17: 2017/07/03(月) 18:28:44.25 ID:eyXO4OVj0
前回【モバマス】志希「んふふ…♪ 『サビシクナール(寂しくなる)』を開発したよー…♪」
ケース1.「緒方智絵里」
トコトコトコ…ガチャ
智絵里「お、おはようございます」
智絵里「(ふぅ…事務所まで歩いてきただけなのに、汗かいちゃったな…)」
智絵里「(最近、蒸し暑くなってきたからタオルも何枚か持ってこないと…)」
智絵里「(も、もしプロデューサーさんに『汗臭いぞ』なんて言われて嫌われたら…私…)」
ぶるっ…
智絵里「(ダメダメ…こんなこと考えてたら顔まで暗くなっちゃうよね…)」
にっこり
智絵里「(笑顔…笑顔です、ね♪)」
智絵里「(それより喉も渇いちゃったな…確か麦茶が冷蔵庫にあったはず…)」
智絵里「…」
智絵里「ありました…♪」
とくとくとく…
こくこくこく…
智絵里「ぷぅ…」
智絵里「…」
ガタガタガタガタ…
18: 2017/07/03(月) 18:29:13.49 ID:eyXO4OVj0
P「おはよう」
タッタッタ…
智絵里「プロデューサーさんっ…!」
P「ああ、智絵里か。おはよ…」
ぎゅぅぅ…!
P「ぐぇ」
智絵里「…」
P「…あの。智絵里さん?」
智絵里「…」
P「智絵里さん。そんな全身全霊をかけてしがみついて来られると動けないんだけど」
P「というか、どうしたの?」
智絵里「…」
智絵里「い、嫌です…」
P「何が?」
智絵里「離れるのは…もう嫌です…見捨てないでください…」
P「うん?」
智絵里「…」
ぶるぶるぶる…
P「(…よくわからんけどめっちゃ可愛いぞ)」
P「(ていうか、これサビシクナール飲んだんじゃね?)」
タッタッタ…
智絵里「プロデューサーさんっ…!」
P「ああ、智絵里か。おはよ…」
ぎゅぅぅ…!
P「ぐぇ」
智絵里「…」
P「…あの。智絵里さん?」
智絵里「…」
P「智絵里さん。そんな全身全霊をかけてしがみついて来られると動けないんだけど」
P「というか、どうしたの?」
智絵里「…」
智絵里「い、嫌です…」
P「何が?」
智絵里「離れるのは…もう嫌です…見捨てないでください…」
P「うん?」
智絵里「…」
ぶるぶるぶる…
P「(…よくわからんけどめっちゃ可愛いぞ)」
P「(ていうか、これサビシクナール飲んだんじゃね?)」
19: 2017/07/03(月) 18:30:58.15 ID:eyXO4OVj0
P「というわけで助けてくれ凛」
凛「どうして私に言うわけ?」
P「や、今日、ちひろさん以外の子は事務所に来ないし」
智絵里「…」(ぶるぶるぶる)
P「智絵里はこんなんだし、助けを求められるのは凛しかいないんだ」
凛「ふーん…助けてくれ、って言う割にはずいぶんと嬉しそうに見えるけど?」
凛「真っ正面から智絵里に抱きつかれるのは、さぞいい気分だろうね」
P「そんなことはない」
凛「じゃあ、嫌なわけ?」
P「嫌では…ないっ!」
P「いい匂いはするし、柔らかくて、子犬みたいでめっちゃ可愛いし!」
凛「私。帰るね。ごゆっくり」
P「待ってくれ!」
ガシッ!
凛「離してよ」
P「待ってください。凛さん」
凛「待つも何も掴まれてるから動けないって」
P「考えてもみてくれ、もしもちひろさんにこんなところを見られたら俺はクビだ」
P「だから弁護してくれる人が必要なんだ」
凛「ふーん…『2人は愛し合っています』って言えばいいのかな?」
P「火に油を注いでるね」
凛「ううん。ガソリンを撒いてるだけだよ」
P「大炎上じゃないか」
凛「火葬の手間が省けるね」
P「頃す気満々だね」
凛「積極的見頃しと炎上。どっちがいいかな」
P「弁護をして欲しいな」
凛「いいけどさ…タダ?」
P「…何が望みだ?」
凛「なんでも良いわけ?」
P「俺にできる範囲のことであれば、まあ」
凛「…ふーん」
凛「どうして私に言うわけ?」
P「や、今日、ちひろさん以外の子は事務所に来ないし」
智絵里「…」(ぶるぶるぶる)
P「智絵里はこんなんだし、助けを求められるのは凛しかいないんだ」
凛「ふーん…助けてくれ、って言う割にはずいぶんと嬉しそうに見えるけど?」
凛「真っ正面から智絵里に抱きつかれるのは、さぞいい気分だろうね」
P「そんなことはない」
凛「じゃあ、嫌なわけ?」
P「嫌では…ないっ!」
P「いい匂いはするし、柔らかくて、子犬みたいでめっちゃ可愛いし!」
凛「私。帰るね。ごゆっくり」
P「待ってくれ!」
ガシッ!
凛「離してよ」
P「待ってください。凛さん」
凛「待つも何も掴まれてるから動けないって」
P「考えてもみてくれ、もしもちひろさんにこんなところを見られたら俺はクビだ」
P「だから弁護してくれる人が必要なんだ」
凛「ふーん…『2人は愛し合っています』って言えばいいのかな?」
P「火に油を注いでるね」
凛「ううん。ガソリンを撒いてるだけだよ」
P「大炎上じゃないか」
凛「火葬の手間が省けるね」
P「頃す気満々だね」
凛「積極的見頃しと炎上。どっちがいいかな」
P「弁護をして欲しいな」
凛「いいけどさ…タダ?」
P「…何が望みだ?」
凛「なんでも良いわけ?」
P「俺にできる範囲のことであれば、まあ」
凛「…ふーん」
20: 2017/07/03(月) 18:31:55.11 ID:eyXO4OVj0
ゴソゴソ…スッ…
凛「…じゃあさ、明日までにこの用紙にサインと母印を押しておいて貰えるかな。それだけでいいよ」
P「それくらいお安いご用だ」
P「って…ん?」
【婚姻用紙】
凛「じゃあ、よろしくね」
P「待ってくれ」
凛「何?」
P「待ってください」
凛「どうしたの? サイン押すだけだから、お金もかからないし、手間も取らせないよ?」
P「違う。何かこれは違う」
智絵里「…」
ぎゅぅぅ…
智絵里「だ、駄目です…!」
P「ぐぅ」
智絵里「それは駄目です!」
P「智絵里。タンマ。キツい。タンマ。首が締まる」
凛「何が駄目なの?」
智絵里「そ、それは…」
凛「これはプロデューサーと私の問題だから。智絵里はそこにいていいよ」
P「いや、離れてくれれば万事解決なんだけど」
凛「…じゃあさ、明日までにこの用紙にサインと母印を押しておいて貰えるかな。それだけでいいよ」
P「それくらいお安いご用だ」
P「って…ん?」
【婚姻用紙】
凛「じゃあ、よろしくね」
P「待ってくれ」
凛「何?」
P「待ってください」
凛「どうしたの? サイン押すだけだから、お金もかからないし、手間も取らせないよ?」
P「違う。何かこれは違う」
智絵里「…」
ぎゅぅぅ…
智絵里「だ、駄目です…!」
P「ぐぅ」
智絵里「それは駄目です!」
P「智絵里。タンマ。キツい。タンマ。首が締まる」
凛「何が駄目なの?」
