1: 2008/03/12(水) 00:00:40.80 ID:QjUCb6+m0
ちゃらちゃ
ちゃちゃららちゃちゃちゃ
ちゃちゃららちゃちゃちゃ
涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソングVol.5 朝倉涼子
4: 2008/03/12(水) 00:02:22.81 ID:aGeoQVOpO
朝倉「こんばんわ!パーソナリティの朝倉涼子です。3月12日の0時になりました。いかがお過しかしら?」


朝倉「男の子の皆はもうすぐホワイトデーだけど、お返しのプレゼントの準備は出来てる?ちゃんと渡さなきゃダメよ」

朝倉「義理でも本命でも、貰ったらお礼をしないとね。本命だったら気持ちもしっかり伝えること。女の子も勇気を出して渡したんだから」

5: 2008/03/12(水) 00:05:05.61 ID:aGeoQVOpO
朝倉「今、チョコレート会社の思惑がどうのとか思ったそこの君!そんなふうだから、義理も貰えないのよ」

朝倉「あたしも、ホワイトデーのお返し楽しみだなー」

朝倉「女友達にしかあげてないけどね」

朝倉「あ!もうこんな時間。じゃあ、今宵も涼子と一緒にいっぱいお話ししましょうね」


6: 2008/03/12(水) 00:10:27.09 ID:aGeoQVOpO
~CM~

谷口「近頃、忘れ物が多くありませんか?」

みのる「それは、疲労からくるのかもしれません」

谷口「そんな時はこれ!ワワワドリンク!!」

みのる「疲れなんて、吹っ飛びますよー」

谷口&みのる「かってね、はーと。」

7: 2008/03/12(水) 00:13:25.84 ID:aGeoQVOpO
朝倉「あらためましてこんばんわ。朝倉涼子です。それと、本当に女友達にしかチョコをあげてないわよ?」

朝倉「周りのスタッフさんが、嘘だー、とか言ってるけど、断言するわね。今年は本当に男の人にはあげてないの。……え?去年?それは秘密」

朝倉「さて、これ以上突っ込まれる前にフツオタのコーナーにいきましょう。えーと、パーソナルネーム『名無し』さんからのお便りです……ってお便りなんて来てないじゃない!」


9: 2008/03/12(水) 00:17:23.73 ID:aGeoQVOpO
朝倉「この時間帯は他局も力いれてるからね。きっと、長●有●の黒歴史~ブラックほにゃらら~にリスナーがとられてるのね」

10: 2008/03/12(水) 00:18:28.03 ID:aGeoQVOpO
朝倉「くるお便りは電波で流せないものばっかり」

13: 2008/03/12(水) 00:24:18.00 ID:aGeoQVOpO
朝倉「フツオタのコーナーは後回しにして、今日のゲストを紹介しましょうね。長門さんでーす」

長門「……」

朝倉「ほら、長門さん。なにか喋って!」

長門「……」

長門「……長門有希」

朝倉「知っての通り長門さんは無口なので、補う為にまたまたゲストの紹介です。喜緑さんでーす」

喜緑「こんばんわ。喜緑絵美里です」

15: 2008/03/12(水) 00:30:10.26 ID:aGeoQVOpO
朝倉「長門さんと喜緑さんは、わたしと同期で、プライベートでも仲がいいの。近頃、あたしのラジオがマンネリ化してきたので、急遽、ゲストに呼びました」

喜緑「私、ラジオは初めてなので上手くできるかわかりませんが、よろしくお願いします」

長門「……」

朝倉「長門は他局でも引っ張り凧なので、場慣れしてるわよね?期待してるわ」

長門「………」

17: 2008/03/12(水) 00:35:10.56 ID:aGeoQVOpO
朝倉「さーて、ゲストを紹介した訳だけど、お便りが来ないので、話しが広まりませーん」

喜緑「困りましたね」

長門「……お便りの宛先は、あ、さ、く、ら、オールナイトニッポンドットコム。あ、さ、く、らオールナイトニッポンドットコム」


19: 2008/03/12(水) 00:38:07.10 ID:aGeoQVOpO
朝倉「あ!鬼緑さん宛てにお便りが届いてるわよ」

喜緑「え、本当ですか?有り難いことですね………」

喜緑「…字が……違う…」

長門「………」

23: 2008/03/12(水) 00:43:52.31 ID:aGeoQVOpO
朝倉「タイトルをかえればリスナーが集まるという、手痛いお便りが届いてるわね。うーん。インパクトあると思ったんだけどな」

長門「……朝倉涼子ではなく長門有希なら……」

朝倉「なにかいったかしら、長門さん?」

長門「……なにも」




喜緑「…鬼…緑……」


29: 2008/03/12(水) 00:48:53.79 ID:aGeoQVOpO
朝倉「*******」

長門「*******」

喜緑「*******」

長門「****」

喜緑「******」

朝倉「********」







朝倉「はい、お便りに答えて宇宙人的な会話で、お便りなんばー>>20の質問に答えてみました」

喜緑「恥ずかしかったですね」

長門「………」

35: 2008/03/12(水) 01:00:33.07 ID:aGeoQVOpO
朝倉「あ!また姫緑さんにお便りが!」

喜緑「……姫緑?誰ですか?」

長門「………」

朝倉「さて、続いて、私達それぞれのチャームポイントはどこですかってお便りがきてるわね」

朝倉「じゃまずあたしからね。チャームポイントねー。考えたことないけと、このサラサラロングの髪かしらね?毎日お手入れしてるしね」

喜緑「私は影が薄いところでしょうね。そのお陰で皆さんが勝手に私を想像してくれますから」

長門「私のチャームポイントは、無口無表情ながらも時折見せる、人間らしい感情。一部には大人気」

朝倉「二人とも……」








朝倉「まったくもってその通りね」

41: 2008/03/12(水) 01:07:05.05 ID:aGeoQVOpO
朝倉「う~んこれは。どうしよう」

喜緑「どうかしましたか?朝倉さん」

朝倉「このお便りにある要望が書いてあるんだけど、ちょっと無理かなって」

喜緑「どれですか?……そうですね。時間が時間ですから」

長門「………」
ピポパピピ、

朝倉「あ!長門さんが勝手に!」

46: 2008/03/12(水) 01:12:43.01 ID:aGeoQVOpO
トゥルルル。
ガチャ、
長門「もしもし」

キョン「ん、なが…と?」

朝倉「あーあ。長門さんが勝手に電話かけちゃいました」

キョン「その声は朝倉か?こんな時間になんの用だ。というか朝倉は今日ラジオの生放送じゃなかったか、たしか」

朝倉「そうよ。真っ只中」

キョン「……まじか」

47: 2008/03/12(水) 01:17:12.51 ID:aGeoQVOpO
キョン「つまり、今はテレフォンコーナーな訳か」

朝倉「違うわ。長門さんが勝手に電話かけちゃっただけ」


長門「元気?」

51: 2008/03/12(水) 01:23:35.33 ID:aGeoQVOpO
キョン「ま、まあな。寝ていたから、テンションは高くないが、体に異常はない」

長門「そう」

キョン「長門?なにか用なのか?」

長門「……なにも」

キョン「そ、そうか。じゃあ切るぞ。いつまでラジオで俺と電話していてもしかたないしな。朝倉にもよろしく言っといてくれ」

長門「……そう」

キョン「じゃあな」
ガチャ。
ツーツーツー

長門「……」



朝倉「長門さん、何がしたかったのかしら」

喜緑「たんに話しをしたかったのかもしれませんね」

54: 2008/03/12(水) 01:33:02.19 ID:aGeoQVOpO
朝倉「さーて、開始から1時間半たったけどオールナイトなのでまだまだ続くわよ」

喜緑「長門さんは、彼が恋しくなったのか、スタジオを出ていってしまったので、今は朝倉さんと二人だけです」

朝倉「長門さんはフリーダムでいいわね」

喜緑「では私も失礼しますね」

朝倉「え!」

喜緑「眠くなってしまいました。家に帰って眠りたいです」

喜緑「今回は友情出演でギャラも貰えませんし。いつ帰っても構わないとプロデューサーから言われてます」

朝倉「あ、ちょっとまって喜緑さん!」

喜緑「でわー」

バタンッ。


55: 2008/03/12(水) 01:43:01.23 ID:aGeoQVOpO
朝倉「………」

朝倉「一人になっちゃった…」

朝倉「……」

朝倉「え!?」

朝倉「新ゲストの都合がついたの!?助かったーこのさい誰でもいいわ」

朝倉「あたし、一人だと話しが広がらなくて、あ、到着したみたいね。それでは皆さん。お待ちかねの新ゲストさん!!」


周防「――――――」


朝倉「……周防九曜さん………です」

周防「―――――」


58: 2008/03/12(水) 01:47:06.52 ID:aGeoQVOpO
朝倉「という、お便りがきてるけど、周防さん」

周防「――田舎の―――おばあちゃん――」

朝倉「たそうです。どんなおばあちゃんなのかしらね」

63: 2008/03/12(水) 01:56:41.38 ID:aGeoQVOpO
周防「――――」

朝倉「周防さん、突然ありがとうね。あたし一人 でどうしようかと思ってたの」

周防「―――――」

朝倉「えーと、こ、個性的な髪型ですね」

周防「――――――――」

朝倉(長門さんより絡みづらい)

周防「――――あなた――」

朝倉「え?なに周防さん」


周防「―――平坦な顔――」

朝倉「ははは、面白いわねー周防さんって(怒)」

70: 2008/03/12(水) 02:06:15.11 ID:aGeoQVOpO
朝倉「それではここで、一曲入れましょうか。その間に周防さんと大人の会話をしないといけなしね」

周防「―――――」

朝倉「はい。お贈りする曲は朝倉涼子で、『小指でぎゅっ』です」

周防「――昭和の臭いがする―――曲――」

朝倉「ふふふ(怒)周防さん、あなたとは、とことんまでやる必要があるみたいね。ふふふ(怒)」

74: 2008/03/12(水) 02:16:03.17 ID:aGeoQVOpO
『あー気持ちがいいわ、朝の校庭は♪』

周防「――昭―和――」

朝倉「まだ言うか!待ちなさい!」
ひらりっ
周防「――いにしえの――アイドル」

『こー指でぎゅ、ぎゅっとして~♪』

朝倉「うー、ちょこまかと!この!」

周防「――見切った――」
ひらりっ

77: 2008/03/12(水) 02:23:02.76 ID:aGeoQVOpO
朝倉「はぁ、はぁ、はぁ」

周防「―――――」

朝倉「すばしっこい上に全然疲れてないわね」

周防「――曲――終―」

朝倉「あら、本当。曲がいつのまにかとまってる。この続きはまた今度よ周防さん」

朝倉「コホン」

朝倉「朝倉涼子のオールナイトニッポン!」

83: 2008/03/12(水) 02:29:57.24 ID:aGeoQVOpO
朝倉「さて、お便りに戻りましょうか。えーと、どんなお便りが……」

朝倉「なんか、あたし達と関係ない話しで盛り上がってるリスナーが数人いるみたいだけど、まあ聞いてはくれているでしょうから」

周防「―――……―」

朝倉「ん?なに、周防さん。このお便りにしてほしいの?仕方ないわね。なに、なに」

朝倉「『古泉とパンジーを出せ』か……」

朝倉「ふむ、ふむ」










朝倉「あなた達タイトル読めないの?」

90: 2008/03/12(水) 02:41:22.56 ID:aGeoQVOpO
周防「――ここからは――」

朝倉「夜が深まってきたからか、リスナーの皆が良からぬ方向に進みはじめてるわね」

周防「――アール―――」

朝倉「官能小説なんて恥ずかしいので読みません。全国放送よ?わかってる?」

周防「――指定―――」

朝倉「それにしても……うわー、凄い格好。これじゃああたし変態みたいじゃない。ほどほどにお願いしたいわ」

周防「――だぜ――」


93: 2008/03/12(水) 02:47:23.41 ID:aGeoQVOpO
朝倉「新刊ね。どうなの周防さん。あなたメインで出てるでしょ?発売日とか、わからないの?」

周防「―――――」

朝倉「…………」

周防「―――わかる」

朝倉「本当!?いつなの?」

周防「といいなー―」

朝倉「(怒)」

95: 2008/03/12(水) 02:54:42.15 ID:aGeoQVOpO
周防「―?―――?――」

朝倉「周防さんはそんなフリではびくともしないわよ」

周防「―けに――」

周防「――毛蟹?――」

朝倉「ほら、毛蟹になっちゃった」

99: 2008/03/12(水) 03:05:15.91 ID:aGeoQVOpO
朝倉「アニメもいいけどやっぱり原作よね~って!……挿絵ってなにかしら?あたしわかんないわ」

周防「――原作しか―――ない――」



朝倉「ところでもう3時間もやってるわね、朝倉涼子のオールナイトニッポン。そろそろナイトじゃなくなるかしら?」


101: 2008/03/12(水) 03:09:02.41 ID:aGeoQVOpO
朝倉「長門さんほど万能ではないけど、多少はできるわね。ギターとかベースは触ったことないから解んないけど、ピアノは自信あるわ。周防さんは?」

周防「――ホラガイ――」

朝倉「うん。なんかお似合いね」

104: 2008/03/12(水) 03:22:02.54 ID:aGeoQVOpO
朝倉「あんな曲?それはあたしの最高傑作達のことじゃないわよね?うん。違うに決まってるわ。」

周防「――曲――ない――」

朝倉「かりにそうだとして、文句がある訳ではないでしょうし。ねぇ?どれもいい歌でしょう?あら、メイド姿のあたし、なかなかのものね~」

周防「――曲……――」


107: 2008/03/12(水) 03:32:33.03 ID:aGeoQVOpO
周防「――……きょく――」

朝倉「え、あたしのキャラソン人気ない訳ないわよね。いい歌だし、オリコンだって左ページだし。……いい歌だし」

朝倉「……頑張ったし」

周防「きゃら―そん―」

朝倉「なによ……いい歌じゃないのよ。こ~ゆびでぎゅ♪ぎゅっとして~♪」

周防「キャラソン――作る――」

バタンッ

朝倉「……あら?周防さん?」



朝倉「……まーた、一人だわ」

111: 2008/03/12(水) 03:40:59.07 ID:aGeoQVOpO
朝倉「落ち込むあたしに、なんの慰めもなしで古泉こーる……あーあ、もう疲れちゃったな」

朝倉「誰もあたしの小指をぎゅっとしてくれないのね」

朝倉「違うほうなの?もう一つのクールな曲が好きなの?」


114: 2008/03/12(水) 03:46:37.19 ID:aGeoQVOpO
朝倉「うっ、わかったわ、あなた達はマッガーレがいいのね。スペクタクルをリピート再生しているのね」

朝倉「あなた達なんて、ガチホ〇に食われてしまえー!うわーん!」

バタンッ

118: 2008/03/12(水) 03:56:35.46 ID:aGeoQVOpO
スタッフ「朝倉さん、戻ってこないっすね」

122: 2008/03/12(水) 04:06:32.23 ID:aGeoQVOpO
プロデューサー「しゃあねえ、代役たてっか。おい!都合つきそうな人に片っ端から連絡しろ。人数はきにすんな、これる人には全員きてもらえ」

スタッフ「了解でーす」

スタッフ「時間かかりそうだし、マイクの前にこの人形置いとくか。スイッチ入れとけば勝手にしゃべるだろ」

パチッ






ちゅるや「にょろーん」


123: 2008/03/12(水) 04:07:24.87 ID:aGeoQVOpO
ちゅるや「にょろーん」

141: 2008/03/12(水) 09:03:47.12 ID:aGeoQVOpO
バタンッ
藤原「ラジオを垂れ流し中とかいうのは、本当だったみたいだな」

橘「本当ですね。わ、凄い、マイクの前に人形置いてある。気休めにしてもシュール光景です」

ちゅるや「にょろーん」

藤原「歴史上、最大で最悪の放送事故だな。あの人形の声を全国に流す意味が全然わからない。そして、そのしりぬぐいを僕がしなければならない理由もわからない」

橘「まあまあです、藤原さん。緊急の代行とはいえ、ラジオのパーソナリティなんて、滅多にできませんよ」

145: 2008/03/12(水) 09:06:12.57 ID:aGeoQVOpO
橘「しかも、ギャラは尋常じゃない量ときたら、やるしかないと思いませんか?というよりやる気があるからここに来たんですよね」

藤原「……まあ、そうだが」

橘「ですよねー」

藤原「だ、黙れ。ほら、さっさとやるぞ」

橘「はーい」

藤原「………」

橘「………」

藤原「………」

橘「ラジオのパーソナリティってなにするんですか?」

藤原「僕が知る訳ないだろ」

147: 2008/03/12(水) 09:16:54.96 ID:aGeoQVOpO
藤原「あー人形がうるさい!スタッフは何処にいった。何故、ここのスタジオは無人なんだ」

橘「あ、置き手紙がある。えーと、これによると、スタッフの皆さんは帰ってしまったようです。ちゃんと時間になったら次の代行パーソナリティがくるみたい」

藤原「帰っただと!?

橘「はい。眠いので帰るそうです。放送はしっぱなしなので、マイクに話しかければ、電波で全国に運んでくれると書いてあります」

藤原「なんてふざけたラジオ局だ。……というか、この会話も全国に流れてるんじゃないだろうな」

橘「それはもうバッチリ流れますね~」

148: 2008/03/12(水) 09:31:09.50 ID:aGeoQVOpO
藤原「………」

橘「藤原さん?」

藤原「み、皆さん、いかがお過しですか?藤原です」

橘「うあ、急にまじめに。どうしたんですか藤原さん、いつもの嫌みな藤原さんはどこに隠れたんですか!」

藤原「うるさい。お前もさっさとそこに座れ。全国に流れてるんだぞまじめにやるのは当たり前だ」

橘「案外、常識人ですか藤原さんって?」

藤原「黙れ。よしそうだなまず、番組にとどいている便りを紹介するぞ。たしか、ラジオのパーソナリティはそんな事をしていたはずだ」

橘「あ!じゃああたし読みます。えーと、名無しさんからのお便りです。『にょれろーん』」

藤原「………」

橘「続いて名無し二号さんから『にょろにょろ』」

藤原「………」

藤原「なんだ、そのにょろなんとかは」

橘「……人形の泣き声の真似みたいですね」

152: 2008/03/12(水) 09:59:49.62 ID:aGeoQVOpO
藤原「やっと、まともな便りが来たと思ったら、自己紹介しろだと?原作の最新刊見てないのかお前らは」

橘「いいですか藤原さん。世の中には原作を読んでくれてる人ばかり訳ではないのです。アニメ早くやらないかなー、っとピュアな心でまってる人はいっぱいいるのです」

橘「あ!あたしは橘京子です。古泉君とは敵対関係にある組織の者です。ほら、藤原さんも自己紹介してください」

藤原「ふん、藤原だ。未来人だと言ったほうがわかりやすいか?」

橘「はい、こんなあたし達でお贈りしてまーす」

橘「因みに藤原さんに彼女がいる訳ありませーん。察してあげてくださーい」

154: 2008/03/12(水) 10:18:35.53 ID:aGeoQVOpO
藤原「この女に、そんな上等な間柄の奴がいるわけないだろ。くだらない使命感に捕われているんだからな」

橘「いますよ。彼氏」

藤原「ほらな、狂ったようにある女の取り巻きをしてる奴に彼氏なんて………今、なんていった?」

橘「彼氏います」

藤原「…本当…か?」












橘「はは、ジョーダンです。与えられた使命をまっとうするまで、そんなことできませんよ」

164: 2008/03/12(水) 10:36:42.42 ID:aGeoQVOpO
橘「あ!森さんの恐さをわかってないですね。あの時は本当に恐ろしかったんですから。表情とか態度がどうのじゃなくて、なにか凄い紫のオーラが出てたんだから」

藤原「嘘をつくな」

橘「それぐらいの敵意だったのです。言っておくけど古泉くんもなかなか怖い人よ?森さん程ではないけど」

橘「佐々木さんとは、良好な関係を続けてます。友達だと、言うのは心情的に気が引けるけど、彼女がそう思ってくれたら嬉しいです」

藤原「僕は、嬉しくないがな」

橘「なんて、言ってますが、あたしが知る限り、藤原さんが1番まともに接するのは佐々木さん対してなんですよ」

橘「とんだツンデレ野郎ですよ」

169: 2008/03/12(水) 10:43:31.88 ID:aGeoQVOpO
パンジー「出会った場所で人の呼び名を決めるな」

橘(あ……名前が……」

パンジー「ん?なんだ、じろじろと見て、なにか僕に用か」

橘「いえ、なにも」


175: 2008/03/12(水) 10:59:08.35 ID:aGeoQVOpO
パンジー「しかし、いつまで、このふざけた放送し続ければいいんだ?たしか、交代がくるんだろう」

橘(あーあ……名前が固定しちゃっいました…)

パンジー「昼までにはくるんだろうな。いくらギャラがよくても、こんな事をさっさと終わらしたい」

橘「パンジー(笑)が怒ってる」

パンジー「聞いてるのか?」

橘「あ、はいはい。聞いてますよ。確かに今日はパンジー畑が綺麗ですねー」

パンジー「………」



180: 2008/03/12(水) 11:17:37.07 ID:aGeoQVOpO
パンジー「お前、壷なんて売ってるのか。資金稼ぎか?せいがでるな」

橘「そ、そんなことしてませんよ!あたし達の組織にはちゃんとスポンサーがいるのです。お金になんか困ってません」

橘「どこの誰かしらないですけど、あんまり、変なこと言わないでください。未来人さんが、勘違いして、あたし達の組織から離れたらどうするんですか!あんなパンジーでもやっと見つけた味方なんですから!」

パンジー「あ!?なにかおかしいと思ったら、僕の名前が代わってるじゃないか!」

橘「別にいいじゃないですか、本編では最初なんと呼ばれても構わないって言ってたじゃないですか」

藤原「藤原だと名乗っただろう!」

橘「あ!ダメですよ名前変えちゃ!」

パンジー「うあ、よせ、変えるな!」

186: 2008/03/12(水) 12:17:03.18 ID:aGeoQVOpO
パンジー「昼だな。交代はどうした」

橘「うーん。誰が何時にくるとかは置き手紙に書いてないです。いずれ誰かくるとしか」

パンジー「よく考えたら、僕達は朝食も食べてないんだ。そろそろ代行がくるべきじゃないのか?」

橘「あたしは朝ご飯食べましたけど」

パンジー「なに!?お前もしかして待ち合わせの場所に遅れた理由はそれじゃないだろうな」

橘「そうですよ?近くのファミレスで店長オススメ朝食セットを食べてたから藤原さんより遅れて到着したのです」

パンジー「出来るだけ急げといったのはお前だろ!」

橘「だから、出来るだけと言ったじゃないですか!一日を頑張ろうと思ったら朝食は欠かせません」

パンジー「………もういい。僕はしたの喫茶店何か食べてくる」

橘「あ、ずるいです。あたしもお腹すきました!」
パンジー「黙れ!ついてくるな。お前は一人でオチャラケラジオでも放送してろ!」

バタンッ

橘「いやです。あたしも行きます」

バタンッ

187: 2008/03/12(水) 12:22:37.26 ID:aGeoQVOpO
ちゅるや「にょろーん」

192: 2008/03/12(水) 12:43:02.18 ID:aGeoQVOpO
ガチャ。
バタンッ。




ちゅるや「にょろーん」

195: 2008/03/12(水) 13:02:08.77 ID:aGeoQVOpO
バタンッ

古泉「おや、誰もいないようです。確か、僕たちの前には別の代役の方がいると聞いていたのですが」

佐々木「確かに、いないみたいだね。ふむ、スタジオは間違っていない。ならばすぐに放送を開始しなければいけないな」

古泉「メモ書きがありますね。『スタッフ一同は眠いので帰ります。放送はしっぱなしなので、マイクに話せば電波が全国に運んでくれます。変わりがくるまで持ち場を離れず、必ず引き継ぎをおこなってください』だそうですよ、佐々木さん。もう放送は始まっているようです」

佐々木「前の代行は、来ていないのか、それともなんらかの理由で引き継ぎをする前にいなくなってしまったわけだね」

古泉「そのようです」

佐々木「ここで、考察していてしょうがない。リスナーは待ってはくれないだろうからね」

佐々木「ラジオ放送を開始しよう」

203: 2008/03/12(水) 13:27:53.24 ID:aGeoQVOpO
佐々木「さて、開始するにあたり、まず、互いに自己紹介の挨拶としないかい。古泉君」

古泉「そうですね。それぞれの深い事情を知っているとはいえ、僕達の面識はないに等しい。二人でパーソナリティをやるというのなら、必要かもしれません」

佐々木「それじゃあ、改めて、僕は佐々木。姓だけの名乗りで申し訳ないが、のっぴきならない事情があるので、勘弁してほしい。どこにでもいる普通の女子高生という肩書が僕としては1番しっくりくるのだけど、そうもいかないね」

佐々木「橘さんには、神的存在と言われてしまった。僕しては否定していることを付け加えておくよ」

古泉「これはこれは、丁重な自己紹介を。僕は古泉一樹です。僕も一般的な男子高校生と名乗りたいところですが、少々特殊なアルバイトをしています。そうですね、やはりこう言うのが最適でしょう。超能力者です」

佐々木「なるほどね、わかりやすい名称だ。僕の名称である神なんてものは自分ではいいにくいからね。口にだすと、我ながら寒気が立つ。古泉君がうらやましいよ。超能力者……うん、カッコイイ響きだ。つたない相棒だけど、一緒にパーソナリティを頑張ろう」

古泉「いえ、こちらこそ。至らないことがありましたら、どうかご勘弁ください」

206: 2008/03/12(水) 13:51:02.07 ID:aGeoQVOpO
佐々木「ラジオ番組といえば、リスナーが参加出来ることこそ最大の売りだといえる。ならばやはりお便りを読むべきだろう。僕が選んでいいかい、古泉君」

古泉「えぇ、どうぞ」

佐々木「では読むとしよう。『佐々木さんの大ファンです』これは……選出を間違えたかな。自分で選ぶものではなさそうだ」

古泉「いいのではないでしょうか。佐々木さんのファンの方なら、誰よりも佐々木さん自信に手にとってもらいたいはずです」

佐々木「そうかい?うーん。なら、恥ずかしいが、続きを読もう。『佐々木さん大ファンです。早く驚愕での出番が見たいです』」


佐々木「どうもありがとう。本編に登場してまだ日が浅いのに、君ようなファンがいてくれて嬉しいよ。驚愕での僕を楽しみにしていてくれ」

209: 2008/03/12(水) 14:23:33.96 ID:aGeoQVOpO
古泉「では次は僕が。これ等、どうでしょうか。『キョンと佐々木さんはどんな関係まで行ったんですか。また、恋人にするならどんなタイプがいいですか?』また佐々木へのお便りのようです。これ僕も個人的に気になりますね。お答えいただけますか佐々木さん?」

佐々木「キョンとかい?キョンとは親友さ。それ以上でも以下でもない。中学時代の関係を他人が見れば勘違いするのは解るけどね。実際、僕らにそのつもりはなかったのだから、すくなくても恋人でないのは確かだよ」

佐々木「それと、僕はあまり恋愛に興味ないからね。恋愛感情なんてのは病気の一種だという言葉にも共感を持つぐらいだ」

佐々木「人生の伴侶と結婚すること、そして子孫を残すこと自体を否定しないけれど、必ずしも恋愛感情が必要かと言われれば僕は否と言うと思う」

佐々木「その者を自分が認めていて、往生を共にするのを善しとできる人間なら、恋愛感情がなくても、人生の伴侶を見つけることが出来ると僕は思っているよ」

古泉「なるほど。知り合いに非常に近い考えを持つ人がいますよ。全てが同じではないでしょうけどね。どちらにしても僕には難しすぎます。リスナーの方が自力で理解することを期待しましょう」


213: 2008/03/12(水) 14:50:59.76 ID:aGeoQVOpO
佐々木「おもしろい質問が来ているね。古泉君、キミへだ。『古泉は本当にガチホ〇?』これ以上ない程の直球だ。さて!さっきのお返しだ。僕も個人的に興味がある。答えてもらえるかい?」

古泉「これは……なんと言いましょうか。いったい僕の何処がそう見られる原因なのか。逆にお聞きしたいです。きっぱりと否定しますよ。僕は同姓愛者ではありません。恋愛感情を抱くの女性だけです」

佐々木「まあ仮にそうだとしてもカミングアウトには勇気が、必要だからね」

古泉「ジョーダンにもならないことはやめてください。佐々木さん」

佐々木「そうだね。失礼」

217: 2008/03/12(水) 15:09:34.45 ID:aGeoQVOpO
佐々木「ほら、古泉君、お客さんだ。僕は席を外したほうがいいかい?」

古泉「佐々木さん、やめてください」


220: 2008/03/12(水) 15:37:40.72 ID:aGeoQVOpO
佐々木「胸のサイズかい?こんな昼間から君は随分と大胆な質問をするね。女性は普通そういうことには答えたくないものだとわかってるかい?」

佐々木「僕がそんな事を直接聞かれたら、その人を軽蔑する事は避けられないよ。理屈じゃなく本能的に拒絶してしまう。これは修復が極めて難しい、縁の切れ目になる」

佐々木「けどここは、不特定多数の掲示板、もといラジオだ。現実で言われるより、多少軽いものだと理解してる。それを踏まえた上で答えよう」


佐々木「秘密だ」

佐々木「古泉君も秘密ということにしたらどうだろう?同姓愛者かもしれないし、異性愛者かもしれない。秘密というものその人を少なからず魅力的にするものだ」

古泉「いえ、出来れば否定しておきたいのですが……」

226: 2008/03/12(水) 16:57:19.70 ID:aGeoQVOpO
佐々木「ぞくぞくと質問のお便りがきてるようだけど、残念ながら、ここまでだね。僕はそろそろいかなければならない」

古泉「おや、もうそんな時間ですか」

佐々木「ああ、本当に名残おしいよ。ラジオのパーソナリティは思いの他、興味深くて、なにより楽しめた。機会があったらまたやりたいな。あ!安心してくれ古泉君はまだ残ってくれる。次の代行と引き続ぎがあるからね」


230: 2008/03/12(水) 17:10:26.60 ID:aGeoQVOpO
佐々木「それでは古泉くん。あとは任せたよ」

古泉「えぇ、お任せを。気をつけてお帰りください」

佐々木「ありがとう。それではまたどこかで」

バタンッ

235: 2008/03/12(水) 17:32:49.61 ID:aGeoQVOpO
古泉「しばし、僕のマッガーレをお楽しみください」

236: 2008/03/12(水) 17:33:27.47 ID:aGeoQVOpO
「マッガーレ」

250: 2008/03/12(水) 19:56:08.40 ID:aGeoQVOpO
古泉「もう8時ですか……代わり……来ませんね……」
ぐ~

古泉「さすがに空腹です」

255: 2008/03/12(水) 20:53:39.27 ID:aGeoQVOpO
バタンッ

キョン「誰がいるのかときてみれば古泉、お前か」

古泉「ああ、やっと来てくれましたか。心待ちにしていましたよ」

キョン「随分つかれてるみたいだな」

古泉「こんな場所に8時間もいれば、疲労は隠せませんよ。しかも、その時間のうち半分は一人でいましたし。精神的にも肉体的にもそろそろ限界です」

キョン「なに!?じゃあ俺の相方はお前じゃないのか」

古泉「ご冗談を。そんなことになれば、僕は逃げたしますよ」

キョン「俺の相方は誰だ。聞いた話しだと、俺以外にもう一人いて、先にきているはずだぞ」

古泉「ずっとこの場所にいましたが、そんな方は存じません。とにかくこれで僕は開放です」

キョン「まて、まて、俺に一人でラジオをしろってのか。出来るわけねーだろ」

262: 2008/03/12(水) 21:07:56.76 ID:aGeoQVOpO
古泉「それは困りましたね。ところで今、あなたの目には僕がどう映っていますか?」

キョン「なんだ、突然」

古泉「いえいえ。たんなる質問ですよ。僕はいったい今、どんな状態なのか見たままを聞きたいだけです」

キョン「まあ、あれだな。顔色がちょっと悪いな。さっきも言ったが疲れてそうだ」

古泉「まさにその通りです。付け加えて言えば、座りっぱなしのせいで腰が痛みます。そして凄く空腹です」

キョン「そ、そうか」

古泉「さて、こんな僕にあなたはなんと声をかけますか?」

キョン「うっ………」

キョン「……飯食って、さっさと休んでくれ……」

古泉「心遣い。痛みいります。相方は少し遅れているのでしょう。きっとすぐ来ますよ。ではまた学校で」

バタンッ



266: 2008/03/12(水) 21:23:10.20 ID:aGeoQVOpO
キョン「古泉め、なんの根拠もない言葉を残しやがって」

キョン「ラジオったって。最近は聞いてすらないんだぞ。それをいきなりパーソナリティだと……」

キョン「これがマイクか」

キョン「……テステス」

キョン「しかも、なんでスタッフが誰もいないんだ。ここはラジオ局だろう」

シャミセン「そこに、置き手紙があろう。スタッフは皆帰ってしまったと書いてあるぞ」

キョン「なに!?なんでスタッフが帰るんだ」

シャミセン「眠くなったから、と記してあるな。三大欲求の一つだ、しかたあるまい」

キョン「ってシャミセン!?」

271: 2008/03/12(水) 21:38:05.25 ID:aGeoQVOpO
キョン「シャミセン、お前いつのまに」

シャミセン「君が来る遥か前から、私はここにたぞ。古泉一樹と言ったか、あの少年よりも前だ。私が着いたときは誰もいなかった。もっとも今まで眠ってしまっていたようだがな」

キョン「寝てたのか?」

シャミセン「うむ。誰がくるかも知れなかったからな。下手に姿を見せぬほうが良いと思ったのだ。
シャミセン「私が身を隠すとすぐ、誰かが入ってきた。古泉一樹という少年だけならよかったのだが。見慣れぬ少女も一緒だったのだ。出るに出れず、いつのまにか寝てしまったようだ」

274: 2008/03/12(水) 21:50:54.21 ID:aGeoQVOpO
キョン「経緯はわかったが、そもそもお前はなんでこのスタジオにきたんだよ。ここにはお前の好きな毛糸玉もカリカリもないぞ」

シャミセン「無論、パーソナリティとして呼ばれたからに決まっておろう。早く来過ぎてしまったが、君と一緒にやると聞いている」

キョン「俺の相方はお前か……」

シャミセン「不満かね?しかし、一人でやるよりは、いいのではないか?さっきから、君はそれを歎いていたのだ。問題が解決したではないか」

キョン「猫と組まされたとうのが……いや、このさい文句はなしだな。お前の言うとおり一人よりは、百倍ましだ」

275: 2008/03/12(水) 21:58:43.01 ID:aGeoQVOpO
シャミセン「うむ、前向きなのは良いことだ。では与えられた仕事をまっとうしようではないか」

キョン「そうするか。っと、置き手紙があるんだったな。なになに……」

キョン「………」

キョン「………」

シャミセン「どうかしたね」

キョン「マイクのスイッチ入りっぱなしじゃねぇか!!」

278: 2008/03/12(水) 22:15:56.18 ID:aGeoQVOpO
シャミセン「マイクのスイッチが入っていると、なにかまずいのかね」

キョン「今までの会話が全部、全国に流れちまったんだぞ。まずいに決まってるじゃねーか!」

シャミセン「しかし、パーソナリティとはそれを生業にしているのだろう。私達は気付かぬ内に、己の使命をまっとうしていたのだ。すばらしいではないか」

キョン「あんな不毛な会話を全国に電波で流して、すばらしい訳あるか。パーソナリティってのはもっと意味のある、リスナーが楽しめる話しをするもんだ」

シャミセン「そうなのか。それはすまなかったな。しかし……ならこの会話も、とてもじゃないがパーソナリティと言えるものではないな。即刻中止して、意味のあり、楽しめる会話をするべきではないかね」

キョン「ああ、その通りだ。えーと、じゃあリスナーからのメッセージを読むぞ。それぐらいしか思いつかん」

284: 2008/03/12(水) 22:36:14.23 ID:aGeoQVOpO
キョン「……これは飛ばして。シャミセン、お前に質問が来てるな。『シャミセンは妹と風呂に入ってるのか、旅行とかの時にはSOS団のメンツと風呂に入ったのか それだけを教えろ』だそうだ。妹とたまに入っているのは知ってるが」

キョン「お前まさか、冬の旅行で誰かと風呂に入ったりはしていないだろうな」

シャミセン「ああ、入ったぞ。名前はなんといったかな、あの可憐な少女だ。無理矢理つれていかれたのだが、彼女の手洗いは思いの他気持ちがよくてな。まさに至福の一時だった」

キョン「シャミセンまさか……朝比奈さんじゃあるまいな」

シャミセン「ああ、確かにそのような名前だった。その少女に間違いない。」

キョン「うらやましすぎる」

290: 2008/03/12(水) 22:46:05.41 ID:aGeoQVOpO
シャミセン「ところで何故この便りをとばしたのかね。『正直誰が好きなのか一行で分かりやすくうだうだ言わずに言え』君への質問だ。パーソナリティなら答えなければなるまい」

キョン「パーソナリティにだって、プライベートってもんがある。公共の電波でそんなこと言えるか」

シャミセン「そうなのか。私も知りたかったのだか、残念だ」


294: 2008/03/12(水) 22:56:26.08 ID:aGeoQVOpO
キョン「なんだ、また風呂ネタか。これは俺と妹がってことか?入ってるわけないだろう。たまに妹が入ってこようとするが、断固として拒否してる。あの年齢ならもう一人で風呂に入れるべきだからな。俺はスパルタなんだ」

シャミセン「そして私が強制的につれていかれるのだ。こんど君から彼女に、洗うのが飽きたからといって毛を毟るのはやめるようにいってくれ」

295: 2008/03/12(水) 22:59:45.86 ID:G5Lzp8310
キョンさんシャミセンさんこんにちは
楽しんで聞かせてもらっています
恋の相談なのですがよろしいでしょうか?
私には好きな人がいます
それは同じ部活の人です
でも私はついつい彼に対して冷たい態度をとってしまい、上手く気持ちを伝えることができません
それに彼は最近同じ部活の別の人のことが気になっているようで、
相手も彼のことが気になっているように思えます
そこで彼になんとしても振り向いてもらうためのアタックの方法を教えてもらえないでしょうか?
稚拙な文章ですみません

298: 2008/03/12(水) 23:14:32.90 ID:aGeoQVOpO
シャミセン「うむ。恋の相談のようだ。これはパーソナリティとして何か良いアドバイスをしなければならないな」

キョン「アドバイスねぇ。まあ俺から言わせてもらえば、嫌い嫌いも好きのうちって言葉があるぐらいだ。その冷たくされてる男のほうも、案外、お前さんの気持ちに気付いているかもしれないぞ」

シャミセン「ほう、そうゆうものかね」

キョン「あくまでその可能性があるってだけだ。その男が鈍感な野郎かもしれないからな。月並みなことしか、言えないが、くいが残らないようにするのが1番だと思うぞ。頑張ってくれ」

シャミセン「たそうだ。私も応援している」

305: 2008/03/12(水) 23:40:21.29 ID:aGeoQVOpO
キョン「なんだ?急に質問がおかしな方向に向かいだしたぞ」

シャミセン「しかし、答えなければなるまい。それがパーソナリティというものだ」

キョン「よし、俺も男だ答えてやろうじゃないか!」






キョン「卵ご飯には醤油をかける」

310: 2008/03/12(水) 23:54:59.41 ID:aGeoQVOpO
キョン「へたれってお前らな……時間帯を考えても、質問が卑猥すぎるぞ。もっとこう健全なのはないのか?」

シャミセン「あるではないか、『朝倉さんの魅力についてどう思いますか?』と『長門のフラグをへし折らないでください』この二つは十分健全だといえる」

キョン「いやまあそうなんだが」

313: 2008/03/12(水) 23:59:20.22 ID:aGeoQVOpO
キョン「ん?もうすぐ0時か……そろそろ終わりな」

シャミセン「そうなのか?置き手紙にそんなことは書いていないぞ」

キョン「最初に頼まれとき、日付がかわるまででいいと言われたんだ」

シャミセン「そうか。それは名残おしいな」

315: 2008/03/13(木) 00:06:53.74 ID:IhtQ29TPO
キョン「よし、日付がかわったな。シャミセン、俺達の出番は終わりだ。家帰るぞ」

シャミセン「引き続きはしなくていいのか?」

キョン「誰もこないしな、構わないだろ」

シャミセン「そうか、ならば君に従うとしよう」

キョン「なんか疲れたな。パーソナリティか……もうやりたくないな」

シャミセン「そうかね?私は実に有意義な時間をすごせたと思っているぞ」

バタンッ

329: 2008/03/13(木) 01:17:58.71 ID:06428SY/0
終わっちゃったのか?

330: 2008/03/13(木) 01:21:56.37 ID:5JZ304hD0
乙でした。

331: 2008/03/13(木) 01:37:33.47 ID:Ma52760zO

引用: 朝倉涼子のオールナイトニッポン