161: 2013/07/12(金) 22:59:25.32 ID:jGqd7WV5o

前回【モバマス】アーニャ・早坂美玲 「があるずとーく」

  キュッ
      キュキュッ

千秋「――あら?」

渚「悪いねッ! 一本!」

  シュッ
     トサッ

晴「あーっ……くそっ!」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(9) (電撃コミックスEX)
152: 2013/07/12(金) 22:51:56.57 ID:jGqd7WV5o
――――

――

P「……アーニャもアクティブになったなぁ」

ちひろ「成長するんですよ、女の子ですもん」

P「女子会って、美玲を囲んであれこれやってたやつですか?」

ちひろ「えぇ、アーニャちゃん主役のはずなのにいつの間にか逆に主役に担ぎ上げられてたアレです」

P「青春ですねぇ」

ちひろ「それでいいんですかねぇ」

P「……さて、そろそろラストですかね?」

ちひろ「あら、そうですか? じゃあ最後は……>>155ちゃん、>>157ちゃん、>>159ちゃんので♪」

163: 2013/07/12(金) 23:01:14.18 ID:jGqd7WV5o
千秋「……」

晴「今度はこっちの番だ! やられっぱなしじゃないからな!」

渚「応ッ! いい気合いだね、来い!」

  ダムダムダムッ
           キュキュキュッ

渚「でもそれだけじゃ……」

晴「まだだ、ここでっ……」

  ボウッ!

