1: 2011/09/25(日) 20:31:01.95 ID:WcD6vEBS0

2: 2011/09/25(日) 20:33:46.47 ID:WcD6vEBS0
MSAD事件(Monster Syndrome Advanced Drug じけん)

去年の夏、怪獣症候群進行薬(MSAD)と洗脳装置により
正義社怪獣対策科研究部部長デミタスが"悪"を抑制するため密かに同志を募り、
最強の怪獣軍団を作って彼の"正義"を貫こうとした。
しかし薬と装置の両方に欠陥があり、
さらにオーバーモンスター二人の手によりその計画は潰えた。

3: 2011/09/25(日) 20:37:03.56 ID:WcD6vEBS0
( "ゞ)「皆さまに集まっていただいたのは」

( "ゞ)「先月のMSAD確事件以後に確認された」

( "ゞ)「"潜伏型"怪獣症候群及び、怪獣症候群の対処法に関するお話をさせていただくためです」

( "ゞ)「今や怪獣症候群は全世界の問題となっており」

( "ゞ)「ずっとその問題と向き合ってきた我々としては」

( "ゞ)「知識の共有をしなければと考え」

( "ゞ)「このような場を設けさせていただきました」

( "ゞ)「今回は発生の特に多い」

( "ゞ)「ニューソク国、ソウ・サク国、ハゼイ国、シベリア国の皆様に来ていただきました」
仮面ライダーアマゾンズ外伝 蛍火(1) (モーニングコミックス)
4: 2011/09/25(日) 20:41:10.96 ID:WcD6vEBS0
( "ゞ)「が……シベリア国は東西内乱の激しい時期でありますので」

( "ゞ)「東西両方の代表者に来ていただけませんでしたので」

( "ゞ)「後に文書にてこの会の大まかな内容をお送りいたしたいと思います」

( "ゞ)「ここまでで何か質問は御座いますでしょうか」

( "ゞ)

( "ゞ)「では、お話させていただきます」

( "ゞ)「まず、怪獣症候群という病気は人が怪獣に成る、という病気です」

( "ゞ)「そして必ず頭に留めておいていただきたいのは」

( "ゞ)「"怪獣"だとしても、彼らは元は"人間"」

( "ゞ)「正しい対処法をとればきちんと元の人間に戻れるのだ、ということです」

7: 2011/09/25(日) 20:44:29.80 ID:WcD6vEBS0





        第参話「期待のモンスター新人」


9: 2011/09/25(日) 20:47:36.21 ID:WcD6vEBS0


イ从゚ ー゚ノi、【ダッ!!】

( ^ω^)【遅いっ】

('A`)「おー、速い攻撃だ」

爪'ー`)y‐「しかしイナリの竹刀をブーンさんは止めた……流石はオーバーモンスター」

爪'ー`)y‐「動体視力も何もかも、人間以上・怪獣以上ってわけですか」

イ从;゚ ー゚ノi、【ぬぐぐぐぐ……!】

( ^ω^)【へいへいどうした、末期怪獣もこれくらいは止めるぞ?】

イ从;゚ ー゚ノi、【分かって、ますッ!!】

( ^ω^)【受け止められたらどうすればいい?考えるんだお】

10: 2011/09/25(日) 20:50:10.58 ID:WcD6vEBS0
イ从゚ ー゚ノi、【ならッ!】

( ^ω^)【む】

('A`)「お、流石に蹴られると距離をとるか」

【+  】ゞ゚)「蹴られたいですね」

⌒*リ´・-・リ「……」

【+  】ゞ^)「冗談ですよ、リリさん」

( ^ω^)【剣術だけかと思えば、少し意表を突かれたお】

イ从゚ ー゚ノi、【多少の無礼は謝りますッ!!】

( ^ω^)【いいね、ガンガン来いお!!】

イ从゚ ー゚ノi、【はいッ!!】

13: 2011/09/25(日) 20:53:44.67 ID:WcD6vEBS0
イ从゚ ー゚ノi、【はあッ!!】

( ^ω^)【よい】

イ从゚ ー゚ノi、【はッ!はッ!ふッ!はッ!】

( ^ω^)【よい、よい、ほっ、よいっ】

イ从゚ ー゚ノi、【でやあッ!!】

( ^ω^)【隙をつくらず大振り】

イ从゚ ー゚ノi、【あッ】

('A`)「かわされると」

爪'ー`)y‐「終わり、ですね」

( ^ω^)【でらあっ!!あ!ごめん!!】

16: 2011/09/25(日) 20:56:14.37 ID:WcD6vEBS0


イ从;゚ ー゚ノi、「いでで……」

⌒*リ´・-・リ「イナリちゃん、大丈夫?」

イ从;゚ ー゚ノi、「あ、ああ、大丈夫だよ」

(;^ω^)「いやあ、申し訳ない」

( ^ω^)「丁度いい感じの位置に頭があったもんだから」

( ^ω^)「ついつい」

イ从゚ ー゚ノi、「い、いえ、実戦ではああいうこともあるでしょうし、構いません!」

【+  】ゞ゚)「しかしやはりオーバーモンスター、強いですね」

爪'ー`)y‐「だな」

爪'ー`)y‐「軽く殴っただけに見えるがイナリのやつ、一発で沈み込んだぜ」

18: 2011/09/25(日) 20:59:13.87 ID:WcD6vEBS0
('A`)「じゃ、次俺いくか」

('A`)「と言っても俺には武術の心得なんてないからお手柔らかに頼む」

爪'ー`)y‐「俺と闘ってもらっていいですか」

('A`)「フォックスか。お前の武器は……」

爪'ー`)y‐「銃です」

('A`)「チェンジ」

爪;'ー`)y‐「大丈夫ですよ、おもちゃみたいな銃ですから」

爪;'ー`)y‐「本物なんて使ったら実戦でも怪獣頃すかもしれないじゃないですか」

('A`)「あ、それもそうか」

('A`)「じゃあ俺が降参するか、お前が降参するか、それでいいな?】

19: 2011/09/25(日) 21:02:53.70 ID:WcD6vEBS0
爪'ー`)y‐「ええ、了解です」

⌒*リ´・-・リ「えーっ……と、スイッチオンっ」

爪'ー`)【おお……いい眺めですね】

爪'ー`)【遠征地に相応しい感じで】

('A`)【まあなー、デルタ社長に頼んでだだっ広い場所探してもらったんだよ】

('A`)【だから人がいない分、やっぱり山間部というか過疎地というかそういう場所になる、と】

('A`)【さて、俺の準備は良いぜ?】

爪'ー`)【じゃ、遠慮なく】

('A`)【え】

【+  】ゞ゚)「おー」

(;'A`)【二丁拳銃なんて聞いてな】

21: 2011/09/25(日) 21:06:24.19 ID:WcD6vEBS0
爪'ー`)【内緒にしてました!!】

( ゚A゚)【オポポポポポポポポ!!!!】

イ从゚ ー゚ノi、「ブッ!」

【+  】ゞ^)「あっはっはっは!!」

⌒*リ´・-・リ「……ふふ」

( ^ω^)「なんて悲鳴だお……」

( ゚A`)【ヂグジョウ!生身じゃ勝ち目がねぇ!!】

爪'ー`)【突進は諸刃の刃ですよ!?】

('A`)【怪獣が接近戦をしてこないとは限らないだろう!?】

爪'ー`)【くっ!】

イ从゚ ー゚ノi、「やはり接近戦になるとフォックスは回避しかできませんね」

23: 2011/09/25(日) 21:09:21.06 ID:WcD6vEBS0
爪'ー`)【む、ここは川か……?】

('A`)【らあっ!!】

爪;'ー`)【グッ!!】

【+  】ゞ゚)「お、攻撃が入りましたね」

('A`)【どうだっらああああぁ!?】

⌒*リ´・-・リ「あ、あそこ、川の深いところだ……」

⌒*リ´・-・リ「こけちゃいそう……」

爪'ー`)【はーっはっはっは!かかりましたね、ドクオさん!!】

(;'A`)【ぬおおおお、脚を撃つなあああああああ!!】

( ^ω^)「あーりゃりゃ」

26: 2011/09/25(日) 21:13:16.74 ID:WcD6vEBS0


(;'A`)「川に足をとられるとは不覚……!!」

爪'ー`)y‐「ふふ、自信がつきましたよドクオさん」

( ^ω^)「ドクオ、おめー弛んでるから昼飯抜きで俺と特訓だお」

('A`)「悔しいっ……!!」

('A`)「お?」

( 'A`)】「はい、ドクオです」

【/ ゚、。 /『あ、僕、ダイオードだけど』

【/ ゚、。 /『技術部が作った"ぶっとい竹刀"と』

【/ ゚、。 /『"黒くて固い豆鉄砲"二つと"アイアンメイデン"』

【/ ゚、。 /『どんな感じかなーって』

28: 2011/09/25(日) 21:17:21.08 ID:WcD6vEBS0
(;'A`)】「おま……そんなネーミングだったのかよこれ……」

【/ ゚、。 /『まず名前から入るタイプなんだよね、僕。で?』

( 'A`)】「ああ、……棺桶以外はもう使ってみました、いい感じみたいです」

( 'A`)】「さすが技術部ですね」

【/*゚、。 /『でしょ?ふふーん、今回のはいつもにも増して自信あったんだよね』

【/*゚、。 /『竹刀らしさをいかに出すかとか』

【/*゚、。 /『怪獣に通用するレベル尚且つ氏に至らしめないレベルの銃とか』

【/*゚、。 /『オサム君の要望通りに作るとことか苦労したんだよねー』

( 'A`)(オサム……お前、どんな要望通したんだ?)

30: 2011/09/25(日) 21:20:50.40 ID:WcD6vEBS0
【/*゚、。 /『んじゃーねー、また何かあったら電話ちょうだいねー』

( 'A`)】「はい……ってもう切れてる」

('A`)「武器の使用具合伝えたらダイオードさん大喜びだ」

【+  】ゞ゚)「私の棺桶も早く使ってみたいですね」

('A`)「一番不安な武器だな……」

( ^ω^)「中に何入ってんだお?」

【+  】ゞ゚)

( ^ω^)( 'A`)イ从゚ ー゚ノi、爪'ー`)⌒*リ´・-・リ

【+  】ゞ^)

(;^ω^)(;'A`)イ从;゚ ー゚ノi、爪;'ー`)⌒*リ;´・-・リ

32: 2011/09/25(日) 21:24:35.97 ID:WcD6vEBS0
【+  】ゞ^)「ドクオさん練習試合しましょう!」

(;'A`)「なんで名指しだよ!こえーよ!!」

【+  】ゞ゚)「大丈夫ですよ、大したものは(多分)入ってませんし」

('A`)「……まあやるけども】

( ^ω^)「というか履歴書に武器"棺桶"って書いてあったから」

⌒*リ´・-・リ「スイッチ、おんっ」

( ^ω^)「てっきり棺桶でぶん殴るのかと」

【+  】ゞ゚)【ハイッ!!】

('A`)【オベラッ!!】

イ从;゚ ー゚ノi、「な、殴ったッ!!」

爪;'ー`)y‐「ゲホゲホッ、棺桶の使い方間違えてるぜ……!」

( ^ω^)(あいつおもしれえなぁ……)

34: 2011/09/25(日) 21:28:18.73 ID:WcD6vEBS0
【+  】ゞ゚)【まあ私の基本スタイルは棺桶で殴る感じですよ】

('A`)【どんな武術だよ!】

【+  】ゞ゚)【我流です】

('A`)【あ、そう……】

【+  】ゞ゚)【この中はお楽しみと言うこと、で!】

('A`)【不意打ちは二度も食らわんぞ!】

イ从゚ ー゚ノi、「うーん、紳士的な風貌とは裏腹に随分ワイルドな闘い方ですね」

( ^ω^)「だおね、振りはやっぱ大きくなるけど」

( ^ω^)「棺桶を軸にして回避したり、棺桶自体を盾にしたり」

( ^ω^)「きちんと考えられた闘い方だお」

( ^ω^)「常に冷静さを保っているからこそ自分が出せている」

35: 2011/09/25(日) 21:31:56.67 ID:WcD6vEBS0
( ^ω^)「イナリも見習うと良いお」

イ从;゚ ー゚ノi、「は、はい」

('A`)(……?)

('A`)(なんだ、この違和感……?)

【+  】ゞ゚)【ハッ!!】

(;'A`)【!!あぶね!】

(;'A`)【ラアッ!!】

( ^ω^)「お、いいパンチ……だが盾には敵わんお」

【+  】ゞ゚)【棺桶の盾の味はどうです!】

('A`)【へっ、なかなかうまい、おかわりだ!!】

38: 2011/09/25(日) 21:35:52.18 ID:WcD6vEBS0
【+  】ゞ゚)【なっ、ゴリ押しですか!?】

【+  】;ゞ゚)【おおおおおおおおおおっ!?】

(#'A`)【ッラアアアアアアアア!!!!】

爪'ー`)y‐「押しきった!!」

【+  】;ゞ゚)【おごっ……!さ、さすがです、ドクオさん……!】

(;'A`)【はー、はー、何とかメンツは守れたか……!!」

⌒*リ´・-・リ「お疲れ様です、ドクオさん、オサムさん……」

( ^ω^)(結局あの棺桶が開くことはナシか……)

イ从゚ ー゚ノi、「皆すごいなぁ……私も頑張らないと」

⌒*リ´・-・リ「ゆっくりでいいんだよ、イナリちゃん」

40: 2011/09/25(日) 21:39:33.21 ID:WcD6vEBS0


('A`)「よーし、じゃあ今日はこれぐらいにして……」

⌒*リ´・-・リ

('A`)

⌒*リ´・-・リ

('A`)「……」

('A`)「リリは、まあ、遠征地で特訓するような役でもないし……」

⌒*リ´・-・リ

('A`)「ないし……」

⌒*リ´・-・リ

42: 2011/09/25(日) 21:43:19.30 ID:WcD6vEBS0
('A`)「……帰り、セントジョーンズさんに車運転させてもらうといいよ」

⌒*リ*´・-・リ「!!はいっ!」

爪'ー`)y‐「んん?どういうことだ?」

【+  】ゞ゚)「彼女の役は主に関係者集め」

【+  】ゞ゚)「だから必然的に車やバイクなど」

【+  】ゞ゚)「乗り物の操縦に長けていないといけないわけです」

爪'ー`)y‐「なるほど……」

イ从゚ ー゚ノi、「まああの子は運転が好きらしいよ?」

イ从゚ ー゚ノi、「密かに色んな免許持ってるみたいだし」

爪'ー`)y‐「へぇ、見かけによらないねぇ」

44: 2011/09/25(日) 21:46:53.63 ID:WcD6vEBS0


⌒*リ´・-・リ「あの……帰りは私が運転を……」

(’e’)「え、おじさんの代わりに?」

⌒*リ´・-・リ「はい」

(’e’)「う~ん、いいのかなぁ」

(’e’)「おじさん、お金もらって運転してるからなぁ……」

⌒*リ´・-・リ「……」

(’e’)「……あ~もう、そんな目で見られちゃおじさん断れないよぉ~」

⌒*リ´・-・リ「ありがとうございます!」

(’e’)「安全運転でね~」

45: 2011/09/25(日) 21:50:57.54 ID:WcD6vEBS0


( ^ω^)「あがががががががががが」

イ从゚ ー゚ノi、「いいいいいいいいいいい」

(’e’)「うわぁ~」

('A`)「えっえええええっええええええええ」

爪'ー`)「おおおおおお゙お゙お゙お゙お゙」

【+  】ゞ゚)「なんというドライビングテクニック……」

⌒*リ´・-・リ「…っ…………っ…っ!」

( ^ω^)「と、とんでもねぇ運転だお……!」

('A`)「峠攻められるレベルだぞ……!!」

イ从゚ ー゚ノi、「……スピードメーター振りきってるの初めて見た……」

47: 2011/09/25(日) 21:54:55.53 ID:WcD6vEBS0


(゚A゚* )「おかえりー!」

(゚A゚* )「……って、なんでみんなそんなにげっそりしてんの?」

(゚A゚* )「そんなに訓練きつかったん?」

( ^ω^)「いや……訊かないでくださいお」

('A`)「音速の向こうが見えそうになったと言っておく……」

イ从;゚ ー゚ノi、「うっぷ」

爪'ー`)y‐(タバコがすげえまずい……こんなの初めてだ……)

