14: 2010/08/13(金) 18:13:53.60 ID:x2DOCjOgO
紬「あら?梓ちゃんも?」カサカサ

梓「ムギ先輩もですか!」カサカサ

紬「ええ。私ゴキブリになってそこら辺の石鹸に食べるのが夢だったの」カサカサ

梓「はあ……」カサカサ

唯「ゴキにゃーん」ダキッ、カサカサ

梓「ああ!唯先輩まで!?ていうかゴキブリになってまで抱き着かないでください潰れます!」カサカサ

唯「もうゴキにゃんったらー照れなくていいよ」カサカサ

梓「ていうかそれどころじゃないですよ」
けいおん!Shuffle 3巻 (まんがタイムKRコミックス)

15: 2010/08/13(金) 18:22:31.88 ID:x2DOCjOgO
梓「ところでここはどこですかね?」カサカサ

紬「どうも棚の裏側みたい」カサカサ

唯「あははすごく汚いね」カサカサ

梓「すごいホコリです。でもゴキブリだから平気ですけど」カサカサ

紬「それにしても少し眠いわね」カサ…

唯「言われてみると私も眠いかも」カサ…

梓「ああ、ゴキブリは夜行性ですからね」カサカサカサカサ

唯「ゴキにゃん詳しいね」カサ…

梓「常識ですよ。ていうかゴキにゃんはやめてください」カサカサカサカサカサカサ

唯「…………」スヤスヤ

紬「唯ちゃん寝ちゃったわね」カサ…

梓「ムギ先輩も眠そうですね」カサカサカサカサ

紬「うん、私も寝ていい?」カサ…

梓「どうぞ」カサカサカサカサ

16: 2010/08/13(金) 18:32:35.17 ID:x2DOCjOgO
紬「スヤスヤ」

唯「スヤスヤ」

梓「……」

梓「なぜか私だけ目が冴えている」カサカサ

梓「眠れない……」カサカサ

梓「ムギ先輩も唯先輩もよく寝てるなー」カサカサ

梓「…………んん?」カサカサ

梓「唯先輩ヨダレ垂らしてる……かわいい……」カサカサ

梓「ちょっとだけキスしてもいいかな……?」カサカサ

梓「いいよね」カサカサカサカサ

梓「いいよね!?」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

17: 2010/08/13(金) 18:39:19.26 ID:x2DOCjOgO
梓(あ……唯先輩に私今トキメイテイル)

唯「スヤスヤ……」ヨダレだらー

梓「はあはあはあ……」カサカサカサカサ

梓「唯先輩……」カサカサカサカサ

梓「一回くらいなら、エOチしていいですよね?」カサカサカサカサカサカサカサカサ

梓「はあ……はあ……」カサカサ


18: 2010/08/13(金) 18:44:54.29 ID:x2DOCjOgO
梓「唯先輩のお尻……」カサカサカサカサ

唯「……」スヤスヤ

梓「はあ……はあはあはあ」カサカサ

梓「もういいや合体しちゃおう!」

紬「待ちなさい梓ちゃん!」カサ!

梓「む、ムギ先輩、いつのまに起きてたんですか?」

紬「百合の臭いを感じたのよ。それでさっき目覚めたの」カサカサっ

梓「なるほど……」

紬「唯ちゃんとエOチしたいんでしょ」カサカサ

梓「はい!ゴキブリになったらなんだか急に性欲が湧いてきて……」カサカサ…

紬「気持ちは解るわ」カサカサっ

紬「でも雌の意思も尊重しなきゃダメよ?」カサカサ

梓「は、はい」カサカサ!

20: 2010/08/13(金) 18:49:57.43 ID:x2DOCjOgO
紬「唯ちゃん起きて」カサカサ

唯「うーん、まだ寝たりないよー」カサ…

紬「ケーキあるわよ」

唯「どこどこ!?」カサカサカサカサカサカサ!

紬「嘘よ」カサカサ

唯「そんなー」ぶーカサカサ

紬「それより梓ちゃんの話を聞いてあげて」

唯「ゴキにゃんどうしたのー?」

梓「は、はい、その……」カサカサ

梓「私とせ、せ、してください!」カサカサカサカサ!

唯「ほえ?」カサカサ?

22: 2010/08/13(金) 18:54:52.79 ID:x2DOCjOgO
唯「……交尾のこと?」カサカサ

梓「はい、そうです」カサ

唯「私たち女どうしだよ?」

梓「い、いえそれがさっき気づいたんですが……」カサカサ…

唯「うん?何に?」カサカサ

梓「私、オスのゴキブリみたいです」カサカサ

唯「ええええぇえ↑?」カサカサカサカサ

紬「本当よ、唯ちゃん。梓ちゃん、唯ちゃんが無意識に出してるフェロモンにやられちゃったみたい」カサカサ

梓「み、見てください……私の……」カサカサカサカサ

唯「うわ……おっきなおいなりさんだね」カサカサ

梓「はい」テレテレ カサカサ

23: 2010/08/13(金) 18:59:23.68 ID:x2DOCjOgO
梓「唯先輩がフェロモン出すから私、こんな風になっちゃいました……」カサカサ…

唯「ゴキにゃん……」カサカサ

紬「唯ちゃん、梓ちゃんの性欲を抑える方法はただ一つよ」カサカサ

唯「だね」カサカサカサカサ!

梓「唯先輩お願いします」カサカサ

ぷすー

梓「きゃっ……/// 何か出ちゃいました///」カサカサ///

唯「オナラ?」

24: 2010/08/13(金) 19:04:09.75 ID:x2DOCjOgO
紬「違うわ唯ちゃん。あれはエOチしてくださいってお願いしてるのよ」カサカサ

唯「な、なんと」カサカサ!?

梓「そ、そうです!だ、だから恥ずかしくないもんっ!///」カサカサテレテレ

唯(ゴキにゃんかわいい……///)

梓「さ、さあ私としてください!」カサカサ!

ぷすー ぷすー ぷすー

唯「よし、わかったよ!あずにゃん!レッツ!」カサカサカサカサ

紬「じゃあ私はお暇するわね」カサカサー

25: 2010/08/13(金) 19:10:39.62 ID:x2DOCjOgO
梓「ゆ、唯先輩い、行きますよ……?///」カサカサテレテレ

唯「優しくしてね、ゴキにゃん」カサカサ

梓「は、入ります」

唯「どうぞー」


29: 2010/08/13(金) 19:34:48.55 ID:x2DOCjOgO
あれから一ヶ月が経ちました。カサカサ

私と唯先輩とムギ先輩は部室で相変わらず細々と生活しています。カサカサ

そういえばここ一ヶ月、澪先輩と律先輩の姿が見当たりません。カサカサ

二人は今、何をしているのでしょうか。カサカサ

少しだけ気になります。カサカサ


唯「ゴキにゃん……餌のかつおぶしだよ!」カサカサ

梓「おお!私たちゴキブリの大好物ですね!」カサカサカサカサ

紬「でもどうしてこんなものが?」カサカサ

唯「さあ?」カサカサ

30: 2010/08/13(金) 19:37:30.30 ID:x2DOCjOgO
梓「澪先輩と律先輩は元気にやってるんですかね?」むしゃむしゃカサカサ

唯「どうなんだろうね?」むしゃむしゃカサカサ


紬「唯ちゃーん、梓ちゃーん、大変よ!」カサカサカサカサ

唯「どうしたの?ムギちゃん?」

紬「こっちに来て!」カサカサ



31: 2010/08/13(金) 19:42:15.32 ID:x2DOCjOgO
澪「」

律「」

唯「あぁ……澪ちゃんゴキブリにりっちゃんゴキブリが……」カサカサ

梓「た、倒れてますね、裏側に」カサカサ

紬「まだ息はあるみたいね」カサカサ

唯「よし、かつおぶしだよ」カサカサ

律「」ピクッ

澪「」ピクッ

唯「おお!反応した!」カサカサ

紬「さあさあかつおぶしをお食べ」カサカサ

律「う、うーん……」カサカサ

澪「こ、ここはどこだ?」カサカサ

32: 2010/08/13(金) 19:47:50.48 ID:x2DOCjOgO
唯「大丈夫、りっちゃん、澪ちゃん」カサカサ

律「うはっ!?唯!?なんだその姿は!?つうか皆もゴキブリになってる!?」カサカサ

澪「ぎゃあああああああ、律もゴキブリにいぃ!?」カサカサカサカサ

梓「澪先輩もです」カサカサ

澪「」バタンキュー

律「お、おい澪!みおー!」カサカサ

紬「自分がゴキブリになったからショックを受けたのね」カサカサ

唯「澪ちゃんかわいそうに……」カサカサ

梓「そんなにショック受けなくても」カサカサ


33: 2010/08/13(金) 19:53:10.48 ID:x2DOCjOgO
それから私たちは一旦住家である棚の裏へ澪先輩を運びました。カサカサ

律先輩は意外と順応するのが早く、さっそく私たち(ゴキブリ)の大好物であるかつおぶしを頬張りました。

一方澪先輩は。


澪「ぅうー」シクシク カサカサ

唯「澪ちゃん……泣かないで」カサカサ

紬「そうよ澪ちゃん。ゴキブリにはゴキブリのいいところがあるわ」カサカサ

澪「そ、そんなごどい゛だっでえ゛~」シクシク カサカサ

梓「困ったものですね」カサカサ

紬「そうね」カサカサ

律「かつおぶしうめー」カサカサ

35: 2010/08/13(金) 19:58:53.40 ID:x2DOCjOgO
澪「も゛う゛や゛だ氏゛に゛だい゛」シクシク カサカサ

唯「澪ちゃん!」カサカサ!

澪「ひぃっ!」カサカサ

唯「たしかに私たちは醜いゴキブリになっちゃったよ」カサカサ

唯「でもゴキブリだって生きてる!私たちはゴキブリだけど精一杯生きてる」カサカサ!

唯「それは人間だってゴキブリだって一緒だよ!」カサカサ

唯「ゴキブリになったことを恥だと思う必要ないよ!」

澪「ゆ゛い……」カサカサ

唯「澪ちゃん!」カサカサ

澪「ゆい~!」カサカサカサカサ

紬「素敵な話ね」カサカサ

梓「ええ。不覚にも触覚が……」カサカサ

36: 2010/08/13(金) 20:06:26.22 ID:x2DOCjOgO
澪「ありがとう唯。私は危うく生物としての大切な何かを失うところだったよ」カサカサ

唯「澪ちゃん、やっと笑ってくれたね」カサカサ

唯「やっぱり澪ちゃんは笑ってるほうが素敵だよ」カサカサ

澪「ば、馬鹿……///」カサカサ


梓「ところで澪先輩と律先輩は、どうして部室のドアの前で倒れてたんですか?」

律「ああ、そういやまだ説明していなかったな」カサカサ

澪「うぅー、思い出したくない……」カサカサ

律「いいよ、私から説明するから」カサカサ

紬「いったいなにがあったの?」カサカサ

律「実は私たちはさわちゃんに……」カサカサ

37: 2010/08/13(金) 20:12:29.42 ID:x2DOCjOgO
以下回想

律「ああ、ゴキブリになったな……」

澪「」シクシク

律「泣くなよ。私まで泣きたくなる」カサカサ

澪「ううぅ……氏にたい……」シクシク

律「そう言うなよ。私まで氏にたくなる」カサカサ

律「つうかここはどこだ?」


さわ子「きゃ、ぎゃああああああ、Gが……Gが現れたわっ!」

律「!? 私と澪のことか!?」カサカサカサカサカサカサ

さわ子「私の机の上に乗るとは………許さああああんっ!」

律「なっ!? 丸めた新聞紙だと!?」カサカサ

澪「」シクシク カサカサ

律「澪! 逃げるぞ!」カサカサカサカサ

39: 2010/08/13(金) 20:17:02.47 ID:x2DOCjOgO
律「ぴょーん」カサカサ

澪「ううぅ……ぴょーん」カサカサ

律「さすがゴキブリ、簡単に逃げられるぞ!」カサカサ

澪「うぅ……嬉しくない……」カサカサ

さわ子「待ちなさいゴキブリー!」

どしゃっ!

律「うわあ!?いきなり新聞紙をたたき付けるとは!」カサカサ

澪「やだー氏にたくないー!」カサカサ

律「隙間に隠れるぞ、澪!」カサカサ

澪「う、う゛ん゛……」カサカサ


40: 2010/08/13(金) 20:22:05.53 ID:x2DOCjOgO
さわ子「あああああ!どこいったー!?Gいぃ!?」

べしっ べしっ べしっ

律「うわ、こわっ」カサカサ

澪「せんせええい……私たちが私たちだって……」シクシク

澪「ぎづいでぐれ゛なびいえ゛え゛えーん」カサカサカサカサ

律「泣くな泣くな。なんとかして生き残ろうぜ澪」カサカサ

律「このまま物陰に隠れてりゃバレないよ」カサカサ

さわ子「どこだああああ!?」

律「な?さわちゃん、早くも私ら見失ってるしさ」カサカサ

澪「……ぅん」カサカサ


さわ子「はあ……はあはあはあ……仕方ないわね……ゴキジェット使うしかないわね」

律「え?」

41: 2010/08/13(金) 20:26:34.19 ID:x2DOCjOgO
プシュー プシュー プシュー

さわ子「おらおらおら!覚悟しなさい!」

律「や、やべー……ごほっごほっ……澪、逃げるぞ!」カサ…カサ

澪「ぐふっ……律、まってええぇ……」カサカサ
カサカサ

律「とにかく職員室から退散!!」カサカサ

さわ子「うははははははははは」

42: 2010/08/13(金) 20:33:21.36 ID:x2DOCjOgO
回想終了

律「というわけなんだ」カサカサ

澪「私も律もゴキジェットのダメージで部室までは辿りついたが、そこで力つきた」カサカサ

唯「澪ちゃん、りっちゃん……」カサカサ

律「あの時のさわちゃんはマジで私と澪をヤる気だったんだ」カサカサ

律「でもまあ結果的に助かったし、唯たちとも再開できたしよかったよ」カサカサ

澪「そうだな」カサカサ

紬「これからもよろしくね、澪ちゃん、りっちゃん」カサカサ

梓「私からも」カサカサ

澪「触覚でしか握手できないけど……これからもヨロシク///」カサカサ

唯「私たちは今日から放課ゴキゴキタイムだね!」カサカサ

澪「いい名前だな!」カサカサ

43: 2010/08/13(金) 20:35:10.91 ID:x2DOCjOgO
飯食ってくるわ

53: 2010/08/13(金) 21:23:56.00 ID:x2DOCjOgO
それから一週間。

私たち放課ゴキゴキタイムはゴキブリとしてそれなりに楽しくワイワイやってきました。

しかし、私たち嫌われもののゴキブリはまたもや命を狙われるのでした。

そう。山中さわ子先生によって。

私たちゴキブリとさわ子先生との闘いが始まりました。

56: 2010/08/13(金) 21:30:30.88 ID:x2DOCjOgO
唯「ぁあん……あずにゃん…………ぁふっ……はげしいいぃっ……!」カサカサ

ぐにゅぐにゅ ぐにゅぐにゅ

梓「はあ……はあはあ……唯先輩のアソコ……んふっ……す、すごいっ……!」カサカサ

唯「あ、あずにゃん……んんっ……ぁああん!…………出してぇ……精子ぃ……!」カサカサ

梓「は、はいっ……いきますよ…………!」カサカサ


律「激しいなアイツら」カサカサ

澪「……///」カサカサ

澪(ていうか長すぎ///)

梓「ぁああん……い、いくぅ……出します……出しますよ唯先輩!」カサカサカサカサ

唯「いいいぃっ……来てえぇ…………!」

紬「大変よ!唯ちゃん、梓ちゃん!」


梓「あ……!」カサカサ ドクドクドクドク

唯「あああああああんっ!」びくびく カサカサ

59: 2010/08/13(金) 21:35:34.78 ID:x2DOCjOgO
律「どうしたムギ?」カサカサ

紬「それが……」


さわ子「はい、じゃあ軽音部も無くなったことだし、部室を綺麗にしましょう」

姫子「唯たちどこ行ったんだろうね、本当に」

いちご「…………メンドクサイ」

和「まあさっさと終わらしましょう……はあ、唯、みんな……」

佐々木「秋山さん……」


澪「なっ……!? 私たちの神聖な部室を掃除するだと!?」

律「汚いからこそ私らが今日まで生き残ってきたというのに……!」

61: 2010/08/13(金) 21:41:45.13 ID:x2DOCjOgO
さわ子「さあ!徹底的に掃除するわよ!ここからGの目撃情報がたくさんきてるからね」

一同「はーい」


紬「とにかく部室から脱出よ!」カサカサ

唯「ぁん……ゴキにゃんすごい……いっぱい出てる…………」カサカサ びくん びくん

梓カ「唯先輩……!」カサカサ ドクドク

律「ゴキブリってそういや精子すごい量出すんだったな」カサカサ

澪「そんなこと言ってる場合か!」カサカサ

紬「私が二人を背負ってくわ!」カサカサ

唯「ゴキにゃぁん……」びくびく

梓「唯先ぱぁい……」ドクドク

63: 2010/08/13(金) 21:48:55.89 ID:x2DOCjOgO
律澪「退散完了!」カサカサカサカサ

律「ムギは?」カサカサ

澪「あ、あんなとこに……!」カサカサ


紬「二人とも……まだ、なの?」カサ、カサ、カサ、カサ

唯「ぁああん……」びくん びくん

梓「ぁぁぁ……」ドク、ドク


律「アイツら……」カサカサ

澪「あ、気づかれた」カサカサ


いちご「……!」

紬「し、しまったわ!」カサ、カサ

さわ子「さあさあ、じゃんじゃん掃除よ!土屋さんも!ほらほら!」


紬(ダメだわ……やられる!)

64: 2010/08/13(金) 21:55:47.57 ID:x2DOCjOgO
いちご「…………」テクテク

紬(こ、殺されるちゃう……!)

唯「ぁん……ゴキにゃん……」びくんびくん

梓「はあはあはあ」ドクドク

いちご「……早く行きなよ。先生に見えないようにしてあげるから」

紬「!!」カサ!

紬(ふ、不覚……この子がこんないい人だったなんて……)

紬「ありがとう」カサカサカサカサ

いちご「? 今声聞こえた?」

姫子「おーい、掃除さぼんないでよー」

いちご「……うん」


澪「なんとか助かったみたいだな」カサカサ

律「ああ、てっきりいちごだったら真っ先にゴキブリ頃すと思ったけど、意外だったな」カサカサ

66: 2010/08/13(金) 22:00:52.05 ID:x2DOCjOgO
一時間後

さわ子「みんなご苦労様!」

一同「お疲れ様でーす」

さわ子「お礼にジュース奢るわよ」

一同「わーい」


唯「ぁん……」びくん

梓「ふぅ……」ぴゅっ


紬「なんとか見つからずにすんだわね」カサカサ

律「危機一髪だったな」カサカサ

澪「でも部屋が異様に綺麗だな」カサカサ

68: 2010/08/13(金) 22:08:01.47 ID:x2DOCjOgO
ここからでした。私たちのゴキブリライフが一気に苦しいものになったのは。カサカサ

音楽準備室は戸締まりが徹底され 、掃除当番まで決められました。カサカサ

毎日昼と夕方に掃除され、休日までも清掃係が掃除していくのです。カサカサ

その結果、私たちの大好きなかつおぶしや髪やホコリがなかなか手に入らなくなりました。カサカサ

ただ私たちがゴキブリのおかげで、二週間、飲まず食わずでも耐えられました。カサカサ

まあゴキブリじゃなければそもそもこんな目には合わないわけですが。カサカサ

ああ、最近はクーラーまで使われるようになりました。カサカサ

ゴキブリには辛いです。カサカサ

70: 2010/08/13(金) 22:14:17.07 ID:x2DOCjOgO
唯「お腹すいたよ……」カサ…

梓「私もです」カサ…

律「梓に同じく……」カサ…

澪「うん……こんなことなら人間のうちに体重なんて気にせずたくさん食べればよかったよ……」カサ…

紬「人間っていい生活してるのね……」カサ…


ガチャリ

さわ子「さてと、買ってきたこれを部室に置いときましょっと……ククク」

ガチャリ

梓「いったいなんでしょうね」カサ…

律「もしかして食べ物か……?」カサ…

73: 2010/08/13(金) 22:21:37.64 ID:x2DOCjOgO
唯「食べ物かな食べ物かな食べ物かな食べ物かな?」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

澪「落ち着けよ」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

紬「罠かもしれないわ」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

梓「じゅるり」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

律「やばい腹がやばい腹がやばい」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

唯「行くしかないよね?」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

澪「み、見るだけなら」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

紬「そうね見るだけなら」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカ

梓「ええ注意深く行きましょ」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

律「行くぞ」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカ

77: 2010/08/13(金) 22:26:08.21 ID:x2DOCjOgO
今振り返ると私たちは浅はかでした。

非常に浅はかでした。

しかし、二週間絶食って人間時代には考えられないですよ。

少しでも希望があるなら私たちはすがらずにはいられなかったのです。

一縷の望みにかけたのです。

そこが地獄だとも知らずに。


そう。私たちは地獄に自ら踏み込んだのです。

ゴキブリホイホイという名の。

78: 2010/08/13(金) 22:31:56.50 ID:x2DOCjOgO
律「あの家のようなものからいい臭いが……」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

梓「はあはあはあ……もう行きましょよ我慢できません」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

紬「ええ……ええ」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

澪「ああ……あああああああ」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカ

唯「放課ゴキゴキタイム出撃ー!」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

一同「おー!」カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ


カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

カサカサ…………カサ、

唯「あれれ?」

79: 2010/08/13(金) 22:35:31.89 ID:x2DOCjOgO
梓「ま、まさかこれが噂の……」

澪「ゴキブリホイホイ!」

律「ち、ちくしょーうごけねえ……!」

紬「私たちの力じゃこのネバネバはどうしようもないわ!」

唯「うわああああああんカサカサできないよ~」


私たちは身動きがとれないままその日、一日を終えたのでした。

80: 2010/08/13(金) 22:40:57.78 ID:x2DOCjOgO
律「はら、へったな………」

澪「…………うん」

紬「………………」

梓「ぐすん…………」

唯「ギー太、憂、和ちゃん……」


私たちはもう限界でした。

遠いうちに氏ぬのだろうなと私は氏を覚悟しました。

先輩方も口には出しませんでしたが、たぶん同じことを考えていたと思います。

しかし、唯先輩が意外なことを言いました。

81: 2010/08/13(金) 22:43:17.08 ID:x2DOCjOgO
唯「私の頭……食べていいよ」









一同「え?マジ?」

82: 2010/08/13(金) 22:45:19.73 ID:x2DOCjOgO
ムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャム
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85: 2010/08/13(金) 22:51:23.94 ID:x2DOCjOgO
私たちは泣きながら夢中で唯先輩の頭を食べました。

飢餓感に苛まれた私たちは我を忘れてしまったのです。

歯で食いちぎって咀嚼して飲み込んで私たちは唯先輩の頭が無くなるまで喰らい続けました。

唯先輩の頭一個では空腹は満たされませんでしたが、私たちは何とか正気を取り戻したのです。


そしてその後私たちを襲ったのは空腹以上の罪悪感でした。


律「ゆ、唯……?」

唯「私の頭おいしかった?」

澪「う、うぅ……うわあああああああああああああああああ」

紬「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

梓「ひっく……ううぅ…………」

87: 2010/08/13(金) 22:57:43.86 ID:x2DOCjOgO
ゴキブリはすごいです。

頭が無くてもある程度生きられるようです。

もっとも頭の無くなってしまった状態では、栄養摂取もできません。

どちらにしろ氏ぬのは確定なのです。

でも氏ぬのは唯先輩だけではありません。

どうせ私たちも氏ぬのです。


唯「大丈夫。みんなは氏なせないよ」

諦めかけた私たちに唯先輩は言いました。


気がつくと唯先輩はネバネバの沼に卵を植え付けていました。

88: 2010/08/13(金) 23:02:33.74 ID:x2DOCjOgO
唯「私が皆を助けるよ」

律「もうやめろ!唯!」

紬「唯ちゃん!これ以上唯ちゃんに犠牲になってほしくないの!」

澪「いいんだ、唯……お前が頭をくれた……それだけで十分だよ……」

梓「…………唯先輩」


唯「まだだよ。まだ諦めちゃだめだよ……」

唯「それに犠牲になるのは私だけじゃない……」

梓「ま、まさか…………」


唯先輩が落とした卵がどんどん孵化していかました。

小さくてかわいらしい赤ちゃんがどんどん産まれました。

89: 2010/08/13(金) 23:08:25.14 ID:x2DOCjOgO
唯「ごめんねあずにゃん……せっかく赤ちゃん産んだのに……」

梓「唯先輩……」ポロポロ

律「こ、これは……」

澪「赤ちゃんたちが……」

紬「道を作ってくれてる…………」


産まれた赤ちゃんたちはすぐに沼にはまってしまいます。

しかし、赤ちゃんたちは別の産まれた赤ちゃんの上に乗って、また沼にはまってしまいます。

そしてまた産まれた赤ちゃんが別の赤ちゃんに乗って……

気づいたら赤ちゃんたちによって出口までの道ができていました。

91: 2010/08/13(金) 23:14:32.98 ID:x2DOCjOgO
唯「あずにゃん……みんな、早く行って……」

澪「そ、そんな……唯を見捨てるなんて……」

律「できるわけないだろ!」

唯「えへへ……ありがとう、りっちゃん、澪ちゃん。でもね……」

紬「唯ちゃん……もうそれ以上……言わないで……」

唯「ごめんね、ムギちゃん……」

梓「…………」

唯「あずにゃん……」

梓「唯先輩……」

梓「…………ありがとうございます……!」

唯「ふふ、えらいね、あずにゃんはきちんとお礼が言えて……」

梓「ぅ……うぅ……ぐすっ…………」

唯「さあ、皆早く行って!さわちゃんが来る前に!」

92: 2010/08/13(金) 23:18:36.96 ID:x2DOCjOgO
律「唯……ありがとな!」カサカサ

澪「唯!私、唯のこと絶対に忘れないから!」カサカサ

紬「唯ちゃん……今まで……本当にありがとう!」カサカサ



唯「あずにゃんも行かないと……」

梓「…………」

唯「あずにゃんならわかってくれるよね?」

梓「…………はい。ここで私が唯先輩と残ったら……唯先輩の犠牲が無駄になりますから」

唯「うん……」

94: 2010/08/13(金) 23:24:22.41 ID:x2DOCjOgO
梓「…………」

唯「あずにゃん……」

梓「分かってます!分かってますよ……!」

唯「うん、あずにゃんなら大丈夫だよ」

梓「ぅう…………ぐすっ……じゃあ私も行きますっ」

唯「お墓立ててね」

梓「……バカっ」

唯「あずにゃん……さあお行き」

梓「その前に……あなたの子供を一人頂いていきます。唯先輩と……私の子供を……」

唯「……ありがとうあずにゃん」

最後に、私は唯先輩を抱きしめました。

顔がなかったから解らなかったけど、おそらく唯先輩は最後まで笑顔だったんだと思います。

唯「いってらっしゃい、あずにゃん」

梓「行ってきます!」

カサカサカサカサカサカサカサカサ

96: 2010/08/13(金) 23:31:54.28 ID:x2DOCjOgO
あれから一年。

私はゴキブリとして生きています。
唯先輩が産んでくれた赤ん坊とともに。

あれ以来、先輩方とは会っていません。でも別に構いません。
あの人たちなら頑張って生きてくれていると信じられますから。

生活はとても大変です。人間の頃の私が今の私を見たらなんて言うのか。

色んな家を住家にして、気が向いたらどこか違う場所へ行って。
ゴキブリでありながら猫のように気ままな生活を今は送っています。


98: 2010/08/13(金) 23:37:29.50 ID:x2DOCjOgO
最後に私からの質問です。

あなたはゴキブリを見たらどうしますか?

頃しますか?

逃げますか?

誰かに助けを呼びますか?

私も人間の頃はゴキブリが嫌いでした。嫌いで嫌いでしかたがなかったです。
でも、ゴキブリになった今だからこそ言えるのです。

ゴキブリだって必氏で生きているということ。

私たちゴキブリにも友達がいて、大切な人がいて、愛があって、人生があるということ。

ゴキブリを見かけたら、新聞を丸める前に私たちのことをほんの少しでいいので、考えてください。
そして耳を傾けてください。

ほら聞こえるでしょう?


――カサカサカサカサ



おわり

100: 2010/08/13(金) 23:39:27.57 ID:SpJGv0om0


初めてゴキブリの視点で考えたわw

102: 2010/08/13(金) 23:42:32.93 ID:x2DOCjOgO
書いてたら気持ち悪くなったので寝ます
ありがとうございました

カサカサ

104: 2010/08/13(金) 23:46:25.62 ID:a7dV7kA40

106: 2010/08/14(土) 00:04:30.78 ID:Gr+lm0PNO
え?これマジキチだよね?
違うの?感動系とかじゃないでしょ?

引用: 梓「えっ?…あたしゴキブリになってる…」