1: 2010/08/10(火) 09:01:16.92 ID:igYmlxKB0

うい~あいす~、うい~あい~す~
セミが騒がしく鳴くのをやめ少し静かになる夜
かわりに鳴き始めるのがこの姉である

憂「はーい、お姉ちゃん待ってね~」

唯「いちごがいい~いちご~」

憂「わかったよ~いちごね」

憂はアイスに飢える唯に急かされるように冷蔵庫へ向かい
最上段の冷凍室の扉を開けた
けいおん!Shuffle 3巻 (まんがタイムKRコミックス)

2: 2010/08/10(火) 09:01:58.66 ID:igYmlxKB0

憂「あれ……おかしいなぁ」

唯「どしたの~うい~まだぁ~」

憂「えっとねぇ、お姉ちゃん……言いにくいんだけど」

憂「無いの……」

唯「え、アイス無いの?え゛~~~~っ」

憂「ごめんなさい、お姉ちゃん……」

4: 2010/08/10(火) 09:02:49.75 ID:igYmlxKB0

唯「仕方ないな~隠し財産を出すか~」

唯はダラダラと立ち上がり、面倒くさそうに冷蔵庫の元へと歩をすすめた

憂(ちゃんと買い置きチェックしておけばよかったなぁ…)

憂「隠し財産ってなぁに?って、お姉ちゃん…」

唯「あぁ~ぎもぢぃいい~。憂も冷凍庫に頭入れるといいよ~」

憂「気持ちいいのは分かるけど、冷凍食品が溶けちゃうよ」

唯「よいではないか~よいではないか~暑い夏の楽しみの一つだよ~」

6: 2010/08/10(火) 09:05:32.95 ID:igYmlxKB0

唯「憂も一緒に頭いれようよ~」

憂「お姉ちゃん気持ちよさそうだし、私も入れてみようかな。よいしょっ」

憂(お姉ちゃんの顔が近い…)

唯「うぃいいぃいい」

唯はいたずらっぽく、求愛する動物のように憂いに顔を擦りつけた

憂「お姉ちゃんくすぐったいよ~」

唯「えへへへぇ~」

7: 2010/08/10(火) 09:08:47.78 ID:igYmlxKB0

唯「涼んだところで、本題の隠し財産出すよ~」

憂「お姉ちゃんに隠し財産なんてあるの?」

唯「しばし待たれよ妹よ」

唯はそう言うとおもむろに冷凍食品をかき分け
奥の方に隠してあったアイスを一本取り出した

唯「じゃっじゃーん!これが私のヘソクリだよっ!」

憂「えーそんなところに入れてあったんだ~」

憂(冷蔵庫を管理してるのは私だし、知ってたんだけどね)

憂(無邪気で明るくてお姉ちゃんかわいいなぁ~)

8: 2010/08/10(火) 09:10:05.49 ID:igYmlxKB0

唯「へへ~練乳アイスぅ~とろりと甘い練乳アイスぅ~」

唯「でも一本しか貯蓄がなかった、どうしよう~」

憂「お姉ちゃんが食べてよ。私はいいから」

唯「それじゃ、憂に悪いよ~」

憂「気にしないで、お姉ちゃんが食べてる時の笑顔で私はお腹いっぱいになるの」

唯「そんな~照れるよ憂~。それじゃあさ、一緒に食べよ、それならいいよね?」

憂「一つのアイスをどうやって?棒アイスだから無理だよ」

唯「一緒に舐めればいいんだよ~!」

10: 2010/08/10(火) 09:13:03.51 ID:igYmlxKB0

ドクン…憂の小さな身体の中で大きく波を打つ鼓動
おおきな鼓動は漏れて外に聞こえてしまいそうだ。一気に心拍数があがり、顔が紅潮してくる憂

憂「お姉ちゃん、冗談ばっかり~」

唯「冗談じゃないよ、一緒に食べよ、ねっねっ!溶けちゃうよ!」

憂(すごく嬉しい……だけど、なんでこんなに苦しいの……)

憂(一緒に食べたい、これが本当の気持ち…でもそうすると何かが私の中で壊れそう)

唯「んふ~、うい~照れてる?姉妹だしいいじゃん関節キスくらい」

憂(お姉ちゃん……それが駄目なの、お願い、これ以上私を困らせないで……)

11: 2010/08/10(火) 09:16:53.54 ID:igYmlxKB0

唯「おいしいよ~憂い、早くしないと私が全部食べちゃうよ~」

憂「アイス一緒に食べるだけ、だけだからね…」

唯「今日の憂へんだよ~、ほーら」

憂「あっ……ん」

唯はアイスを憂の唇に当てた
アイスは紅潮する憂の唇の熱で溶け、滴りはじめてきた

唯「早く舐めなきゃ、私の手がベタベタになっちゃうよ~」

憂「ご、ごめん、お姉ちゃん」

溶け出すアイスに舌を這わせて舐めとる
甘いかどうかもよくわからない、姉と一緒のアイスを舐めている
ただそれだけで憂いは胸がいっぱいになる

14: 2010/08/10(火) 09:23:21.92 ID:igYmlxKB0

憂いは興奮で頭がボーッとしたままアイスを舐めていると
アイスの冷たく硬い感触以外のものを感じた
それはとても柔らかく、くすぐったい
その感触に驚き、我にかえるようにアイスを見た
アイスの向こう側にみえるのは一緒にアイスを舐める姉
小さなアイスを二人で舐めていれば、自然と舌も当たる

