106: 2015/10/11(日)01:46:43 ID:0sb
107: 2015/10/11(日)01:47:59 ID:0sb
ヒトヒトマルマル
ガチャ
陸奥「て、い、と、く♪」
提督「むっちゃんか、どうした?」
陸奥「午前中の演習終わったわよ」
提督「お、そうか。おつかれさん」
陸奥「いーえ」ニコ
提督「それで、どうだった?」
陸奥「どうだったと思う?」
提督「質問に質問で返すなよ…まぁ、むっちゃんが無傷みたいだから勝ったんじゃないか?」ニヤ
陸奥「失礼しちゃうわ」プクー
提督「そう膨れるな、ほら間宮券」スッ
陸奥「?…なんで?」
提督「演習頑張ったご褒美だよ」
陸奥「…今日の編成に駆逐艦はいないわよ?」
提督「知ってるよ、いらないのか?」
陸奥「そりゃまぁ、欲しいけど」
提督「なら遠慮しない、ほら」
陸奥「明日は雪ね」ウケトリ
提督「…むっちゃんが無傷だったからな」
陸奥「まだ言うの?」ジト
提督「嘘だ、うーそ」ベェ
陸奥「まったく」ハァ
陸奥「………」
105: 2015/10/11(日)01:45:40 ID:0sb
テスト
108: 2015/10/11(日)01:49:19 ID:0sb
陸奥「………ねぇ」
提督「ん?」
陸奥「…もし、私が実戦で…轟沈しそうになったらどうする?」
提督「うちは中破以上で即撤退がルールだ、ありえんよ」
陸奥「…万が一があるじゃない」
提督「加えてむっちゃんは戦艦だからな、余程の事がない限りーー」
陸奥「私だからでしょ?」
提督「………」
陸奥「不慮の事態…それこそ、火薬庫の爆発だって有りえるわけじゃない?」
陸奥「…そうなったら、どうするの?」ジィ
提督「………」
提督「すぐ、助けに行く」
提督「俺が行く、絶対に沈ませない」
提督「…絶対に、だ」
陸奥「ふーん」
提督「何でそんな事聞くんだ?」
陸奥「なーんとなくよ♪」ニコ
提督「…変なヤツ」
陸奥「余計なお世話ですー、それじゃ甘いもの食べてくるわねー」
スタスタ パタン
109: 2015/10/11(日)01:50:16 ID:0sb
提督「何だったんだ?あいつ」ハテ
赤城「………」
赤城「…提督は」ボソ
提督「ん?」
赤城「…私が轟沈しそうになったら、どうされますか?」
提督「……さぁな」
赤城「え?」
提督「お前ら一航戦は、ウチの最高戦力だ」
提督「轟沈はありえない、考えた事もない」
赤城「私達、随分と信頼されているのですね」ニコ
赤城「ですが、例えば…だったら?」
提督「………」
提督「…轟沈なんて、させるわけないだろ」
提督「沈む前に助けてやる」
赤城「………」
提督「だから、そんな悲しい事を言うんじゃない」
提督「…例え話でも、だめだからな?」
赤城「……はぃ」シュン
提督「おいおい、怒ってる訳じゃないから」
提督「な?」ナデナデ
赤城「は、はぃ」カァ
ーーー
ーー
ー
110: 2015/10/11(日)01:51:44 ID:0sb
ーちょっと前、陸奥が部屋から出た後ー
陸奥「………」テクテク
雪風「陸奥さん!こんにちはぁ!」
陸奥「…あら雪風じゃない」ニコ
雪風「演習の報告、終わったんですかぁ?」
陸奥「えぇ、今終わったところよ」
雪風「そうなんですか!…あれぇ?」
陸奥「どうしたの?」
雪風「いえ!陸奥さん、風邪引いちゃったんですかぁ?」
陸奥「えっ?どうして?」
雪風「陸奥のお顔、まっかですから!」
陸奥「っ!」ドキ
陸奥「あ、あらあら~…風邪かもしれないわね~」アセアセ
雪風「気をつけて下さいね!それでは!」バイバイ
陸奥「じゃ~ね~」フリフリ
陸奥「………」カガミチラ
陸奥「あ、あらあら~…ホントね~」マッカ
陸奥(貴方のせいなんだから…)
陸奥(…提督♪)
111: 2015/10/11(日)01:52:57 ID:0sb
ヒトフタマルマル
赤城「提督!お昼です!」ワクワク
提督「ご飯になると元気になるよな」アキレ
赤城「」ピシ
提督「……あー、沢山食べる女性っていいよなー」
赤城「」ピシピシ
提督「えーと…いっぱい食べる君が好き」
赤城「」ハッ
赤城「好き!?///」ボッ
提督「そこだけ掻い摘むなよ、ほら行くぞ」
赤城「あっ、はい」ドキドキ
ーーー
ーー
ー
112: 2015/10/11(日)01:53:41 ID:0sb
ー食堂ー
ギャーギャー!
提督「…なんか騒がしいな」
赤城「何かあったのでしょうか?」
提督「あっちだな、行きたくないが…」
赤城「ですねぇ」ニガワライ
提督「まぁ、揉め事なら見逃せないしな」
113: 2015/10/11(日)01:56:53 ID:0sb
瑞鶴「だーかーらー!提督さんはカツ丼が好きだって言ってるでしょ!?」
加賀「これだから五航戦は…」ハァ
加賀「いい?提督は私の作った肉じゃがが好きなの、分かって貰えたかしら」
瑞鶴「五航戦言うな!それと!何で加賀さんの限定なの!?」
加賀「妻の作る料理が一番なのは当たり前です」
瑞鶴「えっ…提督さん、加賀さんとケッコンしてたの…?」アゼン
翔鶴「瑞鶴!?間に受けないで!」
瑞鶴「嘘だったの!?」
加賀「嘘ではないわ」
114: 2015/10/11(日)01:57:55 ID:0sb
提督「いや、嘘だろ」
赤城「加賀さん嘘はよくないです」マガオ
加賀「………」
瑞鶴「やっぱり嘘じゃない!」
加賀「………」
瑞鶴「なに?加賀さんの妄想だったの?」ニヤ
加賀「…ち、違うわ」
瑞鶴「でも今、提督さんが嘘だって言ってたじゃない!」ビシッ
加賀「………」
瑞鶴「どうなの!」
加賀「………」ジワッ
提督「こらずいずい、加賀やん虐めたら怒るぞー」ペシ
瑞鶴「いたっ」
加賀「…提督」ヒシ
瑞鶴「あっ!どさくさに紛れて提督さんに引っ付くなー!」
加賀「提督、南部鉄板ツインテールが私を陥れようとします」ギュ
瑞鶴「なにそれ!馬鹿にしてるの!?」
加賀「こ、怖いわ」
瑞鶴「嘘付け!!」
115: 2015/10/11(日)01:59:22 ID:0sb
提督「お前ら、落ち着けって」ハァ
提督「何があったんだ?話してみろ」
赤城(…ケッコン)モワンモワン
ズイズイカクカクシカジカ
瑞鶴「それで、提督さんが好きな食べ物を話してたの」
提督「なるほどな」
加賀「…」ギュウ
翔鶴(何だかんだ加賀さんずっと提督に引っ付いてますね)ムー
提督「しかし、何でそれで喧嘩になるんだ?」
瑞鶴「だって加賀さん、嘘ばっかりなんだもん」ムー
提督「…ケッコンがどうとかって話か?」
加賀「………」カクレ
赤城(提督の背中の方に隠れましたね、まだ抱き着いたままですが)ムー
瑞鶴「それもだけど…提督さんが一番好きなの、自分が作った肉じゃがだって…」
116: 2015/10/11(日)02:00:11 ID:0sb
提督「それは本当だけど」
加賀「!!」
五航戦「「…え?」」
加賀「……提督」ギュウ-
提督「はいはい」ナデナデ
赤城「………」ムー
瑞鶴「な、なら!二番目は!?」
加賀「見苦しいわよ、五航戦」ドヤァ
提督「こら、加賀やん」
瑞鶴「提督さん!どうなの!?」イライラ
赤城(あぁ、この話やだなぁ…)
提督「二番目は…そうだなー」
赤城(早くご飯食べたい)モンモン
提督「ハンバーグかな」
加賀「!」
瑞鶴「そうなの!?」
翔鶴(そうなのね…覚えとこう)
赤城(…そうなんですね、覚えと…え?)
117: 2015/10/11(日)02:01:09 ID:0sb
提督「そうなんだよ、なー赤城ぃ」
赤城「えっ!そそそうなんですねー」ギクシャク
瑞鶴「……?」ハテ
翔鶴「……!」フム
加賀(赤城さん、やりますね…)
提督「そういうこった」
赤城「あ、あははー」
提督「もうくだらん事で喧嘩するんじゃないぞ、あと加賀やんは離れなさい」
加賀「嫌です」ギュウ
提督「ならそのままでいい、飯だ飯だ」スタスタ
赤城「あっ、待って下さい!」タタタッ
翔鶴(背中に引っ付いたまま一緒に歩いていっちゃった…)
瑞鶴(一航戦って、あんな人達だったっけ?)
118: 2015/10/11(日)02:01:42 ID:0sb
ヒトサンマルマル
ー執務室ー
提督「………」カキカキ
赤城「………」カキカキ
バタン!
比叡「提督!新しいカrー」
提督「飯の後だ帰れ」バタン
119: 2015/10/11(日)02:02:38 ID:0sb
比叡「提督ー!」ドンドン
カチャ
提督「…なんだよ」
比叡「だから!新しいカレーを」
バタン
比叡「何で閉めるんですか!」ドンドン
カチャ
提督「カレーなら間に合ってます」
比叡「そんな事言わずに!今度は素晴らしい出来ですから!」キラキラ
提督「なんだ?新しい兵装でも作ったのか?開発を許可した覚えはないぞ」
比叡「え?開発はしていませんが」クビカシゲ
提督「………」
赤城(見事なまでのボケ頃しね)
比叡「とにかく!食べてみて下さい!」キラキラ
提督「それはアレか?毒味的な意味でか?」
比叡「え?毒は入ってませんよ?」クビカシゲ
提督(こいつ嫌いかもしれない)
比叡「よく分からない事ばかり言わないで!さぁ!」
提督「…た、助けて…赤えもん」クルッ
120: 2015/10/11(日)02:03:17 ID:0sb
赤城「…ぐ、ぐーぐー」zzz
提督「………」チッ
赤城「!?」
比叡「あれ?赤城さん寝てますね…」
提督「あぁ、寝てる み た い だな」
赤城「………」ダラダラ
比叡「そんな事より提督!」キラキラ
提督「さっきも言ったが、昼飯を食べたばかりだ、すまないが…」
比叡「……あ」
比叡「そ、そうでしたか…それは…」
比叡「……失礼、しました」
121: 2015/10/11(日)02:04:10 ID:0sb
提督「……いや、本当に」
比叡「…いえ、私のタイミングが悪かっただけなので…それでは、失礼しました」パタン
提督(これじゃ俺が悪者みたいじゃないか…)
ドアゴシ
比叡「…ひっ、ひえぇ」ポロポロ
比叡「て、提督の…為に…作った、のに…」
比叡「……ひえぇぇん」ポロポロ
提督(あ、みたいじゃなくて悪者だこれ)
バタン
比叡「ひえっ!?」ビク
提督「ほらよこせよ」
比叡「……?」カシゲ
提督「何でだよ、カレー…食わせろって」
比叡「!」
比叡「食べて、くれるんですか!」ゴシッ
提督「…あ、あぁ」
比叡「頑張って作った甲斐がありました!」キラキラ
提督(だ、大丈夫かな)ダラダラ
122: 2015/10/11(日)02:05:12 ID:0sb
ー実食ー
比叡「さぁ!比叡特製カレーNo.13です!」スッ
提督(とりあえず不吉な番号なのは気のせいとして…)
提督(この異次元な色した…なんだろう?これ)
123: 2015/10/11(日)02:05:59 ID:0sb
比叡「今回は、今まで使っていた従来のカレースパイスを一切使用していない完全オリジナルカレーです!」ドヤァ
提督「わ、わぁ!すごいなぁ!」
提督(カレースパイスを使わないこれは、既にカレーではないのでは?)
比叡「その変わり、ではありませんが比叡考案のスパイスを使っていますので…あっ、何を使ったかは秘密です!」ニコ
提督「そ、そうなのかー」
提督(安全な食の為に是可否にも公開していただきたい)
比叡「それでは、どうぞ!」キラキラ
提督「お、おいしそうだなー」
提督(くぅ、なんだこれ…ルーがやっすいゼリーみたいにボソッとしてる…)
提督(し、白ご飯に絡めて…)
124: 2015/10/11(日)02:06:39 ID:0sb
白ご飯「ウニッ」
提督(な!今なんか1粒動いた!)
125: 2015/10/11(日)02:07:09 ID:0sb
提督「………」ダラダラ
比叡「どうしたのですか?」キョトン
提督「いや…なんでも、ない」
提督「………」スゥ、ハァー
提督「いただきまーー」パク
提督「ーーぁぁああああっしゃ!!」バターン
比叡「提督!?大丈夫ですか!?ていとーー
ーーー
ーー
ー
126: 2015/10/11(日)02:08:04 ID:0sb
※お使いの端末は正常です
????
ー???ー
ガチャ
??「てv_r@q〆々?/!!」
提督「々〒÷|+→+?」アレ
??「<々1→7・々^・〒|+・=」
提督「$♪・|]-%〆々::・=×」ナンデ
??「lx|+:=―|,:=・||%・…÷」ツカツカ
提督「|〒:=:|・|^…<$!!!」マテ、ヤメロ
??「|$1:|<××〆!!」ガッ
提督「=?6…<=%|〆」イヤダヤメロ
??「÷$:<|=%÷々:|―→〒÷」
??「〆〆〆〆〆〆〆〆〆!!!」
127: 2015/10/11(日)02:08:36 ID:0sb
提督「うわぁぁぁぁあ!!!!!」ガバッ
ヒトヨンマルマル
ー救護室ー
128: 2015/10/11(日)02:09:12 ID:0sb
「だ、大丈夫ですか!」ビク
提督「やめろ!来るな!!」
「落ち着いて下さい」ギュウ
提督「離せ!離せ…あれ?」パチクリ
提督「…加賀やん」ホッ
加賀「大丈夫です、提督」ギュウ
赤城「よ、よかった」ヘナヘナ
提督「あれ?俺…」
加賀「司令室から赤城さんがこの世の終わりかの様な表情で出てきたので行ってみたら」
加賀「表現できない色でもがき苦しむ提督と、真っ青になった比叡を発見したのでここに運ばせていただきました」
提督「そうか、俺比叡のカレー食べて…」ウッ
加賀「運ばれている最中に心肺停止になった時は本当にどうなるかと…」
提督「…ははっ、そんななってたの?」タラ
赤城「本当に、心配したんですから!」グスッ
129: 2015/10/11(日)02:09:58 ID:0sb
提督「え?誰?」
赤城「えっ?」
130: 2015/10/11(日)02:11:31 ID:0sb
加賀「…提督、まさかあまりのショックで記憶喪失に…?」
提督「いや、加賀やんは分かる。てかこの人以外の事は全部覚えてる」
赤城「」
加賀「?」
提督「上官の命懸けの救難信号をたぬき寝入りでスルーする部下なんて覚えてない」ハッキリ
赤城「」
加賀「赤城さん…?」
赤城「」
提督「とにかくだ、俺はもう大丈ー」フラッ
加賀「まだ動いてはいけません」
提督「…みたいだな」
提督「そういえば、比叡は?」
加賀「…今は部屋にいます」
提督「そうか、大丈夫そう?」
加賀「…恐らく」
提督「動ける様になったら行ってやらんとな」ハァ
131: 2015/10/11(日)02:12:21 ID:0sb
加賀「…提督は、優しいのね」ボソ
提督「え?」
加賀「なんでもありません」
加賀「それより、もう少しお休みになられて下さい」
提督「…そうだな、お言葉に甘えよう」ポフ
加賀「それでは、何かあったら隣の部屋に明石がいますので…」
加賀「行きますよ赤城さん」
赤城「」
パタン
提督「……氏にかけたんだ、俺」
132: 2015/10/11(日)02:13:09 ID:0sb
すいません眠いです。
また明日、おやすみなさい
また明日、おやすみなさい
134: 2015/10/12(月)22:31:32 ID:i6p
こんばんはイッチです
ちょこっと再開しますー
ちょこっと再開しますー
135: 2015/10/12(月)22:32:36 ID:i6p
ヒトゴーマルマル
ー提督の部屋ー
コンコン
提督「はぁいー」
赤城「…提督」ガチャ
提督「…赤…誰ですか?」
赤城「………」
提督「……なんだよ」
赤城「…おやつをお持ちしました」
提督「そっか」
赤城「…今日はおはぎです」コト
提督「…うん」
赤城「………」
提督「………」モグモグ
赤城「……あの」
提督「ん」
赤城「…カレーの件、すいませんでした」
提督「………」
136: 2015/10/12(月)22:33:06 ID:i6p
提督「…いいよ、別に」
赤城「………」シュン
提督「怒って言ってる訳じゃないからな」
赤城「…はい」
提督「よくよく考えたら、お前も比叡カレーの被害者だったしな」
赤城「………」
提督「俺がお前の立場だったら同じようにしてるよ」
赤城「ですが、提督は命の危機に…」
提督「まぁ、生きてるからいんじゃね?」
赤城「………」
提督「結果オーライだよ、ほら」スッ
赤城「……えっ」パチクリ
137: 2015/10/12(月)22:33:40 ID:i6p
提督「おはぎだよ、どうせ赤城の事だ」
提督「申し訳ないとか思って持ってきてないんだろ?」
赤城「そ、そうですが」
提督「だから、ほら」アーン
赤城「いや、でも」アセアセ
提督「なんだいらないのか?」ヒッコメ
赤城「あっ」
提督「おはぎ、好きなんだろ?」
赤城「……好きです」ボソ
提督「知ってる」ニッ
赤城「……っ」カァ
提督「あーん」スッ
赤城「………」アーン
ぱく
赤城「………」モ、モグモグ ゴクン
赤城「………」ウツムキ
提督「うまいか?」
赤城「……は、はい」カァ
提督「そっか」ニコ
138: 2015/10/12(月)22:34:22 ID:i6p
提督「さ、俺ちょっと比叡のとこ行ってくるから」ヨットコサ
赤城「あっ、まだ動いては!」アセ
提督「大丈夫だって、ほら」ムキ
赤城「もう…」
赤城「気を付けて下さい、ね?」コマリエガオ
提督「あぁ、分かってる」ニッ
スタスタ バタン
赤城「………」
赤城「………」カァァア
赤城「……もう」ポフ
赤城「………」フトンギュ
139: 2015/10/12(月)22:35:03 ID:i6p
ヒトロクマルマル
コンコン
比叡「……はい」
提督「お、起きてるな」ガチャ
比叡「てててっ、提督!?」ガバッ
提督「何で布団被るんだよ」
比叡「…だって」
比叡「……会わせる顔が、ありません」
提督「今に始まった事じゃないだろ?」ニッ
比叡「……ごめんなさい」マルッ
提督「じ、冗談だよ」アセ
比叡「………」
140: 2015/10/12(月)22:35:48 ID:i6p
提督「…あのな、比叡」
比叡「……はぃ」
提督「確かにお前のカレーは…ちょっと兵器的だ」
比叡「………」モゾマルッ
提督「…だけど、俺の為に作ってくれた事は嬉しかった」
比叡「………」モゾ
提督「だから…」
比叡「……ひぇ」グス
142: 2015/10/12(月)22:41:19 ID:i6p
提督「…また、カレー作ってくれ」ポリ
比叡「…ひぇ?」モゾ チラ
提督「だーかーらー」
提督「またカレー食わせろって言ってんだよ!」ガバッ
比叡「ひぇぇ!布団返して下さい!」イヤイヤ
提督「嫌だね、またカレー作るなら返してやる」
比叡「…それは」
比叡「また大変な事に、なりますから…」
提督「……あー、だったらな」
提督「レトルトカレーでいいから」
比叡「………それは嫌です」プイ
143: 2015/10/12(月)22:41:43 ID:i6p
提督「なら、どうする?」
比叡「………練習します」
提督「そうだな」ニコ
比叡「…絶対、美味しいカレー作ります」
提督「楽しみにしてる」
比叡「その時は、食べてくれますか?」ウワメ
提督「あぁ、もちろんだ」ナデナデ
比叡「…ひぇっ」カァ
提督「元気でたか?」ナデナデ
比叡「は、はい」ナデラレ
提督「よし、なら俺は戻るぞ」スクッ
比叡「あっ」
提督「え?」
比叡「…いえ」
提督「そっか、じゃーなー」ノシ
バタン
比叡「…提督」ボソ
比叡「…ありがとうございました」ニコ
144: 2015/10/12(月)22:42:30 ID:i6p
ヒトナナマルマル
ー執務室ー
バァンッ!!
赤城「何ですか!!?」
提督「クソ野郎が、始末してやる」ジャカッ!
赤城「なっ、提督!それは!?」
提督「スパス12」チャッ
赤城「そういう事を聞いているのではーー」
提督「シッ!」
赤城「!!」ング
シーーン
赤城(あれ?開いた扉の所…誰もいません)
提督「…んー」
クルッ!
提督「…甘いねぇ」チャキ
??「………」ジュウコウムケラレ
145: 2015/10/12(月)22:43:07 ID:i6p
提督「…なー、川内?」ニコ
川内「また負けちゃったぁ」ニヘヘ
赤城「いつの間に提督の後ろに!?」
川内「それはこっちのセリフだよ」
川内「何で後ろにいたのバレたのかなぁ」ハァ
提督「移動してる間はマジでわからんかったけどな」
提督「お前、ギリギリんとこで殺気を隠せてないんだもん」
川内「ほんとー?完全に消せてたと思ってたのになー」ショボン
146: 2015/10/12(月)22:43:33 ID:i6p
赤城「殺気って、頃すつもりだったんですか?」
川内「だったら?」キョトン
赤城「………」スッ ギチッ
提督「お、おい」
川内「なにしてるの?」スッ
赤城「提督を殺そうとしたんでしょう?」キッ
川内「だったら、何?」チャキッ
赤城「私が、させません」ギリギリ
川内「そんなものーー」
147: 2015/10/12(月)22:43:57 ID:i6p
ダァンッ!!
赤城「きゃあ!」
川内「っ!!」
提督「やめんか貴様ら」
提督「喧嘩するにも限度があるだろ」ジャカッ
…コロン
148: 2015/10/12(月)22:44:30 ID:i6p
赤城「ですが!」
提督「こら」ペシッ
赤城「あいたっ」
川内「先に矢を向けてきたのは赤城さーー」
提督「お前も」ペシッ
川内「きゃんっ」
提督「ったく、川内は下手な挑発をするんじゃないの」
川内「…はーい」プイ
提督「赤城、お前も感情的になったらだめでしょ」
赤城「………」
提督「川内がほんとに俺を頃すと思うか?」
赤城「………」
提督「こいつなりのスキンシップなんだよ」
川内「そうだそうだー」ヤイヤイ
提督「…おい」ギロ
川内「あ、いや」ゾクッ
提督「川内、部屋に戻れ」
川内「…はぁい」
ーーー
ーー
ー
149: 2015/10/12(月)22:44:55 ID:i6p
提督「…赤城」
赤城「なんですか?」
提督「いや、えーと」
提督「離れてくれない?」
赤城「嫌です」ギュウ
提督「なんで?」
赤城「提督が殺さたら嫌なので」
提督「…だからぁ」ハァ
赤城「提督は私が護ります」ギュウ
提督「…それじゃあ護れないよね」
赤城「大丈夫です」ギュウゥゥ
提督「離しあだだだ」
赤城「………ダメです」ギュウゥゥ
150: 2015/10/12(月)22:50:05 ID:i6p
相変わらず短いけどここまで
なんかマンネリ感が否めない…?
なんかマンネリ感が否めない…?
154: 2015/10/13(火)23:57:31 ID:VwL
ヒトハチマルマル
提督「…やっと開放された」グッタリ
赤城「提督が悪いです」ムー
提督「まぁまぁ、俺は氏なんから、な?」
赤城「…はい」
…パラ
提督「ん?」ミアゲ
赤城「え?」ミアゲ
テンジョウアナダラケ
赤城「提督、これって」
提督「…あぁ」タラー
赤城「これは…不味いですね…」
提督「…鳳翔さんにだけは見つかったらだめだ」
赤城「ほ、鳳翔さん…ですか」ダラダラ
提督「…そ、そうだ」ダラダラ
コンコン
提督・赤城「!!!?」ビックゥ
提督「だだだ誰だぁ!?」ウラゴエ
155: 2015/10/13(火)23:58:12 ID:VwL
鳳翔「…?鳳翔です」
赤城(積みました)
鳳翔「ご夕飯の件なんですが…入ってもよろしいでしょうか?」
提督「」
赤城(…あ、クシャミがでそうです)ムズムズ
提督「…いっ」
提督「今…今、全裸だから!」
赤城「!?」
鳳翔「えっ?何故ですか?」アセ
提督「…それは…その…」
赤城(咄嗟の誤魔化しが適当すぎます…あ)ムズ
鳳翔「…提督?」
赤城(はっ)
赤城「くしゅん」
156: 2015/10/13(火)23:58:46 ID:VwL
鳳翔「………」
提督「…ほ、鳳翔?」ダラダラ
鳳翔「……///」カァァア
赤城「…?」ズズー
鳳翔「ま、まだ日も落ちてない内から何を…!!」
提督「は!?」
鳳翔「赤城も赤城です!」
赤城「!?」ハナチーン
鳳翔「二人が中睦まじいのは存じていましたが!もう少し節度を持って下さい!」
鳳翔「加賀の事もあります!あの娘、泣きますよ!?」
鳳翔「し、心配して損しました!失礼します!」スタスタスタ
提督「ちょ、ちょっと鳳翔!?」
シーーン
提督「…あ」
提督「…参ったな」ポリ
赤城「………」
赤城「……よし」グッ
157: 2015/10/14(水)00:01:26 ID:TbI
ヒトキュウマルマル
ー食堂ー
ワイワイガヤガヤ
アッ!ワタシノエビフライ!ガイシュウイッショクヨ
提督「賑やかだな」
赤城「今日はみんな非番でしたから」
提督「…そうか」ソワ
赤城「どうされました?」
提督「いや、天井の事でな」ボソ
赤城「あぁ、そういえばでしたね」ボソ
提督「うん、バレる前に治さないと」コソ
赤城「何で鎮守府の長が怯えているんですか」コソ
提督「いや、鳳翔怖いし」ボソ
赤城「分かります」ボソ
158: 2015/10/14(水)00:02:31 ID:TbI
提督「とりあえずご飯食べたら行動だ」コソ
赤城「慢心してはダメですね」コソ
提督「そうだ、とりあえず今は周りに悟られないように毅然としていよう」ボソ
赤城「そうですね」ボソ
提督「…あと、鳳翔がすんごい軽蔑の視線を送ってきてるんだけど…」
赤城「それは大丈夫です♪」フンス
サクセンハ、ノーキルノーアラートダ
ナンデスカソレ?
コソコソボソボソ
159: 2015/10/14(水)00:02:54 ID:TbI
周りの艦娘「アノフタリナニシテルノカナ?」ザワザワ
瑞鶴「エビフライ返せー!」グイグイ
加賀「…あの2人、仲良さそうね」ガンメンオサエ
160: 2015/10/14(水)00:03:28 ID:TbI
フタマルマルマル
ー執務室ー
…パラ
提督「くそ、やばいな」サッサッ
赤城「…落ちてきそうですね」
提督「物騒な事言うなよ、俺の真上なんだから」ビク
赤城「急がないといけませんね」
提督「大丈夫だ、作戦は考えてある」
161: 2015/10/14(水)00:04:18 ID:TbI
ー作戦会議ー
鬼軍曹「いいか、赤g…コードネーム『烈風』、これより作戦名『ドキがムネムネ!執務室の天井をコッソリ明石にチップを渡して直してもらおう』を発動する」キリッ
烈風「作戦名が慢心ですよ提t…軍曹殿」
烈風「あと…烈風?知らない子ね」シレ
鬼軍曹「テンプレご苦労、あと慢心って何?ぼくお子様だからわからない」
烈風「無駄話が多いです。そういうのを慢心と言うんですよ」
鬼軍曹「無駄口が多いのは貴様だ、吾輩は『マッチョも黙る鬼軍曹』なるぞ」ドヤァ
烈風「なんですかそれ…」
鬼軍曹「ぐっ、ノリの悪い奴だな」
鬼軍曹「まぁいい、早速作戦の説明に移ろう」
鬼軍曹「今回の作戦はこうだ」パチン
162: 2015/10/14(水)00:05:36 ID:TbI
シュタッ
夜戦「はぁーい!」
烈風「うわっ、川内さん!?」
夜戦「川内じゃないよ!コードネーム『夜戦』だよ」キリッ
烈風「あ、そうでしたか」
鬼軍曹「うむ、今回の作戦の要は川内…夜戦だ」
夜戦「えっ!?夜戦!?」キラキラ
鬼軍曹「ええい紛らわしい!お前打ち合わせの時からその下り何回目だよ!」
烈風(打ち合わせ?)
夜戦「そうだったね」ショボン
鬼軍曹「自分で名乗っておきながら何なんだよ…」
烈風「…それで、作戦内容とは?」
鬼軍曹「あぁ、話が脱線してしまったな」
鬼軍曹「作戦は、こうだっ!!」バーーン
163: 2015/10/14(水)00:06:57 ID:TbI
川内がニンジャしながら明石の元へ
↓
明石に事情を説明
↓
盗聴不可プライベートライン(携帯電話)を使って明石に状況を伝え、報酬をチラつかせる
↓
必要最低限の道具と材料を持って執務室へ
↓
作業の音を誤魔化す為に執務室クラブ化
↓
天井はばっちり治った!
↓
Congratulation!!
鬼軍曹「こんな感じだ」
烈風「これ、私いりませんよね」ジト
鬼軍曹「何を言うか烈風」
鬼軍曹「貴様が俺の隣に待機している事が、どれだけ心の支えになると思っている?」
烈風「…提督」キュン
烈風「分かりました。一航戦赤城、提督の心の支えになります」
提督「…あ、おう」テレ
鬼軍曹「んんっ、では作戦を始動する」
鬼軍曹「夜戦、頼んだぞ」
夜戦「えっ!夜戦!?」キラキラ
鬼軍曹「ぶっ〇すぞ早く行け」
夜戦「あっ、そっか」
夜戦「行ってきまーす」シュタッ
164: 2015/10/14(水)00:07:25 ID:TbI
赤城「私達はじっとしているだけですが、慢心の無い完璧な作戦ですね」キリ←慢心
提督「だろ?」ドヤァ←慢心
165: 2015/10/14(水)00:08:10 ID:TbI
フタヒトマルマル
『こちら夜戦、これより工廠に潜入する』
『了解、てか時間かかり過ぎだろ!?』
『ニンジャしてたからねー』ニヒヒ
『あんま変な事して怪しまれんなよ』ハァ
『はーい』ルン♪
『余計な話は終わりだ、頼んだぞ』
『了解』
166: 2015/10/14(水)00:09:47 ID:TbI
提督「…ふぅ」
赤城「暇ですね」
提督「気を抜くな赤城、作戦は終わるまでが作戦だ」
赤城「は、はい…」
赤城(変なコードネームはやめたんですね)
提督「…問題なく事が運べばいいけど」フム
赤城「何か気がかりが?」
提督「…何か嫌な予感がする」
赤城「はぁ」
提督「…杞憂だったらいいけどね」
赤城(露骨なフラグですね)
提督「んー、緊張したら喉が乾いた…」
赤城「お茶、煎れましょうか?」
提督「あぁ、頼mーー」
コンコン
ーーー
ーー
ー
167: 2015/10/14(水)00:11:08 ID:TbI
シュタ
川内「ダクトの中からこんにちは~♪」
明石「あら、どうしたの?」
川内「ちょっとお話が」
明石「…これ?」シーッ
川内「はい」
明石「提督絡みでしょ?」ボソ
川内「…うん」
明石「了解♪ついてきて」スタスタ
川内(明石さん、対応に慣れてる…)
川内(これ、普段から提督と何かしら企んでるのかな)ニシシ
スタスタスタ
明石「ここよ、入って」ガチャギィィ
川内「ここ…地下?」
明石「そ、ここなら盗聴の心配もないから大丈夫」ドヤッ
川内「は、はぁ」
168: 2015/10/14(水)00:11:42 ID:TbI
ー地下室ー
川内「割と広いんだね」ミワタシ
明石「まぁねぇ」ドヤァ
川内「あれ何?」ユビサシ
明石「んー、どれ?」
川内「あの、黒いベールがかかってるおっきいやつ」
明石「あっ、あれねー…機械?」
川内「…何で疑問形なのさ」ジト
明石「え、えーとね、あれは…」シドロモドロ
川内「………」ジトー
明石「…提督の大切な物なの」
川内「…へぇ」
川内「…見ていい?」ジッ
明石「だっ、ダメに決まってるでしょ!?」
明石「あれは私ですら提督の許可なく触れないんだから」アセアセ
川内(…明石さんの目、嘘ついてないね)
川内「…わかったよー」
明石「ごめんね…あと…」
川内「…口外厳禁なんでしょ?」ニコ
明石「話が早くて助かるわ」ニコ
明石「それで、提督絡みの話ってのは?」
川内「あぁ、それがねーーー」
172: 2015/10/16(金)21:34:39 ID:GUQ
フタフタマルマル
ー執務室ー
コンコン
提督「!」
赤城「…誰でしょうか?」ボソ
提督「わからんが…」ボソ
提督「…誰だ?」
加賀「私です」
提督「加賀やんだ」ボソ
赤城「なら大丈夫じゃないですか?」ボソ
提督「…いやしかし、あまり事を大きくしたくないんだよなぁ」ボソ
173: 2015/10/16(金)21:35:18 ID:GUQ
加賀「…提督?」
提督「あっ、加賀やん…えーとね」
加賀「…中に入れてもらえないかしら」
提督「あの…それがねー…」
加賀「…私、邪魔でしたか?」
提督「えっ?」
加賀「いえ、提督の歯切れが悪かったので」
提督「いや、邪魔とかじゃないんだけど…」
加賀「私に、隠し事ですか?」イッコウセンニラミ
提督「加賀やん多分怒ってるねこれ」ボソ
赤城「提督が大好きですからね」ボソ
提督「…うん、まぁ…うん」テレ
赤城「…加賀さんには、教えてもいいのでは?」ボソ
加賀「提督?」
提督「そうだねぇ、機嫌損ねてもアレだしーー」
174: 2015/10/16(金)21:35:44 ID:GUQ
加賀「頭にきました」ガチャ
提督「おおう!?」
加賀「………」イッコウセンニラミ
提督「……やぁ、加賀やん」ヒキツリ
加賀「………」チラ
赤城「…こんばんは、加賀さん」アセアセ
加賀「二人とも、私に何を隠しているの?」
提督「えっとな…赤城?」
加賀「………」
赤城「提督が言って下さいよ」
加賀「提督」
提督「…はい」
加賀「泣きますよ」
提督「泣かないで、言うから」
175: 2015/10/16(金)21:36:20 ID:GUQ
ズイズイカクカク
加賀「…なるほど」ギュウ
提督「あのさ」
加賀「嫌です」ギュウゥ
提督「でもさ、赤城が…」チラ
赤城「………」プイ
提督「な?」
加賀「…提督は私をのけ者にしました」
提督「のけ者って」
加賀「赤城さんばっかりずるいです」ギュウ
加賀「私は、必要ないですか?」ジッ
提督「………」
提督「…馬鹿だな」ギュ
加賀「あ…」
赤城「………」ムーッ
176: 2015/10/16(金)21:37:07 ID:GUQ
赤城「………」ムーッ
赤城「……んんっ!」セキバライ
提督「…赤城?」
赤城「…今は作戦中なのでは?」イッコウセンニラミ
提督「あ、あぁそうだったな」
提督「加賀やん、すまないが…」
加賀「……はい」ハナレ
加賀「…ごめんなさいね」イッコウセンチラミ
赤城「………」
加賀「………」
ズズズズズ…
177: 2015/10/16(金)21:37:56 ID:GUQ
提督「こらお前ら、やめんか」
赤城「…はい」バチバチ
加賀「…わかりました」バチバチ
pipipipipi
提督「…あ、川内だ」ピッ
提督「川内かーーー
178: 2015/10/16(金)21:38:22 ID:GUQ
フタサンマルマル
ー地下室ー
川内「はい、明石さん」スッ
明石「はいよ、もしもしー」
ズイズイカクカク
明石「了解、すぐ行きますねー」ピッ
明石「なんだー、天井の修理かー」ザンネン
川内「何で残念そうなの…?」
明石「ううん、なんでも♪」
明石「さ、行きましょうか」
川内(腑に落ちないなぁ)
スタスタスタ
179: 2015/10/16(金)21:38:49 ID:GUQ
ーーー
ーー
ー
ー執務室ー
提督「さて、二人が到着するまでに済ませたこれこそが」
赤城「今回の作戦においての要とも言える部分ですね」
加賀「流石に気分が高揚します」キラキラ
提督「しかしアレだな、結構かかったな」
赤城「家具コインも殆ど残ってないですね」
提督「!?」
加賀「何を驚いているの?」
提督「このセット作るのに家具コイン使うの…?」
赤城「…知らずに用意していたんですか?」
提督「そ、そんな…檜風呂が…」チーン
180: 2015/10/16(金)21:39:25 ID:GUQ
加賀「……」ナデナデ
提督「か、加賀やぁぁん」ビエー
赤城「!?」
加賀「また頑張って貯めましょう?」ナデ
提督「…ぅん」グスッ
加賀(そしたら一緒に入ってくれるかしら)
赤城(とか考えてるんでしょうね)
赤城(まぁ、私もなんですけど)
コンコンココン
提督「お、明石だ、入れ入れ」
ガチャ
181: 2015/10/16(金)21:39:58 ID:GUQ
明石「提督、きましたyうぉい!」
提督「?」
明石「何ですかこの馬鹿が夜な夜な集まって重低音を垂れ流してそうなセットは!?」
提督「川内から聞いてないの?」
明石「…あぁ、これのこと言ってたのね」
提督「そういうワケだ」ドヤァ
明石「まぁ何でもいいですけど、それより問題の箇所は?」
提督「あぁ、ここ」ユビサシ↑
明石「え?あぁ…なるほど」
明石「これならそんなに時間かかりませんよ!オマケで金ダライでも落ちるようにしておきましょうか?」
提督「俺はいかりやか」
明石「何ですかそれ?」
提督「いや、何でもない」
182: 2015/10/16(金)21:40:23 ID:GUQ
明石「では、早速始めますね」
提督「お、そうか」
提督「赤城、MusicStart!!」ビシッ
赤城「は、はい!」ポチ
183: 2015/10/16(金)21:41:41 ID:GUQ
ドゥーンドゥーンドゥーンドゥーン!!
イエイエイエイエー!!マザファッカー!!
加賀「うるさいです」
提督「えー!なんてー!?」キコエナイ
赤城「提督!うるさいです!」ガァ
提督「我慢だ!」ミミフサギ
明石「うるっせぇぇえ!!!」ナオシナオシ
ドゥーンドゥーンドゥーンドゥドゥドゥーン
ーーー
ーー
ー
184: 2015/10/16(金)21:42:55 ID:GUQ
ドゥーン…ドゥドゥドゥーン…ファファファファーン…
ー駆逐艦寮ー
ネー、ナンカウルサクナイー?
ウッルサーイ!
ー軽巡・重巡寮ー
ナンダヨウルセーナ
シラネーヨ、ドウセテイトクダロ
ー空母・軽空母寮ー
ナンノオトヤロ?
ンー?ナンカウルサイネェ
ー戦艦寮ー
ナンダコノオト!ウルサイゾ!
シラナイネー!デモテイトクノヘヤカラキコエマース!
185: 2015/10/16(金)21:45:58 ID:GUQ
ー居酒屋鳳翔ー
ドゥーンドゥーン…
トントングツグツ
??「……何でしょうか」カタ
186: 2015/10/16(金)21:47:14 ID:GUQ
??「…執務室からですね」スッ
187: 2015/10/16(金)21:52:55 ID:GUQ
★唐突で今更な登場人物★
・提督
烈風に乗りたくて海軍に志願するも、その時には既に艦娘が存在していた為その夢は儚く散ってしまった空母大好き提督
女の涙に確定四倍の弱さ
・赤城
提督大好き空母
この鎮守府初の空母で、練度は加賀とツートップ
ヤキモチ妬きの面倒臭い赤いの
慢心ダメ絶対
・加賀
提督大好き空母
クールな振る舞いをしているつもりだが実は構ってちゃんな青いの
提督メーターがemptyになると瑞鶴にちょっかいをかける
・翔鶴
提督大好き空母
常に提督の周りを回る赤と青の甲羅が提督への接近と追い越しを許さない
なかなかチャンスがないのは運のせい
・瑞鶴
提督はお兄ちゃん的存在
提督に構って欲しい時の加賀の標的
・二航戦
まだ出番がない
・提督
烈風に乗りたくて海軍に志願するも、その時には既に艦娘が存在していた為その夢は儚く散ってしまった空母大好き提督
女の涙に確定四倍の弱さ
・赤城
提督大好き空母
この鎮守府初の空母で、練度は加賀とツートップ
ヤキモチ妬きの面倒臭い赤いの
慢心ダメ絶対
・加賀
提督大好き空母
クールな振る舞いをしているつもりだが実は構ってちゃんな青いの
提督メーターがemptyになると瑞鶴にちょっかいをかける
・翔鶴
提督大好き空母
常に提督の周りを回る赤と青の甲羅が提督への接近と追い越しを許さない
なかなかチャンスがないのは運のせい
・瑞鶴
提督はお兄ちゃん的存在
提督に構って欲しい時の加賀の標的
・二航戦
まだ出番がない
188: 2015/10/16(金)22:07:18 ID:GUQ
・大和
提督は未来の旦那さんカッコカリ(独断)
提督の空母LOVEをどうにか大和LOVEに書き換えたいと日々悶々している
・長門
提督は公私共に信頼のおける上司
真面目に真面目じゃないビッグセブン
提督と馬鹿なやり取りをするのが楽しみ
・陸奥
提督は仲の良い男友達
そう思っていた時期が私にもありました
・金剛
ここでもやっぱり提督LOVE
一航戦のエベレスト級に高い壁が提督への距離をチョモランマ級に遠くする
加賀と仲が悪い
・榛名
提督をこっそり慕う乙女
榛名は(遠目から見ているだけで)大丈夫です
未登場
・比叡
提督は兄貴的存在
作るカレーはマダンテ
その他の料理もイオナズン
被害者は今のところ提督と赤城
・霧島
未登場メガネ
第二土曜日の夜になると色違いの霧島を見たという目撃情報がちらほら
今のところ確認されているのは黒、赤、桜、金
・扶桑型
まだ出番がない
・日向
提督は瑞雲をくれる人(あまりくれない)
諸君、私は瑞雲が好きだ
189: 2015/10/16(金)22:08:35 ID:GUQ
・扶桑型
不幸不幸とうるさいので他所から押し付けられた自称不幸姉妹
なんやかんやここの環境と提督のやり方は気に入っているようで、最近はあまり不幸といわなくなった
後、未登場
・鳳翔
提督は信頼できる上司
提督が心の底から恐れている軽空母
普段はお艦しているが、提督にのみ最恐の女になるが下い話は苦手な初心である
料理はベホマズン級
・瑞鳳
提督はお兄ちゃん
卵焼きに特化した軽空母
たべりゅ?
・川内
提督は尊敬する兄貴
提督に用がある時は暗頃するつもりで挑んでいるがいつも軽くいなされてしまう
ドーモ、センダイ=サン
・天龍
提督は撫でてくれる人
フフ怖
・明石
提督はイタズラ仲間
よく提督と色々な開発をしては資材を溶かしている
おっきい烈風を作った人
・木曽
提督は癒し系
暇な時は執務室に出向く重雷装巡洋艦
・青葉
提督はネタの宝庫
提督が困るタイミングでエンカウントする迷惑スピーカー
・雪風
提督は優しいお父さん
登場が一瞬
不幸不幸とうるさいので他所から押し付けられた自称不幸姉妹
なんやかんやここの環境と提督のやり方は気に入っているようで、最近はあまり不幸といわなくなった
後、未登場
・鳳翔
提督は信頼できる上司
提督が心の底から恐れている軽空母
普段はお艦しているが、提督にのみ最恐の女になるが下い話は苦手な初心である
料理はベホマズン級
・瑞鳳
提督はお兄ちゃん
卵焼きに特化した軽空母
たべりゅ?
・川内
提督は尊敬する兄貴
提督に用がある時は暗頃するつもりで挑んでいるがいつも軽くいなされてしまう
ドーモ、センダイ=サン
・天龍
提督は撫でてくれる人
フフ怖
・明石
提督はイタズラ仲間
よく提督と色々な開発をしては資材を溶かしている
おっきい烈風を作った人
・木曽
提督は癒し系
暇な時は執務室に出向く重雷装巡洋艦
・青葉
提督はネタの宝庫
提督が困るタイミングでエンカウントする迷惑スピーカー
・雪風
提督は優しいお父さん
登場が一瞬
190: 2015/10/16(金)22:09:21 ID:GUQ
あら扶桑型が二つある(シロメ
次回:提督「赤城のヤキモチ」【その3】
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります