1: 2017/06/21(水) 00:23:21.74 ID:Bo4Ac6k50
俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

やっと手に入れた日常を謳歌していたのも束の間、新たな敵と戦い、またも俺は氏んでしまった・・・

皆、ゴメン・・・



2: 2017/06/21(水) 00:26:01.38 ID:Bo4Ac6k50
気が付くと、俺は知らない場所に倒れていた

タケル「う、う~ん・・・ここは・・・」ムクッ

タケル「あの世・・・じゃないよな、学校の校庭みたいだ」

タケル「でも俺の通ってる学校じゃない・・・それに・・・」

タケル「いつの間にか知らない制服着てるし・・・」

3: 2017/06/21(水) 00:28:45.17 ID:Bo4Ac6k50
タケル「眼魂(アイコン)は・・・全部あるな、コンドル達もある・・・」

タケル「でもアカリは御成はいない・・・当たり前だけど」

タケル「戻れるのかな・・・元の世界に」

タケル「っいかんいかん、後ろ向きに考えちゃ」

タケル「とにかく歩いて情報を集めよう・・・」

4: 2017/06/21(水) 00:33:31.84 ID:Bo4Ac6k50
俺は情報を集めるため歩いていた

タケル「しかし、本当に学校みたいだな・・・」

タケル「今は夜みたいだから誰もいないけど・・・ってあれは・・・」

しばらく歩いていると、前方に人影を発見した

タケル「女の子・・・かな?でも・・・」

どうやら女生徒のようだった、しかしその光景は異様だった

ゆり「・・・・・」

彼女はスナイパーライフルを構えていた

5: 2017/06/21(水) 00:35:54.50 ID:Bo4Ac6k50
タケル「何だあれ・・・サバゲーでもやってるのかな?」

話しかけづらかったが、やっと人に会えた、このチャンスを逃す手はない

タケル「あの、すみません・・・」

ゆり「何?いま大事なとこ・・・って見ない顔ね」

タケル「はぁ・・・」

6: 2017/06/21(水) 00:39:26.43 ID:Bo4Ac6k50
タケル「実はさっき目覚めたらここで・・・」

ゆり「そう、あなたもそうなのね」

タケル「も?」

ゆり「いずれわかるわ、それより今大事な所だから邪魔しないでね」

タケル「大事って?」

ゆり「あいつを倒すのよ」ピッ

天使「・・・・・」

彼女が指差した方には、銀髪の可愛い女の子が立っていた

7: 2017/06/21(水) 00:45:19.89 ID:Bo4Ac6k50
タケル「あの子は?」

ゆり「天使、あたし達の敵よ」

タケル「敵って・・・どう見ても普通の女の子なんだけど」

ゆり「見た目に騙されちゃいけないわ、油断してると一瞬で切り刻まれ・・・」

タケル「ちょっとあの子と話してくるよ」タタタ・・・

ゆり「ちょ、ちょっと!」

9: 2017/06/21(水) 06:25:35.62 ID:Bo4Ac6k50
俺はこんな銃持ってる子よりは信用できると思い、彼女に話しかけた

タケル「ねぇ、ちょっといいかな?」

天使「ん?見ない顔ね、新入生かしら」

タケル「そう・・・なるのかな?」

天使「そう」

タケル「それで、君は?」

天使「私は・・・・・生徒会長よ」

10: 2017/06/21(水) 19:15:23.91 ID:Bo4Ac6k50
タケル「そうだったんだ・・・俺は天空寺タケル、よろしく」

天使「よろしくね」

タケル「それで生徒会長さん、ここは一体どこなの?」

天使「見ての通り学校よ」

タケル「そうじゃなくて・・・日本のどの辺なの?」

天使「どの辺と言われても・・・ここには学校以外ないわ」

タケル「え・・・」

11: 2017/06/21(水) 20:11:35.56 ID:Bo4Ac6k50
それを聞いた瞬間、俺は1つの核心を得た

タケル「ここはやっぱり、氏後の世界なのか・・・」

天使「・・・そんなに驚かないのね」

タケル「こんな事は何度かあったしね」

天使「?」

12: 2017/06/21(水) 20:32:00.37 ID:Bo4Ac6k50
タケル「さて、俺はこれからどうすれば・・・」

天使「この学校で学生として過ごすことね」

タケル「そうは言ってられないよ」

天使「少なくともここにいれば生活には困らないわ、ケガや病気もすぐ治るし」

タケル「どういう事?」

天使「・・・・ガードスキル、ハンドソニック」シャキン

彼女は突然、腕から光の刃を出現させた

13: 2017/06/21(水) 21:10:28.66 ID:Bo4Ac6k50
タケル「え、それは一体・・・」

天使「・・・・・」ダッ

彼女は俺に刃を向け、一直線に向けて突進してきた

タケル「おわっと!」ヒョイ

俺は間一髪でそれをかわした

14: 2017/06/21(水) 21:13:10.57 ID:Bo4Ac6k50
ゆり「あの一撃をかわすなんて・・・やるわね」



タケル「危なかった・・・いきなり何するんだ・・・」

天使「・・・・・」スタスタ

彼女は何も答えず俺に近づいてきた、その姿を見て俺は思った

この子は・・・ヤバい!

15: 2017/06/21(水) 22:27:27.65 ID:Bo4Ac6k50
俺は反射的に眼魂を取り出し、腰に巻かれたゴーストドライバーにセットした

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

ゆり「な、何あれ・・・」

天使「服が・・・飛んでる?」

タケル「変身!」

カイガン! オレ! レッツゴー! 覚悟! ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

16: 2017/06/21(水) 22:51:14.03 ID:Bo4Ac6k50
仮面ライダーゴースト(オレ魂)「ゴーストだけど・・・命、燃やすぜ!」

ゆり「な、何なのよアレ・・・」



天使「その姿は・・・」

天使「仮面・・・ライダー・・・」

17: 2017/06/21(水) 23:12:32.84 ID:Bo4Ac6k50
ゴースト「来い!」チャキッ

俺はガンガンセイバーを構え、彼女と対峙した

天使「・・・・・!」ダッ

ゴースト「ハッ!」バッ

ガキィン!!!

18: 2017/06/21(水) 23:43:37.67 ID:Bo4Ac6k50
俺達はお互いに刃をぶつけ合った

ガキン!ガキン!ガキン!

ゴースト「くっ・・・」

天使「・・・・・」

相手は疲れている様子はない・・・ここは一気に・・・

ダイカイガン! オメガブレイク!!!

ゴースト「でやあああああああ!!!」ブンッ

俺は渾身の力を込めて剣を振るった、だが・・・

天使「ガードスキル、ディレイ」ブォン

ゴースト「な!?」

19: 2017/06/22(木) 00:20:59.24 ID:Mm5uKHVh0
突然彼女の姿が消えてしまった

ゴースト「これは・・・一体どこに・・・」キョロキョロ

ヴォン

天使「・・・・・」

ゴースト「え?」

ザシュッ!

ゴースト「ぐわっ!」

20: 2017/06/22(木) 00:48:57.98 ID:Mm5uKHVh0
いつの間にか背後に現れた彼女に、俺は斬りつけられた

ゴースト「く・・・一体どうなってるんだ・・・」

天使「傷がつかない・・・?意外と頑丈なのね」

ゴースト「だったら!」スッ

俺は別の眼魂をセットした

21: 2017/06/22(木) 06:24:36.50 ID:Mm5uKHVh0
ゴースト「力を貸してください!」ガコン

カイガン! ムサシ! 決闘! ズバット! 超剣豪!!!

ゴースト(ムサシ魂)「ハッ!」



ゆり「す、姿が変わった!?」


天使「それがあなたの能力なのね・・・」


23: 2017/06/22(木) 19:18:02.20 ID:Mm5uKHVh0
ゴースト「行くぞ!」ダッ

俺はガンガンセイバー(二刀流モード)を構え、彼女に向かっていった

天使「・・・・・!」ダッ

ガキィン!!!

ゴースト「ぐぐ・・・」

天使「・・・・・」

再び鍔迫り合いが始まる

24: 2017/06/22(木) 19:52:20.48 ID:Mm5uKHVh0
ゴースト「これで・・・終わりだ!」

ダイカイガン! オメガスラッシュ!!!

ゴースト「ハアアアアアアアア・・・・・」

天使「ストップ、今日はここまでよ」

ゴースト「へ?」

25: 2017/06/22(木) 20:26:08.38 ID:Mm5uKHVh0
天使「そろそろ消灯時間だから・・・」

ゴースト「そうなんだ・・・」

天使「あなたも自分の部屋に帰ったほうがいいわ、それじゃ」

スタスタ・・・

ゴースト「・・・・・」

そう言って、彼女は去っていった

26: 2017/06/22(木) 21:06:02.92 ID:Mm5uKHVh0
オヤスミー

タケル「何だったんだあの子・・・」

トントン

ゆり「ねぇ」

タケル「ん?って君は・・・」

気が付くと、さっき銃を構えていた女の子が後ろに立っていた


27: 2017/06/22(木) 21:16:05.57 ID:Mm5uKHVh0
ゆり「あなたすごいじゃない!あの天使と互角にやりあうなんて!」

タケル「え、そうなの?」

ゆり「あ、自己紹介がまだだったわね、あたしはゆり、よろしく」

タケル「どうも・・・天空寺タケルです」

ゆり「タケル君ね、一つお願いがあるんだけど・・・」

タケル「え?」




ゆり「あたしのチームに入らない?」

28: 2017/06/22(木) 21:55:03.17 ID:Mm5uKHVh0
タケル「チーム?」

ゆり「そう、あなたが来れば百人力よ!」

タケル「はぁ・・・」

ゆり「さっきの変身はどうやったの?そのベルトのおかげ?あたしにも使えるの?」

タケル「そ、そんなにいっぺんに質問しないでよ・・・」

30: 2017/06/22(木) 22:27:06.10 ID:Mm5uKHVh0
ゆり「そうね、じゃあ続きは明日本部でしましょう!」

タケル「本部?」

ゆり「明日の朝、校長室まで来て、じゃあねタケル君!」

タケル「う、うん・・・えっと・・・」

ゆり「ゆりでいいわよ、それじゃ!」

タタタ・・・

そう言って、ゆりも去っていった

32: 2017/06/22(木) 23:28:15.74 ID:Mm5uKHVh0
その後、学生寮にあった俺の部屋で一夜を過ごし、校長室に向かった

タケル「ここか・・・」ガララ

タケル「失礼しま・・・」

ヒュオオオオ・・・

タケル「うわっ!」ダッ

ドカアアアアン

ドアを開けたら巨大な丸太が飛んできたが、俺は間一髪それをかわした

33: 2017/06/23(金) 00:19:27.14 ID:O6bLwwyD0
タケル「危なかった・・・何なんだ一体」

ドドド・・・

タケル「ん?」




野田「キエエエエエエエエエ!!!」ダッ

タケル「」

35: 2017/06/23(金) 00:49:31.19 ID:O6bLwwyD0
突然斧のような武器・・・ハルバードを持った男が襲い掛かってきた

タケル「うわっ!」スッ

ガキン!

俺は咄嗟にガンガンセイバーを出して受け止めた

野田「やるな・・・」

タケル「いきなり何なんだ!」

37: 2017/06/23(金) 06:23:02.54 ID:O6bLwwyD0
野田「俺はただ、お前がゆりっぺの信頼を得るに値する男かどうか試してるだけだ!」

タケル「何それ・・・」

野田「さぁ、本気の姿で来い!」

タケル「・・・・・」スッ

俺は懐から眼魂を取り出した

39: 2017/06/23(金) 19:13:59.98 ID:O6bLwwyD0
タケル(ちょっと、ベンケイさん、本当にやるんですか?)

ベンケイゴーストアイコン(うむ、この者の目・・・あれは守るべき主君のいる目だ)

ベンケイ(ならば、その想い、確かめてみせようぞ)

タケル(はぁ・・・)

野田「何をゴチャゴチャ言ってやがる!」

タケル「わかったよ・・・変身!」

カイガン!ベンケイ! アニキ! ムキムキ! 仁王立ち!!!

40: 2017/06/23(金) 21:09:30.77 ID:O6bLwwyD0
ゴースト(ベンケイ魂)「・・・・・」ドン!

俺はガンガンセイバー(ハンマーモード)を構えた

野田「大槌だと!?剣じゃないぞ!話が違うぞゆりっぺ!」

ゴースト「行くぞ・・・」

ダイカイガン!オメガボンバー!!!

41: 2017/06/23(金) 22:27:09.32 ID:O6bLwwyD0
野田「こうなりゃヤケだ!ぬおおおおおおおお!!!!!」ダッ

ゴースト「ハアアアアアアアアアア!!!!!」ダッ

ドカアアアアアアアアアン!!!!!

野田「うわああああああああ!!!!!」

ヒュウウウウウウウ・・・・・キラーン☆

俺のハンマーの一撃を受け、男は天井を突き破り、空の彼方へ消えていった

42: 2017/06/23(金) 22:55:40.76 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「・・・・・」

ベンケイ「・・・・・」

ゴースト「あの、ベンケイさん?」

ベンケイ「・・・じゃあな」オヤスミー

ゴースト「何か言ってくださいよ・・・」

43: 2017/06/23(金) 23:05:56.55 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「さてと・・・」

松下「隙ありぃ!」ガシッ

ゴースト「うわっ!?」

突然背後から熊のような大男に羽交い絞めにされた、そして・・・

藤巻「ナイス松下五段!そのまま抑えてろよ!」シャキン

前には長ドスを構えた男が立っていた

ゴースト「次から次へと・・・」

44: 2017/06/23(金) 23:10:42.00 ID:O6bLwwyD0
その後も、眼鏡でマッチョな男、バンダナをした陽気でよくわからない男、特に特徴もなさそうな少年が襲ってきたが、何とか撃退した

松下・藤巻・高松・TK・大山「」

ゴースト「ハァ・・・ハァ・・・これで・・・」

ヒュッ

ゴースト「!」ガキン!

突然氏角から刃物が投げつけられたが、俺はそれを弾き返した

ゴースト「また・・・」

椎名「・・・・・あさはかなり」

45: 2017/06/23(金) 23:13:50.87 ID:O6bLwwyD0
そこに立っていたのは長い黒髪で首にマフラーを巻いた女の子だった

ゴースト「君は・・・」

椎名「・・・・・」ダッ

彼女は小太刀を抜くと飛びかかってきた

ゴースト「くっ!」

ガキィン!

46: 2017/06/23(金) 23:19:56.57 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「ぐぐ・・・」

椎名「・・・・・」

ギリギリ・・・

なんて力だ・・・さっきまでの奴らの比じゃない・・・

昨夜の天使と同じくらいか・・・

ゴースト「ハッ!」バッ

俺は一旦距離をとった

47: 2017/06/23(金) 23:27:50.76 ID:O6bLwwyD0
ゴースト「頼む、ゴエモン!」

ゴエモンゴーストアイコン「へへ、腕が鳴るぜ!」

俺は2つの眼魂を連続で起動させた

カイガン!闘魂ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!!!

カイガン!ゴエモン!歌舞伎ウキウキ乱れ咲きぃ~!!!

49: 2017/06/24(土) 00:20:38.12 ID:AisgguR80
ゴースト(ゴエモン魂)「いくぞおおおおおお!!!」ダッ

椎名「あさはかなり!」ダッ

ガキン!ガキン!ガキン!

ゴースト「ハッ!」

椎名「せいっ!」

俺達は高速で動き回り激戦を繰り広げた

50: 2017/06/24(土) 00:43:33.98 ID:AisgguR80
ゴースト「これで・・・最後だ!」ガシャン!

俺はサングラスラッシャーに眼魂をセットした

ダイカイガン!オメガシャイン!!!

ゴースト「でやああああああ!!!」

椎名「ハアアアアアアアア・・・」


ゆり「はいはいストーップ!」

ゴースト「え?」

51: 2017/06/24(土) 07:26:13.40 ID:AisgguR80
ゆり「椎名さん、もういいわよ」

椎名「うむ」

いつの間にかゆりが立っていた

オヤスミー

タケル「こ、これはどういう・・・」

ゆり「合格よタケル君、改めて歓迎するわ」




ゆり「ようこそ、氏んだ世界戦線へ」

52: 2017/06/24(土) 10:09:46.19 ID:AisgguR80
その後、俺は校長室にある本部に招かれた

タケル「ここが・・・」

日向「へへっ、よろしくな」

岩沢「・・・フッ」

そこには、青髪の陽気な少年と、ギターを手にした少女がいた

53: 2017/06/24(土) 15:30:12.88 ID:AisgguR80
ゆり「彼は日向君、こう見えても結構な古株なのよ」

日向「仲良くしようぜ!」

タケル「あ、うん・・・」

ゆり「こっちは岩沢さん、陽動部隊のリーダーよ」

岩沢「よろしく」

タケル「こちらこそ・・・」

タケル(陽動って何だろう・・・)

54: 2017/06/24(土) 19:09:06.10 ID:AisgguR80
タケル「そろそろ教えてくれない、この世界の事、そして、君たちの目的を」

ゆり「そうね、わかったわ」

ゆり「ここが氏後の世界・・・ってのは理解してるわよね」

タケル「うん」

ゆり「それも、学生のうちに氏んでしまった人たち・・・そんな人達が集まってる所なのよ」

55: 2017/06/24(土) 21:06:20.04 ID:AisgguR80
タケル「どうしてそんな事を・・・」

ゆり「さぁ?そんな事は神様にでも聞いたら?」

タケル「神様ねぇ・・・」

一応あったことはある・・・かな?

タケル「で、この氏んだ世界戦線?の目的って?」

ゆり「それはね・・・」

ゆり「神を倒すためよ」

56: 2017/06/24(土) 22:28:55.36 ID:AisgguR80
タケル「神?」

ゆり「ええ、私達にこんな理不尽な氏を与えた神様に一発くらわしてやるのよ」

ゆり「そのためにもまず神の使いである天使を倒さないとね」

タケル「あの子か・・・」

タケル(そんな悪い子には見えなかったけどな・・・)

57: 2017/06/24(土) 23:27:11.51 ID:AisgguR80
ゆり「そこであなたが入ってくれれば心強いわ!天使とも互角に戦えるなんて!」

タケル「はぁ・・・」

ゆり「早速ベルトとその目玉みたいな奴見せて!あたしにも使える?いやいっそ一度バラしてギルドで量産を・・・」

タケル「いやいやいや、これは俺にしか使えないし外せないから・・・」

ゆり「そうなの・・・残念」

58: 2017/06/25(日) 00:26:47.17 ID:pBrRvl6t0
タケル「それにこの眼魂は英雄達の魂が入ってるんだ、誰かに渡すわけにはいかないよ」

ゆり「英雄?」

タケル「宮本武蔵さんとか、武蔵坊弁慶さんとかだよ」

ゆり「嘘・・・」

椎名「道理で・・・さっきこいつから別の人間の気配がしたのか・・・」


59: 2017/06/25(日) 00:47:31.76 ID:pBrRvl6t0
ゆり「まぁいいわ、とにかくこれからはあたし達に協力してよね!」

タケル「え、俺はまだ何も・・・」

ゆり「はい、あたし達の制服!今度からこれ着てきてね!」

タケル「いやだから・・・」

ゆり「よーし!早速今夜から「オペレーション・トルネード」開始よー!!!」

タケル「話聞いてないし・・・」

60: 2017/06/25(日) 07:26:51.68 ID:pBrRvl6t0
その夜、俺は着替えて指定された場所に来た

タケル「だからやるなんて言ってないのに・・・」

日向「あきらめろ、ゆりっぺとはそういう女だ」

タケル「そうなの?」

日向「ま、いずれ慣れるさ」

61: 2017/06/25(日) 10:21:54.57 ID:pBrRvl6t0
タケル「で、これから何するの?」

日向「そうだな・・・わかりやすく言えば、晩メシの調達だ!」

タケル「それのどこがトルネードなんだ・・・」

日向「それはな・・・」

ゆり「2人ともお喋りはそこまで、来たわよ」

62: 2017/06/25(日) 12:56:56.75 ID:pBrRvl6t0
タケル「え・・・」

コツ・・・コツ・・・

天使「・・・・・」

ふと見ると、前方から昨夜の女の子・・・天使がゆっくりと歩いてきた

63: 2017/06/25(日) 15:09:00.73 ID:pBrRvl6t0
ゆり「ほらほら、早く変身して!」ガチャ

タケル「え、ちょっと・・・」

ゆりは俺から強引に眼魂をひったくると、ドライバーに押し込んだ

アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!

ゆり「それで、ここを引くのよね?」ガコン

タケル「あ・・・」

カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!

64: 2017/06/25(日) 16:01:21.43 ID:pBrRvl6t0
ゴースト「ああもう勝手に・・・」

藤巻「おお、あれが俺達を一瞬にして倒した・・・」

大山「なんかちょっと怖い・・・」

野田「フン、お手並み拝見といくか」

椎名「あさはかなり」

65: 2017/06/25(日) 19:05:29.81 ID:pBrRvl6t0
天使「・・・・・」

ゴースト「あ、あの・・・この戦いに何の意味が・・・」

天使「ガードスキル、ハンドソニック」シャキン

ゴースト「え・・・」

天使「・・・・・」ダッ

彼女は何も答えず飛びかかってきた

67: 2017/06/25(日) 21:25:41.13 ID:pBrRvl6t0
ゴースト「くっ!」スッ

ガキィン!

俺はガンガンセイバーで攻撃を受け止めた

天使「・・・・・」

ゴースト「接近戦しかできないのか・・・なら!」ガコン

カイガン!ビリーザキッド!百発!百中!ズギューン!バギューン!!!

68: 2017/06/25(日) 22:25:42.16 ID:pBrRvl6t0
高松「あの姿は・・・」

TK「OH!ガンマン!」

ゴースト「おりゃあああああああ!!!」ズガガガガガガ!!!

俺は両手に銃を構えて打ちまくった、だが

天使「・・・・・」スッ

カキンカキンカキン!!!

ゴースト「な・・・」

彼女は両手の刃で涼しげに銃弾を弾いていた

69: 2017/06/25(日) 23:11:16.58 ID:pBrRvl6t0
ゴースト「なんて反射神経だ・・・なら!」ガコン

カイガン!エジソン!エレキ!ヒラメキ!発明王!!!

天使「・・・電球?」

ゴースト(エジソン魂)「これでどうだ!」バリバリ

ダイカイガン!オメガシュート!!!

俺はガンガンセイバーに電撃を込めて発射した

バキュウウウウウウン!!!


70: 2017/06/25(日) 23:56:35.11 ID:pBrRvl6t0
天使「ガードスキル、ディストーション」ヴォン

すると、彼女の前方にバリアのようなものが出現し、電撃をかき消した

ゴースト「そんなことまでできるのか・・・」

ゆり「よーし、そろそろいいわね」

ゴースト「え?」

71: 2017/06/26(月) 00:44:08.96 ID:WWNXDGJE0
ゆり「オペレーション・トルネード、開始!」

ビュオオオオオオオオ!!!

彼女がそう叫ぶと、どこからか風が吹き荒れる音が聞こえた

ゴースト「こ、これは・・・」

ヒラヒラ・・・

ゴースト「何か降ってきた・・・紙?」

72: 2017/06/26(月) 06:21:07.28 ID:WWNXDGJE0
一枚拾ってみると、そこには「麻婆豆腐」と書かれていた

ゴースト「これは・・・食券?」

日向「それでいいな?じゃあずらかるぞ!」

ゴースト「え、ちょっと!」

タタタ・・・

俺は皆につられてその場を後にした





天使「・・・・・」

76: 2017/06/26(月) 19:12:53.10 ID:WWNXDGJE0
その後、食堂で夕食をとっている間に俺はオペレーション・トルネードの説明を受けた

簡単に言うと岩沢さん達陽動部隊(ロックバンド)がライブを開きこの学校に元からいる生徒達(NPCと呼んでいる)の注意を引き付けその隙に巨大送風機を回し、

食券を巻き上げる作戦らしい

タケル「・・・・・」

日向「どうした?食わねーの?」

タケル「いや、氏んでるのに食事なんて変な気分で・・・」

日向「どういう事だ?」

77: 2017/06/26(月) 21:07:44.05 ID:WWNXDGJE0
タケル「前氏んだときは食べることができなかったからね」

日向「お前・・・今まで氏んだことあるのかよ」

タケル「氏んでる間に氏んだのを含めれば・・・4,5回?」

日向「お前も中々苦労してんだな・・・まぁ俺もだけど」

タケル「そうなんだ・・・」

日向「戦線の連中はみんなそうだぜ」

78: 2017/06/26(月) 21:56:14.53 ID:WWNXDGJE0
ゆり「そう、だからこそあたし達はこの世界で勝たなきゃいけないの」

ゆり「神様をぶっ飛ばして、ね」

タケル「それでいいのかな・・・」

そんな話をしていると、一人の女子が近づいてきた

遊佐「ゆりっぺさん、ちょっといいですか」

ゆり「どうしたの?遊佐さん」

79: 2017/06/26(月) 22:09:41.96 ID:WWNXDGJE0
その遊佐さんの口から、驚くべき事が語られた

陽動部隊・・・ガルデモのリーダーである岩沢さんが

突然消えてしまったというのだ

80: 2017/06/26(月) 22:12:08.40 ID:WWNXDGJE0
なぜ消えたのか・・・それは誰にもわからない

ただ消える間際、彼女はいつもと違う歌を歌ったそうだ

それは彼女が本当に歌いたかった歌だったんだろうか

どうなってるんだ、この世界の仕組みは・・・

81: 2017/06/26(月) 22:17:24.99 ID:WWNXDGJE0
それからほどなくして、新たなボーカルの子が紹介された

ユイ「よろしくお願いしまーす!」

日向「大丈夫なのかコイツ・・・」

ユイ「わたしの事は、ユイにゃんって呼んでくださいね♪」

日向「あ?もう一回言ってみろ」

ユイ「ユイにゃん♪」キャピッ♪

日向「そういうのが一番ムカつくんだよおおおおお!!!!!」ギリギリ

ユイ「ぎにゃああああああああ!!!ギブギブギブ!!!」

紹介早々この調子である

ただ、この2人は超仲が良くなる、俺はそう思った

82: 2017/06/26(月) 22:22:32.61 ID:WWNXDGJE0
それから数日後、俺は食堂を訪れた、すると・・・

タケル「あ・・・」

天使「・・・・・」

彼女は寂しそうに1人、麻婆豆腐を食べていた

タケル「えっと・・・隣、いい?」

天使「・・・・・どうぞ」

83: 2017/06/26(月) 22:27:23.42 ID:WWNXDGJE0
タケル「それじゃ失礼して・・・美味しい?」

天使「・・・・・」モグモグ

天使「・・・美味いわ」

タケル「麻婆豆腐が好きなんだね」

天使「そう・・・私は麻婆豆腐が好きだったのね」

タケル「・・・・・」

84: 2017/06/26(月) 22:29:38.88 ID:WWNXDGJE0
タケル「それと・・・この間はゴメンね」

天使「・・・気にしなくていいわ」

タケル「でも・・・」

天使「ただ、肩書きがなくなっただけだから」

そう、彼女は俺達の作戦で、生徒会長を解任されてしまったのだ

85: 2017/06/26(月) 22:36:34.34 ID:WWNXDGJE0
タケル「それでも謝らせて欲しい、ゴメン、俺がちゃんと反対していれば・・・」

天使「優しいのね、貴方は」

天使「流石、仮面ライダーって所かしら」

タケル「え・・・君は知ってるの?仮面ライダーを」

天使「ええ」

86: 2017/06/26(月) 22:49:14.19 ID:WWNXDGJE0
天使「人知れず悪と戦う正義のヒーロー、生前は憧れたものだわ」

タケル「そうなんだ・・・って生前!?」

天使「それが?」

タケル「君も・・・氏んだ人間?この世界の人間じゃない・・・」

天使「そうよ」

タケル「天使でもない?」

天使「彼らがそう呼んでるだけよ」

88: 2017/06/26(月) 22:52:50.11 ID:WWNXDGJE0

天使「私の名前は・・・立華奏」

タケル「かなでちゃん・・・」

かなで「そうよ、天空寺タケル君」

タケル「そっか、君も俺達と同じ・・・って事は戦う必要ないんじゃ・・・」

かなで「そう・・・なのかしら?」

89: 2017/06/26(月) 23:05:16.53 ID:WWNXDGJE0
ピピピ・・・

タケル「?」

その時、電話がかかってきた

ゆり『あ、タケル君、ちょっといい?』

相手はゆりだった、なぜか声が弱弱しい

タケル「どうしたの?」

ゆり『ちょ、ちょっと大変なことになって・・・』

90: 2017/06/26(月) 23:15:02.45 ID:WWNXDGJE0
ゆりの話によると、新たに生徒会長代理となった直井という男が戦線を潰すべくNPCを率いて攻めてきたというのだ

タケル「こうしちゃいられない!すぐ行かなきゃ!」

かなで「私も行くわ」

タケル「え?」

かなで「こうなったのも私の責任・・・彼の野心に気付けなかった・・・ね」

タケル「わかった、行こう」

91: 2017/06/26(月) 23:17:22.83 ID:WWNXDGJE0
~校庭~

直井「ククク・・・これで終わりだ!」

ゆり「くっ・・・」

タケル「させるかあああああ!!!」

直井「何!?」

ゆり「タケル君!!」

92: 2017/06/26(月) 23:20:27.43 ID:WWNXDGJE0
タケル「ハァハァ・・・間に合ったか」

かなで「そのようね」

直井「フン、2人でなにをしようというんだ!やれ!」

NPC軍団「うおおおおおおお!!!」ダダダ・・・

かなで「彼等は催眠術で操られてるだけ・・:傷つけないでね」

タケル「わかってるよ、変身!!!」

カイガン!ニュートン!リンゴが落下!引き寄せまっか!!!

93: 2017/06/26(月) 23:41:35.99 ID:WWNXDGJE0
ゴースト(ニュートン魂)「ハァッ!」ブォン

NPC軍団「うわああああああああ!!!!!」

俺は手から斥力を発生させ、NPCを吹き飛ばした

直井「な、何だその力は・・・」

かなで「・・・・・」ジロッ

ゴースト「き、傷つけてないよ、吹き飛ばしただけだ」

94: 2017/06/26(月) 23:47:29.99 ID:WWNXDGJE0
直井「おのれ・・・こうなったら貴様を操って・・・」

ゴースト「させるか!」ブォン

直井「え・・・うわああああああああ!!!!!」

今度は引力を発生させて奴を引き寄せた

ゴースト「さらに!」ガコン

カイガン!闘魂ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!!!

95: 2017/06/26(月) 23:54:02.05 ID:WWNXDGJE0
闘魂!ダイカイガン!ブースト!オメガドライブ!!!

ゴースト(闘魂ブースト魂)「ハアアアアアア・・・」ボオオ・・・

俺は拳に炎の力を込めた

直井「ちょ、ちょっと待て!僕は神だぞ!こんな事許されるわけが・・・」

ゴースト「お前みたいな神がいるかああああああ!!!」

バキィッ!!!

直井「ぐわあああああああ!!!!!」

96: 2017/06/27(火) 00:02:02.51 ID:r9WvhVaY0
直井は俺の拳をモロに受け吹っ飛んだ

直井「」ピクピク

ゴースト「ハァ・・・ハァ・・・」オヤスミー

タケル「ゆり、それに皆、大丈夫?」

ゆり「ええ、何とかね、それより・・・」

かなで「・・・・・」

ゆり「何で彼女と一緒にいるのか、説明してもらおうかしら?」

タケル「はい・・・」

その後、色々聞かれたのはいうまでもない

97: 2017/06/27(火) 00:05:44.60 ID:r9WvhVaY0
そんなこんなで、再び平和が戻ってきた、しかし・・・

タケル「おはよう・・・」

直井「あ、タケル殿!おはようございます!」

タケル「・・・・・」

なぜか彼に懐かれてしまった

98: 2017/06/27(火) 00:10:25.57 ID:r9WvhVaY0
直井「おい愚民、タケル殿にお茶をお出ししろ」

日向「は?何で俺が・・・」

直井「お前は段々お茶を・・・」キラッ

日向「あ・・・」トロン

タケル「おいやめてくれ」

直井「はい!」

99: 2017/06/27(火) 00:21:02.13 ID:r9WvhVaY0
日向「お前も妙な奴に懐かれちまったな」

タケル「ハハハ・・・」

ユイ「ひなっちせんぱーい!遊んでくださいよおおおおおお!!!」ムギュ

日向「うるせええええええ!!!」ギュウウ・・・

ユイ「みぎゃああああああ!!!!!」

タケル「そっちもね・・・」


100: 2017/06/27(火) 00:28:16.04 ID:r9WvhVaY0
そして、もう1つ変わった事がある

ガチャ

かなで「おはよう」

タケル「あ、おはよう」

天使・・・かなでちゃんが遊びに来るようになった

101: 2017/06/27(火) 00:33:21.68 ID:r9WvhVaY0
あの後何だかんだで誤解が解け、休戦状態となった

まだ警戒してる人もいるけど、刃を交える事はなくなっていった

かなで「・・・相変わらず仲がいいのね」

ユイ「えへへ・・・そう見えます~?」

日向「照れんじゃねーよ!」

直井「当たり前だ、タケル殿は僕に初めてを与えた・・・」

タケル「そういう誤解を招く発言はやめてくれない?」

102: 2017/06/27(火) 00:46:34.91 ID:r9WvhVaY0
ゆり「おはよう・・・ってかなでちゃん、今日も来てたのね」

かなで「ええ、お邪魔してるわ、ゆり」

タケル(この2人、実は最初から仲良かったんじゃないか?って言うくらい打ち解けてるな・・・)

ゆり「さて、今日は新たなミッションを発令するわ?」

日向「え?天使・・・いやかなでちゃんと戦う必要なくなったのに何で・・・」

ゆり「そのミッションは・・・」









ゆり「川遊びよ」

103: 2017/06/27(火) 06:22:56.22 ID:r9WvhVaY0
タケル「・・・・・え?」

藤巻「おいゆりっぺ、そりゃどういう・・・」

野田「?黙れ!ゆりっぺの言った事だ!素直に従え!」

大山「それはそうなんだけど・・・一体どうして?」

ゆり「ほら、最近暑くなってきたじゃない?だからたまには・・・ね?」

ゆり「それに魚でも釣って、今後の食料の足しにしないと・・・」

高松「確かに、オペレーション・トルネードも最近やり辛くなりましたしね」

松下「肉うどんが食べられないのは残念だが・・・仕方あるまい」

105: 2017/06/27(火) 19:29:17.30 ID:r9WvhVaY0
かなで「川で遊ぶのは校則違反よ、危ないから」

ゆり「まぁまぁ、こうして生徒会長代理さんも監視してくれるみたいだし」

直井「フン、誰がそんな事・・・」

タケル「まぁ気を付ければいいんじゃないか?」

直井「ですよねタケル殿!行きましょう!」

ユイ「アホですね」

ゆり「それじゃ希望者は水着持参で、オペレーション・・・スタート!」

106: 2017/06/27(火) 20:07:23.50 ID:r9WvhVaY0
そんなこんなで、俺達は川にやってきた

皆思い思いに遊んでいる、釣りをする人、泳いでいる人、日光浴している人等・・・

当然ながら女子は全員水着である、ちょっと目のやり場に困る

ユイ「ひなっち先輩どうですかー?このセクシーショット?」キャピッ

日向「あ?平坦すぎてどっちが背中だかわかんねーな」

ユイ「ムキー!!!」プンスカ

107: 2017/06/27(火) 20:13:20.06 ID:r9WvhVaY0
俺はそんな皆を眺めていた、すると

かなで「タケル君、何してるの?」

かなでちゃんが近づいてきた、彼女は学校指定のスクール水着を着ている

タケル「ん?ああ、何か平和だと思ってさ」

かなで「フフッ、そうね」

彼女が初めて笑った・・・ような気がする

108: 2017/06/27(火) 20:23:34.24 ID:r9WvhVaY0
ゆり「さて、そろそろ頃合いかしらね」

いつの間にかゆりが立っていた、意外とスタイル良かっ・・・いや何でもない

タケル「頃合いって?」

ゆり「そろそろ出る時間だからよ」

ゆり「この川の主がね」

109: 2017/06/27(火) 20:36:37.82 ID:r9WvhVaY0
タケル「主?」

ゆり「ええ、とてつもない大物よ」

ゆり「今までは太刀打ちできなかったけど、タケル君とかなでちゃんがいれば・・・」

かなで「楽しみね」

タケル「そうかな・・・」

ゴゴゴ・・・

突如、空気が変わった

110: 2017/06/27(火) 20:43:12.04 ID:r9WvhVaY0
ザバアアアアアアアアアン!!!

突如川から何か飛び出してきた!

タケル「な、何だ!?」

ゆり「来たわね!」

かなで「あれは・・・」






主(巨大ダコ)「ポオオオオオオオオ!!!!!」

巨大な・・・タコだった

111: 2017/06/27(火) 20:46:37.94 ID:r9WvhVaY0
何故川にタコが・・・という問題は今は置いておこう

タコ「ポオオオオオオオ!!!」ニュルニュル

戦線メンバー達「うわああああああああ!!!!!」

タコはその脚で次々と皆を捕らえていく

タケル「まずいな・・・」

かなで「そうね」

112: 2017/06/27(火) 20:50:43.02 ID:r9WvhVaY0
かなで「じゃあ行くわよ、タケル君」

タケル「ああ!変身!」

カイガン!ロビンフッド!ハロー!アロー!森で会おう!!!

かなで「ガードスキル、ハーモニクス」ヴォン

113: 2017/06/27(火) 21:05:27.73 ID:r9WvhVaY0
かなで(複数)「行くわよ」シャキン

ゴースト(ロビン魂)「うおっ!増えた!?じゃあ俺も・・・」ヴォン

俺も分身を大量に出した

かなで(複数)「ハッ!!!」

ズバババババババ!!!!!

タコ「ギャアアアアアアアアアア!!!」

沢山のかなでちゃんはタコの足を切り刻んでいった

114: 2017/06/27(火) 21:09:17.75 ID:r9WvhVaY0
かなで「今よ」

ゴースト(複数)「おう!」

俺達はガンガンセイバー(アローモード)を構えた

ダイカイガン!オメガストライク!!!

バシュウウウウウウン!!!

タコ「ギャアアアアアアアアアア!!!!!」ドサッ

タコに無数の光の矢が突き刺さり、動かなくなった

115: 2017/06/27(火) 21:21:38.26 ID:r9WvhVaY0
オヤスミー

タケル「ふぅ・・・」

かなで「やったわね」

ゆり「お疲れ様2人とも、これでしばらく食料には困らないわね」

かなで「でもすぐ食べないと傷んだりしない?」

ゆり「うーん・・・そうね」

タケル「あ、じゃあこうしよう」

116: 2017/06/27(火) 21:28:29.83 ID:r9WvhVaY0
俺達は大量のたこ焼きを作り、全校生徒に配った

タケル「どんどん食べてくださいねー!」

NPC「はーい!」

かなで「大盛況ね」

ゆり「まさかあたし達がこんな事するなんて、以前までは考えもつかなかったわ」

日向「このまま皆消えちゃったりしてな」

タケル「そんなまさか・・・」

ユイ「じゃあひなっち先輩だけ消えてください」

日向「消えるか!」

117: 2017/06/27(火) 21:33:05.18 ID:r9WvhVaY0
しかし事件は、後片付けをしている時に起こった

天使(複数)「・・・・・」

タケル「あれ?かなでちゃんの分身が・・・消えてない?」

かなで「おかしいわね・・・」

天使「学校でたこ焼きなんて・・・校則違反も甚だしいわ」

天使「全員、お仕置きね」

118: 2017/06/27(火) 21:44:53.33 ID:r9WvhVaY0
すると、天使達はハンドソニックを出し、俺達に近づいてきた

ユイ「ひいいいいいいい!!!」

ゆり「ど、どうするのよかなでちゃん!」

かなで「ハーモニクスは不完全だったみたいね、どうしようもないわ」

タケル「そんな・・・」




ノブナガゴーストアイコン「タケル!無事か!?」

119: 2017/06/27(火) 21:51:30.65 ID:r9WvhVaY0
タケル「ノブナガさん!?それに・・・」

ツタンカーメンゴーストアイコン「やっと見つけたよ!」

フーディーニゴーストアイコン「全く、ここまで氏後の世界を彷徨うことになるとは・・・」

グリムゴーストアイコン「我らが来たからには安心しろ」

サンゾウゴーストアイコン「さぁ、行きますよ」

120: 2017/06/27(火) 22:02:33.54 ID:r9WvhVaY0
タケル「よし・・・行くぞ!」スチャ

俺はアイコンドライバーを装着した

ゆり「え、いつもと違うベルト・・・」

ガッチリミナー!コッチニキナー!

タケル「変身!」

ゼンカイガン!グレイトフル!

剣豪発見巨匠に王様侍坊主にスナイパー!大変化~!!!

121: 2017/06/27(火) 22:10:50.03 ID:r9WvhVaY0
ゴースト(グレイトフル魂)「命、燃やすぜ!」

ゆり「おお・・・」

かなで「かっこいい・・・」

ユイ「何か霊柩車みたいですね」

日向「おい」

122: 2017/06/27(火) 22:21:17.45 ID:r9WvhVaY0
ゴースト「みんな!行くぞ!」ラッシャイ!

英雄ゴースト達「おう!」

野田「うおっ!体から大量に人が出てきたぞ!」

大山「いや、人っていうか・・・」

TK「OH!ゴースト・・・」

椎名「あさはかなり」

123: 2017/06/27(火) 22:27:56.09 ID:r9WvhVaY0
こうして、俺達ゴースト軍団と天使軍団の戦いが始まった

ムサシ「せいっ!」

天使A「ハッ!」

リョウマ「甘いぜよ!」バキュン!

天使B「ハッ!」ガキィン!

サンゾウ「さぁ、お行なさい!」

サルブタカッパ「キーッ!!!」

天使C「・・・・・」

124: 2017/06/27(火) 23:09:25.86 ID:r9WvhVaY0
天使D「この・・・ガードスキル、ハウリング!」スッ

キイイイイイイイイン!!!

ヒミコ「くうう・・・何だこれは!」

ニュートン「どうやら音波攻撃のようですね・・・」

エジソン「という事は・・・」

ベートーベン「任せておきなさーい!」

ジャジャジャーン!!!

天使D「!?」

ベートーベンさんの発した音楽で怪音波は消え去った

125: 2017/06/27(火) 23:16:50.17 ID:r9WvhVaY0
ムサシ「よし、一気に決めるぞタケル!」

ゴースト「ああ!」

全員集合!メガオメガフォーメーション!!!

ゴースト達「うおりゃああああああああああ!!!」

ズガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!

天使達「きゃああああああああああ!!!」

ドカアアアアアアアアアン!!!

俺達の渾身の飛び蹴りで、天使達は消え去った

126: 2017/06/27(火) 23:25:36.65 ID:r9WvhVaY0
俺は変身を解いた

タケル「ふぅ・・・皆さん、お疲れ様でした」

ユイ「やりましたね!」

直井「流石タケル殿です!」

ゆり「でもこれってオーバーキル・・・」

日向「それは言うな」

かなで「タケル君、ありが・・・と」バタッ

タケル「かなでちゃん!?」

127: 2017/06/27(火) 23:28:57.11 ID:r9WvhVaY0
突然彼女は倒れてしまった

タケル「一体どうして・・・」

ゆり「やっぱり分身を倒すと本体にも少なからず影響があったのね・・・」

タケル「そんな・・・」

ゆり「とにかくベッドで休ませましょう」

タケル「そうだな・・・」スッ

パアアアアアア

俺が彼女を抱えようとしたら、ある光景が広がってきた

128: 2017/06/28(水) 00:19:41.73 ID:DfNTRECR0
氏んだ妹・・・医者を目指す・・・トンネル事故・・・

この光景は・・・かなでちゃんの過去じゃない・・・?

じゃあ一体誰の・・・

ゆり「どうしたのタケル君、早くベッドへ・・・」

タケル「あ、うんわかったよ」

129: 2017/06/28(水) 00:36:38.44 ID:DfNTRECR0
そして、彼女が目を覚ましたのは、それから1週間後の事だった

かなで「・・・・・ん」パチ

タケル「あ、やっと目が覚めたね、良かった・・・」

かなで「私は・・・」

タケル「あれから1週間だもん、もう目覚めないのかと思ったよ」

かなで「皆には大分迷惑をかけたようね、ごめんなさい」

130: 2017/06/28(水) 00:46:29.23 ID:DfNTRECR0
かなで「あれから何かあった?」

タケル「あ、うん、それが・・・」

ガチャ

ゆり「タケル君!また出た・・・ってかなでちゃん、起きたのね」

かなで「ゆり、何かあったの?」

131: 2017/06/28(水) 06:25:10.94 ID:DfNTRECR0
ゆり「ちょっと今厄介な奴らと戦っててね・・・とにかく来て!」

タケル「わかった!」

かなで「私も行くわ」

タケル「大丈夫?」

かなで「大事みたいだし、これ以上寝てるわけにはいかないわ」

ゆり「ありがとう、心強いわ」

そう、俺達はここ数日、「厄介な奴」と戦っていた

133: 2017/06/28(水) 19:09:02.44 ID:DfNTRECR0
始まりは、1人のNPCから始まった

突然それが「黒い影」のような生物に変貌し、俺達に襲い掛かってきた

襲われた者は消え、後に新たなNPCに書き換えられてしまう

俺達は必氏にそいつらと戦った

だが、影は際限なく増え続ける・・・

134: 2017/06/28(水) 19:52:11.34 ID:DfNTRECR0
~校庭~

影A「ギャアアアアアアアアアア」ドサッ

野田「くそっ!キリがねぇ!」

大山「も、もうダメ・・・」

藤巻「ここまで・・・なのかよ・・・」

椎名「・・・あさはかなり」





タケル「みんな!」

かなで「お待たせ」

日向「かなでちゃん・・・やっと起きたのか」

135: 2017/06/28(水) 20:00:17.25 ID:DfNTRECR0
アーイ! バッチリミナァ~♪ バッチリミナァ~♪

タケル「今日で決着をつけてやる!変身!」

チョーカイガン!ムゲン!

ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴースト!!!

ゴースト(ムゲン魂)「魂は・・・永遠に不滅だ!!!」

136: 2017/06/28(水) 20:07:06.04 ID:DfNTRECR0
かなで「ガードスキル、ハンドソニック、ライダーバージョン」シャキン

かなでちゃんは足から刃を出現させた

ゴースト「あの・・・それじゃフットソニックでは・・・」

かなで「細かい事はきにしない」

ゴースト「はいはい・・・じゃあ行くよ!」

ダイカイガン!ゴットオメガドライブ!!!

かなで「テンカイガン、私、オメガソニック・・・」

ゴースト「自分で言うんだ・・・」

137: 2017/06/28(水) 20:12:39.96 ID:DfNTRECR0
ゴースト「ハアアアアアアアッ!!!」ゴオオオオオッ!!!

かなで「ハアアアアッ・・・」ギュウウウウウウン!!!

ドカアアアアアアアアアン!!!

影達「ギャアアアアアアアア!!!

俺は渾身の飛び蹴りを、かなでちゃんは回転蹴り(仮面ライダーWのファングストライザーみたいな奴)を喰らわせ、影達を蹴散らしていく

138: 2017/06/28(水) 20:17:39.45 ID:DfNTRECR0
ユイ「天使さんカッケー!!!」

直井「流石タケル殿です!!!」

松下(ダイエット後)「俺達も負けてられんぞおおおおお!!!」

影達「オオオオオオ・・・・・」ゾロゾロ

遊佐「しかし、まだまだ減りませんね・・・」

139: 2017/06/28(水) 20:21:25.30 ID:DfNTRECR0
ゆり「みんな聞いて!」

日向「ゆりっぺ!」

ゆり「かなでちゃんが来た今が反撃のチャンス!こいつらはきっとどこかでコントロールされているはず・・・」

ゆり「あたしはそれを探してくる!それまで持ちこたえて!」

野田「よし!任せろゆりっぺ」

ゆり「それじゃ、みんな元気で!」

タタタ・・・

140: 2017/06/28(水) 20:24:27.21 ID:DfNTRECR0
影達「オオオ・・・」ゾロゾロ

藤巻「とは言ったものの・・・」

大山「これは流石に・・・キツイよ」

日向「くそっ・・・俺達にもタケルみたいな・・・」

日向「いや!ある!」

141: 2017/06/28(水) 20:26:49.41 ID:DfNTRECR0
日向「タケル!」

ゴースト「え?」

日向「俺達の力、受け取れえええ!!!」カッ

戦線メンバー達「うおおおおおおおお!!!!!」カッ

パアアアアアアア・・・

ゴースト「これは・・・」

戦線の皆が光に包まれ、眼魂となった

142: 2017/06/28(水) 20:31:02.88 ID:DfNTRECR0
かなで「どうなってるの?」

ゴースト「そうか、そういう事か・・・」スッ

ギュオオオオオオオオ・・・

俺はアイコンドライバーを掲げ、皆の眼魂を吸い込んでいく、そして

ゴースト「変身!」

ゼンカイガン!氏んだ世界戦線!

英語に無個性バンドに神様刃にマッチョにオペレーター!オーペーレーショーン!!!

143: 2017/06/28(水) 20:38:42.05 ID:DfNTRECR0
ゴースト(SSS魂)「これは・・・」

俺は新たな姿となっていた、その姿はグレイトフル魂が青くなり、体中に戦線メンバーの顔が描かれている

かなで「中々シュールね」

影達「オオオオオッ!!!」ババッ

TK!

ゴースト「おおっと!」ヒョイ

俺はダンサーバリのステップで攻撃を回避していく

144: 2017/06/28(水) 20:41:59.31 ID:DfNTRECR0
日向!大山!

ゴースト「ハアッ!」バキュン!

俺は銃を撃ちまくり

野田!

ゴースト「おりゃあああああああ!!!」ブンッ

ハルバードを振り回し

椎名!藤巻!

ゴースト「せいっ!」ズバン!

両手の剣で切り裂いた

145: 2017/06/28(水) 20:45:04.71 ID:DfNTRECR0
松下!高松!

ゴースト「フンッ!!!」ドカァッ

渾身の力で殴り飛ばし

ユイ!ひさ子!関根!入江!

ゴースト「イエーイ!!!」ギュイーン♪

影達「ギャアアアアアアアアアア!!!」

音波攻撃で殲滅していった

146: 2017/06/28(水) 20:48:08.19 ID:DfNTRECR0
影達「オオオオオ・・・」ズズズ・・・

すると、残りの影達が集まり・・・

巨大影「グオオオオオオオ・・・」

巨大化した

ゴースト「マジかよ・・・」

147: 2017/06/28(水) 20:52:55.32 ID:DfNTRECR0
かなで「私の力も使って・・・ガードスキル、アイコンチェンジ」カッ

パアアアアアアア・・・

かなでちゃんも眼魂と化した

ゴースト「かなでちゃん・・・これが最後の・・・変身!!!」

テンカイガン!エンジェル!

守るは校則!食べるは麻婆!!!

148: 2017/06/28(水) 20:55:32.22 ID:DfNTRECR0
ゴースト(ムゲンエンジェル魂)「力が、溢れてくる・・・」

巨大影「オオオオオオオオオオオオッ!!!」

ゴースト「行くぞ・・・」スッ

俺はサングラスラッシャーとディープスラッシャーを構えた

ダイカイガン!ギガオメガソニック!!!

149: 2017/06/28(水) 20:57:39.45 ID:DfNTRECR0
ゴースト「俺は・・・俺達は・・・生きる!!!」

ライフサンシャイン!!!

ゴースト「うおりゃああああああああああ!!!」

ズバアアアアアアアアアアアアン!!!

巨大影「グワアアアアアアアアア!!!!!」

影はバラバラに砕け散った

150: 2017/06/28(水) 20:59:30.78 ID:DfNTRECR0
しかし影はまた再生しようとする

影「オオオ・・・」

ゴースト「またか・・・」

しかしその時

ズズズ・・・

NPC「あれ?ここはどこだ?」

影はNPCに戻った

151: 2017/06/28(水) 21:03:12.81 ID:DfNTRECR0
オヤスミー

タケル「これは・・・」

かなで「ゆりがやったんじゃないかしら」

いつの間にか俺から分離したかなでちゃんが答えた

タケル「そうか・・・良かった」

152: 2017/06/28(水) 21:06:50.39 ID:DfNTRECR0
タケル「そういえば・・・皆は?」

まわりに戦線の皆の姿はなかった

かなで「あの変身の後・・・成仏したんじゃないかしら」

タケル「そうか・・・みんな満足して行ったのかな」

かなで「皆で楽しく過ごして、一緒に戦えたのだからきっと・・・ね」

153: 2017/06/28(水) 21:10:42.02 ID:DfNTRECR0
タケル「じゃあなんでかなでちゃんは・・・」

かなで「私にはまだやることが・・・それよりゆりを」

タケル「そっか、行こう!」

俺達はゆりを追った





タケル「やること・・・か」

154: 2017/06/28(水) 21:13:26.68 ID:DfNTRECR0
ゆりが行った場所には大量の壊れたパソコンがあった

誰かが座っていたであろうイスと、パソコンを壊したとみられるゆりの銃が置かれていた

姿は・・・なかった

かなで「ゆり・・・」

タケル「彼女は大切な人たちを守れた、だから・・・」

155: 2017/06/28(水) 21:15:42.87 ID:DfNTRECR0
俺達は校庭にもどった

タケル「結局この世界って何だったんだろうな」

かなで「それはわからないわ、でも・・・」

かなで「あなたも・・・もう帰るべきなんじゃない?向こうの世界に」

タケル「・・・・・」

156: 2017/06/28(水) 21:18:52.34 ID:DfNTRECR0
ムサシ「うむ、そうだな」

ノブナガ「我らが来た道を辿ってゆくがよいぞ」

タケル「そうですか・・・わかりました」

ツタンカーメン「ねぇ。もしここが若くして亡くなった人達が集まる場所だっていうなら・・・」

かなで「?」

ツタンカーメン「ここには来る人が少なくなればいいな、それが僕の願いだ」

かなで「・・・・・そうね」

157: 2017/06/28(水) 21:23:13.84 ID:DfNTRECR0
タケル「じゃあ俺はもう行くけど・・・本当に来ないの?」

かなで「ええ、私は待ってなくちゃいけないから・・・」

かなで「私に、命をくれた人を」

そうか、あの記憶はその人の・・・

かなで「それじゃ、お元気で」

タケル「うん、そっちもね」

ムサシ「よし、行くぞタケル!」

俺は眼魂に導かれ、天へ昇っていった

かなでちゃんは、ずっと手を振っていた

158: 2017/06/28(水) 21:24:40.72 ID:DfNTRECR0
その後、光の中を通り、途中赤毛の少年とすれ違ったが、声をかける間もなく俺の意識は途絶えた

159: 2017/06/28(水) 21:26:21.50 ID:DfNTRECR0
俺は目を覚ました

アカリ「あ!タケル!」

御成「タケル殿!」

タケル「あれ?俺は・・・」

俺は眠っている間の事は覚えていなかった

160: 2017/06/28(水) 21:29:39.73 ID:DfNTRECR0
御成「よかった・・・本当によかったですぞおおおおおお!!!!」

アカリ「バカ・・・心配したんだから・・・」グスッ

タケル「ゴメン、心配かけたね」

御成「すぐ宝生先生に知らせてこなくては!」

アカリ「マコト達にも知らせなきゃね!」

タケル「うん・・・」



何か・・・壮大な物語があった気がする、俺はそう感じた

161: 2017/06/28(水) 21:37:20.84 ID:DfNTRECR0
それから数日後、俺はいつもの日常に戻っていた

そんなある日、俺は雑誌を読みながら朝食をとっていた

タケル「お、ガルデモのライブが近いな、チケット取っておかないと」

御成「タケル殿はそのバンドが好きですな~」

タケル「この間のマネージャーさんからの依頼を解決して以来ね、無口だけどいい人だったな・・・」

162: 2017/06/28(水) 21:40:24.06 ID:DfNTRECR0
タケル「おっと、そろそろ学校行かないと」

御成「いってらっしゃいませ」

タケル「行ってきます」

??「あ、タケル殿!行ってらっしゃいませ!」

御成と最近修行にきた少年に挨拶し、俺は学校に行った

途中、柔道着を着た人や筋トレした眼鏡の人、子犬と戯れている女の人とすれ違った

163: 2017/06/28(水) 21:43:28.06 ID:DfNTRECR0
そして学校が終わり、町を歩いていると

??「ちょっと野田君!肩車しないでよ!恥ずかしいじゃない!」

??「足くじいたゆりっぺを頬っておけるか!」

こんな変わったカップルや

??「よーし!ひなっち先輩次の試合もホームランお願いしますよ!」

??「任せとけ!」

車椅子の少女と野球少年のカップルを見かけた

164: 2017/06/28(水) 21:45:54.40 ID:DfNTRECR0
そして・・・

??「~♪」

鼻歌を歌っている銀髪の少女を見かけた

俺はなぜか声をかけた

タケル「何か楽しい事でもあったの?」

165: 2017/06/28(水) 21:47:34.30 ID:DfNTRECR0
??「これから初めてのデートなのよ」

タケル「そうなんだ」

??「おーいかなで~!!!」

??「あ、彼が来たわ、じゃあね」

タケル「うん、じゃあね」

タタタ・・・

166: 2017/06/28(水) 21:49:44.86 ID:DfNTRECR0
かなで「今日はどこへ行くの?」

??「そうだな・・・まずはかなでの好きな麻婆を・・・」

俺はかなでという少女と彼氏だという赤毛の青年を見送りながら、こう感じずにはいられなかった






魂は、永遠に不滅だ

~おわり~

167: 2017/06/28(水) 21:51:51.47 ID:DfNTRECR0
これで終わりです

途中グダった所もありましたが何とか書ききりました・・・

ゴーストのクロスSSは後2作品ほどやりたいのがあるのでいずれ書きたいです

ちなみにエンジェル魂はムゲン魂に天使の羽が生えた感じです

引用: 仮面ライダーゴースト「死んだ世界戦線?」