青葉「心配性ですねえ」

提督「お前の事だから盛り上げるために絶対何かやらかしそうな気がする」

青葉「まさかまさか、司令官と青葉は審査員ですよ？　どんな物が出てきても食べなければいけないんですからそんな事は……」

提督「冒頭の台詞とは……うっ、頭が……」

青葉「それに無論緊急の場合に備えての用意も万全です！」

青葉「スタジオ裏には司令官用に愛のバケツ、青葉用に愛の高速修復材が用意されていますからね」

提督「バケツと言う名の廃棄箱だがな」

青葉「では早速、記念すべき第一回目のエプロンガールズが登場です！」

エプロンガールズ一人目>>6

エプロンガールズ二人目>>7

エプロンガールズ三人目>>8

神風

初霜

瑞鶴

神風「神風型駆逐艦の一番艦、神風。推参です！」

初霜「初春型四番艦、初霜です！」

瑞鶴「翔鶴型航空母艦二番艦、瑞鶴よ！」

青葉「はい！　本日はこちらの三名でお送りします！」

提督「おお、三人ともハート型のエプロン付けてるのが新鮮だな」

神風「ちょ、ちょっと恥ずかしいんですけどね……」ﾋﾟﾝｸｴﾌﾟﾛﾝ

初霜「同じくです……」ｱｵｴﾌﾟﾛﾝ

瑞鶴「新婚さんじゃないんだから、勘弁してほしいわ……」ｼﾛｴﾌﾟﾛﾝ

青葉(新婚でもこのエプロン付けるかは微妙ですけどね)

提督「そう言えば三人の料理の腕前はどうなんだ？」


コンマ01～10【WARNING!!】

コンマ11～30【微妙。味は美味くもなく、不味くもなく……】

コンマ31～60【普通。人並み程度には出来る】

コンマ61～90【上手い。おかわり余裕です】

コンマ91～00【プロ並。新たなメシウマ勢の誕生か】


提督(神風は秘書艦の時に朝食を作ってくれたりしたから上手いとは思うが、初霜と瑞鶴は分からないな)

三人の料理の腕前

神風>>17　＋20の補正有

初霜>>18

瑞鶴>>19

00

あ

ohu

【普通。人並み程度には出来る】

神風「自慢出来る程の腕ではないけれど、人並み程度には出来るわ」

提督「あの朝食の美味さで人並みか。謙遜しなくてもいいのに」

神風「料理は奥深いからね。精進あるのみなのよ」


初霜「私も、そうですね。簡単な物でしたらすぐに出来ます」

青葉「成る程。他の初春型の皆さんも初霜さんと同じぐらいの腕前なんですか？」

初霜「それは分からないですね。大体は間宮さんや鳳翔さんのところで食べていますから」


【上手い。おかわり余裕です】

瑞鶴「ふっふ～ん！　こう見えても私、鳳翔さんに習ってるから料理は得意なのよ」

提督「ほう、それは初耳だな」

瑞鶴「今まで披露する機会が無かったけど、丁度良いわ。提督さんに私の腕前見せたげる！」

提督「期待してるぞ」

青葉「では司令官、皆さんに作ってもらう料理を発表して下さい」

提督「うむ。夏が近づいている……が、その前に梅雨のせいで蒸し暑くて堪らん。そんな時にはやっぱり肉！」

提督「と言うわけでお題はスタミナ丼だ。美味しい物を頼む」

青葉「スタミナ丼です！　では皆さん、作り始めて下さい！　制限時間は45分です」

提督「クッキングタイム、スタート！」

神風「よしっ！　やるわよ！」

初霜「提督に美味しいって言わせてみせます！」

瑞鶴「鳳翔さんのところでの修行の成果、見せてあげるわ！」

青葉「三人ともやる気は十分。青葉達は見守るだけですね」

提督「この三人なら安心だろう。料理も苦手って訳じゃないし、変な食材も選ばない筈だ(フラグ)」

青葉「ちなみにキッチンは衝立がそれぞれ置いてあるので相手をカンニングする事は出来ません」

提督「とことん個人の判断力に任せるんだな……」

青葉「それが面白いんですよ。では最初に神風さんの様子を見てみましょうか」

神風「さて、お肉は何にしましょうか」

提督『一般的なスタミナ丼は豚肉だよな』

青葉『神風さんはちゃんと選べますかねえ』


神風のチョイス　↓コンマ

1～40 豚肉

41～80 合いびき肉

81～99 イ級の肉

あ

神風「肉そぼろでも面白いと思うけど、司令官を満足させるなら王道かしら」

青葉『おお、合いびき肉を取りそうでしたが、豚肉に行きましたね』

提督『肉そぼろ丼か……いかん想像したら腹が余計に減る』

神風「♪～♪～」

青葉『楽しそうに料理してますねえ。味付けもちゃんとしています』

提督『エプロン姿も相まって可愛い。幼妻みたいだ』


豚肉の焼き具合　↓コンマ

1～40 適切

41～80 ちょいコゲ

81～99 黒コゲ

ほい

神風「うん、良いわね。後は丼にご飯をよそってと……」

青葉『カメラ越しでも香りが感じられるようです！』ｼﾞｭﾙﾘ

提督『焼き具合も丁度良い感じだな。流石は神風だ』ｼﾞｭﾙﾘ

神風「最後に卵を乗せるのよね。え～っと……」


乗せる卵　↓コンマ

1～40 普通の卵

41～80 鶉の卵

81～99 ダチョウの卵

お

神風「ちょっとだけ可愛さを出してみようかしら……」

青葉『鶉の卵をチョイスしたみたいですね』

提督『美味しそうな肉の中心に鶉の卵か……可愛いと言うか、寂しいというか……』

青葉『卵が孤立しているような感じですが、まあ問題は無いでしょう！』

神風「出来たわ！　司令官、美味しいって言ってくれるかな」

青葉「神風さんは完成したようですね。続いて初霜さんを見てみましょう」

提督「まあ、神風のようにやってくれるだろう。早く食べたい」

初霜「スタミナ丼、よね……お肉は何が良いのかしら」

青葉『さてさて、彼女は何を選びますかねえ』

提督『大丈夫だ、大丈夫』


初霜のチョイス　↓コンマ

1～40 豚肉

41～80 牛肉

81～99 イ級の肉

いよっ

初霜「見た事のないお肉だわ。でも何か危険な予感がするし……選ぶならこっちね！」

提督『あっぶねえ！　初霜が最初に選びそうになった奴なんだ！？　何か黒くてビクビクしてるぞ！』

青葉『え～っと、あれは駆逐イ級のお肉ですね』

提督『てい』ﾁｮｯﾌﾟ

青葉『痛いですッ！？』

初霜「提督は日頃から頑張っていますから、少しだけ濃い目の味付けにしてみましょうか」

初霜「これを食べて、明日からまた艦隊指揮を頑張ってくれるといいわね」ﾆｺﾆｺ

提督『ええ娘や……』ﾎﾛﾘ

青葉『感動してるとこ悪いですが、焼き具合が重要ですからね』


豚肉の焼き具合　↓コンマ

1～40 適切

41～80 ちょいコゲ

81～99 黒コゲ

あ

初霜「焼き具合は……これぐらいかしら。後はご飯と卵を乗せるだけね」

青葉『これまた神風さんに勝るとも劣らぬ出来栄え！　焼き具合もバッチリです！』

提督『良い意味でヤバイな。くそう、早く食べたい』

初霜「卵は……」


乗せる卵　↓コンマ

1～40 普通の卵

41～80 鶉の卵

81～99 ダチョウの卵

初霜「大きな卵……！　これも見た事ないけど、黄身も大きくて美味しそうね」

初霜「うん！　提督も男の人だから、これぐらい大きい方が良いわよね！」

提督『』

青葉『』

初霜「んしょ！　かなり固くて割り難いわね……！」

初霜「えっ？　これを使って良いんですか？　ありがとうございます！」← ﾊﾝﾏｰ装備

初霜「えいっ！　えいっ！」

ﾊﾞｷｯ

初霜「割れたわ！　……わーっ！　黄身が大きくて美味しそう」

初霜「でも乗せきれるかしら……」

初霜「よいしょ……って、わわ！　溢れる、溢れちゃう！？」

青葉『無理無理、無理ですって！　あ、あああああ……案の定、丼から溢れましたよ』

提督『コレステロール値が高すぎて氏にそう(真顔)』

青葉『最後の最後でやらかしましたねえ』

>>64　そうですね。やり直しよりも高コンマ枠に入れた方が良いかもですね。ありがとうございます。


青葉「はい。初霜さんも完成したようです」ﾒｿﾗｼ

提督「黄身で肉が見えないんだが……」

青葉「そ、それでは最後に瑞鶴さんです！」

瑞鶴「台所も戦場の一つよね。五航戦の力、存分に発揮するわよ！」

青葉『気合十分ですねえ』

提督『オチ担当にならなければいいが……』

瑞鶴「最初はお肉。まあこんなのは余裕よね！」


瑞鶴のチョイス(腕前により、数値変動)　↓コンマ

1～60 豚肉

61～80 鳥肉

81～00 イ級の肉

てや

瑞鶴「豚肉は絶対にコレ！　間違えようがないわ！」

青葉『おお、迷いが無かったですね。しかも正解です』

提督『鳳翔さんとの修行は伊達ではないみたいだ』

瑞鶴「調味料もバッチリ分かるわ。これも大丈夫！」

青葉『怖いぐらいにガンガンいってますね』

提督『頼むから躓くなよ……』

瑞鶴「さてと、焼き加減は……」


豚肉の焼き具合(腕前により、数値変動)　↓コンマ

1～60 適切

61～80 ちょいコゲ

81～99 黒コゲ

んぅ

瑞鶴「美味しくなるよう、もっと強火で焼いた方が良いわね！」

瑞鶴「お肉って少しの焦げ目が見た目美味しく見えるし」

提督『大丈夫か……？』

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰｼﾞｭｰ…

瑞鶴「…………」

豚肉だった物「」

青葉『少しの焦げ目(笑)』

提督『もう完全に炭同然なんですがそれは……』

瑞鶴「ま、まだよ！　まだ取り返せるわ！」

瑞鶴「美味しい卵を乗せて一発逆転よ！」


乗せる卵(腕前により、数値変動)　↓コンマ

1～60 普通の卵

61～80 鶉の卵

81～00 ダチョウの卵

あ

瑞鶴「完成したわ！　…………完成したわよちくしょう」

青葉『最後に普通の卵を選んだのが涙を誘います』

提督『もう真ん中の卵が宝石のように輝いているじゃないか』

青葉『では三人とも出来上がりましたので、いよいよ試食タイムです！』

提督『まともなのが一つしかねえ……』

青葉「皆さんお疲れ様でした！　いよいよ皆さんの愛情がこもった手作り料理を司令官が頂きます！」

神風「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

初霜「…………」ﾜｸﾜｸ

瑞鶴「…………」ｽﾞｰﾝ

提督「一人テンションおかしいんですが。それと青葉もちゃんと食べろよ」

青葉「も、もちろんですよ！　では最初は誰にしましょうか」

誰から最初に食べる？　安価↓

初霜

提督「じゃあ最初は初霜で」

初霜「わ、私ですか！」

青葉「ほほう、その理由は？」

提督「いやね、初霜が歩く度に揺れてるんだよ。丼の中の卵がタプンタプンて。どうなってるか気になって仕方ないんだ」

初霜「これ、美味しそうですよね！」

提督「うん。まるで黄色い液体だよね黄身が」

青葉「では司令官、どうぞ！」

初霜「どうぞ！」

提督「頂きます。じゃあ最初に……」

提督「…………」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

青葉(ど、丼いっぱいの卵を飲んでる～～～～！！)

初霜「ど、どうですか？」

提督「うん。卵美味しい」

初霜「そうですか。良かったです！」

提督「今日ってお題は汁物だったかな？(すっとぼけ)」

初霜「スタミナ丼ですよ提督」

青葉「卵が少なくなって下のお肉とご飯が見えてきましたね」

提督「主役が見えて良かった……」

初霜「お肉も美味しく出来たと思いますよ？」

提督「期待しよう。では……」


初霜作・スタミナ丼(卵漬け)の評価　
コンマ↓（調理ミス少のため－10補正）

01～10　愛のバケツ行き
11～40　ちょいマズ飯
41～70　普通
71～90　美味
91～00　メシウマ勢の仲間入り

てー

22－10＝12 ちょいマズ飯


提督「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

初霜「ど、どうですか？」

提督「うん。豚肉はとても美味しく出来ている」

初霜「ッ！」ﾊﾟｱｱ

提督「が、ダチョウの卵が全部を台無しにしてしまっている」

初霜「あうう……」

提督「ご飯も豚肉も卵に漬かってせいで、濃過ぎて勢いのまま食べられないな」

青葉「どれどれ……おおう。確かにこれは休憩入れないと胸焼けを起こしますね」

提督「最後の卵が無ければなぁ。ホントに惜しい」

初霜「悔しいです。これを機にもっと料理の練習をしますね」

提督「そうだな。初霜なら次はもっと美味く出来るだろう」

青葉「さて司令官、お次は誰のを食べますか？」

提督「次は……」

次に食べるスタミナ丼　安価↓

神風

提督「神風で」

青葉「了解です！　神風さん、どうぞ！」

神風「ええ。司令官、一生懸命作ったわよ」

提督「ああ、楽しみだ」

瑞鶴「…………」ｼﾞｰｯ

青葉「瑞鶴さーん！　殺気をこっちに向けないで下さーい！」

提督「良い匂いだ。頂きます」

神風「召し上がれ。ふふ」


神風作・スタミナ丼の評価　
コンマ↓（致命的な調理ミス無しのため＋10補正と数値変動）

01～10　愛のバケツ行き
11～30　ちょいマズ飯
31～60　普通
61～90　美味
91～00　メシウマ勢の仲間入り

あ

86＋10＝96 メシウマ勢の仲間入り


提督「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「…………(涙)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

神風「し、司令官泣いてるの！？　泣くほど不味かった……？」

提督「いや、逆だ。美味すぎる……美味すぎて涙が出る」

神風「へっ……」

青葉「失礼します…………こ、これは美味しい！　凄く美味しいです！」

提督「神風の愛情が伝わってくるだろう？」

青葉「青葉も泣きそうです……」

提督「この鶉のチョイスもメチャクチャ可愛く思えてくるだろう？」

青葉「はい……」

神風「も、もう……」ｶｵﾏｯｶ

初霜「むう……提督を泣かせるなんて、神風さんもやりますね」

瑞鶴(終わった……)ｽﾞｰﾝ

ﾃｲﾄｸ、ｶﾝｼｮｸ

提督「いやあ、美味しかった。胸焼けも吹っ飛んだな」

青葉「ですね。では最後、瑞鶴さん！」

瑞鶴「もうね、あんな結果が出た後じゃ自信無くすわよ！」

青葉「まあまあそう言わずに。奇跡が起きるかもしれないじゃないですか」

瑞鶴「はい、これが私のスタミナ丼よ！」

神風「」ｳﾜｧ

初霜「」ｴｯ

青葉「間近で見ると迫力が違いますね！」

瑞鶴「迫力って言うな！」

提督「一気に現実に戻された……って、これ固いなぁ！！」ﾊｼﾂﾏﾐ

青葉「炭化はしてないみたいですね」

瑞鶴「あんた等……！」

提督「ｺﾞｸﾘ……頂きます」


瑞鶴作・スタミナ丼(黒コゲ)の評価　
コンマ↓（致命的な調理ミス有りのため－20補正と数値変動）

01～30　愛のバケツ行き
31～60　ちょいマズ飯
61～70　普通
71～90　美味
91～00　メシウマ勢の仲間入り

ずいずい

96－20＝76 美味


提督「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「…………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「あれ？　意外に美味い……」

瑞鶴「ッ！？」

初霜「え、ええええええ！？」

神風「ほ、ホントに！？　司令官無理してない？」

青葉「もしくは舌がおかしく……」

瑞鶴「そこの三人コラ」

提督「いや、見た目に反して美味い。肉もコゲコゲかと思ったら柔らかくて味もしてるし」

提督「卵を溶かしてご飯と食べると更に美味い。これは意外だ」

瑞鶴「美味しいんだ……良かったぁ」ﾎｯ

青葉「では青葉も……おお！　確かに美味しいですね！」

提督「だろ？　見た目だけで判断しちゃいけないってのが分かるスタミナ丼だな」

青葉「一種の珍味ですかねこれは」

瑞鶴「よし青葉表出なさい」


―結果―

青葉「いやいや、お疲れ様でした」

提督「今日、作ってくれた皆の点数はこうだな」


神風96点

初霜12点

瑞鶴76点

青葉「一番ヤバそうだった瑞鶴さんが高得点を出しましたね！」

提督「まさにダークホースならぬダークバードだったな」

青葉「更に気の毒だったのは初霜さんでしたね」

提督「まさか泣いて出て行くとは思わなかった。ダチョウの卵が悪いんや……」

青葉「それでは皆さん、第二回でお会いしましょう！」

提督「料理は愛だ！　愛があればLove is OK！！」

青葉「さよーならー！」

>>103の特典表だけど>>99のコンマが違ければ場合によってはバケツ行きなのに初霜の12点よりも上って事もあり得たよね
瑞鶴の場合30からバケツ行きだし

>>105 ああああ、そうですね。失念してました。ご指摘ありがとうございます。

バケツ意気なら採点不可というのも考えてたんですが……

第二回からは安価で原作通り、特エプ、上エプ、中エプと決めようかと思います。

幸運艦の異名は伊達じゃなかったずい