智絵里「そ、それは…」
凛「これはプロデューサーと私の問題だから。智絵里はそこにいていいよ」
P「いや、離れてくれれば万事解決なんだけど」
21: 2017/07/03(月) 18:33:14.15 ID:eyXO4OVj0
智絵里「…」
ふるふるふる…
智絵里「ここは駄目です…離れたくありません…」
きゅぅ…
P「おぅ…」
凛「プロデューサーの胸の中に顔を埋めて、よっぽど安心するんだろうね」
凛「はたから見たら恋人みたいだし、色々と問題になること間違いないね」
P「そ、そんなことは…」
凛「じゃあ、ちひろさんに見てもらおうか」
P「あかん」
凛「そうだよね。困るよね。じゃあ、サインしようか」
P「…」
智絵里「だ、駄目ですっ!」
智絵里「プロデューサーさんがいなくなったら…私…っ!」
ぎゅぅぅ…
P「ぐぅ」
凛「…」(チッ)
凛「…そういえばさ、今日、すごく外暑かったよね」
P「まあな」
凛「…」
ピッ
P「どうしてエアコンを消したんだ」
凛「汗かきたい気分なんだよね」
P「そんな気分があるのか」
凛「私はともかく、抱き合ってると2人は余計に汗かきそうだね」
P「すでに若干暑いな」
智絵里「…!」
こそっ
凛「(智絵里。汗臭いのをうまく隠せるといいね)」
智絵里「な、な、何をっ…!」
凛「(嫌われないようにうまく抱きついてられるかな…? ふふふ)」
P「2人でコソコソ何を話しているんだ」
凛「何でもないよ。智絵里に聞いてみれば?」
智絵里「(い、い、意地悪です…!)」
ふるふるふる…
智絵里「ここは駄目です…離れたくありません…」
きゅぅ…
P「おぅ…」
凛「プロデューサーの胸の中に顔を埋めて、よっぽど安心するんだろうね」
凛「はたから見たら恋人みたいだし、色々と問題になること間違いないね」
P「そ、そんなことは…」
凛「じゃあ、ちひろさんに見てもらおうか」
P「あかん」
凛「そうだよね。困るよね。じゃあ、サインしようか」
P「…」
智絵里「だ、駄目ですっ!」
智絵里「プロデューサーさんがいなくなったら…私…っ!」
ぎゅぅぅ…
P「ぐぅ」
凛「…」(チッ)
凛「…そういえばさ、今日、すごく外暑かったよね」
P「まあな」
凛「…」
ピッ
P「どうしてエアコンを消したんだ」
凛「汗かきたい気分なんだよね」
P「そんな気分があるのか」
凛「私はともかく、抱き合ってると2人は余計に汗かきそうだね」
P「すでに若干暑いな」
智絵里「…!」
こそっ
凛「(智絵里。汗臭いのをうまく隠せるといいね)」
智絵里「な、な、何をっ…!」
凛「(嫌われないようにうまく抱きついてられるかな…? ふふふ)」
P「2人でコソコソ何を話しているんだ」
凛「何でもないよ。智絵里に聞いてみれば?」
智絵里「(い、い、意地悪です…!)」
22: 2017/07/03(月) 18:34:27.93 ID:eyXO4OVj0
智絵里「(ど、ど、ど…どうしよう…!)」
智絵里「(汗のことを話したらプロデューサーさんが意識しちゃうし…)」
智絵里「(でも、プロデューサーさんから離れるのは無理です…寂しさに耐えられません…!)」
凛「…」(ニヤッ)
智絵里「(うぅ…でも、離れないと嫌われちゃうし…凛ちゃんに結婚されちゃうかもだし…っ…)」
智絵里「うぅ…」
ポロポロ…
P「え? な、なんで泣いてるわけ?」
凛「プロデューサー。ちゃんと抱きしめて慰めてあげなよ…智絵里が泣き止むまでね」(ニヤリ)
P「…」
ぎゅむー
智絵里「…!」
智絵里「(わぁ…幸せ…)」
智絵里「(少し暑いけど…安心する…ずっとこうしていたい…もう2度と離れたくない…)」
P「おお…眠そうなウサギのように安らかな表情に…」
智絵里「…♪」
凛「…」(ニヤッ)
智絵里「(汗のことを話したらプロデューサーさんが意識しちゃうし…)」
智絵里「(でも、プロデューサーさんから離れるのは無理です…寂しさに耐えられません…!)」
凛「…」(ニヤッ)
智絵里「(うぅ…でも、離れないと嫌われちゃうし…凛ちゃんに結婚されちゃうかもだし…っ…)」
智絵里「うぅ…」
ポロポロ…
P「え? な、なんで泣いてるわけ?」
凛「プロデューサー。ちゃんと抱きしめて慰めてあげなよ…智絵里が泣き止むまでね」(ニヤリ)
P「…」
ぎゅむー
智絵里「…!」
智絵里「(わぁ…幸せ…)」
智絵里「(少し暑いけど…安心する…ずっとこうしていたい…もう2度と離れたくない…)」
P「おお…眠そうなウサギのように安らかな表情に…」
智絵里「…♪」
凛「…」(ニヤッ)
23: 2017/07/03(月) 18:35:36.71 ID:eyXO4OVj0
チクタクチクタク…
チラッ…
P「凛。どうして時間ばかり気にしているんだ?」
凛「ううん。何でもないよ」
P「そうか」
智絵里「…?」
智絵里「…」
智絵里「…っ!?」(ハッ)
智絵里「(ま、まさか…これはちひろさんが来るまでの時間稼ぎと、汗を私にかかせてしまおうという、凛ちゃんの作戦…!?)」
凛「(気づいたみたいたね…智絵里…)」(ニヤリ)
智絵里「(あ、あの笑み…間違いありません…!)」
智絵里「(た、大変です…このままだと汗臭いって言われちゃうか…ちひろさんに見つかってしまうか…いずれにせよ凛ちゃんの思い通りになっちゃう…!)」
智絵里「(も、もしそんなことになったら…プロデューサーさんは凛ちゃんと結婚…? それとも、私のことなんか嫌いになっちゃう…?)」
きゅぅぅーん…
智絵里「(嫌っ…嫌ですっ…寂しくて…そんな…そんなの…駄目ですっ…)」
智絵里「(い、急いで離れないと…)」
智絵里「ぷ、プロデューサーさん…もう離してもらっても…」
智絵里「…」
智絵里「駄目ですっ!!」
ぎゅぅぅ…
P「なんてこったい」
智絵里「(駄目…離してもらうなんて…駄目…!)」
智絵里「(離れたら…絶対…寂しくて悲しくなっちゃう…!)」
智絵里「(どうしよう…離れても離れなくても辛いよ…っ!)」
チラッ…
P「凛。どうして時間ばかり気にしているんだ?」
凛「ううん。何でもないよ」
P「そうか」
智絵里「…?」
智絵里「…」
智絵里「…っ!?」(ハッ)
智絵里「(ま、まさか…これはちひろさんが来るまでの時間稼ぎと、汗を私にかかせてしまおうという、凛ちゃんの作戦…!?)」
凛「(気づいたみたいたね…智絵里…)」(ニヤリ)
智絵里「(あ、あの笑み…間違いありません…!)」
智絵里「(た、大変です…このままだと汗臭いって言われちゃうか…ちひろさんに見つかってしまうか…いずれにせよ凛ちゃんの思い通りになっちゃう…!)」
智絵里「(も、もしそんなことになったら…プロデューサーさんは凛ちゃんと結婚…? それとも、私のことなんか嫌いになっちゃう…?)」
きゅぅぅーん…
智絵里「(嫌っ…嫌ですっ…寂しくて…そんな…そんなの…駄目ですっ…)」
智絵里「(い、急いで離れないと…)」
智絵里「ぷ、プロデューサーさん…もう離してもらっても…」
智絵里「…」
智絵里「駄目ですっ!!」
ぎゅぅぅ…
P「なんてこったい」
智絵里「(駄目…離してもらうなんて…駄目…!)」
智絵里「(離れたら…絶対…寂しくて悲しくなっちゃう…!)」
智絵里「(どうしよう…離れても離れなくても辛いよ…っ!)」
33: 2017/07/04(火) 21:38:24.75 ID:HY2AmOe80
五分後
智絵里「…」
ぎゅぅぅ…
P「…むぅ」
凛「…」
智絵里「(どうしよう…どうしよう…でも…抱きしめてもらうのすごくいいよ…)」
ぎゅぅぅ…
P「(ちょっと暑くなってきたな)」
凛「…」
凛「あのさ」
P「うん?」
凛「いや、智絵里に」
智絵里「は、はい?」
凛「ちょっと長くくっつき過ぎじゃない?」
智絵里「…はい?」
凛「…」
P「…」
凛「いや、その、あ、あんまりくっつき過ぎてると、不公平というか。何というか」
智絵里「(まさか…凛ちゃん…)」
凛「…」(そわそわ)
智絵里「(まさかじゃない…これは…凛ちゃんの方が耐えきれなくなってる…っ!)」
智絵里「(時間を稼ぐ作戦に自分からはまっちゃってるよ…っ!)」
智絵里「(策士が策に溺れているよ…っ!)」
凛「…」(そわそわ)
智絵里「…」
ぎゅぅぅ…
P「…むぅ」
凛「…」
智絵里「(どうしよう…どうしよう…でも…抱きしめてもらうのすごくいいよ…)」
ぎゅぅぅ…
P「(ちょっと暑くなってきたな)」
凛「…」
凛「あのさ」
P「うん?」
凛「いや、智絵里に」
智絵里「は、はい?」
凛「ちょっと長くくっつき過ぎじゃない?」
智絵里「…はい?」
凛「…」
P「…」
凛「いや、その、あ、あんまりくっつき過ぎてると、不公平というか。何というか」
智絵里「(まさか…凛ちゃん…)」
凛「…」(そわそわ)
智絵里「(まさかじゃない…これは…凛ちゃんの方が耐えきれなくなってる…っ!)」
智絵里「(時間を稼ぐ作戦に自分からはまっちゃってるよ…っ!)」
智絵里「(策士が策に溺れているよ…っ!)」
凛「…」(そわそわ)
34: 2017/07/04(火) 21:39:04.47 ID:HY2AmOe80
凛「プロデューサーもさ。1人だけを贔屓するのは心苦しいとは思わないの?」
P「贔屓してるつもりはないんだ」
凛「はたから見るとえこひいきだよ、えこひいき」
凛「ていうか、智絵里ずるい…」(ボソッ)
P「うん?」
凛「何でもない」
智絵里「…」
智絵里「凛ちゃん…もう不毛な争いはやめにしよう…?」
凛「不毛って何?」(ムッ)
智絵里「…凛ちゃんもプロデューサーさんに抱きつけば全部解決するよ?」
凛「…!」
P「待ってくれ、凛。『なるほど』みたいな表情を見せないでおくれ」
もぞもぞ…
智絵里「ほら。私だけじゃずるいよね…スペースは半分こして一緒に使おう?」
P「スペースとか、半分ことか、使おうとか、俺を何だと思っているんだ!」
凛「名案だね」
P「名案じゃない!」
スタスタスタ…
ぎゅっ
P「むぐっ」
凛「…」(もぞもぞもぞ)
ぎゅっ…
智絵里「凛ちゃん。いいでしょう?」
凛「…悪くないね」
もぞもぞ…
P「…」
智絵里「ごめんなさいプロデューサーさん…でも、今日だけなんです…」(ぎゅぅぅ)
凛「…同じく」(ぎゅぅぅ)
P「今日が問題なんだ。もうそろそろ問題になるんだ」
P「ふ、2人とも。10分でいいから休憩しよう? せめてちひろさんがこないレッスンルームとか…」
智絵里「そ、そんなの…耐えられません…!」(ぶるぶるぶる)
凛「移動の時、離れなきゃいけないでしょ? 少しは智絵里と私のことを考えて言いなよ」
P「あ、はい」
凛「まったく」
ぎゅっ…
凛「…♪」
P「…」
凛「…プロデューサー。智絵里にしたんだから私にもハグ」
P「あ、はい」
ぎゅぅぅ…
凛「♪」
P「贔屓してるつもりはないんだ」
凛「はたから見るとえこひいきだよ、えこひいき」
凛「ていうか、智絵里ずるい…」(ボソッ)
P「うん?」
凛「何でもない」
智絵里「…」
智絵里「凛ちゃん…もう不毛な争いはやめにしよう…?」
凛「不毛って何?」(ムッ)
智絵里「…凛ちゃんもプロデューサーさんに抱きつけば全部解決するよ?」
凛「…!」
P「待ってくれ、凛。『なるほど』みたいな表情を見せないでおくれ」
もぞもぞ…
智絵里「ほら。私だけじゃずるいよね…スペースは半分こして一緒に使おう?」
P「スペースとか、半分ことか、使おうとか、俺を何だと思っているんだ!」
凛「名案だね」
P「名案じゃない!」
スタスタスタ…
ぎゅっ
P「むぐっ」
凛「…」(もぞもぞもぞ)
ぎゅっ…
智絵里「凛ちゃん。いいでしょう?」
凛「…悪くないね」
もぞもぞ…
P「…」
智絵里「ごめんなさいプロデューサーさん…でも、今日だけなんです…」(ぎゅぅぅ)
凛「…同じく」(ぎゅぅぅ)
P「今日が問題なんだ。もうそろそろ問題になるんだ」
P「ふ、2人とも。10分でいいから休憩しよう? せめてちひろさんがこないレッスンルームとか…」
智絵里「そ、そんなの…耐えられません…!」(ぶるぶるぶる)
凛「移動の時、離れなきゃいけないでしょ? 少しは智絵里と私のことを考えて言いなよ」
P「あ、はい」
凛「まったく」
ぎゅっ…
凛「…♪」
P「…」
凛「…プロデューサー。智絵里にしたんだから私にもハグ」
P「あ、はい」
ぎゅぅぅ…
凛「♪」
35: 2017/07/04(火) 21:40:50.54 ID:HY2AmOe80
10分後
ガチャッ
智絵里「ちひろさん。おはようございます」
凛「おはようございます」
ちひろ「…」
P「違うんです。これには深い訳があるんです」
智絵里「…」
ぎゅぅぅ…
凛「…」
ぎゅぅぅ
凛「見ての通り。プロデューサーが私たちを抱いてくれているんだよ」
P「誤解を招く言い方をするんじゃないっ!」
智絵里「あの…1時間くらいずっと、プロデューサーさんは優しくしてくれてました…」
凛「私。結構汗かいちゃったね」
智絵里「じ、実は私も…」
P「それも何か誤解を招く言い方だ!」
ゴゴゴゴゴ…!
ちひろ「覚悟はできているんでしょうね?」(にっこり)
P「」
ァァァァ…!
ガチャッ
智絵里「ちひろさん。おはようございます」
凛「おはようございます」
ちひろ「…」
P「違うんです。これには深い訳があるんです」
智絵里「…」
ぎゅぅぅ…
凛「…」
ぎゅぅぅ
凛「見ての通り。プロデューサーが私たちを抱いてくれているんだよ」
P「誤解を招く言い方をするんじゃないっ!」
智絵里「あの…1時間くらいずっと、プロデューサーさんは優しくしてくれてました…」
凛「私。結構汗かいちゃったね」
智絵里「じ、実は私も…」
P「それも何か誤解を招く言い方だ!」
ゴゴゴゴゴ…!
ちひろ「覚悟はできているんでしょうね?」(にっこり)
P「」
ァァァァ…!
36: 2017/07/04(火) 22:10:35.44 ID:d3oUt8eVO
ラブ&ピース愛だよ愛、 さば折りなんかやめようよ
37: 2017/07/04(火) 23:52:18.24 ID:CNu7YDQhO
智絵里みたいに普段わがまま言わない子が積極的になるの破壊力高い
27: 2017/07/04(火) 05:32:34.58 ID:gs5SNlVX0
あかん....
智絵里めっちゃかわいい
智絵里めっちゃかわいい
28: 2017/07/04(火) 06:07:18.37 ID:uZl5pJdWo
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