唯「んっ?憂もういらないの?」

憂「んーん、ちょっと休憩してた」

憂(はぁ……お姉ちゃんの舌やわらかかったな…)

憂(アイスを舐めとるように舌をチロチロ動かす姿がオオアリクイみたいでかわいい…)

憂(もっと、お姉ちゃんと…アイスを舐めたい…)

15: 2010/08/10(火) 09:30:47.35 ID:igYmlxKB0
15
憂はまたアイスを舐めはじめる
やはり舌があたる、唯は全く気にしていないようだ

憂(お姉ちゃん、私と舌が当たっても平気なのかな……)

憂(私は……恥ずかしくて……んっ…また当たった)

憂「お、おねぇちゃん……」

唯「どったの、顔真っ赤だよ?」

憂「え、えっとね、あのね、あの……」

16: 2010/08/10(火) 09:31:51.50 ID:tO+yD1q/0
オオアリクイワロタ

17: 2010/08/10(火) 09:34:38.20 ID:iDvwm7C20
オオアリクイみたいでかわいいっていうのはどうかと思う

18: 2010/08/10(火) 09:37:47.64 ID:igYmlxKB0
憂「アイスちっちゃくてね、さっきから……舌が…」

唯「舌ぁ?冷えて痛くなちゃった?」

憂「ち、ちがうの、お姉ちゃんとたまに舌があたるの」

唯「嫌かな?」

憂「そんなことないよ。ただちょっと恥ずかしくて……」

唯「えへへへ、憂かわいいなぁ~。抱きしめたくなるよ~」

憂「お姉ちゃん…もう…」

唯「仲の良い姉妹だしね。もっとスキンシップあってもいいくらいだよ」

19: 2010/08/10(火) 09:45:02.56 ID:igYmlxKB0
憂「お姉ちゃんは冗談が好きだね~。溶けるといけないから残りのアイスも早く食べちゃお」

唯「そうだね~、アイス垂れて手についちゃってるし、早く食べなきゃね」

憂「い、急がなきゃっ」


二人はアイスに急かされながら、溶けゆくアイスを仲良く完食した


唯「美味しかったね~ちょっと手あらってくるよ~」

20: 2010/08/10(火) 09:50:20.28 ID:igYmlxKB0
憂「うん、いってらっしゃい」

憂(はぁ……まだ私の舌にお姉ちゃんの感触が残ってる……)

憂(また一緒にアイス舐めたいな……ダメダメそんなこと考えちゃ…)


唯は手を洗ってもどってくるとソファーに身を投げるように寝転んだ


唯「憂もおいで~」

憂「はーい」

23: 2010/08/10(火) 09:55:51.26 ID:igYmlxKB0
唯「ねぇねぇ憂~」

憂「なぁにお姉ちゃん」

唯「さっき、練乳アイス食べたよね」

憂「うん、そうだけど、何かあったの?」

唯「特別なにかあったわけじゃないけど、練乳ってさ牛のおっOいから作るんでしょ?」

憂「うん、牛乳にお砂糖を入れて濃縮させて作るみたいだよ」

唯「さすが憂、なんでもしってるねぇ~」

唯「何でもしってる憂先生に聞きたいことがあるんだけど」

24: 2010/08/10(火) 10:06:26.73 ID:igYmlxKB0
憂「え、えっと、先生じゃないけど、答えられる範囲で答えるよ」

憂(この前は、ゼリー状の芳香剤って美味しそうだったからちょっと舐めちゃった……大丈夫よね?ってきかれたし)

憂(その前は、ビー玉って舐めても味しないね、どうして?ってきかれたし)

憂(ちょっと、心配だなぁ……また変なものを口にしてなきゃいいんだけど……)


唯「おっOいの味って覚えてる?」

26: 2010/08/10(火) 10:11:10.20 ID:igYmlxKB0
憂「えっ?この前飲んだ搾りたて濃厚牛乳のこと?」

唯「んーん、ちが~う。おっOい、おかあさんのおっOいの味のこと」

憂「小さい頃の事だし覚えてないよ。お姉ちゃんは覚えてるの?」

唯「ん~覚えているようで、いないような……とても安心する味だったと思う」

憂「へ~安心する味ってどんな味なんだろう」

28: 2010/08/10(火) 10:19:44.43 ID:igYmlxKB0
唯「今もときどきね、夢々思い出すんだ~あの時の思い出、あの味」

唯「いや~あの頃は若かったな~」

憂「乳児のころの記憶があるんだね。みんな忘れちゃってるのにお姉ちゃんすごいな~」

唯「えっへん。それでね、もう一度あの味を味わいたいなと思うの」

憂「うん、だけど、どうやって?」

唯「どうしようか、誰かに貰うのは……赤ちゃんのご飯を横取りするみたいでいやだし……」

憂「そうだよね、赤ちゃんの主食だものね」

29: 2010/08/10(火) 10:26:41.72 ID:igYmlxKB0
唯「う~~~~ん、どうしたらいいかな~」

憂「粉ミルクじゃ駄目かな……」

唯「粉ミルクは人工的につくったおっOいだよ~?」

唯「私は本物が飲みたい飲みたい飲みたい!」

憂「う~ん、本物は難しいかなぁ……」

唯「あーあー私もおっOい出れば、自給自足できるんだけどな~」

憂(お姉ちゃん……本当に出たら飲んでそう……)

30: 2010/08/10(火) 10:31:10.53 ID:igYmlxKB0
唯「う~い~おっOいってどうやったら出るようになるの?」

憂「え、え、えっと、やっぱりお母さんにならなきゃいけないと思う」

唯「お母さんになるときってどうするの?」

憂(どうしよう、真面目に答えたほうがいいのかな……)

憂(ごまかして、キャベツ畑から拾ってくるとかコウノトリさんがとか言ったほうがいいのかな)

32: 2010/08/10(火) 10:38:49.22 ID:igYmlxKB0
唯「う~い~。そんな困った顔しないでよ」

唯「私も今年で18だよ。知らないわけないじゃん」

憂「う、うん。ごめんなさい、お姉ちゃん」

唯「男の人とキスしたらだよ!」

憂(可愛い……。間違ってるけど……)

憂「お姉ちゃんのほうがよくしってるみたいだね」

唯「そりゃ、長年お姉ちゃんがやってますから~」

33: 2010/08/10(火) 10:46:54.08 ID:igYmlxKB0
21
唯「それでね、おっOいなんだけど」

憂「うん」

唯「どうしても飲んでみたい。だから私、キスしてみようと思うんだ~」

憂「まってまって、お姉ちゃん。本気で言ってるの?」

唯「血相変えてどうしたの?当然だよ、おっOいの味きになるじゃん」

憂「だめだよ、ぜったいに駄目!お姉ちゃんのやることにいつも賛成してきたけど今回のは絶対に駄目!」

唯「え~~~。おっOいでるようになったらちゃんと憂にも分けてあげるよ?」

憂「お姉ちゃん、お願いだから……そんなことしないで……」

唯「そんなに心配しなくてもいいよ~独り占めしないってば~泣かないで、ね?」

35: 2010/08/10(火) 10:54:10.24 ID:igYmlxKB0
憂「そうじゃないの、そうじゃないの……やめてよお姉ちゃん……」

唯「そんなに憂に泣かれちゃうと……本当にだめなのかな…」

憂「お姉ちゃん、キスだけは駄目だからね……」

憂「約束、約束して……男の人とキスしないって」

唯「分かったよ~約束するから、泣かないで」

憂「う、うん…絶対に約束だからね……」

36: 2010/08/10(火) 11:06:14.77 ID:igYmlxKB0
理を尽くして説明するより、半ば強引な泣き落としのほうが情に脆い姉には効果的だと知っている憂
繋がれた小指、結ばれた約束はその考えが正しかったことを意味する
この場はそれでおさまったように思えたが

唯「はーい、指切った!」

憂「うん、ぜったいだからね……グスン」

唯「ん~もう、憂はかわいいなぁ~」

唯「あのね、でもね、おっOいの味をもう一度味わいたいって気持ちも分かってね?」

37: 2010/08/10(火) 11:12:28.26 ID:igYmlxKB0
憂「う……うん」

唯「よかった。それじゃ今日は寝よっか、もう遅いし」

憂「そうだね、夏休みだけど夜更かしは良くないよね」

唯「憂はお利口さんだな~偉いな~お姉ちゃんも見習わなきゃ」

憂「えへへ、それじゃ私は電気消して部屋に戻るから、お姉ちゃん先に部屋にもどっていいよ」

唯「そう?悪いね~、それじゃお休みなさーい」

憂「おやすみなさい、お姉ちゃん」

憂(約束したけど……おっOいの味をもう一度味わいたいというお姉ちゃんの気持ちが無くなったわけじゃないんだよね)

憂(疑ってるわけじゃないけど、やっぱり心配だな……)

40: 2010/08/10(火) 12:34:14.45 ID:igYmlxKB0
25
翌朝、憂いは朝食を用意し、腹を出しヨダレを垂らしている姉を起こしに行く
ゴネる姉を馴れた手つきで起こし、食卓につかせた
なんらかわらない、いつもの二人の朝である

憂「お姉ちゃん、今日は部活もお休みなんでしょ?」

唯「うん~そうだよ~朝ごはん食べたら二度寝するよ~」

憂「あのね、お昼からなんだけど、夜ご飯のお買い物に付き合ってほしいの」

唯「お昼からだったらいいよ。おこしにきてね~」

憂「うん、ありがとう~わかったよ」

唯は余程眠いのかそそくさと食事を済ませ自室に戻った

41: 2010/08/10(火) 12:39:40.27 ID:igYmlxKB0
26

────────お昼

憂「お姉ちゃん、お姉ちゃん」

唯「ん~…なんだい憂かい、休みの日くらい寝かせておくれ」

憂「おばーちゃんごっこはいいから。お昼だよ」

憂「御飯食べて、お買い物にいこう」

唯「あいあい~、下でまってて~、着替えていくから~」

なんとか起きた唯と一緒に軽い昼食を済ませて
近くのスーパーに買い物へと向かうことになった

43: 2010/08/10(火) 12:47:02.59 ID:igYmlxKB0
27

────────近くのスーパー

憂「こう暑い日が続くとジュースやアイスがほしくなるね」

唯「うんうん、おっOいもほしくなるよ」

憂(おっOいの事わすれてないか……)

憂「それじゃ野菜コーナーと精肉コーナーは一通り見終わったし」

憂「氷菓子コーナーみてこよ、アイスのストックもきれてるから」

唯「アイスは私のライフラインだよ~欠かせないね」

氷菓子コーナーに向けて歩き始めると、唯はある人に目が入った

44: 2010/08/10(火) 12:51:53.28 ID:igYmlxKB0
28

唯「赤ちゃんかわいいなぁ~。おかあさんのおっOいも大きいし、いっぱいおっOい貰ってるんだろうな~」

憂「ちょっとお姉ちゃん、声おおっきいよ、周りの人がみてるよ……」

唯「あ、ごめんごめん、無意識でポロッとでちゃった」

憂「お姉ちゃんはおっちょこちょいなんだから~」

唯「いやいや~それほどでも~」

憂(お姉ちゃんの中では、おっちょこちょいは褒め言葉なんだ……)

唯「ちょっと赤ちゃんの顔みせてもらってくるね」

45: 2010/08/10(火) 13:00:01.32 ID:igYmlxKB0
29
唯「こんにちは~赤ちゃん可愛いですね~」

赤ちゃんの母親「こんにちは、ありがとう~」

唯「生まれて何ヶ月の赤ちゃんですか~?」

赤ちゃんの母親「一ヶ月とちょっとかしら。赤ちゃん好きなの?」

唯「はい、私もいつか欲しいな~っと思ってます」

赤ちゃん母親「ふふ、素敵なお母さんになってね」

唯「は~い、バイバイ赤ちゃん、元気におっきくなってね」

48: 2010/08/10(火) 13:04:00.13 ID:igYmlxKB0
30

唯「憂~う~い、赤ちゃんメッチャっくちゃ可愛かった~」

憂「そうなんだ~よかったね~」

唯「うんうん、おかあさんのすんごいおっきくて、いっぱいおっOいでるんだよきっと」

憂(やっぱり、おっOいが目的だったのね)

唯「あー飲んでみたいなー、飲んでみたいなー」

憂「わかったよお姉ちゃん、それじゃ練乳アイスのお買い得用にするね」

49: 2010/08/10(火) 13:10:27.64 ID:igYmlxKB0
31

唯「本物のおっOいってスーパーに売ってないよね~」

憂「うん、売ってないよ~。そうだ、練乳のチューブタイプがあるからそれでも買ってみる?」

唯「ほしいかな……。でも本当は本物がいいんだけどね……」

唯「しちゃおっかな……」

憂「しちゃおっかなって何、お姉ちゃん」

唯「あーあー何でも無いよ~練乳買って早く帰ろ」

憂(お姉ちゃん、約束のこと一応覚えてるみたいだけど……怪しいなぁ)

二人は会計を済ませて、茹だるような暑さの中を帰路についた

50: 2010/08/10(火) 13:20:08.08 ID:igYmlxKB0
32
────────────────帰宅

家に着くと二人で打ち合わせがあったかのように暑かったね~と声を揃え笑った
二人で買ってきたものを冷蔵庫にしまい、麦茶の入ったコップを二つと練乳を持ってソファーに腰掛けた

憂「お姉ちゃん、はいこれ」

唯「えっと、麦茶にこの練乳入れるの?」

憂「ちがうよ、練乳はそのまま吸っていいよ。おっOいのかわりだよ」

唯「一人で全部…いいの?」

憂「いいよ、お姉ちゃん、昨日からおっOいのことで頭がおっOいでしょ」

唯「憂もおっOいでいっぱいじゃん」

52: 2010/08/10(火) 13:25:20.35 ID:igYmlxKB0
憂「ねぇお姉ちゃん、吸ってみて」

唯「なんだかそう言われると恥ずかしいなぁ…」

唯はフィルムを外し、蓋を開けて銀紙をはがして
口先を細くして吸い始めた

憂(お姉ちゃん幸せそう……)

唯「ぷっはー。ちょっと吸口が硬いけど、美味しい。でも……」

憂「でも……?」

唯「こんなに甘くはなかったと思うんだ、おっOい」

憂「そうなんだ、おっOい」

57: 2010/08/10(火) 13:33:42.87 ID:igYmlxKB0
唯「もっと酸味があったよう……もっと水っぽかったような……おっOい」

憂「よく覚えてるね、私は全然憶えてないよ~おっOい」

唯「私も曖昧な記憶だから、本当にそうだったかわからないんだけどね、おっOい」

憂「そうなんだ~。少しでも覚えてるだけでびっくりだよ。おっOい」

唯「この記憶を頼りにすれば本物のおっOいに近い味を再現できるかな~おっOい」

憂「牛乳と水と練乳と……酸味はヨーグルト?混ぜていくと再現できるのかな、おっOい」

唯「うん、さっきから気づいてると思うんだけど……おっOい」


唯憂「語尾におっOいつけるのはやめにしない?」

60: 2010/08/10(火) 13:44:49.23 ID:igYmlxKB0
唯「それじゃ適当にまぜてみよっか」

憂「うんうん。なんだか理科の実験みたいだね」

突然始まった、本物のおっOいの味をつくる実験
頼りになるのは冷蔵庫の中身と唯の舌の記憶
果たして混ぜあわせるだけで再現できるのだろうか

──────30分後
唯「い、いちおうできた……憂、飲んでみて」

罰ゲームのジュースのような物を姉に言われるがまま飲む憂
液体を舌の上で転がし、鼻に抜ける香りや空気と混ぜあわせた風合いを試す

憂「日切れした水っぽい牛乳のような味……かな」

憂「これがおっOいの味、お姉ちゃんの言う安心する味なのかな」

唯「味はそれっぽいような、でもなにかが違うような……」

61: 2010/08/10(火) 13:50:43.16 ID:igYmlxKB0
試行錯誤を重ねたが、おっOいの味は再現はできなかった
決定的に何かが違う、でもその何かが分からない

唯「思っていた以上に再現は難しいね」

憂「似た様な味ならできると思ったけど、簡単じゃないみたいね」

憂「でもね、お姉ちゃんが真剣になって味の調節してる姿格好良かった」

唯「えへへ~そうかな~」

憂「うんうん、部活してるときみたいに輝いていたよ」

62: 2010/08/10(火) 13:58:42.74 ID:igYmlxKB0
夕食とお風呂を済ませた二人は仲良くテレビを見ることにした

憂「これ今はやってるドラマだよ~」

唯「あ~クラスの友達が毎週楽しみにしてるって言ってたな~」

憂「途中からだけど見てみよう」

そこに写っていたのは恋愛ドラマだった
どうやらそのドラマは最終回
恋愛ドラマの最終回といえば、高確率であるのはキスシーン

唯「うう゛、い゛い゛は゛な゛し゛だっだ」

憂「最終話しかみれなかったけど、とっても良いドラマだったね」

唯「ねぇ憂、あの二人、キスしてたよね?」

64: 2010/08/10(火) 14:02:20.94 ID:igYmlxKB0
憂「うん。愛し合う二人がキスするって素敵だよね」

唯「あの女優さんもおかあさんいなるのか~」

憂「え?あ、うんそうだと思うよ~」

唯「私もおかあさんになりたいな~赤ちゃんかわいいし、おっOいのみたいし」

憂「お姉ちゃんはまだ早いよ~ことし18でしょ」

憂「もう少し大人になってからでもいいと思うよ」

66: 2010/08/10(火) 14:08:02.01 ID:igYmlxKB0
唯「愛さえあれば年なんて関係ないよ!」

憂「お姉ちゃんってロマンチストなんだ~」

唯「うん、ロマンは大切だよ。飽くなきおっOいへの探究心こそロマンだよ~」

憂「あはは…やっぱり、おっOいのことで頭がいっぱいなんだ」

憂(このままだと本当におっOい飲みたいが為だけに、男の魔の手にかかりそう…)

憂(大好きなお姉ちゃんは絶対守らなきゃ……どうすればいいのかな……)

