608:◆D.sVStQyik 2014/11/16(日) 20:27:04.83 ID:JDOywzhI0


最初:【艦これ】提督「コウノトリカッコカリ?」

前回:提督「コウノトリカッコカリ?」ビスマルク、陸奥、金剛編


~工廠室~

夕張 「・・・」チュイーン ボー

ゆうばり 「ねー?おかーさん!ねー?」

夕張 「・・・」ジジジッ

ゆうばり 「きこえてないの?ねー!」

夕張 「・・・」ジューシュワッ

ゆうばり 「・・・もういいもん」ジワッ

タタタッ


~廊下~

ゆうばり 「うう」シクシク

暁 「あら?夕張さんの子よね?おーい!」

ゆうばり 「うう」

暁 「どうして泣いてるのかしら?」

ゆうばり 「おかーさんがぜんぜんゆうばりのはなしきいてくれなくて」ウルウル

暁 (一回集中しちゃうと周り見えなくなっちゃうのよね、あの人)

暁 「あっそうだ!今からお菓子を買いに行くんだけど、あなたも来る?」

ゆうばり 「でも...いいのかなぁ?」

暁 「あなたのお母さんは今お仕事をしてるんだと思うから、その間だけだよ。」

ゆうばり 「それならうんついてく!」

暁 「じゃあはぐれないように手、繋いで行こっか?」

ゆうばり 「うん!えっと...おなまえは?」ギュッ

暁 「私は暁よ。」ギュッ

ゆうばり 「ありがとうあかつきおねえちゃん!」
Model Graphix ARCHIVES 艦隊これくしょん -艦これ-

609: 2014/11/16(日) 20:45:54.19 ID:JDOywzhI0
※那智のキャラ崩壊あります。

~駄菓子屋~

那智 「よっといで!みておいで!駄菓子いっぱいあるよ!」

暁 「那智さん。こんにちはーなのです!」

ゆうばり 「こんにちはーなのです!」

那智 「おお!暁、それにゆうばりか? こんにちは!」

暁 「さ、お菓子選ぼっか?」

ゆうばり 「ふむふむ」ジー

暁 (ってもう選びに行ってるし)

那智 「ゆうばりちゃん?特別にこのお菓子をやろう」

ゆうばり 「これ...でも...こっちのほうが...」ウーン

那智 「ゆ、ゆうばりちゃーん?」

ゆうばり 「・・・」ジー

暁 (しかも夕張さんと同じで集中したら周りが見えてないし)

那智 「ほ、ほらー見て見て?ここを押したら...」




ゆうばり 「こんなにいっぱいになっちゃった」ドッサリ

暁 「もう!自分が食べれる分だけにしときなさい」

ゆうばり 「え、えらべないよー」

暁 「じゃあ、その半分は私の部屋に置いておくから、今持っていく分がなくなったら取りに来ること!良い?」

ゆうばり 「いいの?」

暁 「それまでちゃんと良い子にしてたらね?」

ゆうばり 「ちゃんと良い子にしてる!」

暁 「それじゃあ私の部屋に行こっか。那智さん、お会計お願いします。」

那智 「ま、毎度ありー」シクシク



暁 「それじゃあ那智さん。また来るね!」

ゆうばり 「ばいばーい!」フリフリ

那智 「ああ!バイバイ!また必ず来るんだぞ?ゆうばりちゃん!」


611: 2014/11/16(日) 21:05:09.24 ID:JDOywzhI0
~暁の部屋~

暁 「ここが私の部屋よ。良い?ここに置いておくからね?」

ゆうばり 「はーい!」

暁 「さて何しようか?」

ゆうばり 「あっ!おねえちゃんのぎそうちょっとゆがんでるよ?」

暁 「えっ、うそ!?」

ゆうばり 「ゆうばりがなおしてあげるね!」



ゆうばり 「・・・」カチャカチャ

暁 「ゆ、ゆうばり?」

ゆうばり 「・・・」カチャカチャ

暁 (.....これは夕張さんの子だわ)

ガチャ

夕張 「暁?ここにゆうばり居る?」

暁 「...あそこに」ユビサシ

夕張 「ありがとう。ほったらかしにしてごめんね、ゆうばり。お母さん、あなたの艤装の開発に夢中になっちゃって...」

ゆうばり 「・・・」カチャカチャ

夕張 「でも見てこれ!あなたに合わせて作ってみたの!これで小さくてもちゃんと動けるわ...ってゆうばり?」

ゆうばり 「・・・」カチャカチャ

夕張 「・・・もしかして聞こえてない感じ?」

トントン

夕張 「?」クルッ

暁 「夕張さんの血、色濃く受け継いでるね」

ゆうばり 「・・・」カチャカチャ

612: 2014/11/16(日) 21:08:06.02 ID:JDOywzhI0
夕張編終了です。

ネタをくれた方ありがとうございました。

今龍驤編書いてるので出来次第投下します。

それでは!

617: 2014/11/16(日) 21:45:14.11 ID:JDOywzhI0
龍驤 「不思議なもんやなー」ビヨーン

りゅうじょう 「ちょ、やめてや。」

龍驤 「ほんまにウチが小っちゃなったみたいやわ」

りゅうじょう 「あたりまえやろ!おかんのむすめやねんから」

龍驤 「まあええわ。みんな待たせたら悪いし行こか。」

りゅうじょう 「へんなとこつれてかんといてや?」

~鳳翔の部屋~

龍驤 「鳳翔さん、龍驤やけど」

鳳翔 「お待ちしていました。中へどうぞ。」

龍驤 「お邪魔しまーす!」

りゅうじょう 「じゃまするんやったらかえってー」

龍驤 「あいよー!ってなんでやねん」ビシッ

ほうしょう 「これがこんとというものですか...」マジマジ

りゅうじょう 「きになるんか?」

ほうしょう 「すこしだけ...」

りゅうじょう 「ほな、あっちでいっしょにやろうや。うちはりゅうじょう。よろしゅうな!」

ほうしょう 「はい。わたしはほうしょうです。よろしくおねがいしますねってなんでやねん!」ビシッ

りゅうじょう 「つかいかたまちごーとるで。ちゃんとしたやつおしえたるわ!」

鳳翔 「ふふっ♪さっそく仲良くなって」

龍驤 「まぁ同じ軽空母やし。他の二人はまだなんですか?」

鳳翔 「ええ。もう来る頃だと思いますけど...」

619: 2014/11/16(日) 21:54:34.04 ID:JDOywzhI0
ガチャ

瑞鳳 「お、お邪魔します」

ずいほう 「おじゃましまーす!あっ!なにしてるのー!」タタタッ

ほうしょう 「いまりゅうじょうちゃんにぼけとつっこみをおしえてもらってるんです」

りゅうじょう 「なんでもかんでも、なんでやねんってつけたらええわけやないんや。まずあいてがぼける、それからそのぼけにちょっとのってからってちゃんとはなしききーや!」

ほ・ず 『おおー!』パチパチ

瑞鳳 「まだ龍驤さんだけなんですか?」

龍驤 「そうらしいで」

ガチャ

隼鷹 「ごめんごめん遅くなった」

じゅんよう 「かーちゃんがまたひよう伯母さんをおこらすからじゃん!」

隼鷹 「元はと言えばあんたが飛鷹に余計な事言うからだろー?」ワシワシ

じゅんよう 「や、やめろよ!」

ほ・ず 『おおー!』パチパチ

りゅうじょう 「いやあれはきょぜつしてるだけでつっこみやないで?」

620: 2014/11/16(日) 22:17:32.92 ID:JDOywzhI0
じゅんよう 「みんななにしてんの?」

ほうしょう 「つっこみのれんしゅうを」

りゅうじょう 「つっこみをおしえてるんや」

ずいほう 「ってみてわからへんのかーい!」ビシッ

りゅうじょう 「だからつっこみおかしいからな?」

じゅんよう 「へー、おもしろそうだな」



鳳翔 「はい、おつまみお持ちいたしました。」コトッ

隼鷹 「あんがとーね!」ゴクゴク

瑞鳳 「いきなり飲み過ぎですよ!」

龍驤 「相変わらずペース早いなぁ」



瑞鳳 「でね、お姉ちゃんに言ったの!なんでそんなに大きいんだぁーって!私にも分けろーって」ベロンベロン

鳳翔 「小さくても良い所がありますから...」

瑞鳳 「ちょっとくらい分けてくれても良かったじゃんかー」グデングデン

龍驤 「んでいっつも最初に酔っぱらうんは瑞鳳やねんなー」

隼鷹 「この酒うめー!」

ガチャ

千歳 「瑞鳳、ちょっとうるさいんだけど...」

じゅんよう 「あーふかふかなねーちゃんだ!もういっかいふかふかさせてー!」

千歳 「えっ!?」バインバイン

ずいほう 「わたしもおおきくなったらあんなふうになるのかな?」

りゅうじょう 「あー」チラッ

瑞鳳 「千歳さーん!ちょっとで良いから分けて―!」ストーン

龍驤 「ん?」ストーン

りゅうじょう 「うちらはあきらめたほうがええわ」

龍驤 「どこみていうとんねん!」

ほ・ず 『おおー!』パチパチ

621: 2014/11/16(日) 22:21:39.98 ID:JDOywzhI0
今日はここまでです。

プリンツ旗艦でビスマルク建造できるかやってみたんですが、金剛3姉妹と扶桑姉さまが着任してくださいました。

あと今イベで矢矧ってドロップするんすかね?

それではまた!

639: 2014/11/17(月) 21:34:11.46 ID:OdhcXjl10
せんだい 「ねえねえ、やせんってなに?」

川内 「夜戦はね!とっても気持ち良い事だよ!」

せんだい 「いみわかんない」

コンコン

ガチャ

神通 「川内姉さん、私の探照灯知らない?」

川内 「知らないよ?那珂じゃないの?」

神通 「さっき聞いたんだけど知らないって。これから出撃するのに必要なのに...」

川内 「私ので良かったら貸すよ?」

神通 「ありがとう。それにしても何処にいったのかしら?」

川内 「どっかに紛れてるんだって、そのうち見つかるよ」

神通 「そうね。それじゃあ私行くわね。探照灯ありがとう。せんだいもバイバイ。」

せんだい 「ばいばーい!」

バタン

ガチャ

那珂 「お、お姉ちゃん。」ソロー

川内 「那珂?どうしたの?そんなに縮こまって」

那珂 「さっきね、神通お姉ちゃんが来てね...」

川内 「ああ。探照灯無くしたって話?」

那珂 「う、うん。それでね?あれ、那珂ちゃんがマイク代わりに使ってたの...怒られちゃうって思って、那珂ちゃんは知らないって言っちゃったの...」

川内 「あーそういう事か。」

641: 2014/11/17(月) 21:50:15.95 ID:OdhcXjl10
那珂 「ど、どうしよう!?」

川内 「まー素直に謝るしかないよ。ちゃんと謝れば許してくれるよ。」

那珂 「うう」オロオロ

川内 「私もついて行ってあげるからさ。大丈夫だから、ね?」

那珂 「うん、ありがとうお姉ちゃん。」グズッ

川内 「ほら、泣き止んで。」



川内 「神通が帰ってきたらすぐに行くからいつでも連絡つくようにしときなさいね」

那珂 「分かった。本当にありがとう。それじゃあ」

バタン

川内 「まーそんな事だろうと思ってたけど...」

せんだい 「ねーやせん、おしえてよー!」

川内 「じゃあ演習場行こっか」

せんだい 「やーせーん!」ピョンピョン


~演習場~

川内 「夜戦ってのは完全に相手を潰すって事、良い?」

せんだい 「?」

川内 「まぁ見てて。青葉―!行くよ!」

青葉 「ちょっと待ってください!距離を取ってから...」

ドーン

川内 「まず相手の動きを封じるの。足元を狙うのが良いかな?そして...」

ドーン

青葉 「ぎゃー!」バァーン

川内 「次に武器破壊。できるだけ主砲部分を狙って...そして最後にっ!」

チュドーン

青葉 「」ドカーン

川内 「相手自身を撃つ!これが夜戦!どう?最高に昂ぶってくるものがあるでしょ?」

せんだい 「やせん。あいてをつぶす。」キラキラ

青葉 「」チーン

644: 2014/11/17(月) 22:02:55.69 ID:OdhcXjl10
ドォーン

せんだい 「やせん!やせん!」キラキラ

阿武隈 「」チーン



ボカーン

せんだい 「やせーん!」キラキラ

熊野 「」チーン



ドッカーン

せんだい 「やせん!」キラキラ

初風 「」チーン


川内 「ちょ、ちょっと、せんだい!?」

せんだい 「やせん!!」ジャキッ

ボーン

川内 「あぶなっ」ヒョイッ

せんだい 「あいてをつぶすー!」キラキラ

川内 「やっばー。おかしなことになってるんだけど...」


神通 「艦隊帰投しまし.ドカーン

神通 「・・・」小破

川内 「あっ」ヤバッ

せんだい 「次は武器破壊...」ジャキッ

パシッ

せんだい 「そ、そんなやせんが!?」

神通 「・・・そんなに夜戦したいのなら私がお相手するわ」ニコッ

せんだい 「ほんと!」キラキラ

神通 「ええ。それはもうたっぷりと...ね?」

せんだい 「やたー!」

川内 「・・・」ソローリ

神通 「川内姉さんも一緒にね?」ニコリ

アー!

649: 2014/11/17(月) 22:15:39.14 ID:OdhcXjl10
~鎮守府・入口~

提督 「それじゃあ榛名任せたぞ。」

榛名 「ええ。提督もお気をつけて」

提督 「ああ。さぁ行こうか」

夕張 「はい」

ゆうばり 「?」


~大本営~

元帥 「よく来たね。さぁこっちに」

提・夕 『失礼します』

ゆうばり 「ます」

元帥 「まぁそう硬くならないで、ね? お譲ちゃん、お菓子あげよう」

ゆうばり 「ありがとー!おじちゃん!」

夕張 「こ、こら失礼でしょう!?」

元帥 「大丈夫大丈夫。子供なんだから気にしないよ」

夕張 「は、はい」

元帥 「さぁTくん。コウノトリカッコカリシステムについて教えてくれ」

650: 2014/11/17(月) 22:35:01.22 ID:OdhcXjl10
夕張 「まず必要なものは艦娘の生体データ、それからその艦娘が指揮官に対して深い感情がある事が絶対条件となります。」

元帥 「ふむ。それなしにその装置は絶対に作動せんという事じゃな」

夕張 「はい、その通りです。そして指揮官の体の一部...私たちの場合は髪の毛を使用しています。」

元帥 「ふむふむ。」

夕張 「そしてそれを装置にセットしたら次の日に子供が出来ます、以上がコウノトリカッコカリシステムについてになります」

元帥 「ありがとう。この装置のおかげで深海棲艦との戦いが終わったんじゃな...」

夕張 「あと彼女たちが提督に一定以上の感情を持っていたことも要因だと考えられます。」

元帥 「モテモテじゃのう、T君!」

提督 「少々複雑ではございますが」

元帥 「えー良いじゃん、モテモテ!」

提督 「で、この装置についての意見はどうなんでしょうか?」

元帥 「まぁ悪用される事もなさそうだし、OK!これからの使用を許可する!」

提督 (軽っ!)


~鎮守府・広場~

雷 「もーずいほう!勝手に行ったら駄目じゃない!」

ずいほう 「だってかんさいきたちがとんでっちゃったんだもん!」

雷 「迷子になったらどうするのよ!せっかく瑞鳳さんが私にお守りを任せてくれたのに...」

ずいほう 「ごめんなさーい」

雷 「ちゃんと謝れたのなら良いわ。さ、お部屋に戻りましょう?」

ずいほう 「はーい!」

??? 「お譲ちゃん?ちょっと良いかしら?」

雷 「はい?」

651: 2014/11/17(月) 22:50:25.90 ID:OdhcXjl10
提督 「それでは失礼します」

夕張 「失礼します」

元帥 「おお!ではまたな。お譲ちゃんもまたね?」

ゆうばり 「ばいばーい!」フリフリ

元帥 「ねえ、この子、一日ここに居させても良い?」

提・夕 『駄目です!』

元帥 「だよねー」



提督 「ふう。何事もなく済んで良かった」ホッ

夕張 「意外と気さくな方でしたね」アハハ

提督 「昨日、連絡が来たときはどうしたもんかと思ったがな...」


~鎮守府・入口~

提督 「あれ?榛名が出迎えてくれるはずなんだが...」

夕張 「とりあえず執務室に書類を置きに行きますか?」

提督 「そうだな。お前は疲れただろうから、ゆうばりと一緒に間宮の所で甘い物でも食べて来い。間宮には話をつけてあるから」

夕張 「あ、ありがとうございます!?」


~執務室~

提督 「榛名、何かあったの...か」

??? 「おかあさんに似て、髪の毛さらさらだねー」ナデナデ

はるな 「あ、ありがとうございます///」

榛名 「あっ!提督。お、お帰りなさい。」

提督 「なんでここにいるんだ、お袋?」

提督母 「なんでって息子の様子を見に、ね?」

652: 2014/11/17(月) 22:54:56.23 ID:OdhcXjl10
今日はここまで。

少しだけ提督母の話の書こうと思いますので今日の安価はなしという事で。

安価待っていた方が居たら申し訳ないです。

安価対象は駆逐艦、北方棲姫、駆逐棲姫、既出艦『以外』となります。

それではまた!

653: 2014/11/17(月) 22:55:37.01 ID:YuZygYDZo

次回:提督「コウノトリカッコカリ?」提督母編


引用: 提督「コウノトリカッコカリ?」