1: 2011/10/28(金) 23:45:44.25 ID:Q0kVkpxb0
カナ「さすがの私も我慢の限界だよ」
6: 2011/10/28(金) 23:50:01.48 ID:Q0kVkpxb0
カナ「よし、この包丁あたりが手頃かな」
カナ「おーい、チアキー」
チアキ「なんだー？」
カナ「ちょっとこっちに来てー」
チアキ「お前がこい、バカ野郎」
カナ「……」
カナ「まあいい」ｽﾀｽﾀ
カナ「おーい、チアキー」
チアキ「なんだー？」
カナ「ちょっとこっちに来てー」
チアキ「お前がこい、バカ野郎」
カナ「……」
カナ「まあいい」ｽﾀｽﾀ
7: 2011/10/28(金) 23:54:27.33 ID:Q0kVkpxb0
チアキ「で、なんだ？」
カナ「今からお前を殺そうと思う」
チアキ「え？」
カナ「この包丁でな」
チアキ「……」
チアキ「とうとう本格的におかしくなったか」
チアキ「元々おかしい奴だとは思っていたが……可哀そうに」
カナ「今からお前を殺そうと思う」
チアキ「え？」
カナ「この包丁でな」
チアキ「……」
チアキ「とうとう本格的におかしくなったか」
チアキ「元々おかしい奴だとは思っていたが……可哀そうに」
8: 2011/10/28(金) 23:58:30.34 ID:Q0kVkpxb0
カナ「私は至って正常だ」
カナ「そして本気だよ」
チアキ「いいからその包丁をしまってこい」
カナ「ふん！」ﾋｭﾝ
チアキ「！？」
チアキ「のわあああああ！？」ﾊﾞﾀｰﾝ
カナ「チッ、避けられたか」
チアキ「お、お前今本当に……！」
カナ「そして本気だよ」
チアキ「いいからその包丁をしまってこい」
カナ「ふん！」ﾋｭﾝ
チアキ「！？」
チアキ「のわあああああ！？」ﾊﾞﾀｰﾝ
カナ「チッ、避けられたか」
チアキ「お、お前今本当に……！」
14: 2011/10/29(土) 00:05:35.38 ID:O2jmrXFA0
カナ「言っただろう？私は本気だって」
チアキ「は？え？」
カナ「とう！」ﾋｭﾝ
チアキ「うわああああ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「逃げるなチアキ！」
チアキ「お、落ち着けカナ！」
カナ「私は常に落ち着いている」
ｶﾞﾁｬ
ハルカ「ただいまー」
チアキ「！？」
チアキ「は？え？」
カナ「とう！」ﾋｭﾝ
チアキ「うわああああ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「逃げるなチアキ！」
チアキ「お、落ち着けカナ！」
カナ「私は常に落ち着いている」
ｶﾞﾁｬ
ハルカ「ただいまー」
チアキ「！？」
17: 2011/10/29(土) 00:11:48.97 ID:O2jmrXFA0
チアキ「は、ハルカ姉さまー！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「まて！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ハルカ「あら？」
チアキ「ハルカ姉さまー！」ｶﾞﾊﾞｯ
ハルカ「ちょ、どうしたのチアキ？」
チアキ「カナが！カナが！」
カナ「ハルカ！そこをどくんだ！」
ハルカ「どうしたのカナ、包丁なんか持って」
カナ「まて！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
ハルカ「あら？」
チアキ「ハルカ姉さまー！」ｶﾞﾊﾞｯ
ハルカ「ちょ、どうしたのチアキ？」
チアキ「カナが！カナが！」
カナ「ハルカ！そこをどくんだ！」
ハルカ「どうしたのカナ、包丁なんか持って」
21: 2011/10/29(土) 00:18:44.90 ID:O2jmrXFA0
カナ「チアキを殺そうと思って」
ハルカ「え？」
チアキ「助けてくださいハルカ姉さま！」
チアキ「こいつ本当に……！」
ハルカ「どうして……」
カナ「え？」
ハルカ「どうしてカナはチアキを殺そうと思ったのかしら？」
ハルカ「え？」
チアキ「助けてくださいハルカ姉さま！」
チアキ「こいつ本当に……！」
ハルカ「どうして……」
カナ「え？」
ハルカ「どうしてカナはチアキを殺そうと思ったのかしら？」
26: 2011/10/29(土) 00:24:48.56 ID:O2jmrXFA0
カナ「……」
カナ「こいつは私をよくバカ野郎と言うだろう？」
カナ「それに耐えられなくなったんだ」
ハルカ「そう……」
カナ「ああ、そうだ」
ハルカ「本気なのね？」
カナ「本気だ」
ハルカ「なら……私は止めないわ」
チアキ「え？」
カナ「こいつは私をよくバカ野郎と言うだろう？」
カナ「それに耐えられなくなったんだ」
ハルカ「そう……」
カナ「ああ、そうだ」
ハルカ「本気なのね？」
カナ「本気だ」
ハルカ「なら……私は止めないわ」
チアキ「え？」
32: 2011/10/29(土) 00:32:33.10 ID:O2jmrXFA0
ハルカ「カナがそう決めたのなら、ちゃんと最後までやりきりなさい」
カナ「ああ！そのつもりだよ！」
チアキ「は？え？ん？」
ハルカ「じゃあ私は夕飯の準備をするわね」ｽﾀｽﾀ
チアキ「ハ、ハルカ姉さま……？」
カナ「さあ、チアキ。そこを動くんじゃないぞ」
チアキ「や、やめろ……」
カナ「おりゃ！」ﾋｭﾝ
チアキ「う、うわああああ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「ちょこまかと！」
ｶﾞﾁｬ
トウマ「こんにちはー」
チアキ「ト、トウマ！」
カナ「ああ！そのつもりだよ！」
チアキ「は？え？ん？」
ハルカ「じゃあ私は夕飯の準備をするわね」ｽﾀｽﾀ
チアキ「ハ、ハルカ姉さま……？」
カナ「さあ、チアキ。そこを動くんじゃないぞ」
チアキ「や、やめろ……」
カナ「おりゃ！」ﾋｭﾝ
チアキ「う、うわああああ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「ちょこまかと！」
ｶﾞﾁｬ
トウマ「こんにちはー」
チアキ「ト、トウマ！」
36: 2011/10/29(土) 00:38:46.28 ID:O2jmrXFA0
トウマ「お？なんかやってるのか？」
チアキ「た、助けてくれ！」
トウマ「え？」
チアキ「カナが！カナが私を殺そうとするんだ！」
トウマ「カナがチアキを殺そうとしてる？」
カナ「おー、トウマ来たのか」
トウマ「おうカナ」
チアキ「こっちに来るなあああ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
カナ「ごめんなー、今ちょっと取り込み中でさ」
トウマ「チアキを頃すってやつか？」
カナ「そうそう」
チアキ「た、助けてくれ！」
トウマ「え？」
チアキ「カナが！カナが私を殺そうとするんだ！」
トウマ「カナがチアキを殺そうとしてる？」
カナ「おー、トウマ来たのか」
トウマ「おうカナ」
チアキ「こっちに来るなあああ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
カナ「ごめんなー、今ちょっと取り込み中でさ」
トウマ「チアキを頃すってやつか？」
カナ「そうそう」
40: 2011/10/29(土) 00:45:13.62 ID:O2jmrXFA0
チアキ「お、お前たちなんでそんなに普通に話してるんだよ！？」
チアキ「おかしいだろ！」
チアキ「冗談にしては笑えないぞ！カナ！」
トウマ「んー……でもチアキがカナに殺されるのは仕方ないんじゃないか？」
チアキ「は？」
トウマ「なんかチアキはいつもカナをぞんざいに扱ってるし……」
チアキ「ト、トウマ……？」
チアキ「おかしいだろ！」
チアキ「冗談にしては笑えないぞ！カナ！」
トウマ「んー……でもチアキがカナに殺されるのは仕方ないんじゃないか？」
チアキ「は？」
トウマ「なんかチアキはいつもカナをぞんざいに扱ってるし……」
チアキ「ト、トウマ……？」
47: 2011/10/29(土) 00:50:38.51 ID:O2jmrXFA0
トウマ「カナにはチアキを頃すだけの理由があるよ」
トウマ「おお！トウマもそう思うか！」
チアキ「う、うわあああああ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「あ！また逃げた！」
チアキ「うわあああああ！」ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ
カナ「部屋に逃げ込まれた！」
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
カナ「くっ！内側から鍵を……！」
トウマ「おお！トウマもそう思うか！」
チアキ「う、うわあああああ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
カナ「あ！また逃げた！」
チアキ「うわあああああ！」ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝ
カナ「部屋に逃げ込まれた！」
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
カナ「くっ！内側から鍵を……！」
50: 2011/10/29(土) 00:55:26.37 ID:O2jmrXFA0
――チアキの部屋
チアキ「はあ……はあ……」
チアキ「なにが起こってるんだ……」
チアキ「みんな変だ……」
チアキ「カナもハルカ姉さまもトウマも……」
チアキ「……」
チアキ「なんでみんなあんな風になってしまったんだ……」
ｱﾗ､ｲﾗｯｼｬｰｲ
ｵｼﾞｬﾏｼﾏｰｽ
チアキ「また誰か来たのか……？」
チアキ「はあ……はあ……」
チアキ「なにが起こってるんだ……」
チアキ「みんな変だ……」
チアキ「カナもハルカ姉さまもトウマも……」
チアキ「……」
チアキ「なんでみんなあんな風になってしまったんだ……」
ｱﾗ､ｲﾗｯｼｬｰｲ
ｵｼﾞｬﾏｼﾏｰｽ
チアキ「また誰か来たのか……？」
51: 2011/10/29(土) 00:59:29.19 ID:O2jmrXFA0
チアキ「それより早くこの状況をどうにかしないと……」
ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!
チアキ「！？」
ﾊﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞｶﾝ!
チアキ「う、うわああああ！」
ﾄﾞｶｰｰｰｰﾝ!
藤岡「やったよ！南！」
カナ「おお！でかしたぞ藤岡！」
ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!
チアキ「！？」
ﾊﾞﾝ!ﾄﾞﾝ!ﾄﾞｶﾝ!
チアキ「う、うわああああ！」
ﾄﾞｶｰｰｰｰﾝ!
藤岡「やったよ！南！」
カナ「おお！でかしたぞ藤岡！」
52: 2011/10/29(土) 01:04:49.12 ID:O2jmrXFA0
チアキ「ふ、藤岡……お前どうして……」
藤岡「扉を破ってくれって言われたんだ！南の頼みは断れないよ！」
カナ「ついでにここで見張ってってくれ」
藤岡「うん！」
カナ「さ～て、もう逃げられないぞ」
チアキ「や、やめろ……」
カナ「最初は足かな？それとも腕もいいかな？」
チアキ「わ、悪かった！私が悪かったよ！」
藤岡「扉を破ってくれって言われたんだ！南の頼みは断れないよ！」
カナ「ついでにここで見張ってってくれ」
藤岡「うん！」
カナ「さ～て、もう逃げられないぞ」
チアキ「や、やめろ……」
カナ「最初は足かな？それとも腕もいいかな？」
チアキ「わ、悪かった！私が悪かったよ！」
57: 2011/10/29(土) 01:11:28.07 ID:O2jmrXFA0
チアキ「もうバカ野郎なんて言わないから……！」ｼﾞﾜｯ
チアキ「だからもうこんなこと……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
カナ「もう遅い！」ｸﾞｻｯ
チアキ「がっ！？」
カナ「苦しめ～苦しめ～」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
チアキ「がっ……！つふっ……！」ｶﾞｸｶﾞｸ
カナ「あ～、すっきりした」
藤岡「南！ハルカさんが晩御飯できたって！」
カナ「おー、今行くよ」
チアキ「あっ……がっ……」ｶﾞｸｶﾞｸ
カナ「まあこんだけやればほっといてもそのうち氏ぬだろ」
カナ「じゃあなーチアキー」ｽﾀｽﾀ
チアキ「だからもうこんなこと……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
カナ「もう遅い！」ｸﾞｻｯ
チアキ「がっ！？」
カナ「苦しめ～苦しめ～」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
チアキ「がっ……！つふっ……！」ｶﾞｸｶﾞｸ
カナ「あ～、すっきりした」
藤岡「南！ハルカさんが晩御飯できたって！」
カナ「おー、今行くよ」
チアキ「あっ……がっ……」ｶﾞｸｶﾞｸ
カナ「まあこんだけやればほっといてもそのうち氏ぬだろ」
カナ「じゃあなーチアキー」ｽﾀｽﾀ
63: 2011/10/29(土) 01:16:47.00 ID:O2jmrXFA0
チアキ「あ……あ……」ﾋﾟｸﾋﾟｸ
チアキ「な……んで……」
チアキ「どう……して……」ｶﾞｸｶﾞｸ
チアキ「うわあああああ！？」ｶﾞﾊﾞｯ
チアキ「はあ……はあ……」
チアキ「夢……か……？」
チアキ「はあ……はあ……」
チアキ「そうか夢か……」
チアキ「カナがあんなに……」
チアキ「殺られる前に殺っておこう」ｶﾞﾀｯ
おわり
チアキ「な……んで……」
チアキ「どう……して……」ｶﾞｸｶﾞｸ
チアキ「うわあああああ！？」ｶﾞﾊﾞｯ
チアキ「はあ……はあ……」
チアキ「夢……か……？」
チアキ「はあ……はあ……」
チアキ「そうか夢か……」
チアキ「カナがあんなに……」
チアキ「殺られる前に殺っておこう」ｶﾞﾀｯ
おわり
引用: カナ「チアキを殺そう」
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