128: 2017/10/10(火) 19:12:58.87 ID:opCgGBM40


前回:ケース5. 宮本フレデリカ

ケース6. 鷺沢文香

(事務所)

P「ぐふぅ……連日のハプニングでさすがに身が持たない。ダレカタスケテ」

P「……」

パタリ

P「ああ……事務所のソファだけが俺を優しく包んでくれている気がする……俺もうソファと結婚するぅ……」

カチャ……

文香「……おはようございます」

P「おはよう文香。俺、ソファと結婚する」

文香「……?」
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129: 2017/10/10(火) 19:13:37.55 ID:opCgGBM40
P「ソファはいいぞー。何でも受け入れてくれるからなー」

文香「……まあ」

P「最高~」(ぐでー)

文香「……」

P「……あれ? 文香……さん?」

文香「……なんでしょうか?」

P「何か険しい表情だけど、怒ってる?」

文香「……多少」(むすー)

P「雰囲気的に多少じゃないね。結構だね。俺、何かしたっけ?」

文香「自分の胸に手を当てて……考えてみたらいかがでしょうか……?」

P「……」

文香「しいて言うならば……自分の妻を目の前にして……ソファをめとるなどという妄言を吐いたことについて……何か思うことはないのか、と」

P「ブルータスよ。お前もか」

130: 2017/10/10(火) 19:14:10.06 ID:opCgGBM40
文香「……腹を割った話をするのにここは適当ではありませんから……話は家に帰ってからじっくりと聞かせていただきます……」

P「あの。文香さん」

文香「帰りますよ……あなた」

P「話を聞いていただけませんか?」

文香「はい……帰ってから聞かせていただきますので安心してください……」

P「いま聞いてぇー」

ずりずりずり……

P「あああああああ」

131: 2017/10/10(火) 19:15:07.27 ID:opCgGBM40
(P宅)

文香「では、あなた……お話を聞いて差し上げます。存分に弁明なさってください……」

P「文香。お前は洗脳されているんだ。目を覚ませ」

文香「……」

P「ふ、文香?」

文香「まさか……謝罪するどころか子供のような言い訳をして……私に責任を押し付けるとは思いませんでした……」

文香「……少し……ほんの少しだけ悲しくなります」

文香「……」(つーっ)

P「な、泣かないでおくれ。文香」

文香「……泣いてなどいません」(ポロポロ)

P「ごめんっ!! 俺が悪かったからごめん!!」

文香「……」(ぐずっ)

132: 2017/10/10(火) 19:15:38.78 ID:opCgGBM40
P「何でもする。言い訳もしない。だから許して」

文香「……何でも、ですか」

P「も、もちろん」

文香「……」

P「……」

文香「……ん」

P「……」

文香「では……腕枕をしてもらえませんか……?」

P「腕枕?」

文香「……あの、恥ずかしながら……以前ドラマの現場でそのようなシーンを見て以来……」

文香「……私の……あ、憧れなのです……」

文香「恥ずかしいのですが……ぜひ」(ぼそり)

P「」(ズキュゥン)

133: 2017/10/10(火) 19:16:12.11 ID:opCgGBM40
(寝室)

P「おいで。文香」

文香「……では、失礼します……」

ぽすっ

P「……」

文香「……これは……筆舌にし難い心地よさと安心感がありますね……」

P「文香。顔がにやけてるよ?」

文香「……み、見ないでください……」

文香「その……意識しても顔が緩みきってしまうんです……」(にまにま)

P「ああ可愛い」

文香「お、お願いですから……あまり顔をマジマジと見ないでください///」

P「こんなにも可愛いのに見ないなんて選択肢があるだろうか。いやない」

文香「……意地悪……ですね///」

P「」(ズキュゥン)

134: 2017/10/10(火) 19:16:48.23 ID:opCgGBM40
文香「あ、あの……」

P「うん?」

文香「……出来れば、出来ればで良いのですが……その、腕枕をしたまま……胸に抱き寄せてはもらえないでしょうか……」

P「……」

文香「……優しく抱きしめてください」

P「」(ズキュゥン)

135: 2017/10/10(火) 19:18:08.63 ID:opCgGBM40
P「文香。そんなペースで心臓を撃ち抜かれたら俺の心労が溜まる一方だよ」

文香「?」

P「それはそうとして楽にしていたまえ」

だきっ……ぎゅっ……

文香「……あぅぅ」

P「なんか変な声出たな」

文香「……あなたが悪いのだと思います」

P「非難めいたその視線が可愛い。大変可愛い」

文香「……」(ジッ)

P「……?」

文香「……」(ジッ)

P「あの……文香さん?」

文香「……」(ジッ)

P「……」

P「(駄目だ。文香と目を合わせて見つめ合ってしまってる。目を離せん)」

136: 2017/10/10(火) 19:18:45.73 ID:opCgGBM40
文香「……」(ジッ)

P「……」(ジッ)

文香「……」(ジッ)

P「……」(ジッ)

文香「……」

P「……」

文香「……///」(カァァァァ)

P「勝った」

文香「……っ///」

もそもそ……

P「胸に顔を埋めてきてどうした」

文香「……わかっているのに聞かないでください……あなたはひどい人ですね……」

P「ごめん」

むぎゅー

文香「……不思議です……こんなにも意地が悪いのに……あなたのことが嫌いになれません……」

文香「……それ以上に……愛情を抱いているからでしょうか……ふふふ」

P「」(ズキュゥン)

137: 2017/10/10(火) 19:19:13.10 ID:opCgGBM40
文香「……」

むぎゅー

P「ああ。もうこのままずっといたい。最高だ」

文香「……」

文香「このままで……いいのですか?」

P「うん?」

文香「現状維持ではなく……その先など……いかがでしょうか……」

P「それは……まさか」

文香「……そのまさかです」

文香「……あなたとなら……」(にっこり)

P「」(ズキュゥン)

P「わぁい! もう我慢なんかするか! 文香ーーーー!」(ルパンダイブ)

プシュゥゥゥ(薬の切れた音)

P「あ。これいつものパターンだ」

138: 2017/10/10(火) 19:19:54.62 ID:opCgGBM40
文香「……!?」

ひょいっ……どすーん

文香「な……何をなさっているのですか……プロデューサーさん……?」(ドキドキ)

P「何でもない。何でもないんだ文香。転んだだけだよ」

文香「……そ、そうでしたか……驚きました」

P「それより腕枕の続きをしようか」

文香「……何の話ですか?」

P「(あ、そうか。薬で記憶がぼやけてるんだな)」

文香「……そんな……腕枕など」(そわそわ)

P「……わかりやすっ」

139: 2017/10/10(火) 19:20:46.27 ID:opCgGBM40
P「してほしいんだろー。ほれ」

ひょい……ぽすん

文香「……わ」

文香「……」

P「ん。どうよ?」

文香「……よくわかりませんね」

P「そうなのか?」

文香「……なので……もう少しだけ腕枕をしてみてください……」

文香「もしかしたら……心地よさがわかるかもしれません……」(にまにま)

P「(いやこれ。長く続けてもらうための口実だろ)」

文香「……♪」

P「何はともあれ幸せだ」

【1時間後。満足したらしい文香を送り届けました】

ケース6. 鷺沢文香

140: 2017/10/10(火) 19:21:27.43 ID:opCgGBM40
休憩します
休憩させろ

141: 2017/10/10(火) 19:39:48.66 ID:peJ17zu4O
しゅがは

142: 2017/10/10(火) 19:50:33.94 ID:hiWFx6QOo
休憩代行任せろ!
(嘘ですゆっくり休んでから続きオナシャス、できれば松本さん)


引用: 志希「魔薬! 『ツマニナール(妻になる)』を投薬しまくるよ♪」