朝倉「はい。こんばんは。今宵もやって来ました。朝倉涼子のオールナイトニッポン!」
朝倉「それにしてもちょっと前まで暑かったのに、もう肌寒いなんて、困るわよね。衣替えもしなくちゃいけない」
朝倉「うん、まあ秋も好きなんでけどね。いろいろ美味しい季節だし」
朝倉「あっと、それじゃ、今夜も朝倉涼子と素敵な時間を過ごしましょうね」
朝倉「それにしてもちょっと前まで暑かったのに、もう肌寒いなんて、困るわよね。衣替えもしなくちゃいけない」
朝倉「うん、まあ秋も好きなんでけどね。いろいろ美味しい季節だし」
朝倉「あっと、それじゃ、今夜も朝倉涼子と素敵な時間を過ごしましょうね」
8: 2008/09/28(日) 00:26:10.16 ID:rTqlLd0wO
朝倉「あらためましてこんばんは。パーソナリティの朝倉涼子です」
朝倉「オープニングでも言ったけど、もう九月。だんだんと寒くなってきてるわ」
朝倉「寒い日は温かい食べ物が1番!例えば、お鍋とか、それとおでん?」
朝倉「……あ~なんかお腹すいてきちゃった」
朝倉「オープニングでも言ったけど、もう九月。だんだんと寒くなってきてるわ」
朝倉「寒い日は温かい食べ物が1番!例えば、お鍋とか、それとおでん?」
朝倉「……あ~なんかお腹すいてきちゃった」
14: 2008/09/28(日) 00:31:56.87 ID:rTqlLd0wO
朝倉「それでは、ゲストを紹介しましょうか」
朝倉「長門さんと喜緑さんでーす……」
朝倉「……」
朝倉「と、見せ掛けて」
朝倉「古泉君と朝比奈さんでーす!」
古泉「どうもこんばんは。このような場所に呼ばれるとは光栄です」
みくる「こ、こんばんはー。よ、よろしくお願いします」
朝倉「長門さんと喜緑さんでーす……」
朝倉「……」
朝倉「と、見せ掛けて」
朝倉「古泉君と朝比奈さんでーす!」
古泉「どうもこんばんは。このような場所に呼ばれるとは光栄です」
みくる「こ、こんばんはー。よ、よろしくお願いします」
16: 2008/09/28(日) 00:38:16.19 ID:rTqlLd0wO
朝倉「どうして”β”かと言うとね、順番的に言ったら”朝倉涼子のオールナイトニッポン6”になるんだけど」
朝倉「どう?なんか”6”って回数重ね過ぎてて、調子のっちゃってる感が出る気がしない?」
朝倉「え、しない?」
朝倉「あ、やっぱりする?」
朝倉「まあどっちでもいいんだけど。その程度ぐらいで特に意味はないわよ」
朝倉「どう?なんか”6”って回数重ね過ぎてて、調子のっちゃってる感が出る気がしない?」
朝倉「え、しない?」
朝倉「あ、やっぱりする?」
朝倉「まあどっちでもいいんだけど。その程度ぐらいで特に意味はないわよ」
17: 2008/09/28(日) 00:45:40.56 ID:rTqlLd0wO
朝倉「見てのとおりなんと、今日のゲストは長門さんと喜緑さんではなく。『笑顔の貴公子』古泉君と『グラマラス口リ』朝比奈さんに来てもらってるわ」
古泉「その笑顔貴公子とはなんですか、朝倉さん」
朝倉「あ、これはね。古泉君と朝比奈さんの二つ名よ。昨日寝ないで、あたしが考えたの」
朝比奈「あの、わたし”ぐらまらすろり”ってなんか嫌なんですけど~」
古泉「その笑顔貴公子とはなんですか、朝倉さん」
朝倉「あ、これはね。古泉君と朝比奈さんの二つ名よ。昨日寝ないで、あたしが考えたの」
朝比奈「あの、わたし”ぐらまらすろり”ってなんか嫌なんですけど~」
19: 2008/09/28(日) 00:56:46.24 ID:rTqlLd0wO
朝倉「違うわよ朝比奈さん。”ぐらまらすろり”じゃなくて、”グラマラス口リ”」
朝倉「横文字に意味があるんだから、勝手に平仮名にしちゃ駄目じゃないの」
朝比奈「あ、すいません。それで、そのグラマラス口リって名前、わたし、は、恥ずかしいで……」
朝比奈「変えてもらいたいんですけど、」
朝倉「あらそう?じゃあなにがいい。候補は”爆裂C-4ボディー”とか”女神の素肌は大地の恵み”とか”禁則事項なたれこうべ”とかいっぱいあったんだけど、こっちのどれかがいい?」
朝比奈「あ……グラマラス口リでいいです」
古泉「僕の二つ名もまだマシなほうですね」
朝倉「横文字に意味があるんだから、勝手に平仮名にしちゃ駄目じゃないの」
朝比奈「あ、すいません。それで、そのグラマラス口リって名前、わたし、は、恥ずかしいで……」
朝比奈「変えてもらいたいんですけど、」
朝倉「あらそう?じゃあなにがいい。候補は”爆裂C-4ボディー”とか”女神の素肌は大地の恵み”とか”禁則事項なたれこうべ”とかいっぱいあったんだけど、こっちのどれかがいい?」
朝比奈「あ……グラマラス口リでいいです」
古泉「僕の二つ名もまだマシなほうですね」
20: 2008/09/28(日) 01:07:05.51 ID:rTqlLd0wO
朝倉「うーん。やっぱり、いままでずっと長門さんや喜緑さんやってたせいでイマイチ感覚がつかめないわね」
古泉「長門さん達とはどのような話しをしていたんですか?」
朝倉「……えーと」
朝比奈「皆さんで宇宙の話しとかですか?」
朝倉「いえ、そんな高貴な話しはしてなかったわ。主に闘っていたわね」
朝比奈「たたかい?」
朝倉「壮絶な、人気取り合い合戦が主なあたし達のコミュニケーション方法だった気がするわ……!」
朝比奈「……へ、へぇ~そうなんですかぁ」
朝比奈「……なんでわたしここにいるんだろ」
古泉「同感です」
古泉「長門さん達とはどのような話しをしていたんですか?」
朝倉「……えーと」
朝比奈「皆さんで宇宙の話しとかですか?」
朝倉「いえ、そんな高貴な話しはしてなかったわ。主に闘っていたわね」
朝比奈「たたかい?」
朝倉「壮絶な、人気取り合い合戦が主なあたし達のコミュニケーション方法だった気がするわ……!」
朝比奈「……へ、へぇ~そうなんですかぁ」
朝比奈「……なんでわたしここにいるんだろ」
古泉「同感です」
21: 2008/09/28(日) 01:15:04.17 ID:rTqlLd0wO
朝倉「時間的に、ここらでゲストを交えたふつおたコーナーをやるんだけど」
古泉「お便りメールが一通も来ていないようですね。なにかトラブルでも?」
朝比奈「パソコンが壊れちゃったんでしょうか」
朝倉「いえ、二人共。これがこのラジオの普通なのよ。いつも通り。ここは逆に落ち着く所なの。さあ、一緒に?」
朝倉「ふぅ~、おちつくわ~」
朝比奈「……」
古泉「……」
朝比奈「ふ、ふ~、おちきますー」
古泉「そうですね。落ち着きます」
朝比奈「なんで、わたしここに……」
古泉「さあ何故でしょうね」
古泉「お便りメールが一通も来ていないようですね。なにかトラブルでも?」
朝比奈「パソコンが壊れちゃったんでしょうか」
朝倉「いえ、二人共。これがこのラジオの普通なのよ。いつも通り。ここは逆に落ち着く所なの。さあ、一緒に?」
朝倉「ふぅ~、おちつくわ~」
朝比奈「……」
古泉「……」
朝比奈「ふ、ふ~、おちきますー」
古泉「そうですね。落ち着きます」
朝比奈「なんで、わたしここに……」
古泉「さあ何故でしょうね」
25: 2008/09/28(日) 01:22:20.49 ID:rTqlLd0wO
朝倉「そうね~ここらでなにか、新コーナーでもやって番組を盛り上げたい所だけど」
古泉「新コーナーですか。いいですね。朝倉さん、なにか案でもあるのですか?」
朝倉「ない。朝比奈さんにパス!ちなみにパスは二回までね」
朝比奈「わ、わたしだってありませんよー!」
朝倉「じゃあ古泉君にパスね」
古泉「……僕もないのでパ、」
朝倉「パスは全体で二回よ」
古泉「………」
古泉「新コーナーですか。いいですね。朝倉さん、なにか案でもあるのですか?」
朝倉「ない。朝比奈さんにパス!ちなみにパスは二回までね」
朝比奈「わ、わたしだってありませんよー!」
朝倉「じゃあ古泉君にパスね」
古泉「……僕もないのでパ、」
朝倉「パスは全体で二回よ」
古泉「………」
27: 2008/09/28(日) 01:33:43.88 ID:rTqlLd0wO
朝倉「……朝倉涼子のオールナイトニッポン長門?」
朝倉「朝倉涼子の」
朝倉「オールナイト」
朝倉「ニッポン」
朝倉「………長門?」
朝倉「長門?」
朝倉「いいわね。次はそれでいくわ!朝倉涼子のオールナイトニッポンという釣針に長門という餌を引っ掛けるわけね!あなた頭いいわ」
朝比奈「なんだか朝倉さん怖いですぅ」
古泉「これが彼女らのコミュニケーションという事らしいですから。きにしなくても大丈夫ですよ」
朝倉「朝倉涼子の」
朝倉「オールナイト」
朝倉「ニッポン」
朝倉「………長門?」
朝倉「長門?」
朝倉「いいわね。次はそれでいくわ!朝倉涼子のオールナイトニッポンという釣針に長門という餌を引っ掛けるわけね!あなた頭いいわ」
朝比奈「なんだか朝倉さん怖いですぅ」
古泉「これが彼女らのコミュニケーションという事らしいですから。きにしなくても大丈夫ですよ」
30: 2008/09/28(日) 01:38:17.51 ID:rTqlLd0wO
古泉「新コーナー、こんなのはどうですか?連続ドラマCD企画です。僕達のお芝居を電波に載せてお送りする訳です」
朝倉「まあ、無茶振りにもなんなく応じるとはさすが古泉君ね」
朝比奈「朝倉さん、無茶だって自分で気付いてたんですね」
朝倉「まあ、無茶振りにもなんなく応じるとはさすが古泉君ね」
朝比奈「朝倉さん、無茶だって自分で気付いてたんですね」
33: 2008/09/28(日) 01:44:59.99 ID:rTqlLd0wO
朝倉「けど三人じゃ、ちょっと役者不足ね。あと三人、いいえ二人いれば」
古泉「確かに人数は足りませんね。しかし、あと二人をどうやって……」
朝比奈「うーん」
ガチャ
?1「お困りのようですね、朝倉さん」
?2「……」
朝倉「あ、あなた達は!!」
古泉「確かに人数は足りませんね。しかし、あと二人をどうやって……」
朝比奈「うーん」
ガチャ
?1「お困りのようですね、朝倉さん」
?2「……」
朝倉「あ、あなた達は!!」
37: 2008/09/28(日) 01:53:44.58 ID:rTqlLd0wO
朝倉「なーんてハテナマークをつけるまでもなく。喜緑さんと長門さんね」
喜緑「……もう少し盛り上げてもらえませんか。せっかく朝倉さんのピンチに駆け付けたというのに」
長門「………」
朝倉「今回は新顔でやろうと思ってたのに。なんで出てきちゃうのよ。長門さん、喜緑さん」
喜緑「なんといいますか。流れとでもいえましょうか」
長門「……」
朝倉「あーあ、これじゃいつも通りでマンネリじゃないの」
朝比奈「朝倉さんニコニコしてますね」
古泉「そうですね。なんだかんだで仲は良いのでしょう」
喜緑「……もう少し盛り上げてもらえませんか。せっかく朝倉さんのピンチに駆け付けたというのに」
長門「………」
朝倉「今回は新顔でやろうと思ってたのに。なんで出てきちゃうのよ。長門さん、喜緑さん」
喜緑「なんといいますか。流れとでもいえましょうか」
長門「……」
朝倉「あーあ、これじゃいつも通りでマンネリじゃないの」
朝比奈「朝倉さんニコニコしてますね」
古泉「そうですね。なんだかんだで仲は良いのでしょう」
39: 2008/09/28(日) 02:02:38.52 ID:rTqlLd0wO
喜緑「先程、お芝居がどうとか聞こえましたが」
古泉「えぇ、僕がだした新コーナーの案です。具体的なものではないんですが」
朝倉「でも、脚本もなしでいきなり」
喜緑「……」
パサァ。
喜緑「あぁ、たまたま持っていた脚本『それゆけ生徒会長喜緑江美里』が床に落ちてしまいましたぁ」
朝倉「………」
古泉「………」
朝比奈「………」
長門「………」
古泉「えぇ、僕がだした新コーナーの案です。具体的なものではないんですが」
朝倉「でも、脚本もなしでいきなり」
喜緑「……」
パサァ。
喜緑「あぁ、たまたま持っていた脚本『それゆけ生徒会長喜緑江美里』が床に落ちてしまいましたぁ」
朝倉「………」
古泉「………」
朝比奈「………」
長門「………」
43: 2008/09/28(日) 02:18:49.98 ID:rTqlLd0wO
喜緑「脚本をポケットに丸めて入れておくのはやはり駄目ですね」
喜緑「しかたないので、ちょっと目につくテーブルの上に置いときましょう。というか立たせときましょう」
朝倉「やっぱり即興じゃ無理よね。お芝居はあきらめたほうがいいわね」
古泉「無難にテレフォンコーナー等どうでしょうか」
朝比奈「あ、それなら誰に電話するか決めないといけませんね。誰がいいかなー」
長門「……」
バサァ
喜緑「ああ、ちょっと手を動かしたら、テーブルの上にあった脚本『それゆけ生徒会長喜緑江美里』に当たってしまい、また床にぃ」
喜緑「朝倉さんの足元にぃ!朝倉さんの足元に不可抗力で脚本『それゆけ生徒会長喜緑江美里』がぁ」
朝倉「……」
喜緑「誰もが納得する脚本が朝倉さんのすぐしたに!」
朝倉「……ふん!」
喜緑「あぁ!踏まれたぁ!」
喜緑「しかたないので、ちょっと目につくテーブルの上に置いときましょう。というか立たせときましょう」
朝倉「やっぱり即興じゃ無理よね。お芝居はあきらめたほうがいいわね」
古泉「無難にテレフォンコーナー等どうでしょうか」
朝比奈「あ、それなら誰に電話するか決めないといけませんね。誰がいいかなー」
長門「……」
バサァ
喜緑「ああ、ちょっと手を動かしたら、テーブルの上にあった脚本『それゆけ生徒会長喜緑江美里』に当たってしまい、また床にぃ」
喜緑「朝倉さんの足元にぃ!朝倉さんの足元に不可抗力で脚本『それゆけ生徒会長喜緑江美里』がぁ」
朝倉「……」
喜緑「誰もが納得する脚本が朝倉さんのすぐしたに!」
朝倉「……ふん!」
喜緑「あぁ!踏まれたぁ!」
45: 2008/09/28(日) 02:31:08.69 ID:rTqlLd0wO
喜緑「酷いです、朝倉さん。踏み付けるなんて」
朝倉「ごめんね。気がつかなくて」
喜緑「それならしかたないですけど……」
喜緑「ああ、これですか?気になりますか?これはわたし作の脚本。『それゆけ生徒会長喜緑江美里』といいまして、」
朝倉「そんなことはきいてないわ」
喜緑「……」
長門「……」
古泉「いつもこんな感じなのでしょうか」
朝比奈「うぅ、やっぱり怖いです」
朝倉「ごめんね。気がつかなくて」
喜緑「それならしかたないですけど……」
喜緑「ああ、これですか?気になりますか?これはわたし作の脚本。『それゆけ生徒会長喜緑江美里』といいまして、」
朝倉「そんなことはきいてないわ」
喜緑「……」
長門「……」
古泉「いつもこんな感じなのでしょうか」
朝比奈「うぅ、やっぱり怖いです」
48: 2008/09/28(日) 02:39:05.90 ID:rTqlLd0wO
長門「見せて」
喜緑「な、長門さん?」
朝倉「長門さん。読者好きなあなたが気になるのはわかるけどそんなエセ脚本を公共の電波で流せる訳、」
長門「やるべき」
喜緑「え」
長門「この脚本で芝居をしてみるべき。興味深い」
朝倉「ちょっと長門さん!」
古泉「なるほど、長門さんがそういうなら、僕も少し興味が湧きますね」
朝比奈「あ、あたしも、どんなお話なのか気になります」
喜緑「皆さん!!」
喜緑「ふふふ、朝倉さん形勢逆転ですね」
朝倉「くっ」
喜緑「な、長門さん?」
朝倉「長門さん。読者好きなあなたが気になるのはわかるけどそんなエセ脚本を公共の電波で流せる訳、」
長門「やるべき」
喜緑「え」
長門「この脚本で芝居をしてみるべき。興味深い」
朝倉「ちょっと長門さん!」
古泉「なるほど、長門さんがそういうなら、僕も少し興味が湧きますね」
朝比奈「あ、あたしも、どんなお話なのか気になります」
喜緑「皆さん!!」
喜緑「ふふふ、朝倉さん形勢逆転ですね」
朝倉「くっ」
50: 2008/09/28(日) 02:43:42.29 ID:rTqlLd0wO
喜緑「それでは『それゆけ生徒会長喜緑江美里』スタートします」
朝倉「……もう。しかたないわね」
朝倉「……もう。しかたないわね」
51: 2008/09/28(日) 02:50:20.58 ID:rTqlLd0wO
ここはとある学園の生徒会室。
ドサッ
朝倉「会長この書類にも目をとおしておいてくださいね。ちょっと多いけど」
長門「ちょっとではない。山盛り」
朝倉「したかないじゃない。旧生徒会からの引き継ぎがあるんだから」
朝倉「と言う訳で。お願い、喜緑会長」
喜緑「その書類なら全て目をとおして起きました」
朝倉「うそぉ」
喜緑「二枚ほど多少問題点があったので保留にしましたが。三十二枚には可決。一枚には不可欠の判を押し終わっています。そのまま処理してください」
朝倉「あら、本当。流石喜緑さんね。見事な手並みだわ」
長門「......」
喜緑「いえ。書記である朝倉さんに、会計である長門さんのサポートのおかげです」
シャミセン「にゃー」
喜緑「もちろん、副会長であるシャミセン氏もですよ」
ドサッ
朝倉「会長この書類にも目をとおしておいてくださいね。ちょっと多いけど」
長門「ちょっとではない。山盛り」
朝倉「したかないじゃない。旧生徒会からの引き継ぎがあるんだから」
朝倉「と言う訳で。お願い、喜緑会長」
喜緑「その書類なら全て目をとおして起きました」
朝倉「うそぉ」
喜緑「二枚ほど多少問題点があったので保留にしましたが。三十二枚には可決。一枚には不可欠の判を押し終わっています。そのまま処理してください」
朝倉「あら、本当。流石喜緑さんね。見事な手並みだわ」
長門「......」
喜緑「いえ。書記である朝倉さんに、会計である長門さんのサポートのおかげです」
シャミセン「にゃー」
喜緑「もちろん、副会長であるシャミセン氏もですよ」
52: 2008/09/28(日) 02:52:53.30 ID:rTqlLd0wO
長門「最近。噂になっている生徒がいる」
朝倉「あ!知ってるわ。文芸部室を不法占拠してる生徒でしょ。確か名前は」
長門「涼宮ハルヒ」
喜緑「そんな生徒がいるんですか?」
朝倉「あまりに常識外過ぎてみんな手をやいてるの。高校生にもなって宇宙人がどうのこうの言ってるらしいわ」
喜緑「そうですか。それはほっとけませんね。すぐに対処しましょう」
朝倉「あ!知ってるわ。文芸部室を不法占拠してる生徒でしょ。確か名前は」
長門「涼宮ハルヒ」
喜緑「そんな生徒がいるんですか?」
朝倉「あまりに常識外過ぎてみんな手をやいてるの。高校生にもなって宇宙人がどうのこうの言ってるらしいわ」
喜緑「そうですか。それはほっとけませんね。すぐに対処しましょう」
56: 2008/09/28(日) 02:58:12.92 ID:rTqlLd0wO
長門「平和」
朝倉「問題児だった涼宮さんが、退学になったからね」
長門「適切な処置」
喜緑「しかたありません。穏便に済ませられればよかったのですが」
喜緑「コンピューター研究部からのパソコン強奪と、その時の恐喝は許されません。常識的に考えて」
朝倉「巻き込まれていた男子生徒もお礼を言ってたわね。『正直付き合いきれなかったので助かりました』って」
喜緑「彼も今まで大変だったのでしょうね。これからはゆったりとした学園生活を満喫してもらいましょう」
長門「彼の心のアフターケアをしたほうがいい。私が担当する」
喜緑「かまいませんけど。長門さんからそんな提案をするなんて珍しいですね」
朝倉「あぁ!もしかして長門さん彼に一目惚れ~?」
長門「///」
朝倉「問題児だった涼宮さんが、退学になったからね」
長門「適切な処置」
喜緑「しかたありません。穏便に済ませられればよかったのですが」
喜緑「コンピューター研究部からのパソコン強奪と、その時の恐喝は許されません。常識的に考えて」
朝倉「巻き込まれていた男子生徒もお礼を言ってたわね。『正直付き合いきれなかったので助かりました』って」
喜緑「彼も今まで大変だったのでしょうね。これからはゆったりとした学園生活を満喫してもらいましょう」
長門「彼の心のアフターケアをしたほうがいい。私が担当する」
喜緑「かまいませんけど。長門さんからそんな提案をするなんて珍しいですね」
朝倉「あぁ!もしかして長門さん彼に一目惚れ~?」
長門「///」
61: 2008/09/28(日) 03:06:06.33 ID:rTqlLd0wO
ガチャ
朝倉「喜緑さん!!大変よ!!」
喜緑「なんですか。そんなに慌てて。なにか事件でも」
朝倉「大事件よ!今屋上で、自頃するー! って騒いでる生徒がいるのよ!」
喜緑「まあ」
朝倉「今にも飛んじゃいそうなの。早くきて!」
喜緑「わかりました、いきましょう。長門さん、留守番をお願いします」
長門「わかった」
バタンッ。
長門「………」
ピッピッピ。
トュルルルルルル。
長門「………もしもし」
朝倉「喜緑さん!!大変よ!!」
喜緑「なんですか。そんなに慌てて。なにか事件でも」
朝倉「大事件よ!今屋上で、自頃するー! って騒いでる生徒がいるのよ!」
喜緑「まあ」
朝倉「今にも飛んじゃいそうなの。早くきて!」
喜緑「わかりました、いきましょう。長門さん、留守番をお願いします」
長門「わかった」
バタンッ。
長門「………」
ピッピッピ。
トュルルルルルル。
長門「………もしもし」
63: 2008/09/28(日) 03:11:54.96 ID:rTqlLd0wO
屋上
古泉「誰も近寄るなぁぁ!!」
喜緑「馬鹿なことはやめてください」
古泉「もう終わりだ!氏んでやるぅぅ!!氏んでやるんだぁぁぁ!」
喜緑「何を苦にしてか知りませんが、本当に自らの命を絶つことが最善なのですか?」
喜緑「いいえ、それ以外にもあるはずです」
喜緑「さぁ?こっちに来て訳を話してください。私も一緒に考えます。あなたの掛け替えのない命を失わずにすむ方法を。見つかるまでわたしは、あなたと共に戦うことを約束しますから」
古泉「うるさぁぁい!この世界はもう神に見捨てられたんだ!!」
喜緑「神様……ですか?神様は誰も見捨てたりしません」
古泉「神は、この世界に愛想をつかされた!!お前のせいだぁぁ!喜緑絵美里ぃぃぃ!!」
喜緑「私の?なぜですか?」
古泉「誰も近寄るなぁぁ!!」
喜緑「馬鹿なことはやめてください」
古泉「もう終わりだ!氏んでやるぅぅ!!氏んでやるんだぁぁぁ!」
喜緑「何を苦にしてか知りませんが、本当に自らの命を絶つことが最善なのですか?」
喜緑「いいえ、それ以外にもあるはずです」
喜緑「さぁ?こっちに来て訳を話してください。私も一緒に考えます。あなたの掛け替えのない命を失わずにすむ方法を。見つかるまでわたしは、あなたと共に戦うことを約束しますから」
古泉「うるさぁぁい!この世界はもう神に見捨てられたんだ!!」
喜緑「神様……ですか?神様は誰も見捨てたりしません」
古泉「神は、この世界に愛想をつかされた!!お前のせいだぁぁ!喜緑絵美里ぃぃぃ!!」
喜緑「私の?なぜですか?」
64: 2008/09/28(日) 03:20:02.87 ID:rTqlLd0wO
古泉「お前が彼女を退学にしたからだ!!おかげで選ばれた僕達でも手出しできない閉鎖空間がもっか拡大中だバカヤロォォォ!!」
喜緑「退学?涼宮さんのことですか?」
古泉「そうだぁぁぁ!!彼女が神だったんだ!!」
喜緑「涼宮さんが神様??んんん?よくわかりませんが、彼女は悪いことをしたのです。いくら言っても反省も謝罪もしませんでした」
朝倉「他の生徒への悪影響を考えれば当然の罰じゃない」
古泉「彼女は特別だから、いいんだよぉぉぉ!!神だからちょっとぐらい、いいんだよぉぉぉ!!」
朝倉(ねぇ、喜緑さん)
喜緑(はい?)
朝倉(彼、もうなんかいろいろダメじゃない?)
喜緑(そのようですね。あれはアウトですね)
喜緑「退学?涼宮さんのことですか?」
古泉「そうだぁぁぁ!!彼女が神だったんだ!!」
喜緑「涼宮さんが神様??んんん?よくわかりませんが、彼女は悪いことをしたのです。いくら言っても反省も謝罪もしませんでした」
朝倉「他の生徒への悪影響を考えれば当然の罰じゃない」
古泉「彼女は特別だから、いいんだよぉぉぉ!!神だからちょっとぐらい、いいんだよぉぉぉ!!」
朝倉(ねぇ、喜緑さん)
喜緑(はい?)
朝倉(彼、もうなんかいろいろダメじゃない?)
喜緑(そのようですね。あれはアウトですね)
65: 2008/09/28(日) 03:24:42.11 ID:rTqlLd0wO
喜緑(どうしましょう。わたし、話しの通じない人とコミュニケーションできません)
朝倉(誰だってそうよ。あのレベルは誰の手にもおえないわ)
喜緑(困りました)
朝倉(困ったわね)
古泉「なーにボソボソ会話してるんだ貴様らぁぁぁ!!」
喜緑「あぁ、また叫び始めました」
朝倉「それにしても、なんだかんだでなかなか飛ばないわね、彼」
66: 2008/09/28(日) 03:28:34.74 ID:rTqlLd0wO
喜緑(もうわたし、先生方にお任せしたいです。よく考えたら、こんなこと生徒会長の仕事じゃありません)
朝倉(なんか、教師が姿を見せたら問答無用でタイブするって、予め言っていたらしいわね)
古泉「またボソボソとぉぉぉ!!」
喜緑(だから、先生方は階段の所で右往左往しているのですね)
朝倉(きっと学園の体裁とか考えて警察にも通報してないのよ)
古泉「聞こえてるのかぁ!きさまらぁぁ!」
喜緑(社会の闇ですね)
朝倉(遠い話しとばかり思っていたけど、テレビでのことは身近にあるのね)
喜緑「心配しないで朝倉さん、将来私が総理大臣になりこの国を変えてみせます」
朝倉「そうね。喜緑さんなら出来ると思うわ!
」
古泉「………」
68: 2008/09/28(日) 03:33:24.27 ID:rTqlLd0wO
朝倉「けど、その前に今の状況をなんとかしないと、喜緑さん」
喜緑「あ!そうでした」
喜緑「馬鹿なことはやめてください!」
古泉「ば、馬鹿にしやがってぇぇ!!」
朝倉「そんな事言って。本当は飛ぶ勇気もないんでしょう!!」
古泉「な、なに~!!」
喜緑「あ、朝倉さん、下手に刺激したら」
朝倉(大丈夫よ。いいこと考えたから、喜緑さんも話しを合わせて)
70: 2008/09/28(日) 03:40:43.41 ID:rTqlLd0wO
朝倉「あなたは、飛ぶ飛ぶと騒いで皆の気をひきたい、かまってちゃんなのよ」
喜緑「そ、そのとおりです。あなたはカマッテチャンです」
古泉「僕は飛ぶぞ!本気だぞ!!」
朝倉「なら、飛びなさい。誰もとめやしないわ」
喜緑「そ、そうです。誰も引き止めません」
朝倉「さあ、さあ、さあ!飛びなさい。飛ばないの?嘘つきね。やっぱりかまってちゃんだわ。アハハハ、あぁ、面白い。カマッテチャンが騒いでるわ!!」
71: 2008/09/28(日) 03:43:18.20 ID:rTqlLd0wO
古泉「ち、ちがう。僕は本気でだ!本気で!」
朝倉「ならダイブ」
古泉「く、くそ、見てろ、僕は、えらくマジだ、本気なんだぁぁぁ!!!」
バッ!
ひゅうううう、ドンッ
喜緑「朝倉さん、飛んじゃいましたよ?」
朝倉「よし!作戦どおり!」
喜緑「え?」
朝倉「飛びたいんなら、さっさと飛んだほうがいいと思って」
喜緑「そ、それは……」
喜緑「そうかもしれませんね」
73: 2008/09/28(日) 03:49:23.20 ID:rTqlLd0wO
次の日
朝倉「それにしても、飛び降りた彼。古泉君だったかしら?無事でよかったわね」
喜緑「そうですね。マットを敷くように手配してくれた長門さんには感謝です」
長門「私は電話をしただけ。彼が人を集めて指揮をとってくれた」
朝倉「彼って、最近長門さんと付き合い始めたっていうあの人?」
長門「………そう」
喜緑「まあ、長門さんに彼氏が?」
長門「………」
朝倉「ふふっ、長門さん照れてるわ」
長門「///」
喜緑「本当です。顔が真っ赤ですよ」
シャミセン「にゃー」
朝倉「それにしても、飛び降りた彼。古泉君だったかしら?無事でよかったわね」
喜緑「そうですね。マットを敷くように手配してくれた長門さんには感謝です」
長門「私は電話をしただけ。彼が人を集めて指揮をとってくれた」
朝倉「彼って、最近長門さんと付き合い始めたっていうあの人?」
長門「………そう」
喜緑「まあ、長門さんに彼氏が?」
長門「………」
朝倉「ふふっ、長門さん照れてるわ」
長門「///」
喜緑「本当です。顔が真っ赤ですよ」
シャミセン「にゃー」
76: 2008/09/28(日) 04:10:30.26 ID:rTqlLd0wO
朝倉「ふんふふ~ん、おっしごと、おっしごと~」
朝倉「よし!とりあえず一段落ついたわね。あら?もうこんな時間」
朝倉「………喜緑さんと長門さん遅いなぁ。なにかクラスの仕事でもしてるのかしら」
ガチャ。
朝倉「あ!喜緑さん?長門さん?」
84: 2008/09/28(日) 06:54:55.83 ID:rTqlLd0wO
みくる「あの~ここって生徒会室であってますかぁ?」
朝倉「あら、二人じゃなかった。あってるけどあなたは?何かご用?」
みくる「あ、あの、生徒会長さんにお話があるんですけど」
朝倉「喜緑さんに?悪いんだけど、まだ来てないの。今日は遅れてるみたい」
みくる「そうなんですかぁ………」
朝倉「けど、まあ、もうすぐ来るだろうし、ここで待ってたら?」
みくる「あ、そうさせてもらいます」
89: 2008/09/28(日) 08:37:05.64 ID:rTqlLd0wO
朝倉「………」
みくる「………」
朝倉「ねぇ」
みくる「は、はいぃ!」
朝倉「そ、そんなに驚かなくても。まあいいわ。あたしも一応生徒会の人間だし、なにか相談にきたのなら聞くけど?」
みくる「あっ、そうですね。じゃあ……いいですか?」
朝倉「Welcome!」
90: 2008/09/28(日) 08:41:13.84 ID:rTqlLd0wO
みくる「涼宮さんが退学になったって本当ですか?」
朝倉「涼宮さん?確かに退学になったわよ」
みくる「な、なんでですか~!なんで退学に!!」
朝倉「なんでって。きっかけは確か、パソコンを恐喝して強奪したからだったわね。いくら私達が言っても返さないから、喜緑さんが彼女の素行の悪さを書類にして校長に提出」
朝倉「そこから、あれよあれよと退学処分になったわ」
みくる「あのときのあれのせいでぇ?け、けどそんなことしたら……」
朝倉「したら?」
みくる「あ、いえ。それはいえないんですけど……」
朝倉「言えないって、どいして?なにか問題があるなら遠慮なく言っていいわよ」
みくる「......」
朝倉「だまられても困っちゃうわよ」
ガチャ。
喜緑「遅れてすみません」
朝倉「あ!喜緑さん調度いいところに」
朝倉「涼宮さん?確かに退学になったわよ」
みくる「な、なんでですか~!なんで退学に!!」
朝倉「なんでって。きっかけは確か、パソコンを恐喝して強奪したからだったわね。いくら私達が言っても返さないから、喜緑さんが彼女の素行の悪さを書類にして校長に提出」
朝倉「そこから、あれよあれよと退学処分になったわ」
みくる「あのときのあれのせいでぇ?け、けどそんなことしたら……」
朝倉「したら?」
みくる「あ、いえ。それはいえないんですけど……」
朝倉「言えないって、どいして?なにか問題があるなら遠慮なく言っていいわよ」
みくる「......」
朝倉「だまられても困っちゃうわよ」
ガチャ。
喜緑「遅れてすみません」
朝倉「あ!喜緑さん調度いいところに」
92: 2008/09/28(日) 08:46:42.99 ID:rTqlLd0wO
朝倉「と言う訳」
喜緑「なるほど。経緯は解りました。あなたは確か朝比奈さんですよね?」
みくる「………はい」
喜緑「なにか、あなたなりの事情があるのですね。あなたの顔を見ればわかります。何か本気の心配事がある表情です。しかも言いずらい事なのでしょう」
喜緑「けど、どうか話して下さい。必ずやあなたの言葉をしんしに受け止め、力になることを約束いたします」
朝倉「そうよ朝比奈さん。あたし達は生徒会だもの。このわたし、朝倉涼子も生徒の味方よ」
みくる「喜緑さん......朝倉さん......」
喜緑&朝倉「さあ、どんな事でも話して」
みくる「は、はい、ありがとうございます。どこまで言えるかわからないですけど、あ、あたしお話します!」
みくる「あ、あたし、実は未来からきてまして」
喜緑「嘘つかないでください」
朝倉「嘘つかないで」
みくる「ひぇぇぇぇぇ」
94: 2008/09/28(日) 08:55:00.29 ID:rTqlLd0wO
喜緑(なんで、わたしが真面目に話しを聞こうとすると、皆さん奇天烈な事を言うんですか?)
朝倉(知らないわ。涼宮さんの知り合いはこんな人ばかりね)
みくる「……あ、あの」
朝倉(古泉君と違って、騒いでないだけましなのかしら)
喜緑(いえ、こうゆう真面目な雰囲気であんな事を平気で言うのはある意味、驚異ですよ)
喜緑「なにか、宗教でやっているのでしょうか」
朝倉「ありえるわね。きっと『未来人共の会』とか、そんなローカル宗教だわ」
みくる「………」
95: 2008/09/28(日) 08:57:35.00 ID:rTqlLd0wO
ガチャ。
長門「………」
朝倉「あ、長門さん」
長門「!!!」
みくる「え」
ドカッ
みくる「へぶっ」
バタッ
長門「………けっ」
朝倉「………」
喜緑「………」
朝倉「………いきなり長門さんが朝比奈さんにグーパンチしたわね」
喜緑「しましたね。そのあと倒れた朝比奈さんを見下ろして、『けっ』っていいました」
98: 2008/09/28(日) 09:10:34.99 ID:rTqlLd0wO
朝倉「つまり、朝比奈さんは長門さんの彼氏に訳の分からない事で言い寄っていて」
長門「……そう」
喜緑「その朝比奈さんが生徒会室にいるのを見た長門さんは」
長門「ついに最終決戦が来たのだと、瞬時に理解し先制攻撃した」
朝倉「なんと言っていいか。わからないわね」
喜緑「しかし、確かに訳の分からない事を言ってましたし、いいんではないですか?」
みえく「ふぇ~」
朝倉「これ(みくる)、どうしようかしらね」
シャミセン「にゃー」
101: 2008/09/28(日) 10:02:30.99 ID:rTqlLd0wO
シャミセン「人間に対して”これ”とはいささか酷いのではないか?」
朝倉「あ、シャミセンさん」
長門「………」
喜緑「言葉を発してくれるのはずいぶん久しぶりですね。お元気でしたか?」
シャミセン「うむ。元気だぞ。毎日、美味な食物を君達から頂戴しておるからな。感謝している」
シャミセン「話しを戻すが、床に転がっている彼女。朝比奈と言ったかな。私がは見る限り彼女の言葉に嘘はなかった」
シャミセン「いきなり殴るのは不粋だったのではないか?」
朝倉「言われて見れば、そうね」
喜緑「確かにもっと平和的な解決があったかもしれません」
朝倉「あ、シャミセンさん」
長門「………」
喜緑「言葉を発してくれるのはずいぶん久しぶりですね。お元気でしたか?」
シャミセン「うむ。元気だぞ。毎日、美味な食物を君達から頂戴しておるからな。感謝している」
シャミセン「話しを戻すが、床に転がっている彼女。朝比奈と言ったかな。私がは見る限り彼女の言葉に嘘はなかった」
シャミセン「いきなり殴るのは不粋だったのではないか?」
朝倉「言われて見れば、そうね」
喜緑「確かにもっと平和的な解決があったかもしれません」
102: 2008/09/28(日) 10:09:59.73 ID:rTqlLd0wO
シャミセン「ならばすることは一つではないか」
喜緑「分かりました。すぐに平和的解決に着手しましょう。朝倉さんすぐに電話を!」
朝倉「電話ってどこに?」
喜緑「なにを言ってるんですか。そんなの決まっています」
長門「……」
103: 2008/09/28(日) 10:24:20.43 ID:rTqlLd0wO
長門「平和」
朝倉「朝比奈さんはしかるべき病院へ。シャミセンさんはしかるべき研究機関にいったからね」
喜緑「実に平和的解決です」
朝倉「新しい副会長もつつがなく決まったし。よかったわね長門さん」
長門「……」
喜緑「彼の手腕は古泉さん自殺騒動で証明済みですからね。皆を指揮してマットをひいた行動力はぜひ生徒会に欲しいところです」
長門「……」
朝倉「それにしても平和ねー」
喜緑「平和が1番ですよ」
それゆけ生徒会長喜緑江美里 完
朝倉「朝比奈さんはしかるべき病院へ。シャミセンさんはしかるべき研究機関にいったからね」
喜緑「実に平和的解決です」
朝倉「新しい副会長もつつがなく決まったし。よかったわね長門さん」
長門「……」
喜緑「彼の手腕は古泉さん自殺騒動で証明済みですからね。皆を指揮してマットをひいた行動力はぜひ生徒会に欲しいところです」
長門「……」
朝倉「それにしても平和ねー」
喜緑「平和が1番ですよ」
それゆけ生徒会長喜緑江美里 完
104: 2008/09/28(日) 10:35:45.84 ID:e5TUe1xV0
おもしろかったw
105: 2008/09/28(日) 10:47:30.89 ID:Nk0ISsc70
え、ラジオは ?
106: 2008/09/28(日) 11:02:06.71 ID:rTqlLd0wO
喜緑「満足です」
古泉「僕と朝比奈さんの扱いがひど過ぎる気がします」
朝比奈「しかるべき病院って、わたし、どこに行ったんですかぁー」
長門「私も満足」
朝倉「皆言いたい事はあるでしょうけどね」
朝倉「朝倉涼子のオールナイトニッポン!」
古泉「僕と朝比奈さんの扱いがひど過ぎる気がします」
朝比奈「しかるべき病院って、わたし、どこに行ったんですかぁー」
長門「私も満足」
朝倉「皆言いたい事はあるでしょうけどね」
朝倉「朝倉涼子のオールナイトニッポン!」
127: 2008/09/28(日) 17:41:28.51 ID:rTqlLd0wO
朝倉「まあ、なんというかね」
喜緑「嬉しいような気もしますが」
長門「暇なの?」
古泉「ここは素直に喜ぶべきでしょう」
朝比奈「す、すごいですねー、時間いっぱいたったのに」
朝倉「なにはともあれ、朝倉涼子のオールナイトニッポンβ、再開!」
喜緑「嬉しいような気もしますが」
長門「暇なの?」
古泉「ここは素直に喜ぶべきでしょう」
朝比奈「す、すごいですねー、時間いっぱいたったのに」
朝倉「なにはともあれ、朝倉涼子のオールナイトニッポンβ、再開!」
131: 2008/09/28(日) 17:52:43.93 ID:rTqlLd0wO
朝倉「話しを何時間も遡らせて”それゆけ生徒会長喜緑江美里”は結局どうだったの?皆楽しめたかしら」
喜緑「九割九分九割の方が楽しめたことでしょう。間違いないありません」
長門「私も楽しかった」
古泉「僕は少し納得がいきません。いくらなんでも、あの扱いは酷いですよ」
朝比奈「わ、わたし、病院にいっちゃったし……」
朝倉「うーん。スタジオ内ではすでに五分五分ね」
朝倉「あたし?わたしは………普通だったわね。脇役だったけど出番いっぱいあったし」
喜緑「九割九分九割の方が楽しめたことでしょう。間違いないありません」
長門「私も楽しかった」
古泉「僕は少し納得がいきません。いくらなんでも、あの扱いは酷いですよ」
朝比奈「わ、わたし、病院にいっちゃったし……」
朝倉「うーん。スタジオ内ではすでに五分五分ね」
朝倉「あたし?わたしは………普通だったわね。脇役だったけど出番いっぱいあったし」
135: 2008/09/28(日) 18:07:48.89 ID:rTqlLd0wO
朝倉「眉毛、眉毛って、皆して」
朝倉「言っておくけどね。あたしの眉はあなた達が思ってるほど太くないのよ」
朝倉「言うなれば個性ね。個性を眉にだしているだけであって、この世界では太い、太いと言われるほど、」
喜緑「朝倉さんの眉は確かに太いですよ」
長門「平均を3ミリオーバー。十分太い」
古泉「そういえば僕の知り合いの中では1番ですね」
朝比奈「未来にもあまりいませんねー」
朝倉「………う」
朝倉「……うぅ」
朝倉「うるさーい!とにかく剃らないわよ!はい!質問への返事終わり!」」
朝倉「言っておくけどね。あたしの眉はあなた達が思ってるほど太くないのよ」
朝倉「言うなれば個性ね。個性を眉にだしているだけであって、この世界では太い、太いと言われるほど、」
喜緑「朝倉さんの眉は確かに太いですよ」
長門「平均を3ミリオーバー。十分太い」
古泉「そういえば僕の知り合いの中では1番ですね」
朝比奈「未来にもあまりいませんねー」
朝倉「………う」
朝倉「……うぅ」
朝倉「うるさーい!とにかく剃らないわよ!はい!質問への返事終わり!」」
137: 2008/09/28(日) 18:19:59.52 ID:rTqlLd0wO
朝倉「眉、眉って呼ばれるのさすがになれてきたわ」
喜緑「気になってたんですけど、わかめってわたしですか?いえ断じて違いますよね。」
長門「根暗ではない。使命に忠実で恥ずかしがりやなだけ」
古泉「……僕のそのイメージはもう覆せそうも、ないですね……ははっ」
朝比奈「ほるすたいんってなんですかぁ?」
喜緑「気になってたんですけど、わかめってわたしですか?いえ断じて違いますよね。」
長門「根暗ではない。使命に忠実で恥ずかしがりやなだけ」
古泉「……僕のそのイメージはもう覆せそうも、ないですね……ははっ」
朝比奈「ほるすたいんってなんですかぁ?」
139: 2008/09/28(日) 18:30:35.34 ID:rTqlLd0wO
朝倉「大日本帝国わかめ高校」
古泉「聖フルワールわかめ学園」
長門「私立宝上院わかめ高校」
朝比奈「え、えーと。爽やかわかめ高校?」
喜緑「……皆さんでなにを言ってるんですか?」
朝倉「わかめ高校を改造して、かっこよくしてあげようとしたんだけど、駄目ね。わかめが邪魔だわ」
古泉「聖フルワールわかめ学園」
長門「私立宝上院わかめ高校」
朝比奈「え、えーと。爽やかわかめ高校?」
喜緑「……皆さんでなにを言ってるんですか?」
朝倉「わかめ高校を改造して、かっこよくしてあげようとしたんだけど、駄目ね。わかめが邪魔だわ」
145: 2008/09/28(日) 18:44:04.53 ID:rTqlLd0wO
古泉「なんと!僕に女性の好みを聞いてくれるなんて……まだ、世の中は大丈夫のようです」
古泉「そうですね。僕の好みは」
朝倉「興味ないわ」
長門「ない」
喜緑「まったくないですね」
朝比奈「あ、わたしは聞くぐらいなら」
古泉「この中にいないの確かです」
古泉「そうですね。僕の好みは」
朝倉「興味ないわ」
長門「ない」
喜緑「まったくないですね」
朝比奈「あ、わたしは聞くぐらいなら」
古泉「この中にいないの確かです」
152: 2008/09/28(日) 19:03:14.23 ID:rTqlLd0wO
朝倉「男のタイプね。これってのはないけど。浅はかな人はちょっとね。だからしいて言うなら他方に考えが及ぶ人かな?勉強とかじゃなくて思想的な意味でね」
喜緑「>>151言いましたね。わたしは笑顔で内蔵ぐりぐりなんてしません。ちゃんと神妙な顔付きでぐりぐりしますよ」
長門「そして、根暗と言った>>151あなたも。口には気をつけたほうがいい」
古泉「応援の言葉が心に染みます」
朝比奈「え、演技じゃないですよー」
喜緑「>>151言いましたね。わたしは笑顔で内蔵ぐりぐりなんてしません。ちゃんと神妙な顔付きでぐりぐりしますよ」
長門「そして、根暗と言った>>151あなたも。口には気をつけたほうがいい」
古泉「応援の言葉が心に染みます」
朝比奈「え、演技じゃないですよー」
157: 2008/09/28(日) 19:47:52.07 ID:rTqlLd0wO
喜緑「生徒会に入る方法は一つしかありません。生徒会選挙に出馬して、当選することです」
喜緑「しかしながら、我が生徒会に入るには会長に気にいられるのが一番ようにも思います」
古泉「あまり、好き勝手しないような喜緑さんからも言ってもらえますか?今の所は大丈夫ですがどうも心配ですよ」
喜緑「あの方なら大丈夫でしょう」
長門「………」
朝倉「あら、長門さん怖い顔ね。生徒会長さんは嫌いなのかしら」
朝比奈「会長さんって、あの眼鏡のキリッとした人ですよね。わたしもあれぐらい頼れる人になりたいなー」
喜緑「しかしながら、我が生徒会に入るには会長に気にいられるのが一番ようにも思います」
古泉「あまり、好き勝手しないような喜緑さんからも言ってもらえますか?今の所は大丈夫ですがどうも心配ですよ」
喜緑「あの方なら大丈夫でしょう」
長門「………」
朝倉「あら、長門さん怖い顔ね。生徒会長さんは嫌いなのかしら」
朝比奈「会長さんって、あの眼鏡のキリッとした人ですよね。わたしもあれぐらい頼れる人になりたいなー」
158: 2008/09/28(日) 19:56:28.44 ID:rTqlLd0wO
喜緑「踏んで欲しければ踏みますけど。なにがいいんでしょうか」
朝倉「この手の手紙は適当よ。実際になんでも言う事聞くって言ったら目の色変えて他の事を要求してくるわ」
長門「そうゆう性癖の持ち主がいるのは確か」
古泉「まあ、かなり小数でしょうね」
朝比奈「ふぁー、いろんな人がいるんですねー」
朝倉「この手の手紙は適当よ。実際になんでも言う事聞くって言ったら目の色変えて他の事を要求してくるわ」
長門「そうゆう性癖の持ち主がいるのは確か」
古泉「まあ、かなり小数でしょうね」
朝比奈「ふぁー、いろんな人がいるんですねー」
164: 2008/09/28(日) 20:26:39.03 ID:rTqlLd0wO
喜緑「ふぁー、ですか? 」
長門「ふぁー」
古泉「ふぁー、とはいったいどんな意味があるのかわかりませんね」
朝倉「別に言いたくないわよ」
朝比奈「え、あ、あたしは?」
長門「ふぁー」
古泉「ふぁー、とはいったいどんな意味があるのかわかりませんね」
朝倉「別に言いたくないわよ」
朝比奈「え、あ、あたしは?」
169: 2008/09/28(日) 20:51:13.10 ID:rTqlLd0wO
古泉「ダークナイト。バットマンですね。機会があれば行きたいものです。こう見えても洋画は好きなんですよ」
朝比奈「む、胸のサイズですかぁ?!き、禁則です。禁則事項です!」
喜緑「藤岡さん?誰ですか?」
朝倉「ソー」
朝比奈「む、胸のサイズですかぁ?!き、禁則です。禁則事項です!」
喜緑「藤岡さん?誰ですか?」
朝倉「ソー」
171: 2008/09/28(日) 21:05:33.81 ID:rTqlLd0wO
朝倉「さてお便りにたくさん答えてきたけど。そろそろフツオタコーナーも終わりね」
喜緑「フツオタコーナーだったんですか」
古泉「雑談コーナーだと思ってましたよ」
朝比奈「わたしもです」
長門「ここで唐突に連続ドラマ企画Volume2、『ギルドマスター長門』を開始する」
朝倉「それではスタート~」
喜緑「フツオタコーナーだったんですか」
古泉「雑談コーナーだと思ってましたよ」
朝比奈「わたしもです」
長門「ここで唐突に連続ドラマ企画Volume2、『ギルドマスター長門』を開始する」
朝倉「それではスタート~」
177: 2008/09/28(日) 21:13:01.59 ID:rTqlLd0wO
長門「ギルド。『スペースガールズ』リーダー、長距離砲撃が得意。魔法使い、長門有希」
朝倉「スペースガールズメンバー。ナイフ片手に素早い動きが武器。盗賊、朝倉涼子」
喜緑「同じくスペースガールズメンバー。癒しの笑顔で体力回復。僧侶、喜緑絵美里」
181: 2008/09/28(日) 21:17:52.00 ID:rTqlLd0wO
長門「………」
朝倉「この魔物がはびこる世の中では、決して珍しくない新しいギルドをたてた訳だけど」
喜緑「人数はギルド創設に最低限必要な3人だけですね」
朝倉「それに、魔法使いと盗賊と僧侶じゃ、打たれ弱いと思うの。せめて一人戦士がいてくれないと」
長門「……」
朝倉「リーダーもあんまりやる気ないみたいだし」
喜緑「では、酒場に仲間を探しにいきますか?ギルド自体は公式に出来てる訳ですから、どなたかわたし達のギルドに入ってくださるかもしれません」
朝倉「そうね。狙いはあたし達の盾になってくれる人よ」
182: 2008/09/28(日) 21:20:29.94 ID:rTqlLd0wO
酒場
朝倉「わぁ、変な格好の人がいっぱいいるわね」
喜緑「ここは、様々な職業の方が集まる出会いの場ですからね」
朝倉「さて、早速スカウトしなきゃね、長門さん、お願い!」
長門「………?」
朝倉「長門さんがスカウトするの。仮にもリーダーでしょ?」
喜緑「そうですね。お願いします長門さん」
長門「……わかった」
朝倉「わぁ、変な格好の人がいっぱいいるわね」
喜緑「ここは、様々な職業の方が集まる出会いの場ですからね」
朝倉「さて、早速スカウトしなきゃね、長門さん、お願い!」
長門「………?」
朝倉「長門さんがスカウトするの。仮にもリーダーでしょ?」
喜緑「そうですね。お願いします長門さん」
長門「……わかった」
186: 2008/09/28(日) 21:27:19.31 ID:rTqlLd0wO
スタスタスタ。
長門「………」
トン、トン。
喜緑「あ、長門さんが声をかけました」
朝倉「うーん。相手はガタイのいい長身の男ね。鎧を着てるってことは戦士かしら?目的どうりの人物ね」
朝倉「自分で言っといて何だけど、長門さんスカウトなんてできるのかしらね。あたし達とだってあんまり話さないのに」
喜緑「一応、話しらしき事はしてるみたいですけど」
朝倉「なに話してるのかしら、あ!帰ってきた」
長門「………」
喜緑「どうでした長門さん。わたし達の仲間になってくれましたか?」
長門「……飴玉もらった」
朝倉「………」
喜緑「………」
朝倉&喜緑「なにしにいったの?」
188: 2008/09/28(日) 21:35:17.28 ID:rTqlLd0wO
朝倉「やっぱり長門さんじゃだめね。あたしがいくわ!」
喜緑「頑張って下さい朝倉さん」
長門「………」
朝倉「任せて!」
190: 2008/09/28(日) 21:39:53.83 ID:rTqlLd0wO
喜緑「朝倉さん、どんな人に声をかけるんでしょう」
長門「………」
喜緑「あ、話しかけました。女性ですね。格好からするとやはり戦士でしょうか」
長門「あの格好は戦士ではない」
喜緑「え、ではなんですか?」
長門「あの、頭の冠は勇者の証」
192: 2008/09/28(日) 21:58:14.35 ID:rTqlLd0wO
喜緑「勇者ですか?では今朝倉さんと話しをしてる彼女が、ちまたで噂のアニテガさんの子供」
長門「そう」
喜緑「アニテガさんの子供と言えば王様からも期待されてる。魔王討伐のエリートですね」
長門「そう」
ドカッ!
長門「………」
喜緑「………」
喜緑「……そして、今その勇者を、朝倉さんが殴り飛ばした訳ですね」
長門「そう」
タッタッタ
朝倉「長門さん!喜緑さん!逃げるわよ」
長門「そう」
喜緑「アニテガさんの子供と言えば王様からも期待されてる。魔王討伐のエリートですね」
長門「そう」
ドカッ!
長門「………」
喜緑「………」
喜緑「……そして、今その勇者を、朝倉さんが殴り飛ばした訳ですね」
長門「そう」
タッタッタ
朝倉「長門さん!喜緑さん!逃げるわよ」
196: 2008/09/28(日) 22:11:04.25 ID:rTqlLd0wO
朝倉「……ふぅ、ここまで来れば大丈夫そうね」
喜緑「はぁ、はぁ、いったい何があったんですか朝倉さん」
朝倉「嫌な奴だったからつい……ごめんなさい」
喜緑「朝倉さんが吹っ飛ばした女性。勇者なんですよ。大勢の前であんなことしたら!」
長門「ありがとう」
朝倉「……え?」
喜緑「何を言ってるんですか長門さん!この事が王様の耳に入ったら、わたし達のギルドが潰されてしまうかもしれないんです」
喜緑「………三人で苦労してやっと作ったギルドなのに……」
長門「あれは私達の為にやってくれたこと」
喜緑「え!?」
朝倉「………」
197: 2008/09/28(日) 22:14:48.55 ID:rTqlLd0wO
長門「周りの賑わいと距離があった為、全ての会話は聞こえなかったが。勇者は会話の最初から相手馬鹿にしたような態度だった。それでも彼女は怒らずに、なんとか仲間になってくないかとお願いしてくれていた」
長門「そしてすでに仲間である私達を勇者に紹介した。勇者は私達を一瞥し、なにか言った。何を言ったかは聞こえなかったが彼女が勇者を殴ったのはこの時、おそらく勇者が私達にたいして」
朝倉「あたしがなんて言われても我慢出来たんだけど………長門さんと喜緑さんを悪く言うから。頭にきちゃって」
朝倉「最初から嫌な奴だったんだからさっさと諦めればよかったんだけど」
朝倉「勇者が仲間になってくれれば、ギルドが一気に有名になって二人も喜んでくれるんじゃないかと思ったら………けど、これじゃ逆に二人に迷惑かけてるね」
朝倉「ごめんなさい……」
199: 2008/09/28(日) 22:22:11.12 ID:rTqlLd0wO
喜緑「ありがとう。朝倉さん」
朝倉「え…」
喜緑「それとごめんなさい。そうとは知らず朝倉さんにきつくあたってしまいました」
喜緑「朝倉さんはわたし達の為に頑張ってくれて、わたし達の為に怒ってくれたんですね。大丈夫です。朝倉さんは何も悪くありません」
朝倉「けどギルドが……私達のギルドがなくなっちゃうかもしれない!」
長門「ギルドも確かに大事。しかし1番ではない。あなたもそれを理解していたから、あの時あの行動をとってくれた。それが私達はとても嬉しい」
喜緑「はい。潰れたってギルドなんてまた作ればいいんです。作れなくても非公式ギルドとして、三人で勇者の鼻をあかしましょう」
朝倉「うぅ……二人とも……ごめんね。ありがとう」
201: 2008/09/28(日) 22:29:11.64 ID:rTqlLd0wO
喜緑「ところで、勇者は私達を見てなんと言ったんですか?」
朝倉「あ、それは......」
喜緑「大丈夫ですよ。言ってください。所詮は勇者が言ったことです。朝倉さんは気にしないでください」
長門「………」
朝倉「そう?なら……」
ゴニョゴニョゴニョ。
朝倉「って言ったのよ」
喜緑「…………………」
長門「…………………」
喜緑「まず長門さんの体力を私が回復します」
長門「全快」
喜緑「次に長門さんは最大呪文の詠唱を始めます」
長門「******」
喜緑「さて、酒場はどっちだったでしょうか」
朝倉「あ、それは......」
喜緑「大丈夫ですよ。言ってください。所詮は勇者が言ったことです。朝倉さんは気にしないでください」
長門「………」
朝倉「そう?なら……」
ゴニョゴニョゴニョ。
朝倉「って言ったのよ」
喜緑「…………………」
長門「…………………」
喜緑「まず長門さんの体力を私が回復します」
長門「全快」
喜緑「次に長門さんは最大呪文の詠唱を始めます」
長門「******」
喜緑「さて、酒場はどっちだったでしょうか」
204: 2008/09/28(日) 22:39:54.98 ID:rTqlLd0wO
?「誰がっ!ワカメですかっ!!えぇ?」
客A「うぐっ」客B「へぐっ」
?「******」
ドカーン!
客C「キャー」客D「わっー」
?「こうならやけだわ!あたしも暴れてやる。有り金ぜん全部よこしなさーい!」
客E「ひえー」客F「いやぁ」
?「氏んで下さい!ザキ!ザキ!ザキ!」
客G「うっ」客H「ぐぎっ」
?「********」
ドギャーン!!
客I「ひえぇぇ」客J「ぶあっ」
?「あ!タネだわ!貴重な能力アップのタネがいっぱい!全部よこしなさい!」
店員「あー」
店主「それだけは」
ギルドマスター長門 完
客A「うぐっ」客B「へぐっ」
?「******」
ドカーン!
客C「キャー」客D「わっー」
?「こうならやけだわ!あたしも暴れてやる。有り金ぜん全部よこしなさーい!」
客E「ひえー」客F「いやぁ」
?「氏んで下さい!ザキ!ザキ!ザキ!」
客G「うっ」客H「ぐぎっ」
?「********」
ドギャーン!!
客I「ひえぇぇ」客J「ぶあっ」
?「あ!タネだわ!貴重な能力アップのタネがいっぱい!全部よこしなさい!」
店員「あー」
店主「それだけは」
ギルドマスター長門 完
207: 2008/09/28(日) 22:48:26.22 ID:rTqlLd0wO
古泉「僕達出てきませんでしたね」
朝比奈「……はい」
朝倉「朝倉涼子のオールナイトニッポン!」
朝比奈「……はい」
朝倉「朝倉涼子のオールナイトニッポン!」
210: 2008/09/28(日) 23:05:29.22 ID:rTqlLd0wO
朝倉「さてお別れの時間が近づいてきたわね」
喜緑「ほぼ丸一日やっていましたね。途中皆さんの保守で繋がっていましたが」
長門「……」
古泉「なんだかんだで、僕も楽しかったですよ」
朝比奈「わたしもです。また呼んでくださいね」
朝倉「新ゲストは、まあ成功だったわね」
喜緑「ほぼ丸一日やっていましたね。途中皆さんの保守で繋がっていましたが」
長門「……」
古泉「なんだかんだで、僕も楽しかったですよ」
朝比奈「わたしもです。また呼んでくださいね」
朝倉「新ゲストは、まあ成功だったわね」
216: 2008/09/28(日) 23:13:40.73 ID:rTqlLd0wO
朝倉「それでは、今回の”朝倉涼子のオールナイトニッポンβ”はここまで」
喜緑「長い間、ありがとうございました。またどこかでお会いましょう」
古泉「次の機会をたのしみにしていますよ」
朝比奈「バイバーイ」
長門「………」
朝倉「じゃあね!」
長門「また」
喜緑「長い間、ありがとうございました。またどこかでお会いましょう」
古泉「次の機会をたのしみにしていますよ」
朝比奈「バイバーイ」
長門「………」
朝倉「じゃあね!」
長門「また」
218: 2008/09/28(日) 23:16:08.96 ID:plGhUAZcP
乙でした!
引用: 朝倉涼子のオールナイトニッポンβ
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