68: 2010/08/10(火) 14:14:07.01 ID:igYmlxKB0
唯「憂、ごめんね。約束やぶるかもしれない」

憂「お……お姉ちゃん?」

唯「あの時の味が忘れられないの、優しくて、暖かくて、安心出来るあの味が」

唯「昨日から寝ても覚めてもずっとおっOいのことばかりで、何も手につかないの」

唯「だから、ちょっとキスしておっOいでるようになりたいの」

憂「お姉ちゃん……言ってること無茶苦茶だよ」

唯「無茶苦茶なのは分かってる、だけどね、時には間違いだと分かっていても手に入れたいものがあるの」

憂「お姉ちゃん……本気なの……?」

唯「もちろんだよ~憂。憂には迷惑かけないからいいよね……?」

70: 2010/08/10(火) 14:29:47.84 ID:igYmlxKB0
おねえちゃん…おねぇええちゃん…おねええちゃあああああん

まるで親と引き裂かれる子どものように激しく、
心からのそこからの悲しみが篭った声で泣いた
憂の心のダムが決壊したようだ

憂「おおねえちゃんだめだよぉ……ヒックヒック」

憂「約束やぶっちゃだめだよ……ヒックヒック」

唯「おっOい飲みたいの、ただそれだけなの」

唯「分かってよ、憂、ねぇいつもの聞き分けのいい憂にもどってよ」

71: 2010/08/10(火) 14:37:31.38 ID:igYmlxKB0
憂「お姉ちゃんはおっOい飲めたら、約束守ってくるんだよね?」

唯「うん、目的がおっOい飲むことだから」

憂「私がお姉ちゃんにおっOい飲ませる」

憂「だから、約束破らないで!」

唯「それだと、憂が……キスしちゃうってことでしょ?」

憂「大好きなお姉ちゃんの為ならいくらでもするよ。なんだってするよ」

唯「それはだめだよ、あのね憂。私のことを思って言ってくれてるのは分かるよ」

唯「だけど、私は私、あなたはあなた、姉妹だからってそこまでしてもらう義理はないよ」

唯「私がしたいからする。それを憂に止める権利はないよ」

75: 2010/08/10(火) 14:48:10.87 ID:igYmlxKB0
憂「お姉ちゃん……あんまりだよ……お姉ちゃん」

憂「毎日お姉ちゃんの為に、朝早くに起きて朝ご飯作って、お弁当作って、遅刻しないように起こして御飯食べさせて、登校して」

憂「学校が終わったらまっすぐ帰って、お風呂洗って、夕ごはん作って、食器洗いして、洗濯して」

憂「お姉ちゃんの宿題を手伝ったり、一緒にギターの勉強したり……寝る時も電気の消し忘れないかと布団直して」

憂「私の全てはお姉ちゃん中心に回ってるの。お姉ちゃんが全てなの」

憂「お姉ちゃんが他人にとられるなんて考えられない」

憂「お姉ちゃんが他人とキスしたりするなんて絶対にあっては駄目なの」

憂「お姉ちゃんの望むことは何でも叶えてあげたい、お姉ちゃんの望みが叶うことそれは私の幸せなの」

憂「お願い、私だけのお姉ちゃんでいて、これからも、ずっとこの先も、お姉ちゃんが全てなの」

憂「おねぇええちゃあああああああん」

78: 2010/08/10(火) 14:57:52.43 ID:igYmlxKB0
憂に圧倒され、なだめることしかできない唯
この場をどうしていいかも分からない
ただ、強く抱きしめて、憂が落ち着くのを待った

唯「落ち着いて憂、とにかく落ち着いて」

唯「お姉ちゃんが悪かったところもあったと思う」

唯「憂が私について悪いと思うところがあったらなおす」

唯「憂も悪いところがあったんだから、私と一緒になおす」

唯「そうしよう、落ち着こうよ、憂」

81: 2010/08/10(火) 15:03:38.13 ID:igYmlxKB0
憂「お姉ちゃん……。キスしないって約束破らない?」

唯「今はしないよ。だけどね、いつか兄弟でもお別れの日が来るの」

唯「こうやって毎日、憂と過ごすのは本当に楽しい。掛け替えない一時だと思うよ」

唯「それでも、私もいつかは結婚すると思うし、憂とはずっと一緒にはいられない」

唯「だからね、その時までは憂とずーっと一緒にいるよ」

唯「いつか別れが来るかもしれないけど、私たちは仲良し姉妹」

唯「離れ離れになっても心は一緒。永遠に二人は仲良し姉妹」

唯「それは憂も分かるよね」

憂「うん……」

82: 2010/08/10(火) 15:08:57.67 ID:igYmlxKB0
憂「ねえ、お姉ちゃん」

唯「うん?憂も言いたいことあったら気兼ねなくいってね」

憂「お別れの日までずっと一緒だよ」

唯「もちろんだよ」

憂「おっOいのことはもういいの?」

唯「うん、やっぱり憂のほうがだいじだもん」

憂「おねえちゃあああああん」

唯「おやおや憂ちゃんってこんな泣き虫だったかな」

憂「おねえちゃああああん」


いつかは来るであろう別れの日、その事についてしっかりと向き合えた初めての日だった
そして、姉妹の絆の強さを再確認した日だった

83: 2010/08/10(火) 15:11:57.70 ID:igYmlxKB0
───1週間後

「あのー、付き合ってもらえませんか?」

「君いくつなの?」

「15です」

「いいよー、どこかいこっか。どこか行きたいところある?」

「どこでもいいですよ」

89: 2010/08/10(火) 15:25:46.84 ID:igYmlxKB0
今日はカラオケ行っておしまいだった……

この前もボーリング行っておしまい、その前もお茶のんでおしまい

付き合うって難しいな……



近頃、一人でフラフラしている男性をとびっきりの美少女が付き合ってと誘い
ボーリングで高得点を叩き出し圧倒し、カラオケでプロ顔負けの美声を披露する、という噂が流れている

90: 2010/08/10(火) 15:34:35.76 ID:igYmlxKB0
証言者A
見た目は美少女なんすけど、なんつっていいんすかね、すごすぎてこっちが尻込みしちゃうんすよ
カラオケいったんすけどね、90点台後半乱発、マジありえねーし、次歌える雰囲気じゃねーし

証言者B
突然話しかけられておkしたんですよ。そしてどこか行く?と聞いたら、どこでもというんで、とりあずサテンでもいこかって話になったんです
とりあえず、日常の話題に振って話してたんですよ。そこからなぜか経済の話に発展しましてね
しかも細かいことまでよく知っていて、私の知識じゃとても相手できなくて、うなづくのがいっぱいっぱいでしたね

証言者C
かるーいノリと可愛い笑顔にころっと落とされて、二つ返事で付き合って
近くにボーリング場あるし、しめた!いっちょ俺の実力を見せてやろうと思い、はりきったんですよ
それが運の尽きでした。あの子はハウスボールで250越え、大恥かいてきましたわ

92: 2010/08/10(火) 15:43:38.12 ID:igYmlxKB0
唯「近所にさー、たまに凄い美少女がでるんだってー」

憂「えー聞いたこと無いよ。なにそれ?」

唯「噂なんだけどね、大きめの帽子を深々と被った女の子なんだけど」

憂「うんうん、それから」

唯「とっても可愛い女の子でね、男の人に付き合ってと言うみたいなの」

憂「へ~、変わってるねその人」

唯「変なのはそこだけじゃないみたいなの。頭よくて運動神経も抜群」

唯「噂によると、ホームランバカスカ打ったり、法学部の学生を言い負かしたこともあるんだって」

93: 2010/08/10(火) 15:52:38.70 ID:igYmlxKB0
唯「そんな頭が良くてかわいい女の子がなんでそんなことするのかなーって不思議なの」

憂「うーん、暇つぶしかなぁ?」

唯「暇つぶしなのかな、暇つぶしで遊んでるだけなのに有名になるっておかしくない?」

憂「おかしいかもしれないけど、かわいい女の子だからじゃないかな?」

唯「かわいい女の子だからか~。それで沢山の男の人をタジタジにして遊んでるってこと?」

憂「そうだと思う~。あんまり褒められた遊び方じゃないと思う」

唯「そうだよね~。でも一度あってみたいなとも思うよ~」

憂「うんうん、楽しいかも知れないね~」

94: 2010/08/10(火) 15:58:36.91 ID:igYmlxKB0
憂(なんだか、まずいことになってる……)

憂(近所で行動するのはやめよう)

憂(うん……それじゃどうしようか……)

憂(近くに共学の学校があるし、そこの人にこえかけてみようかな……)

憂(夏休みだし、いつなら話せるかな、部活が終わる夕方頃にいけば会えるかな)

95: 2010/08/10(火) 16:09:26.99 ID:igYmlxKB0
──────翌日夕方

憂達の通う学校から一番近くにある共学の学校の校門に憂は立っていた

憂(よし、図書館で見たPerfect恋愛マニュアルで予行演習はばっちり)

憂(恋文も用意したし、あとは部活終わって誰かが出てくるのを待つだけ……)

憂(あっきた……一人で歩いてるし丁度いい)

憂「あのー、あの」

普通の男子高校生「何か用ですか?」

憂「付き合ってください」

普通の男子高校生「え、急すぎてよくわからないんだけど……」

憂「あの、ずっと好きでした」

普通の男子高校生「気持ちは嬉しいよ。でも、彼女がいるんだ。ごめんなさい」

96: 2010/08/10(火) 16:21:38.25 ID:igYmlxKB0
憂「そうですか、お時間取らせてごめんなさい」

憂(うん、次がある次。Perfect恋愛マニュアルにもくじけちゃだめって書いてあった)

憂(次はいっぱいきた、坊主だし野球部の人かな?次こそは)

憂「つきあってください!」

野球部ABCDEは呆然として立ちつくしている

野球部A「どいつをご指名かな?」

憂(誰でもいいです。付き合ってください)

野球部C「誰でもいいってどういうこと?」

憂「言葉の通りだれでもいいんです」

野球部ABCDEは混乱してる

憂「あの、駄目ですか?」

野球部A「よくわからないけど、誰でもいいとか言われても困るよ。俺たち疲れてるから帰るわ」

野球部ABCDEはその場から去っていった

憂「どうしてだろう……何がいけなかったのかなぁ」


憂の猛攻はこの後も続いたが、警戒されて誰一人付き合ってくれなかった

100: 2010/08/10(火) 16:30:30.80 ID:igYmlxKB0
こんな奇妙なことをしてたら、すぐ噂が立つ
携帯電であらゆる方向に話は拡散し
やがて、唯の元にもその噂はたどり着く

唯「昨日部活行ったときに話してたんだけどね~」

憂「うんうん」

唯「前にすごい美少女がでるって噂の話したよね」

唯「私たちの学校の近所の学校に出たらしいの」

唯「でね、誰彼かまわず付き合ってっていってるらしいの」

憂「そうなんだ~」

101: 2010/08/10(火) 16:36:31.60 ID:igYmlxKB0
唯「ここまではこの前と似た様な感じだけど、ここでその美少女について新情報」

唯「その子は帽子を取るとどうやらポニーテールらしい」

唯「お淑やかな感じで、茶色がかった髪で、ポニーテール」

唯「ちょうどね、憂みたいな感じだね。憂……みたいな……?」

唯「憂……そんなことないよね、これはただ似ているだけだよね」

唯「うちの憂に限ってそんなことないない、あるわけなーい」

唯「だ…よね……」

103: 2010/08/10(火) 16:46:15.20 ID:igYmlxKB0
憂「ごめんなさい、お姉ちゃんに嘘つけないや……」

憂「この前の噂も、今回の噂も、きっと私のこと」

唯「冗談だよね、憂……。憂にこんなことする理由がないよね」

憂「お姉ちゃんの希望を叶えたかったの……」

唯「もしかしておっOいのこと……?」

憂「うん……考えてたの」

唯「もうそんなこといいのに……」

唯「この前の部活の時に、キスでおっOいでるって言ったらみんなに笑われたよ」

唯「それで、どうやったらおっOいでるか、あずにゃんが真っ赤な顔して教えてくれた……」

唯「私が勘違いしてたばかりにとんでも無い事いってんだって、ようやくその時分かった」

105: 2010/08/10(火) 16:51:50.05 ID:igYmlxKB0
唯「どうすればおっOいでるか正しい理解ができたから……」

唯「憂が今回なにしようとしていたか分かる……」

唯「噂だと皆断られたりしてるって話が多いけど、そういうことはしてないんだよね?」

憂「してない……してないよ、お姉ちゃん」

唯は返事を聞くと、泣きながら憂に抱きついた
つよく、つよく、憂を守るように

108: 2010/08/10(火) 17:00:45.76 ID:igYmlxKB0
唯「もうだめだよ、こんなことしちゃ」

唯「幸い、憂いかもしれないと思ったのは私だけ」

唯「噂って放っておけば尾ヒレがついて元の話と違った方向へ流れるから」

唯「美少女の特徴も色んな話がでてきて、自然とあやふやなものになるし」

唯「きっと、時間が経てば忘れ去られていくよ……」

唯「だから、今からは昔の憂にもどって、いつも通り過ごそう」

憂「お姉ちゃん……ありがとう……」


憂「あのね、お姉ちゃん。こんな時におっOいの話なんだけど……」

憂「今までしようとしてきた方法と違う方法で出すことが可能かもしれないの」

110: 2010/08/10(火) 17:09:01.82 ID:igYmlxKB0
唯「どういうこと?そんなことができるの?」

憂「今までの方法は男性ありきの方法でしょ」

憂「それとは違ってね、私とお姉ちゃんでもできるの」

唯「ごめんね、憂。全然わからないよ~」

唯「簡単に説明してくれる?」

111: 2010/08/10(火) 17:17:15.84 ID:igYmlxKB0
憂「おっOいをね、授乳と同じ刺激を継続的に与え続けると出るようになるんだって」

憂「個人差があるから、出る人と出ない人がいるから万人向けというわけじゃないの」

憂「すぐには出るようにはならないかもだけど、挑戦してみる……?」

唯「なんでそれを早く行ってくれなかったの……」

憂「私も最近しったから、びっくりしてるの」

唯「そっか、やってみ……よっか」

112: 2010/08/10(火) 17:27:28.88 ID:igYmlxKB0
憂「どうする……?お姉ちゃんと私、どっちが出るようにするの?」

唯「自分のを飲むのは大変そうだから、憂のがいいかな」

憂「うん、わかったよ。いいよ、お姉ちゃん……」

憂は後ろに手を回し下着を外し、ゆっくりと上着をめくった

憂(姉妹だけど、やっぱりはずかしい……)

唯「憂のおっOい綺麗……いただきます……」

唯(柔らかい……、舌先をはねる憂の頭頂部が舌をくすぐる……)

憂「んっ」

唯「大丈夫?痛かったらいってね」

憂「大丈夫……続けて」

憂(頭がボーッとする……もっと触ってほしい、もっと吸ってほしい……)

119: 2010/08/10(火) 18:16:47.63 ID:igYmlxKB0
────────2ヶ月後

憂(ちょっと胸がはるなぁ……効果がでてきたのかな)

コンコン、憂の部屋を叩く音がする、と思った瞬間にはドアは開いてた

唯「う~い~今日もしよっか、上着めくるよ」

憂「いつも楽しそうだねお姉ちゃん」

唯「そうだよ、いつおっOいでるかと思って楽しみなんだ~えへへ~」

憂「今日も、お願いします」

唯「まかせて憂、きっとおっOいでるようになるから」

唯「きっと、練乳もでるようになるよ」

憂「お姉ちゃん……出ないよ……」


あっ…………

120: 2010/08/10(火) 18:23:43.53 ID:igYmlxKB0
それは二人にとって予想外の出来事だった

唯「憂……かもしれない……」

憂「どうしたのお姉ちゃん?」

唯「憂、服…脱がしてくれる」

憂「うん…わかったよ」

122: 2010/08/10(火) 18:33:55.27 ID:igYmlxKB0
唯「もしかしら、かもしれない……」

憂「お姉ちゃん……飲んでみていい?」

唯「うん、憂ならいいよ」


唯「よくわからないけど、出てよかったよ~」

憂「おめとう、お姉ちゃん。さっそく味を確かめてみて」

憂は指先で唯のおっOいをすくい取ると唯の口先にまで運んだ
唯はその滴を舌先で器用に舐めとった

唯「この味だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



────────おわり─────────

123: 2010/08/10(火) 18:42:43.00 ID:RTnHsdJh0
終わった…だと?

125: 2010/08/10(火) 18:47:15.35 ID:nl9WgSHQ0
病んでる憂ばっかりだったから良かった

引用: 憂「お姉ちゃん……出ないよ……」