渚「必殺シュートか!」

千秋「……!?」

164: 2013/07/12(金) 23:05:00.00 ID:jGqd7WV5o
晴「オレの必殺シュートは火炎弾だ、止められないぞ!」

渚「止められない? 確かに手ならそうだろうねェ……だけど!」

  バッ
     ダンッ! グルッ

晴「お、オーバーヘッド!? まさか足で止めるなんて!」

渚「へへっ、晴のお株を奪っちゃったかな?」

晴「まだオレは諦めないぞ! 来いよ!」

渚「いいガッツだ! だけど容赦しないぞ。必殺……」

晴「くッ……!」


千秋「……ね、ねぇ」

晴「!?」

渚「おっと……あ、千秋サン」

165: 2013/07/12(金) 23:09:41.55 ID:jGqd7WV5o
千秋「2人とも……何をしてるの?」

渚「あー……こっちの部屋は空いてるから大丈夫だと思ったんだけどな……」

晴「えっと……言ってもいいのかな」

渚「……うん、隠し事は無しだ! 実は今のは新開発のゲームのテスト? みたいなもんでさ」

千秋「ゲームの、テスト?」

晴「うん、なんかそういう仕事なんだって……この手足のリストバンドとそっちにある映写機でまるでゲームの中に入ったみたいに遊べるって」

千秋「ゲーム……すごいわね。そんなに進化してるの?」

渚「Wiiとかの延長線らしいよ? アタシは詳しくは知らないけどねッ!」

晴「オレも。なんか楽しそうだから受けただけだし」

166: 2013/07/12(金) 23:14:03.36 ID:jGqd7WV5o
千秋「だからボールが燃えたりしてたのね……」

渚「なかなかよくできてるんだよ、これが! 強いボールとか、必殺技の時は手が弾かれるぐらい重くなるし」

千秋「………」

晴「これ、確かシュヒギム? だとかであんまり言いふらしちゃダメなんだって。終わったらサンプルがもらえるらしいから協力してくれよ!」

千秋「……ねぇ、それって2人用?」

渚「いや、他にも頼まれてるやつはいるらしいし結構なカクチョーセイがどうとか……」

千秋「他の誰にもいわないから……少し、混ぜてもらってもいいかしら?」

晴「ね、姉ちゃんがやるのかよ!?」

千秋「……ダメ?」

晴「いや、なんかイメージ違うなって思っただけだけどさ……」

千秋「まぁ、普段ならやらないのだけど……その、興味本位よ」

渚「いいね、チャレンジ精神! 熱いぜ!」

晴「それはちょっと違うと思うんだけどなぁ」

167: 2013/07/12(金) 23:19:27.17 ID:jGqd7WV5o
千秋「こう……?」

渚「えっと……ハンディつけとくよ。アタシ達は慣れてるしさッ!」

千秋「ふふ……平気よ。見せてあげる……!」

晴「……! な、なんだこのプレッシャー!」

千秋「えいっ!」

渚「速いッ!? そうか、この踏み込みはダンスで――」



 ダムダムダムッ ペシッ

              コロコロコロ…


渚「………」

千秋「………」

晴「ハンデ、入れとこうか?」

千秋「……ええ」

168: 2013/07/12(金) 23:26:56.16 ID:jGqd7WV5o
晴「ちなみにこれ、バスケだけじゃなくて野球とかもできるんだぜ」

千秋「野球? それならずっと昔にそんなゲームがあったような……」

渚「ゲームって、パワプロとかじゃないの?」

千秋「そうじゃなくて……テレビに向かってバットを振ったりボールを振ったりするのがあった気がするのよ。それの延長線って言われたら確かに納得できなくもないわ」

晴「サッカーもできるんだけど、走り回る感覚がないからちょっと物足りないんだよなー」

渚「アタシも、シュート関係はいいと思うけどどうしてもそのあたりがなァ……」

千秋「結構まともな仕事なのね……ハイテクとはいえなんでもありってわけじゃないってことかしら」

晴「未来の技術ってやつ? ドラえもんとか本当に作れるようになるのかな」

渚「あァ、夢だよねドラえもん」

千秋「でも何も知らないで見た2人の姿は本当になんだか異空間みたいですごかったわよ?」

晴「そうかな? あれ、結構アツくなってたから見られたと思うと恥ずかしいんだけど」

渚「あはは、でも千秋サンなら大丈夫だろ? 約束は守ってくれるしさッ!」

千秋「……そうね」

169: 2013/07/12(金) 23:28:46.92 ID:jGqd7WV5o
千秋「それから、もうひとつ」

渚「なんだい?」

千秋「その、このゲーム中だとバク宙とかを簡単にできるのかしら?」

渚「あァ、それなら――」

晴「オレたち、普通にやってるだけだけど?」

渚「な?」

晴「うん」

千秋「」

170: 2013/07/12(金) 23:34:14.63 ID:jGqd7WV5o
――――

――


P「未来ってすごいんですね」

ちひろ「えぇ、未来ですからね」

P「……しかし、あの異世界投影機」

ちひろ「ライブの演出に使えそう……ですか?」

P「あ、やっぱりバレますか」

ちひろ「当然です。 ただ空間ホログラフィはコストがかさむからある程度狭い場所か専用の眼鏡が必要になるんですよね」
                                                                                               メガネ!?>
P「なるほど……ままなりませんね」

ちひろ「でもゲーム機として普及する前には実用化の方もどうにか……」

P「さすがちっひー!」

ちひろ「いやぁ、それほどでも」

171: 2013/07/12(金) 23:38:59.11 ID:jGqd7WV5o
ちひろ「やっぱり、アイドルを応援するものとしてできることは全部したいじゃないですか」

P「そうですね、俺はあまり貢献できてませんけど」

ちひろ「なにをおっしゃいますか。みんながきちんと自分のしたいことを決めていけるのはプロデューサーさんのおかげでしょう?」

P「それが実現できるのはちひろさんのおかげですけどね」

ちひろ「……アイドルのプロデュースって楽しいですよねぇ」

P「楽しいですねぇ」

ちひろ「やっぱりいろんな姿を見てると、もっと頑張ろうって思えますしね!」

P「そうですよね!」

ちひろ「じゃあ、今日はここら辺にしときましょうか! ディスク片づけますねー」

P「あ、はーい。じゃあ晩飯は俺が……」

ちひろ「えー。プロデューサーさん大丈夫なんですか?」

P「この前響子の番組を見たのでたぶん平気ですよ、たぶん」

ちひろ「心配だなぁ……手、切らないようにしてくださいよー?」

P「はーい!」


ちひろ「さ。明日からもアイドルの応援がんばろーっ♪」

172: 2013/07/12(金) 23:40:09.21 ID:jGqd7WV5o
終わりです。お粗末様でした
参加ありがとーございました!!!!

173: 2013/07/12(金) 23:42:25.64 ID:x0E727tAO

よく安価で指定された人選でこんなに素早くネタ考えられるなぁ

174: 2013/07/12(金) 23:47:08.84 ID:c3PrUeEoo
おっつおっつ
まさかアーニャと美玲で前回と同じ組み合わせになるとは思わなんでびっくり

179: 2013/07/13(土) 00:22:30.16 ID:aLvFSE6E0


次回は最後のメガネに食いついた人にも出番あげたいかもww

引用: モバP「があるずとーく」