9: 2012/02/22(水) 23:18:09.83 ID:6vus6PhB0
御坂「あー疲れた・・・」
御坂「ったく、あの馬鹿・・・逃げてばっかりでちっとも面白くない・・・」
御坂「・・・っていうか・・・追いかけすぎて見ない場所についたわね・・・」
御坂「・・・気晴らしに黒豆サイダーでも飲もうかしら」
御坂「っと・・・チェイサー!!」ガツンッ!!
ビーッ!ビーッ!
御坂「や、やばっ!ついいつもの癖で・・・!」
御坂「ったく、あの馬鹿・・・逃げてばっかりでちっとも面白くない・・・」
御坂「・・・っていうか・・・追いかけすぎて見ない場所についたわね・・・」
御坂「・・・気晴らしに黒豆サイダーでも飲もうかしら」
御坂「っと・・・チェイサー!!」ガツンッ!!
ビーッ!ビーッ!
御坂「や、やばっ!ついいつもの癖で・・・!」
11: 2012/02/22(水) 23:19:29.55 ID:6vus6PhB0
御坂「早く逃げないと・・・!」
??「おっと、そこまでだよ」
御坂「っ!?」
ジャッジメント
??「風紀委員だ!おとなしく止まれ!」
御坂「は、早・・・」
??「・・・あれ?あなたってまさか・・・」
御坂「・・・・?」
??「第三位って呼ばれてる、あの御坂美琴さんじゃないですか!?」
??「おっと、そこまでだよ」
御坂「っ!?」
ジャッジメント
??「風紀委員だ!おとなしく止まれ!」
御坂「は、早・・・」
??「・・・あれ?あなたってまさか・・・」
御坂「・・・・?」
??「第三位って呼ばれてる、あの御坂美琴さんじゃないですか!?」
14: 2012/02/22(水) 23:22:07.27 ID:6vus6PhB0
御坂「え!?え、えぇ・・・そうだけど・・・」
??「わぁ、感激です!サイン良いですか!?あと握手も!」
御坂「い、いいわよ・・・」
御坂「(何なのよコイツ・・・)」
??「ありがとうございます!」
御坂「いや、別にいいんだけど・・・」
??「でもこんなところで御坂さんに会えるなんて・・・」
??「あれ?じゃあさっきの警報は・・・」
御坂「あ、あれは誤作動よ!ほら、私電気使いだから!」
??「あーなるほど!そうだったんですか!」
御坂「(上手く誤魔化せ・・・た?)」
??「わぁ、感激です!サイン良いですか!?あと握手も!」
御坂「い、いいわよ・・・」
御坂「(何なのよコイツ・・・)」
??「ありがとうございます!」
御坂「いや、別にいいんだけど・・・」
??「でもこんなところで御坂さんに会えるなんて・・・」
??「あれ?じゃあさっきの警報は・・・」
御坂「あ、あれは誤作動よ!ほら、私電気使いだから!」
??「あーなるほど!そうだったんですか!」
御坂「(上手く誤魔化せ・・・た?)」
15: 2012/02/22(水) 23:23:17.02 ID:6vus6PhB0
??「次からは気をつけてくださいね!ではまた!」タッタッタ
御坂「・・・なんだったのよ、あの子・・・」
御坂「見たところ、中学一年生・・・くらい?」
御坂「ま、どうでもいいかー・・・」
御坂「・・・あっ!!やばい、早く帰らないと!!」タッタッタ
御坂「・・・なんだったのよ、あの子・・・」
御坂「見たところ、中学一年生・・・くらい?」
御坂「ま、どうでもいいかー・・・」
御坂「・・・あっ!!やばい、早く帰らないと!!」タッタッタ
16: 2012/02/22(水) 23:25:41.00 ID:6vus6PhB0
―寮
御坂「ふーギリギリ間に合ったぁ・・・」
黒子「お姉さま、また夜遊びですの?」
御坂「そんなんじゃないわよ・・・ふわぁぁ・・・ねむ」
黒子「寝不足は体に障りますわよ、さ・・・お休みなさいませ」
御坂「うん・・・おやしゅみ・・・」
黒子「・・・フヒヒ」
黒子「さぁ・・・私もご一緒させて」
ビリビリッ
黒子「あぁん!」
御坂「ふーギリギリ間に合ったぁ・・・」
黒子「お姉さま、また夜遊びですの?」
御坂「そんなんじゃないわよ・・・ふわぁぁ・・・ねむ」
黒子「寝不足は体に障りますわよ、さ・・・お休みなさいませ」
御坂「うん・・・おやしゅみ・・・」
黒子「・・・フヒヒ」
黒子「さぁ・・・私もご一緒させて」
