1: 2009/08/28(金) 18:07:22.94 ID:CbV8ADhkO
澪「あのぉ…料金は後払いで…このベースがぁ…」

ロレンス「なるほど…信用買いですね!分かりました。その取り引き、乗りましょう!!!」ニコッ




ホロ「………。」イラッ
けいおん!Shuffle 3巻 (まんがタイムKRコミックス)

2: 2009/08/28(金) 18:08:40.26 ID:CbV8ADhkO
紬「このキーボードお安くして頂けませんか?」

ロレンス「さすがお目が高い。しかし困りましたね…このキーボードは私がこの店を持った頃の思い出の品なんです。」

ロレンス「そうですね…万札で4と5ミリオーネでどうでしょう?」

紬「もう一声~☆」キラッ

ロレンス「…ッ!」

ロレンス「フフフ…参りましたよ。私の札束も美しい女神の前ではただの紙切れ…どうぞ差し上げます。」

紬「まぁ…///」




ホロ「主よ…話しがあるんじゃが」ブチッ

4: 2009/08/28(金) 18:09:50.19 ID:EDaGMtwPO
ロレンスが店を開いただと…

8: 2009/08/28(金) 18:26:38.49 ID:CbV8ADhkO
ホロ「主よどういうつもりじゃ…」ブチッ

ロレンス「ち…違うんだホロ!実…」

ホロ「わっちの目の前で牝に色目を使いおって…」

ホロ「さらに金を貰わず商品をプレゼント…商売魂が腐ったみたいじゃの…」

ロレンス「ち…違う!ホロ!これも作戦の一つなんだ!」

ホロ「作戦…?ほぉ…その作戦とやら…聞かせてくれるかや?」

13: 2009/08/28(金) 19:28:52.31 ID:CbV8ADhkO
ロレンス「まぁ怒るのも分かるさ。一見商品をただであげたようにしか見えないかもしれない。」

ロレンス「しかし…彼女達には"宣伝役"を買ってもらったんだ。」

ホロ「宣伝…役?」

ロレンス「ああ宣伝役だ。この店の"値段"と言ってもいいな。彼女達の着ていた服を見たか?あれは近所の高校の制服なんだ。」

ロレンス「そう。この街で一番大きな学校の制服。」

ホロ「主よ…なにが言いたいんじゃ?」

ロレンス「やれやれ…一度しか説明しないから良く聞けよ?」

ロレンス「彼女達はこの街で一番大きな学校に通っている。そして楽器目当てにこの店に来た理由は一つしかないだろう。そう…」

15: 2009/08/28(金) 19:46:33.18 ID:CbV8ADhkO
ロレンス「彼女達がこの店に来た理由…それは!」

ロレンス「彼女達が"吹奏楽部"だからだ!!!」ドーン!

ロレンス「(決まった!)」

ホロ「………。」

ホロ「で…なんじゃその水槽、武とやらわ」

ロレンス「………。」

ロレンス「水槽じゃない吹奏だ。」

ロレンス「はぁ…吹奏楽部とは…まぁ俺もあんまり詳しくないんだがかなりの大人数で楽器をぴーひゃらぴーひゃら演奏する…そうだな…音楽好きの集まりみたいなもんだな。」

ロレンス「その集まりはだいたい数十人で構成されていると聞く。ましてやこの街で一番大きな学校となれば…数百人いてもおかしくない。」

21: 2009/08/28(金) 20:37:09.32 ID:CbV8ADhkO
ロレンス「間違いなく少女達は学校でこの店の話しをしているだろうな。タダで渡した楽器の値段と宣伝費を天秤にかけてみたら…後はお前にも分かるだろ?」

ホロ「うぅむ…主にしてはなかなかやりよるの。」

ホロ「わっちはてっきり…その…あの娘に惚れ…」

ロレンス「馬鹿言うな。いくらなんでもそこまでアホな男じゃないさ。ちゃんと考えて行動してる。」

ホロ「ふふふ…さすがわっちの惚れた男じゃ。」

ロレンス「ホロ…やっと掴んだ店なんだ。必ずこの街で成功して幸せになろう…必ず!」

ホロ「ふふふ…そうじゃの。この店が大きくなって落ち着いたら…子も考えねばならんの♪」

ロレンス「///」

23: 2009/08/28(金) 21:18:25.11 ID:9yOxyc4eO

終わり?

22: 2009/08/28(金) 20:47:08.85 ID:HWdGFRMgO
ここまでホロがデレるのも珍しい

引用: 唯「近くに楽器屋さんができたみたい!」ロレンス「いらっしゃい」