671: 2012/09/13(木) 17:07:08 ID:kh0vsi5M

前回:P「安価で真と暇をつぶす」

伊織「………」

伊織「………遅い」

ウィーン

P「はぁ、ちょっと遅れたかな……えぇと、伊織はどこだ…?」きょろきょろ

P「うーん……」きょろきょろ

P「伊織伊織っと……あっ」

伊織「………」

P「おーい伊織!待たせたな!」
ぷちます!(13) (電撃コミックスEX)
672: 2012/09/13(木) 17:07:57 ID:kh0vsi5M

伊織「気づくのが遅い!わざわざ入り口の目の前で待っててあげてたんだから、いの一番に気付きなさいよ!」

P「すまんすまん。まさか目の前にいるとは思わなくてな」

伊織「まったく、迎えに来るのも遅いし…アンタ今日は暇だったんでしょ?だったら1時間くらい前からスタンバってなさいよ」

P「んな無茶言うなよ…」

伊織「はぁ、まぁいいわ。やよいも待たせてるんだろうし、早く行くわよ」

P「おうよ」

673: 2012/09/13(木) 17:08:19 ID:kh0vsi5M

P「やよいー!」

やよい「あっ、プロデューサー!お疲れ様ですー!」

P「おう、お疲れ」

伊織「やよい、お疲れ様」

やよい「伊織ちゃん!お疲れ様ー!ここにいるって事は、伊織ちゃんももやし祭りに?」

伊織「えぇ。ついでに私は買い物にも付き合うわよ」

674: 2012/09/13(木) 17:08:38 ID:kh0vsi5M

やよい「えへっ、伊織ちゃんも一緒なら私、買い物から楽しくなっちゃうよ~」

伊織「ふふん」

P「あと、喜べやよい!今日のもやし祭りには全員参加できるそうだぞ」

やよい「はわっ、本当ですか!それは賑やかになりそうですー」

P「だな」

伊織「ほら、もたもたしてないで買い物行くわよ。もやしがなくなるわ」

675: 2012/09/13(木) 17:09:00 ID:kh0vsi5M

スーパー

P「着いたな。やよい、もやし以外にも普通に買うものがあったら買っていいぞ。ついでに俺が出すから」

やよい「えぇ!?で、でもそれは申し訳ないですよぉ……」

P「気にするなよ。どうせついでだからな」

やよい「うー…でもぉ……」

P「じゃあこれも、いつも頑張ってるやよいにご褒美って事で…な?」

676: 2012/09/13(木) 17:11:03 ID:kh0vsi5M

やよい「…分かりました。じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいますプロデューサー!」がるーん

P「おう、甘えろ甘えろ。さて伊織、俺達は先にもやしを取りに―――」

伊織「………」じとー

P「おぉう!?なんでそんなにジト目!?」

伊織「別にー?ただ、やよいにご褒美をあげたんだから、私にも当然なにかあるんでしょうねと思って?」

P「えっ?」

677: 2012/09/13(木) 17:11:25 ID:kh0vsi5M

伊織「なによその『えっ?』って…私もやよいに負けないくらい頑張ってるわよ?」

P「いや、それは分かってるが……なんだ、なにが欲しいんだ?」

伊織「そうね……ぅぁ…わ、私と手を繋ぎなさいっ///」

P「……手?」

伊織「そ、そうよ!悪い!?///」

P「いや、全然悪かないけど…てっきり買ってほしいものでもあるのかと思って」

678: 2012/09/13(木) 17:12:12 ID:kh0vsi5M

伊織「アンタは、私がここで個人的に買いたいって思うようなものがあるとでも思ってたの?いいから早く繋ぎなさいよっ!///」

P「はいはい、わーったよ」ぎゅっ

伊織「ぁ……///」

P「んじゃ、もやし取りに行くぞ」

伊織「う、うん///」

679: 2012/09/13(木) 18:22:30 ID:kh0vsi5M

P「もやしもやし…おっ、あった…んー、もやしって言っても、意外と種類があるんだな」

伊織「みたいね」

伊織(さり気なく…さり気なく指を絡めて……)

P「うーん、どれが良いものか……」

伊織(ぐぬぬ……どうにかして意識を逸らして……)

P「この雪国もやしってなんか聞いたことあるな。良く分からんしこれにするか」

680: 2012/09/13(木) 18:22:51 ID:kh0vsi5M

伊織(ここよ!)

伊織「何言ってんのよ?それ一袋58円もするじゃない。それよりこっちのもやしは25円でそれより33円も得よ。こっちにしなさいよ」

P「………」

伊織「な、なによ…その鳩が豆鉄砲食らったような顔は……」くいくい

P「いや…まさか伊織にそんなこと言われるとは思わなくて…やよいならまだしも」

681: 2012/09/13(木) 18:23:11 ID:kh0vsi5M

伊織「失礼ね…これでもアンタの事を考えてアドバイスしてあげたって言うのに」くいくい

P「あぁ、すまんすまん。ありがとな。じゃあ伊織のアドバイスに従って、こっちの25円のもやしにするかな」がさがさ

伊織「///」じーっ

伊織(上手くいったわ!ふふん、プロデューサーと恋人繋ぎ♪///)ぐっ

685: 2012/09/14(金) 18:46:41 ID:6wY.uMIE

P「やよいー」

やよい「はい?」

P「もやしはこんなもんでいいのかー?」

やよい「えーっと…はわっ!カゴの中にもやしがいっぱいです!」

P「ほぼ買い占めてきた」

やよい「これだけあれば十分まかなえますよ!」

P「そうか。んじゃ、このカゴ、カートに下に乗せるからな…よっと」

686: 2012/09/14(金) 18:47:09 ID:6wY.uMIE

伊織「うわぁ、ちょっと!いきなりしゃがまないでよ!」

P「んなこと言われても……」

やよい「あれ?プロデューサーと伊織ちゃん、手を繋いでるの?」

伊織「えっ?え、えぇ、まぁね……」

P「やよいも繋ぐか?」

やよい「いいんですか!繋ぎたいです!」

P「じゃっ」ぎゅっ

687: 2012/09/14(金) 18:47:30 ID:6wY.uMIE

やよい「うっう~♪」ぎゅー

伊織(な、ナチュラルに恋人繋ぎですって……!?やよい…恐ろしい子!)

伊織「って、これじゃあカートどうやって押すのよ……?」

やよい「私が右手で、伊織ちゃんが左手で押せばいいんだよ?」

伊織「えぇ…?こ、こう?」

やよい「うん!」

P(…これがいわゆる両手に花ってやつか)

688: 2012/09/14(金) 18:47:51 ID:6wY.uMIE

ザワザワ

P「うわぁ、レジ混んでるなぁ」

やよい「時間が時間ですからねー」

P「ってか、俺達スペース取り過ぎな気が…もう会計だけだし、2人は先に車に戻っててもいいぞ?」

伊織・やよい「嫌よ(です)」ぎゅっ

P「えぇ?なんでそんな即答?」

689: 2012/09/14(金) 18:48:24 ID:6wY.uMIE

P「あっ、そいういや、千早も迎えに行かなきゃならないんだった」

やよい「千早さんですか?」

P「あぁ、実はあいつ今日風邪引いててな…まぁ、さっき電話してみたら薬飲んで寝てたらだいぶ落ち着いたって言っててな。だから顔くらいは出したいって」

伊織「本当に大丈夫なの?」

P「勿論、ダメそうだったら置いてくる」

店員「お待たせいたしましたー」

P「あっ、はい。ほら、もう手を離せ」

690: 2012/09/14(金) 18:49:08 ID:6wY.uMIE

やよい「はーい」ぱっ

伊織「…仕方ないわね」ぱっ

P「よいしょっと…じゃあお願いしますね」

店員「はい、かしこ……っ!?」

店員(な、なんだこのもやしの量は!?一体こいつらこんなにもやし買ってどうすんだよ!?)

P・伊織・やよい(もやし祭りですがなにか?)

店員(!?)

691: 2012/09/14(金) 18:50:08 ID:6wY.uMIE

P「んじゃ、俺は千早連れてくるから。2人は車で待ってくれ」

やよい「えー?私も千早さんのお部屋に行ってみたいです」

伊織「やよいが行くなら私も行くわよ」

P「どうせすぐ戻ってくるんだから来なくていい」

やよい「うー、そうですかー……」

伊織「なら、車が暑くなるから早くしなさいよ」

P「…そんなこと言っていおりん…本当は俺と離れるのが寂しいんじゃないのか?」

伊織「なっ…!?そ、そんな事ないわよ!あといおりん言うなって言ってるでしょ!///」

P「はっはっは!分かった分かった」

692: 2012/09/14(金) 18:50:32 ID:6wY.uMIE

P「えーっと、千早の部屋は……ここか」

ピーンポーン

P「………」

『…はい?』

P「千早か?俺だ」

『あぁ、プロデューサーですね。今開けます』

P「おーう」

693: 2012/09/14(金) 18:50:55 ID:6wY.uMIE

……ガチャ

千早「すみませんプロデューサー…わざわざ迎えに来てもらって…」

P「いやいや、気にするな。それで調子はどうだ?」

千早「はい、もうだいぶ…あっ、私これから着替えますから、上がってください」

P「そうか…じゃあお邪魔するよ」

694: 2012/09/14(金) 18:51:31 ID:6wY.uMIE

千早「お茶淹れますね」

P「あぁ、いや、淹れなくていい淹れなくて。それより早く着替えな」

千早「そうですか…?では」

ガチャッ…パタン

P「ふぅ……ふむ、初めて千早の部屋に入ったが……シンプルと言うか、あんまり物がないな」

695: 2012/09/14(金) 18:52:04 ID:6wY.uMIE

P「……まぁ、人のこと言えないが」

P「………」

P「なんかこう…こういう状況って、悪戯してみたくなるな……」

P「よし…>>699だ」

699: 2012/09/14(金) 19:45:14 ID:d3fn4a56
ベッドに寝転がってみる

702: 2012/09/15(土) 02:50:01 ID:f9W1R/ds

P「ベッド…寝室はこっちか?」

ガチャッ

P「失礼しまーす…おぉ、ビンゴ……にしても、一人暮らしなのにデカい家だよなぁ」

P「俺の家なんてワンルームなのに……」

P「まぁ、そんな事はいいとして……」

P「目の前には先程まで千早が寝ていたであろうベッドが……これは寝てみない手はないよな」

703: 2012/09/15(土) 02:50:29 ID:f9W1R/ds

P「………」きょろきょろ

P「では…」ごそごそ

P「んー……おぉ、中々の寝心地……そしてこの鼻腔に広がる千早の良い匂い」

P「心が安らぐ……っと?」

P「これは千早の枕……これに顔をうずめるとどうなるだろうか……」ごくりっ

P「いやしかし、そこまでするのはどうか…でも非常に気になる……」

P「………」

704: 2012/09/15(土) 02:50:58 ID:f9W1R/ds

P「昔の人は言いました…毒を食らわば皿までと」

P「どうせここまでやったんだ。今さら躊躇しても遅いな、うん」

P「……いざ」

P「スーハースーハークンカクンカ」

P(おぉう…肺全体に、先程よりも濃厚な千早の香りが充満して行く……!)すーはーすーはー

P(これは…いい!)くんかくんか

705: 2012/09/15(土) 02:51:31 ID:f9W1R/ds

千早「プロデューサー…なにしてるんですか?」

P「!!??」ばっ

千早「えぇと……」

P「ち、千早…もう着替え終わったのか…?と言うかいつからそこに……?」

千早「今さっきですけど……それより私のベッドでなにを…?」

P「い、いやっ、これはなんと言うかだな…そ、そのちょっと休憩をだな……」

千早「休憩…ですか?」

706: 2012/09/15(土) 02:51:54 ID:f9W1R/ds

P「そ、そうなんだよ!いやぁ、さっきまで事務所でちょっと運動をしててな…しかもその足で買い物して千早を迎えに来たからか疲れてな…だから少し横になりたいなーと……」

千早「そうでしたか…私ったら気が付かなくてすみません」

P「あぁ、いや、言わなかった俺が悪いんだから、千早が謝らなくても…ってか、俺の方こそ、勝手に寝室に入ってベッドまで使っちゃって……」

千早「いえ、プロデューサーなら構いませんよ。あっ、じゃあもう少し休んでいきますか?」

P「いやいや!もう十分休憩出来たよ!いやぁ、千早のベッドは寝心地抜群だな」

千早「そ、そうですか……?」

707: 2012/09/15(土) 02:53:37 ID:f9W1R/ds

P「おう!凄い良い匂いもするし癒され……あっ」

千早「ふえっ!?い、良い匂いって……///」

P「あっ、そのっ、ま、枕があったから、つい嗅いじゃったと言うかだな……えっと、すまん」

千早「い、いえ、別に、気にしてませんから……それに、プロデューサーになら別に……///」ごにょごにょ

P「?」

708: 2012/09/15(土) 02:54:07 ID:f9W1R/ds

P「じゃあ、着替えが済んだなら、そろそろ行くか…やよいと伊織も待たせてるし……」

千早「そ、そうですね……あっ、えっと…プロデューサー」

P「な、なんだ?」

千早「その…一つお願いがあるんですけど……いいですか?」

P「まぁ、俺に出来る範囲であれば……」

千早「その点は大丈夫だと思います。それでその……///」

P「?」

709: 2012/09/15(土) 02:54:36 ID:f9W1R/ds

千早「い、一階まででいいですから、私を、その…お、おんぶしてくれませんか…///」

P「……おんぶ?」

千早「はい…調子が良くなったとは言え、寝起きなのでまだ歩くとちょっとフラッとくるので……」

P「それはやっぱり、まだ大人しく寝てた方がいいんじゃ……」

千早「だ、大丈夫です!今度は倒れたりしませんし、なりそうになってもすぐプロデューサーに言います!だから、お願いします……///」ずいっ

710: 2012/09/15(土) 02:54:57 ID:f9W1R/ds

P「お、おう、分かったよ…と言うか顔近い顔……」

千早「あっ、すみません……///」

P(千早に顔を近づけられると、どうしてもあのキスを思い出してしまう…なんやかんやあったが、あれが俺のファーストキスだったしなぁ……)

P「っと、じゃあほれ」すっ

711: 2012/09/15(土) 02:57:12 ID:f9W1R/ds

千早「あ……じゃあ失礼しますね…///」ぎゅっ

P「よっし…行くぞ?」

千早「はい///」ぎゅー

千早(プロデューサーの背中…おっきくて温かくて、とても安心する…///)

千早(最初はプロデューサーに迷惑が掛かるからと思って、嫌だったけど……こうしていられるなら、たまに病気になるも…いいかな///)

714: 2012/09/18(火) 00:14:56 ID:xYJYETeA

高槻家

やよい「ただいまー!」ガラガラ

かすみ「おかえりお姉ちゃん」ひょい

P・伊織・千早「お邪魔しまーす」

かすみ「あっ!プロデューサーさんだぁ」

P「おう、久しぶりだねかすみちゃん」

715: 2012/09/18(火) 00:15:52 ID:xYJYETeA

かすみ「うん!でも今日はどうしたの?伊織お姉ちゃんと千早お姉ちゃんまで一緒で……」

やよい「それがなんとねかすみ!今日はプロデューサーが、みんなを誘ってもやし祭りをやろうって言ってくれてね!ほら、もやしがこんなにいっぱい!」がさっ

かすみ「わぁ…!凄い!」きらきら

やよい「これ全部プロデューサーが買ってくれたんだよ。だからかすみからも、プロデューサーにちゃんとお礼を言ってね」

かすみ「うん!ありがとうプロデューサーさん」ぺこっ

P「あはは、どういたしまして」

716: 2012/09/18(火) 00:16:14 ID:xYJYETeA

千早「……けほっ」

P「おっと、千早は取りあえず横になってた方がいいな。やよい、寝室ってこっちだったよな?」

やよい「はい。あっ、私お布団出しますから…かすみ、伊織ちゃん、悪いけど荷物お願い!」

伊織「任されたわ。さっ、行くわよかすみ」

かすみ「はーい」

717: 2012/09/18(火) 00:16:39 ID:xYJYETeA

P「じゃあ、みんな集まって来たら呼ぶからな。それまで大人しくしてろな」

千早「すみません…今度は高槻さんにまで迷惑かてしまって……」

やよい「そんな事ないです!困ったときはお互い様、ですよ」

千早「高槻さん…ありがとう」

やよい「いえ!じゃあ私は伊織ちゃんと準備に取り掛かりますね!」

P「おーう」

P「…本当は手伝いたいんだが、俺がいても邪魔なだけだしなぁ」

718: 2012/09/18(火) 00:17:00 ID:xYJYETeA

P「まぁ、仕方ないから、誰か来るまで一人縁側で夕日でも眺めてるかぁ」

かすみ「…プロデューサーさん」くいっ

P「おぉう?ってあぁ、かすみちゃんか。どうした?」

かすみ「えへへ、お姉ちゃんが、プロデューサーさんは一人でお暇してると思うから、一緒に遊んでもらいなって」

719: 2012/09/18(火) 00:17:46 ID:xYJYETeA

P「おっ、そりゃいい。じゃあ俺と遊ぶか…って、そういや長介君達はどうしたんだ?」

かすみ「長介達はお外に遊びに行ったよ」

P「あぁ、そっか…それで、かすみちゃんはなにして遊びたい?」

かすみ「んっとねー…>>723かなぁ」

721: 2012/09/18(火) 00:21:24 ID:2iFM2KJU
おままごと(結婚式当日編)

725: 2012/09/19(水) 14:32:53 ID:T53vOhic

かすみ「おままごとかなぁ」

P「おままごとか。前に遊びに来た時はやよいも一緒にやったな。その続き?」

かすみ「ううん。今日はね、結婚式当日編」

P「えっ…結婚式当日編?えっと、それは何をするんだ?」

かすみ「えへへー、私がお嫁さん役で、プロデューサーさんが新郎役になって…ケーキ入刀とか指輪交換とか誓いのキスとか…」

P(色々混ざってるな…まぁ、子どもらしくていいが…)

726: 2012/09/19(水) 14:33:14 ID:T53vOhic

かすみ「それで、最後の結婚初夜までやるの」にぱっ

P「ぶふっ!?ごほっごほっ…!か、かすみちゃん?何言ってるのか分かって―――」

「ちょーっと待ったなのー!」

かすみ「?」

P「その声と語尾につく『なの』は…美希か!」

美希「なの。縁側から失礼しますなの」

727: 2012/09/19(水) 14:33:34 ID:T53vOhic

P「って、おい美希!お前まだレッスンの時間終わってないじゃないか」

美希「ハニーの身に不穏な気配をずっと感じてたから、無理やり切り上げてきたの!そうしたら案の定だったの!それでそこの…えっと…か、か…やよいの妹ちゃん!」

かすみ「?」

P「かすみちゃんだよ…もうちょっと頑張れよ」

美希「そうだったの。改めてかすみ!ハニーのお嫁さんはミキしかありえなと思うな!」

かすみ「えっ…?」

728: 2012/09/19(水) 14:33:55 ID:T53vOhic

P「おい美希、これはおままごとだからな?ただのごっこ遊びなんだよ」

美希「例えごっこだとしても、ハニーのお嫁さんはミキ以外には考えられないの!」

「それは聞き捨てなりませんね」

P「……貴音か?」

貴音「はい。ごきげんようあなた様」

P「あ、あぁ…」

729: 2012/09/19(水) 14:34:18 ID:T53vOhic

「自分も異議ありさー!」

P「今度は誰だよ…」

P「………」

「…えっ?あれ…自分気づいてもらえてない?」

P「ごめん…本当に誰?」

「えぇ!?酷いぞプロデューサー!ほらっ、自分だよ自分!」

730: 2012/09/19(水) 14:34:37 ID:T53vOhic

P「えー……そんな口調で一人称の知り合いいたっけかぁ……?」

「そ、そんな……うぅ」

貴音「あなた様…その辺にしておいてあげてください…そろそろ響が泣いてしまいます」

P「そうか?まぁ貴音が言うなら…おーい、響ー!」

響「! や、やっとわかったのかプロデューサー!」がらっ

731: 2012/09/19(水) 14:34:58 ID:T53vOhic

P「ごめん、最初から分かってた」

響「えっ…?なっ…じゃあ、また自分をからかったのかー!?」

P「うん」

響「うがー!」

P「あっはっはっ、響はからかい甲斐があるなぁ」

732: 2012/09/19(水) 14:35:25 ID:T53vOhic

美希「ちょっとそこ!ミキの目の前でハニーとイチャつくんじゃないの!」

響「イチャつく…?えへへ、そう見えるかなー?」

P「ないない。俺は響で遊んでるだけだから」

響「うがー!」

貴音「それより美希、ぷろでゅーさーの伴侶役があなたにしか務まらないと言うのは納得いきませんね。私や響にもその資格はあって然るべきと思います」

響「そうだぞー!」

733: 2012/09/19(水) 14:35:49 ID:T53vOhic

美希「くっ…あっ!で、でも、ミキは今日、ハニーのお家に行ってハニーと一緒にお風呂まで入ったの!ミキとハニーは裸の付き合いなの!」

P「ばっ!おまっ、なに口走って…」

貴音「あなた様…?それは真で?」

P「あー、いや…まぁ、そんなこともあったようなぁ…」だらだら

貴音「…ですが、私はプロデューサーにほっぺにきすされました」

734: 2012/09/19(水) 14:36:11 ID:T53vOhic

美希「ふふん、ほっぺにキス位どうってことないの。ミキなんて、お風呂でプロデューサーに体を弄ばれちゃったの…もうハニーの所以外になんてお嫁に行けないの///」

貴音「なんとっ!」

かすみ(修羅場だぁー)

響(自分も何か言いたい…けど、言うほどの事されなかったぞ……自分、魅力ないのかなぁ)ぐすん

P「どうしてこうなった」

735: 2012/09/19(水) 14:37:27 ID:T53vOhic

「「こんばんはー」」

P(おぉ!ナイスタイミング!誰だ!?)

真「お邪魔しま…えっ?」

雪歩「真ちゃんどうし…ひぅっ」びくっ

貴音「………」ばちばち

美希「………」ばちばち

かすみ「………」わくわく

響「………」ぐすん

P(助けてまこちんにゆきぽ!)

739: 2012/09/21(金) 02:35:25 ID:C6XJKgh.

真「えっ…?なんで貴音と美希は睨み合ってるの?」

雪歩「こ、怖いよぉ…」

P「いや、それがな……っ!」

P(ま、待てよ?良く考えると、俺はこの二人にしたりされたりしたことが、一番バレるとまずいんじゃないか?)

P(だからここはまたややこしくなる前に、この二人と一緒に部屋を抜け出す方が賢明……!)

P「あー、いや、ここじゃ話しにくいから外にでも―――」

740: 2012/09/21(金) 02:36:28 ID:C6XJKgh.

かすみ「えっとね、プロデューサーさんのお嫁さん(役)は、誰が相応しいかって話し合ってるんだよ」

P「!!??」

真「お嫁…」

雪歩「さん…?」

美希「そうなの。でもぜーったいにハニーのお嫁さんにはミキがふさわしいの!」

貴音「しかし美希…先程から聞いていればぷろでゅぅさぁに肢体を弄ばれたと言っても、貴女がぷろでゅぅさぁの事をお酒で酔わせて、その判断力を失わせた上でのことのようではありませんか」

741: 2012/09/21(金) 02:36:52 ID:C6XJKgh.

美希「そ、それは…」

貴音「それよりも、例えほっぺにきす程度であったとしても、素面の状態のぷろでゅぅさぁにされたという点で、私の方にあどばんてぇじがあるとは思いませんか?」

美希「ぐ、ぐぬぬ…なの」

雪歩「そ、そういう事なら…」

P「お、おい、雪歩…?お願いだからアレは言わないでくれよ?」

742: 2012/09/21(金) 02:37:15 ID:C6XJKgh.

雪歩「わ、私は今日…プロデューサーと事務所で裸を見せ合いっこして…ぷ、プロデューサーのプロデューサーを、舐めたり吸ったりしましたぁ!///」

P「」

美希「雪歩!それ本当なの!?」ずいっ

雪歩「う、うん…!熱くてドロドロしたプロデューサーの…いっぱい飲んじゃった…///」

貴音「面妖なっ…!」

743: 2012/09/21(金) 02:37:43 ID:C6XJKgh.

真「それならボクだって、事務所でプロデューサーとお互いに全身舐め合って、しかもプロデューサーのプロデューサーを素股してあげたよ!」

雪歩「えぇ!?ま、真ちゃんが……はうっ///」

真「えへへ…体中がプロデューサーの真っ白になるくらいヤラレチャッタ///」

かすみ(わくわく)

響(自分、やよいの手伝いに行こうかなー…)

P(もうどうにでもなれ)

744: 2012/09/21(金) 02:38:06 ID:C6XJKgh.

がさっ

亜美「とーう!」

一同「!!??」

亜美「しゅた…!いつもニコニコ!兄ちゃんのそばに飛び出す混沌、双海亜美ですっ!」ばーん

P「なっ…」

亜美「どう兄ちゃん、ビックリしたっしょー!」

745: 2012/09/21(金) 02:38:35 ID:C6XJKgh.

P「したわ!何でお前は突然押入れから飛び出してくるんだよ!?」

亜美「いやぁ、一番にやよいっちの家に着いちったから、どうせならみんなを驚かそうと思って押入れに隠れてたんだけど…なんか出れない状況っぽくなって…だからずっと出る機会を窺ってたら、今なら出てもダイジョブかなーって思ったから」

P「どこをどう窺ったら今が出ても大丈夫に思えたんだ……?」

亜美「そんなことより皆の衆ぅ!亜美は…亜美は…」

一同「?」

亜美「なんと!兄ちゃんの初めてを奪ってやっちゃったんだぜぇー!」

一同「!?」

746: 2012/09/21(金) 02:39:54 ID:C6XJKgh.

P「おまっ!この状況でなんつー嘘を!?」

亜美「だって亜美、飛び出す混沌だしぃ…だから兄ちゃんのお嫁さんには亜美しかないっしょー」

がたっ

P「あぁ?今度は誰……」

真美「………」

P「ま、真美か……お、お前まで亜美みたいな冗談は……」

747: 2012/09/21(金) 02:40:16 ID:C6XJKgh.

真美「……もの」ぼそっ

P「えっ…?」

真美「兄ちゃんの浮気者ー!」だっ

P「えぇ!?」

たったったっ…たったったっ

P「えぇ?走り去るんじゃないのか……?」

真美「………」むすっ

748: 2012/09/21(金) 02:40:39 ID:C6XJKgh.

貴音「そんな…あなた様の貞操が双海亜美に……」

P「いや、あれは本当に真っ赤な嘘だから」

美希「ハニーが口リコンさんだったとはなの…で、でも、ミキもまだ15歳だよ?年齢的にはおーけーじゃないの?」

P「口リコンじゃねーよ」

美希「じゃあ結婚してミキをお嫁さんにするといいの」ずいっ

貴音「いえ、今の美希では法律上、結婚は不可能です。ですからここは、是非とも私をあなた様の伴侶に」ずいっ

P「いや、そういう問題じゃ……」

749: 2012/09/21(金) 02:41:22 ID:C6XJKgh.

真「ボク、プロデューサーが望むことなら何でもします…!お嫁さんにしてくれるなら、今度はボクの初めてをあげたって構いません!だから、ボクの王子様になってくださいプロデューサー!///」ずいっ

雪歩「うぅ…こんなひんそーでちんちくりんな私、プロデューサー以外にお嫁の貰い手なんてありませんよぉ……だから、貰ってもらえないときは…穴掘って埋めちゃいますぅ!///」ちゃきっ

P「……えっ?埋まるんじゃなくて、俺が埋められるの!?」

亜美「んっふっふ~、なんと兄ちゃん、今ならこっちは、亜美と真美の姉妹丼もありだぜ!」

真美「ま、まぁ、他の皆に兄ちゃんを取られるくらいなら……///」

響「………」

750: 2012/09/21(金) 02:41:58 ID:C6XJKgh.

かすみ「響お姉ちゃんはいいの?」

響「えっ…?あ、あぁ、そうだなー…じ、自分も立候補するさー!」

一同「プロデューサー!」ずいっ

P「あー…あはは…困ったなぁ……」だらだら

P(おっかしいなぁ…これって、ただのおままごとの役決めだったような…なのになんで俺はこんな状況に……こ、こんな時は)

751: 2012/09/21(金) 02:43:53 ID:C6XJKgh.

P「あ…あー!あんなところに空飛ぶハム蔵がー!」

一同「えぇ!?」

P「今だ!」だっ

真美「あぁ!兄ちゃんが逃げた!」

雪歩「埋めます!」

美希「埋めないの!捕まえるの!」

752: 2012/09/21(金) 02:44:45 ID:C6XJKgh.

P(取りあえず部屋を出て、それから……えぇい、なるようなる!)

ガラッ!ドンッ!

P「ぬわっ…!?だ、誰だよ、こんな時に扉の前に立ってるのは……!」

律子「………」ごごごごっ

P「げぇ!律子!」

755: 2012/09/21(金) 23:32:32 ID:wLPnLnPw

律子「げぇ?なにが『げぇ!』なんですか?プロデューサー殿?」ごごごごっ

P「い、いやぁ……」

律子「それにしても、また随分とまぁ節操なく手を出し尽くしたようですね?」

P「」

律子「今朝言っていた、プロデューサーとしてアイドルに手なんて出さない…アレは嘘だったんですねぇ」

P「そ、そのだな、少なくともあの時は、まだ出してなかったし出すつもりもなかったんだが……」

756: 2012/09/21(金) 23:33:26 ID:wLPnLnPw

律子「……で?」

P「い、いや、今日一日、最初の律子にやったみたいに、気の向くくまま成されるがまま過ごしてたら……何時の間にやらこんな事態に…なっ?」

律子「『なっ?』じゃないですよ『なっ?』じゃ!どうするつもりなんですか!一人だけだってギリギリまずいって言うのに…それが全員って……社長にバレたら本当にクビですよ!?」

P「返す言葉もこざいません…」

律子「それで皆に迫られて逃げ出そうとするなんて……」

P「め、面目ない…」

757: 2012/09/21(金) 23:34:04 ID:wLPnLnPw

律子「はぁ……そ、そんなに困るなら、素直に私が好きだって言えばいいじゃないですか!///」

P「仰る通りで……えっ?」

律子「だ、だって、プロデューサー、今朝私の事が大好きって言ったじゃないですか!///」

P「あ、あぁ、言ったけど……」

真美「それ本当なの兄ちゃん!?」

P「まぁ、その場の勢いでと言うかなんというか……」

美希「ハニーがそんなんだから、カンチガイしちゃう娘が増えてくの…」

律子「言っときますけど、私もプロデューサーのこと大好きですから相思相愛ですよ!だからとっとと私に告白しなさい!そうすれば丸く収まります!///」ずいっ

759: 2012/09/22(土) 00:02:51 ID:KeGFYMZI
もうプロデューサー詰んだだろ、これ

761: 2012/09/22(土) 00:25:09 ID:31qzsnl.
籍、籍を入れる

765: 2012/09/22(土) 16:00:42 ID:8cKHsu2U

P「そ、そう言われてもだなぁ……」ちらっ

律子「なにが問題なんですか?///」

一同「………」じーっ

P(なんか下手に言うと、すぐにでもヤラれちゃいそうなくらい見られてんだけど…)だらだら

あずさ「あらあら~、皆怖い顔して…どうしたの?」

P「!」

766: 2012/09/22(土) 16:01:39 ID:8cKHsu2U

P(あ、あずさ!あずさなら、この状況を何とかしてくれるんじゃ…!)

あずさ「えっとぉ…プロデューサーさん?」

P(あずさー!)ちらっちらっ

あずさ「?」

あずさ(プロデューサーさん、私の方をしきりに見ているけど、どうしたのかしら…?)

P(助けてー!) ちらっちらっ

あずさ「??」

767: 2012/09/22(土) 16:07:30 ID:8cKHsu2U

響「あずさ…今は、皆でプロデューサーに告白して、そして誰が選ばれるかっての瀬戸際さー」

あずさ「えぇっ?」

P「おいぃ!響ー!?」

響(散々自分をからかったお返しさー)

768: 2012/09/22(土) 16:08:08 ID:8cKHsu2U

あずさ「まぁ…それで皆そんな真剣に……でもプロデューサーさんを困らせたら駄目よ」

P「あ、あずさ……」

P(や、やっぱりあずさなら、この状況から俺を救って―――)

あずさ「プロデューサーさんは、私の運命の人になるんだから…取ったりしたら、めっ!よ」

P(くれなかった……でもちょっときゅんと来た)

あずさ「うふふ、プロデューサーさんにはあんな事されちゃったんですもの…責任とってもらいませんと///」

769: 2012/09/22(土) 16:09:33 ID:8cKHsu2U

P(もうやだよぉ)

春香「プロデューサーさんっ!修羅場ですよっ!修羅場っっ!」

P「春香も来たのか……ってか、どうせお前もその一角を担う気なんだろ?」

春香「はい!」

P「なにその無駄にいい返事……お願いだから止めて」

春香「嫌です!私もプロデューサーさんのこと好きですから!プロデューサーが言うなら私、猫だって犬だって兎にだってなんでもなりますよっ!それぐらい大好きです!///」

P「そ、それは度合いが良く分からんぞ……?」

770: 2012/09/22(土) 16:10:47 ID:8cKHsu2U

貴音「それであなた様…一体あなた様は誰を選ぶおつもりで?」

P「いや、選ぶって……だからそもそも、これってままごとの相手役を決めるだけだよな?なんかもう、この選択次第で俺の今後の人生が決定しそうなんだけど……」

美希「トーゼン決まるの。皆、ホンキのホンキでハニーに告白してるんだから」

一同「うんうん」

真美「さぁ、兄ちゃん!」

771: 2012/09/22(土) 16:11:20 ID:8cKHsu2U

亜美「はっきりと答えてもらおーじゃないか!」

真「今度は逃がしませんよ」

一同「さぁ!」ずいっ

P「うっ………」

P(も、もう腹をくくるしかないのか……しかし、実際問題、俺は誰が好きなんだろうか……?)

772: 2012/09/22(土) 16:11:46 ID:8cKHsu2U

一同「………」じーっ

P(俺は皆の事が大好きだ…だが、その中でも特別に好きな相手……今日一日、こいつ等と接して、俺は誰といる時が一番楽しかったかな……)

P(………)

P「……俺は!>>736」


個人でも全員でも

776: 2012/09/22(土) 16:59:58 ID:.OvZd69M
勿論わた事務員さん一択ピヨ!

786: 2012/09/22(土) 23:37:02 ID:8cKHsu2U

P「お、音無さん」

一同「……えっ?」

P「お、俺は、音無さんが…好きだ」

「ぴよっ!?」がたっ

P「えっ…?『ぴよっ』って、まさか音無さんいるんですk…いや、いてもおかしくないか」

小鳥「は、はい!真ちゃんを送って一緒に来てたんですけど…例によって覗いてました」

P「はぁ…あなたって人は本当に……」

787: 2012/09/22(土) 23:37:43 ID:8cKHsu2U

亜美「に、兄ちゃん、ぴよちゃんがいいの?」

P「あ、あぁ、悪いかよ…?」

真美「そ、そんな……」

小鳥「えっ?えっ?ほ、本当に私なんですか!?」

P「この状況で嘘なんて言えませんよ……」

小鳥「で、でも、私が選ばれる理由が……自分で言うのもアレですけど…私こんなんですよ?」

788: 2012/09/22(土) 23:38:53 ID:8cKHsu2U

P「ホントですね……まぁむしろ、あなたのそんな所がいいと思ったと言いますか……」

小鳥「えぇっ?///」

P「今日一日…いえ、今日に限らないときも多々ありますが……音無さんの行動を見てて、仕事もしないで覗いてたり、訳の分からない準備をしていたりと、本当にアレでしたけど…そんなお茶目なあなたと接しているときが、なんだかんだ言って楽しかったなと」

小鳥「あぅ///」

P「こんな状況で言うのもどうかと思いますけど……俺は音無しさんが好きです!付き合ってください!」ぎゅっ

小鳥「ひゃ、ひゃい!こ、ここここちらこそよろしくお願いしまふ!///」

789: 2012/09/22(土) 23:39:33 ID:8cKHsu2U

あずさ「あ、あらあら~、手を握って見つめ合っちゃって…」

春香「み、みているこっちまで…恥ずかしくなっちゃいますよぉ……」

律子「はぁ…音無さんじゃあアイドルではないし…文句も言えないわ……はぁ…」

真「やっぱりプロデューサーも、小鳥さんみたいに女性らしい人の方が良かったんだ……」

貴音「ふむ、これがあなた様の答えとあらば…残念ではありますが、私は甘んじて受け入れましょう」

P「すまんな皆……」

790: 2012/09/22(土) 23:40:10 ID:8cKHsu2U

美希「ミキはヤ!なの!」

貴音「美希…この期に及んで往生際が悪いですよ」

美希「悪くてもヤなものはヤー、なの!ハニーのお嫁さんはゼーッタイにミキなのー!」

雪歩「わ、私もプロデューサーを諦めるつもりはありませんっ!」

真「ゆ、雪歩まで…」

791: 2012/09/22(土) 23:40:47 ID:8cKHsu2U

伊織「その意気やよし、よ!」ばっ

亜美真美「えっ…?い、いおりん!いたんだ」

伊織「えぇ、ずっとね…それで、よく言ったわ美希に雪歩!」

美希・雪歩「?」

伊織「アンタ!私もアンタを、このまま小鳥に取られたままでいるつもりは毛頭ないわよ!」

P「えぇ…?」

792: 2012/09/22(土) 23:41:13 ID:8cKHsu2U

伊織「アンタどうせ、肝心の小鳥にはなーんにもしてないんでしょ?そういうところはヘタレそうだし」

P「ヘタレって…ま、まぁ、実際そうだけども……」

伊織「ふんっ!だったらアンタが小鳥に手を出す前に、私がアンタを小鳥から寝取ってやるわ!」

一同「!?」

P「寝取っ…!?」

伊織「勿論アンタ達も…やる気よね?」

793: 2012/09/22(土) 23:41:38 ID:8cKHsu2U

美希「あはっ♪そういう事ならミキも負けないの!ミキのミリョクで、ハニーを小鳥から取り返してやるの!」

雪歩「わ、私だって、プロデューサーのお嫁さんになれるなら、最初からなんだってする覚悟は出来てますぅ!///」

P「お、お前らなぁ…お、音無さんも、こんなに言われっぱなしで良いんですか?」

小鳥「はぁはぁ///」

P「……音無さん?音無さーん?」ゆさゆさ

小鳥「えっ?あっ、は、はい?」

P「なにを恍惚とした表情浮かべてんですか……?」

794: 2012/09/22(土) 23:43:43 ID:8cKHsu2U

小鳥「あっ、いえ、その……ぷ、プロデューサーさんが寝取られると言う妄想をちょっと…///」

P「……はっ?」

小鳥「だ、だって、寝取られってこう…興奮するじゃないですか?それがリアルに私の身近で…それどころか私が当事者になるかもなんて……想像しただけでも///」

P「」

小鳥「はぁん///」

P(ダメだこの人…早く何とかしないと)

