42: 2017/10/13(金) 19:57:26.22 ID:QAaUpYjA0
前回:ケース1. 島村卯月
ケース2. 森久保乃々
(事務所・Pの机)
志希「のーのちゃん♪」
ヒョッコリ
乃々「し、志希さん……? 机の下に来るなんて珍しいですね……? というか、初めてなんですけど……」
乃々「でも、もりくぼなんかに何か用事があるはずありませんし……さ、探しているのはまゆさんか輝子さんじゃないですか……?」
志希「ううん。今日は乃々ちゃんに用があって来たんだー♪」
乃々「わ、私に……ですか?」
志希「うん♪」
乃々「……私に用があると言ってくれるのは嬉しいんですけど……もりくぼには何かできるとは思えないですし……お話も苦手ですし……」
志希「だーいじょーぶ♪ このジュースを飲んでもらうだけだから~♪」
コトリ
43: 2017/10/13(金) 19:58:09.72 ID:QAaUpYjA0
乃々「……ジュース?」
志希「ジュース♪」
乃々「……真っ黒なジュース?」
志希「ジュース♪」
乃々「……す、すみません……人からジュースを貰えて嬉しさMAXなんですけど、同時に怪しさMAXなんですけど……」
乃々「怪しさの塊なんですけど……」
志希「液体だから大丈夫だよ♪」
乃々「液体とか固体とか、そ、そういう話ではなくてですね……」
志希「飲もっ♪」
乃々「ご、強引……」
志希「レッツトラーイ♪」
乃々「む、むぅりぃー……」
志希「ジュース♪」
乃々「……真っ黒なジュース?」
志希「ジュース♪」
乃々「……す、すみません……人からジュースを貰えて嬉しさMAXなんですけど、同時に怪しさMAXなんですけど……」
乃々「怪しさの塊なんですけど……」
志希「液体だから大丈夫だよ♪」
乃々「液体とか固体とか、そ、そういう話ではなくてですね……」
志希「飲もっ♪」
乃々「ご、強引……」
志希「レッツトラーイ♪」
乃々「む、むぅりぃー……」
44: 2017/10/13(金) 19:58:43.90 ID:QAaUpYjA0
(少しして)
乃々「ち、ちょっぴりだけですよ?」
志希「うん♪」
乃々「では……」
ゴクゴク...ボンッ!!
志希「♪」
乃々「……」
乃々「……ふふふ……もりくぼは悪い子になってしまったんですけど……♪」
志希「成功♪」
乃々「ち、ちょっぴりだけですよ?」
志希「うん♪」
乃々「では……」
ゴクゴク...ボンッ!!
志希「♪」
乃々「……」
乃々「……ふふふ……もりくぼは悪い子になってしまったんですけど……♪」
志希「成功♪」
45: 2017/10/13(金) 19:59:18.31 ID:QAaUpYjA0
(事務所)
乃々「くくく……いまのもりくぼは人生で一番わるくぼなんですけど……」
乃々「もりくぼは悪い子なので、悪いことをして平気な子なんです……!」
乃々「……」
乃々「でも……悪いことって何をすればいいんでしょう……?」
乃々「もりくぼはお友達にいぢわるなんてできませんし……ものを盗んだり、人に嫌な思いをさせるのは嫌ですし……」
乃々「……ひとりで考えていても駄目ですね。聞いてみましょう」
乃々「くくく……いまのもりくぼは人生で一番わるくぼなんですけど……」
乃々「もりくぼは悪い子なので、悪いことをして平気な子なんです……!」
乃々「……」
乃々「でも……悪いことって何をすればいいんでしょう……?」
乃々「もりくぼはお友達にいぢわるなんてできませんし……ものを盗んだり、人に嫌な思いをさせるのは嫌ですし……」
乃々「……ひとりで考えていても駄目ですね。聞いてみましょう」
46: 2017/10/13(金) 19:59:50.69 ID:QAaUpYjA0
(少しして)
乃々「というわけで聞きに来たんですけど……」
P「ほー」
P「……乃々は悪い子になりたいの?」
乃々「いえ……もりくぼはすでにわるくぼなので、わるくぼとして何をしたらいいのか教えてほしいんですけど……」
P「ナニソレー」
乃々「お、教えてくれないと……」
P「ないと?」
乃々「……こ、今度、プロデューサーさんが机でお仕事をしている時に……脚をツンツンしますよ……?」
P「……」
乃々「というわけで聞きに来たんですけど……」
P「ほー」
P「……乃々は悪い子になりたいの?」
乃々「いえ……もりくぼはすでにわるくぼなので、わるくぼとして何をしたらいいのか教えてほしいんですけど……」
P「ナニソレー」
乃々「お、教えてくれないと……」
P「ないと?」
乃々「……こ、今度、プロデューサーさんが机でお仕事をしている時に……脚をツンツンしますよ……?」
P「……」
47: 2017/10/13(金) 20:00:23.47 ID:QAaUpYjA0
乃々「くくく……わるくぼの本気の脅しです……お仕事の邪魔をされるのは嫌でしょう」
乃々「やめて欲しかったら……素直に要求に応じて欲しいんですけど?」ドヤ
P「断る」
乃々「そうでしょう、そうでしょう……って、えぇ……!?」
P「ツンツンしてもあんまり気にならない」
乃々「そ、そんな……!」ガ-ン
P「ガーンじゃないよ。当たり前だよ。可愛いだけだよこのー」
ワシャワシャワシャワシャ
乃々「あ、あぅぅぅ……髪の毛をわしゃわしゃするのはやめてほしいんですけど……」
P「はっはっは」
ワシャワシャワシャワシャ
乃々「へ、へるぷみぃー……!」
乃々「やめて欲しかったら……素直に要求に応じて欲しいんですけど?」ドヤ
P「断る」
乃々「そうでしょう、そうでしょう……って、えぇ……!?」
P「ツンツンしてもあんまり気にならない」
乃々「そ、そんな……!」ガ-ン
P「ガーンじゃないよ。当たり前だよ。可愛いだけだよこのー」
ワシャワシャワシャワシャ
乃々「あ、あぅぅぅ……髪の毛をわしゃわしゃするのはやめてほしいんですけど……」
P「はっはっは」
ワシャワシャワシャワシャ
乃々「へ、へるぷみぃー……!」
48: 2017/10/13(金) 20:01:31.50 ID:QAaUpYjA0
(少しして)
P「志希から何か飲み物もらわなかった?」
乃々「もらいましたけど……それが何か?」
P「なるほど。エリート机引きこもりんの乃々がここまでやってきた理由がわかったよ」
乃々「?」
乃々「と、とにかく。もりくぼが真のわるくぼになるためには……悪いことを教えてもらうことが必要なんです……多分」
乃々「だから、教えてくれないと……悪いことをしてしまうんですけど……!」クワッ!
P「可愛い」
スッ...プニプニプニプニプニ
乃々「あ、あぅぅ……ほ、ほっぺたを高速でプニプニしてほしくないんですけどぉ……」
P「乃々のほっぺはモチモチしてるなー」
乃々「……ひぃぃ……い、いぢめないでほしいんですけど……」
P「悪なら自分でなんとかしなさい」
乃々「あぅぅ……むぅりぃー……」
P「頑張れ。頑張れ」
乃々「あわわわわわ……」
P「志希から何か飲み物もらわなかった?」
乃々「もらいましたけど……それが何か?」
P「なるほど。エリート机引きこもりんの乃々がここまでやってきた理由がわかったよ」
乃々「?」
乃々「と、とにかく。もりくぼが真のわるくぼになるためには……悪いことを教えてもらうことが必要なんです……多分」
乃々「だから、教えてくれないと……悪いことをしてしまうんですけど……!」クワッ!
P「可愛い」
スッ...プニプニプニプニプニ
乃々「あ、あぅぅ……ほ、ほっぺたを高速でプニプニしてほしくないんですけどぉ……」
P「乃々のほっぺはモチモチしてるなー」
乃々「……ひぃぃ……い、いぢめないでほしいんですけど……」
P「悪なら自分でなんとかしなさい」
乃々「あぅぅ……むぅりぃー……」
P「頑張れ。頑張れ」
乃々「あわわわわわ……」
49: 2017/10/13(金) 20:02:18.09 ID:QAaUpYjA0
(少しして)
シクシクシク
乃々「ひどいんですけど……無防備なもりくぼを突っついていぢめて……もりくぼは心に深い傷を負ってしまいました……」
P「ごめんよ。乃々」
乃々「謝っても許しませんけど……許してほしいですか?」
P「うん」
乃々「だったら……悪いことを教えてください……」
P「……」
P「(少しいやらしい意味に聞こえるのは俺の心が汚れているからだろうか)」
P「まあ。いいだろう。俺の特訓についてこい。乃々」
乃々「や、やってやりますよ……」
P「わるくぼはいつもより前向きだなぁ」
乃々「ふふふ……ハードラックとダンスっちまうんですけど」
シクシクシク
乃々「ひどいんですけど……無防備なもりくぼを突っついていぢめて……もりくぼは心に深い傷を負ってしまいました……」
P「ごめんよ。乃々」
乃々「謝っても許しませんけど……許してほしいですか?」
P「うん」
乃々「だったら……悪いことを教えてください……」
P「……」
P「(少しいやらしい意味に聞こえるのは俺の心が汚れているからだろうか)」
P「まあ。いいだろう。俺の特訓についてこい。乃々」
乃々「や、やってやりますよ……」
P「わるくぼはいつもより前向きだなぁ」
乃々「ふふふ……ハードラックとダンスっちまうんですけど」
50: 2017/10/13(金) 20:03:09.22 ID:QAaUpYjA0
(少しして)
P「さて。乃々は『悪いヤツ』といったら何を思い浮かべる?」
乃々「え、ええと……」
P「その通り。バイキンマンだな」
乃々「まだ何も言ってないんですけど……」
P「バイキンマンは悪の代表だ。老若男女。誰が見ても悪だ」
P「つまりバイキンマンの真似をすればパーフェクトな悪になれる。そういうことだ」
乃々「……もりくぼ。アンパンマンなら『てんどんまん』が好きです」
P「ずいぶんとニッチなキャラが好きなんだな」
乃々「主役でないそれなりの存在感がいいんですね……」
P「なるほど。だが、心を鬼にしろ。てんどんまんのことは忘れるんだ」
乃々「……てんどんまん」
P「さて。乃々は『悪いヤツ』といったら何を思い浮かべる?」
乃々「え、ええと……」
P「その通り。バイキンマンだな」
乃々「まだ何も言ってないんですけど……」
P「バイキンマンは悪の代表だ。老若男女。誰が見ても悪だ」
P「つまりバイキンマンの真似をすればパーフェクトな悪になれる。そういうことだ」
乃々「……もりくぼ。アンパンマンなら『てんどんまん』が好きです」
P「ずいぶんとニッチなキャラが好きなんだな」
乃々「主役でないそれなりの存在感がいいんですね……」
P「なるほど。だが、心を鬼にしろ。てんどんまんのことは忘れるんだ」
乃々「……てんどんまん」
52: 2017/10/13(金) 20:06:58.82 ID:QAaUpYjA0
P「では、バイキンマンになりきる練習を開始する」
乃々「は、はい」
P「まずはバイキンマンみたいに『はーひふへほー』と言ってみよう」
乃々「……それは何か意味が?」
P「すべてのことに意味を求めるな!」クワッ!
乃々「ひぃ……や、やりますよ」
P「じゃあ、さん。はい!」
乃々「は、はーひふへほぉ~……」
P「……」
乃々「……」
乃々「は、はい」
P「まずはバイキンマンみたいに『はーひふへほー』と言ってみよう」
乃々「……それは何か意味が?」
P「すべてのことに意味を求めるな!」クワッ!
乃々「ひぃ……や、やりますよ」
P「じゃあ、さん。はい!」
乃々「は、はーひふへほぉ~……」
P「……」
乃々「……」
53: 2017/10/13(金) 20:07:24.42 ID:QAaUpYjA0
P「何かインパクトが足りないな」
乃々「ど、どうすればいいんですか?」
P「少し変えてみよう。『はひふへほ』ではなく『まみむめも』にするんだ」
乃々「は、はぁ……」
P「それから最後にもりくぼをつけて『まみむめもりくぼ!』と叫んでみるんだ」
乃々「ぷ、プロデューサーさん……もしかしてもりくぼで遊んでいませんか?」
P「そんなことないぞ。これこそが悪の道を進む正しい道なんだ」
乃々「……プロデューサーさんを信じます」
P「よし。では、はい!」
乃々「……」
スゥゥゥゥ...カッ!
乃々「ど、どうすればいいんですか?」
P「少し変えてみよう。『はひふへほ』ではなく『まみむめも』にするんだ」
乃々「は、はぁ……」
P「それから最後にもりくぼをつけて『まみむめもりくぼ!』と叫んでみるんだ」
乃々「ぷ、プロデューサーさん……もしかしてもりくぼで遊んでいませんか?」
P「そんなことないぞ。これこそが悪の道を進む正しい道なんだ」
乃々「……プロデューサーさんを信じます」
P「よし。では、はい!」
乃々「……」
スゥゥゥゥ...カッ!
54: 2017/10/13(金) 20:07:56.36 ID:QAaUpYjA0
乃々「まーみむめ……もりくぼですけどぉぉぉ!!!!」
P「おー、ワルそう。ワルそう」
乃々「え、えへへ……♪」
P「順調にワルの道を進んでるぞ。もりくぼ」
乃々「ふふふ……私には悪の才能があるみたいです。自分が怖いんですけど……」
P「よーし。特訓を続けるぞー」
P「(こいつ可愛いな)」
P「おー、ワルそう。ワルそう」
乃々「え、えへへ……♪」
P「順調にワルの道を進んでるぞ。もりくぼ」
乃々「ふふふ……私には悪の才能があるみたいです。自分が怖いんですけど……」
P「よーし。特訓を続けるぞー」
P「(こいつ可愛いな)」
55: 2017/10/13(金) 20:08:47.51 ID:QAaUpYjA0
(特訓開始から2時間後)
P「よし。免許皆伝だ。乃々」
乃々「ふふふ……もりくぼも随分な悪になっちまったんですけど……」ワルッ!
P「では、そんなわるくぼにこちらを贈呈しよう」
スッ
【なめ猫免許証】
乃々「ありがとうございます……師匠」ワルッ!
P「はい。じゃあ、終わりー」パチパチパチ
P「よし。免許皆伝だ。乃々」
乃々「ふふふ……もりくぼも随分な悪になっちまったんですけど……」ワルッ!
P「では、そんなわるくぼにこちらを贈呈しよう」
スッ
【なめ猫免許証】
乃々「ありがとうございます……師匠」ワルッ!
P「はい。じゃあ、終わりー」パチパチパチ
56: 2017/10/13(金) 20:10:05.71 ID:QAaUpYjA0
乃々「……あれ? 結局、わるくぼは何をすればいいんでしょう?」
P「悪いことをしたら他の人を悲しい気持ちにさせるだろ?」
乃々「は、はい」
P「だったらしないほうがいいな」
乃々「……ん? そ、それはそうですけど……何かおかしいような……」
P「大丈夫。乃々の悪いところは全部携帯のムービーで撮ってあるから。可愛いから」
乃々「え? 何が大丈夫なのかわからなーーー」
プシュゥゥ……(薬の切れる音)
P「悪いことをしたら他の人を悲しい気持ちにさせるだろ?」
乃々「は、はい」
P「だったらしないほうがいいな」
乃々「……ん? そ、それはそうですけど……何かおかしいような……」
P「大丈夫。乃々の悪いところは全部携帯のムービーで撮ってあるから。可愛いから」
乃々「え? 何が大丈夫なのかわからなーーー」
プシュゥゥ……(薬の切れる音)
57: 2017/10/13(金) 20:11:05.12 ID:QAaUpYjA0
乃々「はっ! 私は今まで何を……?」
P「乃々ー。このムービー見るかい?」
乃々「何ですか……? もりくぼが映っているようですが……」
乃々「って……ん?」
ワルクボデスケド-!
マミムメモリクボデスケド-!
ラブリノノノメンチビ-ムデスケド-!
ナメネコ!
乃々「……な、な、な、なんなんですかコレはぁぁ……!」
P「可愛いな」
乃々「……け、消してくださぃぃぃぃ!!」
P「えー」
【必氏の形相のもりくぼに負けて消しました】
ケース2. 森久保乃々 end
P「乃々ー。このムービー見るかい?」
乃々「何ですか……? もりくぼが映っているようですが……」
乃々「って……ん?」
ワルクボデスケド-!
マミムメモリクボデスケド-!
ラブリノノノメンチビ-ムデスケド-!
ナメネコ!
乃々「……な、な、な、なんなんですかコレはぁぁ……!」
P「可愛いな」
乃々「……け、消してくださぃぃぃぃ!!」
P「えー」
【必氏の形相のもりくぼに負けて消しました】
ケース2. 森久保乃々 end
58: 2017/10/13(金) 20:12:56.84 ID:QAaUpYjA0
休憩しますけど
59: 2017/10/13(金) 20:14:58.99 ID:SrEPiCS6O
はい休憩終わり
60: 2017/10/13(金) 20:16:00.06 ID:QAaUpYjA0
>>59
いぢめですね
いぢめですね
62: 2017/10/13(金) 20:24:07.52 ID:QAaUpYjA0
いちごパスタはともかく次は「悪=イケナイ大人」の美優さんと、「悪=悪のサイキック」のユッコを書く予定です。
それプラス2人くらい書こうかと思うのでリクエストしてもらえると嬉しいです。その中から書きやすそうな子を2人選びます。
それプラス2人くらい書こうかと思うのでリクエストしてもらえると嬉しいです。その中から書きやすそうな子を2人選びます。
次回:ケース3. 三船美優
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります