1:◆wRCzQQeCqE 19/11/08(金)00:11:32 ID:TzR
・白菊ほたると松尾千鶴の百合(ちづほた)です。
・一部独自設定含みます。
・一部独自設定含みます。
2: 19/11/08(金)00:13:15 ID:TzR
レッスン終わりにコーヒー店へ寄り道したのが間違い、だったのだろうか?
夕方から降り始めた雨。シャッターが下りた商店の狭い軒先に、千鶴とほたるは身を寄せあっていた。
「すごい雨だね」
突然の雨だったが、雨宿りのできるこの場所をすぐに見つけられたのは「不幸中の幸い」だったろうか。しかしほたるは、なぜか小さい肩をさらに縮こまらせていた。
「……すみません」
雨音にかき消されそうな声で言って目を伏せるほたるに、千鶴は本気でわからないといった風に首をかしげた。
「何を謝ることがあるの」
「私が傘を持ってこなかったばっかりに……」
「それは私も同じでしょ」
「いえ、そうじゃなくて……その、私が傘を持って来たときは雨が降らないんです。でも、今日は事務所に置いてきてしまって……」
呆れた。千鶴は小さく息を吐いて遮った。
「はあ……。あのね。そもそも私は、これを不幸だなんて思ってないから。むしろほたるちゃんと一緒の時間が増えて嬉し……ハッ!」
そこまで言って千鶴は顔を背け、雨が打ち付ける水たまりに視線を泳がせた。
夕方から降り始めた雨。シャッターが下りた商店の狭い軒先に、千鶴とほたるは身を寄せあっていた。
「すごい雨だね」
突然の雨だったが、雨宿りのできるこの場所をすぐに見つけられたのは「不幸中の幸い」だったろうか。しかしほたるは、なぜか小さい肩をさらに縮こまらせていた。
「……すみません」
雨音にかき消されそうな声で言って目を伏せるほたるに、千鶴は本気でわからないといった風に首をかしげた。
「何を謝ることがあるの」
「私が傘を持ってこなかったばっかりに……」
「それは私も同じでしょ」
「いえ、そうじゃなくて……その、私が傘を持って来たときは雨が降らないんです。でも、今日は事務所に置いてきてしまって……」
呆れた。千鶴は小さく息を吐いて遮った。
「はあ……。あのね。そもそも私は、これを不幸だなんて思ってないから。むしろほたるちゃんと一緒の時間が増えて嬉し……ハッ!」
そこまで言って千鶴は顔を背け、雨が打ち付ける水たまりに視線を泳がせた。
3: 19/11/08(金)00:16:50 ID:TzR
最近の千鶴ちゃんは、こういうこと増えたなあ。
いや、何か言おうとして口をつぐむのは以前から多かったけど……なんというか、私と話をしているときに口ごもることが増えたような……。
千鶴ちゃんの横顔を見つめる。綺麗に分けた髪。整った顔立ち。輝く白い肌。最初に会った時は、何もかも完璧な、隙のない人だと思った。
いや、今も完璧だと思うけど、なんというか、千鶴ちゃんが時々うっかりこぼす宝石みたいにきらきらした内面があまりに可愛らしくて……。
次はどんなきらめきが宝石箱から溢れ出してしまうのか、ちょっとどきどきしながら横顔を眺めてしまうんです。
私も、千鶴ちゃんと一緒にいられて嬉しい。……なんて伝えたら、この白い頬が途端に真っ赤になってしまうのかな。
なんなら、頬を伝う雨の滴が蒸発する様子まで観察できそうだ。
想像して、ふふっと笑いをこぼした。
いや、何か言おうとして口をつぐむのは以前から多かったけど……なんというか、私と話をしているときに口ごもることが増えたような……。
千鶴ちゃんの横顔を見つめる。綺麗に分けた髪。整った顔立ち。輝く白い肌。最初に会った時は、何もかも完璧な、隙のない人だと思った。
いや、今も完璧だと思うけど、なんというか、千鶴ちゃんが時々うっかりこぼす宝石みたいにきらきらした内面があまりに可愛らしくて……。
次はどんなきらめきが宝石箱から溢れ出してしまうのか、ちょっとどきどきしながら横顔を眺めてしまうんです。
私も、千鶴ちゃんと一緒にいられて嬉しい。……なんて伝えたら、この白い頬が途端に真っ赤になってしまうのかな。
なんなら、頬を伝う雨の滴が蒸発する様子まで観察できそうだ。
想像して、ふふっと笑いをこぼした。
4: 19/11/08(金)00:18:51 ID:TzR
夕立と呼ぶには長すぎる雨だった。
太陽は雲の向こうで沈みかけていて、ぼちぼち街灯が点き始めている。
「覚悟を決めなきゃダメみたいだね」
「覚悟……ですか」
「私の家が一番近いから、そこまで全力ダッシュ。3分間だけ、濡れるの我慢して」
確かに、雨が止むのを待っていても埒が明かなさそうだった。
「……わかりました。せーので行きましょう」
「こけないようにだけ気を付けてね。それじゃ……」
「「せーのっ!!」」
太陽は雲の向こうで沈みかけていて、ぼちぼち街灯が点き始めている。
「覚悟を決めなきゃダメみたいだね」
「覚悟……ですか」
「私の家が一番近いから、そこまで全力ダッシュ。3分間だけ、濡れるの我慢して」
確かに、雨が止むのを待っていても埒が明かなさそうだった。
「……わかりました。せーので行きましょう」
「こけないようにだけ気を付けてね。それじゃ……」
「「せーのっ!!」」
5: 19/11/08(金)00:42:25 ID:TzR
アパート正面玄関の自動ドアが閉まると雨音は背景へと消え、二人の肩で息する音がエレベーター前のスペースを満たした。
しばらく膝に手をついて呼吸を整える。走った意味が感じられないほど雨に濡れてしまった。
「すごい雨だったね」
「結構濡れちゃいましたね……って、えっ!?」
目線を上げた途端、……誰!? と叫びかけた。
誰、このかっこいい人……?
いや、どう見ても千鶴ちゃんではあるわけだけど……。この普段よりやたら凛々しい雰囲気は何!?
なんというか、木場さんやあいさんを思わせるような、かっこいい感じ……。前髪の間から覗くキリッとした眼がこちらを射抜くような……。
急に別人になったみたいで驚いてしまった。
原因はもしかすると、びしょ濡れになって崩れた髪型かもしれない。
しばらく膝に手をついて呼吸を整える。走った意味が感じられないほど雨に濡れてしまった。
「すごい雨だったね」
「結構濡れちゃいましたね……って、えっ!?」
目線を上げた途端、……誰!? と叫びかけた。
誰、このかっこいい人……?
いや、どう見ても千鶴ちゃんではあるわけだけど……。この普段よりやたら凛々しい雰囲気は何!?
なんというか、木場さんやあいさんを思わせるような、かっこいい感じ……。前髪の間から覗くキリッとした眼がこちらを射抜くような……。
急に別人になったみたいで驚いてしまった。
原因はもしかすると、びしょ濡れになって崩れた髪型かもしれない。
6: 19/11/08(金)00:53:18 ID:TzR
普段の千鶴ちゃんは前髪を分けてきちっと整えた几帳面な髪型をしている。「サイドパートレイヤーオンレイヤーボブ」というらしい。
この間、この髪形がネットで検証されてるのを見て「千鶴ちゃん、おしゃれさんなんですね」と話したら「そういうつもりじゃなくてっ!」と慌てて首を振っていた。
でも今、雨の中を走った千鶴ちゃんの髪は乱れてしまって、いつもは綺麗に分けてある前髪が垂れ下がり白いおでこを隠している。
前髪の隙間から覗く眼光はやたら鋭く感じられて、叢に潜む虎のようでどきりとするほどだった。
この間、この髪形がネットで検証されてるのを見て「千鶴ちゃん、おしゃれさんなんですね」と話したら「そういうつもりじゃなくてっ!」と慌てて首を振っていた。
でも今、雨の中を走った千鶴ちゃんの髪は乱れてしまって、いつもは綺麗に分けてある前髪が垂れ下がり白いおでこを隠している。
前髪の隙間から覗く眼光はやたら鋭く感じられて、叢に潜む虎のようでどきりとするほどだった。
7: 19/11/08(金)01:23:50 ID:TzR
髪型だけで印象が全然違うんだなあ……。
前髪を無遠慮に見つめていたら、千鶴ちゃんは
「部屋に上がろう。着替え、貸してあげる」
と私の手を引いた。手を!?
いきなりのことで驚いた。友達同士で手を繋ぐことはあるけど、千鶴ちゃんと手を繋ぐのは初めてだと思う。
「千鶴ちゃんって、こういうことする子でしたっけ……?」
「しないよ」
しれっとした声が頭上から響いた。
「ほたるちゃんにしか、しないよ」
前髪を無遠慮に見つめていたら、千鶴ちゃんは
「部屋に上がろう。着替え、貸してあげる」
と私の手を引いた。手を!?
