

と当時を知る関係者が発言をしており、

事実であったことに衝撃が走った。

また、発言をした美しい妙齢の女性が

当時提督であり、戦争を終結へと導いた一人でもある

我が国の大英雄の第48夫人と言うのも驚きの事実である。

さらに驚くべきことは重婚ということだけではなく、夫人の数にある。

なんと彼には200人近い妻が居るらしい。(あくまで噂ではあるが)

本来日本に置いて重婚は認められてないが、本誌が取材で接触できた

元、軍上層部に近い位置に居た関係者から聞いたところ、

「当時、特例で認めないと別の戦争が始まりそうだったから」と漏らしたという。

「君には分からないだろうね。この国が内部から壊滅する危機にあったことなんて・・・」

と、どこか達観したような遠い目で語ったらしい。

残念ながらこれ以上の情報は得ることが出来ず、真意は定かではない。

信じるか信じないかは貴方次第です。

53: 2015/03/19(木) 23:27:31.34 ID:tBPVrTKk0
提督「さて・・・今日は何か来てるかな?」

パサッパサッ

蒼龍「何枚かありますねー」←本日の秘書艦

提督「なになに・・・?」


「2階トイレの電気が切れてます」

「入渠中、ヒマです。何か時間つぶせるようなものがあれば嬉しいのですが」

「真夜中に川内さんが五月蝿いです」



提督「ん・・・割と普通だな」

蒼龍「そうですねぇ」

提督「電灯は後で変えておこう。入渠中にヒマ・・・か。そうなのか?」

蒼龍「あー確かにそうですねー 空母や戦艦ですと時間が・・・」

提督「風呂場で使えるテレビとかでも取り付けるか」

蒼龍「良いですねソレ。予算は大丈夫ですか?」

提督「まぁ大丈夫だろ。最後は・・・川内か」

蒼龍「あー 確かに夜騒がしいですねー」

提督「誰も注意しないの?」

蒼龍「それとなくは・・・彼女、鎮守府でも古参で
レベルも高いからってのもあるみたいですね」

提督「ああ・・・確かに初期から頑張ってくれたからなぁ」

蒼龍「だから心境的に言いづらいってのもあるかもしれません」

提督「本人は竹を割ったような性格だし気にしないと思うんだけどな」

蒼龍「提督から注意して頂けます?」

提督「しゃーない。分かったよ。じゃあ電気の取替えがてら行ってくる」

蒼龍「電気の取替えくらい私がやりますよ?そんな雑務を提督自らやらなくても・・・」

提督「ずーと書類仕事だから気分転換になるし・・・いいよ。俺がやっておく」

54: 2015/03/19(木) 23:28:26.21 ID:tBPVrTKk0
2階トイレ


提督「ここか・・・というか女子トイレに入るのはちょっと緊張しなくもない・・・」

提督「さっき放送で電気変えるから、20分くらい使用禁止と言ったから誰も居ないだろう・・・」

ポチ ジー バチバチ

提督「この真ん中の蛍光灯か・・・さてと・・・」


睦月(・・・え?提督!?・・・そう言えばさっき放送で・・・)チョロチョロ(尿)

提督(あれ?1つドアが閉まってる? 今は誰も居ないハズだし・・・
多分ドアの調子が悪いんだろう。気にせず作業っと)

睦月(うう・・・どうしよう・・・止まらないよぉ・・・///)チョロチョロ

提督(ここをこうして・・・っと)←作業に集中して音に気づいてない

睦月(なんか変な気分になってきちゃったよぉ・・・////)チョロチョロ・・・

提督(古い蛍光灯は割れないように・・・と・・・)

睦月(早く終わって・・・あそこが・・・ああっ・・・ひゃう・・・///)クチャクチャ

提督「よし!終わり・・・さて川内を叱りに行くか」

睦月(提督ぅ・・・ううう・・・あっ・・・睦月はもうダメですぅ・・・///)クチュクチュ

睦月に変な性癖が芽生えた。
レベルが少しあがった。

55: 2015/03/19(木) 23:29:12.98 ID:tBPVrTKk0
川内型の部屋

提督「おーい!川内!居るか?」

川内「いないよー」

提督「いるじゃないか!!」

ガチャ

川内「冗談だよ。どうしたの?」←アクビしながら

提督「ちょっと話があって・・・今いいか?」

川内「いいよー 入って入ってー」

提督「川内の部屋・・・意外と綺麗だな。もっと散らかってるかと・・・」

川内「失礼だなぁ・・・全部、神通が掃除してくれてるけどさぁ」

提督「しっかりしろ長女。他の2人は・・・遠征だったか」

川内「うん。で?どうしたの?」

提督「川内が夜中五月蝿いって意見があってなぁ」

川内「・・・?」

提督「なんで分からないって顔してるの!? 毎晩騒いでるだろ」
(ちょっと首傾げてキョトンとした顔が可愛かったのは言わないでおこう)

川内「夜に・・・?」

提督「夜戦だーとか騒いでるって聞いたぞ?」

川内「ああっ!!はいはい!あれ、五月蝿かったんだ」

提督「自覚なかったの?」

川内「あはは・・・」

提督「夜戦が好きってことは知ってるよ。長い付き合いだしな」

川内「うん・・・じゃあ・・・!」

提督「でも夜中に騒いだらさ、迷惑って分かるだろ?寝てる娘も居るんだぞ?」

川内「・・・うん。そうだね。考えが足りなかった。ゴメン」

提督「それに夜戦ってさ・・・危険なんだ。分かるだろう?」

川内「・・・まぁね」

56: 2015/03/19(木) 23:30:39.06 ID:tBPVrTKk0

提督「俺は皆を失いたくない。危険なことはなるべく避けたいワケだ」

川内「・・・分かってるよ」

提督「その皆の中に、川内も居る。今日まで一緒にやってきた仲間だろ?
鎮守府の仲間は家族みたいなものじゃないか。君を危険な目に合わせたくないんだ」
ポンッ(川内の頭に手を軽く置いて)

提督「だから、どうしても夜戦がしたいなら、昼戦で敵を黙らせろ。
大破させて反撃出来ないようにしてやれ!」
ポンポンッ

川内「提督・・・」

提督「俺が言いたいことはそんだけだ」

川内「よーし!じゃあ頑張って昼戦で反撃出来なくしてやる!燃えてきたー!
そしたら夜戦もいいんだよね?」

提督「味方に大破が居なければな・・・状況によりけりだ」

川内「で?提督?」

提督「ん?」

川内「私のこと家族みたいなものって・・・言ったよね?」

提督「ああ。ここの仲間のことを俺はそう思ってるけど・・・迷惑だったか?」

川内「全然!凄い嬉しかった!私も提督のこと家族だと思ってるから!(未来の夫として)」

提督「ああ、ありがとう・・・って川内!?」

川内「いいじゃん。私達、家族なんでしょ?」
ギュー(提督に抱きつきながら)

提督(川内が甘えてくるとは珍しい・・・
長女だから甘える相手が居ないんだろうなぁ・・・)←勘違い

57: 2015/03/19(木) 23:31:24.90 ID:tBPVrTKk0
榛名(・・・あれ?川内さんの部屋のドアが少し開いて・・・提督・・・? なんで抱き合って・・・)

川内(あれ?榛名だ。見せ付けてやれー)←悪意無し
ギュー

提督「ちょっ川内、痛いって・・・」

川内「いいじゃんー」

榛名(川内さん・・・こちらに気づいてワザと・・・)ギリッ

川内(ふふーんっ)

榛名「榛名は・・・大丈夫です・・・」ボソッ(ハイライトオフ)

川内「提督?夜戦しよっか?」

提督「は? いや、夜戦は状況によってと・・・俺の話聞いてた?」

川内「聞いてたよ?だから今そういう雰囲気じゃない?」

提督「・・・?・・・・・・?・・・!!!?」

川内「あー 気付いて顔真っ赤になった!」

提督「なな 何をバカなこと!? からかうのはやめ・・・」

ドガーーン

提督「!? 壁が吹っ飛んだ!!?」

電「それ以上は流石にダメなのです」(ハイライトオフ)

雷「ルール違反よ川内さん?」(ハイライトオフ)

58: 2015/03/19(木) 23:31:59.88 ID:tBPVrTKk0
艦娘達「何?何の音?」「敵襲!?」「川内さんがレギュレーション違反だって!」「ネノヒダヨー」


川内「ちぇっ・・・もー 冗談だってばー」

提督「え? 何?何この状況・・・」

川内「でも、最後に勝つのは私だから」ボソッ(3人だけに聞こえるように)

榛名・雷・雷「「「!?」」」

川内「それまでは仲良くやりましょ?」

雷「へー 川内さんも冗談言えるのね 面白いわ」

電「でも笑えない冗談なのです」

榛名「・・・ブツブツ」

提督「え? え? なんで壁吹っ飛んだの!?」←よく分かってない

59: 2015/03/19(木) 23:32:49.96 ID:tBPVrTKk0
提督執務室。


蒼龍「どうでした?」

提督「おう。なんか色々あったけど説得してきたよ多分大丈夫」

蒼龍「これで皆、今日は安眠できますね」

提督「そんなに五月蝿かったのか・・・」

蒼龍「それでここの報告書なんですけど・・・」
(提督から・・・川内さんの匂いがする・・・)ギリッ

提督「ああ、それか。・・・どうした?顔が怖いよ・・・」

蒼龍「怖いって酷いなぁ・・・なんでもないですよー あはは」

提督「任せちゃって申し訳ない。これで今日の業務は終了だな」

蒼龍「お疲れ様でしたー 所で提督?」

提督「なんだ?」

蒼龍「私、秘書艦だったのに提督、全然構ってくれませんでしたよね?」

提督「ああ・・・ゴメン」

蒼龍「そこでですけど、今晩付き合ってくれません?」

提督「夜間の外出は基本は禁じているんだが・・・」

蒼龍「いえいえ、提督の自室でお酒でも・・・」(この為に昼間は見逃したのですけどね)

提督「俺のコレクション目当てか。迷惑かけたし・・・いいぞ」

蒼龍「やったー! 飲むぞー」(本当は提督目当てですけどね・・・私お酒弱いし)

提督「・・・手加減してね?」

60: 2015/03/19(木) 23:33:45.07 ID:tBPVrTKk0



飛龍「・・・ねぇ、こんな時間になんで、おめかししてるの?」

蒼龍「別にぃ?特に意味はないよ?」

加賀「怪しいわね・・・」

赤城「モグモグ・・・」

翔鶴「・・・どこかへお出かけですか?」

瑞鶴「でも夜間の外出って許可出ないんでしょ?」

蒼龍「なんでもないってー」

飛龍「なんでもない訳ないでしょ!こんな可愛らしい洋服着て!」

加賀「いやらしい・・・」

蒼龍「なんでですか!?」

赤城「ゴクゴク・・・」

瑞鶴「怪しいわねぇ・・・」

蒼龍「なんでもいいじゃないですかっ!もうっ!」

飛龍「・・・あっーーーーー!!!」

蒼龍「ちょっ!?スカートめくらないでっ!!?」

飛龍「勝負パンツはいてるっ!!!!」

加賀「どういうことかしら?嘘を言うと五航戦の始まりよ?」ゴゴゴ

瑞鶴「なんで!?」

蒼龍「・・・ちょーとだけ提督の自室でお酒飲むだけですよ」

翔鶴「!!!?」

瑞鶴「!!!!?」

加賀「!!!!?」

飛龍「!!!!?」

赤城「!!!!? ゲホッ」(柿ピー詰まらせた)

61: 2015/03/19(木) 23:34:31.62 ID:tBPVrTKk0
蒼龍(やばい 一瞬でみんな雰囲気変わった・・・目が怖い・・・)