【+  】ゞ゚)「まあ、あんな運転もありですね」

⌒*リ´・-・リ「ふん、ふん、ふんっ♪」

50: 2011/09/25(日) 21:59:24.86 ID:WcD6vEBS0


('(゚∀゚∩「……」

('A`)「どう、ですか」

('(゚∀゚∩「うーん……今の段階でははっきりしたことは言えないけど……」

('(゚∀゚∩「オーバーモンスターになった時のエネルギーの安定度」

('(゚∀゚∩「傷の治る速度、運動能力、身体の強化……」

('(゚∀゚∩「君の全盛期をあの夏の時期とすると」

('(゚∀゚∩「やっぱり緩やかな右肩下がりだね……」

('A`)「……冬ぐらいからなんとなくそんな気はしてたんですよね」

('A`)「俺、このままだとどうなりますか」

54: 2011/09/25(日) 22:03:25.48 ID:WcD6vEBS0
('(゚∀゚∩「…………」

('(゚∀゚∩「実に」

('(゚∀゚∩「実に答えにくい質問をしてくれたね……」

('(゚∀゚∩「……いや、君の主治医として答えないといけないね」

('(゚∀゚∩「私の推測だと最悪、君の体はボロボロになるだろう」

('(゚∀゚∩「いつになるかはわからないが、そう遠くない未来の話だね」

('(゚∀゚∩「オーバーモンスター」

('(゚∀゚∩「巨大化して身体を強化できるのは良いけど」

('(゚∀゚∩「肝心の元の体がそれについていかない、のかもしれない……」

('A`)「……言いにくいことを、ありがとうございました」

57: 2011/09/25(日) 22:08:32.18 ID:WcD6vEBS0
('(゚∀゚∩「正直な話、私は君にもう闘ってほしくないけど……」

('A`)「オーバーモンスターの末路を見てみたい気持ちもある、でしょう?」

('A`)「まだまだ判明してないことも多いですし」

('(゚∀゚∩「……ごめん、否定は出来ないよ……」

('A`)「いえ、いいんです」

('A`)「まだ俺は闘えますし、俺のデータが今後の役に立てるなら」

('A`)「それに、どんな傷でもナオさんが直してくれるんでしょう?」

('(゚∀゚∩「!治すよ!」

('A`)「…………実戦部の新人達、結構強いんですよ」

('(゚∀゚∩「?」

('A`)「そのうち俺達オーバーモンスターがいなくなっても、きっと―――」

60: 2011/09/25(日) 22:12:15.64 ID:WcD6vEBS0
おまけ

(//‰ ゚)「初めマして、サイボーグ横堀でス」

(-@∀@)「ん、僕はアサピー。新人かな?」

(//‰ ゚)「はイ、よろシクお願いしマす」

(-@∀@)「その訛り、シベリア育ちかい?」

(//‰ ゚)「東シベリアでス」

(-@∀@)「へぇー、今あそこ内乱で危険だっていうじゃない」

(-@∀@)「どうしてまたここに?」

(//‰ ゚)「故郷にハ私の家族がいるンです」

(//‰ ゚)「お金がデキたラ、家族と平和ナ国に引っ越そうカト……」

(-@∀@)「グズッ、が、がんば、ズッ、がんばっでぐれよ!!!」

63: 2011/09/25(日) 22:15:18.88 ID:WcD6vEBS0
不確定次回予告

⌒*リ´・-・リ「ひゃっはあああああああああああああ!!!」

⌒*リ´・-・リ「このスピード!!この風!!」

⌒*リ´・-・リ「体を走り抜けるバイクの脈動!!」

⌒*リ´・-・リ「手足のように動く機械のボディ!!」

⌒*リ´・-・リ「これだ、これこそが私の追い求めた快楽!!」

⌒*リ´・-・リ「ああ……ゾクゾクしちまうぜぇ……!!」

イ从; ー;ノi、「リリ、リリ!もう止めてくれぇーーー!!!」



イ从;゚ ー゚ノi、「はっ!!」

イ从゚ ー゚ノi、「……夢か……」

64: 2011/09/25(日) 22:17:29.65 ID:WcD6vEBS0
終わりです

次回からは書き溜め出来次第
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1313755095/
にのんびり投下していこうかと思ってます
変わらず読んで頂けると嬉しいです

皆さま乙でした

66: 2011/09/25(日) 22:19:23.17 ID:jcaJEJUw0
乙ー

創作板移るのか
読みにいくわ

 ( ^ω^)は怪獣症候群だったようです【その4】

引用: ( ^ω^)は怪獣症候群だったようです