いきなりのことで驚いた。友達同士で手を繋ぐことはあるけど、千鶴ちゃんと手を繋ぐのは初めてだと思う。
「千鶴ちゃんって、こういうことする子でしたっけ……?」
「しないよ」
しれっとした声が頭上から響いた。
「ほたるちゃんにしか、しないよ」
8: 19/11/08(金)06:53:32 ID:TzR
千鶴ちゃん家のシャワーを貸してもらった。パジャマも見繕ってもらった。
今は千鶴ちゃんがシャワーを浴びている。ベッドに座らせてもらって、所在なく部屋のあちこちを眺めながら千鶴ちゃんがあがるのを待つ。
アパートに着いてからの千鶴ちゃんは、こっちが恥ずかしくなるようなキザなセリフの連発だった。
「心が温かいと手も温かいんだね」だの「ほたるちゃんみたいな子は嫌いだけど、ほたるちゃんは好き」だの……。
「好き」だなんて言われてこっちはどぎまぎするしかないのに、何故か千鶴ちゃんは「ハッ!」と口にすることもなく依然クールな表情を変えなかった。
今は千鶴ちゃんがシャワーを浴びている。ベッドに座らせてもらって、所在なく部屋のあちこちを眺めながら千鶴ちゃんがあがるのを待つ。
アパートに着いてからの千鶴ちゃんは、こっちが恥ずかしくなるようなキザなセリフの連発だった。
「心が温かいと手も温かいんだね」だの「ほたるちゃんみたいな子は嫌いだけど、ほたるちゃんは好き」だの……。
「好き」だなんて言われてこっちはどぎまぎするしかないのに、何故か千鶴ちゃんは「ハッ!」と口にすることもなく依然クールな表情を変えなかった。
9: 19/11/08(金)06:55:58 ID:TzR
不思議なことに、髪型だけじゃなく振る舞いまでいつもの千鶴ちゃんと違う。
これはもしかすると、前髪が人格に影響を及ぼしている……そういうことがあるのかもしれない。
そういえばこの前聞いた話では、ある有名なプロデューサーさんはアイドルのオーディションで必ず「おでこ見せて」と言って、ためらいなくおでこを見せてくれた子から合格者を選んでいるらしい。
その人いわく、おでこが出せる子は全てをさらけ出せる子で、おでこを出せない子は隠し事がある子なんだと。
これが本当だとするならつまり、おでこというのは人間の内と外を繋ぐ、心の出入り口だということなのかも……。
とりとめのない思考だけど、雨に濡れてからの千鶴ちゃんの様子を説明するのに矛盾はなかった。とすると、お風呂上がりで髪型をリセットした千鶴ちゃんは、いつもどおりに戻るのかもしれない。
これはもしかすると、前髪が人格に影響を及ぼしている……そういうことがあるのかもしれない。
そういえばこの前聞いた話では、ある有名なプロデューサーさんはアイドルのオーディションで必ず「おでこ見せて」と言って、ためらいなくおでこを見せてくれた子から合格者を選んでいるらしい。
その人いわく、おでこが出せる子は全てをさらけ出せる子で、おでこを出せない子は隠し事がある子なんだと。
これが本当だとするならつまり、おでこというのは人間の内と外を繋ぐ、心の出入り口だということなのかも……。
とりとめのない思考だけど、雨に濡れてからの千鶴ちゃんの様子を説明するのに矛盾はなかった。とすると、お風呂上がりで髪型をリセットした千鶴ちゃんは、いつもどおりに戻るのかもしれない。
10: 19/11/08(金)06:56:46 ID:TzR
耳を澄ますと、千鶴ちゃんがゆったりとシャワーで体を流している音が微かに聞こえる。まだもう少し時間はかかりそうだ。
そういえば深く考えてなかったけど、パジャマを貸してくれたということはこれは泊まることになる流れだろうか。
いやしかし、ここは遠慮して帰るのが礼儀なんだろうか。わからない。どうしよう。
そういえば深く考えてなかったけど、パジャマを貸してくれたということはこれは泊まることになる流れだろうか。
いやしかし、ここは遠慮して帰るのが礼儀なんだろうか。わからない。どうしよう。
11: 19/11/08(金)07:01:03 ID:TzR
でも、あれこれ考えながら千鶴ちゃんのベッドに座っているうちに、雨の中を走った疲れとかシャワーでほてった体温とか大きめのパジャマとかが心をふわふわと緩ませてきて、そのまま横になってしまった。
…………千鶴ちゃんの匂いがする。
なんだろうこの香りは。良い香り、としか言いようがない。
肺の隅々まで満たすように息を吸い込むと、思いが頭をもたげてきた……このまま、千鶴ちゃんの匂いに包まれて一晩ぐっすり眠ることができたなら?
誘惑なのか欲望なのか、この甘くて心地よい気分は空気より重くて、寝転がっている限り逃れられなさそうだ。
そして半ばいたずらのような気持ちも手伝って、寝たふりをするつもりで私は瞼を閉じてみた。
…………千鶴ちゃんの匂いがする。
なんだろうこの香りは。良い香り、としか言いようがない。
肺の隅々まで満たすように息を吸い込むと、思いが頭をもたげてきた……このまま、千鶴ちゃんの匂いに包まれて一晩ぐっすり眠ることができたなら?
誘惑なのか欲望なのか、この甘くて心地よい気分は空気より重くて、寝転がっている限り逃れられなさそうだ。
そして半ばいたずらのような気持ちも手伝って、寝たふりをするつもりで私は瞼を閉じてみた。
12: 19/11/08(金)07:06:23 ID:TzR
ギシッ。
あれ?
ベッドのきしむ音で、自身が寝入っていたことに気付いた。
薄く目を開けると、千鶴ちゃんは私の横でベッドに腰かけている。いつの間にかお風呂から上がっていたようだ。
前髪は……おでこにかかったままだ。
……そうか、髪型は朝になって出かける前に整えるのか。よく考えたら当たり前だ。きちっと前髪を分けてから寝るはずがない。
あれ?
ベッドのきしむ音で、自身が寝入っていたことに気付いた。
薄く目を開けると、千鶴ちゃんは私の横でベッドに腰かけている。いつの間にかお風呂から上がっていたようだ。
前髪は……おでこにかかったままだ。
……そうか、髪型は朝になって出かける前に整えるのか。よく考えたら当たり前だ。きちっと前髪を分けてから寝るはずがない。
13: 19/11/08(金)07:08:58 ID:TzR
とすると今の千鶴ちゃんはあの危険なキザモードで……と寝起きの頭が回りだそうとしたその時、
バンッ。
千鶴ちゃんは私の上に覆い被さるようにして四つん這いになった。
なんか、壁ドンというか……ベッドン?
逆光の中で見えた千鶴ちゃんは、キザな表情を崩さず私の顔を覗き込んでいて、少しすると目を合わせたままゆっくりと顔を近づけてきた。
これは。……これは、もしかすると。
目を閉じたらその瞬間に、唇の距離がゼロになってしまうやつだ。
バンッ。
千鶴ちゃんは私の上に覆い被さるようにして四つん這いになった。
なんか、壁ドンというか……ベッドン?
逆光の中で見えた千鶴ちゃんは、キザな表情を崩さず私の顔を覗き込んでいて、少しすると目を合わせたままゆっくりと顔を近づけてきた。
これは。……これは、もしかすると。
目を閉じたらその瞬間に、唇の距離がゼロになってしまうやつだ。
14: 19/11/08(金)07:10:52 ID:TzR
--待って、千鶴ちゃん。
咄嗟だった。近づく顔を左手で制して、そのまま前髪をすっと横に撫で付けた。
これで、いつもの千鶴ちゃん。
……。
時が止まった。と、次の瞬間だった。
「ハッ!」
千鶴ちゃんの目が急に真ん丸になって揺れた。白い顔が朱を落としたようにみるみる赤くなっていく。
「……ハッ!」
あ、2連続で言うこともあるんだ……。
咄嗟だった。近づく顔を左手で制して、そのまま前髪をすっと横に撫で付けた。
これで、いつもの千鶴ちゃん。
……。
時が止まった。と、次の瞬間だった。
「ハッ!」
千鶴ちゃんの目が急に真ん丸になって揺れた。白い顔が朱を落としたようにみるみる赤くなっていく。
「……ハッ!」
あ、2連続で言うこともあるんだ……。
15: 19/11/08(金)07:13:29 ID:TzR
「あわ、わ、私、いったい何を……わっ、たっ!」
「あ、あぶな……」
どすん、と千鶴ちゃんはのけ反るようにしてベッドから落ちた。
「あの、大丈夫ですか……?」
「わ、私は大丈夫だから! ほほほたるちゃんこそ大丈夫!? 変なことされてない!?」
はい、まだ……。
「あ、あぶな……」
どすん、と千鶴ちゃんはのけ反るようにしてベッドから落ちた。
「あの、大丈夫ですか……?」
「わ、私は大丈夫だから! ほほほたるちゃんこそ大丈夫!? 変なことされてない!?」
はい、まだ……。
16: 19/11/08(金)07:16:01 ID:TzR
「あわ、わ、ごめんなさいほたるちゃん! 私、帰るね! ご迷惑おかけしました! また改めて謝らせて! ごめん! お邪魔しました!」
そう言って千鶴ちゃんは荷物を引っ掴んでどたばたと部屋を出ていった。
……。
……どこへ帰ったんだろう。
ここ、千鶴ちゃん家なんだけどな……。
階段をばたばたと下りる音が早いうちにUターンすることを願いながら、がちゃりと鍵を閉めた。
そう言って千鶴ちゃんは荷物を引っ掴んでどたばたと部屋を出ていった。
……。
……どこへ帰ったんだろう。
ここ、千鶴ちゃん家なんだけどな……。
階段をばたばたと下りる音が早いうちにUターンすることを願いながら、がちゃりと鍵を閉めた。
17: 19/11/08(金)07:16:21 ID:TzR
以上です。
引用: 【デレSS】素直じゃ言えない
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります