23: 2017/10/09(月) 16:48:14.12 ID:mVKg0BtG0
前回:ケース1. 本田未央
ケース2. 川島瑞樹
P「未央がレッスンへ行っている間も志希探しを頑張るぞ」
P「……さて。手がかりはないがどこからあたってみるかね」
トゥルルルル♪
P「ん? 電話?」
ピッ!
P「もしもし」
志希『あたしです』
P「貴様」
志希『貴様呼びは悲しいにゃ~♪』
24: 2017/10/09(月) 16:48:49.92 ID:mVKg0BtG0
P「どこにいるんだ?」
志希『大通りにある《堕天使のそよ風》っていう居酒屋さんにいるよん♪』
P「やけに素直だな。待っていろ。すぐに飛んで行く!」
志希『んふふふ♪』
ピッ!
P「行くぞぉぉぉ!」
タッタッタッ!!!!
志希『大通りにある《堕天使のそよ風》っていう居酒屋さんにいるよん♪』
P「やけに素直だな。待っていろ。すぐに飛んで行く!」
志希『んふふふ♪』
ピッ!
P「行くぞぉぉぉ!」
タッタッタッ!!!!
25: 2017/10/09(月) 16:49:34.03 ID:mVKg0BtG0
(居酒屋)
P「こんにちはー。未成年いますかー」
瑞樹「あら。プロデューサーくんじゃない」
P「なんだ瑞樹か」
瑞樹「なんだとは何よ。こう見えて私は5ちゃいの未成年なのよ? ダーブー」
P「人前で5歳児芸はやめなさい」
瑞樹「ブー! キャッキャ!」
P「はいはい。もう酔ってるのね。それより志希見なかった?」
瑞樹「志希ちゃんならさっき出て行ったわよー」
P「一歩遅かったか」
P「こんにちはー。未成年いますかー」
瑞樹「あら。プロデューサーくんじゃない」
P「なんだ瑞樹か」
瑞樹「なんだとは何よ。こう見えて私は5ちゃいの未成年なのよ? ダーブー」
P「人前で5歳児芸はやめなさい」
瑞樹「ブー! キャッキャ!」
P「はいはい。もう酔ってるのね。それより志希見なかった?」
瑞樹「志希ちゃんならさっき出て行ったわよー」
P「一歩遅かったか」
27: 2017/10/09(月) 16:50:07.84 ID:mVKg0BtG0
瑞樹「それより『あなた』」
P「……ん?」
瑞樹「呼び方のことをどうこう言うなら、私だって文句があるわよ。あなたも仕事以外の時くらい私のことを『ハニー』って呼んでよ」
P「」
瑞樹「何よその顔は。結婚してるんだから、私だってたまには甘々な呼ばれ方くらいしたいわ」
瑞樹「はい。リピートアフターミー。『ハニー』」
P「おのれ志希め。謀ったな」
瑞樹「こらっ。せめて英語くらい使いなさいよぉー!」
P「……ん?」
瑞樹「呼び方のことをどうこう言うなら、私だって文句があるわよ。あなたも仕事以外の時くらい私のことを『ハニー』って呼んでよ」
P「」
瑞樹「何よその顔は。結婚してるんだから、私だってたまには甘々な呼ばれ方くらいしたいわ」
瑞樹「はい。リピートアフターミー。『ハニー』」
P「おのれ志希め。謀ったな」
瑞樹「こらっ。せめて英語くらい使いなさいよぉー!」
28: 2017/10/09(月) 16:50:59.61 ID:mVKg0BtG0
(少しして)
瑞樹「ほらほら。座りなさい」
P「もう座ってる。座らされてる」
瑞樹「すみませーん。この人にもビールくださーい」
店員「あいよー」
P「普段1人で飲んでるの?」
瑞樹「まさか。今日はアダルティーズ(楓、心、美優、菜々あたりの20代後半組)と予定が合わなかっただけ」
瑞樹「……ていうか、仕事が終わったなら連絡しなさいよ。仮にも旦那でしょ?」
P「すまなかった」
瑞樹「ま、いつも助かってるから許してあげるわ。その代わり今日はとことん付き合ってもらうわよー♪」
P「忙しいのに」
瑞樹「あたしの酒が飲めにゃいのかー!」
P「呂律が微妙に回ってないね。うん」
瑞樹「ほらほら。座りなさい」
P「もう座ってる。座らされてる」
瑞樹「すみませーん。この人にもビールくださーい」
店員「あいよー」
P「普段1人で飲んでるの?」
瑞樹「まさか。今日はアダルティーズ(楓、心、美優、菜々あたりの20代後半組)と予定が合わなかっただけ」
瑞樹「……ていうか、仕事が終わったなら連絡しなさいよ。仮にも旦那でしょ?」
P「すまなかった」
瑞樹「ま、いつも助かってるから許してあげるわ。その代わり今日はとことん付き合ってもらうわよー♪」
P「忙しいのに」
瑞樹「あたしの酒が飲めにゃいのかー!」
P「呂律が微妙に回ってないね。うん」
29: 2017/10/09(月) 16:52:41.68 ID:mVKg0BtG0
(少しして)
瑞樹「だいたいねー。女が専業主婦。男が仕事なんて役割分担を決める時代はもうとっくに終わってるのよ~」
瑞樹「それを未だに『女は家。男は外』のスタイルを幸せだって信じて疑わない人たちに腹が立つわ」
瑞樹「男の人はもちろんだけど、女の人もそうよ。周りが押し付ける理想を自分の幸せだった決めつけちゃってさ」
ぐちぐちぐちぐち……
P「瑞樹は働いてるじゃん」
瑞樹「働いてるわ。働いているからこそ、たまーに現場の親父に『そろそろ家庭を優先させたらどうだ』なんて言われると向っ腹が立つのよ。ほっとけっつーの!」
P「まあまあ」
瑞樹「あー、もぉ。私も男に生まれたかーーー」
瑞樹「……」
P「……どした。途中で言いよどんで。『男に生まれたかった』って言おうとしたんじゃないのか?」
瑞樹「だいたいねー。女が専業主婦。男が仕事なんて役割分担を決める時代はもうとっくに終わってるのよ~」
瑞樹「それを未だに『女は家。男は外』のスタイルを幸せだって信じて疑わない人たちに腹が立つわ」
瑞樹「男の人はもちろんだけど、女の人もそうよ。周りが押し付ける理想を自分の幸せだった決めつけちゃってさ」
ぐちぐちぐちぐち……
P「瑞樹は働いてるじゃん」
瑞樹「働いてるわ。働いているからこそ、たまーに現場の親父に『そろそろ家庭を優先させたらどうだ』なんて言われると向っ腹が立つのよ。ほっとけっつーの!」
P「まあまあ」
瑞樹「あー、もぉ。私も男に生まれたかーーー」
瑞樹「……」
P「……どした。途中で言いよどんで。『男に生まれたかった』って言おうとしたんじゃないのか?」
30: 2017/10/09(月) 16:53:18.18 ID:mVKg0BtG0
瑞樹「言おうとしたけど、それはないもの」
P「なんで?」
瑞樹「だって。男だったらあなたと結婚できなかったじゃない」
すっ……トスッ……
瑞樹「……」
P「……おぅ」
瑞樹「ごめんなさい……時々、こうして吐き出したくなるの。甘えさせて頂戴……」
P「」
P「なんで?」
瑞樹「だって。男だったらあなたと結婚できなかったじゃない」
すっ……トスッ……
瑞樹「……」
P「……おぅ」
瑞樹「ごめんなさい……時々、こうして吐き出したくなるの。甘えさせて頂戴……」
P「」
31: 2017/10/09(月) 16:54:00.76 ID:mVKg0BtG0
P「(急にしっとり甘えてくるの……ずるいだろ……)」
P「(中身まで真面目にされたら普通にドキドキするわ)」
瑞樹「ねぇ、私が家事に専念したら。あなたは嬉しい……?」
P「うん?」
瑞樹「……自分では働いていたいって思うけれど……世間は必ずしも好意的に見てくれるとは限らないもの」
瑞樹「……あなたが望むなら私はアイドルをーーー」
P「瑞樹らしくもないな」
瑞樹「え?」
P「(中身まで真面目にされたら普通にドキドキするわ)」
瑞樹「ねぇ、私が家事に専念したら。あなたは嬉しい……?」
P「うん?」
瑞樹「……自分では働いていたいって思うけれど……世間は必ずしも好意的に見てくれるとは限らないもの」
瑞樹「……あなたが望むなら私はアイドルをーーー」
P「瑞樹らしくもないな」
瑞樹「え?」
32: 2017/10/09(月) 16:54:41.00 ID:mVKg0BtG0
P「周りがどう思うかなんて気にするなよ。好きなことをすればいいじゃないか」
P「それに。俺は瑞樹がアイドルをしてる姿が1番好きだぞ」
瑞樹「……」
P「俺は続けて欲しい」
瑞樹「……あなたって本当に……っ」
P「もしかして泣く?」
瑞樹「泣くわけないじゃない……そういうのを口にするのはいただけないわね」
P「なんだよ。子供扱いすんな」
瑞樹「ふふっ。あなた」
P「うん?」
瑞樹「愛してるわ」
P「」(ズキュゥン)
瑞樹「そろそろ帰りましょう」
瑞樹「今夜はめちゃくちゃにして……」
P「」
P「それに。俺は瑞樹がアイドルをしてる姿が1番好きだぞ」
瑞樹「……」
P「俺は続けて欲しい」
瑞樹「……あなたって本当に……っ」
P「もしかして泣く?」
瑞樹「泣くわけないじゃない……そういうのを口にするのはいただけないわね」
P「なんだよ。子供扱いすんな」
瑞樹「ふふっ。あなた」
P「うん?」
瑞樹「愛してるわ」
P「」(ズキュゥン)
瑞樹「そろそろ帰りましょう」
瑞樹「今夜はめちゃくちゃにして……」
P「」
33: 2017/10/09(月) 16:55:16.48 ID:mVKg0BtG0
(P宅近く)
スタスタスタ……
P「(普通に連れてきてしまったがどうしよう)」
瑞樹「……」
P「(俺と腕を組んでからずっと無言だし……なんかもたれかかってきてるし……何とも言えない色っぽさがあるし……)」
瑞樹「……」
P「(んー、困った)」
瑞樹「……」
P「(実に困った)」
スタスタスタ……
P「(普通に連れてきてしまったがどうしよう)」
瑞樹「……」
P「(俺と腕を組んでからずっと無言だし……なんかもたれかかってきてるし……何とも言えない色っぽさがあるし……)」
瑞樹「……」
P「(んー、困った)」
瑞樹「……」
P「(実に困った)」
34: 2017/10/09(月) 16:55:51.15 ID:mVKg0BtG0
(P宅)
ガチャ
P「ただいま」
瑞樹「あなた。このまま寝室に行きましょう」
P「シャワーを浴びてからーーー」
瑞樹「ダメよ。行きましょう」
ぎゅっ
P「おぅ」
ガチャ
P「ただいま」
瑞樹「あなた。このまま寝室に行きましょう」
P「シャワーを浴びてからーーー」
瑞樹「ダメよ。行きましょう」
ぎゅっ
P「おぅ」
35: 2017/10/09(月) 16:56:27.55 ID:mVKg0BtG0
(寝室)
バタン! がしっ!
瑞樹「もう無理……早く……」
P「瑞樹。落ち着け。落ち着いておくれ」
瑞樹「何を言ってるのよ……さぁ……始めましょーーー」
プシュゥゥ……(薬の切れる音)
瑞樹「……あら?」
P「ん?」
瑞樹「……どうして私はプロデューサーくんの上にまたがっているのかしら?」
P「薬が切れたか……よかった」
瑞樹「……」
バタン! がしっ!
瑞樹「もう無理……早く……」
P「瑞樹。落ち着け。落ち着いておくれ」
瑞樹「何を言ってるのよ……さぁ……始めましょーーー」
プシュゥゥ……(薬の切れる音)
瑞樹「……あら?」
P「ん?」
瑞樹「……どうして私はプロデューサーくんの上にまたがっているのかしら?」
P「薬が切れたか……よかった」
瑞樹「……」
36: 2017/10/09(月) 16:56:58.44 ID:mVKg0BtG0
キョロキョロ
瑞樹「ここはプロデューサーくんの部屋なの?」
P「そうだよ」
瑞樹「寝室なの?」
P「ああ」
瑞樹「……2人きり?」
P「……そ、そうですが」
瑞樹「……」(じゅるり)
P「ヒェ」
瑞樹「据え膳食わぬは女の恥、ね♪」
P「それ逆ぅ!」
P「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
【しばらく抵抗したら酔っ払って寝ました】
ケース2. 川島瑞樹 end
瑞樹「ここはプロデューサーくんの部屋なの?」
P「そうだよ」
瑞樹「寝室なの?」
P「ああ」
瑞樹「……2人きり?」
P「……そ、そうですが」
瑞樹「……」(じゅるり)
P「ヒェ」
瑞樹「据え膳食わぬは女の恥、ね♪」
P「それ逆ぅ!」
P「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
【しばらく抵抗したら酔っ払って寝ました】
ケース2. 川島瑞樹 end
37: 2017/10/09(月) 17:00:01.12 ID:mVKg0BtG0
(次の日)
瑞樹「♪」(ツヤツヤ)
P「」(げっそり)
瑞樹「おはようプロデューサーくん。どうかしたの? なんだか元気がないわね?」
P「……ナンデモナイヨ」
瑞樹「……ところで昨日、プロデューサーくんと少し飲んだあたりから記憶がないんだけど……何かあったのかしら?」
P「……ナニモナカッタヨ」
瑞樹「?」
P「それよりさ。もし志希を見つけたら捕まえておいてくれない?」
瑞樹「あら。あの子また何かやらかしたの?」
P「うん。お仕置きが必要なんだ。縄を渡しておくから縛っておいてくれ」
瑞樹「はいはい。縛るなんて乱暴な真似はしないわよ。それとなく話をつないで引き止めておくわ」
P「ありがとう。助かる」
瑞樹「あとでデートね♪」
P「検討しておきます」
瑞樹「絶対って言いなさいよぉー!」
38: 2017/10/09(月) 17:02:08.84 ID:mVKg0BtG0
休憩するぅ!
39: 2017/10/09(月) 17:18:28.57 ID:pB88IBc0o
川島さんかわいい
次回:ケース3. 新田美波
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