1: 2008/01/14(月) 16:05:01.65 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:167234832-2BP(1)
『ロクドの大冒険』
  
         PN.Tシャツ

3: 2008/01/14(月) 16:09:36.69 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:752555939-2BP(1)
二千八年、八月一日、コーラ市に、ある一通の手紙が届いた。最初にその
手紙を開けたのは、まだ15歳の「ロクド」。その手紙には、こう書かれていた。
【そなたをロール城へ招待しよう】それだけが書かれていた。
「??なんだこれ」
不思議に思ったロクドは、町の皆にそれを見せようとしたが、いつも待ちの皆は
「お前はくるな」
「お前が来たらこごともおおごとになる」
などと言って、あいてにされないのだ。それでロクドは、町の皆に見せずに
自分ひとりで行くことにしたのだ。といってもロクドはロール城など知らない。
どうすればいいのか、考えたロクドは、一人で冒険することを決心した。

4: 2008/01/14(月) 16:10:40.66 ID:9v+2HinP0
コーラ市って何だwww

6: 2008/01/14(月) 16:13:20.59 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:334469726-2BP(1)
ロクドはすぐに町の倉庫にある武器を手に取り、町を離れた。
町を離れてから一時間ほどたつと、道にこういう看板があった。
『モンスターパーク』
「モンスターパーク?面白そうだ!行ってみよう!」
そう言い、一歩足を踏み入れた。すると突然ヘビのような生物が現れた!
「出たなモンスター!!」
そう言って剣を構えるとヘビが
「ちがいます!!」
「ん?違うのか?」
「はい、私はロール城のボスに指令され、ここに足を踏み入れたものは殺せ
と言われているのですが、私には出来ません。」
だが、あたりには人の骨やにくがある。

7: 2008/01/14(月) 16:18:18.48 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1783834188-2BP(1)
「じゃあこのまわりにあるのは何だ?」
「それは、ボスを騙すために私たちがつくったレプリカです。」
「私"たち"?」
「はい、この先にもまだまだいるのです。」
「へえ。」
そういうとロクドは、モンスターパークを進んだ。
「待ってください!」
「なんだ?」
「私はテール。あなたをここに通すわけにはいきません。」
「何でだ?」
「あなたがここを通ったら、私たちが、あなたを殺せなかったことになり、
私は殺されます。」
それを聞いたロクドは、さっき届いた手紙をテールに見せた。
「これは?」
「ボスからの手紙だ。」
そういうと、テールは手紙を開いた。
「そなたをロール城へ招待しよう・・・まあ!これは本当にボスの?」
「そうだ」
「じゃあ・・・城への行き先を教えます。」

10: 2008/01/14(月) 16:21:17.22 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:836172656-2BP(1)
そういうとテールは、ロクドに1枚の地図を差し出した。
「ここを真っ直ぐ南に行けば、城があります。」
「南ってどっちだ?」
「あっちです」
テールは今来た道の全く逆方向を指差した。
「えー!今来た道また戻るのかー!」
「はい。」
「じゃあ・・・ありがとう!」
「さよ~なら~~」
そう言とロクドは、なんと東へ走っていった。
「あ!!そっちは・・・まあなんとかなるしょ」
一方ロクドは・・・
「もう夜がふけてきたなあ・・・今日はここで泊まることにするか」

12: 2008/01/14(月) 16:25:59.09 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:752555939-2BP(1)
そう言って、ここで野宿した。
ロクドは夢を見なかった。・・・・・・・   ←でっていうwwwwwwwwww
次の日、ロクドはすぐに起きて、今度はちゃんと南をすすんでいった。
そうすると、広いジャングルに出た。
「ここはどこだ~?!」
ジャングルは、ロクドの苦手で、すぐに方向がわからなくなってしまう。
だが勇気あるロクドは、勇ましくジャングルへ入っていった。
だがその瞬間ロクドはなんと西に進んでいったのだ!そこに馬鹿でかいライオンがまちかまえていた。
ロクドは必氏に戦おうとしたが、一瞬にして飲み込まれてしまった。
「うわあああああ・・・」・・・そのままロクドは気を失った。
気が付くとそこは胃袋の中。なんと服が解け始めているではないか。
「なんとかここから脱出しないと・・・。」
ロクドは手に持っている剣で胃袋を切った。ロクドは無事脱出することができた。

14: 2008/01/14(月) 16:29:01.47 ID:jE3AmMpvO
淡々としてるな

15: 2008/01/14(月) 16:30:49.48 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:2257664999-2BP(1)
さらにロクドはジャングルを進んだ。すると突然仮面をかぶった男が現れた!
「だれだ!!」
「てめぇ・・・気安く言ってんじゃねえよ・・」
「何をしにきた!」
「まだわからねえのか!!!ならば排除するのみ!!!」
そういい男は襲い掛かってきた。ロクドはすかさず剣をかまえた。相手も剣をもっている。
『ガキィィン』
『ギィィィィン』
剣を剣がぶつかり合う音がジャングルに鳴り響く。
『ガキィィィィィィン』
「く・・・なかなかやるな。」
と、ロクド。
「喋っている間はスキだらけだぞ・・・」
そういうといきなり切りつけてきた!
『ズバン!!』
「ぐああああ!!」
ロクドはひざまづいた。
「ハァ・・・ハァ・・・くそ・・・。」
「まだやるか」
「はぁはぁ・・・負けるもんか・・・。」

19: 2008/01/14(月) 16:36:12.91 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:752555939-2BP(1)
そう言うとロクドは立ち上がった。その時!!なんと男がロクドの傷口めがけて
蹴ってきたのだ。
『ドカッ』
『ブシュウウウウウウ』
「ぐああああああああああああああああ!!!
ひ・・・卑怯だぞ・・・」
「それが俺の任務だ。」
「・・・・・!!まさか貴様!!」
「そのまさかさ。俺はロール城のボスの弟子だ。」
なんということか、男はボスの弟子だというのだ!!
「わかった・・・もうしゃべるな・・・」
「もう喋るなァ?なにいってんだ、それはお前だろ!お前は喋りたくても
今ここで殺されて喋れなくなるのだ!」

20: 2008/01/14(月) 16:37:25.65 ID:Ioo3dceX0
ロクド絶体絶命の危機!

22: 2008/01/14(月) 16:40:53.90 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:418086735-2BP(1)
「なに言ってんだ・・・!俺は氏なねぇ・・・」
そう言うとロクドは立ち上がり、最後の力を振り絞って剣をかまえた。
「何をする気だ・・・」
「だマってロって・・・いっテンだろ・・」
「生意気な・・!!!」
「トルネード・・・・サーベルゥゥゥ!!!!」
『ズバァッァアァァァァァァン』
ロクドは剣を超高速に回転させ、相手めがけて投げたのだ。
「ぐあああァァア!!」
『・・・どさっ・・・。』
「ハアハア・・・」
「勝ッた・・・やっト・・・勝っタぁァ・・・」
『どさっ・・・』

そのままロクドは眠りについた。

23: 2008/01/14(月) 16:41:37.62 ID:aIyKZc6U0
カタカナの入り方イミフwwwww

27: 2008/01/14(月) 16:46:46.88 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1170641276-2BP(1)
その日ロクドは夢をみた。それは待ちの皆がロール城のボスに魂を吸い取られてしまった夢である。・・・

次の日ロクドはすっかり元気になっていた。早速ジャングルの冒険を再開した。
「昨日の奴がボスの弟子ってことはボスはどんなに強いんだよ・・・」
今まで強気だったロクドがあの男と戦ってから急に弱気になったのだ。
「もうあんな奴は出ないでほしいな・・・。」
そんな不安を抱え、ロクドの冒険はまだまだ続く。
結局何も無いままジャングルを出た。
そこにはなにやら遺跡のような建物がズラリと並んでいる。
その遺跡の影に一人の男が横たわっていた。
「おい!どうした!!」
「ハァハァ・・・ロール城のボスに・・・ヤられた・・・」
「何!!??」
「アイツは・・・無敵だ・・・!!!!」
『ガクッ』
「おい!!しっかりしろ!!」
男は氏んではいない。まだ助かるかもしれない。
「とにかく安全な場所に・・・」
するとロクドは男を抱え、遺跡の中へ入っていった。

30: 2008/01/14(月) 16:50:18.02 ID:9v+2HinP0
ロクドピンチwww

33: 2008/01/14(月) 16:55:13.52 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1003407449-2BP(1)
「ふぅ・・・」
それからロクドはずっと看病を続けた。そのとき男は目を覚ました。
「ん・・・・?だ・・・誰だ!!」
「大丈夫。敵じゃないよ。」
そう言うとロクドは今までのことを説明した。・・・
どうやら男は全く記憶にないようだ。
「そうなのか!?俺がボスに・・・!?」
「そうだ。俺が見つけたんだ。」
と、ロクド、
「な・・・なまえは・・・?」
「ん?俺?俺はロクド!お前は?」
そう言うと男は小声でこう言った。
「ジュ・・・ジュア・・・」
「ジュアか!ヨロシク!」
そう言うとロクドは考え始めた。・・・
「なぁ・・・一緒にロール城まで行ってボスを倒さないか?」
「・・・!!??」
「つまり・・・俺の仲間になってくれ!」
と言うとジュアは
「と・・・とんでもない!あんな奴に勝てるわけが無い!!やめておけ!」
と否定したのだ。そこでロクドは
「お前・・・ロール城のボスにやられて悔しくないか・・・?」
「そりゃ悔しいケド・・・。」
「じゃあ行こうじゃないか!ボスに恨みをぶつけよう!!」
というとジュアは
「そ・・・そうだよな・・・やられっぱなしで居るなんて戦士としての恥だ!」
「じゃあ行こう!」
「ああ」
そしてロクドに1人の仲間が加わった。

37: 2008/01/14(月) 17:03:01.16 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:501704036-2BP(1)
「もう日が暮れる。今日はここで泊まろう。」
と言ってここに泊まることにした。この日六度は夢を見なかったが、ジュアは見た。
それは昨日ロクドが見た夢と全く同じで自分の町の人間もロール城のボスに
魂を吸い取られてしまった夢である。・・・・・・・

次の日ジュアは今日の夢のことをロクドに話した。
「え!?俺も見たぞ!!全く同じ夢!!」
「何ィ!?!?」
・・・・・・・・・・・・・・・
「この見た夢が本当でなければいいのだが・・・」
「ああ・・・。」
そんな会話をしながら遺跡を抜けた。しばらく草原を進むとにぎやかな町に入った。
ここはどうやら城下町のようだ。だが勿論城には敵のボスがいる。それで城下町に常人など居るハズがない。
つまりみんな敵のハズだ。
「ここに居るのはおそらくみんな敵だ。見つからないように行こう」
「ああ・・・。」

・・・一方ロール城では・・・
「ボス・・・」
「ああ・・・。誰かがこの城に向かっているようだ・・・おそらく1人は私がてがみをだして 
招待した奴だろうが・・・もう一人は誰だ・・・・?少し見に行ってみようか・・・・」

42: 2008/01/14(月) 17:08:14.93 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1365748177-2BP(1)
さあさあロクドのほうはと言うと・・・?
「だ・・・だれ!?」
「しまったやべェ!!見つかった!!」
と、隠れるが城下町の人々は全く悪そうな顔をしていない。
「あ・・・あれ・・?みんなこの城のボスじゃないのか?」
というと城下町の人は不思議そうにこう言った。
「・・・ボス?」
なんと城下町の人々は城のボスを知らないと言うのだ。
「え?ボスを知らない?」
「は・・・はい、え・・・でもこの城の王といえばコール王ですが
決して悪い人では・・・」
とそのときだった!!!!!!!!
「この私を呼んだか?」
「あ!コール王、おはようございます!」
するとロクドとジュアは声をそろえてこう言った。
「こいつがボス!?」

53: 2008/01/14(月) 17:14:24.43 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:167234832-2BP(1)
今『この私を呼んだか?』と言ったのはコール城のボス。それを城下町の住人は王と呼んでいるのだ。
「コール王?私はもう王ではない・・・」
「え・・・?」
「もうこの世界も終わりの時が来たようだ・・・」
なんと城下町の住人はコールに騙されていたのだ!!
「許せねぇ!!」
というとロクドははコール王に攻撃を仕掛けた。
「うおおおおおお!!!」
「貴様・・・私が招待したガキではないか。
貴様も氏にたいか」
「だまれ!!!!お前なんかに殺されるか!!!」
そのとき!!
『ビュッ』
なんとコール王が消えたのだ!!
「き・・・消えた!?」
「無駄だ」
『ドスッ』

60: 2008/01/14(月) 17:19:25.20 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:334469726-2BP(1)
「ッぐ・・・」
なんとコールは消えるほどの速さでロクドの背後にまわり剣でさしたのだ!!
「そう簡単に私が敗れると思うな。」
「く・・・くそぉ・・覚えてろ・・・」
『どさっ・・・』
そういい、ロクドは倒れた!
「ロ・・・ロクド!!」
今度はジュアがコールに襲い掛かった!
「うおおおおお!!!」
「ほう・・・これは昨日私に惨敗したザコじゃねぇか・・・」
「だまれ!!俺は変わったんだ!!!!!!!」
と言うとコールは
「貴様も同じだ」
『ドスッ』
「ぐあぁぁぁ」
『どさっ・・・。』
なんとジュアまでもがやられてしまった!!!このままではもう勝ち目はない!!!

67: 2008/01/14(月) 17:27:10.48 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:222979924-2BP(1)
「え・・・みんなやられちゃった・・・。」
「貴様も氏にたいか」
城下町の住人は震えながらこう言った。
「え・・・い・・・いえ・・・」
「ふっふっふ!氏にたくないと言うか!!まぁいい・・・どうせ氏ぬのだ・・
この世界と一緒にな・・・。はっはっは!」
と言うとコールはまた消えるようなスピードで去っていった。
「はぁ・・・、とにかくこの人たちを安全な場所へ・・・」
と言うと住人は建物の中へ二人をつれて行った。
そして3時間ほどたつと二人が目を覚ました。
「ハァ・・・あ・・ありがとう!お前が助けてくれたのか・・・」
「あ・・目を覚ましましたか・・私はポーニンと言います。まさかコール王が飛んだ悪党だったなんて・・。」
と言うとロクドは
「ハァ・・・ポーニンか!よろしく・・・!それよりとにかく・・・アイツを許すわけにはいかねぇし・・」
「え・・・?あんまり無茶をしないでください!!」
とロクドをとめた。
「わかってる・・・。今すぐには行かねぇよ。
もう少し休まないと・・・。」
どうやらロクドも無茶はしないようだ。
するとポーニンは
「それでも駄目ですよ!キズが深すぎます!!命だって危ないじゃないですか!!」
それに続いてジュアも
「だからやめておけって言ったのに・・・!!!」

76: 2008/01/14(月) 17:33:45.24 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:2257664999-2BP(1)
それでもロクドは
「いくらとめても俺は行くぞ・・・。」
「そんな・・・」
「・・・分かった。じゃあ俺も行くよ」
とジュア。
「ジュアさんまで!!」
「ジュア・・・ありがとう!」
「二人ともがどうしてもって言うなら・・・
とめはしません。そのかわり・・・どうなっても知りませんよ・・・?」
「ああ・・・覚悟は出来てる。」
「じゃあ・・・とにかくお二人とも今日はここに泊まってください!!」
「あぁ・・・そうするよ・・。」
と言い、今日はここで泊まることにした。
そして夜がふけ、二人は寝どころについた。そしてこの日は二人とも夢を見た。
それはなんと城下町の住人まで魂を吸い取られる夢だった・・・。

82: 2008/01/14(月) 17:42:05.53 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:222979924-2BP(1)
そしてジュアが見た夢は、
なんとポーニンも仲間に加わって、3人でコールを倒す夢だった。・・・・・・・・・・

次の日ロクド達は朝作戦を立てていた。
そのときポーニンが来た。
「あ・・・あの・・・。よかったら私も仲間に入れさせてくれませんか・・・?
こう見えても私・・・腕には結構自信があるんですよね・・・。」
と、ロクドの仲間入りを希望してきたのだ。そこでロクドは迷わず
「ああ!仲間が増えたらコールを倒せる確立が少しでも増えるかもしれない!いいぞ!」
「ありがとう!!」
そう言い、ロクドとジュアはこそこそ話しはじめた。
「おい・・・俺は今日ポーニンが仲間にくわわる夢を見たんだ・・・!」
「まじかよ・・・・俺は城下町のみんなが魂を吸い取られる夢を見たんだ・・・。」
「じゃあ・・・もしかして正夢!?」
「かもな・・・だとしたらおととい見た自分の町の人間がコールに魂を吸い取られる夢ももしかして
正夢・・・?」
「かもな・・・あんまり悪いほうに考えないほうがいいぞ。」
と言いながら作戦を続行した。
そして約2時間後、城に行く準備を整え、城へと向かった。

89: 2008/01/14(月) 17:48:48.39 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:222979924-2BP(1)
「城には兵士たちがいっぱい居ます。気をつけて。」
「兵士たちはコールの仲間なのか・・・?」
と聞くと、ポーニンはうつむきながらこう言った。
「おそらく・・・。」
「じゃあ話は早い!どうせ兵士たちはみんなザコだろ!」
と言いながら、城門の前へ来た。すると突然兵士がこっちに走って来た。
「こら君たち!!ここに近づくんじゃないぞ!」
と言うとロクドはすかさず
「だーまーれーー!!!!」
と言い、兵士を殴った。
『ドカッ』
「ぐああーーー!!」
『ドサッ』
兵士は倒れ、気を失った。
続いて城門へ向かった。城門を開くとそこには長~~~いらせん階段が続いていた
「なげーー!」
ロクドは驚いた。
「ここを上りましょ。」
ポーニンは言った。
そして階段を上りはじめた。

102: 2008/01/14(月) 17:57:33.96 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:585320573-2BP(1)
しかしそこはとてつもなく長~~い階段が続いていた。
「ふぅー。」
ジュアはすぐにつかれた。
「まだ上ったばっかりだろー!」
ロクドは怒った。
「ジュアさん、頑張ってください!!」
「ああ・・・頑張るぞ・・・!」
ジュアは立ち上がった。
そして数時間後、階段を上り終えた。
そこにはボロボロのドアがあり、ロクドは迷わずドアを開いた。
『ギィィィィ・・・』
そこには広い廊下が待ち構えていた。
「なんだ。ただの廊下か。」
そう言いロクドは前に進んだ。
「いや・・・ちょっと待てロクド!!」
とジュアがとめた。
「何だ??」
「コールが住んでいる城をこんな簡単に進めると思うか!?」
「どういう事だ・・・?」
「何かわながあるに違いない!」
と言うとジュアはポケットからだんごを取り出し、
廊下に投げた。その時だった!!
『ビュッ!!!』
なんとヤリが飛んで来たではないか。
「ほらな。」
「なるほど・・・。ありがとうジュア!」

117: 2008/01/14(月) 18:09:22.61 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:278724252-2BP(1)
そしてみんなで自分の持ち物を投げた。
すると突然炎が上がったり、落とし穴がでてきたりした。
そしてワナがある場所とない場所を探りながら廊下を進んだ。
「ふぅ。やっと廊下を抜けたぞ。」
「次に進もう。」
そう言い、またドアを開いた。
するとそこには数人の兵士が待ち構えていた。
「貴様ら・・・侵入者か!!」
「うるせぇ!!お前らをぶっ飛ばしに来たんだよ!!」
そう言うとロクドは真っ先に兵士に殴りかかった。
「ぐはっ」
「ぐぁぁあ!!」
次々と兵士が倒れていく。
「私たちも行きましょ!」
とポーニン。
「ああ!」
『ドカッ』
『バキッ』
『グサッ』
「ぐあぁぁあぁ!!」
・・・ そして、兵士たちを倒した。
「ふぅ・・・。」 とポーニン。
「さすがに疲れたな。」 とロクド
「休憩しないか。」 とジュア。
そして3人は休憩することにした。

128: 2008/01/14(月) 18:15:20.28 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:752555939-2BP(1)
そして城下町から持ってきた食べ物を食べた。
「あ~回復するぜ!」
「生き返った気分だ・・・。」
そしてしばらく作戦を練った。
しばらくし、再び城内を進むことにした。
「そろそろ行こうか。」
「あぁ。」
次のドアを開けると、部屋中が水浸しだった。
「うわっなんだこれ!」
「みんな水中を見てみろ!!」
とジュアが言い、水中を見てみると、そこにはなんと大量のピラニアが
泳いでいた!
「ピ・・・ピラニア!?」
「どうする・・・?」とジュア。
するとポーニンが袋から何かを取り出した。
「これはさっきの廊下で取っておいたヤリです。
こんなこともあろうかと・・・。」
「ナイスだポーニン!」
そしてみんな1本づつヤリを取り、ピラニアを刺した。

138: 2008/01/14(月) 18:20:51.77 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:780427474-2BP(1)
『グサッ』
『グチュッ』
ピラニアを一匹一匹刺していたその時だった!!
「いってええええ!!!」
ジュアが叫んだ。
「どうした!?」
ロクドはジュアを見ると、あ然とした。
なんとジュアの背後からサメが足を噛んでいるではないか!
周りには大量の血が流れている。
「ジュア!!大丈夫か!!」
「ちくしょう・・・いてェ・・・!!」
サメはジュアを離す気配は全くなく、このままだとジュアの足が引きちぎれてしまう。
「どうしよう・・・ポーニン、何かないのか!?」
「どうすることも出来ません・・・。」
「くそ・・・」
見る見るうちにジュアの顔は青ざめていく。

147: 2008/01/14(月) 18:29:15.42 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:696810555-2BP(1)
「そうだ!」
ロクドは何かがひらめいたようだ。
「どうすればいいんだ・・・ロ・・クド・・助けてクレ・・・」
ジュアは今にも気を失いそうな声で助けを求めている。
「ピラニアは強い毒をもっているだろ!?それをサメの口の中に投げ込めば・・・!!」
「ああ!サメは毒に犯され、倒れますよね!いい考えです!!」
そしてロクドとポーニンでピラニアをサメの口に投げ込んだ。
するとサメはもがき苦しみ、倒れていった。
「はぁはぁ・・・ありがとう・・・。危うく氏ぬところだった・・・。」
「でもキズが深すぎます・・。手当てをしないと・・。」
とポーニン。
するとロクドは
「そんなことしてる暇があるか!そんなことしている間に城下町のみんなは
魂を吸い取られてるかもしれないんだぞ!」
と言うとポーニンは
「でもジュアさんが・・・」
するとジュアは
「俺は大丈夫だ。次に進もう。」
そして手当てをせず、ドアを開いた。次の瞬間!!
なんと床が開き、3人とも落ちてしまったではないか!

157: 2008/01/14(月) 18:38:10.26 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1505109896-2BP(1)
『ヒューーーーー…』
『ドサァッ…』
3人は、地面に叩きつけられた。
「いってぇ…どこだ?ここは」
「いたたた…真っ暗・・・」
「クソ・・・いてぇ・・・。
ハァ・・・何も見えないな・・・。」
するとポーニンは、ポケットからマッチ棒を取り出し、
火をつけた。
「こんなときにマッチ棒があって良かった・・・。」
「おぉ、さすがだなポーニン!」
周りを見渡すと、崖のようになっていた。
「高ぇ・・・」とロクド
「ここ上るのか!?」とジュア。
するとポーニンは
「戻るならのぼるしかないでしょ・・・」
「だよな・・・。」
するとポーニンは袋からヤリを取り出した。
「これで刺しながら上っていけば少しは楽なハズ。」
「そうだな!」
でもヤリは2人分しか残ってない。
すると迷わずロクドはこう言った。
「俺はいいよ。自力で登るから!」
「ああ」
そして3人は上り始めた。

161: 2008/01/14(月) 18:42:33.14 ID:GVZk080jO
ジュアの手当てが先だろうがwwwwwwwwww

162: 2008/01/14(月) 18:43:34.47 ID:/ielfyJ90
自力で登るクソワロタ

164: 2008/01/14(月) 18:43:58.70 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1170641276-2BP(1)
「ふぅ・・・」
「ハァ・・・ハァ・・さすがにキツいな・・・。」
「そうだ!」
ジュアが何かひらめいたようだ。
するとジュアはポケットからロープを取り出した。
そしてロープの先端にヤリを取り付け、上に向かって投げた。
「ロープをつたっていけば楽だろ?」
「ジュア・・・ナイスだ!!」
そして3人はロープをつたって、頂上まで上がった。


ちょっと休憩。コンビニ行ってくる

176: 2008/01/14(月) 19:02:37.40 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:167234832-2BP(1)

そして頂上で休憩することにした。
3人は作戦を練った。
そしてしばらくし、次に進むことにした。
「いいか、またドアを開けた瞬間落とし穴があるかもしれないから
気をつけてあけるんだぞ。」とジュア。
「あぁ、分かってる。」
そしてドアノブに手を伸ばしたその時だった!!
『バリバリバリィィィィィィ!!!』
「ぁああぁっっぁぁあああああ!!!!!」
なんと強力な静電気で、ロクドが感電したではないか!!
「ロクド!!」
「ロクドさん!!」
ロクドは白目をむいたまま倒れた。
「ハッ・・・ハァ・・・ガ・・・」
ロクドは苦しそうにもがいている。
「ロクドさん大丈夫ですか!?
すぐに手当てしないと・・・!!」
そういうとポーニンは袋から包帯を取り出し、
ロクドに巻きつけた。
「・・・よし、これで大丈夫です」
「ハァ・・・ありがとう・・・優しいな・・。」
そう言うと、先に進んだ。

181: 2008/01/14(月) 19:09:25.52 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:501703463-2BP(1)

その時だった!!城内で放送が流れたではないか!
〔ハハハ・・・よくぞここまでこれたな!!
侵入者は過去に何人か居たが・・・、
ここまで来れたのはお前たちが始めてだ!!
だがじきに城下町の人間の魂は・・・
ふふ・・・。まあせいぜい頑張ることだな!!〕
するとロクドは顔を赤くしてこう言った。
「コーーールゥゥ!!!!!!!!
お前ェ!!!俺の町の人間の魂を吸い取ったのか!!!!」
〔ふふ・・・・それはどうかな?〕
「ちくしょーーーーー!!!!
出てこいコール!!!どこにいるんだーーー!!!」
〔はっはっはっは!!必氏だな!!まあせいぜいがんばれ。〕
そうすると放送は途絶えた。
「ち・・・ちくしょー!!」

191: 2008/01/14(月) 19:15:25.95 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:975534757-2BP(1)
ロクドは悔しそうにひざまづいた。
「ロクド・・・」
「ロクドさん・・・」
「何で・・・!!なんで俺の町のみんなが・・・!!うぅ・・・
みんな俺には酷い態度だったけどさ・・・それでも好きだった!!
大切な町の住人だった・・・!!」
ロクドはとても悔しがっていた。
「ロクドさん・・・気持ちは分かりますが・・・。
悔しがっていても無駄です!いきましょう!!」
「そうだ!行こうロクド!!」とジュア。
するとロクドは迷わず
「あぁ!!行こう!!コール・・・ぜってぇぶっ飛ばす!!!」
そして3人で次に進んだ。

・・・コールの方はというと・・・
「・・・ふっ・・・。まぁせいぜい頑張るんだな・・・」
「今回の相手は強いでしょうね・・・。」
「・・・だろうな。だが俺にはカス同然だ」


200: 2008/01/14(月) 19:22:34.83 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:891916984-2BP(1)
「それにしてもコール・・・どこに居るんだよ!!」
「多分最上階でしょう。早く行かないと町のみんなが・・・!!」
そしてロクドたちはひたすら上を目指した。
すると研究室のような部屋に入った。
「なんだここは??」とロクド。
「研究室だろ」とジュア。
そこには色んな機械がズラリと並んでいる。
「これはなに?」
ポーニンがひとつの紙切れを拾った。
そこにはこう書かれていた。
【んよんさちいうゅきくろ】
「・・・??」
「どういうことだ?」
するとジュアは
「おい!この機械見てみろ!」
するとその機械には
1~9まで書かれたボタンがあった。
「・・・どういうことだ??」
「・・・あ!わかったぞ!!」

205: 2008/01/14(月) 19:29:37.94 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1254258195-2BP(1)
ジュアがひらめいたようだ。
「わかったのか!?」
「あぁ。この紙切れを逆に読んでみろ」
「・・・ろくきゅういちさんよん?
あ!69134になる!」
「そういうことね!じゃあこのボタンを順番どおりに押せば・・・」
そして、ポーニンはボタンを順番に押した。
「6・9・1・3・4・・っと。」
「なにが起こるんだ!?」
・・・しばらくたったが何も起こらない。
「何で・・・??」
するとジュアがまたひらめいたようだ。
「・・・あ!紙切れには逆に書かれていたんだから
ボタンも逆の順番に押さないといけないんじゃないのか!?」
「そうだな!」
そして4・3・1・9・6の順番でボタンを押した。
すると機械が突然
『ウィーーーーーンゴトン、ガシャン、ガッ』
と動き出し、突然爆発した。
『ボゴオオオオオオオオン』
「う・・・うわっ!?」
「なんだ?!」
すると突然地面に穴が開き、階段が現れたではないか!!

213: 2008/01/14(月) 19:36:41.01 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:278724252-2BP(1)
「この階段を進むか!?」
「でもボスは最上階にいるはず・・・この階段は下に続いているわ!」
とポーニン。
「どうする?!」とジュア。
「でも突然階段が出てきたってことは絶対なんかあるはずだろ!
ちょっと行ってみよう!!」
そして、3人は階段を進むことにした。
しばらくし、階段を下り終えるとそこには
ボロボロの箱が置いてある。
「なんだこれ!」
「宝じゃないか!?」
そういい、その箱を開くと、なんと兵士が現れたではないか!!
「よくここがわかったな・・・」
兵士はそういうと、切りかかってきた!!
ロクドたちはすかさず剣を構えた。
『ギィィッィン』
『ガキィィィン』
「なかなか強いな・・・」とロクド。
「貴様らもな・・・」

218: 2008/01/14(月) 19:41:53.95 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:445959528-2BP(1)
『ギィィィン』
「ハァ・・・ハァ・・・」
「ロクド!!ちょっと離れてくれ!」
ジュアがそういうと、ロクドは兵士から少し離れた。
「・・・なんだ??」
「見てろ!」
そういうと、ジュアはポケットから手榴弾を取り出し、
兵士めがけて投げつけた。
『ドッゴオオオオォォォォオオン!!!』
「きゃあ!!」
「うわっ」
爆風がロクドたちをも襲う。
『ゴォォォォォ・・・』
「すごい地鳴り・・・」とポーニン。

しばらくし、爆風はおさまった。
だがしかし!!なんと兵士は鎧を着ていたため、
無傷だったではないか!!!!!!
なんということか!このままではロクドたちが危ない!!

229: 2008/01/14(月) 19:49:23.82 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1560854887-2BP(1)
「ふっふっふ・・・ははははは!!このぐらいで俺を倒せると思ったか!!」
「まさか鎧があったとは・・・手榴弾が効かないのか!!」とジュア。
「どうやって倒す・・・?!このままじゃ勝ち目はないぞ!」とロクド。
するとポーニンはひらめいたようにこう言った。
「・・・あ!ひとつだけ勝てるかもしれない方法があります!!」
そういうと、ポーニンは袋から何かを取り出した。
「それは・・・!!おぉ!!」
なんとピラニアではないか!!!
「念のためとっておいたんです!あの水浸しの部屋のピラニアを!
これを兵士の口に投げ入れれば、兵士は毒におかされ、倒れるはずです!!」
「ポーニン!!ナイスだな!!!」
そう言い、ポーニンは兵士の口にピラニアを投げ入れた。
「倒れてくれ・・・・倒れてくれ・・・!!」
ジュアは必氏に願うしかなかった。
すると突然兵士は顔を青くし、もがき始めた。
「う・・・うぅ・・・ああ・ァアア・・」
「やった!!」
3人は声をそろえて言った。
そして兵士は倒れた。

239: 2008/01/14(月) 19:57:47.15 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:222979542-2BP(1)
兵士は口から何かを吐いた。
「・・・?何これ?」
それはネバネバした糸状のものだった。
「何だこれ・・・きたねぇ!!」
そう言い、ロクドたちは進んでいった。
「・・・ポーニン?何してるんだ?」
「念のためこのネバネバしたものも取っておかなくちゃ。」
「そうか・・!どこかで役立つかもしれないしな!!」
そして3人は階段を上った。
するとあの研究室に戻った。
するとまた城内で放送が流れ始めたではないか!!
〔俺の部下を倒すとは・・・・!お前らもなめたもんじゃないな・・・。
だが3人だから勝てただけ・・・。1人だったらどうだ?負けてただろう〕
確かに誰か一人だけでは勝ち目はほとんど無かっただろう。
〔この中の誰かが居なくなったらどうする・・・?〕
「・・・・?どういう事だ!?」
「・・あれ!?ジュアさんは!?」
なんということか!!なんとジュアが突然居なくなったではないか!!!
このままではロクドたちの勝ち目は薄い!!!!

247: 2008/01/14(月) 20:02:37.93 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:334469726-2BP(1)
〔ふっふっふ・・・こういうことだよ。〕
「貴様・・・卑怯だぞ!!!」
〔卑怯なのはどっちだ?1人相手に3人で立ち向かおうとする
こと事態卑怯ではないのか・・・?はっはっは!!〕
「お前もいっぱい部下居るじゃねーか!!!!!」
〔俺の戦闘において卑怯ということばは存在しないからな。ふふふ・・・〕
「畜生・・・・!!ポーニン、ジュアを探そう!!」
「いえ、そんなことしている暇はありません!
二人でもいいからコールを倒しましょう!!
コール・・・私たちを裏切って・・・
町の皆を・・・!!!絶対許しません!!!
私たちでぶっ飛ばしましょう!!」
と、顔を赤くして言った。
「・・・ああ!そうだな!コール・・ぜってぇゆるさねェ!!!」

258: 2008/01/14(月) 20:11:18.57 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1755961979-2BP(1)
そして二人は進んだ。
「ちょっとまて、コールは最上階にいるんだろ?」
「そのはずです・・・それがなにか?」
するとロクドは窓の外を指差した。
「まさか・・・城の壁を上っていくんですか!?」
「ああ」
「無理ですよ!さっきの崖とは違ってデコボコしてないから・・・」
「お前・・さっき何拾ってた?」
「・・・あ!!あのネバネバした糸状のものの粘着力を使って・・!!」
「そうだ!あの粘着力なら登れるだろ!」
そういい、ネバネバしたものを手に塗りつけ、壁をのぼりはじめた。
「高ぇな・・・」
「大丈夫でしょ」
そう言いながら、最上階を目指した。
そしてしばらくし、最上階に着いた。
「ふぅ・・・やっとついたか。で、コールはどこだ?」
「探しましょう。最上階は他の階と違って広いですね・・・」
「そうだな」
そしてコールを探し始めた。

267: 2008/01/14(月) 20:17:02.23 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:668937964-2BP(1)
「コール~~!!!どこだ~~~!!!!」
「ジュアさ~~ん!どこですか~!?」
すると突然放送が流れた。
〔誰が最上階に居ると言った?
ボスだからと言って最上階とか限らんだろう・・・。〕
「最上階にいるんじゃないのか!!?
ポール・・・!!どういうことだ!!」
「こんなはずでは・・・!!とにかく探しましょう!」
〔ふっ・・・まだ上があるだろ・・・はっはっは!!はっはっはっは!!!
はーっはっはっはっは!!!〕
コールは高らかに笑い、放送はきれた。
「最上階より上ってあるんですか・・・?」
「ねーよ・・・何言ってんだコール・・・!!」
「・・・あ!!」
「どうした!?」
「屋上じゃないですか!?」
「それだ!!!屋上だ!!!!!!」

278: 2008/01/14(月) 20:27:03.06 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:501704036-2BP(1)
「でも屋上にどうやって行く!?」
「どうしましょう・・・とにかく屋上へ行く階段を探しましょう!」
すると遠くで小さい声がした。
「ロクド・・・ポーニン・・・此処だ・・・。ここに居る」
「・・・ジュ・・・ジュア!!??」
「ジュアさん!?どこにいるの!?」
「ここだ・・・」
すると背後から二人の肩をポンと叩いた。
ロクドたちは驚き、振り返るとそこには
なんと白目をむきながら微笑んでいるジュアの姿があったではないか!!!!
「ジュア・・・どうしたんだ!!」
「お前らを・・・倒ス!!」
「なにぃ!!??」
そういうとジュアは襲い掛かってきたではないか!!!!
「クェェアアアアアアアアア!!!!」
『ギィィィッィィィイン』
『ズバッッ』
ロクドはジュアを切りつけた。
「ジュア・・・急にどうしたんだよ・・・!!」

286: 2008/01/14(月) 20:32:26.96 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1170641276-2BP(1)
ジュアは血まみれになり、その場に倒れたがすぐに立ち上がって
また襲い掛かって来た。
「デュレァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
『ガッキィィィイイィィン』
「いい加減にしろジュア・・・!!何だってんだ!!」
「ギェアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
『ブシュッ』
ロクドはジュアを刺した。
「ハァハァ・・・お前が悪いんだぞ・・・!!」
「ァ・・・・ガ・・・ッ・・・アァ」
ジュアの目には涙が浮かんでいた。
「ジュアさん・・・。」
「ハァ・・・ヵ・・・ガ・・・ッァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ジュア・・・」
「・・・・・・・・・・」
ジュアは息をしなくなった。
「ジュア・・・・?ジュア・・・!!!ジュア!!!」
「ジュアさん!?え!?ジュアさん!!!!」
「ジュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

299: 2008/01/14(月) 20:42:16.40 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1003406966-2BP(1)
そしてしばらくロクドは叫び続け、何かを決心したかのようにこう言った。
「俺、ジュアのぶんまでコールをボコボコにしてやっから。
コール、跡形もなくぶっ飛ばすから。安心しろ。ジュア。」
「ジュアさん・・・。大丈夫です。ジュアさんが倒れても・・・
私たちでコールを倒します。ジュアさんの分まで!!」
そう言うと、二人は屋上へと向かった。
「さてと、どうやって屋上へ行くか?」
「どうしましょう。」
「・・・あ!そうだ。さっきのヤリ貸してくれ!」
「あ、はい、どうするんですか?」
「ヤリで天井を突き破るんだよ!」
「なるほど!!いい考えです!」
そう言うとロクドは天井をヤリでさした。
『グサッ・・グサッ・・ドゴォン・・・』
そして空が見えたが、すでに真っ暗だった。
「もう夜遅いし・・・今日は泊まっていきますか・・・?」
「そうだな。体力も限界に近いし。」
そして、二人は眠りに付いた。
このとき二人とも夢を見た。
それは、コールを倒し、町の皆に魂が戻る夢である!!!

308: 2008/01/14(月) 20:51:46.09 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:334468962-2BP(1)
次の日、二人はコールを倒す作戦を練り、
準備を整え、屋上へと向かった。
屋上に着くと、放送が流れた。
〔よくぞここまで来た!!!さあかかってこい!!!!!!ふっふっふっふ!!!〕
「コール!!!どこだ~~!!!!!」
するとコールはロクドの目の前に現れた。
「お前がコールか・・・畜生!!町の皆を・・・!!ジュアを!!!!!!」
「コール王・・・いやコール・・・あなたが飛んだ悪党だなんて・・・
許しませんから!!!」
するとコールは
「ふっふっふ・・・ハハハハハハ!!俺の強さを知っているだろう。
どうやって倒す?んん?」
「もう作戦は練ってあります。」
「ほう・・・。これは面白いことになりそうだ。」
「今までの俺らとは違うからな!!!」
「まぁせいぜい頑張ることだな・・・はっはっは!!」
するとコールは突然消え、ロクドたちの背後に回った。
「その攻撃はもう効かねぇよ!!!!」
するとロクド振り返り、コールの攻撃を止めた。
『ガキィィィイィィィィイィィィン!!!』

313: 2008/01/14(月) 20:55:21.37 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:891916984-2BP(1)
「ほぅ・・・貴様の言ってるとおり強くなったな・・・!!ふふふ」
「だろ?だからなめんなよ!!!」
『ギィィィィィィン』
『ガッキィィィィイッィィイン』
「だが私にはカス同然さ・・・。はっはっは!!」
「俺にとってもカス同然だぜ!!!」
「威勢がいいな・・・・ふふふ」
『ガキィィッィィイィン』
『ギン!!』
『ギュイイイイン』
「ハァ・・・ハァ・・・」
「もう疲れたのか?ふふ」
「まだまだ・・・!!」
『ギンッ』
『ガッ』
「しまった!!」
なんということか、ロクドは足を滑らし、倒れてしまったではないか!!!!

316: 2008/01/14(月) 20:59:39.88 ID:N+BDl7bx0
『ギュイイイイン』
この擬音は・・・?wwww

321: 2008/01/14(月) 21:09:14.99 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:836172465-2BP(1)
>>319ビーフシチューとシャカシャカチキン


「しまった!!やべぇ!!!!」
「ふふ・・・スキあり!!!!!」
『ドスッ!!!』
「・・・・・アァ・・ッハ」
「ロクドさん!!!」
「ロクドぉぉぉ!!!!!」
「・・・え!?!?」
「ジュ・・ジュア・・ジュア!?ジュアァァ!?」
「ジュアさん!?ジュアさんなの!?」
「戻って来たよ。ロクド。ポーニン。」
なんとジュアは生きていたではないか!!!!!!
「何で!?何で生きているんだ!?」
「気を失っていただけらしいんだ。」
「そうなのか!!!よかった!!じゃあ助けてくれ!!」
「任せろ・・・・!!」
そういうと、ジュアはコールに殴りかかった。
『ドカッ!!』
「グッハ!!!!」

326: 2008/01/14(月) 21:13:56.25 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:1114896285-2BP(1)
「く・・・この私を殴るとは生意気な・・・!!」
と言うとコールは突然消えた。
「後ろにいるんだな!!」
といい、ジュアは振り返った。
「残念。上さ」
「なにィ!!??」
『ビュッ』
『ガッギィィイイィィィン』
「くっ・・・」
『ガッ』
『ギィィィッィン』
『ギン!!ガッ!!』
『ビュッ』
「くそ・・・・!!」
するとロクドは立ち上がり、
「ジュア!!一旦そこをどけ!!」
というと、コールに剣を向けた。
「トルネード・・・・サーベルウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!」

333: 2008/01/14(月) 21:22:12.95 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:501703463-2BP(1)
『ビュウウウウウウウウウウウウウ』
剣は高速に回転し、コールめがけて飛んでいく。
「・・・早い!!!!」
『ビュッ』
『ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン』
・・・・・・
「ハァ・・・ハァ・・・危なかった・・・。」
なんとあの速さをかわしたのだ!!
「かわしたのか!!」
「ふっ・・・だからそう簡単に私が敗れると思うなと言っただろ」
「くそ・・・強ぇ・・・!!」
と言とポーニンは笑顔でこう言った。
「ロクドさん!大丈夫です!!
完全に私たちの勝利ですよ!!」
「・・・!?どういう事だ!?」

337: 2008/01/14(月) 21:30:28.23 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:891916984-2BP(1)
なんとポーニンは勝利を宣言したのだ!!!
するとコールは
「何言ってるんだ・・・・頭がイカれたか・・・はっはっは!!」
そう言うとまた消えるようなスピードで・・・・
「・・・ん!?何だ!?動けん!!!」
「え・・・!?何でだ!?」
「くそっ・・・何だ・・・・!?
・・・ネバネバしてるぞ!?」
なんと言うことか!!!!ポーニンはコールの周りにあのネバネバした糸状のものを
張り巡らせていたではないか!!!!!
「ポーニン・・・!!!ナイスだぞ!!!!!」
「私たちでトドメを刺しましょ!!」
そしてロクドは剣を構え、ポーニンは腕を構え、ジュアは手榴弾を構えた。
「いくぞおおおおお!!!!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ハリケーーン・・・・・
サーベルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」
「マッチョ・・・・・
パーーーーーーーーーーーーーーーーーンチ!!!!!!!!!!!!!!」
「ボンバー・・・・
手榴弾ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

348: 2008/01/14(月) 21:39:36.36 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:780427474-2BP(1)
「や・・・・やめろ!!!!!!!!!」
『ズッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ブシュウウウウウウウウウウウウウウ・・・ドゴゴゴゴゴゴゴゴッゴオッガアアアアアアアアアアアアアアアア
ボッカァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァアアン』
・・・・・・
「ガッ・・・・ハァ・・ハァ・・アアァ分かった・・・私の負けだ・・・
もう・・・やめ」
「は?こんなので済ますかよ」
そう言うと、3人は空高く飛び上がった。
「行くぞ!!残りの力を全部出し切れ!!!!」
「うん・・・跡形もなく潰しましょ!!」
「ぜってぇ潰す。以上。」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「やめ・・・やめてくれ・・・・!!!!」

「最終奥義・・・トルネードハリケーン・・・・サーーーーーーーーーーーーーーーーアアアベルウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!」
「最後の力よ・・・ムキムキ・・・・ハイパーパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンチ」
「終了。スーパーボンバー手榴弾~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ウェイアァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

362: 2008/01/14(月) 21:53:26.82 ID:Y/6/4ZkZ0 BE:501703092-2BP(1)
『ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・
・・・・・ズシャアアアアアアアッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
ドオオオオオオオオオオクェオオオオオオオオオオオオオオオンドガッゴオオオオォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオン』
「ぐあああああああああああああああああああああああ!!」
『ゴオオオオオオオ・・・・
ォォォオオオォオ・・・・・』
地面が響いている。
『ォォォォォォォォォォ・・・・・・・・』
しばらくし、地鳴りが収まり、砂けむりが晴れてきた。
「・・・コールの姿は?」
「・・・ないな。」
「消し飛んだか。」
あたりを見渡し、コールが居ないことを確認すると 3人は大いに喜んだ。
「よっしゃああああああああああ!!!」
「俺らは勝ったんだな!!!!」
「良かった・・・良かった・・・!!!」
3人の目から涙がこぼれ落ちた。 その涙が太陽に照らされ、輝いていた。
その時、涙のしずくが優しい光となって世界中を包み込んだ。
そして世界中の人々は笑顔を取り戻し、いつもに増して活気付いた。
ロクド・ポーニン・ジュア。 この3人はのちに世界中の英雄となった。
・・・数日後
-コーラ市-
「いやぁ、今日もいい天気だ!」
-ジュアの町-
「コラ!花壇の上を走るなァ!!」
-城下町-
「いぇい!もっとやってー!ふふふ。」
終わり。

これで物語は終わりですw乙

364: 2008/01/14(月) 21:55:59.60 ID:/ielfyJ90
お疲れ!
最後の城下町のセリフの光景が思い浮かばないwww

365: 2008/01/14(月) 21:56:05.68 ID:N+BDl7bx0
シーズン2やってほしいぜ!wwww

371: 2008/01/14(月) 21:59:00.90 ID:v+QKNU4l0
乙wwwwwwなかなか熱い小説だったwwwww

最後にポーニン(気持ちは)no title

顔しか描けんwwwwサーセンwwwwww

373: 2008/01/14(月) 22:01:16.57 ID:GVZk080jO
>>371
ポニテは予想外wwwww

381: 2008/01/14(月) 22:13:01.31 ID:GVZk080jO
>>371に便乗して描いてみた
no title

俺のイメージこんなんだわ・・・

395: 2008/01/14(月) 22:40:17.72 ID:GVZk080jO
ジュアできた
no title

俺の中のジュアは何故かずっと帽子被ってた。イメージは悪ガキ
手に持ってるのは手榴弾的な

417: 2008/01/14(月) 23:13:28.98 ID:GVZk080jO
ロクドでけた
no title

鎧?なにそれお(

421: 2008/01/14(月) 23:18:33.13 ID:9wQJeNsOO
>>417
真っ直ぐな感じがいいなwww
あなたの絵が大好きです><

423: 2008/01/14(月) 23:25:26.73 ID:jsOsN5jY0
全部読み終わった。

マッチョパンチで腹筋が氏んだ

引用: 小5のときPCの授業で書いた小説が出てきたwwwwwwww