234: 2015/03/25(水) 21:31:09.85 ID:uCughzgn0
最初から:【艦これ】提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」
前回:【艦これ】提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」第二話
提督「ん・・・? 朝か・・・」
提督「結局、昨晩の敵の目的は分からずじまいか」
提督「警戒しなければならない・・・」
提督「悪い前触れでなければいいのだが・・・」
提督「今日の秘書艦は・・・」
ガチャッ
初霜「私ですよ提督」
提督「おはよう初霜」
初霜「おはようございます提督」
提督「もうしかして起こしに来てくれた?」
初霜「はい。でも、もう起きてらしたのですね」
提督「ああ、すまないな・・・」
初霜「いえ、妻(ボソッ)の役目ですので」
提督「え? なんて?」
初霜「なんでもないですよ?」
提督「どうだ? 改2になった感じは?」
初霜「内側から力がみなぎって来るようです!」
提督「そうか。良かった。これからの更なる活躍を期待してるよ」
初霜「はい! ありがとうございます!」
提督「そう言えば、改2になったお祝いをしてなかったな・・・」
初霜「いえ、いいですよ! そんなの」
提督「何か欲しいものはあるかい?」
初霜「・・・子宝」(ボソッ)
提督「え?」
235: 2015/03/25(水) 21:31:36.44 ID:uCughzgn0
初霜「いえ! なんでもないです!」(やだ・・・私ったら・・・///)
提督「まぁ・・・何か欲しいなら言いなさい」
初霜「ありがとうございます。あれ?・・・それは?」
提督「ん? そこにある布団のこと?」
初霜「はい」
提督「その布団は古くなったから捨てようと思ってね」
初霜「提督が使用していたものですか?」
提督「ああ、もう綿がペチャンコでね・・・新しいモノに新調したんだ」
初霜「お願いがあります」
提督「なんだい?」
初霜「その布団を頂いても良いでしょうか?」
提督「え? 別に構わないけど・・・」
初霜「ありがとうございますっ!! ではさっそく使ってきますね!」
ガチャ パタン
提督「え? う~ん・・・子供ってなんでも玩具にするからなぁ」
提督「何かしらの遊びでも思いついたんだろう」
提督「俺も子供の頃、布団を数段重ねてトランポリンとかやったけ」
提督「ははは無邪気なもんだな・・・駆逐艦は」
提督「まぁ・・・何か欲しいなら言いなさい」
初霜「ありがとうございます。あれ?・・・それは?」
提督「ん? そこにある布団のこと?」
初霜「はい」
提督「その布団は古くなったから捨てようと思ってね」
初霜「提督が使用していたものですか?」
提督「ああ、もう綿がペチャンコでね・・・新しいモノに新調したんだ」
初霜「お願いがあります」
提督「なんだい?」
初霜「その布団を頂いても良いでしょうか?」
提督「え? 別に構わないけど・・・」
初霜「ありがとうございますっ!! ではさっそく使ってきますね!」
ガチャ パタン
提督「え? う~ん・・・子供ってなんでも玩具にするからなぁ」
提督「何かしらの遊びでも思いついたんだろう」
提督「俺も子供の頃、布団を数段重ねてトランポリンとかやったけ」
提督「ははは無邪気なもんだな・・・駆逐艦は」
236: 2015/03/25(水) 21:32:06.84 ID:uCughzgn0
鎮守府 廊下
初霜「~♪」
初霜(やだ・・・濡れてきちゃった・・・)グチュッ タラー
初霜(部屋まで我慢、我慢・・・)
島風「あれ? 初霜! その布団どうしたの? 干すの?」
初霜 「あら、おはよう。島風ちゃん」
島風(・・・あれ? なんか提督の匂いがする・・・)
初霜「ちょっとね・・・じゃあ・・・」
島風「ねぇ・・・待ってよ・・・」
島風「なんで・・・それ、提督の匂いがするの?」(ハイライトオフ)
初霜「なんでって提督の布団だからよ?」
島風「なんで提督の布団を初霜が持ってるのかな? わっかんないなー 」
初霜「提督から頂いたからよ? そんなことも分からないの?」
島風「なんで 『貴女ごとき』が 提督の私物を貰っているかを知りたいんだけど?」
初霜「・・・ふふふ」
島風「・・・・あはっ」
初霜「~♪」
初霜(やだ・・・濡れてきちゃった・・・)グチュッ タラー
初霜(部屋まで我慢、我慢・・・)
島風「あれ? 初霜! その布団どうしたの? 干すの?」
初霜 「あら、おはよう。島風ちゃん」
島風(・・・あれ? なんか提督の匂いがする・・・)
初霜「ちょっとね・・・じゃあ・・・」
島風「ねぇ・・・待ってよ・・・」
島風「なんで・・・それ、提督の匂いがするの?」(ハイライトオフ)
初霜「なんでって提督の布団だからよ?」
島風「なんで提督の布団を初霜が持ってるのかな? わっかんないなー 」
初霜「提督から頂いたからよ? そんなことも分からないの?」
島風「なんで 『貴女ごとき』が 提督の私物を貰っているかを知りたいんだけど?」
初霜「・・・ふふふ」
島風「・・・・あはっ」
237: 2015/03/25(水) 21:32:43.04 ID:uCughzgn0
翔鶴「あらあら・・・喧嘩はダメよ?」
初霜「翔鶴さん・・・おはようございます」
島風「私達、喧嘩なんか・・・してないですよ?」
翔鶴「ねぇ・・・初霜ちゃん。今から皆の洗濯物を干すんだけど」
翔鶴「その布団も・・・干してあげるから貸して頂戴?」
初霜「いえ、結構です」
翔鶴「どうして? 親切で言ってるのよ?」(ハイライトオフ)
翔鶴「ええ、親切で・・・」ニコッ
初霜「布団を干した後、ちゃんと返ってくるんでしょうか?」
翔鶴「・・・当たり前じゃない」
初霜「返ってきたとして・・・」
初霜「それは本当に、この布団なんでしょうか?」
初霜「提督から頂いた、この布団でしょうか?」(ハイライトオフ)
翔鶴「・・・どういうことかしら?」
初霜「いえ・・・」
初霜「 何 か の 事 故 で 」
初霜「この布団と、別の布団が入れ替わったら嫌だなって」
初霜「そう思ったんです」
翔鶴「・・・・・・」(無表情)
初霜「翔鶴さん・・・おはようございます」
島風「私達、喧嘩なんか・・・してないですよ?」
翔鶴「ねぇ・・・初霜ちゃん。今から皆の洗濯物を干すんだけど」
翔鶴「その布団も・・・干してあげるから貸して頂戴?」
初霜「いえ、結構です」
翔鶴「どうして? 親切で言ってるのよ?」(ハイライトオフ)
翔鶴「ええ、親切で・・・」ニコッ
初霜「布団を干した後、ちゃんと返ってくるんでしょうか?」
翔鶴「・・・当たり前じゃない」
初霜「返ってきたとして・・・」
初霜「それは本当に、この布団なんでしょうか?」
初霜「提督から頂いた、この布団でしょうか?」(ハイライトオフ)
翔鶴「・・・どういうことかしら?」
初霜「いえ・・・」
初霜「 何 か の 事 故 で 」
初霜「この布団と、別の布団が入れ替わったら嫌だなって」
初霜「そう思ったんです」
翔鶴「・・・・・・」(無表情)
238: 2015/03/25(水) 21:33:11.74 ID:uCughzgn0
翔鶴「私がすり替えると・・・?」クスッ
初霜「いえ、翔鶴さんはそんなことしないと思いますよ?」
初霜「でも、万が一ってあるじゃないですか?」
初霜「不幸な事故・・・」
初霜「嫌ですよね? そういうの」
翔鶴「・・・そうね」
初霜「そんな、あっては行けない事故が起きたとして」
初霜「それを知らずに過ごすのって」
初霜「恐いですよね?」ニコッ
初霜「だから、大切なモノは他人に委ねたくないんですよ」
初霜「偶然の事故が発生した時、翔鶴さんを疑いたくないですし」
初霜「同じ鎮守府の仲間とは 仲良くしたいですし」(今はね)
翔鶴「そうですね。ええ、そうです」
翔鶴「ごめんなさいね。余計なお世話だったわね」
初霜「すいません、では失礼します」
翔鶴「ええ、また・・・」ギリッ・・・
島風(なんで あの子だけ・・・)ギリッ・・・
初霜「いえ、翔鶴さんはそんなことしないと思いますよ?」
初霜「でも、万が一ってあるじゃないですか?」
初霜「不幸な事故・・・」
初霜「嫌ですよね? そういうの」
翔鶴「・・・そうね」
初霜「そんな、あっては行けない事故が起きたとして」
初霜「それを知らずに過ごすのって」
初霜「恐いですよね?」ニコッ
初霜「だから、大切なモノは他人に委ねたくないんですよ」
初霜「偶然の事故が発生した時、翔鶴さんを疑いたくないですし」
初霜「同じ鎮守府の仲間とは 仲良くしたいですし」(今はね)
翔鶴「そうですね。ええ、そうです」
翔鶴「ごめんなさいね。余計なお世話だったわね」
初霜「すいません、では失礼します」
翔鶴「ええ、また・・・」ギリッ・・・
島風(なんで あの子だけ・・・)ギリッ・・・
251: 2015/03/26(木) 18:46:41.40 ID:e9duDcr10
初春型の部屋
初霜「ふぅ・・・」ドサッ
初春「・・・?」
若葉「なんだそれ?」
初霜「なんでもないわ」
若葉「解読不能なモールス信号だ・・・いや・・・これは・・・」
初春「何やらアヤツの匂いがするのぉ・・・」
子日「提督の匂いだっ!!」
初霜「えいっ」ポスンッ
初霜「~♪」スリスリ
初春「何故、主は持ってきた布団にダイブして頬づりしてるんじゃ?」
若葉「説明を求む。なんで提督の匂いが?」クンカクンカッ
子日「こらぁ! 子日の方がお姉さんなんだから! 教えないさいっ」ムキー
若葉「そうだ。お前は末っ子だろう。姉の言うことは聞け」
初霜「末っ子って・・・姉さん達・・・私は4女よ?」
若葉「まだ有明と夕暮は見つかってないからな・・・」
初春「なぁに・・・どの道すぐ会えるじゃろ。して?」
初春「その興味をそそる布団はもしや・・・アヤツの?」
初霜「・・・ええ、そう。提督の布団よ」
3人「「「!!!!!」」」
初霜「これは古い布団だから捨てるんだって」
初霜「だから貰ったのよ」
初霜「私が」
初霜「ええ・・・他の誰でもない」
初霜「この私が」
初霜「ふぅ・・・」ドサッ
初春「・・・?」
若葉「なんだそれ?」
初霜「なんでもないわ」
若葉「解読不能なモールス信号だ・・・いや・・・これは・・・」
初春「何やらアヤツの匂いがするのぉ・・・」
子日「提督の匂いだっ!!」
初霜「えいっ」ポスンッ
初霜「~♪」スリスリ
初春「何故、主は持ってきた布団にダイブして頬づりしてるんじゃ?」
若葉「説明を求む。なんで提督の匂いが?」クンカクンカッ
子日「こらぁ! 子日の方がお姉さんなんだから! 教えないさいっ」ムキー
若葉「そうだ。お前は末っ子だろう。姉の言うことは聞け」
初霜「末っ子って・・・姉さん達・・・私は4女よ?」
若葉「まだ有明と夕暮は見つかってないからな・・・」
初春「なぁに・・・どの道すぐ会えるじゃろ。して?」
初春「その興味をそそる布団はもしや・・・アヤツの?」
初霜「・・・ええ、そう。提督の布団よ」
3人「「「!!!!!」」」
初霜「これは古い布団だから捨てるんだって」
初霜「だから貰ったのよ」
初霜「私が」
初霜「ええ・・・他の誰でもない」
初霜「この私が」
252: 2015/03/26(木) 18:47:09.78 ID:e9duDcr10
子日「ええーーー!! ずるいっ!!」
若葉「私達は姉妹だ。良いことは皆で共有しようではないか」
初霜「そうね。でもごめんなさい。これは私のモノだから」
初霜「誰にも渡したくないかな・・・?」
初春「なに、何も寄越せと言ってる訳ではないぞ?」
子日「そうだよ! ちょっとだけ・・・寝っころがりたいだけだよ!」
若葉「そうだ、取り上げようという訳じゃないんだ」
初春「その布団は主のじゃ。取り上げん」
初春「じゃが、ちょっとだけ、ほんの少しだけ・・・」
初春「姉妹で・・・共有するのはダメかのう?」
初霜「・・・仕方ないですね」
子日「やったぁっ!!」
そして4人で布団に入る
若葉「これは・・・まるで提督と一体になったような・・・」(濡れ)
子日「うん。細胞レベルで混ざったみたいな恍惚感があるね」(濡れ)
初春「あやつに包み込まれてるようじゃ・・・」(濡れ)
初霜「でしょ?」(もはや洪水)
初霜「でも私が提督と婚約したら・・・」
初霜「その時は、この布団は姉さん達に譲るわよ?」
子日「・・・は?」(ハイライトオフ)
若葉「・・・ほう」(ハイライトオフ)
初春「ハハハッ主も 面白い冗談言うのぉー」(ハイライトオフ)
初霜「ふふっ・・・私間違ったこと言いました?」ニコッ
若葉「私達は姉妹だ。良いことは皆で共有しようではないか」
初霜「そうね。でもごめんなさい。これは私のモノだから」
初霜「誰にも渡したくないかな・・・?」
初春「なに、何も寄越せと言ってる訳ではないぞ?」
子日「そうだよ! ちょっとだけ・・・寝っころがりたいだけだよ!」
若葉「そうだ、取り上げようという訳じゃないんだ」
初春「その布団は主のじゃ。取り上げん」
初春「じゃが、ちょっとだけ、ほんの少しだけ・・・」
初春「姉妹で・・・共有するのはダメかのう?」
初霜「・・・仕方ないですね」
子日「やったぁっ!!」
そして4人で布団に入る
若葉「これは・・・まるで提督と一体になったような・・・」(濡れ)
子日「うん。細胞レベルで混ざったみたいな恍惚感があるね」(濡れ)
初春「あやつに包み込まれてるようじゃ・・・」(濡れ)
初霜「でしょ?」(もはや洪水)
初霜「でも私が提督と婚約したら・・・」
初霜「その時は、この布団は姉さん達に譲るわよ?」
子日「・・・は?」(ハイライトオフ)
若葉「・・・ほう」(ハイライトオフ)
初春「ハハハッ主も 面白い冗談言うのぉー」(ハイライトオフ)
初霜「ふふっ・・・私間違ったこと言いました?」ニコッ
253: 2015/03/26(木) 18:47:37.27 ID:e9duDcr10
初霜「けして性能的に秀でて居ない私を」
初霜「改2になるまで育てくれて・・・」
初霜「改2になった時、自分のことのように喜んでくれた」
初霜「提督ね、私を撫でて言ってくれたんです」
初霜「『これからもヨロシクな』って」
初霜「それって『氏ぬまで』のことですよね?」
初霜「氏ぬまでヨロシクって言ってくれたんです」
初霜「これって愛ですよ」
初霜「愛してるって言ってくれたんですよ」
初霜「提督は奥手な方ですから・・・」
初霜「終戦まで私は待ちます」
初霜「だから、全てが終わったら・・・姉さん達にあげますよ」
初霜「大切な姉妹ですから」
初春「ははは・・・面白い解釈じゃ」
若葉「ふっ・・・」
初霜「改2になるまで育てくれて・・・」
初霜「改2になった時、自分のことのように喜んでくれた」
初霜「提督ね、私を撫でて言ってくれたんです」
初霜「『これからもヨロシクな』って」
初霜「それって『氏ぬまで』のことですよね?」
初霜「氏ぬまでヨロシクって言ってくれたんです」
初霜「これって愛ですよ」
初霜「愛してるって言ってくれたんですよ」
初霜「提督は奥手な方ですから・・・」
初霜「終戦まで私は待ちます」
初霜「だから、全てが終わったら・・・姉さん達にあげますよ」
初霜「大切な姉妹ですから」
初春「ははは・・・面白い解釈じゃ」
若葉「ふっ・・・」
254: 2015/03/26(木) 18:48:10.98 ID:e9duDcr10
子日「我が妹ながらバカだなぁって思った」
子日「子日ね、レベル90なの」
子日「改2すら実装されてない私が」
子日「分かる? 貴女より期待されてるの子日は・・・」
子日「社交辞令で言われた言葉を真に受けたの?」プッ
子日「ちょっと改2が来て浮かれちゃったんだよね? ね?」
子日「提督はね、子日が秘書の時ね、髪を梳いてくれたの」
子日「綺麗な髪だねって言ってくれたの」
子日「性能や武装じゃなく・・・一人の女の子として綺麗だねって」
子日「だから改2への改装だけで見られている貴女とは違うの」
子日「・・・本当の愛って理解できる?」クスッ
初霜「・・・へぇ 姉さんは面白いことを言いますね」ギリッ
若葉「2人揃って何を寝言をほざいているんだ?」
子日「は?」
初霜「今、何か言いました?」
若葉「分かりづらかったか?」
若葉「じゃあ分かるように言ってやる」
若葉「提督に甘えているだけのバカ姉妹と言ったんだ」
子日「子日ね、レベル90なの」
子日「改2すら実装されてない私が」
子日「分かる? 貴女より期待されてるの子日は・・・」
子日「社交辞令で言われた言葉を真に受けたの?」プッ
子日「ちょっと改2が来て浮かれちゃったんだよね? ね?」
子日「提督はね、子日が秘書の時ね、髪を梳いてくれたの」
子日「綺麗な髪だねって言ってくれたの」
子日「性能や武装じゃなく・・・一人の女の子として綺麗だねって」
子日「だから改2への改装だけで見られている貴女とは違うの」
子日「・・・本当の愛って理解できる?」クスッ
初霜「・・・へぇ 姉さんは面白いことを言いますね」ギリッ
若葉「2人揃って何を寝言をほざいているんだ?」
子日「は?」
初霜「今、何か言いました?」
若葉「分かりづらかったか?」
若葉「じゃあ分かるように言ってやる」
若葉「提督に甘えているだけのバカ姉妹と言ったんだ」
255: 2015/03/26(木) 18:48:36.74 ID:e9duDcr10
若葉「私は、あの優しい提督を守り抜くと誓った」
若葉「その優しさを勘違いして・・・」
若葉「自分だけに向けられていると・・・」
若葉「増長する連中を私は好かない」
若葉「お前達に提督の何が分かる?」
若葉「何を知っている?」
若葉「上辺だけしか見てないんだろう?」
若葉「私は違う」
若葉「提督の内面も全て・・・全てを愛してる」
若葉「提督の身も心も全て」
若葉「血の一滴まで」
若葉「全てだ」
若葉「愛おしい姉妹と言えど・・・」
若葉「提督を誑かし・・・」
若葉「その優しさを利用して負担を強いるというなら・・・」
若葉「私は容赦しないつもりだ」
初春「はっ・・・くだらんのぉ」
初春「そんなもん、ありがた迷惑じゃ」
若葉「なんだと・・・?」
若葉「その優しさを勘違いして・・・」
若葉「自分だけに向けられていると・・・」
若葉「増長する連中を私は好かない」
若葉「お前達に提督の何が分かる?」
若葉「何を知っている?」
若葉「上辺だけしか見てないんだろう?」
若葉「私は違う」
若葉「提督の内面も全て・・・全てを愛してる」
若葉「提督の身も心も全て」
若葉「血の一滴まで」
若葉「全てだ」
若葉「愛おしい姉妹と言えど・・・」
若葉「提督を誑かし・・・」
若葉「その優しさを利用して負担を強いるというなら・・・」
若葉「私は容赦しないつもりだ」
初春「はっ・・・くだらんのぉ」
初春「そんなもん、ありがた迷惑じゃ」
若葉「なんだと・・・?」
256: 2015/03/26(木) 18:49:02.41 ID:e9duDcr10
初春「一方的に愛を押し付けるなど・・・」
初春「滑稽すぎて、もはや喜劇じゃ」
初春「愛と言うものはお互いに育む物」
初春「一方だけが送るなど無意味なことじゃの」
初春「相手を想い、相手から想われる」
初春「互いに認め合う」
初春「それこそが愛と言うものじゃ」
初春「主らには向けられておるのはのう・・・」
初春「仲間や部下としての愛じゃ」
初春「ちゃんちゃら可笑しいのぉ?」
初春「それを、愛だと、女として見てもらってるなど」
初春「わらわは、鎮守府が機能してすぐから・・・」
初春「あやつと共にあった」
初春「当時は人数も少なく、資源も資材も無いなか・・・」
初春「共に戦ってきた」
初春「主らとは年季が違うわ」
初春「生氏を共にし、今日まで生き抜いて来た絆の愛に」
初春「主らの薄い愛など無いも同然じゃ」ケラケラッ
初霜「・・・」
初春「・・・」
子日「・・・」
若葉「・・・」
初霜「・・・もうやめません?」(今は)
子日「そうだね・・・」(今は)
若葉「ああ、今はこの匂いを堪能しよう」(今だけは)
初春「そうじゃの・・・」(時がくるまでは)
4人「「「「・・・」」」」ビクンッ クチュクチュ・・・
初春「滑稽すぎて、もはや喜劇じゃ」
初春「愛と言うものはお互いに育む物」
初春「一方だけが送るなど無意味なことじゃの」
初春「相手を想い、相手から想われる」
初春「互いに認め合う」
初春「それこそが愛と言うものじゃ」
初春「主らには向けられておるのはのう・・・」
初春「仲間や部下としての愛じゃ」
初春「ちゃんちゃら可笑しいのぉ?」
初春「それを、愛だと、女として見てもらってるなど」
初春「わらわは、鎮守府が機能してすぐから・・・」
初春「あやつと共にあった」
初春「当時は人数も少なく、資源も資材も無いなか・・・」
初春「共に戦ってきた」
初春「主らとは年季が違うわ」
初春「生氏を共にし、今日まで生き抜いて来た絆の愛に」
初春「主らの薄い愛など無いも同然じゃ」ケラケラッ
初霜「・・・」
初春「・・・」
子日「・・・」
若葉「・・・」
初霜「・・・もうやめません?」(今は)
子日「そうだね・・・」(今は)
若葉「ああ、今はこの匂いを堪能しよう」(今だけは)
初春「そうじゃの・・・」(時がくるまでは)
4人「「「「・・・」」」」ビクンッ クチュクチュ・・・
257: 2015/03/26(木) 18:49:33.42 ID:e9duDcr10
提督「初霜はどうしたんだろう?」
提督「全然戻ってこないなぁ・・・」
提督「まぁいいか。最近は大した仕事もないし」
ガチャッ
島風「おはよー ございまーすっ!」
提督「おう、どうした?」
島風「なんか初霜が急用が出来ちゃったみたいで・・・」
島風「初霜に代わりを頼まれました!」
提督「・・・そうなのか。じゃあ頼むよ」
島風「分かりました!」ポフンッ
提督「なんで俺の膝の上に座る・・・」
島風「提督に座ると仕事効率が上がるって」
島風「そんな噂知りませんか?」
提督「初耳だよっ!!?」
島風「・・・駄目・・・ですか?」
提督「・・・ちゃんと仕事しろよ?」
島風「はーいっ!」ヤッター
提督(甘えたい年頃なんだろうな・・・)
提督「しかし、初霜はどうしたんだろうな」
提督「先ほどは特にそのようなことは言ってなかったが・・・」
島風「さぁ? 私は頼まれただけですので分かりませーん」ニコッ
島風(初霜・・・貴女が悪いんだよ・・・?)ハイライトオフ
提督「全然戻ってこないなぁ・・・」
提督「まぁいいか。最近は大した仕事もないし」
ガチャッ
島風「おはよー ございまーすっ!」
提督「おう、どうした?」
島風「なんか初霜が急用が出来ちゃったみたいで・・・」
島風「初霜に代わりを頼まれました!」
提督「・・・そうなのか。じゃあ頼むよ」
島風「分かりました!」ポフンッ
提督「なんで俺の膝の上に座る・・・」
島風「提督に座ると仕事効率が上がるって」
島風「そんな噂知りませんか?」
提督「初耳だよっ!!?」
島風「・・・駄目・・・ですか?」
提督「・・・ちゃんと仕事しろよ?」
島風「はーいっ!」ヤッター
提督(甘えたい年頃なんだろうな・・・)
提督「しかし、初霜はどうしたんだろうな」
提督「先ほどは特にそのようなことは言ってなかったが・・・」
島風「さぁ? 私は頼まれただけですので分かりませーん」ニコッ
島風(初霜・・・貴女が悪いんだよ・・・?)ハイライトオフ
271: 2015/03/27(金) 03:56:00.69 ID:zw9tKtLU0
ガチャッ
大淀「失礼します」
大淀「司令、大本営からの任務の受領書です」
提督「ああ、ありがとう」
大淀「内容は何時も通りですが、一応確認を」
提督「分かった。何時もすまない」
大淀「いえ、任務ですので」
大淀(提督が私に微笑んでくれた・・・)
大淀(私に・・・)
大淀(提督・・・提督・・・提督・・・)
大淀「所で・・・」
提督「なんだ?」
大淀「なんで島風ちゃんが・・・」
大淀「提督の膝の上に座ってるのですか?」(ハイライトオフ)
島風「こうすると仕事効率が上がるんです!」
提督「・・・だそうだ」
大淀「流石に公序良俗に反するのでは?」
大淀「すぐ降ろしましょう」
大淀「降りなさい」
大淀「オ リ ロ」(ボソッ)
提督「・・・大淀?」
大淀「・・・なんでもありません」ニコッ
大淀「失礼します」
大淀「司令、大本営からの任務の受領書です」
提督「ああ、ありがとう」
大淀「内容は何時も通りですが、一応確認を」
提督「分かった。何時もすまない」
大淀「いえ、任務ですので」
大淀(提督が私に微笑んでくれた・・・)
大淀(私に・・・)
大淀(提督・・・提督・・・提督・・・)
大淀「所で・・・」
提督「なんだ?」
大淀「なんで島風ちゃんが・・・」
大淀「提督の膝の上に座ってるのですか?」(ハイライトオフ)
島風「こうすると仕事効率が上がるんです!」
提督「・・・だそうだ」
大淀「流石に公序良俗に反するのでは?」
大淀「すぐ降ろしましょう」
大淀「降りなさい」
大淀「オ リ ロ」(ボソッ)
提督「・・・大淀?」
大淀「・・・なんでもありません」ニコッ
272: 2015/03/27(金) 03:56:40.62 ID:zw9tKtLU0
島風「嫌ですっ!」ニヤッ
大淀(あの子・・・)
大淀(勝ち誇ったような笑顔を・・・)ギリッ
大淀(自らの幼さを利用した売女が・・・)
島風「どうしたんですかぁ? 顔が怖いですよ?」クスッ
大淀「なんでもないわ? ええ、なんでも・・・ふふ」
提督「まぁ・・・子供のすることだ。大目に見てくれ」
大淀「・・・ソウデスネ」(無表情)
島風(子供? ふふ・・・私・・・もう赤ちゃん生めるんだよ?)
島風(あなたの赤ちゃんを・・・)
島風(ふふふ・・・)
提督「どうした? 島風?」
島風「なんでもないですよ?」
大淀「では・・・失礼します」
提督「ああ、ありがとう!」
島風「お疲れ様でした!」
ガチャ バタン
大淀(あの子・・・)
大淀(勝ち誇ったような笑顔を・・・)ギリッ
大淀(自らの幼さを利用した売女が・・・)
島風「どうしたんですかぁ? 顔が怖いですよ?」クスッ
大淀「なんでもないわ? ええ、なんでも・・・ふふ」
提督「まぁ・・・子供のすることだ。大目に見てくれ」
大淀「・・・ソウデスネ」(無表情)
島風(子供? ふふ・・・私・・・もう赤ちゃん生めるんだよ?)
島風(あなたの赤ちゃんを・・・)
島風(ふふふ・・・)
提督「どうした? 島風?」
島風「なんでもないですよ?」
大淀「では・・・失礼します」
提督「ああ、ありがとう!」
島風「お疲れ様でした!」
ガチャ バタン
273: 2015/03/27(金) 03:57:24.83 ID:zw9tKtLU0
廊下
大淀「提督・・・」(虚ろな目)
大淀「この鎮守府の港は・・・もういっぱいなんです・・・」
大淀「不要な艦は解体しましょう・・・」
大淀「なんで私が毎週、毎週・・・」
大淀「解体の任務を持ってくるか分かります?」
大淀「分からないですよね・・・」フフッ
大淀「分かってくれないですよね」
大淀「・・・私の気持ち」
大淀「ふふふ・・・」
大淀「皆・・・解体しましょう」
大淀「普通の女の子になってもらって」
大淀「ここから出て行って貰いましょう」
大淀「いらないですよね・・・」
大淀「貴方と私以外・・・」
大淀「ネェ・・・テイトク・・・?」
大淀「提督・・・」(虚ろな目)
大淀「この鎮守府の港は・・・もういっぱいなんです・・・」
大淀「不要な艦は解体しましょう・・・」
大淀「なんで私が毎週、毎週・・・」
大淀「解体の任務を持ってくるか分かります?」
大淀「分からないですよね・・・」フフッ
大淀「分かってくれないですよね」
大淀「・・・私の気持ち」
大淀「ふふふ・・・」
大淀「皆・・・解体しましょう」
大淀「普通の女の子になってもらって」
大淀「ここから出て行って貰いましょう」
大淀「いらないですよね・・・」
大淀「貴方と私以外・・・」
大淀「ネェ・・・テイトク・・・?」
274: 2015/03/27(金) 03:57:52.83 ID:zw9tKtLU0
初霜「ハァハァ・・・」タッタッタッ
初霜(つい、提督の布団に夢中で忘れてました!!)
初霜(今日の秘書艦なのにっ!!)
初霜(何やってんのよ!私のバカっ!!)
初霜(急がないと・・・)
初霜(提督に謝らないとっ!!)
ドンッ
初霜「きゃっ」ドテッ
暁「うわっ!?」ドテン
初霜「ごめんなさいっ! 大丈夫? 怪我はない?」
暁「痛たた・・・何よ!もう!廊下を走るなんて!」
初霜「ごめんなさい」
暁「まったく! レディーのすることじゃないわ!」
初霜「ちょっと急いでて・・・」
暁「どうしたの?」
初霜「秘書艦の仕事あるのに遅れちゃって・・・」
暁「あれ? おかしいわね・・・」
初霜「え? 何がですか?」
暁「秘書艦って今日は島風じゃないの?」
初霜「え?」
初霜(つい、提督の布団に夢中で忘れてました!!)
初霜(今日の秘書艦なのにっ!!)
初霜(何やってんのよ!私のバカっ!!)
初霜(急がないと・・・)
初霜(提督に謝らないとっ!!)
ドンッ
初霜「きゃっ」ドテッ
暁「うわっ!?」ドテン
初霜「ごめんなさいっ! 大丈夫? 怪我はない?」
暁「痛たた・・・何よ!もう!廊下を走るなんて!」
初霜「ごめんなさい」
暁「まったく! レディーのすることじゃないわ!」
初霜「ちょっと急いでて・・・」
暁「どうしたの?」
初霜「秘書艦の仕事あるのに遅れちゃって・・・」
暁「あれ? おかしいわね・・・」
初霜「え? 何がですか?」
暁「秘書艦って今日は島風じゃないの?」
初霜「え?」
275: 2015/03/27(金) 03:58:26.21 ID:zw9tKtLU0
暁「なんか島風が秘書艦として仕事してたわよ今日」
初霜「!!!?」
初霜「え・・・? どうして・・・?」
初霜「なんで・・・島風ちゃんが・・・?」
初霜「・・・・・・なんで・・・?」クラッ・・・
暁「ちょっ・・・ちょっと!! 大丈夫!?」ダキッ
初霜「ええ、ごめんなさい・・・ありがとう」
暁「もう!気をつけてよね!」
暁「所で・・・」
暁「なんで貴女から・・・」
暁「司令官の匂いがするの?」(ハイライトオフ)
初霜「・・・・・・」
暁「ねぇ・・・」
暁「黙っていたら分からないけど?」ニッコリ
初霜「!!!?」
初霜「え・・・? どうして・・・?」
初霜「なんで・・・島風ちゃんが・・・?」
初霜「・・・・・・なんで・・・?」クラッ・・・
暁「ちょっ・・・ちょっと!! 大丈夫!?」ダキッ
初霜「ええ、ごめんなさい・・・ありがとう」
暁「もう!気をつけてよね!」
暁「所で・・・」
暁「なんで貴女から・・・」
暁「司令官の匂いがするの?」(ハイライトオフ)
初霜「・・・・・・」
暁「ねぇ・・・」
暁「黙っていたら分からないけど?」ニッコリ
292: 2015/03/28(土) 13:41:45.22 ID:kWw4qM5y0
提督「そろそろお昼か」
島風「そうですね。お昼行きましょうよー」
提督「すまんが、まだすることがあってな・・・」
島風「手伝いますよ?」
提督「いや、大本営への連絡等だし構わん」
島風「・・・待ちますよ?」
提督「遅くなるかもしれないし、先にお昼を取っておいで」
島風(あんまり我侭言っても嫌われちゃうよね・・・)
島風「分かりました」
島風「じゃあ先にお昼済ませてきますね」
ガチャ バタンッ
島風「そうですね。お昼行きましょうよー」
提督「すまんが、まだすることがあってな・・・」
島風「手伝いますよ?」
提督「いや、大本営への連絡等だし構わん」
島風「・・・待ちますよ?」
提督「遅くなるかもしれないし、先にお昼を取っておいで」
島風(あんまり我侭言っても嫌われちゃうよね・・・)
島風「分かりました」
島風「じゃあ先にお昼済ませてきますね」
ガチャ バタンッ
293: 2015/03/28(土) 13:42:15.33 ID:kWw4qM5y0
島風「今日は何を食べようかなぁ」
島風「間宮さんのゴハンはどれも美味しいからなぁ」
初霜「・・・島風ちゃん」
島風「あれ? 初霜? どうしたの?」クスッ
初霜「どういうこと?」
島風「え? 何が? わかんないなぁー」ニコッ
初霜「なんで島風ちゃんが・・・」
初霜「秘書艦やってるかって聞いてるの!!」
初霜「ずっと楽しみにしてたのに!!」
初霜「ずっと!ずっと・・・!!」
初霜「今日が来るのを楽しみにしてたのにっ!!」
初霜「返してよっ!!」
初霜「私の仕事なんだからっ!!」
初霜「返して・・・返してよっ!!!」
島風「・・・言いたいことはそれだけ?」
島風「提督から貰った布団で楽しんでいたんでしょ?」
島風「職務を忘れるくらいに」
初霜「・・・・・・っ」
島風「間宮さんのゴハンはどれも美味しいからなぁ」
初霜「・・・島風ちゃん」
島風「あれ? 初霜? どうしたの?」クスッ
初霜「どういうこと?」
島風「え? 何が? わかんないなぁー」ニコッ
初霜「なんで島風ちゃんが・・・」
初霜「秘書艦やってるかって聞いてるの!!」
初霜「ずっと楽しみにしてたのに!!」
初霜「ずっと!ずっと・・・!!」
初霜「今日が来るのを楽しみにしてたのにっ!!」
初霜「返してよっ!!」
初霜「私の仕事なんだからっ!!」
初霜「返して・・・返してよっ!!!」
島風「・・・言いたいことはそれだけ?」
島風「提督から貰った布団で楽しんでいたんでしょ?」
島風「職務を忘れるくらいに」
初霜「・・・・・・っ」
294: 2015/03/28(土) 13:42:48.37 ID:kWw4qM5y0
島風「提督困ってた」
島風「来るはずの貴女が来なくて・・・」
島風「貴女は仕事放棄して何してたの?」
島風「あっ ナニだよね?」プッ
島風「私はね、提督を困らせる人は許せないかなぁ」
島風「私が悪いみたいに言わないで?」
島風「するべきことを忘れてた・・・」
島風「貴女自身の責任でしょ?」
島風「私は貴女のミスを穴埋めしてあげただけ」
島風「助けてあげたんだよ?」
島風「むしろお礼を言うべきでしょ?」
島風「ね? 初霜」
初霜「・・・・・・」ギリッ
島風「お礼は? ねぇ・・・お礼も言えないの?」
初霜「・・・っ」
初霜「・・・ありがとう」ボソッ
島風「え? 聞こえないけど?」
初霜「 ア リ ガ ト ウ 」
島風「ど う い た し ま し て」
島風「改2に改装できる娘っていいよね・・・」
島風「それだけで・・・愛されてさ」
島風「最近は駆逐艦の中では貴女ばかり贔屓されてたよね」
初霜「・・・そんなことないわ」
島風「知らないのは本人ばかり・・・」キッ
島風「来るはずの貴女が来なくて・・・」
島風「貴女は仕事放棄して何してたの?」
島風「あっ ナニだよね?」プッ
島風「私はね、提督を困らせる人は許せないかなぁ」
島風「私が悪いみたいに言わないで?」
島風「するべきことを忘れてた・・・」
島風「貴女自身の責任でしょ?」
島風「私は貴女のミスを穴埋めしてあげただけ」
島風「助けてあげたんだよ?」
島風「むしろお礼を言うべきでしょ?」
島風「ね? 初霜」
初霜「・・・・・・」ギリッ
島風「お礼は? ねぇ・・・お礼も言えないの?」
初霜「・・・っ」
初霜「・・・ありがとう」ボソッ
島風「え? 聞こえないけど?」
初霜「 ア リ ガ ト ウ 」
島風「ど う い た し ま し て」
島風「改2に改装できる娘っていいよね・・・」
島風「それだけで・・・愛されてさ」
島風「最近は駆逐艦の中では貴女ばかり贔屓されてたよね」
初霜「・・・そんなことないわ」
島風「知らないのは本人ばかり・・・」キッ
295: 2015/03/28(土) 13:43:14.81 ID:kWw4qM5y0
それは、少し時間を遡る・・・
島風(明日は私が秘書だ!!)
島風(提督と一緒にお仕事・・・2人きりで・・・)
島風(楽しみだなぁ・・・)
天津風「ほら、早く寝ないと明日起きれないわよ?」
島風「分かってるよ!」
天津風(・・・ごめんね)
天津風(本当は言わないと行けないのに・・・)
天津風(言い出せなかった・・・)
天津風(だってあんなに楽しみにしてるんだもの)
天津風(でも・・・いいよね)
天津風(夫婦である私と提督ならまだしも・・・)
天津風(ただの『部下』である貴女なら)
天津風(そこまで根に持たないでしょ・・・)
天津風(ほかの娘もそうだけど・・・)
天津風(いい加減みんな気付いて欲しい・・・)
天津風(付け入る隙なんてないのよ)
天津風(私と提督の間にはね・・・)ハイライトオフ
島風(早く・・・明日にならないかなぁ)
島風(明日は私が秘書だ!!)
島風(提督と一緒にお仕事・・・2人きりで・・・)
島風(楽しみだなぁ・・・)
天津風「ほら、早く寝ないと明日起きれないわよ?」
島風「分かってるよ!」
天津風(・・・ごめんね)
天津風(本当は言わないと行けないのに・・・)
天津風(言い出せなかった・・・)
天津風(だってあんなに楽しみにしてるんだもの)
天津風(でも・・・いいよね)
天津風(夫婦である私と提督ならまだしも・・・)
天津風(ただの『部下』である貴女なら)
天津風(そこまで根に持たないでしょ・・・)
天津風(ほかの娘もそうだけど・・・)
天津風(いい加減みんな気付いて欲しい・・・)
天津風(付け入る隙なんてないのよ)
天津風(私と提督の間にはね・・・)ハイライトオフ
島風(早く・・・明日にならないかなぁ)
296: 2015/03/28(土) 13:43:59.49 ID:kWw4qM5y0
翌日
島風「え・・・?」
提督「いや、聞いてなかったのか?」
提督「おかしいな・・・」
提督「先日、執務室に遠征の報告に来た天津風に伝言を頼んだんだが・・・」
提督「同室だから伝わってると思ったんだがな」
島風「・・・・・・どういうことなんですか?」
提督「大本営から初霜の改装設計図が届いていてな・・・」
提督「初霜が改2に改装出来るようになったんだ」
提督「その為、錬度を上げる必要がある」
提督「よって、暫くは初霜を秘書艦に固定し」
提督「短期集中で総合能力向上をしたいと思っている」
提督「一人一人の能力が向上すれば・・・」
提督「それだけ戦闘が有利になる・・・」
提督「より皆が生存する確率があがることになるんだ」
提督「なので折角来てくれたのに今日はゴメンな・・・」
島風「・・・分かりました」
提督「また次の時はよろしく頼む」
島風「失礼しました・・・」
ガチャッ バタン
提督(落ち込んでたな・・・悪いことをした)
提督(だが、艦隊を強化することは・・・)
提督(皆の生存率にも関わる・・・)
提督(少しでも力を付けてもらわないとな・・・)
提督(それに俺も・・・)
提督(前線で戦うウチの娘達に恥じないように・・・)
提督「今まで以上に頑張らないとな・・・」
島風「え・・・?」
提督「いや、聞いてなかったのか?」
提督「おかしいな・・・」
提督「先日、執務室に遠征の報告に来た天津風に伝言を頼んだんだが・・・」
提督「同室だから伝わってると思ったんだがな」
島風「・・・・・・どういうことなんですか?」
提督「大本営から初霜の改装設計図が届いていてな・・・」
提督「初霜が改2に改装出来るようになったんだ」
提督「その為、錬度を上げる必要がある」
提督「よって、暫くは初霜を秘書艦に固定し」
提督「短期集中で総合能力向上をしたいと思っている」
提督「一人一人の能力が向上すれば・・・」
提督「それだけ戦闘が有利になる・・・」
提督「より皆が生存する確率があがることになるんだ」
提督「なので折角来てくれたのに今日はゴメンな・・・」
島風「・・・分かりました」
提督「また次の時はよろしく頼む」
島風「失礼しました・・・」
ガチャッ バタン
提督(落ち込んでたな・・・悪いことをした)
提督(だが、艦隊を強化することは・・・)
提督(皆の生存率にも関わる・・・)
提督(少しでも力を付けてもらわないとな・・・)
提督(それに俺も・・・)
提督(前線で戦うウチの娘達に恥じないように・・・)
提督「今まで以上に頑張らないとな・・・」
297: 2015/03/28(土) 13:44:26.15 ID:kWw4qM5y0
島風(なんで・・・・)
島風(理由は分かるよ・・・)
島風(改装が発表された娘は皆そうやってきたし)
島風(強くなれば・・・)
島風(それだけ戦いが有利になることだって分かるよ)
島風(でも、なんで今日なの?)
島風(どうして私が秘書艦の日なの?)
島風(どうして今なの?)
島風(どうして天津風は教えてくれなかったの?)
島風(どうして どうして どうして・・・)
島風(どうして・・・私・・・こんなに泣いてるんだろう)グスッ
初霜「あら? 島風ちゃん」
島風「・・・初霜」
島風(・・・初霜は悪くない)
島風(悪くないんだ・・・)
島風「んー なんでもないよ?」
初霜「・・・どうしたの?」
島風「どうって何が?」
初霜「だって貴女、泣いてるじゃない」
島風「・・・ちょっとね」
初霜「分かった! 駆けっこして転んじゃったんでしょ?」
島風(・・・・・・)
初霜「もう、気をつけないとダメよ?」
初霜「あっいけない! もう戻らないと」
初霜「今日、秘書艦なのよ。じゃあまたね!」
島風(駆けっこで転んだ?)
島風(・・・なにそれ)
島風(私がどんだけ悲しいか・・・)
島風(なんでこんなに泣いたのか)
島風(・・・全部アナタのせいじゃない)
島風(・・・何も知らないくせに)
島風(何も知らない癖にっ!!!!)
島風(理由は分かるよ・・・)
島風(改装が発表された娘は皆そうやってきたし)
島風(強くなれば・・・)
島風(それだけ戦いが有利になることだって分かるよ)
島風(でも、なんで今日なの?)
島風(どうして私が秘書艦の日なの?)
島風(どうして今なの?)
島風(どうして天津風は教えてくれなかったの?)
島風(どうして どうして どうして・・・)
島風(どうして・・・私・・・こんなに泣いてるんだろう)グスッ
初霜「あら? 島風ちゃん」
島風「・・・初霜」
島風(・・・初霜は悪くない)
島風(悪くないんだ・・・)
島風「んー なんでもないよ?」
初霜「・・・どうしたの?」
島風「どうって何が?」
初霜「だって貴女、泣いてるじゃない」
島風「・・・ちょっとね」
初霜「分かった! 駆けっこして転んじゃったんでしょ?」
島風(・・・・・・)
初霜「もう、気をつけないとダメよ?」
初霜「あっいけない! もう戻らないと」
初霜「今日、秘書艦なのよ。じゃあまたね!」
島風(駆けっこで転んだ?)
島風(・・・なにそれ)
島風(私がどんだけ悲しいか・・・)
島風(なんでこんなに泣いたのか)
島風(・・・全部アナタのせいじゃない)
島風(・・・何も知らないくせに)
島風(何も知らない癖にっ!!!!)
298: 2015/03/28(土) 13:45:03.60 ID:kWw4qM5y0
再び現在
島風「以前ね、私が秘書艦だった日・・・」
島風「提督が言ってきたの」
島風「今日の秘書を初霜と交代してくれって」
島風「改2が来た貴女の錬度をあげたいからって・・・」
島風「ずっと楽しみだったのに・・・」
島風「前日さ・・・楽しみ過ぎて眠れなかったんだよ?」
島風「でも提督を困らせたくないから変わってあげたの」
島風「貴女に」
島風「分かる?どれだけ悔しかったか」
島風「貴女がどれだけ提督から贔屓されたか」
島風「悲しくて、悔しくて・・・」
島風「偶然泣いてる私を見つけた貴女は言ったよね」
島風「どうしたの? かけっこして転んだのって笑いながら・・・」
島風「何も知らないで!!」
島風「人の気持ちを知らないで!!!」
島風「何事もなかったように!!聞いたよね!!!!」
島風「分かる?あの時の気持ち?」
島風「あノ ドすグろイ カンジョう・・・を」
島風「でも、いいの。もう許したから」
島風「これで おあいこだね」
初霜「・・・・・・」
島風「・・・仲良くしましょ?」
島風「私達・・・」
島風「 友 達 で し ょ ? 」
初霜「そうね・・ええ・・・」
島風「で? そろそろ どいてくれる?」
島風「入り口に居たら邪魔でしょ?」
島風「食堂に入れないじゃない」
初霜「・・・ゴメンナサイ」(無表情)
島風「以前ね、私が秘書艦だった日・・・」
島風「提督が言ってきたの」
島風「今日の秘書を初霜と交代してくれって」
島風「改2が来た貴女の錬度をあげたいからって・・・」
島風「ずっと楽しみだったのに・・・」
島風「前日さ・・・楽しみ過ぎて眠れなかったんだよ?」
島風「でも提督を困らせたくないから変わってあげたの」
島風「貴女に」
島風「分かる?どれだけ悔しかったか」
島風「貴女がどれだけ提督から贔屓されたか」
島風「悲しくて、悔しくて・・・」
島風「偶然泣いてる私を見つけた貴女は言ったよね」
島風「どうしたの? かけっこして転んだのって笑いながら・・・」
島風「何も知らないで!!」
島風「人の気持ちを知らないで!!!」
島風「何事もなかったように!!聞いたよね!!!!」
島風「分かる?あの時の気持ち?」
島風「あノ ドすグろイ カンジョう・・・を」
島風「でも、いいの。もう許したから」
島風「これで おあいこだね」
初霜「・・・・・・」
島風「・・・仲良くしましょ?」
島風「私達・・・」
島風「 友 達 で し ょ ? 」
初霜「そうね・・ええ・・・」
島風「で? そろそろ どいてくれる?」
島風「入り口に居たら邪魔でしょ?」
島風「食堂に入れないじゃない」
初霜「・・・ゴメンナサイ」(無表情)
299: 2015/03/28(土) 13:45:40.36 ID:kWw4qM5y0
天津風「おーい島風~ こっち!こっち!」
島風「天津風ちゃん!」
天津風「一緒に食べましょ?」
島風「うんっ!」
天津風「どう? 秘書艦の仕事は?」
島風「余裕かな?」
天津風「私も後少しで順番回ってくるから楽しみ」
島風「へぇ・・・おめでとう」
島風(天津風なら私の提督を少しだけなら貸してあげてもいいかな)
島風(ほんの少しだけど)
天津風「早く来ないかなぁ」
天津風(島風・・・今日くらいは私の提督を貸してあげるわ)
天津風(今日くらいは・・・)
天津風(あなたには駆けっこがお似合いよ)
島風「早く順番来るといいねー」
島風(出来れば永久に来て欲しくないけど)
天津風「本当よ」
天津風「この後も頑張ってね」
天津風(本当は・・・今すぐにでも)
天津風(貴女を秘書艦から引き摺り下ろしたいけど)
2人「「ふふふ・・・」」
島風「天津風ちゃん!」
天津風「一緒に食べましょ?」
島風「うんっ!」
天津風「どう? 秘書艦の仕事は?」
島風「余裕かな?」
天津風「私も後少しで順番回ってくるから楽しみ」
島風「へぇ・・・おめでとう」
島風(天津風なら私の提督を少しだけなら貸してあげてもいいかな)
島風(ほんの少しだけど)
天津風「早く来ないかなぁ」
天津風(島風・・・今日くらいは私の提督を貸してあげるわ)
天津風(今日くらいは・・・)
天津風(あなたには駆けっこがお似合いよ)
島風「早く順番来るといいねー」
島風(出来れば永久に来て欲しくないけど)
天津風「本当よ」
天津風「この後も頑張ってね」
天津風(本当は・・・今すぐにでも)
天津風(貴女を秘書艦から引き摺り下ろしたいけど)
2人「「ふふふ・・・」」
300: 2015/03/28(土) 13:46:21.21 ID:kWw4qM5y0
初霜「・・・・・・」モグモグ
初霜(味がしない・・・)
初霜(本当は提督と一緒に・・・)モグモグ
初霜(・・・なんで)
初霜(なんでこんなことに・・・)ナミダメ
初霜(・・・!!)
初霜(島風ちゃん・・・楽しそうに笑って・・・)
初霜「・・・・・・」ギリッ
バリーンッ
間宮「どうしたの!?」
初霜「すいません、コップ割っちゃいました」
初霜「・・・ゴメンナサイ」
初霜「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・」ブツブツ
間宮「いいから! 怪我は・・・!?」
間宮「大変っ!怪我してるじゃない!」
間宮「手を切っちゃったのね・・・」
初霜「いえ、大丈夫です」
間宮「すぐ消毒しないと・・・待ってて!」ダッ
初霜「大丈夫です 自分への罰ですから」
初霜「浮かれて、大切なことを忘れた・・・」
初霜「自分への・・・」(ハイライトオフ)
初霜(味がしない・・・)
初霜(本当は提督と一緒に・・・)モグモグ
初霜(・・・なんで)
初霜(なんでこんなことに・・・)ナミダメ
初霜(・・・!!)
初霜(島風ちゃん・・・楽しそうに笑って・・・)
初霜「・・・・・・」ギリッ
バリーンッ
間宮「どうしたの!?」
初霜「すいません、コップ割っちゃいました」
初霜「・・・ゴメンナサイ」
初霜「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・」ブツブツ
間宮「いいから! 怪我は・・・!?」
間宮「大変っ!怪我してるじゃない!」
間宮「手を切っちゃったのね・・・」
初霜「いえ、大丈夫です」
間宮「すぐ消毒しないと・・・待ってて!」ダッ
初霜「大丈夫です 自分への罰ですから」
初霜「浮かれて、大切なことを忘れた・・・」
初霜「自分への・・・」(ハイライトオフ)
301: 2015/03/28(土) 13:48:42.11 ID:kWw4qM5y0
書き貯め投下完了
感想ありがとうございます。
大淀さんが解体任務持ってくるのって
そういう理由だと思ってました!
任務娘から戦闘に参加したのも
変わらない現状に業を煮やして・・・
また夜か明日投下します。
感想ありがとうございます。
大淀さんが解体任務持ってくるのって
そういう理由だと思ってました!
任務娘から戦闘に参加したのも
変わらない現状に業を煮やして・・・
また夜か明日投下します。
311: 2015/03/28(土) 21:52:38.20 ID:kWw4qM5y0
執務室
提督「はい、もしもし・・・え? 憲兵の視察ですか?」
提督「それは構いませんが・・・」
提督「はい、分かりました」
提督「演習の方は・・・はい・・・では先輩、後日・・・」
ガチャ
提督(艦娘を酷使して使い捨てにする・・・)
提督(そのような輩がまだいるらしい)
提督(つい最近起きた艦娘の密告により発覚した事件があった)
提督(あまりの酷さに問題視され・・・)
提督(各鎮守府を憲兵が視察しているらしい)
提督(ウチは大丈夫だが・・・酷い提督も居るものだ)
提督(・・・思い出す・・・あの事件を)
提督(鈴谷も元は・・・)
提督(民間で問題になってるブラック企業・・・)
提督(それから取ってブラック鎮守府と揶揄されているが・・・)
提督(そういう人道を踏み外した外道は)
提督(しかるべき報いを受けるべきだ・・・)
青葉(盗聴してたら聞いちゃいました・・・)
青葉(憲兵・・・不味いですね)
提督「はい、もしもし・・・え? 憲兵の視察ですか?」
提督「それは構いませんが・・・」
提督「はい、分かりました」
提督「演習の方は・・・はい・・・では先輩、後日・・・」
ガチャ
提督(艦娘を酷使して使い捨てにする・・・)
提督(そのような輩がまだいるらしい)
提督(つい最近起きた艦娘の密告により発覚した事件があった)
提督(あまりの酷さに問題視され・・・)
提督(各鎮守府を憲兵が視察しているらしい)
提督(ウチは大丈夫だが・・・酷い提督も居るものだ)
提督(・・・思い出す・・・あの事件を)
提督(鈴谷も元は・・・)
提督(民間で問題になってるブラック企業・・・)
提督(それから取ってブラック鎮守府と揶揄されているが・・・)
提督(そういう人道を踏み外した外道は)
提督(しかるべき報いを受けるべきだ・・・)
青葉(盗聴してたら聞いちゃいました・・・)
青葉(憲兵・・・不味いですね)
312: 2015/03/28(土) 21:53:29.11 ID:kWw4qM5y0
長門型の部屋
長門「何? 憲兵だと!?」ガタッ
陸奥「・・・本当なの?」
青葉「間違いないです」
榛名「厄介ですね・・・」
長門「この前のアレとかな・・・」
陸奥「明石主導で提督のゴミ箱から漁った私物をオークションにしたアレ?」
榛名「私が落札したお宝が没収・・・される?」
榛名(使用済みの・・・歯ブラシが・・・)
長門「いや、それよりも提督を監s・・・」
長門「ゲフンゲフンッ 見守り、護衛する為に取り付けてあるアレはどうする」
陸奥「鎮守府内に仕掛けられている盗聴器、カメラのこと?」
青葉「みんな個人で好き勝手に取り付けてますからねぇ」
長門「全員に事態を知らせて取り外させなければ・・・」
陸奥「数が数だからね・・・厄介よ」
榛名「下手したら数百ありますからね」
龍田「それも巧妙にバレないように・・・」
青葉「まるで紛争地域の地雷原みたいですねぇ」
翔鶴「提督の自室の天井を改造した覗き部屋も不味いですね」
加賀「ええ、そこまで調べるか分からないけれど・・・」
加賀「見つかったら言い訳できないわね」
長門「明石購買の裏メニューも全部ダメだろうな」
青葉「司令官の成分100%の提督水とかですね」
陸奥「提督のお風呂の残り湯から作ってるのよねアレ」ジュルリッ
陸奥「無許可で」
翔鶴「しかし、あれがないと正気を保てない者も多いですよ」
長門「何? 憲兵だと!?」ガタッ
陸奥「・・・本当なの?」
青葉「間違いないです」
榛名「厄介ですね・・・」
長門「この前のアレとかな・・・」
陸奥「明石主導で提督のゴミ箱から漁った私物をオークションにしたアレ?」
榛名「私が落札したお宝が没収・・・される?」
榛名(使用済みの・・・歯ブラシが・・・)
長門「いや、それよりも提督を監s・・・」
長門「ゲフンゲフンッ 見守り、護衛する為に取り付けてあるアレはどうする」
陸奥「鎮守府内に仕掛けられている盗聴器、カメラのこと?」
青葉「みんな個人で好き勝手に取り付けてますからねぇ」
長門「全員に事態を知らせて取り外させなければ・・・」
陸奥「数が数だからね・・・厄介よ」
榛名「下手したら数百ありますからね」
龍田「それも巧妙にバレないように・・・」
青葉「まるで紛争地域の地雷原みたいですねぇ」
翔鶴「提督の自室の天井を改造した覗き部屋も不味いですね」
加賀「ええ、そこまで調べるか分からないけれど・・・」
加賀「見つかったら言い訳できないわね」
長門「明石購買の裏メニューも全部ダメだろうな」
青葉「司令官の成分100%の提督水とかですね」
陸奥「提督のお風呂の残り湯から作ってるのよねアレ」ジュルリッ
陸奥「無許可で」
翔鶴「しかし、あれがないと正気を保てない者も多いですよ」
313: 2015/03/28(土) 21:53:56.84 ID:kWw4qM5y0
榛名「金剛姉様も私も毎日3本は飲んでますし」
榛名「無くなると・・・大丈夫じゃないです」
長門「しかし金剛はどうしたんだ? 何故来ない?」
陸奥「真っ先に来そうなのにね」
榛名「金剛姉さまは大事な会議中です」
榛名(・・・うっかり金剛姉さまに伝えるの忘れてました)
翔鶴「今日、会議なんてありましたっけ?」
榛名「各鎮守府の金剛姉さまがオンライン上で近況を報告しあうとか・・・」
榛名「金剛の金剛による金剛の為の会議と金剛姉さまからは伺ってますね」
龍田「へぇ金剛さんもやってるのね」
長門「ああ、一部の艦娘はそういったことをしていると聞いたことがある」
陸奥「同型艦なのに性格が違ってて面白いのよねアレ」
長門「まぁいい、話を元に戻そう」
翔鶴「そう言えば、提督のプロマイドも無許可・盗撮ですしね。今更ですが」
陸奥「青葉と榛名は部屋をなんとかしたほうがいいわよ」
青葉「え?」
榛名「なんでですか?」
陸奥「部屋の壁が提督の写真(盗撮)で埋まってるじゃない360度全部」
榛名「無くなると・・・大丈夫じゃないです」
長門「しかし金剛はどうしたんだ? 何故来ない?」
陸奥「真っ先に来そうなのにね」
榛名「金剛姉さまは大事な会議中です」
榛名(・・・うっかり金剛姉さまに伝えるの忘れてました)
翔鶴「今日、会議なんてありましたっけ?」
榛名「各鎮守府の金剛姉さまがオンライン上で近況を報告しあうとか・・・」
榛名「金剛の金剛による金剛の為の会議と金剛姉さまからは伺ってますね」
龍田「へぇ金剛さんもやってるのね」
長門「ああ、一部の艦娘はそういったことをしていると聞いたことがある」
陸奥「同型艦なのに性格が違ってて面白いのよねアレ」
長門「まぁいい、話を元に戻そう」
翔鶴「そう言えば、提督のプロマイドも無許可・盗撮ですしね。今更ですが」
陸奥「青葉と榛名は部屋をなんとかしたほうがいいわよ」
青葉「え?」
榛名「なんでですか?」
陸奥「部屋の壁が提督の写真(盗撮)で埋まってるじゃない360度全部」
314: 2015/03/28(土) 21:56:58.45 ID:kWw4qM5y0
青葉「へ? それっておかしいことですか?」
榛名「・・・ですよね?」
陸奥「世間ではそれはおかしいのよ」
陸奥「私も最近知ったんだけどね」
長門(知らなかったそんなの・・・)
青葉「だそうですよ龍田さん」
龍田「全部剥がさないと・・・めんどうねぇ」
陸奥「あなたもなの?」
翔鶴(私もです・・・)
陸奥「上げればキリがないわね・・・」
青葉「他にもバレたらアウトなの沢山ありますよ」
川内「まさか・・・提督のアレの形の玩具もアウト?」
川内「睡眠薬で眠らせて型を取ったって噂の・・・」
翔鶴「・・・恐らくアウトでしょう」
長門「なん・・・だと・・・」
川内「どうしよう・・・夜戦演習できないじゃん」
龍田「皆持ってるわよねアレ」
翔鶴「駆逐艦の子ですら」
陸奥「あれで破いちゃった子もいるってウワサよ」
長門「ああ、大きいからな・・・」
龍田「提督は全てご存知ないけれど・・・」
陸奥「見つかったら提督の責任にされちゃうわよ」
長門「まったく・・・憲兵め・・・」
陸奥「正確には何時になるかまだ分からないの?」
青葉「・・・はい」
青葉「引き続き、情報を集めます。では」
ガチャ バタンッ
315: 2015/03/28(土) 21:57:44.37 ID:kWw4qM5y0
川内「私も情報収集してくるね!」
スーーーー
榛名(川内さん・・・壁の影の中に消えていきました・・・)
榛名(忍者だからでしょうか?)
榛名(誰もそれを疑問に思ってないみたいです・・・)
榛名(榛名びっくりです!!)
長門「情報参謀の異名を持つ青葉ならすぐ調べてくれるだろう」
龍田「川内ちゃんも行ってくれてるしね」
陸奥「問題は憲兵よねぇ」
龍田「いっそ消しちゃう? 憲兵さんを」クスッ
全員「・・・・・・」
榛名「それも・・・アリですね」
翔鶴「正直・・・頃すのは簡単ですけどね」
翔鶴「氏体を隠すのって難しいんですよ」
翔鶴「証拠を一切残さず人を一人消すって大変ですよ?」
龍田「それに血って中々落ちないのよね」
龍田「完全にふき取ったと思ったのにね・・・」
龍田「数日たってふと見たらまだ残っててゾっとしたりね」
龍田「恐いわぁ・・・一瞬で頭が冷えるもの」
長門「まぁ穏便に行こうではないか・・・」
長門「繰り返すが提督は全ての事態をご存じない・・・」
長門「提督に内密で証拠を隠蔽する必要があるな」
榛名「すぐに全艦に召集を掛けましょう」
長門「いや、この時間は怪しまれる・・・」
陸奥「夜まで待ったほうがいいわね」
全員(憲兵め・・・)
憲兵が来る事実を知った艦娘達は恐怖に震えた。
スーーーー
榛名(川内さん・・・壁の影の中に消えていきました・・・)
榛名(忍者だからでしょうか?)
榛名(誰もそれを疑問に思ってないみたいです・・・)
榛名(榛名びっくりです!!)
長門「情報参謀の異名を持つ青葉ならすぐ調べてくれるだろう」
龍田「川内ちゃんも行ってくれてるしね」
陸奥「問題は憲兵よねぇ」
龍田「いっそ消しちゃう? 憲兵さんを」クスッ
全員「・・・・・・」
榛名「それも・・・アリですね」
翔鶴「正直・・・頃すのは簡単ですけどね」
翔鶴「氏体を隠すのって難しいんですよ」
翔鶴「証拠を一切残さず人を一人消すって大変ですよ?」
龍田「それに血って中々落ちないのよね」
龍田「完全にふき取ったと思ったのにね・・・」
龍田「数日たってふと見たらまだ残っててゾっとしたりね」
龍田「恐いわぁ・・・一瞬で頭が冷えるもの」
長門「まぁ穏便に行こうではないか・・・」
長門「繰り返すが提督は全ての事態をご存じない・・・」
長門「提督に内密で証拠を隠蔽する必要があるな」
榛名「すぐに全艦に召集を掛けましょう」
長門「いや、この時間は怪しまれる・・・」
陸奥「夜まで待ったほうがいいわね」
全員(憲兵め・・・)
憲兵が来る事実を知った艦娘達は恐怖に震えた。
337: 2015/03/29(日) 17:44:17.35 ID:S3Ifmwfi0
執務室
提督「さぁ午後の仕事だ」
島風「はーい!」
島風「所で提督?」
提督「なんだ?」
島風「憲兵さんが来るってホント?」
提督「誰から聞いたんだ? 本当だよ」
提督「各地を視察してるそうだ」
島風「ふ~ん・・・」
島風「何時来るの?」
提督「順次と言ってたから・・・もう少し先かな?」
島風(やっかいだなぁ)
提督「まぁ視察と言っても大したことは無い」
提督「何時も通りのウチを見て貰えばいいだけだ」
島風(それが問題なんですけどね)
バンッ
島風「!!?」
提督「!!?」
明石「提督、島風ちゃん居ますか!?」
夕張「あっ! 居た!!」
提督「え? どうしたんだ?」
提督「というか・・・もっと静かに入ってきなさい」
明石&夕張「「失礼しましたっ!!」」ビシッ
提督「さぁ午後の仕事だ」
島風「はーい!」
島風「所で提督?」
提督「なんだ?」
島風「憲兵さんが来るってホント?」
提督「誰から聞いたんだ? 本当だよ」
提督「各地を視察してるそうだ」
島風「ふ~ん・・・」
島風「何時来るの?」
提督「順次と言ってたから・・・もう少し先かな?」
島風(やっかいだなぁ)
提督「まぁ視察と言っても大したことは無い」
提督「何時も通りのウチを見て貰えばいいだけだ」
島風(それが問題なんですけどね)
バンッ
島風「!!?」
提督「!!?」
明石「提督、島風ちゃん居ますか!?」
夕張「あっ! 居た!!」
提督「え? どうしたんだ?」
提督「というか・・・もっと静かに入ってきなさい」
明石&夕張「「失礼しましたっ!!」」ビシッ
338: 2015/03/29(日) 17:44:54.84 ID:S3Ifmwfi0
島風「なんか私に用?」
明石「画期的な新武装を思いついたのよ」
夕張「提督、是非承諾のサインを!!」
提督「それは島風用の装備なのか?」
明石「はい」
提督「しかし何故、島風専用なんだ?」
夕張「発明家に必要なのは、発想力なんですよ!」
夕張「インスピレーシュンです!」
夕張「・・・あれ? ションだっけ?」
提督(・・・言えてないじゃないか)
提督(それに何時から発明家に・・・)
明石「その過程で島風ちゃんの専用武装を思いついたんです」
夕張「そうなんです。イチイチ理由なんてありませんよ!!」
提督「で? その武装とやらはどんなものなんだ?」
提督「よく分からないモノに許可は出せんよ」
明石「概要はここに」スッ
提督「どれどれ・・・」
明石「画期的な新武装を思いついたのよ」
夕張「提督、是非承諾のサインを!!」
提督「それは島風用の装備なのか?」
明石「はい」
提督「しかし何故、島風専用なんだ?」
夕張「発明家に必要なのは、発想力なんですよ!」
夕張「インスピレーシュンです!」
夕張「・・・あれ? ションだっけ?」
提督(・・・言えてないじゃないか)
提督(それに何時から発明家に・・・)
明石「その過程で島風ちゃんの専用武装を思いついたんです」
夕張「そうなんです。イチイチ理由なんてありませんよ!!」
提督「で? その武装とやらはどんなものなんだ?」
提督「よく分からないモノに許可は出せんよ」
明石「概要はここに」スッ
提督「どれどれ・・・」
339: 2015/03/29(日) 17:45:38.44 ID:S3Ifmwfi0
明石「3体の連装砲ちゃんに新システムを組み込みます」
提督「ふむ」
明石「連装砲ちゃん(大)は分離後に島風ちゃんの頭部にくっつきます」
夕張「ヘルメットのような状態ですね」
明石「バイザーが降りて、敵の位置の表示、その時々の戦況に応じて分析し・・・」
明石「的確な回答を導き出します。戦闘の補助システムですね」
夕張「さらに、連装砲ちゃん(中)は打撃武装へ変形します」
明石「ハンマーのようなモノをご想像ください」
夕張「このハンマーは重力場を部分発生させ、相手を潰すことができます」
夕張「ええ、もうグチャって・・・」
夕張「さらに、重力を圧縮させ、擬似ブラックホール現象を起こし目標を消滅させます」
明石「連装砲ちゃん(小)は分離し、島風ちゃんの脚部装甲になります」
明石「さらに、背中の5連装魚雷は左腕にドッキングし・・・」
明石「巨大な拳になります」
夕張「この拳は打撃攻撃だけでなく、周囲に強力な電磁を張ることで・・・」
夕張「敵の砲弾の軌道をそらす、バリアーのような効果があります」
明石「これにより敵に無傷で近接し、殲滅することが出来ます」
夕張「さらに合体時の3体の連装砲ちゃんのエネルギー炉ですが)
夕張「3つの炉のバイパスをある法則に沿って繋げ重ねることで・・・」
夕張「理論上は無限に出力が上がります」
明石「単純な足し算ではなく、乗算に近い感じですね」
夕張「これが感情センサーと連動することで・・・」
夕張「強い意志、想いが増せば増すほど強い力が出せるのです」
夕張「フルパワーの出力で相手を原子レベルに分解することも可能かと」
提督「 」
提督「ふむ」
明石「連装砲ちゃん(大)は分離後に島風ちゃんの頭部にくっつきます」
夕張「ヘルメットのような状態ですね」
明石「バイザーが降りて、敵の位置の表示、その時々の戦況に応じて分析し・・・」
明石「的確な回答を導き出します。戦闘の補助システムですね」
夕張「さらに、連装砲ちゃん(中)は打撃武装へ変形します」
明石「ハンマーのようなモノをご想像ください」
夕張「このハンマーは重力場を部分発生させ、相手を潰すことができます」
夕張「ええ、もうグチャって・・・」
夕張「さらに、重力を圧縮させ、擬似ブラックホール現象を起こし目標を消滅させます」
明石「連装砲ちゃん(小)は分離し、島風ちゃんの脚部装甲になります」
明石「さらに、背中の5連装魚雷は左腕にドッキングし・・・」
明石「巨大な拳になります」
夕張「この拳は打撃攻撃だけでなく、周囲に強力な電磁を張ることで・・・」
夕張「敵の砲弾の軌道をそらす、バリアーのような効果があります」
明石「これにより敵に無傷で近接し、殲滅することが出来ます」
夕張「さらに合体時の3体の連装砲ちゃんのエネルギー炉ですが)
夕張「3つの炉のバイパスをある法則に沿って繋げ重ねることで・・・」
夕張「理論上は無限に出力が上がります」
明石「単純な足し算ではなく、乗算に近い感じですね」
夕張「これが感情センサーと連動することで・・・」
夕張「強い意志、想いが増せば増すほど強い力が出せるのです」
夕張「フルパワーの出力で相手を原子レベルに分解することも可能かと」
提督「 」
340: 2015/03/29(日) 17:46:21.52 ID:S3Ifmwfi0
夕張「どうでしょうか?」
明石「我が艦隊の戦力強化に繋がると思います」
提督「ちょっとオーバーテクノロジーすぎないか?」
夕張「大丈夫です。理論上は制作可能です」
明石「提督は『霧』をご存知ですよね?」
提督「ああ、霧の艦隊か・・・」
明石「あの事件自体が現代の常識を覆す事件でした」
夕張「全く別の世界からの来訪者・・・」
夕張「彼女達は平行世界の人物」
夕張「信じられませんが、そう結論が出されたのはご存知で?」
提督「ああ、ただあまりに荒唐無稽な話で・・・」
提督「現実離れしすぎている為に公表はされず、」
提督「事件を目の当りにした軍関係者も・・・」
提督「懐疑的に思う者は少なくないと聞いている」
明石「平行世界という概念は理論上は存在すると思われていましたが・・・」
明石「それが現実に起こったのです」
夕張「常識を疑うような現実。あれはとても興味深いモノでした」
島風(なんかムズカシイ・・・)
明石「あの事件で一時的に指揮下に居た霧の艦隊・・・」
夕張「彼女達からの協力も得て、霧のテクノロジーの一部を解析し」
夕張「流用してるんですよ。この武装は」
明石「ハンマーの重力装置、バリア等はそうですね」
夕張「ただ、全てが解析出来たワケではないので・・・」
夕張「技術的に制作可能なモノだけを再現してますが・・・」
明石「我が艦隊の戦力強化に繋がると思います」
提督「ちょっとオーバーテクノロジーすぎないか?」
夕張「大丈夫です。理論上は制作可能です」
明石「提督は『霧』をご存知ですよね?」
提督「ああ、霧の艦隊か・・・」
明石「あの事件自体が現代の常識を覆す事件でした」
夕張「全く別の世界からの来訪者・・・」
夕張「彼女達は平行世界の人物」
夕張「信じられませんが、そう結論が出されたのはご存知で?」
提督「ああ、ただあまりに荒唐無稽な話で・・・」
提督「現実離れしすぎている為に公表はされず、」
提督「事件を目の当りにした軍関係者も・・・」
提督「懐疑的に思う者は少なくないと聞いている」
明石「平行世界という概念は理論上は存在すると思われていましたが・・・」
明石「それが現実に起こったのです」
夕張「常識を疑うような現実。あれはとても興味深いモノでした」
島風(なんかムズカシイ・・・)
明石「あの事件で一時的に指揮下に居た霧の艦隊・・・」
夕張「彼女達からの協力も得て、霧のテクノロジーの一部を解析し」
夕張「流用してるんですよ。この武装は」
明石「ハンマーの重力装置、バリア等はそうですね」
夕張「ただ、全てが解析出来たワケではないので・・・」
夕張「技術的に制作可能なモノだけを再現してますが・・・」
341: 2015/03/29(日) 17:47:00.02 ID:S3Ifmwfi0
提督「危険はないのか?」
明石「・・・」
夕張「・・・」
提督「なんで黙るんだよ!?」
明石「恐らく・・・大丈夫かと・・・多分(ボソッ)」
島風「それで強くなれるの・・・?」
明石「なれますよ」
夕張「他者を寄せ付けない圧倒的な強さに」
明石「神にも悪魔にもなれる力・・・」
夕張「力を欲し・・・望むなら・・・」
明石「ここにサインを・・・」スッ
島風「・・・提督、私からもお願い」
提督「・・・ハァ」
提督「分かった。島風に危険がないように」
提督「それを徹底すること」
提督「それなら許可を出す」
夕張「やったぁ!! ありがとう! 提督愛してる!」チュッ
明石「!!!!!」
島風「!!!!!」
提督「おまえは・・・また・・・」(呆れ)
夕張「いいじゃない。私と提督の仲でしょ?」ウィンク
明石「何してるんですか? 」
明石「貴女の頭も改造しましょうか?」(ハイライトオフ)
夕張「恋人同士の触れ合いくらいいいでしょ」(ハイライトオフ)
明石「は?」
島風「・・・は?」
提督「いいから作るなら作って来い」
提督「執務室で騒ぐのは関心しないぞ?」
3人「「「すいません」」」ビシッ
明石「じゃあ行きましょうか」
島風「でも私・・・仕事中だし」
提督「後は一人で出来るから行っておいで」
島風「・・・うんっ」
島風(待っててね・・・私もっと強くなるからっ)
明石「・・・」
夕張「・・・」
提督「なんで黙るんだよ!?」
明石「恐らく・・・大丈夫かと・・・多分(ボソッ)」
島風「それで強くなれるの・・・?」
明石「なれますよ」
夕張「他者を寄せ付けない圧倒的な強さに」
明石「神にも悪魔にもなれる力・・・」
夕張「力を欲し・・・望むなら・・・」
明石「ここにサインを・・・」スッ
島風「・・・提督、私からもお願い」
提督「・・・ハァ」
提督「分かった。島風に危険がないように」
提督「それを徹底すること」
提督「それなら許可を出す」
夕張「やったぁ!! ありがとう! 提督愛してる!」チュッ
明石「!!!!!」
島風「!!!!!」
提督「おまえは・・・また・・・」(呆れ)
夕張「いいじゃない。私と提督の仲でしょ?」ウィンク
明石「何してるんですか? 」
明石「貴女の頭も改造しましょうか?」(ハイライトオフ)
夕張「恋人同士の触れ合いくらいいいでしょ」(ハイライトオフ)
明石「は?」
島風「・・・は?」
提督「いいから作るなら作って来い」
提督「執務室で騒ぐのは関心しないぞ?」
3人「「「すいません」」」ビシッ
明石「じゃあ行きましょうか」
島風「でも私・・・仕事中だし」
提督「後は一人で出来るから行っておいで」
島風「・・・うんっ」
島風(待っててね・・・私もっと強くなるからっ)
342: 2015/03/29(日) 17:47:26.07 ID:S3Ifmwfi0
明石売店
金剛「つい白熱してしまいまシタ・・・」
金剛「ヘイ!明石ィ!何時ものプリーズ!!」
明石「ああ、あれ販売が一時的に出来なくなりましてね」
金剛「・・・・え」
明石「在庫のストックはかなりあったんですけど・・・」
明石「先ほど数十名が買占めに来て売り切れです」
金剛「!!!?」
金剛「え・・・・? ちょっとまってくだサイっ!!」
金剛「それじゃ氏んじゃいマースっ!!!」
明石「・・・どうぞ?」
金剛「・・・・え?」
明石「冗談ですよ」
金剛「ですヨネー マジで?って思いましたヨ!」
金剛「で? 次は!? 次は何時入るんデス!?」
明石「さぁ・・・?」
明石(憲兵の視察が終わらない限り無理そうですけど)
明石(私用ので50ケースはありますけど)
明石(それは売れませんし)
明石(あっ そう言えば1本だけ・・・見本用のが・・・)
金剛「そんな・・・そんな・・・」
金剛「買い占めた奴は誰デスゥっ!!」
金剛「大人買いはみっともないデスヨ!!」プンスカッ
明石「実は最後の一本が・・・・」
金剛「本当デスかっ!!?」
金剛「是非買うデス! はい・・・380円」
明石「は? 定価で売るわけないじゃないですか」
明石「プレ価での販売です。100倍です」
金剛「 」
金剛「つい白熱してしまいまシタ・・・」
金剛「ヘイ!明石ィ!何時ものプリーズ!!」
明石「ああ、あれ販売が一時的に出来なくなりましてね」
金剛「・・・・え」
明石「在庫のストックはかなりあったんですけど・・・」
明石「先ほど数十名が買占めに来て売り切れです」
金剛「!!!?」
金剛「え・・・・? ちょっとまってくだサイっ!!」
金剛「それじゃ氏んじゃいマースっ!!!」
明石「・・・どうぞ?」
金剛「・・・・え?」
明石「冗談ですよ」
金剛「ですヨネー マジで?って思いましたヨ!」
金剛「で? 次は!? 次は何時入るんデス!?」
明石「さぁ・・・?」
明石(憲兵の視察が終わらない限り無理そうですけど)
明石(私用ので50ケースはありますけど)
明石(それは売れませんし)
明石(あっ そう言えば1本だけ・・・見本用のが・・・)
金剛「そんな・・・そんな・・・」
金剛「買い占めた奴は誰デスゥっ!!」
金剛「大人買いはみっともないデスヨ!!」プンスカッ
明石「実は最後の一本が・・・・」
金剛「本当デスかっ!!?」
金剛「是非買うデス! はい・・・380円」
明石「は? 定価で売るわけないじゃないですか」
明石「プレ価での販売です。100倍です」
金剛「 」
343: 2015/03/29(日) 17:48:17.66 ID:S3Ifmwfi0
明石「そこで相談なんですけど・・・」
金剛「・・・なんデス?」
明石「貴女が提督から頂いた46cm砲を弄らせてください」
明石「くださいって言ってるんじゃないんです」
明石「少し、弄って強化したいだけなんです」
明石「貴女はこの提督水も手に入り、」
明石「さらに強化もされる」
明石「限界レベルまで行った貴女が・・・」
明石「その限界をさらに超える」
明石「良いことだらけです」ニコッ
金剛「水くれるナラ別にいいヨ!!」
明石「取引成立ですね」ハイッ
金剛「ヤッタネ!!」ゴクゴクッ
金剛「純度100%の提督成分が私のナカに・・・」
金剛「キターーーーーッ!! デリシャスゥッッ!!」プハー
金剛「ありガトー 生き返えりまシタっ!!」
金剛「おかわりくだサイ! もう一杯!!」
明石「だから、それが最後の1本なんですよ」
金剛「ホワイ!!?」
金剛「最後? ラスト? 」
明石「暫く入荷しませんよ?」
明石(憲兵のせいで)
金剛「NOOOOOOOOOっーーーーーー!!?」
明石(46砲は是非弄って見たかったんで嬉しいです)
明石(提督・・・貴方の為に)
明石(圧倒的な力を我が艦隊に!!!)
明石(終戦後を見据えて・・・)
明石(仮に全世界を敵に回しても・・・)
明石(戦える力を・・・)
金剛「もう・・・だめデス・・・」パタッ
金剛は目の前がまっくらになった。
金剛「・・・なんデス?」
明石「貴女が提督から頂いた46cm砲を弄らせてください」
明石「くださいって言ってるんじゃないんです」
明石「少し、弄って強化したいだけなんです」
明石「貴女はこの提督水も手に入り、」
明石「さらに強化もされる」
明石「限界レベルまで行った貴女が・・・」
明石「その限界をさらに超える」
明石「良いことだらけです」ニコッ
金剛「水くれるナラ別にいいヨ!!」
明石「取引成立ですね」ハイッ
金剛「ヤッタネ!!」ゴクゴクッ
金剛「純度100%の提督成分が私のナカに・・・」
金剛「キターーーーーッ!! デリシャスゥッッ!!」プハー
金剛「ありガトー 生き返えりまシタっ!!」
金剛「おかわりくだサイ! もう一杯!!」
明石「だから、それが最後の1本なんですよ」
金剛「ホワイ!!?」
金剛「最後? ラスト? 」
明石「暫く入荷しませんよ?」
明石(憲兵のせいで)
金剛「NOOOOOOOOOっーーーーーー!!?」
明石(46砲は是非弄って見たかったんで嬉しいです)
明石(提督・・・貴方の為に)
明石(圧倒的な力を我が艦隊に!!!)
