1: 2010/07/28(水) 21:07:41.42 ID:5cadnKS10
俺「別にいいじゃないか、本編では存在が消されてるんだ」
梓「先輩がギター使うとすぐ弦が傷むんです」
俺「えーいいじゃん」
梓「良くないです」
梓「それに先輩自分の持ってるじゃないですか?」
俺「梓のがいいー」
梓「し、知らないです!」
梓「先輩がギター使うとすぐ弦が傷むんです」
俺「えーいいじゃん」
梓「良くないです」
梓「それに先輩自分の持ってるじゃないですか?」
俺「梓のがいいー」
梓「し、知らないです!」
3: 2010/07/28(水) 21:10:56.53 ID:5cadnKS10
梓「とにかく返してください」
俺「人でなし」
梓「どっちがですか!」
梓「大体なんでわたしの家に来てるんですか?」
俺「近いし」
梓「理由になってません」
俺「なんていうか……今日も御飯お願いします」
梓「またですか……」
俺「人でなし」
梓「どっちがですか!」
梓「大体なんでわたしの家に来てるんですか?」
俺「近いし」
梓「理由になってません」
俺「なんていうか……今日も御飯お願いします」
梓「またですか……」
5: 2010/07/28(水) 21:14:42.48 ID:5cadnKS10
俺「だってコンビニ弁当あきたもん」
梓「……なら自分で作ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「子供みたいですね…」
俺「だって梓、俺と違う高校はいったし!」
梓「それは先輩が女子高いけってうるさいから……」
俺「男は穢れているからな」
俺「……俺も女に生まれればよかった…」
梓「……なら自分で作ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「子供みたいですね…」
俺「だって梓、俺と違う高校はいったし!」
梓「それは先輩が女子高いけってうるさいから……」
俺「男は穢れているからな」
俺「……俺も女に生まれればよかった…」
8: 2010/07/28(水) 21:17:54.75 ID:5cadnKS10
梓「何言ってるんですか……」
俺「女に生まれて、梓とイチャイチャしたかった……」
俺「どうせ、女子高の先輩とラブラブしてるんだろ!」
梓「してません!」
俺「怪しい……この前『あずにゃん』って呼ばれてるの聞いたぞ」
梓「そ、それは、先輩が勝手に……」
俺「俺もそう呼びたい!」
梓「だめです!」
俺「女に生まれて、梓とイチャイチャしたかった……」
俺「どうせ、女子高の先輩とラブラブしてるんだろ!」
梓「してません!」
俺「怪しい……この前『あずにゃん』って呼ばれてるの聞いたぞ」
梓「そ、それは、先輩が勝手に……」
俺「俺もそう呼びたい!」
梓「だめです!」
9: 2010/07/28(水) 21:21:16.63 ID:5cadnKS10
俺「なんで」
梓「いちいち恥ずかしいじゃないですか……」
俺「恋人同士なら普通だろ」
梓「恋人じゃありません!」
俺「なんで」
梓「なんでって……ちゃんと告白とかしてないし……」
俺「あいらぶゆー」
梓「するなら日本語で!」
俺「いや、恥ずかしい。無理。御飯にしよう!」
梓「話が変わりすぎです…」
梓「いちいち恥ずかしいじゃないですか……」
俺「恋人同士なら普通だろ」
梓「恋人じゃありません!」
俺「なんで」
梓「なんでって……ちゃんと告白とかしてないし……」
俺「あいらぶゆー」
梓「するなら日本語で!」
俺「いや、恥ずかしい。無理。御飯にしよう!」
梓「話が変わりすぎです…」
10: 2010/07/28(水) 21:24:31.88 ID:5cadnKS10
――――
――
俺「今日は泊まっていく」
梓「そんな場所ありません」
俺「梓のベッド」
梓「だ、だめに決まってます!」
俺「けちーどけちー」
梓「自分の家で寝てください」
俺「一人じゃ寂しいから……」
梓「野宿でもしたらいいじゃないですか」
俺「梓と寝たい」
梓「も、もう帰ってください!」
――
俺「今日は泊まっていく」
梓「そんな場所ありません」
俺「梓のベッド」
梓「だ、だめに決まってます!」
俺「けちーどけちー」
梓「自分の家で寝てください」
俺「一人じゃ寂しいから……」
梓「野宿でもしたらいいじゃないですか」
俺「梓と寝たい」
梓「も、もう帰ってください!」
13: 2010/07/28(水) 21:28:17.22 ID:5cadnKS10
梓「……電気消しますよ」
俺「やった」
梓「やったって何ですか!」
俺「…やっぱり梓は優しいなー」
梓「そ、そんな事ないです」
俺「でも、俺もベッドがいい」
梓「地べたで我慢してください」
俺「最近腰が弱ってきてのう」
梓「若いんですから、頑張ってください」
俺「やった」
梓「やったって何ですか!」
俺「…やっぱり梓は優しいなー」
梓「そ、そんな事ないです」
俺「でも、俺もベッドがいい」
梓「地べたで我慢してください」
俺「最近腰が弱ってきてのう」
梓「若いんですから、頑張ってください」
14: 2010/07/28(水) 21:31:58.47 ID:5cadnKS10
俺「若い人たちが夜することと言ったら?」
梓「……わ、分かりませんー」
俺「あれだよ、あれ」
梓「っ……」
俺「枕投げ」
梓「せ、先輩!」
俺「ん?なんか他に期待してたの?」
梓「してませんよーだ!」
梓「おやすみなさいです!」
梓「……わ、分かりませんー」
俺「あれだよ、あれ」
梓「っ……」
俺「枕投げ」
梓「せ、先輩!」
俺「ん?なんか他に期待してたの?」
梓「してませんよーだ!」
梓「おやすみなさいです!」
15: 2010/07/28(水) 21:36:45.41 ID:5cadnKS10
――コケコッコー――
――
梓「先輩朝ですよー、起きてください」
――ユサユサ
俺「ゆさゆさ」
梓「自分で言わないで下さい」
俺「姫は王子のキスで目覚めます」
梓「性別が逆です……」
俺「梓がキスしてくれないとやだ」
梓「…………」
俺「まあ、嘘だけど、おはよう」
梓「わわわっ」
俺「ど、どうした」
梓「もう知らないです!」
――
梓「先輩朝ですよー、起きてください」
――ユサユサ
俺「ゆさゆさ」
梓「自分で言わないで下さい」
俺「姫は王子のキスで目覚めます」
梓「性別が逆です……」
俺「梓がキスしてくれないとやだ」
梓「…………」
俺「まあ、嘘だけど、おはよう」
梓「わわわっ」
俺「ど、どうした」
梓「もう知らないです!」
16: 2010/07/28(水) 21:39:01.60 ID:5cadnKS10
梓「…………」モグモグ
俺「なぁ、梓ー」
梓「………」モグモグ
俺「梓さーん」
梓「……」
俺「あずにゃん」
梓「ぷっ」
俺「おっ」
梓「ご ち そ う さ ま!」
俺「なぁ、梓ー」
梓「………」モグモグ
俺「梓さーん」
梓「……」
俺「あずにゃん」
梓「ぷっ」
俺「おっ」
梓「ご ち そ う さ ま!」
18: 2010/07/28(水) 21:42:11.59 ID:5cadnKS10
俺「鍵開けてください、梓さん」
梓「そろそろ帰ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「じゃ、知りません」
俺「あ、昨日のお風呂の水もう捨てた?」
梓「いえ、まだですけど」
俺「飲んでくる」
梓「ちょっと、待ってください、先輩!」
ガチャ
俺「スキアリ!」
梓「そろそろ帰ったらどうですか?」
俺「いやだ」
梓「じゃ、知りません」
俺「あ、昨日のお風呂の水もう捨てた?」
梓「いえ、まだですけど」
俺「飲んでくる」
梓「ちょっと、待ってください、先輩!」
ガチャ
俺「スキアリ!」
19: 2010/07/28(水) 21:46:29.52 ID:5cadnKS10
俺「ふふははは、抜かったな、梓」
梓「ひとでなし、ひとでなし、ひとでなし!」
俺「って梓、下着とか服が……」
梓「しまってる途中でした!」
俺「記念に一枚……」
梓「返してください!」
俺「ほー梓もこんなのはく――ぐっ」
梓「先輩のエOチ!」
俺「すけっち?」
梓「言いません!」
梓「ひとでなし、ひとでなし、ひとでなし!」
俺「って梓、下着とか服が……」
梓「しまってる途中でした!」
俺「記念に一枚……」
梓「返してください!」
俺「ほー梓もこんなのはく――ぐっ」
梓「先輩のエOチ!」
俺「すけっち?」
梓「言いません!」
20: 2010/07/28(水) 21:50:37.37 ID:5cadnKS10
俺「先輩に一枚くらいくれてもいいじゃないか」
梓「いけません!」
俺「梓ーけちになったなー」
梓「先輩がエOチになったんですよ……」
俺「梓は?」
梓「なってません」
俺「つまらない」
梓「それで良いんです」
梓「いけません!」
俺「梓ーけちになったなー」
梓「先輩がエOチになったんですよ……」
俺「梓は?」
梓「なってません」
俺「つまらない」
梓「それで良いんです」
21: 2010/07/28(水) 21:54:26.68 ID:5cadnKS10
俺「せっかくの休日だし、出かけよう」
梓「今日部活があるので」
俺「俺と部活どっちが大事なんだ!」
梓「そ、それは……」
俺「あ、一緒に部活行けば問題ないぞ」
梓「家族以外立ち入りできないと思います…」
俺「なら、結婚しよう、梓」
梓「ななななな……!」
梓「今日部活があるので」
俺「俺と部活どっちが大事なんだ!」
梓「そ、それは……」
俺「あ、一緒に部活行けば問題ないぞ」
梓「家族以外立ち入りできないと思います…」
俺「なら、結婚しよう、梓」
梓「ななななな……!」
22: 2010/07/28(水) 21:58:14.50 ID:5cadnKS10
梓「何言ってるんですか!」
俺「梓がいなくなったら暇なんだ」
梓「そんなこと言われてもですね…」
俺「……冗談はこれくらいにして帰るよ」
梓「あ、待ってください。準備するので途中まで一緒に行きましょう」
俺「あ、梓……!」
俺「梓がいなくなったら暇なんだ」
梓「そんなこと言われてもですね…」
俺「……冗談はこれくらいにして帰るよ」
梓「あ、待ってください。準備するので途中まで一緒に行きましょう」
俺「あ、梓……!」
23: 2010/07/28(水) 22:01:10.90 ID:5cadnKS10
梓「それでは」
俺「うん」
梓「今晩も来るんですか?」
俺「いいの?」
梓「ま、まあ…」
俺「いく!いきまくる!」
梓「では、また今晩」
俺「うん」
梓「今晩も来るんですか?」
俺「いいの?」
梓「ま、まあ…」
俺「いく!いきまくる!」
梓「では、また今晩」
25: 2010/07/28(水) 22:04:37.75 ID:5cadnKS10
俺(ふむ、夜まで何しよう……)
俺(……夜に備えて寝よう)
俺(……梓はどう思ってるんだろうか?)
俺(中学のよしみとはいっても異性だしな……)
俺(まあいいや)
俺(……夜に備えて寝よう)
俺(……梓はどう思ってるんだろうか?)
俺(中学のよしみとはいっても異性だしな……)
俺(まあいいや)
27: 2010/07/28(水) 22:08:35.63 ID:5cadnKS10
唯「あーずにゃん」
梓「は、はひ!」
唯「どうしたの?元気ないよ?」
紬「お菓子が口に合わなかった?」
梓「い、いえ、そんなことないです。ちょっとボーっとしてただけで……」
唯「そう? おやつーおやつー」
梓(練習……)
梓「は、はひ!」
唯「どうしたの?元気ないよ?」
紬「お菓子が口に合わなかった?」
梓「い、いえ、そんなことないです。ちょっとボーっとしてただけで……」
唯「そう? おやつーおやつー」
梓(練習……)
28: 2010/07/28(水) 22:12:07.28 ID:5cadnKS10
唯「帰りどっかよってかない?」
紬「あ、さんせーい」
梓「わたし、用事があるので……」
唯「そっか、じゃ今日はいっか」
梓「す、すいません」
唯「いいよー、また今度イコー」
梓「はい!」
紬「あ、さんせーい」
梓「わたし、用事があるので……」
唯「そっか、じゃ今日はいっか」
梓「す、すいません」
唯「いいよー、また今度イコー」
梓「はい!」
30: 2010/07/28(水) 22:17:15.25 ID:5cadnKS10
梓「ただいま――せ、先輩!?」
俺「あ、おかえり」
梓「なんで玄関の前で!?いつから!?」
俺「ずっと」
梓「ずっとって……」
俺「いやー、梓の部屋に家のかぎ忘れたみたいで」
梓「なら連絡してくれれば…」
俺「部活の邪魔するのも悪いし」
梓(お茶飲んでました……)
俺「あ、おかえり」
梓「なんで玄関の前で!?いつから!?」
俺「ずっと」
梓「ずっとって……」
俺「いやー、梓の部屋に家のかぎ忘れたみたいで」
梓「なら連絡してくれれば…」
俺「部活の邪魔するのも悪いし」
梓(お茶飲んでました……)
32: 2010/07/28(水) 22:21:57.98 ID:5cadnKS10
梓「と、とりあえず家の中に……」
俺「梓ーだっこしてー」
梓「へ、へ?」
俺「力が出ないから抱っこしてー」
梓「む、無理ですよ……先輩わたしより大きいんですから」
俺「しーぬー」
梓「でも……」
俺「お願いします!一生のお願いです!女の子に抱っこされたいんです!」
梓「…………わ、わかりました……やってみます」
俺「梓ーだっこしてー」
梓「へ、へ?」
俺「力が出ないから抱っこしてー」
梓「む、無理ですよ……先輩わたしより大きいんですから」
俺「しーぬー」
梓「でも……」
俺「お願いします!一生のお願いです!女の子に抱っこされたいんです!」
梓「…………わ、わかりました……やってみます」
34: 2010/07/28(水) 22:25:28.91 ID:5cadnKS10
梓「ん、しょ…んん~~~!」
梓「無理ですよ……」
俺「頑張って」
梓「ん~、んー!」
梓「ぅぅ……んんん!」
梓「はぁ…はぁ……よ、と、っんん~~」
俺(か、かわいい)
梓「や、やっぱりだめです……すみません……」
梓「無理ですよ……」
俺「頑張って」
梓「ん~、んー!」
梓「ぅぅ……んんん!」
梓「はぁ…はぁ……よ、と、っんん~~」
俺(か、かわいい)
梓「や、やっぱりだめです……すみません……」
35: 2010/07/28(水) 22:31:10.75 ID:5cadnKS10
梓「――――先輩っ?何して」
俺「かわいかったから、つい」
――ギュウ
梓「だ、だだだめです!外で!誰かに見られますよ!」
俺「中ならいいの?」
梓「そういうこと言ってるんじゃないです……」
俺「……」
梓「せ、せんぱい……」
俺「…………よし、家へ戻ろう!」
梓「……え……て、立てるんですか?」
俺「うん」
梓「……ダブルひとでなし!」
俺「かわいかったから、つい」
――ギュウ
梓「だ、だだだめです!外で!誰かに見られますよ!」
俺「中ならいいの?」
梓「そういうこと言ってるんじゃないです……」
俺「……」
梓「せ、せんぱい……」
俺「…………よし、家へ戻ろう!」
梓「……え……て、立てるんですか?」
俺「うん」
梓「……ダブルひとでなし!」
36: 2010/07/28(水) 22:34:16.46 ID:lbwTdpyT0
俺は俺
37: 2010/07/28(水) 22:34:45.79 ID:5cadnKS10
――――
――
梓「ごちそうさまでした」
俺「ごちそうさま」
梓「先輩、お風呂どうします?」
俺「後でで」
梓「……覗かないで下さいよ?」
俺「気が向かなかったら」
梓「向かないで欲しいです…」
――
梓「ごちそうさまでした」
俺「ごちそうさま」
梓「先輩、お風呂どうします?」
俺「後でで」
梓「……覗かないで下さいよ?」
俺「気が向かなかったら」
梓「向かないで欲しいです…」
39: 2010/07/28(水) 22:41:25.21 ID:5cadnKS10
俺(向いた!)
俺(ばれても1週間くらいの無視だろう)
俺(全然OK)
梓「~~♪~~♪」
俺(ちっ、もやが邪魔だ……)
梓「~~♪…………はぁ……先輩……」
俺(い、今呼ばれた!?そ、そそそそそそそんはず)
俺「ぐわ――」
――ガシャン
梓「……ん?」
――ガラ
梓「…………先輩、何して……」
俺「……良い天気だなー!」
梓「もう!出てってください!」
俺「すみませんでしたー!」
俺(ばれても1週間くらいの無視だろう)
俺(全然OK)
梓「~~♪~~♪」
俺(ちっ、もやが邪魔だ……)
梓「~~♪…………はぁ……先輩……」
俺(い、今呼ばれた!?そ、そそそそそそそんはず)
俺「ぐわ――」
――ガシャン
梓「……ん?」
――ガラ
梓「…………先輩、何して……」
俺「……良い天気だなー!」
梓「もう!出てってください!」
俺「すみませんでしたー!」
40: 2010/07/28(水) 22:44:57.56 ID:5cadnKS10
梓「…………」
俺「梓ぁー」
梓「……」
俺「やっぱり僕、廊下で寝るんですか…」
梓「当たり前です」
俺(確かちょっと前にこんなことが……)
梓「ちゃんと反省してください」
俺「あずにゃん」
梓「…………ぅ」
俺「梓ぁー」
梓「……」
俺「やっぱり僕、廊下で寝るんですか…」
梓「当たり前です」
俺(確かちょっと前にこんなことが……)
梓「ちゃんと反省してください」
俺「あずにゃん」
梓「…………ぅ」
42: 2010/07/28(水) 22:49:16.68 ID:5cadnKS10
俺「あずにゃーん」
梓「……うぅぅ」
俺「あーずにゃん」
梓「ぅぅ、ぅぅぅ」
俺「あーずにゃーん」
――ギュ
梓「はぅっ」
俺(……あれ?)
俺(……弱点発見?)
梓「……うぅぅ」
俺「あーずにゃん」
梓「ぅぅ、ぅぅぅ」
俺「あーずにゃーん」
――ギュ
梓「はぅっ」
俺(……あれ?)
俺(……弱点発見?)
43: 2010/07/28(水) 22:54:17.34 ID:5cadnKS10
俺「あずにゃんの部屋で寝ていい?」
梓「……」
――コクコク
俺「さっきはごめん」
梓「……ん」
――コク
俺「あずにゃんの布団で寝ていい?」
梓「……ぅん」
――コクリ
俺「ずっとあずにゃんって呼んでもいい?」
梓「……」
俺(これはだめか……)
梓「……」
――コクコク
俺「さっきはごめん」
梓「……ん」
――コク
俺「あずにゃんの布団で寝ていい?」
梓「……ぅん」
――コクリ
俺「ずっとあずにゃんって呼んでもいい?」
梓「……」
俺(これはだめか……)
44: 2010/07/28(水) 22:57:35.00 ID:5cadnKS10
俺「で、電気消すけど……」
梓「……ん」
俺(さっきからずっとこの調子でやりにくい……)
俺「……本当にいいの?」
梓「……ぃぃ」
俺「襲うかもよ」
梓「……それは…」
俺「よ、よし!寝るか!」
梓「…うん」
梓「……ん」
俺(さっきからずっとこの調子でやりにくい……)
俺「……本当にいいの?」
梓「……ぃぃ」
俺「襲うかもよ」
梓「……それは…」
俺「よ、よし!寝るか!」
梓「…うん」
45: 2010/07/28(水) 23:00:33.03 ID:5cadnKS10
梓「スースー」
俺「寝んのはや!」
梓「スー」
俺「こういうのってなんかあっても良いだろ…」
梓「……ん~…」
俺「お、俺も早く寝ないと!」
俺(大変なことになってしまいそうだ)
俺「寝んのはや!」
梓「スー」
俺「こういうのってなんかあっても良いだろ…」
梓「……ん~…」
俺「お、俺も早く寝ないと!」
俺(大変なことになってしまいそうだ)
48: 2010/07/28(水) 23:03:03.07 ID:lrl2oMCP0
主人公が「>>1」じゃなくて「俺」でホントによかった
49: 2010/07/28(水) 23:04:36.47 ID:5cadnKS10
…………
……
俺「寝れるわけない……」
梓「~~ん~せんぱい、だめですよ……んむ~~」
俺「――!ね、寝言か……夢の中の俺は何をしてるんだ?」
梓「~~む、むねは……」
俺(夢の俺……代われ……!)
俺(……いいし!俺も夢で梓の夢見るし!)
……
俺「寝れるわけない……」
梓「~~ん~せんぱい、だめですよ……んむ~~」
俺「――!ね、寝言か……夢の中の俺は何をしてるんだ?」
梓「~~む、むねは……」
俺(夢の俺……代われ……!)
俺(……いいし!俺も夢で梓の夢見るし!)
50: 2010/07/28(水) 23:08:35.37 ID:5cadnKS10
――チュンチュン――
――
梓「先輩ー朝ですよー」
俺「んー、あと5分」
梓「5分前も同じ事言ってました」
俺「じゃあ、あと10分」
梓「はーやーく、おーきーてーくーだーさーい」
俺「姫は王子のキスで目覚めるのです」
梓「昨日も同じ事言ってました!」
俺「グーグー」
梓「…………」
――
梓「先輩ー朝ですよー」
俺「んー、あと5分」
梓「5分前も同じ事言ってました」
俺「じゃあ、あと10分」
梓「はーやーく、おーきーてーくーだーさーい」
俺「姫は王子のキスで目覚めるのです」
梓「昨日も同じ事言ってました!」
俺「グーグー」
梓「…………」
51: 2010/07/28(水) 23:12:09.89 ID:5cadnKS10
梓「…………っん」
――チュ
俺「うお!」
梓「あ、本当に起きた」
俺「な……お前……」
梓「王子のキスでしか起きないんだからしょうがないんです!」
俺「俺……」
俺「もっかい寝るわ」
梓「せ、先輩!」
梓「…………し、仕方ないですね」
――チュ
俺「うお!」
梓「あ、本当に起きた」
俺「な……お前……」
梓「王子のキスでしか起きないんだからしょうがないんです!」
俺「俺……」
俺「もっかい寝るわ」
梓「せ、先輩!」
梓「…………し、仕方ないですね」
52: 2010/07/28(水) 23:15:36.89 ID:5cadnKS10
梓「…………先輩……っんん」
俺「うお!」
梓「早く。もう、8時ですよ」
俺「な……俺もう一回――」
梓「い、いい加減にしてください!」
俺「いやだ」
梓「せんぱ……」
梓「……です……きて」
俺「うお!」
梓「早く。もう、8時ですよ」
俺「な……俺もう一回――」
梓「い、いい加減にしてください!」
俺「いやだ」
梓「せんぱ……」
梓「……です……きて」
53: 2010/07/28(水) 23:18:49.23 ID:5cadnKS10
梓「……ぱい……さ……す…き……」
俺「あずさー」
梓「せんぱい……さ……す……き……だ……」
俺「おれもだーあずさー」
梓「先輩!朝です、起きてください!」
俺「――――な、な、な」
俺「あずさー」
梓「せんぱい……さ……す……き……だ……」
俺「おれもだーあずさー」
梓「先輩!朝です、起きてください!」
俺「――――な、な、な」
54: 2010/07/28(水) 23:21:49.61 ID:5cadnKS10
――コケコッコー――
――
俺「王子のキスで――」
梓「昨日も聞きました!」
俺「グーグーグー」
梓「…………下でご飯作って待ってますね」
俺「……本当に深い眠りにつきたいよ……」
――
俺「王子のキスで――」
梓「昨日も聞きました!」
俺「グーグーグー」
梓「…………下でご飯作って待ってますね」
俺「……本当に深い眠りにつきたいよ……」
56: 2010/07/28(水) 23:25:08.15 ID:5cadnKS10
梓「先輩、おはようございます」
俺「おはよ……なんで起こしてくれなかったんだ」
梓「今日、日曜日ですから」
俺「……ちょっと家帰る」
梓「え、ご飯つくってますよ?」
俺「あぁ、すぐ戻るから」
梓「いってらっしゃい……?」
俺「おはよ……なんで起こしてくれなかったんだ」
梓「今日、日曜日ですから」
俺「……ちょっと家帰る」
梓「え、ご飯つくってますよ?」
俺「あぁ、すぐ戻るから」
梓「いってらっしゃい……?」
58: 2010/07/28(水) 23:29:02.57 ID:5cadnKS10
俺「ただいま!」
梓「おかえりっ――なんですか、その荷物!?」
俺「ここに住むことにした」
梓「え……?」
俺「梓がおはようのチューしてくれるまで」
梓「だ、だめですよ……!」
俺「一生のお願い」
梓「昨日も使いました……それ」
俺「梓の一生でのお願い」
梓「わたしの分勝手に使わないで下さい!」
梓「おかえりっ――なんですか、その荷物!?」
俺「ここに住むことにした」
梓「え……?」
俺「梓がおはようのチューしてくれるまで」
梓「だ、だめですよ……!」
俺「一生のお願い」
梓「昨日も使いました……それ」
俺「梓の一生でのお願い」
梓「わたしの分勝手に使わないで下さい!」
59: 2010/07/28(水) 23:32:42.95 ID:5cadnKS10
俺「……あずにゃん」
梓「うぅっ……」
俺「お願い、あずにゃん」
梓「うぅぅぅぅぅ…」
俺「……」
梓「……なら、少しの間だけ」
俺「……!ありがと、あずにゃん!」
――ダキ
梓「…あぅぅぅ……」
梓「うぅっ……」
俺「お願い、あずにゃん」
梓「うぅぅぅぅぅ…」
俺「……」
梓「……なら、少しの間だけ」
俺「……!ありがと、あずにゃん!」
――ダキ
梓「…あぅぅぅ……」
62: 2010/07/28(水) 23:38:20.56 ID:5cadnKS10
俺「………………キスしていい?」
梓「え……?」
俺「おはようのが最初ってのはちょっと……」
梓「でも、でも、わたし!」
俺「俺、梓とキスしたい……」
梓「ぅ……」
俺「…………いい……?」
梓「………う、うん…」
梓「え……?」
俺「おはようのが最初ってのはちょっと……」
梓「でも、でも、わたし!」
俺「俺、梓とキスしたい……」
梓「ぅ……」
俺「…………いい……?」
梓「………う、うん…」
64: 2010/07/28(水) 23:44:21.55 ID:5cadnKS10
梓「……んっ」
梓「……ぁ」
俺「梓…」
梓「先輩…………!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……ご、ごはん食べましょう!」
俺「あ、ああ!そうだな!ご飯サイコー!」
梓「せ、先輩、これもってってください!」
俺「り、了解!ただいま!」
梓「お茶でいいですよね!」
俺「も、もちろん!」
梓「……ぁ」
俺「梓…」
梓「先輩…………!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……ご、ごはん食べましょう!」
俺「あ、ああ!そうだな!ご飯サイコー!」
梓「せ、先輩、これもってってください!」
俺「り、了解!ただいま!」
梓「お茶でいいですよね!」
俺「も、もちろん!」
65: 2010/07/28(水) 23:49:00.52 ID:5cadnKS10
俺「今日のごはんは一段とおいしいなー!」
梓「そ、そうですか!ありがとうございます!」
俺「このお茶もいつもの何倍もおいしいぞ!」
梓「それ市販のですよ!」
俺「あ、梓が用意してくれたからかな!」
梓「それは良かったです!」
俺「ご、ごちそうさま!お、おいしかった!」
梓「お、おそまつさまです!片付けますね!」
俺「て、てて手伝うよ!」
梓「そ、そうですか!ありがとうございます!」
俺「このお茶もいつもの何倍もおいしいぞ!」
梓「それ市販のですよ!」
俺「あ、梓が用意してくれたからかな!」
梓「それは良かったです!」
俺「ご、ごちそうさま!お、おいしかった!」
梓「お、おそまつさまです!片付けますね!」
俺「て、てて手伝うよ!」
66: 2010/07/28(水) 23:51:22.09 ID:5cadnKS10
梓「……」
俺「……」
梓「……部屋、戻りましょうか?」
俺「お、おう……そうしよう」
俺「あ、梓の部屋どこだっけ?」
梓「こ、こっちです…」
俺「……」
梓「……部屋、戻りましょうか?」
俺「お、おう……そうしよう」
俺「あ、梓の部屋どこだっけ?」
梓「こ、こっちです…」
67: 2010/07/28(水) 23:56:26.35 ID:5cadnKS10
俺「よ、よし、ギターでもやろう…」
梓「せ、先輩が使うと弦が傷みます……」
俺「い、いいじゃん、うん」
梓「そ、そうですね、この際」
俺「――」
――ジャーンジャーン
――バチッ
俺「あ」
梓「あ」
梓「せ、先輩が使うと弦が傷みます……」
俺「い、いいじゃん、うん」
梓「そ、そうですね、この際」
俺「――」
――ジャーンジャーン
――バチッ
俺「あ」
梓「あ」
70: 2010/07/29(木) 00:02:31.89 ID:8qkn1l9c0
梓「…………」
俺「…………」
梓「………………」
俺「………………」
梓「………………ぷ」
俺「………………はは」
梓「ぷふふ…ははははは……!」
俺「ぷくく…笑うなよ……はは……!」
梓「だから言ったじゃないですか、いたむって」
俺「しょうがないだろ」
梓「あははは……さ、弦張り替えましょうか?」
俺「…………」
梓「………………」
俺「………………」
梓「………………ぷ」
俺「………………はは」
梓「ぷふふ…ははははは……!」
俺「ぷくく…笑うなよ……はは……!」
梓「だから言ったじゃないですか、いたむって」
俺「しょうがないだろ」
梓「あははは……さ、弦張り替えましょうか?」
71: 2010/07/29(木) 00:07:06.72 ID:8qkn1l9c0
…………
……
俺「……弦の予備くらい用意しとけよ」
梓「すっかり忘れてました」
俺「…………ついでだし、どっかみてまわろっか?」
梓「はい!」
俺「わ、割り勘でな」
梓「もちろんです、貧乏学生さん」
俺「……泣けてくる」
梓「ふふ・・・…冗談ですよ」
……
俺「……弦の予備くらい用意しとけよ」
梓「すっかり忘れてました」
俺「…………ついでだし、どっかみてまわろっか?」
梓「はい!」
俺「わ、割り勘でな」
梓「もちろんです、貧乏学生さん」
俺「……泣けてくる」
梓「ふふ・・・…冗談ですよ」
73: 2010/07/29(木) 00:14:43.86 ID:8qkn1l9c0
――美術館――
俺「おーこれがモナリザか」
梓「でも、これレプリカですね」
――カラオケ――
梓「やばーい、とまれないー、とまらないー」
俺(かわいい…)
――M――
梓「……あむあむ」
俺「(かわいい!)」
――服屋――
梓「これ……どうかな……?」
俺「かわいい!!」
俺「おーこれがモナリザか」
梓「でも、これレプリカですね」
――カラオケ――
梓「やばーい、とまれないー、とまらないー」
俺(かわいい…)
――M――
梓「……あむあむ」
俺「(かわいい!)」
――服屋――
梓「これ……どうかな……?」
俺「かわいい!!」
74: 2010/07/29(木) 00:19:40.09 ID:8qkn1l9c0
梓「結構使っちゃいましたね」
俺「梓の家に来なかったら、餓氏してたかもしれない」
梓「1食500円になりまーす」
俺「三日も持たない……」
梓「…でも、ちゃんと家事はしてくださいよ?」
俺(家事→洗濯→下着→梓の→ゲット)
俺「もちろんです!」
梓「あ、洗濯はわたしがやります」
俺「…………」
俺「梓の家に来なかったら、餓氏してたかもしれない」
梓「1食500円になりまーす」
俺「三日も持たない……」
梓「…でも、ちゃんと家事はしてくださいよ?」
俺(家事→洗濯→下着→梓の→ゲット)
俺「もちろんです!」
梓「あ、洗濯はわたしがやります」
俺「…………」
75: 2010/07/29(木) 00:23:32.29 ID:8qkn1l9c0
俺「今日も梓のベッドで寝ていい?」
梓「……ま、まあ」
俺「お風呂は?」
梓「まだダメです」
俺「そうか……”まだ”だめなんだ?」
梓「一生ダメです」
俺「けちー」
梓「恥ずかしいです!」
梓「……ま、まあ」
俺「お風呂は?」
梓「まだダメです」
俺「そうか……”まだ”だめなんだ?」
梓「一生ダメです」
俺「けちー」
梓「恥ずかしいです!」
76: 2010/07/29(木) 00:26:15.67 ID:8qkn1l9c0
俺「キスし合った仲じゃないかー」
梓「あ、あれは、あずにゃんって言われて仕方なしに……」
俺「そのときは言ってないよ?」
梓「とにかく!ダメなものはダメなんです!」
俺「あずに……」
梓「わ、わたし、お風呂はいってきますから!」
梓「あ、あれは、あずにゃんって言われて仕方なしに……」
俺「そのときは言ってないよ?」
梓「とにかく!ダメなものはダメなんです!」
俺「あずに……」
梓「わ、わたし、お風呂はいってきますから!」
78: 2010/07/29(木) 00:31:58.85 ID:8qkn1l9c0
梓「電気……」
俺「うん、消して」
梓「……」
俺「……」
俺「そんな離れなくても…」
梓「恋人同士でもないんですから、当然のことです!」
俺「…………梓……」
梓「……なんですか」
俺「なんていうか……あーその…」
梓「……うん」
俺「うん、消して」
梓「……」
俺「……」
俺「そんな離れなくても…」
梓「恋人同士でもないんですから、当然のことです!」
俺「…………梓……」
梓「……なんですか」
俺「なんていうか……あーその…」
梓「……うん」
79: 2010/07/29(木) 00:37:19.43 ID:8qkn1l9c0
俺「あー……す……すキ……す」
梓「っ……」
俺「す、すき……スキンシップ」
梓「ぇ……」
俺「スキンシップが好きなんだ、抱かせろ!」
梓「え、何言って――」
――ギュゥッ
梓「…先輩ぃ……」
梓「っ……」
俺「す、すき……スキンシップ」
梓「ぇ……」
俺「スキンシップが好きなんだ、抱かせろ!」
梓「え、何言って――」
――ギュゥッ
梓「…先輩ぃ……」
81: 2010/07/29(木) 00:43:07.58 ID:8qkn1l9c0
俺「顔上げて」
梓「ぅ…………っん」
梓「せんぱいぃ……ん」
俺「梓……」
梓「だめ、ですよ……こんな時間に」
俺「でも俺……」
梓「それに明日月曜日で学校もあるし……」
俺「明日は海の日」
梓「ぁ……」
梓「ぅ…………っん」
梓「せんぱいぃ……ん」
俺「梓……」
梓「だめ、ですよ……こんな時間に」
俺「でも俺……」
梓「それに明日月曜日で学校もあるし……」
俺「明日は海の日」
梓「ぁ……」
82: 2010/07/29(木) 00:46:52.32 ID:8qkn1l9c0
俺「……ディ、ディープキスしていいか?」
梓「でぃーぷきす?」
俺「べろちゅう」
梓「べべべべ、べろ!?」
俺「そ、それ」
梓「でででもそれ……」
俺「……」
梓「って、なに顔近づけてるんで――んんん!」
梓「でぃーぷきす?」
俺「べろちゅう」
梓「べべべべ、べろ!?」
俺「そ、それ」
梓「でででもそれ……」
俺「……」
梓「って、なに顔近づけてるんで――んんん!」
83: 2010/07/29(木) 00:52:28.08 ID:8qkn1l9c0
梓「ん――れろ――ぁむ」
梓「んん!――せ、先輩!」
俺「……ごめん、我慢できなくて」
梓「こういうのって……」
俺「?」
梓「こういうのって、恋人同士がするものですよね!?」
俺「で、でも、さ……」
梓「先輩、どうせ、女の子になら誰でもこういうことするんでしょう?」
俺「そんなことは……」
梓「んん!――せ、先輩!」
俺「……ごめん、我慢できなくて」
梓「こういうのって……」
俺「?」
梓「こういうのって、恋人同士がするものですよね!?」
俺「で、でも、さ……」
梓「先輩、どうせ、女の子になら誰でもこういうことするんでしょう?」
俺「そんなことは……」
84: 2010/07/29(木) 00:56:44.72 ID:8qkn1l9c0
梓「さっきだって誤魔化したし」
俺「……」
梓「わたしがこんなに好きなのに、そんなこと知りもしないで!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……すみません……もう寝ますね」
俺「あ、ああ……」
俺(――いっそこれも夢であってくれ!)
俺「……」
梓「わたしがこんなに好きなのに、そんなこと知りもしないで!」
俺「…………」
梓「…………」
梓「……すみません……もう寝ますね」
俺「あ、ああ……」
俺(――いっそこれも夢であってくれ!)
85: 2010/07/29(木) 01:00:52.28 ID:8qkn1l9c0
――コケコッコー――
――
俺「んん、ふあ」
俺(朝か)
俺「まだ寝てる……」
俺(……酷い事をしてしまった)
俺「あーこのまま漫画の茶番みたいに解決してくれればなー」
俺「……さて、どうしようか」
――
俺「んん、ふあ」
俺(朝か)
俺「まだ寝てる……」
俺(……酷い事をしてしまった)
俺「あーこのまま漫画の茶番みたいに解決してくれればなー」
俺「……さて、どうしようか」
86: 2010/07/29(木) 01:04:30.13 ID:8qkn1l9c0
梓「ん~~、ふわぁぁ」
梓「あ、せんぱい、おはようござ――」
梓「着替えなきゃ…」
俺「お、おはよう、出とくな……」
梓「……さきに朝済ましといてもいいですよ?」
俺「い、いや、待っとくよ」
梓「そうでうすか」
梓「あ、せんぱい、おはようござ――」
梓「着替えなきゃ…」
俺「お、おはよう、出とくな……」
梓「……さきに朝済ましといてもいいですよ?」
俺「い、いや、待っとくよ」
梓「そうでうすか」
87: 2010/07/29(木) 01:07:28.15 ID:8qkn1l9c0
俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺「打つ手――なし!」
俺「まあ、些細なことからやっていこう」
俺「そうすればチャンスが来るはずさ!」
俺「打つ手――なし!」
俺「まあ、些細なことからやっていこう」
俺「そうすればチャンスが来るはずさ!」
88: 2010/07/29(木) 01:11:35.75 ID:8qkn1l9c0
俺「よおおお!梓!朝ごはん用意しといたぜ!」
梓「そうですか、いただきます」
俺「どうだ!?」
梓「普通です」
俺「合格点か、良かったよかった」
梓「……まずい」
俺「嫌よ嫌よも好きのうちっていうしな!」
梓「微妙」
俺「次は頑張るぞ、梓」
梓「そうですか、いただきます」
俺「どうだ!?」
梓「普通です」
俺「合格点か、良かったよかった」
梓「……まずい」
俺「嫌よ嫌よも好きのうちっていうしな!」
梓「微妙」
俺「次は頑張るぞ、梓」
89: 2010/07/29(木) 01:15:26.52 ID:8qkn1l9c0
俺「ゲーム持ってきたからやろう」
梓「ゲーム嫌い」
俺「そういうと思ってLPも持ってきた、一緒に聞こう」
梓「1人で聴ける」
俺「2人でも聴ける」
梓「……お腹痛いからまた今度」
俺「正露丸も持ってきたぞ、梓」
梓「ゲーム嫌い」
俺「そういうと思ってLPも持ってきた、一緒に聞こう」
梓「1人で聴ける」
俺「2人でも聴ける」
梓「……お腹痛いからまた今度」
俺「正露丸も持ってきたぞ、梓」
91: 2010/07/29(木) 01:18:17.37 ID:8qkn1l9c0
梓「出かける」
俺「ボディガードしてやる」
梓「純と行くからいい」
俺「2人ともガードしてやる」
梓「……」
俺「もちろん、梓優先でだ」
俺「ボディガードしてやる」
梓「純と行くからいい」
俺「2人ともガードしてやる」
梓「……」
俺「もちろん、梓優先でだ」
93: 2010/07/29(木) 01:22:58.70 ID:8qkn1l9c0
――――
――
純「ねえ?後ろの男の人誰?」
梓「知らないっ」
純「今日、なんか不機嫌だね、梓」
梓「知らないもん」
純「……あの人が関係あるの?」
梓「か、関係ない!」
純「なんか嫌なことされたとか?」
梓「そんなんじゃないけど……」
純「……けど?」
――
純「ねえ?後ろの男の人誰?」
梓「知らないっ」
純「今日、なんか不機嫌だね、梓」
梓「知らないもん」
純「……あの人が関係あるの?」
梓「か、関係ない!」
純「なんか嫌なことされたとか?」
梓「そんなんじゃないけど……」
純「……けど?」
94: 2010/07/29(木) 01:27:03.36 ID:8qkn1l9c0
俺(おいおい……誰かあの二人を襲えよ…)
俺(でないと、ただのストーカーになってしまう)
俺(ここで梓を助けて、)
俺梓『きゃー、せんぱーい、ほれなおしましたー!』
俺(という展開にしなければ)
俺(あんな可愛いの放って置くな男たちよ!)
俺(でないと、ただのストーカーになってしまう)
俺(ここで梓を助けて、)
俺梓『きゃー、せんぱーい、ほれなおしましたー!』
俺(という展開にしなければ)
俺(あんな可愛いの放って置くな男たちよ!)
96: 2010/07/29(木) 01:32:01.44 ID:8qkn1l9c0
純「うわぁ……ノロケ……」
梓「ち、違うもん」
純「そんなんどっちもどっち」
純「相手は努力してるんだから、次は梓が頑張る番でしょ」
梓「いや」
純「いやって、このままの状態が続いてもいいの?」
梓「いや」
純「なら終わりにするしかないよ」
梓「……いや」
純「……なら答えは決まったね」
梓「ち、違うもん」
純「そんなんどっちもどっち」
純「相手は努力してるんだから、次は梓が頑張る番でしょ」
梓「いや」
純「いやって、このままの状態が続いてもいいの?」
梓「いや」
純「なら終わりにするしかないよ」
梓「……いや」
純「……なら答えは決まったね」
97: 2010/07/29(木) 01:34:53.55 ID:8qkn1l9c0
純「あ、パフェ2つお願いします」
梓「あれ、今金欠なんじゃ」
純「梓のおごりだけど?」
梓「なんで!?」
純「助言料」
梓「鬼だ……」
純「まーまー」
梓「うぅ……」
梓「あれ、今金欠なんじゃ」
純「梓のおごりだけど?」
梓「なんで!?」
純「助言料」
梓「鬼だ……」
純「まーまー」
梓「うぅ……」
98: 2010/07/29(木) 01:39:34.76 ID:8qkn1l9c0
俺(……なんか衝動買いしてしまった)
――切れない弦!!――1000円
俺(喜んでくれるだろうか…)
俺(ストーカーで終わってたまるか!)
俺(あ、別れた)
俺「ちゃああああんす!」
――切れない弦!!――1000円
俺(喜んでくれるだろうか…)
俺(ストーカーで終わってたまるか!)
俺(あ、別れた)
俺「ちゃああああんす!」
99: 2010/07/29(木) 01:40:34.02 ID:+DmIpI+A0
まさに俺得スレだなwwwwwww
101: 2010/07/29(木) 01:43:50.35 ID:8qkn1l9c0
――ドン
俺「え?」
不「あぁ?」
俺「え、あ、え、あ」
不「おい兄ちゃん」
俺「――切れない2弦!」
不「ぐお!いでっ、てめぇ…」
俺「切れない3弦!」
不「効くかっ」
俺「なっ」
俺「え?」
不「あぁ?」
俺「え、あ、え、あ」
不「おい兄ちゃん」
俺「――切れない2弦!」
不「ぐお!いでっ、てめぇ…」
俺「切れない3弦!」
不「効くかっ」
俺「なっ」
102: 2010/07/29(木) 01:49:24.11 ID:8qkn1l9c0
不「喧嘩売ったんだな?おう、買ってやる、よぉっ」
俺「ぐぅっ」
不「おいおい、武器がなけりゃただの雑魚じゃねえか?」
俺「切れない4・5弦!」
不「こんなもん……ふぁっぬう!」
俺「切られた?」
不「ふははは――――ぐぁっ……」
俺「へへへ弦は6弦まであるのさ」
俺「――終わりだ、1弦っ――――」
――――
――
俺「ぐぅっ」
不「おいおい、武器がなけりゃただの雑魚じゃねえか?」
俺「切れない4・5弦!」
不「こんなもん……ふぁっぬう!」
俺「切られた?」
不「ふははは――――ぐぁっ……」
俺「へへへ弦は6弦まであるのさ」
俺「――終わりだ、1弦っ――――」
――――
――
105: 2010/07/29(木) 01:54:30.73 ID:8qkn1l9c0
俺「ごめん!」
梓「い、いきなり、どうしたんですか?」
俺「切れない弦、折角買ったのに…切られてしまった」
梓「……よくわかりません…」
俺「あと……昨日の夜はすみませんでした」
梓「そ、そんな!頭上げてください!」
俺「でも……」
梓「あのときは、わたしも緊張してどうかしてました」
梓「わたしの方こそご免なさいです……」
梓「い、いきなり、どうしたんですか?」
俺「切れない弦、折角買ったのに…切られてしまった」
梓「……よくわかりません…」
俺「あと……昨日の夜はすみませんでした」
梓「そ、そんな!頭上げてください!」
俺「でも……」
梓「あのときは、わたしも緊張してどうかしてました」
梓「わたしの方こそご免なさいです……」
106: 2010/07/29(木) 02:01:03.91 ID:8qkn1l9c0
俺「梓」
梓「は、はひ!」
俺「なんていうか…その……」
梓「はい……」
俺「あ…梓のこと…好きだ」
梓「……」
俺「今日一日すごく実感した」
俺「梓のことやきもきさせすぎた……でも、こんな俺で良いなら……」
梓「……はい!」
梓「は、はひ!」
俺「なんていうか…その……」
梓「はい……」
俺「あ…梓のこと…好きだ」
梓「……」
俺「今日一日すごく実感した」
俺「梓のことやきもきさせすぎた……でも、こんな俺で良いなら……」
梓「……はい!」
109: 2010/07/29(木) 02:04:34.63 ID:8qkn1l9c0
俺「ということで、一緒にお風呂入ろう」
梓「ダメです」
梓「いきなり雰囲気壊さないでください」
俺「えー別にいいじゃんか。減るもんじゃなしに」
梓「今の先輩なら減らしかねません」
俺「だ、大丈夫」
梓「でもダメです」
俺「……けちなのは変わらないんだな」
梓「先輩次第ですよ」
梓「ダメです」
梓「いきなり雰囲気壊さないでください」
俺「えー別にいいじゃんか。減るもんじゃなしに」
梓「今の先輩なら減らしかねません」
俺「だ、大丈夫」
梓「でもダメです」
俺「……けちなのは変わらないんだな」
梓「先輩次第ですよ」
110: 2010/07/29(木) 02:11:43.60 ID:8qkn1l9c0
おしまい
107: 2010/07/29(木) 02:02:45.30 ID:GURadPpT0
感動した!
108: 2010/07/29(木) 02:03:25.91 ID:DQlJjp6/0
不良の下りいるかwwwwww
140: 2010/07/29(木) 04:10:03.39 ID:8qkn1l9c0
俺「梓の布団で寝るのも何度目だろう」
梓「ん、覚えてませんね」
俺「俺も」
梓「……布団、先輩の匂いがします……」
俺「ト、トンちゃんの臭いか?」
梓「ん?違いますよ?」
梓「ん、覚えてませんね」
俺「俺も」
梓「……布団、先輩の匂いがします……」
俺「ト、トンちゃんの臭いか?」
梓「ん?違いますよ?」
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