ビリビリッ
黒子「あぁん!」
17: 2012/02/22(水) 23:27:27.16 ID:6vus6PhB0
チュン・・・チュン…
御坂「んーよく寝た良く寝た・・・」
黒子「おはようございます、お姉さま」ふわぁ
御坂「あ、そういえばさ・・・」
黒子「?」
御坂「最近ジャッジメントに入った子っている?」
黒子「最近、ですの?」
黒子「そうですわね・・・あ、確か十八支部に一人配属されたと聞きましたわ」
御坂「ふぅーん・・・」
黒子「・・・どうかしまして?」
御坂「いや、ちょっとね・・・」
御坂「んーよく寝た良く寝た・・・」
黒子「おはようございます、お姉さま」ふわぁ
御坂「あ、そういえばさ・・・」
黒子「?」
御坂「最近ジャッジメントに入った子っている?」
黒子「最近、ですの?」
黒子「そうですわね・・・あ、確か十八支部に一人配属されたと聞きましたわ」
御坂「ふぅーん・・・」
黒子「・・・どうかしまして?」
御坂「いや、ちょっとね・・・」
18: 2012/02/22(水) 23:28:38.88 ID:6vus6PhB0
御坂「んじゃ、ちょっと出かけてくるわねー」
黒子「はーい」
バタム
御坂「・・・十八支部、か」
御坂「見に行くくらいはいいわよね・・・」
御坂「えーと、十八支部の場所は・・・」ポチポチ
御坂「ここね、よし・・・」タッタッタ
黒子「はーい」
バタム
御坂「・・・十八支部、か」
御坂「見に行くくらいはいいわよね・・・」
御坂「えーと、十八支部の場所は・・・」ポチポチ
御坂「ここね、よし・・・」タッタッタ
20: 2012/02/22(水) 23:30:08.67 ID:6vus6PhB0
―第十八支部
御坂「へぇ、結構でかいわね」
御坂「えっと、昨日の子は・・・」
??「あれ?御坂さん?」
御坂「!?」
??「あー!やっぱり御坂さんだ!」
御坂「あ、どうも・・・」
??「どうしたんですか?こんなところで・・・・」
??「はっ!まさか私に会いにきたんですか!?」
御坂「うーん、まぁ、そうなるかな・・・・」
御坂「へぇ、結構でかいわね」
御坂「えっと、昨日の子は・・・」
??「あれ?御坂さん?」
御坂「!?」
??「あー!やっぱり御坂さんだ!」
御坂「あ、どうも・・・」
??「どうしたんですか?こんなところで・・・・」
??「はっ!まさか私に会いにきたんですか!?」
御坂「うーん、まぁ、そうなるかな・・・・」
22: 2012/02/22(水) 23:31:40.66 ID:6vus6PhB0
??「あ、そういえば私名前言ってませんでしたね」
双葉「私、双葉 咲といいます!」
御坂「双葉咲ちゃん・・・ね」
双葉「はい!そうです!」
御坂「(私だけ、なのかな・・・)」
御坂「(この子から、なにか妙な気配を感じるのは・・・)」
双葉「・・・御坂さん?」
御坂「!?」
双葉「何か考えてたようでしたけど・・・」
御坂「な、なんでもないわよ・・・はは」
双葉「私、双葉 咲といいます!」
御坂「双葉咲ちゃん・・・ね」
双葉「はい!そうです!」
御坂「(私だけ、なのかな・・・)」
御坂「(この子から、なにか妙な気配を感じるのは・・・)」
双葉「・・・御坂さん?」
御坂「!?」
双葉「何か考えてたようでしたけど・・・」
御坂「な、なんでもないわよ・・・はは」
23: 2012/02/22(水) 23:33:54.63 ID:6vus6PhB0
上司「咲ー!ちょっと来てー!」
双葉「あ、はーい!」
双葉「すみません、御坂さん、ちょっと用事が・・・」
御坂「あ、うん・・・がんばってね」
双葉「ありがとうございます!それではまた!」タッタッタ
御坂「・・・・行っちゃった」
双葉「あ、はーい!」
双葉「すみません、御坂さん、ちょっと用事が・・・」
御坂「あ、うん・・・がんばってね」
双葉「ありがとうございます!それではまた!」タッタッタ
御坂「・・・・行っちゃった」
24: 2012/02/22(水) 23:35:11.24 ID:6vus6PhB0
双葉「はい、なんでしょうか?」
上司「あの公園で不審な人物を見かけたと連絡が入ったわ」
上司「ちょっと行ってきてくれる?」
双葉「不審な人物、ですか・・・」
上司「えぇ、危害が及ぶ前に行ってきて」
双葉「了解しました!!」タッタッタ
上司「あの公園で不審な人物を見かけたと連絡が入ったわ」
上司「ちょっと行ってきてくれる?」
双葉「不審な人物、ですか・・・」
上司「えぇ、危害が及ぶ前に行ってきて」
双葉「了解しました!!」タッタッタ
26: 2012/02/22(水) 23:37:07.55 ID:e0HIHjvx0
詠矢出せよ
27: 2012/02/22(水) 23:37:14.58 ID:6vus6PhB0
―公園
双葉「えっと、通報にあったのはここですね」
自販機「ジー・・・バチッ」
双葉「おや?なんだか自販機が・・・」
??「おっ・・・おーい!そこの!」
双葉「!?」
??「いやー、あんた風紀委員だろ?ちょっと助けてくれよ・・・」
双葉「え、っと・・・どうしました?」
??「いやさ、ちょっとそこで女の子に注意したらキレちまってさ」
??「もう手に負えないんだわ・・・」
双葉「はぁ・・・」
双葉「えっと、通報にあったのはここですね」
自販機「ジー・・・バチッ」
双葉「おや?なんだか自販機が・・・」
??「おっ・・・おーい!そこの!」
双葉「!?」
??「いやー、あんた風紀委員だろ?ちょっと助けてくれよ・・・」
双葉「え、っと・・・どうしました?」
??「いやさ、ちょっとそこで女の子に注意したらキレちまってさ」
??「もう手に負えないんだわ・・・」
双葉「はぁ・・・」
28: 2012/02/22(水) 23:39:08.67 ID:6vus6PhB0
??「それじゃ!頼んだぞー!」タッタッタ
双葉「あ、ちょっと!・・・・もー・・・」
双葉「で、女の子って言うのはどこに・・・」
御坂「うっ・・・・」
双葉「えっ・・・?御坂さん!?」
御坂「ちょ、っと・・・そこの、ジュースとって・・・」
双葉「(缶ジュース・・・?)どうぞ・・・」
御坂「ありがとう・・・」ゴクッゴクッ
双葉「・・・・」ドキドキ
双葉「あ、ちょっと!・・・・もー・・・」
双葉「で、女の子って言うのはどこに・・・」
御坂「うっ・・・・」
双葉「えっ・・・?御坂さん!?」
御坂「ちょ、っと・・・そこの、ジュースとって・・・」
双葉「(缶ジュース・・・?)どうぞ・・・」
御坂「ありがとう・・・」ゴクッゴクッ
双葉「・・・・」ドキドキ
29: 2012/02/22(水) 23:40:37.12 ID:6vus6PhB0
御坂「助かったわ、ありがとう・・・」
双葉「一体どうしたんですか?」
御坂「うーん、話せば長くなるんだけど・・・」
―――
双葉「なるほど、つまりさっきの男の人にやられた・・・と」
御坂「そうなるわね」
双葉「・・・私の、私の御坂さんを傷つけるなんて・・・!」ワナワナ
御坂「え」
双葉「許せません!ちょっと逮捕してきます!!」ダッ
御坂「ちょ、ちょっと!?」
双葉「一体どうしたんですか?」
御坂「うーん、話せば長くなるんだけど・・・」
―――
双葉「なるほど、つまりさっきの男の人にやられた・・・と」
御坂「そうなるわね」
双葉「・・・私の、私の御坂さんを傷つけるなんて・・・!」ワナワナ
御坂「え」
双葉「許せません!ちょっと逮捕してきます!!」ダッ
御坂「ちょ、ちょっと!?」
31: 2012/02/22(水) 23:42:07.91 ID:6vus6PhB0
双葉「確か、この辺にいるはず・・・」
??「ごっそさーん」
双葉「あ、見つけましたよ!!」
??「げっ!さっきの風紀委員!」
ジャッジメント
双葉「風紀委員です!おとなしくしなさい!」
??「い、いやいやいきなりなんだよ!?」
双葉「私の御坂さんを汚した罪で逮捕します!」
??「んなむちゃくちゃな・・・」
??「ごっそさーん」
双葉「あ、見つけましたよ!!」
??「げっ!さっきの風紀委員!」
ジャッジメント
双葉「風紀委員です!おとなしくしなさい!」
??「い、いやいやいきなりなんだよ!?」
双葉「私の御坂さんを汚した罪で逮捕します!」
??「んなむちゃくちゃな・・・」
32: 2012/02/22(水) 23:43:10.51 ID:6vus6PhB0
双葉「抵抗するというのなら・・・容赦はしませんよ!」ブゥン
??「うわ!なんだその物体!!」
双葉「氏にたくなければ、捕まってください!」
??「わ、わかった・・・その前に、お前の能力を聞いていいか?」
双葉「私の能力ですか?一体何故・・・」
??「いやー、ちょっと気になっただけだよ」
双葉「いいでしょう・・・」
マーキュリーシス
双葉「私の能力は、【原界剥離】です!!」
??「なるほどね・・・OK、わかった」ポチポチ
双葉「・・・何を調べているんですか?」
??「いや、ちょっとね」
??「うわ!なんだその物体!!」
双葉「氏にたくなければ、捕まってください!」
??「わ、わかった・・・その前に、お前の能力を聞いていいか?」
双葉「私の能力ですか?一体何故・・・」
??「いやー、ちょっと気になっただけだよ」
双葉「いいでしょう・・・」
マーキュリーシス
双葉「私の能力は、【原界剥離】です!!」
??「なるほどね・・・OK、わかった」ポチポチ
双葉「・・・何を調べているんですか?」
??「いや、ちょっとね」
39: 2012/02/22(水) 23:48:47.73 ID:6vus6PhB0
??「よし、これでいいな」
双葉「行きますよ!!」ブウン
バシュンッ!!
??「無駄だ!人間は分子レベルにまで分解できない!」
キイイイン
双葉「な、なにぃ!!」
??「どっせい!上段正拳!!」
双葉「っ!!!」ドサッ
??「つまんねーSSだったなー・・・」
おわり
双葉「行きますよ!!」ブウン
バシュンッ!!
??「無駄だ!人間は分子レベルにまで分解できない!」
キイイイン
双葉「な、なにぃ!!」
??「どっせい!上段正拳!!」
双葉「っ!!!」ドサッ
??「つまんねーSSだったなー・・・」
おわり
35: 2012/02/22(水) 23:44:51.57 ID:6vus6PhB0
もう正直に言うよ
第二の詠矢になりたかったんだよ
でも恥ずかしくなったからもう無理だよ
頼むからもう落として忘れてくれ
第二の詠矢になりたかったんだよ
でも恥ずかしくなったからもう無理だよ
頼むからもう落として忘れてくれ
40: 2012/02/22(水) 23:51:02.28 ID:6vus6PhB0
いろいろと申し訳ありませんでした
お目汚し失礼いたしました
【原界剥離】
火、水、土の三属性を組み合わせて発動される特殊な能力で
物質を分子レベルにまで分解させ、文字通り「塵」に成ってしまう。
無論、これは人間や能力者、また能力者から発せられたものに対しても有効で
「質量があり、尚且つ形を保っているもの」ならどんな物質でも分子へ分解させる。
主な使用方法としては
両手から巨大な立方体のブロックを作り出し、それを対象者に当て押し潰し
対象者とブロックを分子レベルまで分解し、消滅させる等
何か「ブロック」を作り出してそれを利用するのが基本。
しかし、このブロックはゼロ距離で当てないと効果は無く
遠くの敵に当てる事も出来なくは無いが、効果は格段に下がってしまう。
一応、元となる火属性、水属性、土属性も操る事は出来るが
威力は並以下。
お目汚し失礼いたしました
【原界剥離】
火、水、土の三属性を組み合わせて発動される特殊な能力で
物質を分子レベルにまで分解させ、文字通り「塵」に成ってしまう。
無論、これは人間や能力者、また能力者から発せられたものに対しても有効で
「質量があり、尚且つ形を保っているもの」ならどんな物質でも分子へ分解させる。
主な使用方法としては
両手から巨大な立方体のブロックを作り出し、それを対象者に当て押し潰し
対象者とブロックを分子レベルまで分解し、消滅させる等
何か「ブロック」を作り出してそれを利用するのが基本。
しかし、このブロックはゼロ距離で当てないと効果は無く
遠くの敵に当てる事も出来なくは無いが、効果は格段に下がってしまう。
一応、元となる火属性、水属性、土属性も操る事は出来るが
威力は並以下。
43: 2012/02/23(木) 00:02:05.44 ID:gtF/qbLv0
黒子「おらあああああああああ!!!この猿がああああああああああ!!!!」
双葉「え!?何!?」
??「どおうわっ!!!」
バキィッ!!!!!
双葉「何あの人?いきなり走りこんでドロップキック???」
??「いってーなーおい、いきなり人にドロップキックなんて何かんがえてんだ!?」
黒子「黙れ猿があああああああ!!!詠矢空希…ご本人に間違いございませんわね?」
詠矢「まあ確かに、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだ。」
詠矢「だがいいのかねえ、風紀委員とあろう人が、いきなり人に暴力なんて。」
双葉「(あの人・・・・・常盤台の白井さんだ!!)」
双葉「え!?何!?」
??「どおうわっ!!!」
バキィッ!!!!!
双葉「何あの人?いきなり走りこんでドロップキック???」
??「いってーなーおい、いきなり人にドロップキックなんて何かんがえてんだ!?」
黒子「黙れ猿があああああああ!!!詠矢空希…ご本人に間違いございませんわね?」
詠矢「まあ確かに、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだ。」
詠矢「だがいいのかねえ、風紀委員とあろう人が、いきなり人に暴力なんて。」
双葉「(あの人・・・・・常盤台の白井さんだ!!)」
45: 2012/02/23(木) 00:04:07.12 ID:gtF/qbLv0
黒子「お姉さまを痛めつけた。それだけで十分ですわ。だからとっととお縄につきなさい!!」
詠矢「…俺の容疑は?」
黒子「は?」
詠矢「俺が拘束されるのは何の容疑だって聞いてるんだよ」
双葉「…いえ、まだ罪状が確定したわけではありませんが…」
黒子「そんなことはどうでもいいことですの!!私のお姉さまに対する愛の前ではあなたの容疑など些細なこと!」
双葉「・・・え、待ってくださいよ白井さん。そんなことで逮捕とか・・・。」
黒子「お黙りなさい!私のお姉さまへの愛を邪魔する人間は何人たりとも許しませんの!!!」
双葉「・・・・・・こわいよぉ・・・・、」
詠矢「どおうわっ!!ヤバイヤバイ、この人ヤバイってマジで!」
詠矢「(こんな人間に論証なんて通じるかってーの、隙を作って逃げなきゃマジヤバイ!!)」
詠矢「…俺の容疑は?」
黒子「は?」
詠矢「俺が拘束されるのは何の容疑だって聞いてるんだよ」
双葉「…いえ、まだ罪状が確定したわけではありませんが…」
黒子「そんなことはどうでもいいことですの!!私のお姉さまに対する愛の前ではあなたの容疑など些細なこと!」
双葉「・・・え、待ってくださいよ白井さん。そんなことで逮捕とか・・・。」
黒子「お黙りなさい!私のお姉さまへの愛を邪魔する人間は何人たりとも許しませんの!!!」
双葉「・・・・・・こわいよぉ・・・・、」
詠矢「どおうわっ!!ヤバイヤバイ、この人ヤバイってマジで!」
詠矢「(こんな人間に論証なんて通じるかってーの、隙を作って逃げなきゃマジヤバイ!!)」
46: 2012/02/23(木) 00:06:17.23 ID:6vus6PhB0
黒子「おとなしく痛い目にあっておとなしくしてもらいましょうか。」
詠矢「とりあえず、今の段階では『やだね』だ」
黒子「では、力ずくですわね。やはりあなたを野放しには出来ません!!」(シュン!!)
詠矢「(消えた…?)…!!(って、いきなり目の前に!)」
黒子「はっ!!(ガシッ)せいっ!!」
双葉「すごい!あれがテレポートの能力!!」
詠矢「(襟首と袖を!投げる気か…!!)よっと!(ババッ)」
黒子「…!(引き手を切った!!体を裁いて釣り手も!!)…」
詠矢「あぶねえあぶねえ。テレポーターさんか…ちょっと離れさせてもらうぜ」
黒子「やりますわね…、わたくしの捕縛術から簡単に逃れるとは…」
双葉「(すごい、二人ともなんてレベルの高い体術・・・・)」
双葉「(私の能力じゃ物を壊すことしかできない・・・・・どうすれば白井さんの役に立てるんだろう・・・。)」
詠矢「とりあえず、今の段階では『やだね』だ」
黒子「では、力ずくですわね。やはりあなたを野放しには出来ません!!」(シュン!!)
詠矢「(消えた…?)…!!(って、いきなり目の前に!)」
黒子「はっ!!(ガシッ)せいっ!!」
双葉「すごい!あれがテレポートの能力!!」
詠矢「(襟首と袖を!投げる気か…!!)よっと!(ババッ)」
黒子「…!(引き手を切った!!体を裁いて釣り手も!!)…」
詠矢「あぶねえあぶねえ。テレポーターさんか…ちょっと離れさせてもらうぜ」
黒子「やりますわね…、わたくしの捕縛術から簡単に逃れるとは…」
双葉「(すごい、二人ともなんてレベルの高い体術・・・・)」
双葉「(私の能力じゃ物を壊すことしかできない・・・・・どうすれば白井さんの役に立てるんだろう・・・。)」
47: 2012/02/23(木) 00:09:02.59 ID:gtF/qbLv0
詠矢「(やれやれまいったね・・・。テレポーター相手じゃ逃げるのも難しい。)
詠矢「(幸いなことに今落ち着いてこちらの動きをうかがっている。論証するなら今か?)」
詠矢「テレポーターってさあ、瞬間的に位置を移動するわけだよな?」
黒子「そうですわよ。それが何か?」
詠矢「転移先の物体はどうなるわけ?分子の重複とか起こらないのかな?」
黒子「ご質問なら後で支部でゆっくりと。但し、わたくしの質問に答えて頂くのが先ですけど…(シュン)」
詠矢「…(やっぱり聞く気はねーか!また消えた、今度はどっから来る!)・・・どあっ!(上かっ!!)」
黒子「(よし、倒しましたわ!。後は針で拘束!)…ふっ!!」
詠矢「(な!針!どっからあんなもん、投げる気か!)…!!(ゴロゴロ)」
黒子「(キイン、タスタスタス)…!(針が地面に!転がって逃げた…)」
詠矢「…よいしょっと・・・。っとにあぶねえなあ…。手裏剣か。投げた…訳じゃなさそうだな」
黒子「…」
双葉「(詠矢って人、白井さんの攻撃を次々とかわしている。何か大きな隙を作らないとあの詠矢って人は逮捕できない。)」
詠矢「(幸いなことに今落ち着いてこちらの動きをうかがっている。論証するなら今か?)」
詠矢「テレポーターってさあ、瞬間的に位置を移動するわけだよな?」
黒子「そうですわよ。それが何か?」
詠矢「転移先の物体はどうなるわけ?分子の重複とか起こらないのかな?」
黒子「ご質問なら後で支部でゆっくりと。但し、わたくしの質問に答えて頂くのが先ですけど…(シュン)」
詠矢「…(やっぱり聞く気はねーか!また消えた、今度はどっから来る!)・・・どあっ!(上かっ!!)」
黒子「(よし、倒しましたわ!。後は針で拘束!)…ふっ!!」
詠矢「(な!針!どっからあんなもん、投げる気か!)…!!(ゴロゴロ)」
黒子「(キイン、タスタスタス)…!(針が地面に!転がって逃げた…)」
詠矢「…よいしょっと・・・。っとにあぶねえなあ…。手裏剣か。投げた…訳じゃなさそうだな」
黒子「…」
双葉「(詠矢って人、白井さんの攻撃を次々とかわしている。何か大きな隙を作らないとあの詠矢って人は逮捕できない。)」
48: 2012/02/23(木) 00:11:04.32 ID:gtF/qbLv0
詠矢「投げただけじゃ、金属の針がアスファルトに刺さるわけねえ。地面に向かって転移させた、ってとこか」
黒子「あなた…何者ですの…」
詠矢「ただの理屈っぽい高校生ですよ」
黒子「なら今のはどうやって避けたと…」
詠矢「いや、偶然あんたの手に針が見えたんでね。投げられるかと思ったんで転がって逃げた。そんだけさ」
黒子「…たったそれだけのきっかけで…」
詠矢「だが、今のでわかった。テレポーターがどうやって転移先を指定しているか」
黒子「…(この猿・・・・・ぶちのめしてやりますの・・・・)」
詠矢「指定先は『座標』だな。物を投げるのと同じ。『どの位置に向けて転移する』と指定して物体を送り込んでいる。俺が回避行動を取って針を避けられたのが証拠」
黒子「それが…どうかしましたの?」
双葉「’(あの人は白井さんしか見ていない。なら、奇襲するチャンスはあるはず!!)」
双葉「(怖いけど・・・・。怖いけど御坂さんを傷つけた人はゆるさない・・・!!)」
49: 2012/02/23(木) 00:13:18.11 ID:gtF/qbLv0
詠矢「座標なら、対抗する方法はある。要するに、狙いを定めさせなければいい(ザッ)常に動きまわってる対象には、当てにくいはず!(ダッ)」
双葉「(白井さんに!?でもこれはチャンス!)」ダッ
黒子「く…!(どういうことですの!針が当たらない…。この状態では細部を狙って拘束するのは無理ですわ!)…仕方ありません!多少の怪我は覚悟して頂きます!」
詠矢「しかも、銃弾や投擲と違って到達点までの軌道がない。つまり!!」
黒子「(方向転換する瞬間なら、動きが止まはず。直接体に針を!)…そこっ!!(シュン)」
詠矢「相手に近づいても、流れ弾に当たる心配はねえ!一旦狙いをつけさせれば、距離を詰めた方が有利!!(ザッ)」
黒子「(まさか!いきなりこっちに向かって!外したっ!!)…!」
双葉「(今!えええええええいっ!!)」ダッ
ドスッ!!
詠矢「どっししえおげええええ!!!!」
黒子「氏角からのタックル!?」
50: 2012/02/23(木) 00:15:09.30 ID:gtF/qbLv0
双葉「あー!やりました!何とかうまくいきました!」
詠矢「いてててて、いきなり女の子にしがみつかれるとはね・・・・?」
黒子「危ない!早くその男から離れなさい!」
双葉「離れたらこの人逮捕するの大変ですよね。それ。」ギュッ
詠矢「(くっ、このままじゃ、ふりほどかねえと!!)」グッ
双葉「させません!!原界剥離!!!!」
ズドオオオオオオン
黒子「(爆発!?地面に大きな穴が!?)」
詠矢「のごあっっ!(なんだ、いきなり頭から落ちた!?)」
双葉「…(カチャリ)…ふう、逮捕完了です。」
詠矢「ひでえなー、いきなり地面にこんなでかい穴開けられるのか。受け身とれねえっての…」
双葉「手こずらせてくれましたね…」
詠矢「いてててて、いきなり女の子にしがみつかれるとはね・・・・?」
黒子「危ない!早くその男から離れなさい!」
双葉「離れたらこの人逮捕するの大変ですよね。それ。」ギュッ
詠矢「(くっ、このままじゃ、ふりほどかねえと!!)」グッ
双葉「させません!!原界剥離!!!!」
ズドオオオオオオン
黒子「(爆発!?地面に大きな穴が!?)」
詠矢「のごあっっ!(なんだ、いきなり頭から落ちた!?)」
双葉「…(カチャリ)…ふう、逮捕完了です。」
詠矢「ひでえなー、いきなり地面にこんなでかい穴開けられるのか。受け身とれねえっての…」
双葉「手こずらせてくれましたね…」
51: 2012/02/23(木) 00:17:09.15 ID:gtF/qbLv0
黒子「なるほど、格闘技に優れていても深さ3mほどの穴に落としてしまえば、身動きはとれませんわね。」
黒子「ですが、気をつけないとうっかり頃してしまいかねませんわよ?」
双葉「ああああ、そうですね。気をつけます!!」
詠矢「すいません、せめて地面の上で話したいんですがー」
双葉「ダメです。ちょっと黙っててくださいね。」ゴキッ
詠矢「」パタッ
黒子「(あっさりと絞め落とすなんて・・・・。)」
双葉「はじめて逮捕できました!これで御坂さんにほめてもらえるかなあ・・・・。」
黒子「(この子もお姉さまを!?ですがお姉さまは渡しませんの!!!!)」
黒子「オホン、それでは今からそいつをウチの支部へ連衡しますので一緒に来ていただけます?」
双葉「あ、はい!よろしくおねがいします!」
シュン
黒子「ですが、気をつけないとうっかり頃してしまいかねませんわよ?」
双葉「ああああ、そうですね。気をつけます!!」
詠矢「すいません、せめて地面の上で話したいんですがー」
双葉「ダメです。ちょっと黙っててくださいね。」ゴキッ
詠矢「」パタッ
黒子「(あっさりと絞め落とすなんて・・・・。)」
双葉「はじめて逮捕できました!これで御坂さんにほめてもらえるかなあ・・・・。」
黒子「(この子もお姉さまを!?ですがお姉さまは渡しませんの!!!!)」
黒子「オホン、それでは今からそいつをウチの支部へ連衡しますので一緒に来ていただけます?」
双葉「あ、はい!よろしくおねがいします!」
シュン
52: 2012/02/23(木) 00:19:08.52 ID:gtF/qbLv0
ジャッジメント177支部)
黒子「(シュン)」
初春「あ、おかえりなさい!どうでしたか?」
御坂「結構時間かかったわねえ…、黒子1人で捕まえたの?」
黒子「へ?…1人?」
初春「あれ、もしかして誰か一緒だったとか…」
黒子「あ………」
御坂「あの双葉さんて子は…?」
黒子「あ…あわあわわわわわわわわ!置いてきてしまいましたわ!!」
初春「置いてきたって…どういうことですか?」
黒子「た、確かに一緒に転移しましたの!でもわたくしとこの猿だけが戻ってきたということは!どこかに…」
御坂「まさか、黒子の能力が暴発したっていうの?…え、じゃあ、置いてきたってどこに?」
黒子「え…、どこと申されましても…あ!上空ですわ!」
御坂・初春「上空!?」
黒子「(シュン)」
初春「あ、おかえりなさい!どうでしたか?」
御坂「結構時間かかったわねえ…、黒子1人で捕まえたの?」
黒子「へ?…1人?」
初春「あれ、もしかして誰か一緒だったとか…」
黒子「あ………」
御坂「あの双葉さんて子は…?」
黒子「あ…あわあわわわわわわわわ!置いてきてしまいましたわ!!」
初春「置いてきたって…どういうことですか?」
黒子「た、確かに一緒に転移しましたの!でもわたくしとこの猿だけが戻ってきたということは!どこかに…」
御坂「まさか、黒子の能力が暴発したっていうの?…え、じゃあ、置いてきたってどこに?」
黒子「え…、どこと申されましても…あ!上空ですわ!」
御坂・初春「上空!?」
53: 2012/02/23(木) 00:20:14.84 ID:gtF/qbLv0
双葉「あー、私落ちてるなあ…」
双葉「どうしょうもいですよね、それ…」
双葉「…」
双葉「……つまんない人生だったなあー……」
おわり
双葉「どうしょうもいですよね、それ…」
双葉「…」
双葉「……つまんない人生だったなあー……」
おわり
54: 2012/02/23(木) 00:20:49.72 ID:gtF/qbLv0
いろいろと申し訳ありませんでした。
次からはSS速報でやります。
お目汚し失礼しました。
55: 2012/02/23(木) 00:22:35.32 ID:0t6IinFs0
案外最高だったよ
56: 2012/02/23(木) 00:24:44.73 ID:stqcMAEq0
weの出番は?
57: 2012/02/23(木) 00:28:08.20 ID:yBKSeJvo0
知らないうちに詠矢シリーズが増えてるんだが…
引用: 御坂「何なのよコイツ・・・!」
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