明石(終戦後を見据えて・・・)
明石(仮に全世界を敵に回しても・・・)
明石(戦える力を・・・)
金剛「もう・・・だめデス・・・」パタッ
金剛は目の前がまっくらになった。
354: 2015/03/30(月) 00:00:22.93 ID:LWmQ/aH10
夜
提督(ふぅ・・・仕事終わった)
提督(一服しようとしたら・・・タバコがない)
提督(明日になれば荷物で届くけど・・・)
提督(ああ駄目だ・・・)
提督(どうにも、タバコがないと落ち着かない)
提督(未成年に余計な好奇心を与えないようにと・・・)
提督(鎮守府内にはタバコは販売しないようにしてるし・・・)
提督(立場上よろしくはないんだが・・・)
提督(仕方ない。買いに行くか)
提督(すぐに戻るから大丈夫だと思うが・・・)
提督「何かあってからでは遅いからな・・・」
ピッ
提督『金剛、夜分すまない』
金剛『・・・モウダメデス』
提督『金剛? どうした?』
金剛『っ室内通信!? 提督!? 提督ですか!!?』
金剛(本物の提督デスゥ!! 失われた成分が体に・・・)ゾクゾクッ
提督『ああ、大丈夫か? 具合でも悪いのか?』
金剛『大丈夫デース!!今、大丈夫になりまシタ!!』
金剛『進路クリア! オールグリーンです!』
提督『よく分からんが・・・』
提督「スマンが野暮用で少し出る』
提督『少しの間、鎮守府を頼めるか?』
金剛『え? どこか行くんですカ?』
提督『ああ、20分程離れるだけではあるが・・・』
提督『万が一のこともあるしな』
提督『完全に自分のミスであり、恥ずかしくはあるのだが・・・』
提督『君にしか頼めないんだ』
提督(ふぅ・・・仕事終わった)
提督(一服しようとしたら・・・タバコがない)
提督(明日になれば荷物で届くけど・・・)
提督(ああ駄目だ・・・)
提督(どうにも、タバコがないと落ち着かない)
提督(未成年に余計な好奇心を与えないようにと・・・)
提督(鎮守府内にはタバコは販売しないようにしてるし・・・)
提督(立場上よろしくはないんだが・・・)
提督(仕方ない。買いに行くか)
提督(すぐに戻るから大丈夫だと思うが・・・)
提督「何かあってからでは遅いからな・・・」
ピッ
提督『金剛、夜分すまない』
金剛『・・・モウダメデス』
提督『金剛? どうした?』
金剛『っ室内通信!? 提督!? 提督ですか!!?』
金剛(本物の提督デスゥ!! 失われた成分が体に・・・)ゾクゾクッ
提督『ああ、大丈夫か? 具合でも悪いのか?』
金剛『大丈夫デース!!今、大丈夫になりまシタ!!』
金剛『進路クリア! オールグリーンです!』
提督『よく分からんが・・・』
提督「スマンが野暮用で少し出る』
提督『少しの間、鎮守府を頼めるか?』
金剛『え? どこか行くんですカ?』
提督『ああ、20分程離れるだけではあるが・・・』
提督『万が一のこともあるしな』
提督『完全に自分のミスであり、恥ずかしくはあるのだが・・・』
提督『君にしか頼めないんだ』
355: 2015/03/30(月) 00:01:10.45 ID:LWmQ/aH10
提督『無理なら無理と言ってくれていい』
金剛(私にしか頼めない・・・)
金剛(・・・私にしか・・・私だから・・・必要・・・ブツブツ)
金剛(これって・・・ひょっとしてプロポーズですか!?)
提督『・・・金剛? 無理なら無理でいいぞ?』
提督『俺が我慢すれば良いだけなんだし・・・』
提督(ちょっとキツイけど)
金剛『全然無理じゃないデス!!!』
金剛『我慢はよくないデスよ? さぁすぐ行きましょう!!』
金剛『さぁ!!我慢せず!! 今すぐ!!』
提督『おう・・・なんかスマンな』
提督『欲しいものあるか? 買ってくるぞついでに』
金剛『・・・欲しいモノですか?』
金剛『2人で住む家・・・ですかネェ? なんちゃって!』
提督『ああ、分かった。じゃあ頼んだぞ』
ガチャ
金剛(私にしか頼めない・・・)
金剛(・・・私にしか・・・私だから・・・必要・・・ブツブツ)
金剛(これって・・・ひょっとしてプロポーズですか!?)
提督『・・・金剛? 無理なら無理でいいぞ?』
提督『俺が我慢すれば良いだけなんだし・・・』
提督(ちょっとキツイけど)
金剛『全然無理じゃないデス!!!』
金剛『我慢はよくないデスよ? さぁすぐ行きましょう!!』
金剛『さぁ!!我慢せず!! 今すぐ!!』
提督『おう・・・なんかスマンな』
提督『欲しいものあるか? 買ってくるぞついでに』
金剛『・・・欲しいモノですか?』
金剛『2人で住む家・・・ですかネェ? なんちゃって!』
提督『ああ、分かった。じゃあ頼んだぞ』
ガチャ
356: 2015/03/30(月) 00:01:38.10 ID:LWmQ/aH10
金剛型の部屋
金剛「~♪」
金剛「提督ぅぅぅっーーーー♪」パタパタ
比叡(さっきまで氏んでたのに・・・すごい元気に)
比叡(ベッドの上でうつ伏せになり・・・)
比叡(足をパタパタしてる金剛お姉さま・・・可愛い・・)
比叡(このまま標本にしたいなぁ)
比叡(ねぇ・・・司令って多分コンビニかどっか行くだけよね?)ヒソヒソ
霧島(多分ね。家なんて売ってたかしら)
比叡(売ってるわけないじゃない)
榛名(・・・なんで・・・ですか)
榛名(・・・・なんで私を頼ってくれないんですか)
榛名(・・・レベルなんですよね? 結局は)
榛名(もっと強くならないと・・・モット・・・ドコマデモ)ハイライトオフ
357: 2015/03/30(月) 00:02:14.60 ID:LWmQ/aH10
暁型の部屋
雷「なんで・・・なんで・・・」(盗聴中)
雷(なんで司令官は私を頼らないの?)
雷(レベルだけなら金剛さんと同じじゃない・・・)
雷(私の方が早く着任したのに・・・)
雷(ずっと司令官のお世話をしてきたのに・・・)
雷(なんで後から来た女に・・・)
雷(頼ってよ・・・司令官・・・・)
雷(モット・・・タヨッテヨ・・・)ハイライトオフ
雷「なんで・・・なんで・・・」(盗聴中)
雷(なんで司令官は私を頼らないの?)
雷(レベルだけなら金剛さんと同じじゃない・・・)
雷(私の方が早く着任したのに・・・)
雷(ずっと司令官のお世話をしてきたのに・・・)
雷(なんで後から来た女に・・・)
雷(頼ってよ・・・司令官・・・・)
雷(モット・・・タヨッテヨ・・・)ハイライトオフ
358: 2015/03/30(月) 00:03:11.00 ID:LWmQ/aH10
廊下
提督「さて・・・出るか・・・」
提督「金剛のお使いをメモっておかないとな」
提督「『2人で住む家』っと・・・変な名の商品だが・・・」
提督「女性向の雑誌か何かだろう」
提督(レベルで言えば雷も最高レベルではあるんだが・・・)
提督(流石に幼い少女に任せるわけにはいかないからな・・・)
提督「ん? あれは・・・初霜?」
初霜(今日は散々だったなぁ・・・)グスッ
提督「どうした? 具合でも悪いのか?」
初霜「提督!? いえ、失礼しました! なんでもないです!」
提督「急用は済んだのか?」
初霜「え? 急用・・・?」
提督「島風からそう聞いたが・・・」
初霜「ええ、そうね。そうですね。もう大丈夫ですよ」ハイライトオフ
提督「でも今、泣いていただろう・・・」
提督「一体どうしたんだ?」
初霜「・・・だって」
初霜「せっかく・・・楽しみにしてたのにっ」
初霜「やっと・・・秘書艦の仕事が来たのにっ・・・」
初霜「全部・・・全部・・・ダメになっちゃった・・・」
初霜「ずっと・・・ずっと待ってたのに・・・うう・・・」クスンッ
提督「さて・・・出るか・・・」
提督「金剛のお使いをメモっておかないとな」
提督「『2人で住む家』っと・・・変な名の商品だが・・・」
提督「女性向の雑誌か何かだろう」
提督(レベルで言えば雷も最高レベルではあるんだが・・・)
提督(流石に幼い少女に任せるわけにはいかないからな・・・)
提督「ん? あれは・・・初霜?」
初霜(今日は散々だったなぁ・・・)グスッ
提督「どうした? 具合でも悪いのか?」
初霜「提督!? いえ、失礼しました! なんでもないです!」
提督「急用は済んだのか?」
初霜「え? 急用・・・?」
提督「島風からそう聞いたが・・・」
初霜「ええ、そうね。そうですね。もう大丈夫ですよ」ハイライトオフ
提督「でも今、泣いていただろう・・・」
提督「一体どうしたんだ?」
初霜「・・・だって」
初霜「せっかく・・・楽しみにしてたのにっ」
初霜「やっと・・・秘書艦の仕事が来たのにっ・・・」
初霜「全部・・・全部・・・ダメになっちゃった・・・」
初霜「ずっと・・・ずっと待ってたのに・・・うう・・・」クスンッ
359: 2015/03/30(月) 00:03:40.65 ID:LWmQ/aH10
提督「・・・泣くな」ナデナデ
初霜「でも・・・」
提督「もう、今日の仕事は終わってしまったが・・・」
提督「この後、時間あるか?」
初霜「・・・え?」
提督「ナイショの話なんだが・・・」キョロキョロッ
初霜「・・・なんですか?」
提督「ちょっと外に行くんだが・・・」
提督「良かったら一緒に行くか?」
提督「この時間は外出禁止にしてるが・・・」
提督「まぁアレだ。俺と一緒なら大丈夫だ」
提督「来るか?」
初霜「行きますっ!! イキたいです!」
提督「やっと笑顔になったな・・・」
提督「女の子はそうやって笑っていた方がいい」
提督「初霜は可愛いんだから・・・」ナデナデ
初霜「・・・提督」キュンッ
提督「メソメソしてたら将来美人さんになれないぞ?」ポンポンッ
初霜「はいっ!」
初霜(さっきまでの暗い気持ちが消えている・・・)
初霜(提督・・・貴方と居るだけで私は・・・)
初霜「でも・・・」
提督「もう、今日の仕事は終わってしまったが・・・」
提督「この後、時間あるか?」
初霜「・・・え?」
提督「ナイショの話なんだが・・・」キョロキョロッ
初霜「・・・なんですか?」
提督「ちょっと外に行くんだが・・・」
提督「良かったら一緒に行くか?」
提督「この時間は外出禁止にしてるが・・・」
提督「まぁアレだ。俺と一緒なら大丈夫だ」
提督「来るか?」
初霜「行きますっ!! イキたいです!」
提督「やっと笑顔になったな・・・」
提督「女の子はそうやって笑っていた方がいい」
提督「初霜は可愛いんだから・・・」ナデナデ
初霜「・・・提督」キュンッ
提督「メソメソしてたら将来美人さんになれないぞ?」ポンポンッ
初霜「はいっ!」
初霜(さっきまでの暗い気持ちが消えている・・・)
初霜(提督・・・貴方と居るだけで私は・・・)
360: 2015/03/30(月) 00:04:16.35 ID:LWmQ/aH10
コンビニ
店員「ッシャイマセー」
提督「タバコ買いに来ただけだから・・・」
提督「すぐに帰るけど、何か欲しいものはあるか?」
初霜「え? 悪いですよそんなの」
提督「ほら、お菓子でも漫画でも、好きなの一つだけ買ってあげるから」
提督「好きなの選んでおいで?」
初霜「・・・はいっ!」
提督「店員さん」
店員「ハイッ」
提督「2人で住む家って商品分かります?」
初霜「え!!?」
店員「置いてますよ」
初霜「・・・!!?」
店員「こちらでよろしいですか?」
提督「・・・確かに同じ名前だ」
提督「これください」
初霜「・・・随分可愛いもの買いますね」
提督「お土産だよ。留守を頼んだ金剛へ」
店員「ッシャイマセー」
提督「タバコ買いに来ただけだから・・・」
提督「すぐに帰るけど、何か欲しいものはあるか?」
初霜「え? 悪いですよそんなの」
提督「ほら、お菓子でも漫画でも、好きなの一つだけ買ってあげるから」
提督「好きなの選んでおいで?」
初霜「・・・はいっ!」
提督「店員さん」
店員「ハイッ」
提督「2人で住む家って商品分かります?」
初霜「え!!?」
店員「置いてますよ」
初霜「・・・!!?」
店員「こちらでよろしいですか?」
提督「・・・確かに同じ名前だ」
提督「これください」
初霜「・・・随分可愛いもの買いますね」
提督「お土産だよ。留守を頼んだ金剛へ」
361: 2015/03/30(月) 00:04:46.84 ID:LWmQ/aH10
店員「アリャッガト ゴザイマシター」
提督「それで良かったのか?」
初霜「はいっ!」
初霜「私、飴玉大好きですよ?」
初霜「沢山あって・・・」
初霜「皆と食べられますし」
提督「初霜は良い子だなぁ」ナデナデ
初霜「~♪」
初霜「ねぇ提督?」
提督「なんだ?」
初霜「手を・・・」
初霜「手を繋いでもらっても・・・」
初霜「良いですか?」
提督「え?別に構わんが・・・」ギュッ
初霜(暖かい・・・)
初霜「ふふ・・・」
提督「どうしたんだ?」
初霜「私・・・今、幸せです」
提督(良かった。元気になって)
提督「それで良かったのか?」
初霜「はいっ!」
初霜「私、飴玉大好きですよ?」
初霜「沢山あって・・・」
初霜「皆と食べられますし」
提督「初霜は良い子だなぁ」ナデナデ
初霜「~♪」
初霜「ねぇ提督?」
提督「なんだ?」
初霜「手を・・・」
初霜「手を繋いでもらっても・・・」
初霜「良いですか?」
提督「え?別に構わんが・・・」ギュッ
初霜(暖かい・・・)
初霜「ふふ・・・」
提督「どうしたんだ?」
初霜「私・・・今、幸せです」
提督(良かった。元気になって)
362: 2015/03/30(月) 00:05:34.19 ID:LWmQ/aH10
鎮守府
島風(あれ・・・? 提督?)