飛龍「えーーー!?ずるいっ!!」

蒼龍「別にいいでしょ!?今日の秘書艦は私だし!」

加賀「それでそんな・・・勝負下着まで・・・いやらしい」

蒼龍「いいじゃないですか!?レギュレーション違反はしてませんよ!」

翔鶴「・・・私の提督が・・・汚される・・・」ボソッ

蒼龍「別にアナタのじゃないけど?」

瑞鶴「提督さんに何するつもり・・・?」

蒼龍「何も?ナニ出来たら嬉しいですけど」

赤城「まぁまぁ、本日の秘書は蒼龍さんですし良いじゃないですか」

瑞鶴「確かにレギュレーションには引っかかってないですけどぉ」

加賀「ですが、提督の初めてが奪われたら・・・」ガタッ

翔鶴「そうですよ!! これは由々しき事態です」ガタッ

瑞鶴「そーだ!そーだ!」

赤城「大丈夫ですよ。提督ですし。そんな度胸ありませんよ」←付き合いが長いので分かってる

加・翔・瑞・飛「「「「た し か に」」」」

蒼龍「なにお~・・・私の魅力でメロメロにして手を出させてやるんだから!」

加・翔・瑞・飛「「「「それはないから絶対大丈夫」」」」

蒼龍「なんで!!?」

77: 2015/03/21(土) 16:30:15.36 ID:CCNOqLgL0
コンコン

提督「蒼龍か?」

ガチャ

蒼龍「おじゃましまーすっ」

提督「おう」

提督(蒼龍の私服・・・あんまり見たこと無いが

今日は洋服なんだ・・・普段の衣装とギャップもあって

中々可愛いじゃないか・・・)

提督「蒼龍って普段の着物みたいな服もいいけど、

そういう洋服も似合うな。うん。可愛い」

蒼龍「え?そうですかー ありがとうございます!」
(よっしゃっ!!!)

提督「まぁ適当に上がって、くつろいでくれ」

蒼龍「はーい。さぁー飲むぞー」

提督「程ほどにな・・・」

蒼龍「って言っても私あんまり飲んだこと無いんですけどね」テヘッ(舌を出しながら)

提督「そうなのか?じゃあなんでまた・・・」

蒼龍「だって提督、秘書の私をほっぽって行っちゃうんだもの。寂しいじゃないですか」

提督「蒼龍も行っていいと言ったじゃないか・・・」

蒼龍「それでも寂しいものは寂しいんです!」

提督「・・・悪かったよ」

78: 2015/03/21(土) 16:30:44.91 ID:CCNOqLgL0
蒼龍「だから今から、たーくさんお話しましょうね!」

提督「分かったよ。しかし、お酒あまり飲んだことないのか・・・」

蒼龍「そうなんですよ。ビールとワインくらい?あんま得意じゃないかなぁ」

提督「じゃあ、あまり強くないような感じで・・・」

カチャカチャ 

提督「ほれ」

蒼龍「わぁ真っ赤!!これは?」

提督「レッド・アイだよ。お酒が強く無くても飲みやすいと思う」

蒼龍「じゃあ、今日はお疲れ様ってことで・・・」

2人「「かんぱーいっ!!」」

蒼龍「・・・ぷはっ! ほんとだ!飲みやすいですね!」

提督「トマトジュースとビールを割ってるんだよ。アルコール度数も

低いし、ビールの苦味が抑えられるから苦手って人でも飲みやすいかな?」

蒼龍「初めてお酒美味しいって感じたかも。提督のは何ですか?」

提督「ああ、俺はホッピーだな」

蒼龍「ビールみたいですね・・・」

提督「まぁビールが高かった時代の代用品だな」

蒼龍「へぇ・・・初めて見たかも」

提督「焼酎と割って飲むんだよ。昔ながらの下町の

飲み屋とかだと8割置いてあるな」

79: 2015/03/21(土) 16:31:28.24 ID:CCNOqLgL0
蒼龍「美味しいんですか?」

提督「んー 人それぞれだと思うけど俺は好きかな・・・飲む?」

蒼龍「じゃあ、ちょっと失礼して・・・」ゴクッ

提督「どう? 結構美味しいだろ?」

蒼龍「そうですねぇ ビールみたいです」

提督「割る焼酎は甲類焼酎が良いとされるけど、一番

ポピュラーなのはキンミヤ焼酎かな?相性がいいんだ」

蒼龍(って言うかこれ・・・間接キス!? やりました!)

提督「焼酎、ホッピー、グラスの3つを冷やす。これは美味しく飲める

3冷って言われているが、焼酎は常温で置いてある店が多いんだよ。

氷を入れたグラスを出されたらなんか残念な気持ちになるんだよなぁ・・・」

蒼龍「提督も意外とお酒好きなんですね」

提督「まぁウチの飲んべぇ達ほどじゃないけどな・・・」

蒼龍「あははは・・・あの人たちは凄いですよねー」

提督「あいつ等の朝の惨状は、飲みすぎはダメだと言う良い見本だな」


80: 2015/03/21(土) 16:33:04.97 ID:CCNOqLgL0
1時間後

蒼龍「てーとぉくぅ? 飲んでまふぅ?」

提督「おっおう・・・」(めっちゃ酔ってらっしゃる・・・)

蒼龍「はい、かんぱーいっ!」カツンッ

提督「だいぶ酔ってきただろ? そろそろお開きに・・・」

蒼龍「まだ大丈夫でーすっ!」

提督「いや、顔真っ赤でもうフラフラじゃないか」

蒼龍「へーき!へーき!」

提督「飛龍か、加賀か、翔鶴か、誰か呼ぶか?」

蒼龍「・・・なんでですか?」(目ハイライトオフ)

提督「・・・? いや、だってそんなフラフラじゃ一人で部屋まで戻れないだろ?」

蒼龍「なんでなんですか?」

提督「え?」

蒼龍「な ん で 今、 他 の 女 の 名 前 を 出 す ん で す か ? 」

提督「・・・え? 何を言って・・・」

蒼龍「今は私と提督2人だけの時間ですよね?なんで他の娘の名前出すんです?ねぇ?

今は私だけを見てくださいよ。せっかく2人きりなんですから・・・」

提督(すごい 怖い・・・なんか怒らせちゃった!)

82: 2015/03/21(土) 16:34:41.92 ID:CCNOqLgL0

青葉「もー ダメですよー 蒼龍さん。飲みすぎです。司令官?彼女を部屋に連れて行ってあげますね!」

提督「え・・・?」(状況が飲み込めない・・・)

青葉「・・・いいですよね? まさか・・・一晩共に過ごそうなんて思ってないですよね? ね?」

提督(凄い笑顔なのに目だけ笑ってなくて怖い・・・)

青葉「司令? 黙っていたら分からないですよ?」

提督「ああ、よろしく頼む・・・」

青葉「はい!任されました!」

提督「所で・・・なんで天井から・・・?」

青葉「なんでって司令のこと見てましたから」

提督「え? 俺を見てた? なんで? 何時から!?」

青葉「ずっとですよ。何時も毎日毎時間ずっと、ずっ~と見てますよ? なんでって・・・理由いりますか?」

提督「いや、仮にも上官を監視するってのは・・・」

青葉「上官と部下の前に、恋人同士がお互いを好き合うのに理由はいらないじゃないですか!」(超笑顔だけどハイライト消え)

提督「え・・・? 恋人・・・?」

青葉「今日はもう遅いので休んでください。今日の出来事は夢なんですよ」

青葉「全て悪い夢」

青葉「正妻の余裕で蒼龍さんに提督を貸してあげただけ・・・」

青葉「明日からまた元通り。私と司令のイチャラブ新婚生活が始まります!」

提督(何を言ってるのか・・・分からない・・・あれ・・・? 意識が・・・)パタッ

83: 2015/03/21(土) 16:35:47.23 ID:CCNOqLgL0
青葉「お休みなさい司令。いい夢を・・・明石さんの睡眠スプレー良く効きますねー」

蒼龍「・・・zzzz」

青葉「じゃあ妖精さん、天井の修理お願いしますね」

妖精「ワカッター」「ガンバル!」「スグオワルヨー」

青葉「早く終わったら後で間宮羊羹をあげますよー」

妖精「「「「ヨッシャー」」」」

青葉「じゃあ司令、また明日ですね・・・・」チュッ

青葉は蒼龍を担いで出て行った。

蒼龍が届けられた空母達の部屋では

蒼龍が勝つか、負けるかの賭けが行われており、

みんな負けることに賭けていたので

賭けは成立しなかった。

蒼龍「・・・zzz・・・提督だめですよぉ・・・えへへ・・・zzz」

84: 2015/03/21(土) 16:36:29.40 ID:CCNOqLgL0
提督自室


提督「・・・zzz」

榛名「汚らわしい・・・」ゴシゴシ

提督「ん・・・zzzz」

榛名「提督の唇が汚されました・・・汚い・・・汚い・・・」ゴシゴシ

榛名「提督の唇を綺麗にしないと・・・もっと拭かないと・・・」ゴシゴシ

榛名「提督・・・失礼します・・・」チュ・・・クチュクチュ・・・

榛名「っぷはっ・・・ハァハァ・・・」

榛名「もっと・・・もっとやらないと・・・穢れを取らないと・・・」(ハイライトオフ)

榛名「もっと・・・もっとです・・・提督・・・提督・・・舌を・・・」

榛名「提督・・・提督・・・提督・・・提督・・・・ハァハァ・・・」

榛名「もっと私を見てください・・・そうじゃないと・・・榛名は・・・大丈夫じゃ・・・ありま・・・せん・・・」

85: 2015/03/21(土) 16:37:10.21 ID:CCNOqLgL0
提督「・・・・!?」ガバッ

提督「夢・・・? 何時も通りの部屋だ・・・」

提督「はっ!? あれ? 天井も穴は開いてない・・・? 全部夢・・・?」

提督「なんかトンデモない夢を見た気がする・・・まだ夜中の3時か・・・寝なおそう」

提督「しかし・・・なんか唇がすごいヒリヒリする・・・あれ?ちょっと血が出てる・・・」

86: 2015/03/21(土) 16:39:21.21 ID:CCNOqLgL0
書き貯め分投下完了。

蒼龍ちゃん可愛いって思っていただければ
ちょっと嬉しいです。

このSSはハートフルで平和なSSです

また今晩か明日の夜にでも投下します。

87: 2015/03/21(土) 16:56:40.82 ID:aYlIrVMAO
これが平和なssだったらこの世のssすべてが平和だぜ…

88: 2015/03/21(土) 18:14:40.97 ID:/KeojPyWO
ハートフルとは

90: 2015/03/21(土) 18:30:21.05 ID:zuMnXv270
>>1に聞きたいんだが、何故蒼龍を抜擢した?認めたくはないが空母ん中じゃ目立たないほうだろ?

91: 2015/03/21(土) 18:44:11.13 ID:CCNOqLgL0
>>90

理由は幾つかありますけど
好きな子なのにあんまり目立たないなーって印象で
書きたかったのが一番大きいですかね。

ツインテール大好きですし。おっOい!なのも好きです。
ちっぱいと口リも大好きです。

ウチの艦隊ですと蒼龍は上から6番目くらいの錬度でイベントではお世話になってます。
他には大凰、五航戦や書きたい空母は多々居ますけど。今回は蒼龍をと・・・
もし何かしら不快に感じてしまったスイマセンでした。

満遍なく色々な艦娘も出したいなぁと思ってます。駆逐艦とか特に。
重巡メイン回がまだないのでドイツのあの子を出したいなぁとか曇らせたいとか・・・
少しでも楽しんで頂けたら嬉しく思います。

今晩か明日の夜には次の書き貯めを投下します。
次は金剛姉妹の仲睦まじいお話です(多分)



ちょっと外出するので失礼しますね。
ではまた。


引用: 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」