1: 2012/11/05(月) 23:30:25 ID:RLZ8D7ek

真美「亜美大佐、指示を」

亜美『こちら大佐、まずは潜入ご苦労。今回の任務は、兄ちゃんの未洗濯の衣類、できればパンツを回収。及び、それらのダミー配置…そして兄ちゃんの寝顔撮影である!』

真美「了解。ではこれより脱衣所に向かう」

亜美『健康を祈る』

真美「…亜美、そこ憲法じゃなかったっけ?」

亜美『あれ?そうだっけ…?まっ、どっちでもいいじゃーん☆』

真美「…だねー☆」

亜美・真美「『あはっ、あははははー☆』」

2: 2012/11/05(月) 23:30:51 ID:RLZ8D7ek

ガチャッ…

真美「脱衣所に潜入…これより洗濯機を開ける」ゴクリ

真美「…おー、流石の濃厚な兄ちゃん臭…これだけでご飯3杯はいけるね。ふむふむ、これは兄ちゃんの今日のYシャツ…そしてTシャツと…」ゴソゴソ

真美「パンツは…おぉ、あったあった…しかも2枚!」

真美「じゃあこれを、真空パックに入れて……ちょ、ちょっとだけなら、先に嗅いでみても」

3: 2012/11/05(月) 23:31:34 ID:RLZ8D7ek

真美「すんすん……はぁぁ…凄いよぉ…真美の肺が、兄ちゃんのオトコの匂いで一杯に…///」


亜美『おーい真美隊員?全部聞こえてるかんね?』

真美「ふえっ!?///」

亜美『気持ちは分かるけど、そこでおっぱじめるのは止めてね?』

真美「わ、分かってるよぉ!///」

4: 2012/11/06(火) 00:13:21 ID:u/8nKwB6

真美「えぇと、回収したYシャツにTシャツ、それにパンツやらのダミーを入れて…んっふっふ~!大量大量っと!よぉし、じゃあ次は兄ちゃんの寝顔を…」

『ちょ、ちょっと待ちなさいよ!』

真美「んん?あっ、その声はいお・りん」

伊織『えぇ、そうよ。それで真美、まさか私が頼んでおいた任務を忘れたりしていないでしょうね?』

真美「いお・りんからの任務…?あっ!あれねー…もち!」

伊織『へー?そのわりには、もう次の任務に向かおうとしていたようだけど?』

真美「あ、あははー」

5: 2012/11/06(火) 00:15:47 ID:u/8nKwB6

伊織「…」

真美「だ、大丈夫だよー!忘れてたとしてももう思い出したからさっ!ちゃんとお風呂に監視カメラ設置するからさー」

伊織『はぁ、まったく…じゃなきゃ何のために、真美にその超小型防水仕様のカメラを渡したと…』

真美「凄いよねー…これ米粒程度の大きさだもん。これなら絶対に見つけられないっしょー」

伊織『水瀬財閥の粋を集めて、やっとのことで作り上げたのだから当然よ。じゃあ、こっちのモニターで、映像を確認しながら指示するから、いい所に設置してね』

真美「了解」

7: 2012/11/06(火) 18:59:31 ID:I558rLgI

真美「こんな感じ?」

伊織『もう少し右…いえ、下かしら』

真美「んー…ここ?」

伊織『…えぇ、そうね。完璧よ。これで氏角はない…全部付け終えたかしら?』

真美「だね」

伊織『そう。じゃあ私の任務は完了ね。ご苦労様』

真美「んじゃ、今度こそ兄ちゃんの寝顔撮影の任務に……あっ、その前に喉渇いたから、お風呂の残り湯をいただこうかな」ジュルリ

8: 2012/11/06(火) 19:01:35 ID:I558rLgI

真美「うぅ…あまりの美味しさにちょっと飲み過ぎちった…お腹がたぷたぷ」

亜美『任務に差し支えないようにね?』

真美「ダイジョーブダイジョーブ!じゃあ、いざ寝室に潜入を…ん?」

亜美『どうしたのかね真美隊員?』

真美「ちょ、ちょっと静かに……」

「んっ…あぁ…」

真美「やっぱり…亜美大佐、なにやら兄ちゃんの寝室から、女の人の悩ましげな声が…」

9: 2012/11/06(火) 19:03:20 ID:I558rLgI

亜美『なん…だと…!?ま、まさか兄ちゃんめ、亜美達に内緒で家に女の子を連れ込んで、こんな明け方までハッスル!?』

真美「いや、そんなあからさまな喘ぎ声じゃなくって…もっとこう、しっとりした感じのね?」

亜美『しっとりした感じ?しっとりって、真美が兄ちゃんを妄想して一人でするときみたいな?』

真美「そうそう、そんな感じのね…って、そうだけど私で例えないでよ!///」

亜美『ごめんごめん…でもそれなら……はっ!まさかその中にいるのは、兄ちゃんの家に不法に侵入した兄ちゃんのストーカーとか!?』

10: 2012/11/06(火) 19:05:24 ID:I558rLgI

真美「な、なんだってー!?ぐぬぬっ、それは許せないね!真美たちの兄ちゃんに付きまとった挙句、あまつさえ家に押し入って一人でやらしいことを…!」

亜美『真美隊員!新たな任務だ!』

真美「はっ!」ビシッ

亜美『その不届きな奴に、真美隊員がきつーい天誅を与えるのだ!!』

真美「了解だ大佐!ではこれより寝室に突入する!」

亜美『県庁を祈る』

11: 2012/11/06(火) 20:07:19 ID:I558rLgI

真美「動くな!動くと撃つ!割とマジでね!」チャキッ

「えっ…?って、真美じゃないの…脅かさないでよ」

真美「えぇ?って、なんだぁ…誰かと思えば千早お姉ちゃんかよー!」

亜美『なんだぁ…心配して損したよー!』

千早「今日は真美だったのね…はぁ、真美?この部屋にこの時間、私以外に誰がいると思うのよ?」フニフニ

真美「そう言われればそうだね。千早お姉ちゃんは毎朝の日課?」

千早「えぇ」フニフニ

12: 2012/11/06(火) 20:08:51 ID:I558rLgI

真美「ちなみに、兄ちゃんに毎朝胸を揉まれて…成果は?」

千早「…くっ!」

真美「…」

千早「と、悔しがって見たものの、実はそれほど恨んでなんかいないわ。だってこの一向に膨らむ兆しの見えない胸のおかげで、皆に文句も言われずこうして私だけ、毎日プロデューサーの家に入れるのだから」フニフニ

真美「それは本当に羨ましいよ…真美もぺったこんだったらなぁ……」

千早「ふふっ」フニフニ

13: 2012/11/06(火) 20:09:25 ID:I558rLgI

千早「と言うか真美、そろそろ銃口を私に向けるのを止めてくれないかしら?意外と緊張してプロデューサーの手で感じられないわ」フニフニ

真美「えっ?あっ、ごめんね?しまうの忘れてたよー」ゴソゴソ

千早「真美はプロデューサーの事をとっても想っているのね」フニフニ

真美「まぁね!これが千早お姉ちゃんじゃなかったら、事と次第によっちゃぁ…バキューン!ってね」

千早「頼もしいわね…んっ///」フニフニ

14: 2012/11/06(火) 22:58:45 ID:I558rLgI

真美「あっ、ホントに邪魔してごめんね?なるべく早く真美は、真美の任務を済ませちゃうから」

千早「あっ、き、気にしなくていいわ…んあっ///」フニフニ

真美「カメラを出して…んー…このアングル的にベストな位置は……」


真美「ふむふむ」パシャパシャ

千早「ひうっ…!ぷろ、でゅーさぁ…寝てるのに///」

真美「ほうほう、生の兄ちゃんの無防備な寝顔は、写真以上にそそるものがありますな」パシャパシャ



16: 2012/11/06(火) 23:00:55 ID:I558rLgI

真美「しかも千早お姉ちゃんの喘ぎ声を聞いてたからか、もうガチガチで準備万端…///」スリスリ

P「っ…」ビクッ

真美「えへへ、真美の方もぐちゅぐちゅで準備おーけーで我慢できないし…早速いれちゃおうっと///」

亜美『がんばー!目指せ兄ちゃんの子供懐妊第一号!』

真美「もち!」

17: 2012/11/06(火) 23:01:51 ID:I558rLgI

P「…」Zzz


P「んっ…?」Zzz


P「…」Zzz

真美「やっぱり、こんなにしても、兄ちゃんは、起きないんだね…///」

18: 2012/11/06(火) 23:02:31 ID:I558rLgI

千早「だってプロデューサーは、萩原さん特製の強力な睡眠薬で眠ってるんだもの。当然でしょ?」


20: 2012/11/06(火) 23:03:20 ID:I558rLgI

亜美『…真美?もしもーし?終わったなら応答を…真美!?まみいいいいぃぃぃぃ!!』

パシッ

千早「こちら千早。いつも如く、潜入者は気をやっているわ。後始末もいつも通り私がやっておくわ」

亜美「いつもありがとね千早お姉ちゃん。あっ、ちなみに明日は亜美なんでヨロシク☆」

千早「えぇ、分かったわ」

21: 2012/11/06(火) 23:04:31 ID:I558rLgI

P「…はっ!」ガバッ

P「な、なんか下半身が冷たいような…夢精か!?それともまさか漏らした!?」モゾモゾ

P「…って、何ともなかった……つーか、今日もなんか怠いなぁ」

P「昨日は早めに寝たのに……最近全然疲れがとれないのは何故だ……?」

P「もう今日は休もうか……いやいや!」

P「今日も事務所でアイツらが待ってるんだ!こんなちょっとの疲れで根を上げてる場合じゃないな、うん!」

P「よーし、今日も一日、頑張りますかっと!」

22: 2012/11/06(火) 23:04:47 ID:I558rLgI
おわり

引用: 真美「こちら真美、兄ちゃん家へ潜入した」