島風(外行ってたんだ・・・)
島風(・・・!!)
島風(なんで・・・なんで・・・)
島風(初霜と一緒に・・・)
島風(なんで・・・)
島風(手を繋いでるの・・・)
島風(なんで・・・そんな優しい笑顔を・・・)
島風(初霜に向けるの・・・)
島風(その笑顔は・・・)
島風(私ニ向いテいたモノだったノニっ!!)ギリッ
島風(あれ・・・? 提督?)
島風(外行ってたんだ・・・)
島風(・・・!!)
島風(なんで・・・なんで・・・)
島風(初霜と一緒に・・・)
島風(なんで・・・)
島風(手を繋いでるの・・・)
島風(なんで・・・そんな優しい笑顔を・・・)
島風(初霜に向けるの・・・)
島風(その笑顔は・・・)
島風(私ニ向いテいたモノだったノニっ!!)ギリッ
363: 2015/03/30(月) 00:06:38.11 ID:LWmQ/aH10
金剛型の部屋
提督「金剛?」コンコン
金剛「お帰りデース!」
提督「異常は?」
金剛「ないデスヨ? 全然平和そのものでシタ!」
提督「良かった。ああ、言われたお土産買ってきたぞ」
金剛(!!!? もう!? どこかの土地を買ったんデスか!?)
金剛(そこまで私のことを・・・)
提督「はい」ポンッ
金剛「・・・・え?」
提督「ありがとうな金剛」
提督(しかし変わったモノを欲しがるなぁ)
提督「では夜も遅いしまた明日!おやすみ」バタン
金剛「オヤスミナサイ」
比叡「なんです・・・?」
榛名「2人で住むお家・・・変わったお菓子ですね」
霧島「子供向けのお菓子のようね」
霧島「どうやら付属のチョコやウェハースで・・・」
霧島「自分でお菓子の家を作るみたいね」
比叡「2人のってのは、なんのこと?」
霧島「恐らく、この付属しているグミの人形2人が住人なのでしょう」
霧島「私の計算によると、ねるねるねる●の系統に当たる、」
霧島「子供の想像力を培う遊べる系のお菓子ですね」
金剛「・・・・・・」ハイライトオフ
榛名(良かった・・・ 提督が盗られないで)ニコッ
提督「金剛?」コンコン
金剛「お帰りデース!」
提督「異常は?」
金剛「ないデスヨ? 全然平和そのものでシタ!」
提督「良かった。ああ、言われたお土産買ってきたぞ」
金剛(!!!? もう!? どこかの土地を買ったんデスか!?)
金剛(そこまで私のことを・・・)
提督「はい」ポンッ
金剛「・・・・え?」
提督「ありがとうな金剛」
提督(しかし変わったモノを欲しがるなぁ)
提督「では夜も遅いしまた明日!おやすみ」バタン
金剛「オヤスミナサイ」
比叡「なんです・・・?」
榛名「2人で住むお家・・・変わったお菓子ですね」
霧島「子供向けのお菓子のようね」
霧島「どうやら付属のチョコやウェハースで・・・」
霧島「自分でお菓子の家を作るみたいね」
比叡「2人のってのは、なんのこと?」
霧島「恐らく、この付属しているグミの人形2人が住人なのでしょう」
霧島「私の計算によると、ねるねるねる●の系統に当たる、」
霧島「子供の想像力を培う遊べる系のお菓子ですね」
金剛「・・・・・・」ハイライトオフ
榛名(良かった・・・ 提督が盗られないで)ニコッ
364: 2015/03/30(月) 00:07:37.49 ID:LWmQ/aH10
初春型部屋の前
初霜(ああ・・・楽しかった)
島風「ねぇ初霜」ハイライトオフ
初霜「あら・・・島風ちゃん」
島風「どこ行ってたの?」
島風「提督と2人で・・・」
初霜「ちょっとね・・・」
島風「ちょっとじゃ分からないっ!!」
初霜「提督とコンビニ行っただけよ?」ハイライトオフ
初霜「2人きりで」
初霜「手を繋いできたの」
初霜「ただそれだけよ?」
初霜「そう、たったそれだけのこと」クスッ
初霜「貴女のおかげね」
初霜「提督が悲しんでいる私を見て・・・」
初霜「連れ出してくれたの」
初霜「そして2人で外出することが出来た」
初霜「本当に貴女のおかげ」
初霜「あ り が と う」ニコッ
島風「っ・・・」ギリッ
初霜「そうだ、島風ちゃんにも飴あげるね?」
初霜「提督から買って頂いたの」
初霜「はいっ」ポイッ
島風「痛っ・・・」コツン
初霜(ああ・・・楽しかった)
島風「ねぇ初霜」ハイライトオフ
初霜「あら・・・島風ちゃん」
島風「どこ行ってたの?」
島風「提督と2人で・・・」
初霜「ちょっとね・・・」
島風「ちょっとじゃ分からないっ!!」
初霜「提督とコンビニ行っただけよ?」ハイライトオフ
初霜「2人きりで」
初霜「手を繋いできたの」
初霜「ただそれだけよ?」
初霜「そう、たったそれだけのこと」クスッ
初霜「貴女のおかげね」
初霜「提督が悲しんでいる私を見て・・・」
初霜「連れ出してくれたの」
初霜「そして2人で外出することが出来た」
初霜「本当に貴女のおかげ」
初霜「あ り が と う」ニコッ
島風「っ・・・」ギリッ
初霜「そうだ、島風ちゃんにも飴あげるね?」
初霜「提督から買って頂いたの」
初霜「はいっ」ポイッ
島風「痛っ・・・」コツン
365: 2015/03/30(月) 00:08:59.90 ID:LWmQ/aH10
初霜「・・・ごめんなさい」
初霜「手元が狂っちゃった」
初霜「わざとじゃないのよ?」
初霜「本当にゴメンナサイ」
初霜「許してくれるわよね?」
初霜「 友 達 な ん だ し 」
島風「っ・・・! うん、大丈夫だから」
初霜「それ・・・袋に入ってるから食べられるよ?」
初霜「ほら・・・食べてよ」
初霜「拾って・・・食べてよ」
初霜「犬みたいに」クスッ
島風「・・・・・・」キッ
初霜「どうしたの?」
初霜「食べないんだ」
初霜「提督から頂いたモノなのに・・・」
島風「・・・食べるよ」
島風「 ア リ ガ ト ウ 」
初霜「 ど う い た し ま し て 」
島風「あはははは」
初霜「うふふふふ」
初霜「これで仲直りでいいですか?」
島風「そうだね。仲直りだね」
初霜「握手します?」
島風「しようか」
ギューーー
初霜(痛っ・・・)キッ
島風(痛っ・・・)キッ
初霜「・・・」ニコッ
島風「・・・」ニコッ
島風「コレカラモ ヨロシクネ」
初霜「エエ、コチラコソ」
初霜「手元が狂っちゃった」
初霜「わざとじゃないのよ?」
初霜「本当にゴメンナサイ」
初霜「許してくれるわよね?」
初霜「 友 達 な ん だ し 」
島風「っ・・・! うん、大丈夫だから」
初霜「それ・・・袋に入ってるから食べられるよ?」
初霜「ほら・・・食べてよ」
初霜「拾って・・・食べてよ」
初霜「犬みたいに」クスッ
島風「・・・・・・」キッ
初霜「どうしたの?」
初霜「食べないんだ」
初霜「提督から頂いたモノなのに・・・」
島風「・・・食べるよ」
島風「 ア リ ガ ト ウ 」
初霜「 ど う い た し ま し て 」
島風「あはははは」
初霜「うふふふふ」
初霜「これで仲直りでいいですか?」
島風「そうだね。仲直りだね」
初霜「握手します?」
島風「しようか」
ギューーー
初霜(痛っ・・・)キッ
島風(痛っ・・・)キッ
初霜「・・・」ニコッ
島風「・・・」ニコッ
島風「コレカラモ ヨロシクネ」
初霜「エエ、コチラコソ」
366: 2015/03/30(月) 00:11:17.18 ID:LWmQ/aH10
投下完了。
初霜と島風は仲直りして仲良しになりました。
近いうちにまた投下します。
おやすみなさい
初霜と島風は仲直りして仲良しになりました。
近いうちにまた投下します。
おやすみなさい
367: 2015/03/30(月) 00:14:19.31 ID:MObm2jcz0
おつー
375: 2015/03/30(月) 17:09:17.73 ID:LWmQ/aH10
深海
ル級「最近は妙な連中が増えてきた」
ル級「我らは負の存在。憎み、恨み・・・」
ル級「人類を根絶やしにすることこそが・・・」
ル級「我ら唯一の存在意義だと言うのにっ!!!」
ル級「何が非戦だ!何が平和だ!」
ル級「虫唾が走る・・・」
ル級「者共、腑抜けた連中の目を覚まさせる為・・・」
ル級「その鎮守府の艦娘共を沈めにいくぞ!」
ル級「行くぞ! 出撃!!」
リ級「了解」
チ級「了解」
ヌ級「ハイ」
ト級「了解」
ロ級「了解」
ル級「見ていろ・・・」
ル級「ワケのわからん天使や神など・・・」
ル級「そのようなものを妄信しているバカ共め・・・」
ロ級(・・・私も入信してるのは黙っておこう)
チ級「リーダー!」
ル級「なんだ!!」
ル級「最近は妙な連中が増えてきた」
ル級「我らは負の存在。憎み、恨み・・・」
ル級「人類を根絶やしにすることこそが・・・」
ル級「我ら唯一の存在意義だと言うのにっ!!!」
ル級「何が非戦だ!何が平和だ!」
ル級「虫唾が走る・・・」
ル級「者共、腑抜けた連中の目を覚まさせる為・・・」
ル級「その鎮守府の艦娘共を沈めにいくぞ!」
ル級「行くぞ! 出撃!!」
リ級「了解」
チ級「了解」
ヌ級「ハイ」
ト級「了解」
ロ級「了解」
ル級「見ていろ・・・」
ル級「ワケのわからん天使や神など・・・」
ル級「そのようなものを妄信しているバカ共め・・・」
ロ級(・・・私も入信してるのは黙っておこう)
チ級「リーダー!」
ル級「なんだ!!」
376: 2015/03/30(月) 17:12:51.86 ID:LWmQ/aH10
チ級「そろそろ海上に出ます!!」
ル級「よし、総員衝撃に備えろ!!」
ザバーン
ル級「海上に出たな・・・」
チ級「リーダー!」
ル級「なんだ!!」
チ級「前方に渡り鳥です」
リ級「おお・・・美しい」
ト級「美味しそう」
ヌ級「お腹すいたね」
ロ級(早く帰りたい・・・)
ヌ級「艦載機のカメラで撮っておきます」
ル級「許可しよう」フッ
チ級「リーダー!!」
ル級「今度はなんだ!」
チ級「2時の方向・・・クジラですっ!!」
ト級「でけぇ・・・」
ロ級「すごいなぁ・・・」
ル級「あまり無為に近寄るなよ・・・」
ル級「海の生物を意味も無く傷つけることは許さん」
チ級「分かってますって」
ル級「よし、総員衝撃に備えろ!!」
ザバーン
ル級「海上に出たな・・・」
チ級「リーダー!」
ル級「なんだ!!」
チ級「前方に渡り鳥です」
リ級「おお・・・美しい」
ト級「美味しそう」
ヌ級「お腹すいたね」
ロ級(早く帰りたい・・・)
ヌ級「艦載機のカメラで撮っておきます」
ル級「許可しよう」フッ
チ級「リーダー!!」
ル級「今度はなんだ!」
チ級「2時の方向・・・クジラですっ!!」
ト級「でけぇ・・・」
ロ級「すごいなぁ・・・」
ル級「あまり無為に近寄るなよ・・・」
ル級「海の生物を意味も無く傷つけることは許さん」
チ級「分かってますって」
377: 2015/03/30(月) 17:13:41.58 ID:LWmQ/aH10
ト級「あっ潜っちゃった」
リ級「最後に良いモノを見れたな」ハハハ
ヌ級「やめてよ。その最後の晩餐みたいなノリ」
リ級「なぁに所詮は噂だろ? 実際戦えば分かるさ・・・」
リ級「強いって噂の奴は大抵弱かったりするもんだ」
ト級「100戦練磨の私達が負ける方が難しい」
リ級「何時も通り沈めて、また人間共を頃しに行こう」
チ級「・・・っ リーダーッ!! 」
チ級「11時の方向、敵です!! 目標補足!!」
ル級「何ィ!!? よし!! 掛かれ!!」
ル級「これより、敵を殲滅するっ!!」
ル級「何時も通りにな・・・」
全員『了解っ!!』
ロ級(戦いたくないなぁ・・・髪が痛んじゃう)
そして彼女達は遠征帰りの
天龍の部隊に襲い掛かった。
リ級「最後に良いモノを見れたな」ハハハ
ヌ級「やめてよ。その最後の晩餐みたいなノリ」
リ級「なぁに所詮は噂だろ? 実際戦えば分かるさ・・・」
リ級「強いって噂の奴は大抵弱かったりするもんだ」
ト級「100戦練磨の私達が負ける方が難しい」
リ級「何時も通り沈めて、また人間共を頃しに行こう」
チ級「・・・っ リーダーッ!! 」
チ級「11時の方向、敵です!! 目標補足!!」
ル級「何ィ!!? よし!! 掛かれ!!」
ル級「これより、敵を殲滅するっ!!」
ル級「何時も通りにな・・・」
全員『了解っ!!』
ロ級(戦いたくないなぁ・・・髪が痛んじゃう)
そして彼女達は遠征帰りの
天龍の部隊に襲い掛かった。
378: 2015/03/30(月) 17:14:51.90 ID:LWmQ/aH10
少しだけ投下
また後で投下するでち
また後で投下するでち
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