795: 2012/09/22(土) 23:44:06 ID:8cKHsu2U

美希「と言う事でハニー!」だきっ

P「のわぁ!?」

雪歩「私もっ!///」だきっ

P「おぉう!」

伊織「アンタ達はどうすんの?小鳥もこんなんだから、まだあきらめるには早いとは思わない?」

一同「………」ごくりっ

796: 2012/09/22(土) 23:44:42 ID:8cKHsu2U

伊織「まっ、好きにするといいわ」だきっ

P「おうふっ!」

真美「…兄ちゃん!///」だきっ

亜美「あっ!真美ずるい!亜美もー!」だきっ

P「ぬおぉ!」

貴音「まだ私にも、あなた様の伴侶になりうるちゃんすが…ふふっ、では、例え無様であったとしても、最後まであがくといたしましょうか」ぴとっ

あずさ「あらあら~、もう抱き着く場所がないわ…」

響「じ、自分も抱き着きたいぞー…///」

797: 2012/09/22(土) 23:45:12 ID:8cKHsu2U

真「うーん…上に乗っかればまだ…」

P「ちょっ、止めてくれよ真?」

真「…とうっ!」だきっ

P「ぐおっ!」

春香「真すごい…!よーし、私もぉ…えいっ…!わわっ」どーん

P「うわっ!?」どーん

春香「あうぅ…ご、ごめんなさいー」

798: 2012/09/22(土) 23:46:43 ID:8cKHsu2U

美希「もー!なにしてるの春香!」

亜美真美「あーう…兄ちゃん重いよー」

律子「はぁ…結局こうなるのね……」

小鳥「はっ!このままなんやかんと行って、皆がプロデューサーさんと関係を持つことでハーレムへと……うん、それもアリね!///」

律子「あなたはもう少し自重してください……」

小鳥「あれ?律子さんはいいんですか?」

律子「わ、私は……別に……///」ぷいっ

799: 2012/09/22(土) 23:47:05 ID:8cKHsu2U

やよい「うっうー!みなさーん!もやし祭りの準備が出来ましたよー!」

千早「皆、運ぶものが多いから、プロデューサーに覆いかぶさってないで、手伝って」

一同「はーい」

P「はぁ…助かったよやよい、千早」

やよい「いえー!あっ、プロデューサー!」

P「なんだ?」

800: 2012/09/22(土) 23:47:32 ID:8cKHsu2U

やよい「えへへー、私は、プロデューサーがお兄ちゃんになってくれれば、それで満足かなーって///」

P「うん……えっ?」

やよい「それは、できたら私もプロデューサーのお嫁さんにはなりたいですけど…でも、妹なら皆さんのお邪魔にならないで、プロデューサーと一緒にいられると思いますし…だから私、それでもいいんです///」

P「えっ?」

千早「言っておきますけど、あんな大声で話していれば、会話は台所にも寝室にも丸聞こえでしたからね?」

801: 2012/09/22(土) 23:47:59 ID:8cKHsu2U

P「えっ…?マジで?」

千早「マジです。ちなみに私は、意表をついてプロデューサーのお姉さんでも構いませんよ?」

P「…また熱が出たのか?」

千早「ふふっ、冗談ですよ。私は、その…お嫁さんがいいですから///」

P「あぁ、そう……」

802: 2012/09/22(土) 23:49:18 ID:8cKHsu2U

千早「あぁ、そうって…素っ気なくないですか?」

P「もう俺は疲れたんだよ……」

「ただいまー」

やよい「あっ、長介達も返ってきましたね!お帰りー!」とてとて

千早「さて、私ももやしを運ばないと……」すたすた

803: 2012/09/22(土) 23:49:42 ID:8cKHsu2U

小鳥「…なんか凄い事になりましたね!」

P「誰のせいですか誰の!まったく、一時は纏まりかけたっていのに……あなたが余計なこと言うから!」

小鳥「す、すみませんつい…てへっ」

P「はぁ……ほんっと、呆れますね」

小鳥「で、でもさっき、私のそんな所が好きって言いましたよね?///」

P「ま、まぁ……言いましたけど///」

804: 2012/09/22(土) 23:50:02 ID:8cKHsu2U

小鳥「あっ!プロデューサーさんが顔を紅くしました!レアです!レアいです!」

美希「ハニーの赤面!?」

貴音「ふむ、確かにあなた様の赤面とは、見た記憶がありませんね」

真美「えー?でももう紅くないよ?」

P「何時までも紅くしてるわけないだろ……」

805: 2012/09/22(土) 23:50:23 ID:8cKHsu2U

小鳥「大丈夫よ!さり気なく写真を撮っておいたから!焼き増しして皆にあげるわ!」

P「ちょっ!いつの間に!?」

小鳥「さぁさぁ、早く運んでもやし祭りを始めましょー」

一同「おー」

806: 2012/09/22(土) 23:51:31 ID:8cKHsu2U

P「おーい!………はぁ」

P(俺、選択間違ったかなぁ……)

P(………)

P(いや、でもまぁ……)

P「俺が暇になる事は、もう当分はなさそうだな」

807: 2012/09/22(土) 23:51:58 ID:8cKHsu2U
おわり

808: 2012/09/22(土) 23:59:02 ID:qVOVcqFE
なんだかんだで上手くまとめてくれたな 乙でした!

809: 2012/09/23(日) 00:02:48 ID:QqWEBS/6
乙!楽しかった

引用: P「安価でアイドル達と暇をつぶす」